悪徳2シティルール

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#contents ---- *概要 ----  これは技能の使用と悪徳の街2の舞台であることを前提にした特殊ルールである。  GMはこのルールを使用する際、専用の準備シートをコピーして  それを使用するといいだろう。 ◎シティルールの流れ  準備フェイズ→計画フェイズ→最終目標達成 ---- *エリア ---- 準備中 ---- *シティルールでの判定について ----  色彩シティルールでは、GMの設定する『TP』(ターゲットポイント)を収集する事が主となる。  『TP』には[情報値]と[探索値]が存在し、それぞれ[情報収集判定]と[探索判定]で入手ポイントを算出する。  これらの判定には、施設や技能等によって補正やボーナスが与えられる。 ◎情報ターゲットについて  シティルールにおいてGMが設定する目標のこと。  このページ内では通称として『ターゲット』と記載される。  通常、1つのシナリオで複数の情報ターゲットが発生するものとする。 ◎『TP』の入手  これらの値はそれぞれ前述の判定で入手し、判定の達成値によって入手できるポイントが変化する  基本的には以下の目標値が基準となる  ●例:基本的な『TP』を入手する判定の目標値  1点:達成値21以上  2点:達成値28以上  3点:達成値35以上   ◎妨害値nについて  これは、『TP』を入手する判定の難易度を加算するルールである。  この値が設定されている場合、『TP』を入手する為の達成値に、[入手TP×n]点が加算される。  例として、妨害値が3であれば、『TP』を入手する為の達成値は以下のようになる。  ●例:妨害値3で『TP』を入手する判定の目標値  1点:達成値24(21+3)  2点:達成値34(28+6)  3点:達成値46(35+9) ◎特筆施設  GMはシナリオ毎に特筆施設を設定できる。  特筆施設では『TP』を入手する判定に+2Dのボーナスが得られる。   ◎特筆技能  『TP』を入手する判定の際、エリア・施設毎に記された特筆技能を所持している場合、判定に+1Dのボーナスが得られる。。  このボーナスは一回の判定につき一つずつまで受ける事ができる。  エリアと施設の特筆技能が両方あれば+2Dだが、施設の特筆技能を複数持っていても+1Dということだ。 ◎同一施設ペナルティ  同じターゲットに挑戦中、同じ施設で判定を行う場合、その判定のダイスが[使用回数-1]D減少する。 ◎技能  シティルールでは判定の際に技能を二つまで使用を宣言する事ができる。  宣言した技能の合計CPに応じて、判定の達成値にボーナスを得る。  合計CPが14以下なら、達成値に+4する。  合計CPが15以上なら、達成値に+7する。 ◎チームワーク  待機または未行動のキャラクターが、他キャラクターの判定時に宣言することが出来る。  自身の行動を放棄する事で、対象の判定に+2Dする。  また、この時技能を一つ宣言する事ができ、宣言した場合さらに+1Dする。 ◎代替可能能力値  1シナリオに1回、『TP』を入手する判定の判定の代わりに、  施設毎に設定された能力値で判定を行う事ができる。  目標値は元々の判定と同一とする。 ◎クリティカル  『TP』を入手する判定がクリティカルした場合、判定の達成値にボーナスを得る。  通常通りダイス目を合計して達成値を算出した後、[6の目の数]Dの達成値を加算すること。 ◎GM裁定  技能を宣言した判定を行った場合。  GMは判定後に任意で-1~4Dの補正をかけることが出来る。  これは技能がロールに使われていなかった場合や  その場において、あまりにもそぐわない技能が使われた場合に使用すること。 ---- *準備フェイズ ----   ---- *計画フェイズ ---- #region(メモ) 以下メモ 情報値=情報収集判定 探索値=探索判定 妨害値n=難易度に応じて上記判定にマイナス補正 特筆ボーナス=技能、施設によるボーナス 代替可能能力値=施設によって設定される。情報収集判定や、探索判定の代わりに能力値判定を行える。シナリオ1回 ■情報値、探索値の入手 情報収集判定の達成値によって入手する 1点:達成値21以上 2点:達成値28以上 3点:達成値35以上 ■妨害値nについて 妨害値nは、情報値・探索値を入手する為の判定の難易度に[入手する「情報・探索値」×n]を加算する。 例として、妨害値が3であれば、 1点:目標値27(24+3) 2点:目標値38(32+6) 3点:目標値49(40+9) となる。 ■特筆技能、特筆施設 なんかかわる ■技能宣言 チームワーク時は+1Dに変更 #endregion #region(旧版) #contents ---- *概要 ----  これは技能の使用と魔境都市の舞台であることを前提にした特殊ルールである。  GMはこのルールを使用する際、専用の準備シートをコピーして  それを使用するといいだろう。 ◎シティルールの流れ  準備フェイズ→計画フェイズ→最終目標達成 ---- *エリア ---- &size(18){&bold(){[[魔境都市全域>魔境都市MAP]]}}  魔境都市全3エリア、治安の良いエリアも悪いエリアも含まれたもの。  ---- *シティルールでの判定について ----  シティルールではGMの指定した目標値及び成功度を元に判定することとなる。  目標値はその判定を行う際に設定される必要達成値。  成功度はその判定を何回成功させる必要があるのかを示している。  また、目標値は通常達成と大達成の二つが設定されることもある。  その場合、目標値に()がつき、達成時にその内部の数値分の成功度を得る。 ◎情報ターゲットについて  シティルールにおいてGMが設定する目標のこと  このページ内では通称として『ターゲット』と記載される。  通常、1つのシナリオで複数の情報ターゲットが発生するものとする。 ◎特筆施設について  ターゲットには特筆施設が設定されることがある。  そのエリアで行動する場合、判定に+6のボーナスが与えられる。  なお、GMは特筆エリアをマスクデータとしても構わない。 ◎同一施設での情報収集  同じターゲットに挑戦中、同じ施設で判定を行う場合、達成値が4減少する。  この減少は累積する。 ◎シティルールでの技能の使い方について  基本的には技能を宣言することは自由である。  技能を宣言した場合、合計消費CPが14以下であれば+4  消費CPが15以上であれば+6のボーナスがつけられる。  一度に宣言出来る技能は2つまでとする。 ◎チームワーク  待機、または未行動のキャラクターが  他キャラクターの判定時に宣言することが出来る。  自身の行動を放棄し、対象となるキャラクターのその判定に+2Dする。  また、同時に技能を1つまで宣言することが出来、その効果は+4で固定とする。  この技能によるボーナスによって、協力の効果は最大で+2D+4することが出来る。 ◎エリアごとの特筆技能について  エリアごとに特筆技能が存在する、その技能がPCの所持技能に当てはまる場合。  通常に加えて基本的に+1あるいは+2のボーナス補正がつけられる。  これは複数当てはまっても重複しないことに注意。  逆に、デメリットとなる技能を持っている場合は基本的に-2の補正がつけられる、こちらは重複する。 ◎判定代用について  特定エリアでは一部の判定を特定能力値による判定で代用することが可能です。  例えば『情報収集判定を筋力で代用可能』と書かれている場合、  情報収集判定のクエストにおいて、筋力判定で目標値へ挑戦することが出来ます。 例.情報収集/20(1)/28(2)/36(3)  →ランデル本部にて筋力判定、達成値28のため成功度2を獲得 ◎施設ごとの特筆技能について  施設ごとに特筆技能が存在する場合があり、その技能がPCの所持技能に当てはまる場合。  通常に加えて基本的に+2のボーナス補正がつけられる。  これは複数当てはまる場合は、より高いものが適用され、重複しない。  逆に、デメリットとなる技能を持っている場合は基本的に-2の補正がつけられる、こちらは重複する。 ◎クリティカルについて  判定がクリティカルした場合、  そのターゲットの判定における最大の成功度を獲得する。  例えば24(1)/32(2)/40(3)のターゲットだった場合は  40に到達していない場合でも成功度3を獲得することが出来る。 ◎GM裁定  技能を宣言した判定を行った場合。  GMは判定後に任意で-1~4Dの補正をかけることが出来る。  これは技能がロールに使われていなかった場合や  その場において、あまりにもそぐわない技能が使われた場合に使用すること。 ---- *準備フェイズ ----  このフェイズではGMはPLに対して最初の目標や  1ターンがどれぐらいの時間なのかを提示する。  なお、時間については基本的に1ターンにつき3時間とする。 ---- *計画フェイズ ----  シティルールを使用する卓では戦闘やイベント、ダンジョンハックなど 詳細なシーンの描写を必要としない限り、計画フェイズでセッションを進行させます。  計画フェイズでは、おおまかな時間の流れを管理するもので、 情報収集や調達など、時間のかかる行動を処理できる。  計画フェイズ中は1ターン3時間で時計を進めながら進行することになる。 ---- *1ターンの流れ ----  各ターンが始まった場合、プレイヤーは自分のキャラクターが  どこで、どのような行動をするかを決定することが出来る。  この時、GMが許可した地区以外に行くことは出来ない。  全員の行動が完了した場合、次のターンへと移る。 ◎1ターンの流れ  時間の確認→計画的行動→全員の行動後に次のターンへ ◎時間管理  各ターンが始まると、まずGMはそのターンが一日のうち、どの時間帯なのかを確認する。  時間の区分けは基本的に以下の通りである。 &bold(){大区分} 0~12時:午前 12~24(0)時:午後 &bold(){中区分} 3~9時:朝(6時間) 9~18時:昼(9時間) 18~3時:夜(9時間) &bold(){小区分} 0~3時:未明 3~6時:夜明け 6~9時:早朝 9~12時:昼前 12~15時:昼過ぎ 15~18時:夕方 18~21時:日暮れ 21~24(0)時:深夜 ◎1日の終了  GMは1日の開始時間及び終了時間を設定する。  その時間が来た場合、その日を終了し次の日へと移る。  何らかのイベントが発生した場合、GMは終了時間や開始時間を変更しても良い。  開始時間と終了時間を組み合わせることで、GMは1日の行動可能ターン数を設定すること。 ---- *計画的行動 ----  計画的行動とは、まとまった時間が必要な行動のことである。  基本的には計画フェイズにしか行うことは出来ない。  この計画的行動はメジャーアクションとして扱う。  また、計画的行動と組み合わせてマイナーアクションを行うことが出来る。  PCの行うことのできる計画的行動は下記の通りである。 **なにかについて調べる  ターゲットに設定された情報収集及び探索に挑戦し  情報を集めることが出来る。  この時、情報値と探索値を一定まで集めることで情報を得ることが出来る。 **イベントに挑戦する  GMの設定したイベントがある場合。  それに挑戦することが出来る。  例えば特定の施設で盗みを働いたり、特定の人物と会話をしたりである。  こういったイベントを、GMは自由に作成しPLに提案することが出来る。 **メジャースキルの使用  使用タイミングが【メジャー】となっているスキルを使用することができる。  この時、GMは【メジャー】以外のスキルの使用を許可しても構わない。  また、その他の行動と組み合わせてスキルを使用したいという申請があった場合。  それが妥当であれば許可をすること。 例.【クリアボヤンスによる罠探知】や【アンロックによる罠解除】 【シェイプシフト+情報収集(美形の技能相当としても良い)】【スナイピング+命中判定】等 **そのほかの行動  GMは、上記の4種類の行動のほかに、ルールで規定されていない行動を処理してもよい。  プレイヤーの側からGMに「こういう行動を行いたい」という風に提案してもよいし、  GMがシナリオ作成時に、そのシナリオ用の特殊行動として設定してもよい。  ただ、どちらにしろGM自身がそうした処理を行うことで、  ゲームがより面白くなると判断した場合に限り、そうした行動を採用すること。  上記以外の計画的行動は、あくまで例外的な処理である。  あるセッションにおいて、あるGMが特別な行動を認めたからといって、  それが別のセッションでも同じように行えるものではないことを明記しておく。 ---- *GMガイド ---- **判定基準値  ターゲットを作成する際、設定するのは【エリア】【目標値】【成功度】【特筆施設】の4つである。  それぞれ、次のような役割を持つ。 ・目標値  キャラクターが判定によって達成する目標値。  基本的には24(1)/32(2)/40(3)となる。  より試行回数を多くしたいのであれば24/32までにすること。  また、難易度を上下させたい場合は±4程度が望ましいだろう。 ・成功度  達成に必要な成功度を設定する。  基本的には最低値は3。  そこから難易度によって必要成功度を上昇させると良いだろう。  ただし、最大値は9までが望ましい、それ以上のターゲットを達成してもらいたい場合は  達成後に別のターゲットを発生させる方がいいだろう。  また、3/5/7のように記載し、その数値に到達するごとにイベントを発生させたり  最低成功が3、最大成功が7という形にするのもいいだろう。 ・特筆施設  そのターゲットに対して行動するに辺り、相応しいエリアを特筆施設として設定することが出来る。  これはいくつ設定してもいいものとする。  そのエリアで行動する際、達成値に+6の補正がかかる。  また、特筆施設をマスクデータとして設定することが出来る。  その場合は描写やNPCのセリフなどで、ヒントを与えるといいだろう。  場合によっては、特定の学区をまとめて特筆施設として設定してもいいだろう。  その場合は、対象学区内の施設全てが特筆施設として扱われるものとする。 **シティルール用GM準備シート具体例 目標【異界の情報を得る】 エリア:帯内市内 目標値:交渉/24(1)/32(2)/40(3)     情報収集/20(1)/28(2)/36(3) 成功度:3/5/7 特筆施設:湾岸警備隊詰所 BAR『ノンデル』 目標【行方不明者を探す】 エリア:魔境都市全域 目標値:探索/20(1)/28(2)/36(3)     情報収集/24(1)/32(2)/40(3) 成功度:3/5/7 特筆施設:五十鈴公園 魔導教練支部 不明 **シティルール用GM準備シート 目標【】 エリア: 目標値: 成功度: 特筆施設: #endregion
#contents ---- *概要 ----  これは技能の使用と悪徳の街2の舞台であることを前提にした特殊ルールである。  GMはこのルールを使用する際、専用の準備シートをコピーして  それを使用するといいだろう。 ◎シティルールの流れ  準備フェイズ→計画フェイズ→最終目標達成 ---- *エリア ---- |名称|治安|概説|詳細リンク| |管理区|良|街の富の集まる場所、高い建物ばかりで小人になったよう。&br()どこに行っても比較的マシな大楽軍がいる。|[[詳細ページ>管理区シティルール2]]| |居住区|悪|人が集まり眠る場所、起き出す場所。娯楽や人間の生活に必要な施設が揃う。&br()大楽軍の本部があるが、彼らはむしろ治安を乱している。|[[詳細ページ>居住区シティルール2]]| |工業区|普|労働者の集まる場所、工場や工房、企業の建物が多く存在する。&br()大楽軍や私兵を雇っている場所は治安がいいが、そうでないなら……|[[詳細ページ>工業区シティルール2]]| |農業区|最良|現在立ち入り禁止、エネルギーの生産施設や幻想種の住処。&br()そして何より食料の生産施設が揃っている。管理区と居住区の下に存在している、出入りに制限がある。|現在無し| |貧困区|最悪|貧民と流民が集まる場所、プレハブ小屋や、動物の小屋かと思うような建物ばかり。&br()環境も治安も最悪で、行き場の無い違法遣いや流民が不法に居座っている。|[[詳細ページ>貧困区シティルール2]]| ---- *シティルールでの判定について ----  色彩シティルールでは、GMの設定する『TP』(ターゲットポイント)を収集する事が主となる。  『TP』には&bold(){[情報値]}と&bold(){[探索値]}が存在し、それぞれ&bold(){[情報収集判定]}と&bold(){[探索判定]}で入手ポイントを算出する。  これらの判定には、施設や技能等によって補正やボーナスが与えられる。 ◎情報ターゲットについて  シティルールにおいてGMが設定する目標のこと。  このページ内では通称として『ターゲット』と記載される。  通常、1つのシナリオで複数の情報ターゲットが発生するものとする。 ◎『TP』の入手  これらの値はそれぞれ前述の判定で入手し、判定の達成値によって入手できるポイントが変化する  基本的には以下の目標値が基準となる  ●例:基本的な『TP』を入手する判定の&bold(){目標値}  1点:達成値&bold(){21}以上  2点:達成値&bold(){28}以上  3点:達成値&bold(){35}以上   ◎&bold(){妨害値n}について  これは、『TP』を入手する判定の難易度を加算するルールである。  この値が設定されている場合、&bold(){『TP』を入手する為の必要達成値に、[入手TP×n]点が加算}される。  例として、妨害値が3であれば、『TP』を入手する必要達成値は以下のようになる。  ●例:妨害値3で『TP』を入手する判定の必要達成値  1点:達成値24(21+3)  2点:達成値34(28+6)  3点:達成値44(35+9) ◎特筆施設  GMはシナリオ毎に特筆施設を設定できる。  特筆施設では『TP』を入手する判定に&bold(){+2D}のボーナスが得られる。   ◎特筆技能  『TP』を入手する判定の際、エリア・施設毎に記された特筆技能を所持している場合、判定に&bold(){+1D}のボーナスが得られる。  このボーナスは一回の判定につき一つずつまで受ける事ができる。  エリアと施設の特筆技能が両方あれば+2Dだが、施設の特筆技能を複数持っていても+1Dということだ。 ◎同一施設ペナルティ  同じターゲットに挑戦中、同じ施設で判定を行う場合、その判定のダイスが&bold(){[使用回数-1]D減少}する。 ◎技能  シティルールでは判定の際に技能を二つまで使用を宣言する事ができる。  宣言した技能の合計CPに応じて、判定の達成値にボーナスを得る。  合計CPが14以下なら、達成値に&bold(){+4}する。  合計CPが15以上なら、達成値に&bold(){+7}する。 ◎チームワーク  待機または未行動のキャラクターが、他キャラクターの判定時に宣言することが出来る。  自身の行動を放棄する事で、対象の判定に&bold(){+2D}する。  また、この時技能を一つ宣言する事ができ、宣言した場合さらに&bold(){+1D}する。 ◎代替可能能力値  1シナリオに1回、『TP』を入手する判定の判定の代わりに、  施設毎に設定された能力値で判定を行う事ができる。  目標値は元々の判定と同一とする。 ◎クリティカル  『TP』を入手する判定がクリティカルした場合、判定の達成値にボーナスを得る。  通常通りダイス目を合計して達成値を算出した後、&bold(){[6の目の数]Dの達成値を加算}すること。 ◎GM裁定  技能を宣言した判定を行った場合。  GMは判定後に任意で-1~4Dの補正をかけることが出来る。  これは技能がロールに使われていなかった場合や  その場において、あまりにもそぐわない技能が使われた場合に使用すること。 ---- *準備フェイズ ----  このフェイズではGMはPLに対して最初の目標や  1ターンがどれぐらいの時間なのかを提示する。  なお、時間については基本的に1ターンにつき3時間とする。 ---- *計画フェイズ ----  シティルールを使用する卓では戦闘やイベント、ダンジョンハックなど 詳細なシーンの描写を必要としない限り、計画フェイズでセッションを進行させます。  計画フェイズでは、おおまかな時間の流れを管理するもので、 情報収集や調達など、時間のかかる行動を処理できる。  計画フェイズ中は1ターン3時間で時計を進めながら進行することになる。 ---- *1ターンの流れ ----  各ターンが始まった場合、プレイヤーは自分のキャラクターが  どこで、どのような行動をするかを決定することが出来る。  この時、GMが許可した地区以外に行くことは出来ない。  全員の行動が完了した場合、次のターンへと移る。 ◎1ターンの流れ  時間の確認→計画的行動→全員の行動後に次のターンへ ◎時間管理  各ターンが始まると、まずGMはそのターンが一日のうち、どの時間帯なのかを確認する。  時間の区分けは基本的に以下の通りである。 &bold(){大区分} 0~12時:午前 12~24(0)時:午後 &bold(){中区分} 3~9時:朝(6時間) 9~18時:昼(9時間) 18~3時:夜(9時間) &bold(){小区分} 0~3時:未明 3~6時:夜明け 6~9時:早朝 9~12時:昼前 12~15時:昼過ぎ 15~18時:夕方 18~21時:日暮れ 21~24(0)時:深夜 ◎1日の終了  GMは1日の開始時間及び終了時間を設定する。  その時間が来た場合、その日を終了し次の日へと移る。  何らかのイベントが発生した場合、GMは終了時間や開始時間を変更しても良い。  開始時間と終了時間を組み合わせることで、GMは1日の行動可能ターン数を設定すること。 ---- *計画的行動 ----  計画的行動とは、まとまった時間が必要な行動のことである。  基本的には計画フェイズにしか行うことは出来ない。  この計画的行動はメジャーアクションとして扱う。  また、計画的行動と組み合わせてマイナーアクションを行うことが出来る。  PCの行うことのできる計画的行動は下記の通りである。 **なにかについて調べる  ターゲットに設定された情報収集及び探索に挑戦し  情報を集めることが出来る。  この時、情報値と探索値を一定まで集めることで情報を得ることが出来る。 **イベントに挑戦する  GMの設定したイベントがある場合。  それに挑戦することが出来る。  例えば特定の施設で盗みを働いたり、特定の人物と会話をしたりである。  こういったイベントを、GMは自由に作成しPLに提案することが出来る。 **メジャースキルの使用  使用タイミングが【メジャー】となっているスキルを使用することができる。  この時、GMは【メジャー】以外のスキルの使用を許可しても構わない。  また、その他の行動と組み合わせてスキルを使用したいという申請があった場合。  それが妥当であれば許可をすること。 例.【クリアボヤンスによる罠探知】や【アンロックによる罠解除】 【シェイプシフト+情報収集(美形の技能相当としても良い)】【スナイピング+命中判定】等 **そのほかの行動  GMは、上記の4種類の行動のほかに、ルールで規定されていない行動を処理してもよい。  プレイヤーの側からGMに「こういう行動を行いたい」という風に提案してもよいし、  GMがシナリオ作成時に、そのシナリオ用の特殊行動として設定してもよい。  ただ、どちらにしろGM自身がそうした処理を行うことで、  ゲームがより面白くなると判断した場合に限り、そうした行動を採用すること。  上記以外の計画的行動は、あくまで例外的な処理である。  あるセッションにおいて、あるGMが特別な行動を認めたからといって、  それが別のセッションでも同じように行えるものではないことを明記しておく。 ---- *GMガイド ---- **判定基準値  ターゲットを作成する際、設定するのは【エリア】【目標値】【妨害値】【特筆施設】の4つである。  それぞれ、次のような役割を持つ。 ・目標値  キャラクターが判定によって獲得する目標TPと、その種類を示す。  獲得する難易度は[24(1) / 28(2) / 35(3)]となる。  より試行回数を多くしたいのであれば妨害値を設定すること。 ・妨害値  『TP』を獲得する判定の目標値を上げる数字。  何者かの妨害がある場合や、調べるのが難しい情報の場合、この数値が上昇する。 ・特筆施設  そのターゲットに対して行動するに辺り、相応しいエリアを特筆施設として設定することが出来る。  これはいくつ設定してもいいものとする。  そのエリアで行動する際、達成値に+2Dの補正がかかる。  また、特筆施設をマスクデータとして設定することが出来る。  その場合は描写やNPCのセリフなどで、ヒントを与えるといいだろう。  場合によっては、特定の区をまとめて特筆施設として設定してもいいだろう。  その場合は、対象区内の施設全てが特筆施設として扱われるものとする。 **シティルール用GM準備シート具体例 目標:【異界の情報を得る】 エリア:貧困区 目標値:情報TP5 妨害値:1 特筆施設:倉庫窟 目標:【行方不明者を探す】 エリア:悪徳の街全域 目標値:情報TP3、探索TP3 妨害値:3 特筆施設:非公開(三箇所) **シティルール用GM準備シート 目標【】 エリア: 目標値: 妨害値: 特筆施設:

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