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礼装作成ルール
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●礼装とは
礼装とは一品物のマジックアイテムで、個人専用の武装のことだ。
何かを再現した紛い物ではなく、目的や理念のために一から製作される。
伝承などの力は借りず、使用者自身の理念を具現化した武装だと言える。
誰にでも使いこなせるわけではないが、使いこなせば大きな助けになるだろう。
●作成手順:ベースの選択
まずマジックアイテムの中から、ベースとなるアイテムを選択する。
基本的なデータは、ベースとなったアイテムを参照すること。
この時、既に所有しているマジックアイテムを選択することはできない。
新たにお金を支払って購入すること。
同時に礼装の作成費用として、200万円を支払うこと。
●作成手順:データの修正
ベースが武器なら【物理攻撃力】、または【魔法攻撃力】に+6する。
防具、または装身具の場合、【物理防御力】、または【魔法防御力】に+6する。
どちらを上昇させるかは、自由に選択すること。
●作成手順:効果の決定
自身が取得しているパッシブ以外の
・「ダメージ軽減効果を持つスキル」
・「HP回復効果を持つスキル」
・「ダメージを与えるスキル」
の中から、任意のスキルをひとつ選ぶこと。
指定した種類によって礼装の効果として以下のスキルを強化するパッシブ効果を追加する。
なお、これらの効果は重複しない。
- ダメージ軽減効果を持つスキル:[さらにダメージを1D軽減する]
- HP回復効果を持つスキル:[さらにHPを2D回復させる]
- ダメージを与えるスキル:[その攻撃のダメージに+3Dする]
●作成手順:礼装効果の決定
作成者専用の効果として、礼装効果を以下の一覧から決定する。
使用回数が記載されていない礼装効果は、全て1シナリオに1回しか使用できない。
また、1シナリオに使用できる礼装効果は1種類のみである。
■堕ちた誇り
攻撃と同時に使用する。
その攻撃で与えるダメージに+[【ML】×2+8]点する。
この効果の使用時、コストとして【LP】を1点消費する。
目的のためならば、手段を選ばないという意思を具現化したもの。
■デモンベイン
セットアップで使用する。
視界内の任意のキャラクター1体を指定する。
そのラウンド中、あなたが指定した対象に与えるダメージに+【ML+5】点する。
このダメージは、他のスキルによるダメージ計算が終わった後、実ダメージの計算前に加算する。
討つべき敵を倒すという意思を具現化したもの。
■運命支配
自身が行う判定の直前に使用する。
その判定を強制的に自動成功にする。
運命を自ら切り開き、支配する意思を具現化したもの。
■我が王道
メジャーアクションで使用する。
自身の【ML】に+10する。
どんな苦難も乗り越える意思を具現化したもの。
■この身を盾に
ダメージロールの直後にスキルとして使用する。
行われた攻撃のダメージを、全て自分に集める。
ダメージ算出は[カバー]と同様の処理を、人数倍して行う。
その結果、自身の【HP】が0になった場合、ラウンド中戦闘不能を解除できない。
自己犠牲の精神を具現化したもの。
■命の鎖
セットアップで使用する。
【HP】を回復するスキルの効果に+【ML+10】点する。
この効果は2ラウンドの間持続する。
命を繋ぎ留める意思を具現化したもの。
■英雄伝説
ダメージロールの直後に使用する。
そのダメージをあなたの【ML+5】点の範囲で増減する。
その後、増減した値と同じ数値の【HP】を失う。
1シナリオに2回まで使用できる。
華々しい活躍を望む意思を具現化したもの。
■護法聖人
攻撃が宣言された時に使用する。
そのプロセス中に行われる攻撃のダメージを【ML+10】点減少する。
1シナリオに2回まで使用できる。
人を守護する信心を具現化したもの。
■死中生還
HPが0になった時に使用する。
HPを1に変更し、[戦闘不能]にならない。
どんな手を使ってでも生き延びる願望を具現化したもの。
■蜘蛛の糸
自身以外の対象が[戦闘不能]になった時に使用する。
対象の[戦闘不能]を解除し、HPを1回復させる。
希望を与える意思を具現化したもの。
最終更新:2020年06月06日 14:36