トゥーン・ドッジG.A.M

トゥーン・ドッジG.A.M(TDGAM)




概要

 とあるアバターが原案を持ち込み、『ブルーコード』で爆発的に流行した熱いスポーツ。
 5人1組のチームでコートの中をエリアによって指定されるトゥーンライドで縦横無尽に駆け回り、チームカラーの特殊なインクを魔法に乗せ
 エリア内を彩色することで陣地の奪い合いをするゲーム。より多くの陣地を彩色した方の勝利となる。
 トゥーンライドからロストした者は一定時間のペナルティと自陣に戻される。
 またインクが一定以上直接プレイヤーに命中することで一時的にトゥーンライドとウェポンが停止するという、
 陣取り以外にもシューティング要素がある。

 ウェポンはインクを放射出来る形状であれば良く、銃型、スプレー型など様々な形状のものがある。
 乗り物であるトゥーンライドもまたエリアによって指定された形状であればよく、厳しく決められた規格の中
 色々なウェポンやトゥーンライドがTD用に開発されており、それを専門に排出するブランドも『ブルーコード』内には複数存在する。

 スポーツホール『Toooon』ではさかんにTDの試合が開催されており、
 あらゆる地形、様々なルール、十人十色なウェポンとトゥーンライドで今日も『ブルーコード』はカラフルな熱狂に包まれている。





『Toooon』レジェンドプレイヤー


スポーツホール『Toooon』ではさかんにTDの試合が開催されており、
中には大会常連の選手・チームも存在する。『ブルーコード』内での
知名度、貢献度が高い選手を以下に記載する。

選手名 来歴 電脳内性別 電脳内種族 二つ名 年齢 大会優勝経験回数 スタイル概要 現在





トゥーンドッジ公式ルール重要部分

 ・エリア内をトゥーンインクによってどちらがより彩色したかを判定する。
  ・なお、彩色判定及び得点については後述のトゥーンエリア方式を用いる。
 ・1ゲーム20分の試合を3回行い、各ゲーム終了時に彩色判定を行う。各ゲームにおいて獲得した得点の合計が大きかったチームを勝者とする。1ゲーム終了ごとに10分の休憩時間を与える。
 ・チームメンバーとして、スターティングメンバー5名と補欠0~3名を事前申請しておくこと。各ゲーム前後のメンバーチェンジは認めるが、申請されていないメンバーが参加することは認められない。
 ・使用するウェポンとトゥーンライドについては事前申請しておくこと。各ゲーム前後の装備変更は認めるが、申請されていない装備品の装備は認められない。
 ・トゥーンドッジにて用いられるインク、トゥーンライド、ウェポン、防具などについては、下記規格を満たすものとする。
  ・(色々ズラズラと書かれている。意訳すると『許されるのはこんぐらいの大きさまでで許される出力はこんぐらいまで、人を傷つけるトゲとか付けんな!』)

トゥーンエリア

 トゥーンドッジはエリア内を彩色することで陣地の奪い合いをするゲームである。
 しかし、使用するエリアやルールは試合によって大きく変わり、海上や空中、果ては街中までも彩色エリアとする。
 試合のルールも彩色による陣地の奪い合いという基本は抑えたまま多種多様なものが存在しており、
 試合によって千変万化に変わるエリアやルールに上手く適応したトゥーンライドとウェポンを使いこなすことが
 優れたトゥーンドッジプレイヤーの証左と『ブルーコード』では認識されている。
 最も一般的なルールは『ナワバリファイト』と呼ばれており、自陣と敵陣以外ではスタジアム内を3×3のマスに分け、各マス内で敵味方どちらがより彩色したかを判定する。
 それぞれのマスに得点が定められており、合計得点が高かった方の勝利となる。


◎:中央。最も獲得得点が高い。大抵激戦区になる。
◯:四辺。二番目に獲得得点が高い。重要地点となることが多い。
■:四隅。最も得点ポイントが少ない。

+ その他代表的なルール
『ヤグラライド』
 エリア中央に配置される『ヤグラ』と呼ばれる小型のトゥーンライドをどちらがより相手の陣地に近く押し込めたかを競うルール。
 『ヤグラ』を操作するには当然自身のトゥーンライドから乗り移らねばならず、『ヤグラ』の操縦中に撃墜判定を食らうと通常撃墜時と同じように即座に自陣に戻されてしまう。
 このルールの要となるのは『ヤグラ』の操縦権を如何に確保するかであり、『ヤグラ』の操縦により一時的に生まれる人数不利を如何に切り抜けるかが勝負の焦点となる。

『トリトンブラスト』
 通常トゥーンドッジのウェポンは自由度がある中でも規格が厳密に定められており明確に突出した性能のウェポンは存在しない。
 しかし、このルールでは双方のチームに一本ずつ『トリトンブラスト』と呼ばれるスペシャルウェポンが配給され
 このスペシャルウェポンを持った『トリトンライダー』を相手陣地の所定のポジションに到達させることが目的となる。
 スペシャルウェポン『トリトンブラスト』は彩色性能が通常のウェポンより遥かに優れている他、射程も長く、少時間のチャージの後に放たれるチャージショットは当たればプレイヤーを一撃で撃墜できるなど
 あらゆる側面で通常のウェポンより性能がスペシャルとなっているが、デメリットとして『トリトンブラスト』を所持しているプレイヤーは常に相手チームに位置が知らされてしまう。
 動く陣地ともいえる『トリトンライダー』を守り合うのがこのルールの肝となるだろう。

トゥーン・ボール(別名:必殺球)


 魔力を溜めたトゥーン・インクとエリアが魔力反応を起こし、球状に丸まったトゥーン・インクの塊。
 ウェポンに込めて放つことで、通常の放射より強力な一撃を放つことが出来る。
 トゥーン・ボールが生成されるにはエリアに定着してから基本的に2~10分の時間が必要であり、基本自陣側の四隅で生成されたのを用いることになる。


トゥーンインク

 バリエル探求会の魔技士が考案した、トゥーンドッジにて用いられる特殊なインク。
 ある程度の弾力性と粘着性を併せ持つ半固体状の物質であり、水で簡単に球体状に纏めることが出来る。

 特筆すべきは魔力伝導率と吸収率であり、魔力制御が不慣れな人であっても爆発的な速度で乗り物を動かすことが出来る。
 また転移能力もあり、インクを付けたトゥーンライドをロストした時、持ち主を自陣へと戻すことができる。
 なお、トゥーンインクには制約がかけられており、上記の能力はゲームプレイヤーがそれぞれ『トゥーンドッジを行う』という宣言を行わなければ発動しない。

 トゥーンライドとトゥーンドッジ用のウェポン、そしてトゥーンインクの各魔法特許はブラント財閥とバリエル探求会がそれぞれ所持している。
 細部のチェーンは無許可で行うことが出来るものの、トゥーンインクの制約について解析を行うのは重罪と定められている。

+ Tips トゥーンインクの誕生経緯
 バリエル探求会「スゴイの作ったよ!! 見て見て! 魔力をちょっと込めれば猛スピードで走れるし
         誰でもモノを動かすことが出来る液体なんだ! しかも散らばってもすぐに纏められるし安価で作れる!!」
 ランデル機構「この転移技術、おまけみたいに付けてるけどヤバくない?
        召喚術の亜種だし悪用したら誘拐とかし放題じゃん」
 バリエル探求会「確かにそうかも」
 フェクス大蔵院「はい封印指定」
 ブラント財閥「閃いた、無茶苦茶制約かければ有効活用できるんじゃね?」

 そうしてトゥーンドッジの主幹であるトゥーンインクはできたのであった。


トゥーンライド

 トゥーンドッジに用いる乗り物であるトゥーンライドについては大会の規格を遵守しているならば、ある程度の自由性が認められている。
 しかし、『地上』、『水上』、『空中』の三つに区分されるエリアによって使用できるトゥーンライドの形式は定められている。
 また、エリア特徴により求められる技術から乗りこなす難易度は『ローラースケート型』、『水上バイク型』、『箒型』の順に高くなると言われている。

ローラースケート型

 『地上』に区分されるエリアで使用が許可されているトゥーンライド。
 段差や障害物が多くなりやすい『地上』エリアにおいて『加速度』と『操作性』のどちらを優先させるかは
 著名なトゥーンドッジプレイヤーの間でも意見が分かれており、人によってカスタムは様々。
 『地上』用であるためプレイヤーによるジャンプまでは認められているが、飛翔に当たる機能をつけることは禁止されている。

水上バイク型

 『水上』に区分されるエリアで使用が許可されているトゥーンライド。
 段差や障害物の比較的少ない『水上』エリアにおいて『加速度』は絶対的な物差しであると捉えられており
 多少の『操作性』を犠牲に圧倒的な『加速度』を求めるプレイヤーも多い。
 『水上』用であるためプレイヤーによるジャンプまでは認められているが、飛翔に当たる機能をつけることは禁止されている。

箒型

 『空中』に区分されるエリアで使用が許可されているトゥーンライド。
 高低差を含めた三次元機動が求められる『空中』エリアにおいて『加速度』と『操作性』はどちらも重要であり
 他二つと違い魔力制御によって操縦するため、カスタム自体は最も少ない型であると言われている。
 『空中』用であるため接地することは認められておらず、エリア底面にプレイヤーの体が触れた時即座にロスト扱いになるようになっている。


ウェポン概要


ウェポンについては大会の規格を遵守しているならば、ある程度の自由性が認められている。
そのためにウェポンの種別についてキッチリとした定義は無かったが、有名トゥーンドッジプレイヤーの研究本をもとにして以下のように大別されるようになった。

型種別 軽さ 射程 塗り 対人 生存
ワンドガン型 B B B B C
ローラー型 D D A B C
ライフル型 C A B C B
シールドガン型 D C C B A
トラップ型 C C B B C
コンバット型 A D D C B
ナックル型 A D D D B

ワンド・ガン型

 中距離からの塗りを得意とする、トゥーンドッジウェポンの基本にして原点。
 猛スピードで動く箒の制御が必要なトゥーンドッジでは、トゥーンライドを制御する片手を空かせるというのは大きなメリットとなっている。
 放射距離及び範囲も悪くなく、総じて初心者向きのウェポンである。

ローラー型

 近距離からの一斉彩色を得意とする、両手で制御が必要なウェポン。
 熟練者のローラー型はバシバシと鮮やかに塗り潰していくため、憧れてローラー型から始める人は多いが
 彩色時にトゥーンライドを制御できずに別の型へと移る人も少なくない。見た目に反して玄人向けのウェポンである。


ライフル型

 遠距離からの彩色射撃を得意とする、両手で制御が必要なウェポン。
 自身の地点から射撃対象までの道を塗り潰すため、見た目に反して塗り範囲が大きい。
 インクに魔力をチャージする必要はあるものの割と初心者向きのウェポンとなっている。


シールドガン型

 ウェポンに当たっても当人には当たったことにならないというルールを利用して、
 ウェポン自体を規格限界まで平べったくした防御型ウェポン。
 規格に遵守するため彩色を行う機工は取ってつけレベルなことが多く、横や後ろからの攻撃を防ぐことはできない。
 ローラー型と同じく玄人向けのウェポンとなっている。


トラップ型

 自分の手から離れて彩色を行う装置を設置する特殊ウェポン。
 トラップの仕様は設計者に委ねられるが、試合内ずっと放置彩色できるといった機工は規格違反となる。
 総じて使用者と設計者のセンスが問われるウェポンである。


コンバット型

 軽量化に努めた、近距離の片手ウェポン。
 トゥーンライドを制御するには向いているものの、肝心の塗り性能が犠牲になっている不遇なウェポンである。
 ただ変態的な箒の軌道でインクを避け、一撃を差し込む変態はたまに居たりする。


ナックル型

 対象に素手で直接インクを塗りたくって彩色するタイプ。
 お前は好きに生きろ。

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最終更新:2020年08月01日 17:47