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タイタンの戦い

タイタンの戦い



 ギリシャ神話なのかな?神と人間の間に生まれたペルセウスが神と戦うお話。3D版を見たけど3Dである必要はなかった。CMのふくろうのアニメの方がすごかった。内容もぼちぼち。
 アルゴス国が神に逆らったことのとばっちりで、冥界の神ハデスに育ての親を殺され、ペルセウスは復讐を誓う。王女を生贄にすれば、アルゴス国は助けてやるとハデスがのたまったので、人間対神の構図で戦いが始まる。神の血が入っていることで人間から敵対視され、自分の神の血すらも呪うペルセウスはあくまでも人間として敵のハデスを倒そうとするが、相手は神様だから仲間を10人弱位引き連れても全然勝てる気がしない。そんなお話。
 原作が神話だからしょうがないのかもしれないけど、なんかストーリーが徐々にずれている感じがして、且つ展開が早くて集中できなかった。あと、やはり神様に感情移入できない。日本神話もそうだけど、神話の神様って今の私が「神」と聞いて連想する唯一神とはだいぶ違う。すごく人間臭いというか、むしろ外道。ペルセウスだって、ゼウスの言うこと聞かなかった男がいたから罰としてそいつに化けて嫁さん騙して妊娠させちゃった♪お前が悪いんだかね!てな経緯で産まれた子だし。怒り狂って妻子を海に流す男も男だけど、「俺の子になんてこと!」って男に天罰を下すゼウスには「ほな妃を巻き込まず最初っからそうしろや!」という感想しか抱けない。そんで人々の愛がないと力が無くなるとかちゃんちゃらおかしいわ。私が「神話の神は宇宙人だった」説を捨て切れないのは、神話の神が「超人的な力を持っている思考は凡人」だとしか思えないからだ。
 話はずれたけど、神対人間の構図が最終的に、小さくまとまった感じで残念。原作ありだからしょうがないのか。
 ただアクションは泥臭くて好き。300[スリーハンドレッド]みたい。ちゃんと痛そうだし。大きなサソリやゴーゴンやクラーケンが出て来て、そういうの好きな人にはたまらない。仲間もそれなりにキャラが立っていて、一人一人のHPは小さいけどラスボスに立ち向かうRPGのような気分。
 神話の神に文句は一杯あるけど、基本的には神話は好きなのでまぁまぁ楽しめた。3Dは本当に意味がなかったので、1200円なら出しても良い位。あと、サム・ワーシントン好きな人には良いと思う。この前、アバター見て、ターミネーターをDVDで見たからまさにサム尽くしの今日この頃。

 ここから先はネタバレです。
 ペルセウスの仲間達がばったばったと死んでいくのは、潔いというか思い切りがよくてよかった。というか絶対人間勝てないよね。ハデスが出してた小さい空飛ぶ悪魔みたいなのや、サソリの時点で無理。
 ペルセウスには人間として戦って欲しかったなぁ。結局剣使うんかーい!とか、ハデス倒したら終わりかー!とか、なぜ父と子のちょっといい話みたいになっとんねんとか。しかも、イオを生き返らせてもらって、何懐柔されとんねんと。神対人間が、ペルセウス対ハデスにスケールダウンされていて、ゼウスは気付けば被害者になっていて、あのおっさん偉い腹黒でっせとしか思えない。そもそも出だしは神々の暴挙から始まったのでは?そこの反省点はないのか!ゼウス!
(2010/09/08)

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最終更新:2010年09月09日 01:37
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