夫婦岩

めおといわ


三重県伊勢市の二見浦にある岩。

二見興玉神社にあり、その御神体である興玉神石と、太陽(アマテラスオオミカミ)を拝むための鳥居の役目を果たしている。
高さ9mの男岩と、4mの女岩の間には大注連縄が張られている。


夏至の前後約4ヶ月間は、夫婦岩の間から御来光が拝め、特に夏至の前後2週間ほどは、およそ200km離れた富士山山頂付近からの御来光となる。ただし梅雨の最中であるため観測される機会は少ない。
また、冬至の頃には月が昇る。


所在地 三重県伊勢市二見町江575
地図
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男岩は立石、女岩は根尻岩と呼ばれていたが、夫婦岩と呼ばれるようになった。
根尻岩は1918年(大正7年)の台風によって根本より折れ、1921年(大正10年)に修理をしている。その際、設置角度が変わったため、現在は片理の方向が立石とは異なっている。


大注連縄は長さ35mで、男岩に16m、女岩に10m張られ、その間は9mある。
毎年、5/5・9/5・12月中旬土日に大注連縄張神事が行われる。



2011-07-17




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最終更新:2011年07月21日 01:24