サイフォス・O＝アルメード

地軍武将の一人、赤髪の騎士然とした見た目と武装を纏う妙齢の女性。
自ら前線に挑む勇ましい性格の持ち主であり、「戦い」とは「護る」ことと謳う。
ただ苛烈な訳ではなく、戦おうとするもの、そうあれないものに心得を説くのみにする柔らかさも持ち合わせる。
ジパング人にして柾良で数世代を経た魔族にして、代を通じ幾人かの武将を輩出してきた氏族。
多くは戦士か魔道士の才に寄り、彼女自身は比較的戦士に偏った才と戦闘能力を持つ。

武家屋敷街に居を構えており、大規模ではないが氏族有する流派を教える剣術道場も備えている。
主に「見込みあり」と踏んだ者や「拾った（※）」者など。
或いは義塾で受け入れきれない者への護身の教えの場ともなっている。

多少の欠点として「見込んだもの」（この場合は人・物を問わないとする）を構わず拾う性質があり。
地軍の地獄に近い鍛錬の一部を担うに相応する強引さを発露する場合もある。
重ねて住まう屋敷の蔵は控えめな表現を用いて「何かの山」。漁る場合は相応の覚悟をするように。