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夜明け・ガリ卓
夜明けはきの卓
夜明け飛鳥卓/神楽坂学園卓
夜明け2014卓/学園卓Mk-2
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黄昏の門
学園卓V3
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夜明け2018卓/悪徳の街2 色彩戦線
夜明け2018卓/常夏島
夜明け2019卓/大魔城学園
夜明け2019卓/戦国劇場卓
夜明け2019-2020卓/次元旅団
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+ | データ |
アイテムデータ
├消費アイテム ├道具・乗り物 └装備品 ├通常武器 ├通常防具 ├マジックアイテム:片手剣 ├マジックアイテム:両手剣 ├マジックアイテム:槍 ├マジックアイテム:斧 ├マジックアイテム:短剣 ├マジックアイテム:弓 ├マジックアイテム:盾 ├マジックアイテム:鎧・服 ├マジックアイテム:装身具 ├マジックアイテム:特殊・砲 └マジックアイテム:銃と魔弾 |
+ | 服装 |
服装
清楚かつ華やかなワンピース・ドレスに彩られた姿。
ドレスの上のジャケットやシルクのプリーツスカート及びその下のタイツが腕と脚を、 さらに革製の手袋とロングブーツが指先足先までを完全に覆い隠している。 胸元にはエメラルドのブローチが取り付けられ、普段も淡い魔力を放っている。
およそ常夏の炎天下にはそぐわず魔法使いの活動に適しているようにも思えないが、
特にイツビ組の任務において彼女がこの出で立ち以外で現れることは極めて稀だ。 |
+ | 身体的特徴 |
手袋を外すと、そこには硬質なる金属の光。タイツで覆われている脚も同様。
彼女の肩および股から先に生身の腕と脚は存在せず、 人体改造による機械四肢がその機能を代替している。
改造に際していくつかの身体機能もそれに合わせて調整している。
たとえば体温調節。彼女は両腕両脚を失っているため他人とは代謝バランスが異なる。 これを解消するために義肢は体温調節を行う臓器としての役割も併せ持っており、 このため常夏島の炎天下にて厚着をしていても過度な暑さに苛まれることはない。
そうした多機能性や体内カロリーを義肢の電力の一部へと変換しているためか、
義肢を装着した状態での彼女の活動は一般女性以上のエネルギーを要する。 こまめに食事を摂っているのはこれの補給のためでもあるようだ。
四肢には直接的な感覚は存在しない。
相手から触れられることはできても、自分が相手に触れることはできない。 この引け目からか、戦闘中などの必要に駆られている場面を除き、 彼女が直接その義手(て)で相手に触れるようとするのはごく稀である。
また、服で隠れている生身の大半は火傷痕が残っている。
これは彼女が魔法使いとして覚醒した際に身を包んだ炎の名残であり、 後述する脳障害にも影響している、自由を掴んだ烙印にして呪いの産物である。
直接的な感情表現に乏しいのは彼女が強く自制しているためであり、実際は感情豊か。
彼女は自身の感情の直接的な表現に対して強い抵抗が生じる脳障害を患っており、 過剰な疲弊に見舞われないために可能な限り自身の感情表現を制御している。
口調が概ね敬体かつ論理的なのも、不用意な感情表現を避けるのが主な理由。
他人に対する敬意などロクに払っておらず、謝罪を口にする時も謝意の欠片もない。 ただし、話し方に引きずられてか、論理性を重視する思考回路も持っている。
魚住博士の見立てでは、彼女のこうした身体障害については
数年から十数年の期間で快方に向かう可能性もあるという。 |
+ | ”DoLL” |
Dawn of Lasting Liberty(これより続く自由の夜明け)
イツビ組隊員として活動する際の彼女のコードネーム。略称DoLL。
特に隊員たちからは私生活においてもこの名前で呼ばれることも多い。
彼女が死の淵で見つめた光景を元にした名前であり、心象風景そのもの。
彼女は自分自身を芸術として見做すことによる魔法を扱っており、 隊員たちからドールと定義させているのもその概念の補強の一環である。 朱雀式:剣奥義
彼女はこのコードネームを朱雀式:剣奥義の名称としても当てはめている。
術式発動の際に宣言し、自己の役柄であるDoLLを対象を巻き込む形で拡張する。
かつて彼女が体験してきた一瞬の中の無限に等しい時間意識も押し付ける形で 相手を強引に自分の舞台に引きずり上げ、不可避の一閃を叩き込む絶技。 |
+ | 詳細 |
良くも悪くもマイペース。自分の意志と欲求に素直な性格。
他者に手を貸すのも慮るのも、一方でダシにするのも、全ては彼女の気分次第。 規範意識というものが希薄であり、周りが思いもよらない行動に出ることも多々ある。 自分の外見と振る舞いが周囲に与える印象をよく理解した上でなので尚タチが悪い。
自分が好き放題しているだけあって、他人の意志もよく尊重している。
特に、何かに縛られたり迷ったり悩んだりと、不自由に囚われている相手に対して、 それから解放されるようにと献身的な姿勢を見せることもある。 もちろん、彼女が気に入っている相手ならばという前提が加わるのだが。
また、彼女自身は自分が異端に属するという変えられない自意識を抱いている。
過去の体験から精神性の一部が老成してしまっていることや、 実際の社会経験の未熟さによる幼さも持ち合わせてしまっていることを自覚していて、 それでも自分は年齢通りの少女として生きることもできる、と信じようとしている。
だからこそ、彼女はあらゆる人々に違った形での普通さを認めるし、
それぞれが持つ普遍性を大切に想い、それを傷つけ得るものから自ら守ろうとする。 イツビ組朱雀隊に所属しているのも、いざという時に必要となる”力”を育むためだ。
常夏島に来たばかりの頃は人々に対して隔意を抱いていた。
ドール、というコードネームが示す人形という意味にもそれは端的に含まれている。 だが、人々が自分を受け入れるにつれてより自然な好意を示すようになっていった。
不活発にして活動的。休日は街中や自然区域でのんびりと日を浴びている。
舞台女優としても活動しており、稽古や自主練習に明け暮れる1日を過ごすこともある。 そして三度の食事よりも食事が好き。節電魔義肢の駆動に必要な燃料というのもあり、 こまめに食事を摂っている姿をよく見かける。他人のものも勝手に食べる。
彼女の奔放さには、彼女が擬似体験してきた他者の人生が深く関わっている。
彼らのほとんどは”火の鳥”を追い求めた傍若無人な悪人ばかりであり、 それらを自分自身として経験させられた彼女の心もまた悪性に冒されしまった。 幸いにも、現在の彼女はそれを身勝手さという形で上手くコントロールしている。
総じて、不条理と不自由に苛まれた壮絶な過去を持ちその影響は色濃く残っているが、
概ね前向きに楽しく常夏島での生活を謳歌している少女。今日もご飯がおいしい。 |
属性 | 火・混沌・悪 |
起源 | 黎明 |
好き | 食事・散歩・舞台・面白い相手 |
嫌い | (自分への)強制・束縛・押し付け・面倒事 |
+ | 魔法 |
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+ | 詳細 |
マッドサイエンティスト・嶽石栞太が”火の鳥”の亡骸との間に作った鬼人。
生まれてからの15年をエイラは南米の奥地に存在していた
嶽石栞太の秘密研究施設内の培養槽の中だけで過ごした。 少なくとも、彼女が彼女としての意識で覚醒していたごく僅かな時間において、 彼女の世界とはガラス越しに見える朽ちた研究設備と、血走った父の眼だけだった。
彼女に行われ続けた実験内容は、”火の鳥”の生き血から『記憶』をデータ抽出し
脳への直接的な信号・魔力伝達による『人生の完全なる追体験』だった。 そして、”火の鳥”と関わった人間のほとんどは悲惨な人生の末路を迎える。 救いのない生と死を擬似的に無限に繰り返された少女の脳は破綻を迎えた。
ある日。久しく本来の意識を覚醒させると、
エイラは自分の両脚が存在しないことに気が付いた。 彼女を逃がさないために脚を斬った、そう語る嶽石の顔は既に人のものではなかった。
15歳になり、培養槽から引き出されたエイラは嶽石から親子心中を伝えられる。
手枷をかけられたまま最後に追体験させられた記憶は、大戦期のある軍人のものだった。 軍人は戦闘機械として拾ったはずの少女を愛し、彼女に生きよと命じて戦火に消えた。
彼(じぶん)が少女へと発したメッセージに感化されたエイラは、
自らの血の性質である『新たな可能性』を引き出し、手にエクスカリバーを現出させる。 死ぬ前に外の世界を観るべく両腕ごと枷から自らを切り離し、 その時だけ使うことができたフライトの魔法で燃え盛る研究所から逃走する。
初めて観た外の景色は、地平にまで満ちる黎明の陽だった。
果てで巡り合えた喜びか、まだ生きていたいという渇望か。 全身全霊の叫びを空に向けた後、エイラは死の淵へと倒れ込んだ。
その声が魚住博己へと届いたことでエイラは一命をとりとめる。
2023年より2年間は博己と共にアイスランドでのリハビリ生活に終始し、 リハビリを終えて博己から常夏島について聞くや否や、彼女は単身飛び立っていった。 |
+ | 関連人物 |
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