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夜明け・ガリ卓
夜明けはきの卓
夜明け飛鳥卓/神楽坂学園卓
夜明け2014卓/学園卓Mk-2
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黄昏の門
学園卓V3
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夜明け2015卓/学園戦争卓
夜明け2016卓/悪徳の街
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夜明け2017卓/魔境都市
夜明け2018卓/悪徳の街2 色彩戦線
夜明け2018卓/常夏島
夜明け2019卓/大魔城学園
夜明け2019卓/戦国劇場卓
夜明け2019-2020卓/次元旅団
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+ | データ |
アイテムデータ
├消費アイテム ├道具・乗り物 └装備品 ├通常武器 ├通常防具 ├マジックアイテム:片手剣 ├マジックアイテム:両手剣 ├マジックアイテム:槍 ├マジックアイテム:斧 ├マジックアイテム:短剣 ├マジックアイテム:弓 ├マジックアイテム:盾 ├マジックアイテム:鎧・服 ├マジックアイテム:装身具 ├マジックアイテム:特殊・砲 └マジックアイテム:銃と魔弾 |
+ | 或る黒猫の半生 |
薄暗い路地裏に敷き詰められた赤黒く濁った絨毯と、
そこから湧き上がる吐き気をもよおす鉄の匂いと、 仲間たちの死体を貪る犬とも熊ともつかない化物。 これらが、彼の原初の記憶の風景。
彼を咥えて逃げる三毛猫。
視界が揺れるたびにびちゃびちゃという水音が弾け、頬に嫌な血飛沫が付いた。
その晩に三毛猫が持ってきてくれた肉は、
この世のものとは思えないほど美味しく、夢中で食い付いた。
次の日、発砲音と衝撃と頬のデジャヴで目が覚めると、
隣で寝ていた三毛猫の頭が吹き飛んでいた。 きっとあの時の肉は三毛猫がどこからか盗んできたもので、 盗人をついに見つけた被害者が憤怒を込めて撃ち抜いたのかもしれないし、 ヒトリたちの肉を今日の晩御飯にするための狩りだったのかもしれないし、 あるいは、特に理由の無い享楽だったのかもしれない。 必死に逃げる彼は、背中に、脚に、頭に、何度も何度も鋭い衝撃を感じたが、 ただの散弾が彼の空想結界を貫くことはなかった。
ほどなくして、彼は自分がアンダーグラウンドという地域にいることを知った。
法も秩序も存在しない、身分も種族も関係ない、弱肉強食の世界だった。
彼が自分自身を幻想種だと自覚したのは、
とある地下の路地裏で複数の人間たちに袋小路まで追い詰められた時だった。 瞳を地面に伏せた彼に向かって突きつける男と、なぜか視線が合った。 反射的に手が伸び、槍を奪う。生存本能に従って男の首を一突き。 慌てて逃げ出す連中。緊張感が去り、全身の力が抜ける。 血の鏡に視線を落とすと、見知らぬ人型の何かの姿が映し出されていた。
「……お前、いつ見ても一人だね」
動物たちの輪に入れず、人間社会にも溶け込めず、
地下にて一人で生き続けてきた彼に、上泉市の土地神である香苗が声をかける。 餌を与えられ、親身に接された彼は、すぐにその神になつく。 こうして彼は「一人」という名前と、神器である槍を彼女から与えられた。
こうしてヒトリをしばらく飼い猫として手元に置いていた香苗だったが、
近頃の九頭龍士周りから聞こえる噂話を不穏に思ったため、 ヒトリを尖兵として九頭龍市の音連坂学園に送り込むことにする。 ……というのは半分真実であり、残る半分は彼女が自分自身についた嘘であり、 可愛がっていたヒトリに新たな人生経験を積ませたいというのが本音なのかもしれない。 まだ字が上手くないヒトリのために、名乗らせる名字は彼でも書きやすいものにした。
そんな契約対象が抱くさまざまな狙いと感情なんて、ヒトリは知る由も無い。
猫が関係を結ぶために用いる紐は好意と利害であり、忠誠心なんて持っていないからだ。 |
+ | 参加セッション |
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+ | CHABAN |
まだないよ
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+ | コミュニティ・コネクション |
アンダーグラウンド
こんな場所だけど、ふるさと。
陸上部
走るのは好き。 |
+ | 友人関係 |
青砥鶍
一緒に戦った戦士。
ジェリオ・カッチーニ
遊んでくれる。
安部春秋
親切で優しい。
園村秋涼
少し気が合わない? |
+ | アクション一覧 |
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+ | 複合数値 |
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