片山津温泉
かたやまづおんせん
温泉街は柴山潟の一部を埋め立てられて作られている。加賀温泉郷のひとつで、北陸を代表する歓楽温泉として知られた。
概要
柴山潟南岸にある、旅館数14軒ほどの温泉街。
大型ホテルの閉鎖が相次ぎ、代わりに老人ホームなどの福祉施設が建てられるなど町並みに変化が起こっている。
発見は1653年(承応2年)だが、本格的に開発されたのは明治になってからである。
北陸最大級の山代温泉と同じ最寄り駅であり、共に歓楽温泉として発展を遂げていった。
しかし、後に団体客は減少、転機が訪れるが、その対応に遅れたために急激に衰退した。
近年は柴山潟の花火打ち上げやサイクリングロード整備によるレジャー開発、また中谷宇吉郎「雪の科学館」の敷設などで巻き返しを図っている。
関連項目
最終更新:2018年08月29日 00:14