+ | ... |
夜明け・ガリ卓
夜明けはきの卓
夜明け飛鳥卓/神楽坂学園卓
夜明け2014卓/学園卓Mk-2
夜明けぼっち卓/妖怪通り卓
夜明け梅酒卓/新世界卓
黄昏の門
学園卓V3
夜明け2015卓/十四夜会卓
夜明け2015卓/学園戦争卓
夜明け2016卓/悪徳の街
夜明け2016卓/水の都
夜明け2016卓/空島
夜明け2017卓/学園都市
夜明け2017卓/魔境都市
夜明け2018卓/悪徳の街2 色彩戦線
夜明け2018卓/常夏島
夜明け2019卓/大魔城学園
夜明け2019卓/戦国劇場卓
夜明け2019-2020卓/次元旅団
|
+ | データ |
アイテムデータ
├消費アイテム ├道具・乗り物 └装備品 ├通常武器 ├通常防具 ├マジックアイテム:片手剣 ├マジックアイテム:両手剣 ├マジックアイテム:槍 ├マジックアイテム:斧 ├マジックアイテム:短剣 ├マジックアイテム:弓 ├マジックアイテム:盾 ├マジックアイテム:鎧・服 ├マジックアイテム:装身具 ├マジックアイテム:特殊・砲 └マジックアイテム:銃と魔弾 |
+ | 彼女は問いかけに答える術を持たなかった。 |
「お前 なんにもないな?」
私にゆずれないものはなかった。負けて、譲って、逃げて生きてきた。
私に追い求めるものはなかった。期待することなんて最初から諦めていた。 私にまもるべきものはなかった。大事な物など一つも持っていなかった。 私に秘めているものはなかった。ずたぼろの心に何かを隠す余裕なんてなかった。
だから、改めて言われても特に何を思うこともなかった。
あぁ、そうだろうな、という奇妙な納得だけがあった。
「うーん……いくらアトでも 無いものをおしえてやることは むりだぞ」
否定の言葉は聞き慣れていた。
彼女は考える。ここもダメか。どこへ逃げたらいいんだろう。 その言葉は相手に伝わっていたけれど、彼女はそれすらどうでもよかった。
「まってまって じゃあそうだなぁ こころをおいもとめる、ってことにしとこ ねっ!」
そうして彼女はルミナスコインに迎え入れられた。
|