戦国卓施設一覧

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*『柾良城』&aname(柾良城,option=nolink){}
  柾良の国における公務の中心。堀や石垣、防壁で区切られた複数のエリアが集まって構成されている。
  戦争を想定した造りにはなっていないが、永い歴史の間で増改築を繰り返しているため非常に複雑で迷いやすくなっている。
  噂では、当主だけが存在を知っている隠し部屋がいくつもあるとかないとか。
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|施設名|概説|関連キャラ|作成者|
|陳情窓口|民が柾良の殿様へと願いを陳情する場所……という名目の、町民向け受付窓口。&br()おおよそ、ガイアの日本における市役所と同じ業務を行っている。&br()また、魔法使いでもある武将たちへの依頼もこの窓口で受け付けている。|[[阿良々木まる子]]|GM|
|[[練兵所>戦国練兵所]]|兵や武将が訓練するための施設。異界を利用しており、敷地以上の広さに様々な様式の訓練施設を用意している。&br()また事前の予約が必要であるが、幻影を用いた合戦訓練すら行うことも可能。&br()[[淡雲義正]]が管理をしており、自身もほぼ毎日訓練に利用している。|[[淡雲義正]]|GM|
|[[武将棟]]|城を囲むように建設された三つの建物。天軍用、地軍用、人軍用に分かれている。&br()装備がある程度統一されている足軽や兵士たちと違い、武将が必要にする装備は多岐に渡るため、それらをまとめて管理するための場所。&br()装備を変えるためのロッカールームや、ちょっとした休憩室なども整っている。||GM|
|食堂|城で働く者たちのための食堂。7時~20時の間営業している。&br()主に武将や上位文官が利用する第一食堂、兵たちが利用する第二食堂、下位文官や奉公人などが使う第三食堂がある。&br()とはいえ他の食堂を使ってはいけないわけではなく、メニューにも差はない。||GM|
|寮区画|独身の武将が住まうための区画。個室が百を超える数も用意されている。&br()元は大奥として利用されていた区画だが、当代の柾良当主が「大奥を作るつもりはない」と宣言したため空いた場所を有効活用している。&br()元が元であるため防音などもしっかりしており、住心地は良い。||GM|
|研究区画|[[アルキメデス>スーパースペシャル科学者アルキメデス]]が多数の部下を抱えて運営している研究所。&br()戦で功績を立てるたびに増築を嘆願しており、そのたびに地下を掘り下げて今では地下10階を超えるほどになっている。&br()上の階層ほど広く、昔から続けている重要な研究をしている。下の階層ほど狭く、最近始めたどうでもいい研究をしている。|[[アルキメデス>スーパースペシャル科学者アルキメデス]]|GM|
|地下封印区画|凶悪犯罪者は順次処刑されているが、何らかの理由で処刑することが出来ない者や処刑を待つ者を収容する区画&br()他国のスパイや破壊工作を行った者なども収監されており、この区画の警備担当は実力の高い者しか就くことが出来ない。||GM|
|内裏区画|武将達ではなく、当主である[[淡海清十郎]]とその親族達の生活のための区画&br()世話役や女中を除くと一部の重臣のみが出入りできる大名の為のプライベートの空間でもある||FEマン|

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*『柾良城下町』&aname(柾良城下町,option=nolink){}
  柾良の城下町は城から近い順に侍町、足軽町、町人地、寺町、街道町に分けられている。
  これは昔、身分によって居住地が厳格に分けられていた頃の名残である。
  もちろん今ではそのような区別は存在しないが、それでも城に近いほど地価が高いため自然とその名の通りに分かれることが多い。
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**『侍町』

|施設名|概説|関連キャラ|作成者|
|武家屋敷街|柾良の国が管理する、武将が居住する住宅街。所帯を持った者はここに屋敷を持つことが多い。&br()昔からこの区画は武将が住む場所となっており、『空き屋敷を維持するための一族』が存在するほどである。&br()ガイアなら文化財レベルの建物も多いが、あくまで実用であるため居住者も平気で改築を行ったりする。||GM|
|柾良奉行所|柾良の国における治安維持組織。事件の捜査や犯罪者の収容などを行っている&br()本来は武将や兵がその役目を負うものだが、何代か前の当主が貴重な武将を取られるのを嫌って組織した。&br()凶悪犯罪者は城に引き渡しているが、ある程度まではこの奉行所内で刑罰を与える権限を持つ。||GM|
|柾良義塾|&bold(){柾良における専門教育の一翼を担う国立塾}。&br()充実した講師陣によって、最先端の異世界技術からジパングの流派まで&bold(){幅広く学ぶことができる}。&br()&br()ただ&bold(){受講を志望する者が多すぎる}ため、&bold(){相応の大金を用意するか、相応の学力・魔力がなければ受講することができない申請制度}が設けられた。&br()&bold(){武将は大抵相応の魔力を保持している}ため&bold(){立入りや受講することは可能}。||GM|
|近楽通り|目新しい&bold(){豪邸}が立ち並ぶ通り。&br()かつては開発が進んでいない通りだったが、飛躍的な文明成長の波に乗り一山当てた富豪達が土地を買い占め&br()自身らの豪邸を建て始めたことにより開発が急激に進んだという。&br()&br()そのため&bold(){金銭を重んじる富豪}が多数住んでおり、&bold(){近楽通りの住人を「成金」と揶揄する声}も少なくない。||GM|
|刀鍛冶『村柾』|刀を専門に扱う鍛冶職人が集う工房。主に軍が使う数打の刀と、実力者それぞれに合わせた専用の刀を打っている。&br()昔、柾良に身分制度が残っていた頃は国一番の刀工のみが特例的に侍町に工房を構えることが許された。&br()そして創業以来一度もこの工房を譲らなかったのが村柾一族である。その腕前は天下に響き、柾良の軍事力を支える一因にもなっている。||GM|
|[[まさら十六組]]|柾良の街を大火から守る火消し組の本拠地。&br()16からなる隊で、城から城下町どこにでも勇み足で駆けつける。&br()勇敢な火消したちは、火事の前なら柾良の武将にだって引けを取らぬ程に勇ましい。&br()纏は隊ごとに意匠が異なり、それぞれの隊長の信念を表したデザインとなっている。|||


*** Tips『柾良の国における格差』
 異世界よりの知識は『戦の国ジパング』に先進的思想や最先端技術をもたらしました。
 『柾良の国』の法やモラルが現代日本に準じているのは、それらを上手く取り込んだ成果と言えるでしょう。

 ただ異世界知識による飛躍的な文明成長は『継承性』という一つの問題を生み出しました。
 重要な知識量と広めるべき民草の数が、召喚者の人数と全く釣り合ってなかったのです。

 結果的に、力・才能・人脈・運ある者は成功し、無き者は恩恵を僅かに得るのみとなりました。
 『成功者』と『失敗者』の格差は大きくなったのです。
 身分の違いは存在しない『柾良の国』ですが、地価という形で人々は分かれているのです。



**『足軽町』

|施設名|概説|関連キャラ|作成者|
|柾良歌舞伎座|百年以上の伝統を持つ、由緒正しい演劇小屋。歌舞伎座と銘打ってはいるが、歌舞伎以外の上演も多い。&br()歴代の座主が「本物に近づける意思こそが臨場感を産む!」という信念を持っているため大仕掛けや火薬などをバンバン使う。&br()そのため幾度か火災により全焼しており、そのたびに建て直されている。||GM|
|大武道館|中央に立派な土俵が設置された、観客席全方位型の相撲用施設。&br()相撲取りはジパング全土で人気と尊敬を集めており、それはこの柾良でも例外ではない。&br()横綱ともなれば大名に劣らぬ名声を持つだろう。||GM|
|[[遊郭街>戦国遊郭街]]|遊女を相手に遊ぶ施設が集められた地区。何代か前の柾良国主が治安の悪化を防止するため、店を一カ所に集めた経緯を持つ。&br()この区画に店を持つには厳格な衛生管理と労働時間・内容の順守が必須であり、所属する遊女たちも安心して働くことが出来ている。&br()値段もお手頃なお店からがっつり贅沢できるお店まで幅広い。||GM|
|桜花広場|通称「千本桜」と呼ばれるほど多くの桜が植えられた大きな広場。&br()元は足軽たちの調練に使われていたが、異界を利用した練兵所が作られた際に大量の桜が植えられ、公園として開放された。&br()春になれば連日花見の宴会で大いに賑わっている。||GM|
|酒盛場『円葉』|「おぅい店主! 酒おかわり!」&br()ガタイの良い店主と、笑顔の可愛い看板娘が切り盛りする酒場。酒はもちろん店主の料理も美味しいと評判。&br()食材を持っていけば適当につまみを作ってくれるため、釣った魚や仕留めた獣を持っていく人も。||GM|
|賭博場『紅鷺』|「丁か半か!?」&br()&bold(){『良木組』が取り仕切る賭博場}。&bold(){丁半やチンチロリン}など、古来より伝わる賭博を主に行う事ができる。&br()&bold(){「勝敗は絶対」「イカサマはその場でバレたら十倍払い」}という決まりが遵守されることで有名。&br()だが同時にツケも存在せず、素寒貧になれば山科大橋の下に裸一貫で投げ捨てられることになるだろう。|[[良木甚太郎]]|GM|
|山科大橋|&bold(){城下町に流れる長馬川を跨ぐ大橋}。城下町にかかる橋は他にも存在するが、&bold(){様々な伝承や逸話がある}ことから有名になっている。&br()逸話の一つとして『嵐の猛将』がある。嵐の中にて冷厳谷の妖怪と猛将が斬り合い、猛将が妖怪を斬り捨て橋の下へと落としたという逸話である。&br()そのためか&bold(){『山科大橋の下にいるのは敗北者』という習わし}が続いている。&br()今日も大橋の下にて、賭けに負けた者や事業に失敗した者が橋の下にて横たわっているかもしれない。||GM|
|スーパー銭湯「マサ・スパ」|大型入浴レジャー施設。あらゆる魔法と技術を組み合わせ、地下深くの天然温泉を組み上げているのが売り。&br()男湯女湯以外にも、水着着用で入れる混用エリア。多種多様なサウナに岩盤浴、電気風呂、ウルトラジェットバス、人工炭酸泉と魅力的なラインナップを取り揃えている。&br()湯上り後もレストランや整体などの充実したサービスに溢れており、ここで丸一日潰すことも可能。||ラウニー|
|[[茶屋『あけぼの』]]|現店主が数年前に立ち上げ、今ではすっかり地元の住民にも根付いた洒落た茶屋。&br()足軽町の右に左の賑わいと慌ただしさに乱された人々が憩いを求めて立ち寄っている。&br()抹茶に和菓子、おしるこなどの定番の品から、珈琲や洋菓子までを幅広く取り揃えている。&br()店内に掲示されている広告が多いのも特徴で、足軽町での催しの数々を知ることができる。|[[白井秋月]]|メイト&br()あーせ|


**『町人地』

|施設名|概説|関連キャラ|作成者|
|柾良大合同商店|10年ほど前に新しく建設された、13階建ての巨大商業施設&br()馴染みが無い人にもわかりやすいように、と「大合同商店」と名付けられたが、民にはもっぱらデパートと呼ばれている。&br()開店当初から今まで常に大賑わいで、この商店内に店を持つことが出来れば一流店の仲間いり、と言われている。||GM|
|ゲームセンター『マサラ』|ジパング内では最先端の技術を用いて作られた娯楽施設。&br()元は異世界から来た技師が趣味で作ったゲームを数点展示していた施設だったが、子供や一部の大人を中心に大ブームが発生&br()他国では規制や技師の不足によりあまり広まらなかったが、柾良では一つの文化として成立している。||GM|
|花火屋『ぽちや』|夏祭りやお祝い事で上げる花火を作る伝統的なお店。&br()昨今では便利な魔法による花火も増えてきているが、大型花火に関してはやはり職人の花火が欠かせない。&br()隻脚の親方が今日も厳しく弟子たちを鍛え上げている。||GM|
|左膳通り|薬師、鍛冶、研究者。&bold(){あらゆる職人がそれぞれの居を構える通り}。&br()もともとは薬の素材を売り合う互助会であったのが、異世界技術の奨励によって多様な職人が集うようになった。&br()居を構えてからどうするかは自由で、研究に没頭する者もいれば、商売として店を開く者も居るという。||GM|
|屋台裏道|表通りから一本外れた、少し細い道に所狭しと屋台が並ぶ通り。&br()表通りが発展するに連れて昔から営業していた屋台が出せなくなり、試しに裏道で出してみたことが興り。&br()入れ替わりと競争が激しく、飛び抜けた実力か優れた経営能力のどちらかがなければ生き残ることは難しい。||GM|
|淡海テレビ局|[[淡海清十郎]]が数年前に設立した民間放送局。&br()当時当主であった父親を説得するため設立当初はプロパガンダや戦意高揚に使われることが多かったが、実権を握った今では徐々に娯楽番組を増やしている。&br()特に相撲中継と歌謡番組が好評で、アイドルのような存在も生まれ始めている。&br()ただしまだテレビは高価な家具であるため一般人はほとんど所持しておらず、電気店などに展示してあるテレビなどが人気を集めている。||GM|
|銭湯「かぽん」|大通りの一本奥でひっそりと暖簾を下げている小さな銭湯。&br()レトロでボロな雰囲気で、浴室の壁面にはお約束のタイル画がある古き良き銭湯。&br()小さいがその分値段も良心的で、市民の私生活にしっかり根ざしている。&br()夕方から夜にかけては連日繁盛しているようだ。別料金でサウナが使えるぞ。||ラウニー|
|[[長屋『本能路』]]|築何年か不明のオンボロ長屋。&br()&bold(){風呂無しトイレ水道共用}。1ルームの部屋は狭く、壁は薄すぎてプライバシーという言葉が存在しない。&br()代わりに&bold(){家賃はべらぼうに安く}、近隣に銭湯と&bold(){「花咲堂」}があることから住人には愛されている。|[[吉野ささ]]|ラウニー|
|[[魔道具屋『花咲堂』]]|二階建の個人経営の魔道具屋。店主のコレクション倉庫とアトリエも兼ねている。&br()数多の魔道具、武器、防具が流れ着く買い物の中心地で”玉手箱”の愛称もあり住民からの評判も高い。&br()エンチャントや礼装作成等も引き受けているほか、日用品や雑貨品、魔法薬に消耗品なと取扱商品は非常に幅広い。&br()ただしマイペースな経営と店主のコレクター気質から置いてある商品がよく入れ替わり、非売品も多いとか。|[[テレサ・ティンバーレイク]]|ぴゃー|



**『寺町』

|施設名|概説|関連キャラ|作成者|
|玉響神社|もとはガイアで祀られていた、音楽・祭事の神様の神社。[[MK-2112]]が所持していた本尊を奉っている。&br()この神社を維持することが[[MK-2112]]が戦う条件であり、寺院神社が集まるこの区画の中でも一等地に建設された。&br()異界の神ではあるが、もともと柾良の民は多神教で宗教へのこだわりが小さいので違和感なく受け入れられているようだ。|[[MK-2112]]|GM|
|新来通り|寺や教会など、&bold(){各宗教の施設が立ち並ぶ通り}。&bold(){各宗教に応じた孤児院や墓場など}もあったりする。&br()多神教であるこの世界に順応し、他の宗教とも親交を深められる&bold(){穏健派が多く住んでいる}。||GM|
|寺子屋通り|&bold(){読み書き・計算などの一般常識を教育する寺子屋が点在する通り。}&br()寺子屋はもともと、寺町の僧侶が出張指南していたことより始まったとされている。&br()異世界知識が浸透した&bold(){今はより奨励}され、寺子屋は寺子屋通り以外にも各地に点在している。&br()&br()町立国立私立と入れ交じっており、&bold(){教育の質は各寺子屋によってピンキリ}である。||GM|
|下屋通り|まともな家を持つことができない&bold(){極貧層が暮らす通り}。木製の掘っ立て小屋が並んでいる。&br()戦によって親を失った孤児、仕事を失った者、身分を明かせず潜伏する者。&br()[[淡海清十郎]]が発令する公共事業によって極貧層は減少傾向にはあるものの、完全にはなくなってはない。&br()&br()救済として、捨て子や孤児を施設に迎える寺町の僧侶や神父も少なくないという。||GM|
|三叉橋|城下町に流れる長馬川が三叉に分かれた箇所にかけられた、&bold(){古くからある三つの橋}。比較的海に近い位置にある。&br()公共事業によってより利用されやすい箇所に他橋がかけられたため、&bold(){三叉橋は修復もされずボロ付いており利用する者はほとんど居ない}。&br()そんな三叉橋の橋下では、時折捨て子や落とし物、動かぬ人の体が見つかることがある。&br()上流より流れ着いたのか、この場で捨てられたのか。いつの間にか&bold(){三叉橋は『捨て橋』という蔑称で呼ばれる時がある}ようになった。||GM|
|屋台『七浜屋』|寺町を中心に引いた屋台。夜になると、迷惑にならない程度に笛を吹きながら寺町のどこかで開業する&br()主に安酒と肉焼きを提供する店で、どんな種類の酒でも肉焼きでも単価が同じ&br()何の肉を使っているか聞いても女将は微笑むだけだ。だが、安くツケも効く為&br()&bold(){ここで無法を働くと他の無法者に制裁を受ける}という噂が囁かれている|[[三条榛名]]|リース|
|嘆きの女王教会|寺町に立てられた新しい教会。&br()建築時にごちゃごちゃとノリと勢いと職人達のヒャッハーが混じり合った結果、寺院なのか神社なのか教会なのかモスクなのかはっきりしてくれと言わんばかりの外観になっている。&br()中もごちゃごちゃと色んな宗教の要素が混在しており、取り敢えず祈っとくか、という人はここで自分の神に祈る&br()教会長のアリュールも特にうるさい事は言わないようだ&br()|[[アリュール]]|リース|
|あずまの大屋敷|謎の美女、あずまの大屋敷。&br()寺町の住民のみならず、柾良の者であれば誰であれ門徒を開き、相談があれば耳を貸す。&br()相談された案件を他者に仲介し依頼として仕事をさせる、口入れ屋のようなことも行っている。&br()主人の美貌や屋敷の威容に、良からぬ事を企む輩も少なくはないが、一度もそのような行いが上手く行ったことはない。|[[あずま]]、[[かはたれ]]|あざみ|

***Tips『柾良の国における教育』
 『柾良の国』の法やモラルは現代日本並であり、国内の識字率なども決して低くはありません。
 これらは寺子屋や義塾を始めとした『柾良の国』の教育政策の賜物と言えるでしょう。
 町立ないし国立の寺子屋ならば学費の必要なく学ぶことができます。

 ただ飽くまでも任意の受講のため、様々な事情から寺子屋に通っていない子供も居るようです。


**『街道町』

|施設名|概説|関連キャラ|作成者|
|淡海港|&bold(){陸地と長馬川、海域を繋ぐ柾良の軍事的・経済的要衝}。&br()淡海家一族の発祥地は海に面した地である淡海とされ、港にもその名がついている。&br()常に柾良の兵士が警備しており、&bold(){公正な手続きの上で交易が活発に行われている}。||GM|
|淡海浜|&bold(){白き砂浜、蒼い海。保養地の一つとして有名な砂浜}。&br()淡海港の兵たちが別所で度々海の魔獣などを討伐しているため、安らいで休憩することができる。&br()砂浜沿いでは海の家やトロピカルな店などが並び、夏は特に賑わっている。||GM|
|柾良国道一号|&bold(){街道町から柾良城}まで整備されている&bold(){馬道}。&br()最も多く利用される国道のため、&bold(){幅は広く}、&bold(){道沿いには色とりどりの店}が立ち並んでいる。||GM|
|馬屋『馬蘭堂』|&bold(){馬の飼育から売買までを手広く行っている大手馬屋}。&br()&bold(){ジパングにおける訓練された馬は自動車並に早い}ため、資源の関係から&bold(){馬のほうがメジャー}となっている。&br()馬のレンタルや馬乗りの教習も有料で行っている。||GM|
|車屋『トミタ』|&bold(){異世界技術を取り入れた車やバイク、自転車や鉄筋などの工業製品}を製造販売している工場。&br()馬という確立された交通手段と、開発コストと資源の問題から車は高級品に近かった。&br()だが異世界技術の浸透により低コストを実現し、&bold(){町人が購入することも増えてきた}という。||GM|
|征良レーシング場|&bold(){馬やバイクを用いた様々なレースを行っているレーシング場}&br()元は馬のみを用いた様々な競技を行ってきた場だが&br()異世界より来たバイクなどが浸透した結果バイクや車などのレースも開催されるようになった&br()良木組の管轄の元、レース結果による賭博も行われているとか||FEマン|

***Tips『馬は速い』

――ある時代、ある召喚者と馬屋主人の会話

 「奴隷奴隷って言われるがよォ。俺ァこの相棒のバイクでブイブイ言わせてたのよ」
 「へぇこの鉄の塊が走るんですかい」
 「おうよ! アメリカってどっぴろい大陸をスゲースピードで横断したこともあるぜ!」
 「そいつぁ素晴らしい。実際、どんぐらい速く走るんで?」
 「見せたほうが早いかもなァ、あんたんとこの馬と勝負するとかよォ」
 「カッカッカ、面白ぇ。あっちの草原で試してみますかい」

――スピード勝負が始まって

 「……ンだとォ!?」
 「なるほどこいつぁ早ぇ! ”馬とおんなじ速さで走る鉄の塊”なんてあたしゃ初めて見たよ!」

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*『城下町郊外』
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|地名|概説|関連キャラ|作成者|
|長馬山|標高約500mの自然豊かな山。&bold(){恵みをもたらす山}として古来より親しまれてきた。&br()詳細は『長馬山』にて記載。||GM|
|長馬川|&bold(){長馬山から田園地帯、柾良城下町を通る河川}。&br()古来より柾良の国を支える恵みの川として重宝され、現在も柾良の国によって管理されている。||GM|
|長馬田園地帯|&bold(){柾良の国における食糧を支える田園地帯の一つ}。&br()長馬川による恵みや異世界技術による品種改良によって&bold(){収穫可能量は安定している}。&br()しかし&bold(){害虫や魔獣、盗賊といった外的要因に収穫物を奪われ}頭を悩ます時もあるという。||GM|
|犬小屋横丁|過去に使われ、今では廃棄され瓦礫の山となった城跡。孤児や浮浪者が住み着いている。&br()彼らは戦争の煽りを受けて故郷から逃げ延び、住む場所と仕事を求めてここに流れ着いた。&br()この場所に住む人間には二種類いる。すべてを諦めた暗い目を持つ者と、野望を秘めて光るギラギラとした目を持つ者だ||もいもい|

**『長馬山』

標高約500mの自然豊かな山。柾良の国における恵みをもたらす山として古来より親しまれてきた。
『長馬山』の由来は「柾良の転移柱より見た山の形が『長い首をした馬』に似ている」ことから来ていると言われている。

|地名|概説|関連キャラ|作成者|
|長馬山展望台|&bold(){長馬山頂上}に設けられた、&bold(){城下町を一望できる石製の展望台}。&br()十世代ほど前、柾良の国にて内乱が起きた際に整備された見張り台を流用しているという。&br()柾良の国において最も星が見えやすい場所として占星術師や画家に重宝されている。||GM|
|長馬温泉街|長馬山には地熱によって温まった熱水泉が湧き出る地域が存在する。&br()温泉として開発された箇所も多く、その中でも&bold(){長馬温泉街は代表的な温泉地域}である。&br()&bold(){古風な街並みに旅館や菓子屋、料理店が並び、保養地として賑わっている}。&br()長馬温泉の主な効用は創傷・肩こり・美肌作用。人気菓子は長馬温泉饅頭(霊薬相当)。||GM|
|旅館『ながまや』|温泉街の中でも特に大きな旅館の一つ。良質な接客と上質な設備、それに見合ったお値段で有名。&br()他国の重鎮もお忍びで訪れるほどの盛況ぶりで、庶民の間でも「いつか一度は泊まってみたい」と噂になっている。||GM|


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*『城下町外』
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|地名|概説|関連キャラ|作成者|
|国境付近|&bold(){国境付近などの要所}では、ほとんどの場合&bold(){関所}が設けられている。&br()&bold(){見張り台や休憩所、簡易的な執務室}が用意され&bold(){交代で警備を行う}ことになっている。&br()国内より許可なく他国へと抜ける者は居ないか、他国に動きはないか。&br()そういった動向を観察することも立派な任務の一つとされている。||GM|
|温雅山|柾良の国と同盟を結んでいる妖怪が住む山。&br()温雅山より流れる温雅河川にて人と妖怪の交易が行われている。&br()詳細は『妖怪の地(温雅山・妖河港)』にて記載。||GM|
|禁足の地|&bold(){人理から外れた、決して人が御することができない地}。&br()柾良の国は該当する既知の区域を『禁足の地』として定め、&bold(){民草の立入りを固く禁じている}。&br()詳細は『禁足の地』にて記載。||GM|


**『妖怪の地(温雅山・妖河港)』

&bold(){温雅山}は冷厳谷と対をなす、&bold(){柾良の国の大名[[淡海清十郎]]と同盟を結んでいる妖怪の山}である。
様々な種族を受け入れる[[淡海清十郎]]の思想に感銘を受け、対等な交易を度々行っている。
麓の妖河港にて&bold(){交易場・宿屋}が設けられ、麓近くにある&bold(){採取場への斡旋}なども行われている。

ただ、よほど信頼されている人物でなければ&bold(){麓より上に登ることは許されていない}。

コレは決して温雅山の益のみを考えているわけではない。
部外者を好ましく思わない妖怪、生い茂る樹海に眠る未知。

柾良の国の者にとって温雅山を登ることは、『禁足の地』に足を踏み入れることと等しいのだ。


|地名|概説|関連キャラ|作成者|
|妖河港|温雅山の麓、温雅河に沿って作られた&bold(){木製の河川港}。&bold(){温雅山の妖怪が管理}している。&br()&br()かつては妖と人との戦いにおいて、妖側の砦として作られた。&br()山より流るる兵糧や武具を受け取り、温雅山の恵みを奪わんとする人達を仕留めていた。&br()そのため重要施設として粗方の整備はされている。&br()&br()同盟を結んだ今は、温雅山にて取れたモノや他方より持ち寄られたモノを交換し合う場として賑わっている。&br()&bold(){基本物々交換であるが}、柾良の国と温雅山が同盟を結んでからは&bold(){金銭も有効}となった。|[[ポンとココ]]|GM|
|寄合『狸の葉』|&bold(){妖河港内部}にある、温雅鉱山における採取といった仕事を&bold(){炭鉱夫や旅人、武将などに斡旋する依頼斡旋場}。&br()&bold(){斡旋した側を補助する宿屋や万屋}なども&bold(){妖河港の近く}にあったりする。&br()&bold(){依頼内容}は採取から暴走した魔獣討伐、落とし物探しまで&bold(){大小様々}であり、ときたま変な依頼が飛び込んでくることも。||GM|
|温雅河川|&bold(){温雅山より流れる、柾良の国の田畑を支える河川の一つ}。&br()柾良の国に水の恵みを与えていた反面、荒川としても有名で、年に数度氾濫し民草を苦しめていた。&br()だが異世界技術が浸透した今となっては治水事業が進み、氾濫は抑えられつつある。||GM|
|温雅鉱山|&bold(){温雅山の麓近くにある鉱山}。&bold(){異界}として定着しており、&bold(){金銀薬草そして魔物が眠っている迷宮}として有名。&br()同盟の約にて基本&bold(){妖怪側の土地}と定められており、妖河港にて&bold(){『獲得物が持つ価値の数割を妖河港に納入する』}という&br()契約をしたものだけが採取を行う事ができる。&bold(){破った者は重く罰せられる}。&br()浅部ならば炭鉱夫であっても問題ではないが、奥地に行くほど魔力が増し魔物は強力になる。&br()武芸と探索に通じた者たちならば奥地探索は可能なため、武将格が奥地を探索し採取することも奨励されている。||GM|
|温雅樹海|温雅山を登るには通らなければならない、&bold(){温雅山の妖怪のみが入ることを許される樹海}。&br()よほど信頼されている人物でなければ、&bold(){登ることは許されない}。&br()ソレを知らぬものが生い茂る樹海に迷い込んだのなら、&bold(){行方知れず}となるか&bold(){罰せられるか}のどちらかだろう。||GM|
|仙人の庵|温雅山の何処かにあるとされる、二百年以上を生きる仙人の住処。厳密な場所は知られていない。&br()妖怪と人間の区別なく、効果的な薬を調合してくれるとされている。&br()ただし、基本的に本人が対応することはなく、専ら里に現れる弟子が御用聞きを担当しているようだ。||音餅|



**『[[禁足の地>https://www34.atwiki.jp/daydawn/pages/1600.html#id_55db545c]]』

火山、怨霊蔓延る地、神域。
『戦の国ジパング』には&bold(){人理から外れた、人が御することができない地}が存在する。

&bold(){柾良の国も決して例外ではなく}、該当する既知の区域を『禁足の地』として定め、&bold(){民草の立入りを固く禁じている}。

&bold(){民草が住む地域}というものは得てして&bold(){『禁足の地』から外れて作られているため、日常を過ごす分には問題がない}。
だが&bold(){禁足の地から淀み出る魔獣など}は止めることができず、&bold(){討伐の必要が生じる}。

柾良の国が武将と民との交流を推奨しているのは、そういった諸問題の早期発見・解決も目的の一つとして存在する。

|地名|概説|関連キャラ|作成者|
|冷厳谷|&bold(){温雅山とは対をなす、人に畏れをもたらす妖怪・魔獣が大勢住み着いている妖怪の谷}。&br()断崖絶壁の谷が続き、谷底では常に冷たい風が吹いているという。&br()世界に&bold(){『畏れ』をもたらすこと}こそ妖怪の本望であるとし、人と交流している温雅山の妖怪を強く敵視している。&br()豪快な妖怪から狡猾な妖怪と&bold(){多種多様な妖}が、騙し殺し攫いと手段を選ばず&bold(){人を襲う}。&br()&br()&bold(){畏れをもたらし、されど殺しすぎず。今宵も冷厳谷から放たれた妖怪が巷で騒ぎを起こす}。&br()もし民草が変哲もない街道にて、突然鋭い傷を受けたとすればソレはおそらく冷厳谷に住む鎌鼬の仕業だろう。||GM|
|愚か沼|&bold(){寄り付いただけでも死臭が漂う毒沼}。かつては恵まれた田畑であったと言われる。&br()六世代ほど前にこの地を攻めた猛将は残虐であり、人々を生きたまま地中に埋めたという。&br()&br()猛将が討たれ、時が経った今となっても恨みの行き場を失った怨霊や屍体が彷徨っている。&br()どこぞより『不死の秘術が眠っている』『財宝が首とともに眠っている』との噂や地図が民草に流れるが&br()ソレらは大方ノコノコとやってきた愚か者を食らう死者の誘いであろう。||GM|
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***Tips『冷厳谷の鬼との戦い』

「恨めしや……。我ら冷厳谷の鬼は決して忘れぬぞ、貴様ら人の嘯きを!」

 冷厳谷において絶対的指導者は居ないとされるが、著名な妖怪たちは言い伝えに残っている。
 そのうちの一匹が百面童子である。名の通り百の面と体を持ち、おおよそ不死身とされていた。誇り高くも激昂しやすく、冷酷だが執念深いと語られている。

 遥か昔より百面童子は屈強な鬼として各地で暴れ、数多の人々が殺された。
 三日月の夜にて百面童子が配下を引き連れ柾良の城を襲った時、当時の柾良当主は一計を案じた。
 降伏した素振りを見せ百面童子率いる鬼たちを城へと招き、そうそう飲めぬ美酒を浴びるほど飲ませた。
 慢心し酔っ払った百面童子を強者たちで囲い、清められし槍で突き刺した。

 不意打ちにて三十二、強者を四十人殺すまでに二十八、負けを悟り囲いを抜け出すまで十、城より逃れるところを十八。
 合わせて八十八の面を剥がされた時、夜明けの陽射しを浴びて百面童子は塵となって消えたという。

 以降、冷厳谷に住む妖怪は城を攻めることはなくなったが、人を信じることもなくなった。万が一居るとすれば異端の者として扱われるだろう。


***Tips『[[秘宝>https://www34.atwiki.jp/daydawn/pages/1600.html#id_55db545c]]・蒼雷の勾玉』
 淡海家に代々伝わる、淡い蒼色の勾玉。玉の内には常に雷が迸っているのが見える。

 古来における柾良の海は荒波渦巻き海魔嘶く禁足の地とされていた。
 海沿いは到底人が住める地ではなく、海を侮った数多の人々が行方不明となった。

 当時武将でもあった豪商の息子はコレを解決せんと配下を引き連れ海域探索を開始した。
 ソレは禁足の地にて暴れる海魔たちとの戦いでもあった。
 然しながら数週間の探索にも関わらず、魔の根源となる秘宝の居場所を見つけ出すこと叶わなった。

 ついに豪商の息子は、探索者たちを度々苦しめてきた巨大な海魔に飲み込まれてしまう。
 だが豪商の息子は巨大な海魔の腹の中より尋常ではない魔力を感じ、諦めること無く腹の中を探索する。

 果たして荒波を生み出す蒼き秘宝は海魔の腹の中にあった。
 胃酸に溶かされそうになるも豪商の息子は海魔の口より這い出て生還を遂げる。

 秘宝の魔に当てられていた巨大な海魔は正気へと戻り、豪商の息子へと感謝の意を述べた。
 だが海と人は互いに人の肉と海の幸とを食い合う、決して相容れぬ間柄。よって海魔の長は豪商の息子に告げた。
 「汝らが窮地に立ちし時、かの勾玉を握りて祈るが良い。
  雷鳴轟き海の魔満ちて、本能を一度忘れ我らが恩を返すだろう」
 ここに奇妙な約定が結ばれた。
 豪商の息子は勾玉を持ちて凱旋し、数年の時を以て海を鎮めたことを証明した。
 当時の当主は豪商の家を大いに讃え、淡き海へと変じさせた功労として「淡海」の二文字を与えたという。

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