獅子頭

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いつからワンダラー病に罹患していた。8年前のあの日。雷音劇団が壊滅したあの日。 ワンダラー病への理解がなかったあの日。全てに、この時点では気付けない。     「寅頭。気でも狂ったのか。……貴様、交戦中に何を遊んでいる」 【真摯なる戦火】牛頭が静かに怒りを込める。背後よりの奇襲など想定できようもない。 寅頭の攻撃を受けた魚々頭は、お決まりの軽口も言えず刺された首を抑えていた。     交戦中の勢力、マビノギ学園の生徒達にもその光景はよほど奇妙だったのだろう。 ”この世に悪は栄えない!”戦闘の前口上の勇ましさとは裏腹に、場は硬直していた。 皮肉なことだった。混乱を起こすために活動した雷音劇団が混乱をさせられていた。   『あわれで可愛いトミーサム』『いろいろここまでご苦労さま』 『でも、ぼうけんはおしまいよ』『だってもうじき夢の中』 『さぁ――もっともっとみんなで遊びましょう?』   その場に現れた第三勢力に、誰もが確信した。これは……罠だったのだと。 人々の狂騒こそが楽団の奏でる曲。情熱と狂乱。慟哭と混迷。 そしてそこから生み出される数々の物語。それを奏でるのが雷音劇団の目的だった。 あるものは絶望の渦中に生まれる希望を願い、あるものは荒らした住居を散歩し、 あるものは家族を失った悲しみに人を同調させ、あるものは――――ただ単に混沌を愛した。 そんな奴が9人もいたものだから、プレイライトというのはどうしようもない阿呆だ。 本当に楽しかった。本当にバカなことをした。けれど違法使いになったことに後悔はない。 世界と異種並行世界との自由なる混沌の狂想曲(カプリッチョ)を求めよう。 次なる活動に向けて、此度の計画を提案をしたのは劇団の好一点。寅頭だった。 異種世界とガイアを繋ぐもの、即ちワームホール。それは現在座標すら確認できていない。 しかしマイナーホールが発生する場所の見当はついている。それがマビノギオン。 マイナーホールを発見し、ワームホールへと拡大させ固定できれば世界は大混乱に陥る。 今思い返しても穴だらけの計画だが、我々はそれを推した。理由などどうでもよかったのだ。 その先にどうしようもない無残な死が待ちうけようと、退屈よりはずっと良いと思うから。 ただ混乱を起こせさえすればそれがいいし、それがよかった。そう思い込んでいた。 現れたワンダラーは数人だけ。だが、簡単に言うのであれば……単純にレベルが違った。 始めに魚々頭をかばった鵡頭が一撃の元に倒され、魚々頭と共に捕縛された。 『おさかなさんに、おうむさん』『とってもかわいい、あいらしい』 『でも右と左で手はふたつ』『あまってしまうわ?どうしましょう』 鳥かごと金魚鉢へと二人を突っ込む。身体のサイズなどおかまいなしに仕舞われた。 大した抵抗も出来ず、仲間が捕まる姿はまるで夢をみているようだった。 『こういう時はおすそわけ?』『ニシンのパイじゃなければいいの!』 名案が浮かんだようにポンと手を叩いて、目を輝かせる。   『さぁ、あなたもあなたも愛してくれる』『きっと望んだ夢はここにある』 『わたしが、お友達が、愛してあげる。あなたが望んだものをあげる』 『もう、退屈(げんじつ)と闘わなくていい。夢みる世界が素敵でしょう』 透き通る声は行為とは裏腹に、ひどく安心を我々にもたらした。 ワンダラーは、まるで女神のような慈悲を携えて我々へ死刑宣告をした。 「ハッハッハッハァハハハハハ!!」「いやはや、これは参った」  「ハッハッハ。いやぁ~~~~~笑えん。実に笑えんよ」 「シリアスには退場願う。私の愛したコメディー達を返してもらうよ」   「寅頭に何をしたか。それを問う必要がまずはあるが」 「今の私に出来ることといえば、ただ斧を振るい状況を解決させることのみ」  「獣すら分け隔てなく愛する彼女を守る。彼女の深く哀しい愛をこれ以上傷つけさせはしない」 『素敵な信念を持つ貴方』『貴方に花冠を預けたいの』 『どうか王子が来るまで、私に連れ沿っていただけませんか?』 巳頭と山羊頭が杖を、斧を携えて後方に控えるワンダラーへと向かっていく。 実力差などわかりきってはいたのに、彼らは止まらなかった。 「グワハハハハ!!!!猪突猛進!!猪突猛進!!」 「どいつもこいつも俺が助けてやるぜ!」 「須らくひれ伏して崇め称えろよ、この俺を!!」 『まぁ今度はいのししさん』『やっぱり素敵な素敵な貴方達』 『貴方達が欲しかった』『貴女達が欲しかった』『けもの頭はプレゼント!』 「ふんふむ。いやぁうん。わかってはいたがやはり目的は私たちのようだねえ」 猪頭が首魁を速度で翻弄している間、冷静にリーダーの午頭がつぶやいた。 「牛頭。寅頭の抑えは頼める……あ もうやってんのね。はい」 「話しかけるな午頭、これほど昂らん戦は初めてだ。手違いで殺してしまいそうで危うい」 残った雷音劇団の誰しもが、自身がなすべき事柄へと既に注力していた。 巳頭と山羊頭は敵の友軍へと向かい、牛頭は暴走した寅頭を抑え、猪頭は首魁から時を稼ぐ。 私といえば望んだだけの混沌が目の前にありながら、混乱に精一杯で楽しむ余裕すらなかった。 「獅子頭。ほら。聞こえるかい?」 午頭が肩へと手を掛けてくれなければ、混迷へとそのまま溺れたきりだったろう。 「いいかい。長くは持たないと思う。うん、いや皆で精いっぱい頑張るけどもね?」 「キミは逃げなさい。魚々頭と鵡頭は難しいかもしんないけど、せめて寅頭だけは助けてみせる」 予想外の一言に開口一番に何故だ。と返答する。意味がわからなかった。 何故全滅前提の話ぶりなのか。全員で逃げる案はないのか。そもそも――どうして私なのか。 「見ての通りだよ。雷音劇団は敗北する」 「至高なる嗜好も、無欲なる大望も、謗嗤なる絶笑も、大いなる混沌も」 「惨禍なる旅行も、異形なる献身も、真摯なる戦火も。誰一人その"在り方"を守れていない」 「プレイライトとして、我々は既に敗北しているのサ」 言葉遊びや理念など、今はいい!どうしてだ。どうして私だけを逃すのだ! それにプレイライトとしても、雷音劇団としても我々の負けなど認められるものか! 私たちは友ではなかったのか。感情のままに、己が演じることも忘れて吐き出す。 「それはもちろん」 「キミが、劇団で一番年若い12歳のボウヤだからさ!」 そうして【希望なる忖度】は私へと希望を騙った。此方の望みなど、推しはかりもせずに。 「で、その~マビノギ学園の生徒諸君!ああえっとあっけに取られてるの承知だけどもさ!」 「ワンダラーの目的は我々のようでね。喰いとめるのは我々が行う。君達は逃げて増援を頼みたまえ」 緊張のこわばりが一瞬解ける。学生連中から安堵混じりの溜息が漏れたのを、私は聞き逃さなかった。 こちらの提案の裏を探る様子もなく、この混沌とした状況から逃げ出すきっかけを得て喜んでいた節すらある。 「その代わりといってはなんだがこのライオン頭の坊主を頼めないかな?」 「一緒に連れていってくれ。一時共闘といこうじゃないか。敵の敵は――」 「いいえ。」 空気が固まった。その場にいたプレイライトが、ワンダラーが、誰もが手を休めて彼女を見たと思う。 「悪は放置できません」 午頭も絶句していたし、提案を投げかけられた他の生徒は信じられない顔で返答した彼女を見つめた。 「そして。敵の敵は……敵です!」 「違法使いと共闘をすることはできません!」 我々との交戦前に述べた前口上と等しく、勇猛な言葉を掲げボウガンをこちらへと向ける。 あの時の彼女、[[マーブル・フエル=アストライア]]の美しさを表現する言葉を私は知らない。 あの混乱の渦中にあって、誰しもが在り方を違えた中にあって彼女だけが一切ブレなかった。 それはまるで激流の中でも流されない大木であり、&color(red){正義】という言葉そのものであった。 獅子頭の男は己が目指した混迷と狂騒の限界、そして敗北を知り……そして恋をしたのだ。 共闘ではなく雷音劇団の敗北を認め、投降する。増援を呼んで我々を助けてほしい。 あれほど認めたくなかった敗北を口にしたのは、目の前の彼女を失いたくない一心であったのかもしれない。 急ぎ、学園より応援を引き連れて現場へと戻る。もはやその場には誰ひとり生者は残されていなかった。 あったのは一つの骸。寅頭であった彼女の心臓部には小さなナイフが刺さっていた。午頭のものだった。 ”せめて寅頭だけは助けてみせる” ――そうか。そんな助け方しか、残っていなかったんだな午頭。 誰よりも希望をかたるお前がそんな助け方しか選べなかったのだな。あの時、本当はどれほど絶望していた? 寅頭から被り物をとる。涙を流した女性は、母を失ったあの日の哀しみに沈んだままだった。 山羊頭が支え、雷音劇団の活動で違法を行いながらなんとか壊れた心を癒していた彼女はいなかった。 とっくの昔に、ワンダラーに殺されていたのだ。プレイライトとしての彼女はもう既にいなかった。 許せなかった。役割は自分で決めるもので、強制されることはない。 物語の世界に入るのではなく、取り込まれる。プレイライトにとってそれがどれだけ屈辱なことか。 助け方は午頭が示した通りだ。わかっている。わかっているよ、友よ。 最後の雷音劇団として私は殺す。確実に殺す。残り7人。必ず、&ruby(ころして){助けて}見せる。 それが私という悪を一時でもすくい上げた貴方への罰であり、私という命が成せる、唯一の&color(red){正義}である。 #endregion ****二つ名 &sizex(7){恋慕} &sizex(7){[[マーブル・フエル=アストライア]]} *&bold(){&italic(){『野獣は美女に恋をするものだろう?』}}
*&ruby(シシトウ){獅子頭} |>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#e80610):SIZE(18):~プロフィール| |>|BGCOLOR(#c0c0c0):~種族|>|プレイライト|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~性別|>|男| |>|BGCOLOR(#c0c0c0):~年齢|>|20|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~学年|>|8年生| |>|BGCOLOR(#c0c0c0):~身長|>|173cm|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~体重|>|67kg| |>|BGCOLOR(#c0c0c0):~身分|>|優等生|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~所属寮|>|赤杖寮 (ブライトワンド)| |>|BGCOLOR(#c0c0c0):~プレイヤー名|>|>|>|>|>|炙り鮭| |>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#e80610):SIZE(18):~クラス構成| |BGCOLOR(#c0c0c0):~メイン|聖職者|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~サブ|妖精術士|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~エクストラ|背教者| |BGCOLOR(#c0c0c0):~追加サブ|-|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~追加サブ2|-|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~上級|妖精王| |BGCOLOR(#c0c0c0):~キャラクターシート|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(15):[[キャラクターシート>https://docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vToNUgfKMMsdVP98NNigLpya4ZJCTxsyJcZOxEZj4n6u66Tl6tM6ffOteOOF22nxKBai7Z9WeJDwTkf/pubhtml]]| |>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#e80610):SIZE(18):~ステータス| |BGCOLOR(#c0c0c0):~筋力|4|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~知力|4|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~器用|3| |BGCOLOR(#c0c0c0):~敏捷|5|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~感知|4|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~精神|4| |>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#e80610):SIZE(18):~イメージ| |>|>|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~イメージアイコン|>|>|>|ライオン(食肉目ネコ科ヒョウ属)&br()| |>|>|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~イメージ曲|>|>|>|[[恋するライオン/ CandyBox>https://www.youtube.com/watch?v=rHoH-P9F8_8]]| |>|>|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~イメージBGM|>|>|>|[[敬虔な恐れ/ 目黒将司>https://www.youtube.com/watch?v=y3eMjYAOjNo]]| |>|>|>|BGCOLOR(#c0c0c0):~キャラクターテーマ|>|>|>|恋| ****外見 ライオンの被りものをした紳士然とした男。元違法使い。 シルクハットとサングラスを身に付け、ワインをたしなむ。 所有する聖典はブックカバーのみが本物であり、中身は別の本。 ****性格 物語をこよなく愛しており、物語を積極的に紡ごうと働きかける。 また、成人した1人の男性を目指し、紳士に佇むことを指標とする マーブルを愛する以上、彼女が愛する学園を風紀を生徒を彼なりに愛している。 ****経歴 プレイライトの違法使い集団:雷(カミナリ)音劇団に所属。 狂騒こそ楽団の奏でる曲とし、ワームホールを開通させようと計画。 世界と異種並行世界の自由なる混沌の狂想曲(カプリッチョ)を求めた。 #region(雷音劇団メンバー)  1:&del(){猪頭(イトウ) /第1ヴァイオリン}   死亡 「至高なる嗜好」「飽食にして至福を求める大食漢」 2:&del(){寅頭(ツツトウ)/第2ヴァイオリン}   死亡 「無欲なる大望」「家族との絆を繰り返した逃走者」 3:&del(){巳頭(ミトウ)/フルート}   死亡 「謗嗤なる絶笑」「不条理な笑いを提供する狂言回し」 4:獅子頭(シシトウ)/指揮者 「大いなる混沌」「統制なき混迷を愛し愛された若人」 5:午頭(ゴトウ)/ピアノ/リーダー 「希望なる忖度」 6:&del(){鵡頭(ムトウ)/ハープ}   死亡 「惨禍なる旅行」「悲劇を見過ごし彷徨う傍観者」 7:&del(){魚々頭(ななとう)/チェロ}   死亡 「無謀なる道化」「全面でおどける御喋りな愚か者」 8:&del(){山羊頭(ヤギトウ)/ヴィオラ}   死亡 「異形なる献身」「獣すら分け隔てなく愛する少女を影ながら護る者」 9:牛頭(ギュウトウ)/コントラバス 「真摯なる戦火」 今日において獅子頭以外のメンバー全てがワンダラー病に罹患。 現在、元プレイライトのワンダラーと化している。 物語の世界を演じるのでなく、取り込まれた彼らは既にプレイライトとして敗北している。 獅子頭は己の手を介す・介さない関係なしに手段を選ばず、 積極的にワンダラーと化した彼らへの殺害に勤めている。残るは頭は2つ。 #endregion 紆余曲折を経て、自ら出頭。現在はゴーストのように以下を課せられる。 ・マビノギオン外へ出入りする事が出来ない。 ・マビノギオン上層部に管理される立場にある ・学業、労働における制限。(捕縛のち入学。現在8年生) #region(トゥーンドッジ)  [[マーブル>マーブル・フエル=アストライア]]が"正義感の権化"であった現役時代からTDを見続けてきた男。 彼女を知る過程でトゥーンドッジにも明るくなり、プレイこそしないものの解説と称して口出ししている。 赤杖寮の黄金時代を観察してきただけあり、口こそ悪いが解説は的を射ていることが多く、御意見番のようになっている。 実況の席や解説記事の傍ら、マーブルへの愛を公言まくるので二つ名がついた。 #endregion ****能力 聖職+妖精術士+背教者のサポート+妨害聖職。   セットアップにヘイストで行動値をUP、メジャーでサクラメント。 1ラウンドの間、対象の全てのコストを12減らす。 聖職の足りないスキルはプロトマジックで運んでくる。 情熱大陸やエルフグリモワールで火力支援も担当。雑に+48とかする。 再行動魔弾を撃つが、グランテピエ持った方がおそらく強いのがネック。 彼自身はかつてのように歯牙を使って戦わない。獅子は牙も爪もとうに捨てた。 雷音劇団は、ワンダラーに殺された。 いや。正確にはワンダラーに"成った" 私は彼らを必ず殺す。殺さねばならない それが元違法使いの私が抱く、只一つの"正義"だ #region(SS『そして獅子は恋に堕ちた』)  『&u(){咳をする母さん。アタシの腕で震え、温もりで凍える母さん}』 『&u(){いまに煉獄の焔が暖めようと、迎えを寄越すことだろう}』 『&u(){それはそれがそれはアタシは恐ろしい。貴女をもう失いたくない……}』     寅頭よ。君はいつから裏切っていた?いつからプレイライトをやめていた? いつからワンダラー病に罹患していた。8年前のあの日。雷音劇団が壊滅したあの日。 ワンダラー病への理解がなかったあの日。全てに、この時点では気付けない。     「寅頭。気でも狂ったのか。……貴様、交戦中に何を遊んでいる」 【真摯なる戦火】牛頭が静かに怒りを込める。背後よりの奇襲など想定できようもない。 寅頭の攻撃を受けた魚々頭は、お決まりの軽口も言えず刺された首を抑えていた。     交戦中の勢力、マビノギ学園の生徒達にもその光景はよほど奇妙だったのだろう。 &color(red){”この世に悪は栄えない!”}戦闘の前口上の勇ましさとは裏腹に、場は硬直していた。 皮肉なことだった。混乱を起こすために活動した雷音劇団が混乱をさせられていた。   『&u(){&italic(){あわれで可愛いトミーサム』『いろいろここまでご苦労さま}}』 『&u(){&italic(){でも、ぼうけんはおしまいよ』『だってもうじき夢の中}}』 『&u(){&italic(){さぁ――もっともっとみんなで遊びましょう?}}』   その場に現れた第三勢力に、誰もが確信した。これは……罠だったのだと。 人々の狂騒こそが楽団の奏でる曲。情熱と狂乱。慟哭と混迷。 そしてそこから生み出される数々の物語。それを奏でるのが雷音劇団の目的だった。 あるものは絶望の渦中に生まれる希望を願い、あるものは荒らした住居を散歩し、 あるものは家族を失った悲しみに人を同調させ、あるものは――――ただ単に混沌を愛した。 そんな奴が9人もいたものだから、プレイライトというのはどうしようもない阿呆だ。 本当に楽しかった。本当にバカなことをした。けれど違法使いになったことに後悔はない。 世界と異種並行世界との自由なる混沌の狂想曲(カプリッチョ)を求めよう。 次なる活動に向けて、此度の計画を提案をしたのは劇団の好一点。寅頭だった。 異種世界とガイアを繋ぐもの、即ちワームホール。それは現在座標すら確認できていない。 しかしマイナーホールが発生する場所の見当はついている。それがマビノギオン。 マイナーホールを発見し、ワームホールへと拡大させ固定できれば世界は大混乱に陥る。 今思い返しても穴だらけの計画だが、我々はそれを推した。理由などどうでもよかったのだ。 その先にどうしようもない無残な死が待ちうけようと、退屈よりはずっと良いと思うから。 ただ混乱を起こせさえすればそれがいいし、それがよかった。そう思い込んでいた。 現れたワンダラーは数人だけ。だが、簡単に言うのであれば……単純にレベルが違った。 始めに魚々頭をかばった鵡頭が一撃の元に倒され、魚々頭と共に捕縛された。 『&u(){&italic(){おさかなさんに、おうむさん』『とってもかわいい、あいらしい}}』 『&u(){&italic(){でも右と左で手はふたつ』『あまってしまうわ?どうしましょう}}』 鳥かごと金魚鉢へと二人を突っ込む。身体のサイズなどおかまいなしに仕舞われた。 大した抵抗も出来ず、仲間が捕まる姿はまるで夢をみているようだった。 『&u(){&italic(){こういう時はおすそわけ?』『ニシンのパイじゃなければいいの!}}』 名案が浮かんだようにポンと手を叩いて、目を輝かせる。 『&u(){&italic(){さぁ、あなたもあなたも愛してくれる』『きっと望んだ夢はここにある}}』 『&u(){&italic(){わたしが、お友達が、愛してあげる。あなたが望んだものをあげる}}』 『&u(){&italic(){もう、&ruby(現実){退屈}と闘わなくていい。夢みる世界が素敵でしょう}}』  透き通る声は行為とは裏腹に、ひどく安心を我々にもたらした。 ワンダラーは、まるで女神のような慈悲を携えて我々へ死刑宣告をした。 「ハッハッハッハァハハハハハ!!」「いやはや、これは参った」  「ハッハッハ。いやぁ~~~~~笑えん。実に笑えんよ」 「シリアスには退場願う。私の愛したコメディー達を返してもらうよ」   「寅頭に何をしたか。それを問う必要がまずはあるが」 「今の私に出来ることといえば、ただ斧を振るい状況を解決させることのみ」  「獣すら分け隔てなく愛する彼女を守る。彼女の深く哀しい愛をこれ以上傷つけさせはしない」 『&u(){素敵な信念を持つ貴方』『貴方に是非、花冠を預けたい}}』 『&u(){&italic(){どうか王子が来るまで、私に連れ沿っていただけませんか?}}』 巳頭と山羊頭が杖を、斧を携えて後方に控える御姫様のワンダラーへと向かっていく。 実力差などわかりきってはいたのに、彼らは止まらなかった。 「グワハハハハ!!!!猪突猛進!!猪突猛進!!」 「どいつもこいつも俺が助けてやるぜ!」 「須らくひれ伏して崇め称えろよ、この俺を!!」 『&u(){&italic(){まぁ今度はいのししさん』『やっぱり素敵な素敵な貴方達}}』 『&u(){&italic(){貴方達が欲しかった』『貴女達が欲しかった』『けもの頭はプレゼント!}}』 「ふんふむ。いやぁうん。わかってはいたがやはり目的は私たちのようだねえ」 猪頭が首魁を速度で翻弄している間、冷静にリーダーの午頭がつぶやいた。 「牛頭。寅頭の抑えは頼める……あ もうやってんのね。はい」 「話しかけるな午頭、これほど昂らん戦は初めてだ。手違いで殺してしまいそうで危うい」 残った雷音劇団の誰しもが、自身がなすべき事柄へと既に注力していた。 巳頭と山羊頭は敵の友軍へと向かい、牛頭は暴走した寅頭を抑え、猪頭は首魁から時を稼ぐ。 私といえば望んだだけの混沌が目の前にありながら、混乱に精一杯で楽しむ余裕すらなかった。 「獅子頭。ほら。聞こえるかい?」 午頭が肩へと手を掛けてくれなければ、混迷へとそのまま溺れたきりだったろう。 「いいかい。長くは持たないと思う。うん、いや皆で精いっぱい頑張るけどもね?」 「キミは逃げなさい。魚々頭と鵡頭は難しいかもしんないけど、せめて寅頭だけは助けてみせる」 予想外の一言に開口一番に何故だ。と返答する。意味がわからなかった。 何故全滅前提の話ぶりなのか。全員で逃げる案はないのか。そもそも――どうして私なのか。 「見ての通りだよ。雷音劇団は敗北する」 「至高なる嗜好も、無欲なる大望も、謗嗤なる絶笑も、大いなる混沌も」 「惨禍なる旅行も、異形なる献身も、真摯なる戦火も。誰一人その"在り方"を守れていない」 「プレイライトとして、我々は既に敗北しているのサ」 言葉遊びや理念など、今はいい!どうしてだ。どうして私だけを逃すのだ! それにプレイライトとしても、雷音劇団としても我々の負けなど認められるものか! 私たちは友ではなかったのか。感情のままに、己が演じることも忘れて吐き出す。 「それはもちろん」 「キミが、劇団で一番年若い12歳のボウヤだからさ!」 そうして【希望なる忖度】は私へと希望を騙った。此方の望みなど、推しはかりもせずに。 「で、その~マビノギ学園の生徒諸君!ああえっとあっけに取られてるの承知だけどもさ!」 「ワンダラーの目的は我々のようでね。喰いとめるのは我々が行う。君達は逃げて増援を頼みたまえ」 緊張のこわばりが一瞬解ける。学生連中から安堵混じりの溜息が漏れたのを、私は聞き逃さなかった。 こちらの提案の裏を探る様子もなく、この混沌とした状況から逃げ出すきっかけを得て喜んでいた節すらある。 「その代わりといってはなんだがこのライオン頭の坊主を頼めないかな?」 「一緒に連れていってくれ。一時共闘といこうじゃないか。敵の敵は――」 &color(red){「いいえ。」} 空気が固まった。その場にいたプレイライトが、ワンダラーが、誰もが手を休めて彼女を見たと思う。 &color(red){「悪は放置できません」} 午頭も絶句していたし、提案を投げかけられた他の生徒は信じられない顔で返答した彼女を見つめた。 &color(red){「そして。敵の敵は……敵です!」} &color(red){「違法使いと共闘をすることはできません!」} 我々との交戦前に述べた前口上と等しく、勇猛な言葉を掲げボウガンをこちらへと向ける。 あの時の彼女、[[マーブル・フエル=アストライア]]の美しさを表現する言葉を私は知らない。 あの混乱の渦中にあって、誰しもが在り方を違えた中にあって彼女だけが一切ブレなかった。 それはまるで激流の中でも流されない大木であり、&color(red){正義}という言葉そのものであった。 獅子頭の男は己が目指した混迷と狂騒の限界、そして敗北を知り……そして恋をしたのだ。 共闘ではなく雷音劇団の敗北を認め、投降する。増援を呼んで我々を助けてほしい。 あれほど認めたくなかった敗北を口にしたのは、目の前の彼女を失いたくない一心であったのかもしれない。 急ぎ、学園より応援を引き連れて現場へと戻る。もはやその場には誰ひとり生者は残されていなかった。 あったのは一つの骸。寅頭であった彼女の心臓部には小さなナイフが刺さっていた。午頭のものだった。 ”せめて寅頭だけは助けてみせる” ――そうか。そんな助け方しか、残っていなかったんだな午頭。 誰よりも希望をかたるお前がそんな助け方しか選べなかったのだな。あの時、本当はどれほど絶望していた? 寅頭から被り物をとる。涙を流した女性は、母を失ったあの日の哀しみに沈んだままだった。 山羊頭が支え、雷音劇団の活動で違法を行いながらなんとか壊れた心を癒していた彼女はいなかった。 とっくの昔に、ワンダラーに殺されていたのだ。プレイライトとしての彼女はもう既にいなかった。 許せなかった。役割は自分で決めるもので、強制されることはない。 物語の世界に入るのではなく、取り込まれる。プレイライトにとってそれがどれだけ屈辱なことか。 助け方は午頭が示した通りだ。わかっている。わかっているよ、友よ。 最後の雷音劇団として私は殺す。確実に殺す。残り7人。必ず、&ruby(ころして){助けて}見せる。 それが私という悪を一時でもすくい上げた貴方への罰であり、私という命が成せる、唯一の&color(red){正義}である。 #endregion ****二つ名 &sizex(7){恋慕} &sizex(7){[[マーブル・フエル=アストライア]]} *&bold(){&italic(){『野獣は美女に恋をするものだろう?』}}

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