シャロン(Charon)
年齢:15 学年/職業:高校1年生 性別:女 メイン:異能者 サブ:魔法芸術家 エクストラ:- 種族:混血
身長:152 体重:41 スリーサイズ:80-55-81※1 PL名:ばいす
「みんな、本日のリクエストはー?」
「オーケー! 闘志湧き上がるロックンロールの時間だ!」※2
外見
目印とも言える黒いボディに白いピックガードのエレキギターを常に背負う。※3
バニラアイスのような色合いの、緩やかなウェーブのかかったロングヘアは二つ結びに。
活発さを示す茶褐色の双眸は常に煌きを湛え、子供っぽいグロスが塗られた唇と共にいつも笑顔を浮かべている。
そしてやたら耳に残る鼻にかかった声。※4
来歴
数年前。
「シャロンッ! 今日は兄ちゃんの練習成果を見せてやるぜッ!」
「やったー!」
「ではお聞きください、Green Dayから
American Idiot」
「……おおおーっ! かっこいー!」
「フッ、そう言ってくれると機材用に消えていった3か月分のバイト代も浮かばれるってもんだぜ……」
「兄ちゃん、私もギター弾きたい! 貸して貸して!」
「おおっと。それは良いがルーシーを丁重に扱ってくれよな?」
「えっ、名前付けてんの」
「うん」
「……うん。それでね? さっきのトコだけど、ここはこう弾いたほうが格好いいと思う」
「待て、シャロン。どこでギターを習った」
「ううん? 習ったことないよ?」
「……隠れて練習してた?」
「今初めて触った。あれ、兄ちゃん? なんで倒れてるの?」
「シャロン、ルーシーはお前に託すぜ……お前なら兄ちゃんの夢を叶えられる。音楽で――世界を救え!」
※5
「兄ちゃん!? 音楽で世界は救えないよ! 兄ちゃーん!」
そしてシャロンは音楽で世界を救うことになった。
人格
魔術師である母と一般人である父、そして進学で本州へ行った兄の四人家族。
先天的に魔術師の力を覚醒して無自覚に能力を使っていたが、去年中学の文化祭で演奏を行ったときにヴェスペリアの人員からスカウトされる。※6
生まれ持った異能は精神感応と過去視。※7
この二つが組み合わさり、相手が脳裏に思い描いたイメージや覚えていることを通常の五感と同じレベルで感覚する。
未来を見ることはできない。
ひとたび演奏を始めると平時からは想像できない声音で歌いながら、魔力伝導処置を施したエレキギターで周囲の空間をアンプ代わりに掻き鳴らす。
ギターから伸びるシールドは途中で断絶しているが、その先は世界と接続しているらしい。
奏でるコードにアレンジを入れるだけで世界は変わり、聞くものに力を与える。
PickUp
集団統率と戦いの歌と名もなき歌で、居るだけで仕事終了。
拡張性の高い基礎なので今後ビルドを考える。
RPのテーマは「応援」。
苗字は無い。
※1:某ロックなアイドルから引用。
※2:彼女の弾く主な曲種はパンクである。
※3:テレキャスターカスタム。
※4:かなりバカっぽい。
※5:兄ちゃんは下手でシャロンは天才肌だった事から起きた、悲しい事件。
※6:芸能事務所のスカウトだと勘違いし、浮かれて頷いていたらギルドへ所属することに。
※7:見えざる手は無差別に触れて掴む。
私のことも書いておきましょうか。
名前はルーシー・ダーティカラット。スペルはこう。Lucy・Dirtykarat、最近流行りのアナグラムよ。
それ以外のパーソナリティは自分でも解らないの、ごめんね。
知っての通りあの子の作者。あの子は私の希望。
来歴と言っても、既に私は混濁しているからはっきりとしたものは書けないわ。
私にはよく見える目とよく聞こえる耳があったの。
箱の中身、思念、潮騒、残留した記憶、地平線の向こう、擦れあう食器、宇宙の外、ページがめくれる音、壁の向こう。
いろんなものが私の中に入り込んで、いつだって気が狂いそう。
もっと普通の女の子に生まれたかった。可愛くて、愛されて、音楽が好きな。
だから、そうした。
続きはまた気が向いたら、ね。