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レリック Relics

出典 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur 77ページ
 この記事ではレリックを紹介する:レリックは、特殊な目的を追求するために使われれば使われるほど力を成長させる魔法のアイテムである。各々のレリックはかつて非常に重要なイベントで中心的な役割を果たした典型的な魔法のアイテムであり、その運命を形作ったことから力を得て、潜在的に劇的に引き上げたものである・レリックは通常の魔法のアイテムとアーティファクトの中間に位置する。ほとんどの魔法のアイテムとは異なり、レリックを作成することはできない。しかし、アーティファクトとは異なり、通常通りに破壊することはできる。最終的にこれらの非常に強力なアイテムは見当違いのところに置き忘れられ、忘れ去られ、または無視されたりしていて、その結果として力が衰えている――完全に失われているわけではない。

 PCがレリックを見つけると、そのデータ部に記載されている基本能力の最初のセットのみを持つ;レリックの完全な力を解放するために、所持者はその潜在的エネルギーを再び目覚めさせなければならない。

 War for the Crown Adventure PathをプレイしているPCは最初の4つの冒険(それぞれについて下記ページに詳述している)で、2つのレリックを発見する機会があり、タルドールの全盛期の輝きを取り戻すのに役立つ空いたんな行動を行うことで、レリックの力を次第に増加させていくことができる。

勝利 Triumphs

出典 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur 77ページ
 冒険の際、レリックの着用者は、アイテムの関連する目的に結び付けられた勝利と呼ばれる偉大な行為を達成するかもしれず、それをレリックに適用してその力を高めることができる。War for the Crown Adventure Pathの各巻には、どの行為が古きタルドールのレリックの勝利として適格であるかを示している。勝利の達成に関与する各PCは、その勝利を自分が所持しているレリックの1つに適用することができ、そうすることでそのアイテムの次の能力のセットを解放する。

 個々のレリックは、その場に存在したときに達成した勝利のみを達成が達成可能であるため、PCがコリアナズ・ブレードを見つける前に2つの勝利を達成した場合、ブレードはPCが3番目の勝利を達成するまで、最初の勝利に記載されている利益を得ることはできない。勝利のために存在しているためには、レリックを着用している、手に持っている、または運んだりする必要があり(たとえば、bag of holdingにしまっているのではなく)、それを運ぶPCが何らかの形で勝利に関与していなければならない。1日毎の使用回数を持つの能力の使用回数を増やす、レリックの強化ボーナスを+1から+2に増加させるなど、いくつかの勝利は既存の能力を改善する。他のすべての勝利能力は、アイテムの基本能力と互いに累積する。たとえば、2つの勝利を達成したレリックは、基本能力とともに、最初の勝利と2番目の勝利の両方の能力を与える。

 DCの増加/Increasing DCs:一部の効果には、レリックがより多くの勝利を達成するにつれて増加するDCをもつ;これらは、「DC = 15+達成した追加の勝利ごとに+1」などの注記で記されている。このようなDCを持つ効果は、その効果が発生した勝利またはその前段階の勝利を数に含まない。たとえば、レリックの最初の勝利が、15+達成された追加の勝利毎に+1のDCで効果を与える場合、そのDCは15になる。そのレリックが2番目の勝利を達成したとき、DCは16に増加する。

 色褪せる栄光/Fading Glory:PCがレリックを発見すると、アイテムの目的に従って使われることなく何年も経過しているため、アイテムの力は大幅に弱まっている。ほとんどのキャンペーンでは、発見されたレリックのちからが再び色褪せるのに十分な時間が経過する可能性は低い。しかし、そのレリックが使われずに何年も経過すると、勝利能力は休止し始め、最も高いレベルから開始してそこから低下していく。これはアイテムによって異なり、究極的にはGMが決定するが、適切な水準ととしては1d4年毎に1つの勝利項目が失われる。

レリックを自分のキャンペーンに導入する Relics In Your Own Campaign

出典 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur 77ページ
 君のゲームでレリックを実装するためには、ここに提示されている樽ドールのアイテムののテーマと詳細を必要に応じて調整し使用する。また、Pathfinder RPG Pathfinder Unchainedの成長するアイテムを適応させるか、必要に応じた独自のアイテムを作成してもよい。

 また、レリック遺物の能力を解放にPCが達成できる潜在的な勝利を設定する必要がある。これらの勝利は、2〜3キャラクター・レベルごとに起こるべきである。勝利は、キャンペーンのストーリーライン上の主要な目標の達成に常に関連しているべきである。PCがすべての勝利を成功する可能性が高い場合は、勝利イベントの頻度を下げる。PCが特定の勝利を達成できない可能性が高い場合は、その直後に別の勝利を差し込むことができる。アイテムが2レベルごとに1回の勝利の割合を上回っているように見える場合は、将来の勝利イベントを変更できる。含めるレリックのテーマは、キャンペーンのテーマと一致スべきである。これは、レリックのメカニズムと力が正確に対応する必要があるという意味ではなく、歴史的な側面やフレーバーが満ちている方が良いという意味である。

 レリックは、明確な目標と主要なイベントがあるキャンペーンで最も効果的に機能する。これはゲームに組み込んでおいた目標かもしれないが、プレイヤーが自分の目標を定義することでも満足が得られるものである。キャラクターの1人の目的に一致する目的でデザインしたレリックを作成する場合、そのキャラクターとレリックのペアに対して、より強力な繋がりと目的の一致を設定するだろう。

成長するアイテムの適応 Adapting Scaling Items

出典 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur 78ページ
 レリックはPathfinder Unchainedで導入された成長するアイテムとほとんど同じように機能するが、財産の訳間を取り除く必要がなく、特定のレベルではなくストーリー上イベントで成長することが異なる、これはWar for the Crownにおける君のグループに合わないものを、ここに記載されているものと置き換えたり、別のキャンペーンで用いたりするのに関わらず、成長するアイテムをレリックとして使うために変更するのを用意にする。そのためには、ゲームの勝利に結びつけるためにアイテムのテーマに沿った背景要素を加えることに加えて、以下の調整が必要である。

 コスト、価格、成長カテゴリを取り除く/Remove Cost, Price, and Scaling Category:レリックは作成できず、通常は売買ができないため、コストや価格の項目がない。同様に成長分類(凡品、上物、逸品)は通常のレリックには関係ない。ただし、凡品はレリックにしては立派なものであるとは言えないため、成長するアイテムを適用させるとき、上物と逸品だけに制限することを推奨する。

 最低PCレベルの決定/Determine Minimum PC Level:レリックの能力はキャラクターレベルに明示的に関連付けられてはいないため、PCのレベルに対して強力すぎるレリックの使用権を制限することが重要である。一般に、PCはキャラクター・レベルが、そのレリックが基づいている成長するアイテムの最も低いレベルの2レベル以内になるまで、レリックを使用するべきではない。

 低いレベルの成長能力を結合させる/Combine Lower-Level Scaling Abilities:レリックを入手するとき、PCのレベルがいくつである可能性が高いかを決定する。これがアイテムの成長レベルよりも1以上高い場合、全てのそのレベルでの能力をアイテムの基本能力として結合する。

 未解除の能力を勝利能力に変更する/Turn Unlockable Abilities into Triumph Abilities:残っている全ての未解除の能力は、特定のレベルに到達することではなく、勝利を達成することによって解除される。どのイベントが勝利とみなされるかは君の計画を参照せよ。複数の未解除の能力を1つに結合する必要があるかもしれないからである。これは勝利の間に長い谷間があり、PCの予想レベルに追いつくためにそれぞれを更に強くする場合があるときに発生するだろう。

バンド・オヴ・ザ・クルセイダーズ・アライアンス

         (Band of the Crusader's Alliance/十字軍の同盟のバンド)
出典 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur 81ページ
推奨 10~12レベルのPC
オーラ 強力・防御術;術者レベル11レベル;
装備部位 指輪; 重量

 形式的な飾りと頑丈なデザインは、ドワーフがこの分厚い厚い指輪を鍛造することに手を貸したことを示唆している。小さな可動部品の正確なエンジニアリングは、アイテムを作成したも者の優れた芸術性を示している。指輪には、多面体のオニキスを挟む2つの特徴的なシンボルが刻まれている。1つはタルドールの旗に思わせるものであり、もう1つはエイローデンの目を描いている。

 これらの3つの要素のそれぞれは、特定の呪文を使用するために1日1回起動することができる:タルドールの旗はホールド・パースン(DC 13+達成した勝利毎に1)、エイローデンの目はプレイヤー、オニキスはストーン・シェイプである。

 リングを囲むのは、所定の位置で回転し、1つのダイヤモンドがちりばめられた2つ目の金属製のバンドである。 ダイアモンドがシンボルの1つと揃えられている場合、着用者は特定のセーヴィング・スローに+2の幸運ボーナスを得る。タルドールの旗と揃えられている場合心術の呪文と擬似呪文能力に対するセーヴ、エイローデンの目と揃えられている場合[悪]効果、オニキスと揃えられている場合[地]と[毒]効果である。指輪をシンボルに合わせるのは全ラウンド・アクションである。

 最初の勝利/First Triumph:各要素は、別の呪文を使用するために1日1回追加で起動できる。タルドールの旗はセンディング、エイローデンの目はデス・ウォード、オニキスはウォール・オヴ・ストーンである。

 2番目の勝利/Second Triumph:各要素は、別の呪文を使用するために1日1回追加で起動できる。タルドールの旗はマス・サジェスチョン、エイローデンの目はディスラプティング・ウェポン、オニキスはトランスミュート・ロック・トゥ・マッドである。

ベルト・オヴ・ザ・ラスト・ウォール

         (Belt of the Last Wall/ラストウォールのベルト)
出典 Pathfinder #141: Last Watch 67ページ
オーラ 強力・防御術、死霊術[秩序];術者レベル13レベル;
装備部位 ベルト; 重量 4ポンド

 3つのミニチュアの盾は、それぞれ摩耗して叩かれ、この老朽化した革のベルトから緩く垂れ下がっている。何十ものアダマンティン製のラメラーの板が紐の外側を飾り、鋼鉄で鍛えられたかのような印象を与える。

 このベルトには、その勇気がラストウォールの建国に影響を与えたタルドールの騎士団であるRealmsguardのメンバーを表す紋章が刻まれている。このベルトは着用者にDR 1/アダマンティンと着用者のいずれかの身体的能力値に+1づつを割り振ることができる+2の強化ボーナスを与える。例えば、【耐久力】+2であったり、【筋力】と【敏捷力】の両方に+1を割り振ったりすることができる。この強化ボーナスは、ベルトを装着してから24時間の間は一時的な能力値ボーナスとして扱われる。1日1回、ベルトの着用中に瞑想することでこの強化ボーナスを再配分することができるが、そうするとベルトの強化ボーナスが一時的なものでなかった場合、次の24時間は一時的なボーナスに変わる。
価値 Worthiness
 タスク このレリックを価値あるものにするためには、CRが君の合計レベルまたはヒット・ダイス(どちらか高い方)より少なくとも3大きいクリーチャーによって無実の人が殺されるのを防ぐことに成功しなければならない。このタスクにおいて、無実とは、ヒット・ダイスが君のヒット・ダイスの半分以下のクリーチャーのことである、GMの裁量によっては、この状況につながるイベントを調整することによってこのタスクを完了する場合、このレリックを勝ちあるものにするイベントはない。

 利益 ベルト・オヴ・ザ・ラスト・ウォールの強化ボーナスは+4に増加し、提供するダメージ減少はDR 2/アダマンティンに増加する。加えて、60フィート以内の味方が攻撃されたときは、着用者はその味方に1分間の間シールド・アザーの利益を与えるために割り込みアクションとしてベルトから盾を引き裂くことができる。この能力は3回使用できる;使用回数を回復するには、着用者は少なくとも50GPの価値のある新しい盾をベルト・オヴ・ザ・ラスト・ウォールに取り付けなければならない。ベルト・オヴ・ザ・ラスト・ウォールに取り付けることができる盾は1日に1つだけである。

ディグニティズ・バーブ

         (Dignity's Barb/威厳の棘)
出典 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur 78ページ
推奨 1~3レベルのPC
オーラ 強力・占術;術者レベル 12レベル
装備部位 なし; 重量 2ポンド
 真鍮の象眼細工とタルドールの軍隊の印が、この高品質ダークウッド製ライト・クロスボウを装飾している。磨かれたストックは、持ったときに少し暖かく感じる。金色の碑文には、Seventh Army of Explorationのゲレフェイン将軍/General Gerefeinの名前がある。彼の最も有名な行為では、ケーリドのウォーロードとの長期にわたる猛烈な戦いの流れを変えたことである。混沌とした暴風雪の中、ゲレフェイン将軍は事実上盲目状態であったが、彼のボルトは致命的な一撃を与え、ウォーロードはマンモスの乗機から叩きつけられた。ケーリド人の兵士たちは指導者が倒れるのを見て、任務を破り、その日ゲレフェイン将軍を勝者とした。

 クロスボウは、使用者に、将軍を大勝利に導いた幸運の接触を与える。ディグニティズ・バーブを発射うすると視認困難による失敗確率を5%減少する。

 最初の勝利/First Triumphディグニティズ・バーブ+1ダークウッド製ライト・クロスボウであり、視認困難による失敗確率を10%減少させる。加えてm武器がクリティカル・ヒットを確定させるとき、1日1回、使用者はクリティカル確定ロールを2回ロールして良い方の結果を採用できる。

 2番目の勝利/Second Triumphディグニティズ・バーブ+1シーキング・ダークウッド製ライト・クロスボウである。

 3番目の勝利/Third Triumphディグニティズ・バーブ+2シーキング・ダークウッド製ライト・クロスボウである。使用者は1日2回クリティカル・ヒットを確定させるために2回ロールする能力を使用できる(ただし特定のクリティカルの可能性に対しては1回しか使用できない)。加えて、使用者は遠隔攻撃を失敗するために、幸運の一射を試みることができる。遠隔武器攻撃が使用者から30フィート以内のクリーチャーを目標とするとき、1日1回割り込みアクションとしてディグニティズ・バーブを発射体に向けて撃つことができる。遠隔攻撃ロールを行い、結果が攻撃者のロールを超える場合、その攻撃は無効化される。この能力はディグニティズ・バーブが装填されている場合、または使用者が《高速装填》や同様の能力を使用できる場合にのみ使用できる。

 4番目の勝利/Fourth Triumphディグニティズ・バーブ+3シーキング・ダークウッド製ライト・クロスボウである。使用者は回数無制限にクリティカル・ヒットを確定させるために2回ロールする能力を使用できる。

 5番目の勝利/Fifth Triumphディグニティズ・バーブ+4シーキング・ダークウッド製ライト・クロスボウである。毎日の開始時に、クロスボウの所持者はd20をロールし、1、19、または20の結果を再ロールし、最終結果を記録する。その日の残りの間、所有者はディグニティズ・バーブでの攻撃ロールで、その値をロールした場合、その攻撃はクリティカルの可能性がある。これは1日の開始時のロールした持ち主以外に利益を与えない。

エンヴォイ・リング

         (Envoy Ring/特使の指輪)
出典 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur 79ページ
導入 Pathfinder #127: Crownfall;推奨 1~3レベルのPC
オーラ 中程度・心術;術者レベル 11レベル
装備部位 指輪; 重量
 この金色の指輪は、外側は完璧であるかのように見えるが、内側は何世紀にもわたる摩耗を示しており、内側のバンドは指輪の外側の表面よりも明るい色合いに永久に磨かれている。正面には家紋が飾られており、2つの王冠を囲むオリーブの枝が描かれている。これは大使と外交に捧げられた家を示しているようである。

 指輪は、着用者に〈交渉〉〈言語学〉〈芸能〉判定に+2の技量ボーナスを与える。1日1回、着用者はディスガイズ・セルフとして、着用車の外見と衣服を変えるための合言葉を言うことができる。外観は、周辺の支配的な文化の習慣、通常は地元の貴族や支配階級の習慣と自動的に一致する。 身体的特徴は地元の人々の特徴とは一致しないが、その人物を際立出せるような特徴は減少する――エルフが住んでいない集落のエルフの耳などはなくなる。これは最大24時間継続するが、いつでも取り消すことができる。リングによって生成される呪文効果の術者レベルは、1+2達成した勝利毎に1である。

 最初の勝利/First Triumph:リングは各々1日1回、チャーム・パースン(DC = 15+追加の勝利毎に+1)と、コンプリヘンド・ランゲージズを使用することができる。

 2番目の勝利/Second Triumph:指輪の〈交渉〉〈言語学〉〈芸能〉への技量ボーナスは+3になる。着用者が指輪の変装を起動したとき、持続時間が続く限り、知らない地域で最も一般的な言語を読み、話し、理解することができる。

 3番目の勝利/Third Triumph:着用者は回数無制限にチャーム・パースンを使用するためにリングを起動できるが、セーヴに成功したクリーチャーを24時間の間再び目標にすることはできない。リングはまたは1日1回、チャーム・モンスター(DC =20+達成した鍾離昧に1)を使用するために起動することができる。

 4番目の勝利/Fourth Triumph:指輪の〈交渉〉〈言語学〉〈芸能〉への技量ボーナスは+5になる。

 5番目の勝利/Fifth Triumph:着用者は1日1回マス・サジェスチョン(DC 24)を使用することができる。

グレイス・オブ・ザ・ラスト・アズランティ

         (Grace of the Last Azlanti/最後のアズラント人の優美)
出典 Pathfinder #141: Last Watch 67ページ
オーラ 強力・防御術;術者レベル13レベル
装備部位 首周り; 重量
 エリュシオン青銅から鍛造されたこの輝くペンダントは、閉じた翼のある1つの目をイメージしている。ペンダントには何百もの貴重な宝石が散りばめられており、光のないところできらめいているように見える。

 シンプルな革紐につながれたこのエリュシオン青銅製のペンダントは、閉じた目の周りを貴重な宝石の光が取り囲んでいることを除けばエイローデンの聖印に似ている。エイローデンの聖印として機能することに加えて、グレイス・オブ・ザ・ラスト・アズランティには、人間の精神の本質が吹き込まれている。1日1回、着用者は合言葉を話し、1時間の間ボーナス特技として次の特技のいずれかを得ることができる:《頑健無比》《鋼の意志》《神速の反応》《技能熟練》。 着用者がすでに《頑健無比》《鋼の意志》《神速の反応》を持っている場合、代わりにその特技の強化版を得る。着用者がこれらの特技のいずれかの強化版をすでに持っている場合、代わりに、グレイス・オブ・ザ・ラスト・アズランティを1日1回分使用することで、その特技の1日の使用回数を回復することができる。
価値 Worthiness
 タスク このレリックを価値あるものにするためには、奴隷制、危害、または同様の脅威から人類を守るという明確な目的を持って、目覚ましばかりの偉業を成し遂げなければなりらない。たとえば、CRがレベル+3以上の囁きの大帝の中尉を倒すのは適切なタスクである。GMが決定するものとして、この状況につながるイベントを調整することによってこのタスクを完了する場合はこのレリックを価値にあるものにすることに値するものではない。

 利益 着用者は1日3回アミュレットを起動することができる。着用者は持続時間が切れる前にアミュレットを起動し、以前に選択した特技を別の特技に置き換えることができる。加えて、着用者はこの能力を使用するとき、《呪文リスト拡張》をリストに追加するだけでなく、名前に「追加/Extra」が含まれるすべての特技――《エネルギー放出回数追加》《激怒パワー追加》《ローグの技追加》――を追加し、より多くの特技から選択できる。名前に「追加/Extra」が含まれている特技の利益を伝える場合、アミュレットの効果の持続時間はわずか10分である。

ジャルネシンズ・ブロークン・ボンズ

         (Jalnesin's Broken Bonds/ジャルネシンの壊れた絆)
出典 Pathfinder #141: Last Watch 69ページ
オーラ 微弱・変成術;術者レベル 5レベル
装備部位 なし; 重量 10ポンド
 この粗末な長さのチェーンの末端には、バックルとハンドルを組み合わせた手枷が付いている。チェーンには肉眼ではほとんど見えないほどのギザギザがついている。

 この用途の広い長いチェーンは、飾り帯のように胸部に着用したり、武器のように片手で使用したりできる。武器としてはレリックは+1スコーピオン・ウィップまたは+1スパイクド・チェインのいずれかとして機能する(使用者が選択する)。これらの構成を切り替えるのは即行アクションである。使用者がジャルネシンズ・ブロークン・ボンズを収納するときは、通常通り武器を収納するか、胸部の魔法のアイテム・スロットを占める胸部に武器を装着することができる。胸部の魔法のアイテム・スロットに着用すると、強化ボーナスとジャルネシンズ・ブロークン・ボンズの武器の特殊能力が、着用者の素手打撃に適用される。
価値 Worthiness
 タスク このレリックに価値あるものにするためには、少なくとも12人の奴隷や不当に投獄された無辜の民を解放しなければならない。このタスクの目的上、無実とは、正当な手続きなしに投獄された、または君が罪状について無実であることを証明した全てのクリーチャーである。GMが決定するものとして、この状況につながるイベントを調整することによってこのタスクを完了する場合はこのレリックを価値にあるものにすることに値するものではない。

 利益 武器はホーリィの武器の特殊能力を得る。1日3回、使用者はジャルネシンズ・ブロークン・ボンズを矢弾に変形し、ハンディ・グラップネル呪文として機能させることができる(術者レベル5)。この方法で物体に埋め込まれている間、ジャルネシンズ・ブロークン・ボンズは75フィートの長さのチェーンへと伸び、ハンディ・グラップネルで説明されているように伸縮させられる。ジャルネシンズ・ブロークン・ボンズは、25ヒット・ポイントを超えるダメージを受けるか、標準アクションとして使用者によって埋め込まれたものから取り除かれると、武器へと戻る。

コリアナ・ブレード

         (Koriana's Blade/コリアナの剣)
出典 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur 79ページ
導入 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur;推奨 4~6レベルのPC
オーラ 強力・防御術;術者レベル 17レベル
装備部位 なし; 重量 4ポンド

 勇敢な騎士団長のジマールのコリアナ/Koriana of Zimarが第5次遠征軍で死亡したとき、彼女の遺体は破壊された鋼鉄の盾とともに故郷に返された。取り乱した兄のタドリック/Tadricは、コリアナの娘にふさわしい遺産を作ることにのみ焦点を当てていた。彼は金属工芸と魔法の工芸の研究に没頭し、最終的に妹の盾の破片を守護の力を持つロングソードに変えた。記録によると、タドリックの姪は剣を手に取って軍に加わったが、彼女の物語の全容と剣の運命は歴史から失われた。 彼女が王室のために密かに仕えたという噂は今でも流れている。

 コリアナ・ブレード+2 ディフェンディング・ロングソードである。出自を裏切って奇妙に湾曲していて、柄頭には5つの宝石がある。4つは壊れてるが、中央の白い宝石は無傷である。1日1回、使用者はこの宝石を割り込みアクションとして起動し、自身を目標としたマジック・ミサイル呪文のすべての矢を吸収し無効化できる。

 使用者がディフェンディングの特殊能力を使用して武器の強化ボーナスの少なくとも1ポイントをACに変換すると、10フィート以内にいる自分以外のクリーチャーも選択し、使用者の次のターン終了時までACに+1ボーナスを与えるこのボーナスは、使用者がACに転送する武器のボーナスの量に関係なく、常に+1である。

 最初の勝利/First Triumph:柄頭にある宝石の 1つ(ランダムに決定)がひとりでに修復する。 修復されると、宝石は1日1回割り込みアクションとして起動でき、剣の使用者が影響を受ける直前に、以下に説明するように、特定の種類の1つの効果に完全耐性を与えるようにすることができる。効果に対するセーヴやその他の防御を試みる前に、宝石を起動することを選択しなければならない。黒の宝石は負のエネルギーから保護し、赤の宝石は[火炎]効果から、ピンクの宝石は[精神作用]効果、緑の宝石は[毒]効果から保護する。

 2番目の勝利/Second Triumphコリアナ・ブレード+3 ディフェンディング・ロングソードである。別のランダムに選ばれた宝石がひとりでにする。

 3番目の勝利/Third Triumph:別のランダムに選ばれた宝石がひとりでに修復する。この剣を用いる者は、剣の機能する宝石の1つに対応するあらゆる種類の効果に対するすべてのセーヴィング・スローに+1の洞察ボーナスを得る。

 4番目の勝利/Fourth Triumphコリアナ・ブレード+4 ディフェンディング・ロングソードである。最後の宝石がひとりでに修復する

ランス・オヴ・ザ・リーピング・ライオン

         (Lance of the Leaping Lion/跳躍するライオンの槍)
出典 Pathfinder #141: Last Watch 70ページ
オーラ 強力・力術;術者レベル 15レベル
装備部位 なし; 重量 10ポンド

 頑丈で装飾が施された金属製のランスの柄には、星の光をイメージした複雑な柄が付いている。柄の部分には、跪いて祈るタルドールの騎士の姿が刻まれた装飾的なカウンターウェイトが取り付けられている。

 この+2グローリアス・ランスにはタルドールの王族――Grand Prince Cyricas, the Leaping Lion――の武器であることを示す複雑な装飾が施されている。ランスとロングスピアの両方に習熟している使用者は、ランス・オヴ・ザ・リーピング・ライオンをどちらかの武器として使用できる。これらの用途を切り替えることは即行アクションである。加えて、使用者が跳躍を行うために〈軽業〉判定を試みるとき、常に助走をしている状態と扱われる。
価値 Worthiness
 タスク このレリックを価値あるものにするためには、【知力】が3以上で、自身のレベル+3以上のCRを持つ魔獣の信頼と尊敬を得なければならない。魔獣は感謝の気持ちから敬意の証を提供しなければならず、それを武器の柄につけなければならない。

 利益 ランスの強化ボーナスは+4に増加する。君がレリック相手にクリティカル・ヒットをするとき、君のマスから発生する30フィートの円錐形で音波のエネルギーの爆発を放つ。この範囲内のクリーチャーは2d10ポイントの[音波]ダメージを受ける(頑健・DC 22・半減)。この範囲内のアンデッド。クリーチャーは代わりに4d10の[音波]ダメージを受ける。

オヴトリアン・プレート

         (Ovetrian's Plate/オヴトリアンのプレート・アーマー)
出典 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur 81ページ
導入 Pathfinder #130: City in the Lion's Eye;推奨 10~12レベルのPC
オーラ 強力・心術;術者レベル 15レベル
装備部位 鎧; 重量 50ポンド
 この名高い+3ラリイング・フル・プレートは、数多もの征服の過程でオヴトリアン将軍/General Ovetrianによって着用されていたものである。オヴトリアン将軍が第5次遠征軍に参加し、軍を河川諸王国と東の土地に率いていた時にこの鎧を身に着けていたと記録されている。わずかな波模様のプラチナでメッキされた鎧の表面は、白い毛皮に似ている。鎧のバイザーは雄ライオンのたてがみを思わせるように作られており、上に上げても顔を保護するために下げられる蝶番を付けられている。将軍の戦いの物語は、彼が戦いに乗り込んだとき、兵士の列全体が将軍から逃げたと語っている。

 10分ごとに、鎧の着用者は、標準的なアクションとして兜のバイザーを閉じ、ライオンの頭のデザインを露出させることができる。そうすると、30フィート以内のすべての敵の士気をくじくように試みることができ〈威圧〉判定に鎧のACへの強化ボーナスに等しい技量ボーナスを得る。1日1回、敵の士気をくじく代わりに、このアクションを行って、30フィート以内のすべてのクリーチャーをフィアーで苦しめることができる(DC = 20+追加の勝利毎に1)。

 最初の勝利/First Triumphオヴトリアン・プレート+4ラリー・フル・プレートである。 鎧の能力によって士気をくじかれたクリーチャーは効果の持続時間の最初のラウンドで恐れ状態となり、その後、残りの持続時間(存在する場合)は通常どおりに怯え状態となる。1日3回標準アクションとして、鎧の着用者は、隣接する味方に接触し、その味方にブレイク・エンチャントメントまたはグレーター・ヒロイズムのいずれかの影響を与えることができる。この能力は10分間に1回しか使用できない。

 2番目の勝利/Second Triumphオヴトリアン・プレート+5ラリー・フル・プレートである。 着用者が鎧の能力を使用して敵の士気をくじくと、攻撃ロールとダメージ・ロールに士気をくじかれたクリーチャーの数に等しい士気ボーナスを得る。また、同じ量のダメージ軽減を得るが、これは克服できない。これらの効果は1ラウンドの間持続するが、着用者が恐怖効果に苦しんでいる敵に攻撃を命中させた場合、持続時間は1ラウンド延長する。

サイオン・ダガー

         (Scion's Dagger/サイオンの短剣)
出典 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur 80ページ
導入 Pathfinder #129: The Twilight Child;推奨 7~9レベルのPC
オーラ 強力・死霊術;術者レベル 17レベル
装備部位 なし; 重量 1/2ポンド
 この優雅な宝石で飾られた刃は観賞用に見えるが、他の武器と同じように邪悪である。大きな黒いサファイアが短剣の柄にきらめき、刃の柄に沿った繊細な作品は驚くべき芸術性を示している。短剣は、奇妙な来訪者との取引から息子を守るために、Grand Prince Penticus IVによって鍛造された。取引は、王冠を得るために最初に生まれた子供を差し出すというものである。しかし、Penticus V はその剣で自らの命を絶ち、父の後援者に賞与を与えることを拒否し、弟のTralian Vの王位を確保したのである。

 サイオン・ダガー+3ゴースト・タッチ・ミスラル製ダガーである。全ラウンド・アクションとして、ダガーの所有者は、自分のいる場所の同意するクリーチャーをボディガードとして指定できる。標準的なアクションとして、所有者が刃を持っている限り、これらのクリーチャーはそれぞれ、ステイタスに従って所有者の位置と状態を判断できる。ダガーの所有者は指定したボディガードを全ラウンド・アクションとして変更できる。選択した各クリーチャーは、4体を超える場合以前に選択した者と置き換わる。

 サイオン・ダガーの所有者が刃を持っているか用いている間に死亡した場合、その体は煙へと蒸発し、ソウル・バインドとして魂が黒いサファイアへと吸い込まれる。ダガーを持つもの以外は、たとえ無傷の死体を入手したとしても、所有者を生き返らせることはできない。魂が既に宝石を専有している場合この効果は失敗する。代わりに、このダガーを持っているクリーチャーは合言葉を話して閉じ込められている魂を来世へと開放することができる。

 最初の勝利/First Triumph:1日1回、ダガーの使用者はテレポートとして、任意の数のボディーガードを自分の位置へと瞬間移動させることができる。彼らは同意し、100マイル以内にいる必要があり、到着したときにGMが選択した空いている、ダガーの着用者から20フィート以内のマスに現れる。

 2番目の勝利/Second Triumphサイオン・ダガー+4ゴースト・タッチ・ミスラル製ダガーである。1日1回、即行アクションとして使用者は1分間の間、DR 1/-と高速治癒3を得る。

 3番目の勝利/Third Triumphサイオン・ダガー+5ゴースト・タッチ・ミスラル製ダガーである。使用者がダガーで人型生物への攻撃を命中させたとき、割り込みアクションとして、1ラウンドの持続時間でクリーチャーにドミネイト・パースン(DC 23)を使用するためにダガーを起動することができる。この支配状態が終了したあと、目標は24時間の間この効果に完全耐性を持つ。

スタンダード・オヴ・コンクエスト

         (Standard of Conquest/征服の旗印)
出典 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur 80ページ
導入 Pathfinder #129: The Twilight Child;推奨 7~9レベルのPC
オーラ 強力・変成術;術者レベル 15レベル
装備部位 なし; 重量 1ポンド
 この細心の注意を払って織られた旗は、突撃しようとしている馬と象を描いている。タペストリーの緑と青の色は、獣がタルドールの著名な騎兵隊であるタルドール・ホースとのつながりを強調している。タルドール・ホースは、長い間最も一般的に使用してきた乗馬である。この特定の紋章は帝国中のすべての地域でもかなり珍しいものであるが、タルドールの軍事史を知っている者は、この旗のデザインが何百年もの間使用されてきたことを知っている。

 以下の効果は、スタンダード・オヴ・コンクエストを着用または持ち運んでいる場合にのみ適用され、ランス、ポールアーム、スピア、スタッフなどの柄に取り付けられていなければならない。旗手と旗を見ることができる60フィート以内のすべての味方は、セーヴィング・スローで+2の士気ボーナスを得る。また、基本移動速度または飛行移動速度と、乗っている乗騎の基本移動速度または飛行速度を5フィート増加する。これは強化ボーナスとして扱われ、クリーチャーに基本移動速度または飛行速度がまだない場合には与えられない。 クリーチャーは、そのターンの開始時に移動速度を増加する目的で旗を見ることができるかどうかを判断し、そのターン中に見えなくなった場合でも、追加の移動速度を維持する。

 1日1回使用者が突撃アクションを開始するとき、スタンダード・オヴ・コンクエストの旗手は即行アクションとして戦闘突撃を指示できる。これにより、1ラウンドの間スタンダード・オヴ・コンクエストから得られる移動速度の増加を20フィートにすることができる。このラウンドに突撃する影響影響を受けたクリーチャーはその突撃によるACへのペナルティも無視する。

 最初の勝利/First Triumph:1日1回、スタンダード・オヴ・コンクエストの旗手は起動して、自身と10フィート以内にいる最大5体の味方を瞬間移動させることができる。これはディメンジョン・ドアとして機能し、瞬間移動した各クリーチャーはスタンダード・オヴ・コンクエストから10フィート以内に到着しなければならない。

 2番目の勝利/Second Triumph:旗手が戦場突撃を指示するとき、影響を受けた各クリーチャーは1分間の間30フィートの飛行速度を得る。 旗手は1日2回の戦闘突撃を指示することができる。

 3番目の勝利/Third Triumph:旗手と旗手を見ることができる60フィート以内の味方は、攻撃ロールに+1の士気ボーナスを得る。旗手が戦闘突撃を指示すると、影響を受ける各クリーチャーは、1分間の間のグレーター・ヒロイズムの影響も受ける。

サートル・マスク

         (Subtle Mask/繊細な仮面)
出典 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur 79ページ
導入 Pathfinder #128: Songbird, Scion, Saboteur;推奨 4~6レベルのPC
オーラ 中程度・占術;術者レベル 11レベル
装備部位 頭部; 重量 1ポンド
 着用者の目を囲み、額と頬骨を覆うように作られたこのマスクは、青と緑の宝石がはめ込まれた磁器でできており、金色の細線細工で装飾されている。着用すると、マスクは消えたように見え、着用者の顔に入れ墨としてその金色のパターンを残し、着用者の片方の目を緑に、もう片方を青に着色する。着用者は通常通りマスクを外すことができ、再び磁器のマスクとして現れる。

 着用者は〈真意看破〉に+2の技量ボーナスを得、1 日に1 回、コンプリヘンド・ランゲージズを使用できる。

 最初の勝利/First Triumph:着用者は、誰かと会話したり会話を観察したりしながら、会話に参加している1名に対してディテクト・ソウツ(DC = 17+達成した追加の勝利毎に1)を使用するために速攻アクションとしてマスクを起動することができる。これには、表面的な思考を検知するために通常のラウンド数を費やす必要があり、1日あたり合計9ラウンドまで使用できる。これらのラウンドは連続している必要はない。

 2番目の勝利/Second Triumphマスクは着用者に【魅力】に+2の強化ボーナスを与える。着用者が精神的にマスクを起動したとき、また、まるでアーケイン・サイトを使用してクリーチャーに集中しているかのように魔法的の効果を検知する。これは、精神集中の最初のラウンド中に自動的に起こる。

 3番目の勝利/Third Triumphマスクの【魅力】への強化ボーナスは+4になる。

 4番目の勝利/Fourth Triumphマスクの【魅力】への強化ボーナスは+6になる。精神的にマスクを起動したとき、着用者はディサーン・ライズ(DC 22)として精神集中の間、目標が嘘をついているかどうかを探知する。1日1回、着用者はトゥルー・シーイングを使用するために合言葉を話すことができる。

タルダリス・ビクエシャル

         (Taldaris's Bequeathal/タルダリスの遺贈)
出典 Pathfinder #141: Last Watch 71ページ
オーラ 中程度・力術;術者レベル 9レベル
装備部位 鎧; 重量 25ポンド
 この壊れそうなフル・プレートは、いくつかの鎧から集められた古いパーツを組み合わせたように見え、それぞれがタルドール王家の記章を誇らしげに表している。鎧は聖なる光を放っている。

 この+2ミスラル製フル・プレートはタルドールの王室を象徴する数十ものマーキングで覆われており、着用者に1ポイントのレリック・リザーバーを与える。式ボーナスを得るたびに1ポイントを消費することで、着用者は効果の持続時間の間(最大24時間)、士気ボーナスを1増加させることができる。レリック・リザーバーは1日1回、着用者が1時間静かに瞑想するときに回復するが、これは8時間の休息の一部として行うことができる。タルダリス・ビクエシャルは着用しようとする悪のクリーチャーに1レベルの永続的な負のレベルを与える。この負のレベルは鎧を着用している限り残り続け、鎧を外すと消える。この負のレベルは、鎧を着ている間はいかなる方法であっても克服することはできない(レストレーション呪文であっても)。

価値 Worthiness
 タスク この遺物に値するためには、GMが決定した、アイオメデイの行い/11 Acts of Iomedaeに含まれる英雄的な義の軌跡の行いを行うことによって、アイオメデイの祝福を得る必要があり、レリックを着用している間にこの行いを行わなければならない。

 利益 鎧の強化ボーナスは+3に増加し、デタミネーションの鎧の特殊能力を得、悪の竜、悪の来訪者、悪のアンデッドに対するディファイアントの鎧の特殊能力を得る。加えて、レリック・リザーバーのポイントが3ポイントに増加し、着用者はビースト・シェイプIIとして、ダイア・ライオンに変身するために標準アクションとして1ポイントを費やすことができる。これは鎧の術者レベルを使用する擬似呪文能力である。

最終更新:2022年10月16日 10:12