特殊部隊「純華」

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特殊部隊「純華」 - (2015/02/10 (火) 05:21:12) の編集履歴(バックアップ)


特殊部隊「純華」(すみか)

年齢:乙女の秘密 性別:男 レベル:1 メイン:戦士 サブ:魔法芸術家 エクストラ: 種族:人造人間
参戦回数:-回 コミュニティ:十三家 身長:男性平均よりも10以上高い 体重:やや細身だが身長と筋肉で印象よりも重い PL名:ポポカ

「あっらやぁだ、オトメのすっぴん見てどうするつもりなのよ? ほら出てって出てって。もぉ、すぐ行くってば」


外見
 戦闘慣れした成人男性が素体であるため、それなりに男らしい体。頭部の毛根が死滅しているため髪の毛は気分によってウィッグを使い分けていて髪の印象が定まらない。
 不自然でない程度に隠してはいるが、よく見ると頭から爪先まで全身にうっすら縫い跡がそこかしこにある。無理に繋げた部分は肉が不自然に盛り上がっていたりなんだり。

人格
 基本は女性的な性格だが、判断基準に迷ったり混乱したときは生真面目な男性の思考回路が浮かび上がる。
 他人に優しくするよう努めており、困った人をほっておけない。好ましいものではないが、争いの中にいる者を救い上げるには力が必要だというのが戦いに対しての考え方。
 世界から戦いがなくなったら、魔法書道家として穏やかに生きていきたい。旬のスイーツを食べてオシャレな洋服を着たりもしたい。後者は今も日常的に行っている。

来歴
ある魔法使いのチームが壊滅し、もはやまともな人間生活を送ることも叶わないほどの損傷を全員が受けた。
かろうじて会話ができた一部のメンバーは、このまま生き延びるよりもある目的のために自分たちの残った肉を有効に使おうと決めた。
そうして彼は産まれた。リーダーの遺言による第一次指令に基づいて彼は行動する。
十三家に属する書道による魔法芸術家の家系に身を寄せているが、その家の後継者候補につけられる「すみ」の字を冠していることが無関係とは思いがたい。

+ 参加セッション

+ 友人関係

PickUp

「あら、素敵な服を着てるわね……うん、あなたにならいい字が書けそうだわ♪」

 書道を媒体とした魔法芸術家。自身の血から墨を生み出し、相手に文字を刻み込むことで敵を倒す。呪法の一種。
 術の性質上、自傷によって体力が減少した上で接近戦を挑まねばならないためひどく脆い。


+ 第一次指令
「お前が純華となり、純華を生かし続けろ。お前が純華の存在を証明するんだ」
 そう画面の中の男は語った。頬が焼け爛れ空洞ではない方の片眼を鬼のように血走らせているこの形相が、先ほど鏡で見た自分の元だとは到底思えなかった。
「お前は十三家――純華が元いた場所だ――へ行き、純華がやろうとしたことを全て実行するんだ」
 特にこの命令に従う理由もなかった。自分を作り上げた奴はとっととどっかへ行ってしまったし、必要最低限の情報だけ得れば生きることは実際のところ可能だった。
 しかし自分は最後まで録画映像を見届け、断片的な話と記録映像によって純華という女を自分の中に創りあげ、十三家へと向かうことにした。
 頭の中にあるこの男と純華の脳がそうさせただけで、自分の意思なんて端からなかったのかもしれないが、そんなことはどうでもよかった。
「純華という存在を、幸福なものにしてやってくれ。俺達にはできなかった。お前に頼む」
 結局のところ、自分にとって、その願いが正しいことのように思えたからだ。