ユートパーク次元

“方舟の楽園” ユートパーク

享楽平穏の方舟を心ゆくまでお楽しみ下さい。ただし決して、彼らの安寧かす事がないよう」
キャロライン=トルバドール


文化 宗教観 食文化 治安 法制度 主要国家
【管理社会】 【一神教】 【採取と配給】 【安全】 【保護区】 中央街クロッシング



穏やかな農村、荒れる事のない海、涼やかな山野といった牧歌的な風景が広がる世界。
そこに住まう幻想種や妖精を中心とした住民は日々を山で採取に励んだり、
時には中央の街【クロッシング】で催し物で賑わったりと気ままにのんびり暮らしている。

住民の特徴として、いずれも動物の意匠を外見や能力などに宿しているというものがある。
生まれついてないものは集落を束ねる「オサ」から「得意分野」を見込まれた後に適当なものを与えられる。


実はクロッシング地下にある【パークセンター】において「ガイド」と定義される種族が
種と世界の平穏を保存するために監視しておりこれが住民に語り継がれる【四神】の正体でもある。
ただし徹底したものではなく災害や外部から流入した災禍への対応の為治安維持に動く、文字通りの管理センターと言える。


次元旅団の構成員は、申請さえすれば観光目的で訪れる事も可能。ただし住民の生活の平穏を乱したり、無断で侵入すると彼らに「エネミー」と指定される事となる。
なお、観光目的での次元渡航は次元旅団側の権限を持つ団員と、ユートパーク側のセンター管理責任者であるキャロラインの双方への申請許可を必要とする。
許可が降りれば専用のタグを付与され「たびびと」という肩書で観光ができる。住民からの認識は「遠い地方から遊びに来ためずらしい生物」という認識になるらしい。


中央街と4つの島


周囲は『山高帽山』から滝の流れる群島【フォールフォーク】、一面緑の森で満たされた【ニューリーフ】
山岳地帯と砂地が広がる【ワイルドワールド】、常冬の銀世界が広がる【ホライゾン】の4つの島で囲まれており、
これらがそのままユートパークの住民が住まう生息領域として国家のように呼ばれている。
島々の間は「ユート水上パークバス」という乗り物が運航しているためそれを利用するのが基本。

どれもさほど環境は厳しくなく、気分で観光や散歩目当てに向かっても楽しく過ごせるだろう。
ただしフォールフォークは高めの気温、ニューリーフは雨季の長さ、
ワイルドワールドは乾燥と寒暖差、ホライゾンは寒冷地という特徴があり最低限の準備はしないと快適には過ごせない。
とはいえこれはガイアの観光でも付きまとう常識なので、よほど常識がない者でない限りは心配はいらないだろう。


中央街クロッシング


中央の島に広がる居住地帯。といってもガイアの都会ほど栄えている訳ではなく、
広めの西洋の田舎町といった様相を呈している。住民達の多くはここで朗らかにのんきに暮らしている。
なお車などは浸透していないが、代わりに汽車が走り少数ながら「パークバス」という魔力で奔るバスがある。

クロッシング
施設名 概説 マナコード
クローバー通り 石畳の道が映える大通り。中央広場には大きな噴水のあり憩いの場所となっている。
料理店や服屋など小さくも穏やかな雰囲気の店が立ち並ぶ、クロッシングらしさを映した場所である。
お祭りなどの街を中心としたイベントの舞台となる事も多い。
グルメ
たびびとの鐘 リングリング・ホールの屋上にある大きな鐘。遠い所から旅人がやってくる目印になると言われる。
緻密なメンテナスを必要とし四神が認めた人物以外は立ち入りできない。……というのは名目で、実はパークセンターへの通り道が隠されている。
四神やアシスタント、そしてトーチホールを通じてやって来たPTはここからユートパークの地上に出る。
チェック
リングリング・ホール 住民たちが催事をしたり、街の運営について相談したりするための公共ホール。他島から来た住民の対応もここで行う。
またクロッシングのオサもここに詰めている事が殆どである。
ボランティア
土産屋「しろつめくさ」 細工物を中心とした土産物を売っている小さな店。店主の腕がよくひそかに人気が高い。
また店主以外にも、住民が持ち寄った自信作が売り物になっている事がある。
旅行
デパート「TANUKI」 ひときわ大きな百貨店で、雑貨から家具、フードコートまで色々なものを取り扱っている。クローバー通りとの仲は良好。
オーナーである狸の幻想種「ポポル」氏が一代で個人商店からここまで拡大したという。
おしゃべり
テーマパーク「ランド・ランド」 クロッシングから離れた場所にある大型テーマパーク。四つの島を見渡せる巨大観覧車がパークシンボル。
ジェットコースターやライドクルーズ、バンジージャンプまで様々なアトラクションが揃い住民からも人気が高い。
青春
ちからくらべどころ 大きな運動場のような場所。ここでは時々腕自慢の住民たちが「ちからくらべ」に励んでいる。
アシスタント監視の元、専用魔法「バリアボール」を纏う事で大怪我の心配も不要、自分の実力を純粋に試す事が出来る。
武術
ダークネスユート団 「この世すべての闇を統べる悪と反逆の使徒」である菖蒲の率いる集団のアジト。三色昼寝付き。
己の脅威を知らしめるべく団員達が各地を闊歩しており、その恐ろしき全貌は住民に親しまれている事実上の自警団。
マフィア

群々島フォールフォーク


『山高帽山』から大きな滝の流れる群島。最大級の『夢を見る滝』以外にも大小様々な滝が落ちる。
小さな島々を渡るためには水上バスを始めとした「のりもの」の利用が欠かせない。
しかし住民にはここで暮らすため水泳能力や飛行能力を持った者が多いという。

フォールフォーク
施設名 概説 マナコード
夢を見る滝 フォールフォーク名物の大瀑布で落差はなんと800m。山高帽山の頂上付近から大量の水が流れ落ちる様は圧巻の一言。
これだけの落差にも関わらず、マナの効力かしっかり滝壺がありそちらからの景色も大迫力。
トンデモ
ウラボシ河 港付近の森に流れる清流。透き通るほど透明な水が流れ、釣りや水遊びが楽しめる。
ただし雨が振ると水かさが増すのでキャンプの時には要注意。
生物
みずべショーステージ 群島の中でも一際小さな島に作られたステージ。天井が可変で雨の日も安心。
時折アイドルやら歌手やら様々なアーティストがイベントを企画して「だしもの」を行い住民たちを楽しませている。
アート
ホテル「ツキミソウ」 青々とした海を眺める事の出来る臨海ホテル。屋上にはプールも設置されている。
フォールフォークは住民質の間でも人気の観光地なので、天気の良い日には部屋がよく埋まる。
リラックス
みずあそびば ウォータースライダーや飛び込み台、水上アスレチックなどの遊戯が楽しめる施設。
屋内では浮き輪を借りたり、ダーツやトランプなどのゲームで楽しむ事もできる。
ゲーム
アジサイ港 群島であるフォールフォークを移動するに欠かせない乗り物が集められる港。
遊覧船から魔法で動くジェットスキー、さらにはスワンボートまでものすごく多様。
青春
ガシャポンいちば ガシャガシャマシンが集まるある意味で異様な広場。趣味人のオーナーが管理をしている。
住民が作った細工やら謎のおもちゃやら、レバーを回すまで何が出てくるか分からない。ナマモノの投入は禁止。
ギャンブル


大森林ニューリーフ


一面緑の森で満たされた緑の島。そこらじゅうが木々で満たされているがどこへ行っても木漏れ日が差し、
立て看板による案内も多いため住民によって整備されていればそう迷う事は少ない。
ただし深い森がない訳ではないので夜間の出歩きには注意。

ニューリーフ
施設名 概説 マナコード
キツツキロッジ キツツキの幻想種がオーナーを務める森の中に建てられたロッジ。
鳥のさえずりと木の葉が掠れる音以外は静かな木漏れ日で穏やかに過ごせる隠れた穴場。
図書館から借りた本で読書にふけったり、物書きなどの作業をする住民がよく利用している。
読書
ホシゾラ図書館 森の奥に建てられた、ユートパーク中の書物や資料が集められた施設。
ただし住民達がよく利用するのは絵本や小説が主。小難しい資料類がある棚はホコリが被りがち。
マジメ
オーキイカワ ニューリーフに流れる巨大な河川。川幅は非常に広く、川下りが楽しめる。
もともと単に「大きい河」としか呼ばれてなかったのだが、他島の住民が尋ねた時にこう答えた事で定着してしまった。
ワイルド
ステラ天文台 一際高く開けた地点にぽつんと存在する天文台。もともと空気が綺麗な為、特に綺麗な星空が観測出来る。
月に一度ほど「星見会」が行われ、静かなニューリーフの夜が賑やかになる。
研究機関
ビースト・ジム 浜辺に建てられたジム施設。色々な健康器具が用意されているほか、
屋外では天然のボルダリングや水泳で汗を流す事も出来る。
筋肉
スイレン競技場 大きめの開閉式天井付きアリーナ。かけくらべやボール投げなど、ゆるくもユートパークらしいスポーツで競う事が出来る。
秋の季節には「うんどうかい」が行われ歓声で満たされるらしい。あとお弁当が美味いとか。
スポーツ
マッドナイトマンション いつ建造されたのかも分からないとても古い洋館。蜘蛛の巣が張りすっかり寂れきっている。
特に夜は恐ろしく不気味な雰囲気を醸し出す事から、夏は肝試しスポットとして有名。エネミーにはご注意を。
死霊

砂荒野ワイルドワールド


山岳地帯と砂地が広がる乾燥地。見晴らしがよく、砂地以外の地面はしっかり固まっていて歩きやすい。
一方で他の島々と比べて気温が高めなので、暑さ対策はしっかり行っておくべき。
西地区にある「白砂漠」はまるで水のように人が軽々と沈んでしまう有数の危険地。スナザメの渡しを利用するか飛行する必要がある。

ワイルドワールド
施設名 概説 マナコード
わいるどカフェ 緑豊かな山岳地のふもとに建てられたログハウス風のカフェ。
ユートパーク独特の植生を利用した様々な飲み物が楽しめるが、実はそのメニューはガイアと相違ないらしい。
おしゃべり
ウツボ地底湖 海岸沿いの洞窟からたどり着ける、まるで光が湧き出すような美麗な地底湖。
ひと目見ようと足を運ぶ人が多く、現在では経路も整備されている。
ヲタク
バオバブ牧場 山岳地高所に存在する広い牧場。ヤギやヒツジ、ウシなど様々な生物が飼育されており
わいるどカフェとも提携している。牧場は動物の意匠を持つ住民達にとって身近な施設でもある。
生物
スナザメの港 一歩足を踏み出せば地中に沈んでしまう「白砂漠」にある地上港。
渡しを担うスナザメという種族はこの白砂漠を泳ぐ技術を持ち、飛行能力者以外が渡るためには欠かせない。
トンデモ
サボテンマウンテン ワイルドワールドの中でも一番険しく高い山。
エネミーもよく出没し、事故も絶えずよく警備隊が見回りを行っている。
ワイルド
サボテニックロープウェイ サボテン山の付近の山岳地と港近くの荒野を結ぶロープウェイ。
見晴らしが良く、用事がなくても乗り込もうとする人も少なくないんだとか。
旅行
アップダウンとうげ 峠とあるが中央に起伏の激しい地形のある通り。平地の「ダウン」には露天商が集いクロッシングでは見られない珍しいものが売られる。
一方「アップ」ではスケートボートやローラースケート、ダンスや軽業など体を動かすパフォーマーで賑わう。
ストリート

白銀世ホライゾン


常冬の銀世界が広がる降雪地帯。常冬に近いほど年中気温が低い。
特に北区域は「万年雪」と呼ばれるほど常に雪景色で満たされている。寒さ対策は忘れずに。
ガイアで言う所の和風文化に似たものが多いらしく、温泉街は橙色の灯火で照らされる。

ホライゾン
施設名 概説 マナコード
大福温泉 雪景色が一望できる露天風呂が人気の温泉地。滋養健康その他に確かな効き目がある。
硫黄臭がしないのは、この次元特有の「スノースター」という成分が湯を温めてできた温泉なためという。
健康
大福旅館 老舗の温泉旅館。黄昏時に浮かぶ橙色の灯は遠くからでも幻想的な雰囲気を形成する。
部屋も広くサービスも食事の一級品、一泊するだけでも快適な日を楽しめる。
リラックス
スキー場「ハツユキ」 年中雪景色が広がるゲレンデでスキーやスノーボード、スノーモービルが楽しめる施設。
ふもとではかまくらやスケートリンクなどの雪、氷遊びのための設備が豊富。真冬には雪まつりも開かれる。
スポーツ
アケビシアター 非降雪地帯に建てられた劇場。映画上映の他にも舞台やコンサートが開かれる。
時折思い込みで持ち込まれたプログラムにない出し物が行われる事すらもあるという。
音楽
和食処「ネムノキ」 赤い提灯が出迎える和風の食事処。味わえる料理も和食が主で、特に天丼は名物。
実はPTが許可を得て和食をガイアから持ち込んだのが真相なのだが、もちろん住民はそんなことを知らない。
グルメ
四神神社 ユートパークで信仰される四神を祀る神社。新年のお参りは住民が他島から押し寄せる。
四神当人もここに現れる事があるという。つまり正体は境内にパークセンターから通じるゲートが隠された四神の居住地。
宗教
サンフラウ・タイムズ ユートパーク中のニュースをお届けするため日夜飛び回っている新聞社。社員のほぼ全てが飛行能力を持つ。
各島のイベント情報やちょっとした小話まで迅速に集め周り、イベントのスポンサーも行っている
ゴシップ

文化


中央街以外の島々は集落が複数固まっており、それぞれリーダーである「オサ」が10年程度の周期でまとめている。
実態としては町内会程度だが、「最も頼れるひと」が選ばれる傾向にあるらしい。
文化はさほど発達してはおらず貨幣の概念は硬貨1種のみ、
あとは物々交換程度のもの。とはいえ店舗や娯楽などの概念は最低限浸透しているようだ。


住民/名前


住民の気質は全体的に穏やかなので、険悪になったり集落間の闘争になる程の諍いはほぼ見受けられない。
ちなみにあまり細かいこを気にせずノリが良い住民が多いため、よほど妙な事をしなければ他次元の者が訪れても殆ど気にせず
例え機械種であっても「なんかあのひと角ばってる」と思われる程度である。
一応名目上は他次元からの渡航者は一般的なヒト型ならば「サル」種という事になっており、レプタイル等の他種はその外見特徴に依る。

名前については出生地に見られる植物の名前をつけ、中央街ならば通りの名前を、それ以外は集落名を氏族名として名付ける。
(植物)=(出身地の名)といった具合である。
ただしパークセンターのスタッフにおいてはこの法則に限らない。


パークセンター


中央街クロッシングの地下に存在する管理区域。
「ガイド」と呼称される、動物的特徴を持たない種族が表の住民に悟られぬようユートパークを監視している。
例外として代表である四人の「オサ」は架空生物の特徴を宿し「四神」として実質の統治者として扱われる。
ただしその実態は基本的にパークセンターが表向きに介入しなければならない時、に地上に出る為の役割である。
他次元からの介入が発生して以降はその対応もパークセンター、および四神が担っている。


PT能力に関して


仮にPTに目覚めた場合は、次元の安寧維持のために例外的に「四神」の介入の後にパークセンターの事が知らされる。
その後に今まで通りこの次元で暮らすか、PTとして活動をするかが問われる事になる。
社会管理を目的とするパークセンターはこの管理を特に徹底しており次元旅団には協力的な姿勢を見せている。
なお当の住民たちはこの介入を目撃してものんきに「神さまに褒められたからすごい」ぐらいにしか考えていない。


エネミー


ユートパークに出没する脅威である特異な生命体。害獣として破壊活動などを行うほか、
他の生物の精神に悪影響を及ぼし「自信」「自己肯定」などポジティブな部分を抑えられたうつ病のような状態にしてしまう。
それ以上に病気にしてしまったり、最悪【自然回帰】という消滅現象を引き起こす事もある。
パークセンターはこれを「具現化された災害」と考えており、住民の対応を支援しながらも「共通の敵」として維持すべく積極的な駆除は行わない。

なお次元からの悪意ある流入者や不法侵入者など、ユートパークに害を齎す存在であれば
この特異生命体以外でなくともパークセンターから四神を通じ「エネミー」認定が通達される。


関連NPC



キャロ


アシスタンツ


槐=クレイラ

年齢:27 性別:男 種族:幻想種(変化)
マナカラー: 制作者:ぴゃー
外見イメージ:レオモン(デジタルモンスター)

「君たちはクロッシングに来るのは初めてか? では、私が案内して差し上げよう」

クロッシングのオサを務める獅子の獣人の姿をした男。
勇敢で精悍かつ、住民たちには別け隔てなく優しく頼れる男の典型。
弱気ものを守るためなら己を顧みない事があり、エネミー討伐の際には心配を受けているがそれでも矢面に立つ事は止めない。


茗荷=ポポル

年齢:30 性別:男 種族:妖精
マナカラー: 制作者:ぴゃー
外見イメージ:たぬきち(どうぶつの森)

「そちらの商品ならまとめて30000でいかがかだなも?」

デパート「TANUKI」のオーナーである狸の獣人。
傑出した商才を持ち、一代で商店から現在の城まで築き上げたという。
その鑑定眼は確かなもので、足元を見るのも得意だが住民達の求めるものを見抜き的確なサービスを行っている。


菖蒲=アンスタンツ

年齢:18 性別:女 種族:幻想種(変化)
マナカラー: 制作者:ぴゃー
外見イメージ:ブラックバック(けものフレンズ)

「クックック……この漆黒の闇を纏うダークネスユート団に恐れをなしたならば、いつでも下るが良い」

秘密組織(自称)「ダークネスユート団」をまとめる団長。
「この世すべての闇を統べる悪と反逆の使徒」を名乗り、ユートパークにその名を轟かせている。
……という設定にかぶれているだけの痛い人。ただし妙に親切でノリが良く度量が広いため慕う者はやたらと多い。
あちこちに出没しては遊んだり、エネミー退治に協力したりと別に大それた悪事を働いてもない。

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最終更新:2019年11月05日 20:33