フェデリーコ・コンスタンシア

フェデリーコ・コンスタンシア


列伝


探偵審問官
神聖統合国アーランで裁判を司る役職である審問官のひとり。
元は教会軍の将軍で、聖戦においていくつかの顕著な成果を挙げパラディンの位を叙勲されるまでに至る。
堅固な装備に身を固めた騎士たちに防御魔法を何重にも重ねた上での戦列戦術を好み、
敵軍を轢き潰す容赦ない姿から、狂信者として周辺諸国からは恐れられた。
実際彼は敬虔な女神信仰者であり、戦陣でも30分ほどの女神への礼拝を欠かさなかったといわれる。
戦後は審問官への就任の道を希望し受け入れられたが、裁判への取り掛かり方から偏屈家として奇異の目を向けられる。
審問官の証であるまことの天秤をすぐには使わず、奇妙な調査や聞き込みに時間を費やす彼の姿は、アーラン影響圏では理解し難いものだった。
当然神殿からの覚えも良くなく、「その武功を活かすため」という名目で魔人前線国に近い国境へと送り出されている。
フェデリーコ本人はそのような風評を気にせず、探偵審問官と自らを名乗ったという。

台詞


雇用時:「司法と裁判。それこそが人間種が築きあげるべき秩序であり、女神に捧げる信仰なのだよ」
退却:「退却時も隊伍は崩すな、そこから狙われるぞ!」
死亡時:「女神よ、私はまだ……」
必殺スキル使用時
『白壁の戦列』:「防護を固めよ、そのまま前進! 敵は押し倒し、踏み潰せ!」
グランドクロス:「天座よ、罪深き者共を裁け!」
ボイス
+ 待機時
「まずは敵を見定めろ。今から殺す相手だ」
「防御魔法を順次、その上から結界魔法を重ねろ」
「突撃する前に神に祈っておけ」
「貴様らの血肉で大地を肥やすとしよう」
+ 前進時
「ただ進め。奴らの矢弾はこちらに当たらない」
「怯えるな、我らの足音で奴らを竦ませろ!」
「秩序を乱す神敵め……生きて帰れると思うな」
「征伐(カラクル)ッ!!」
+ 互角時
「押せ、押せ! 奴らに余裕を与えるな!」
「今に見ていろ、その首を叩き落としてやる……」
「女神に捧げる秩序のために!」
「心ある者は一切れの棒を持って打たれるべき者を打擲せよ、征服の栄誉を我々に与えたまえ」
+ 優勢時
「前進せよ! 秩序の敵をこの地上から消し去ってしまえ!」
「神意はこちらにある、さあ殺せ!」
「押し潰せ。良心の呵責など必要ないぞ」
「征服の栄誉を我々に与えたまえ」
+ 劣勢時
「こんなことを認めるわけにはいくか……」
「この……秩序を解さない混沌の勢力のクズが……!」
「さて、何処を押し通って帰るか……」
「恐怖を感じるというのはそれ自体が信仰の不足を意味している」


基本スペック


率いる教会正騎士と違い、本人はあまり防御や魔抵抗のステータスが高くない。
その代わりに周囲をとんでもなく固くするバフを撒く必殺技を持つ。
教会正騎士が元々持つバフスキルと合させることで更に硬くなるので、前衛の一段後ろに置いて強化を行き渡らせてから突撃しよう。
射程は低いが倍率が強力な銃スキルを配下に付与できるのも、攻撃面が地味な教会正騎士には心強い。
逆に銃スキル目当てで、乗馬クルセイダーなどの軽騎兵を率いさせるのも良いだろう。

+ クラス説明
教会正騎士
【重歩兵】
神聖統合国アーランの洗礼を受けた宗教騎士
【兵科特性】
前線兵士でありながら聖職者でもある彼らは、聖職魔法を使用できる
【備考】
神聖統合国の威光をその身によって示すため、教会正騎士は過剰とも言える重武装に身を包み、更に防護魔法によって身を固める
近年の術式の進歩により火力が向上した戦場魔道士や、それに合わせるために迅速な行軍を可能にした軽歩兵たちに対して
重い鎧に身を固めた彼らは専ら『時代遅れ』であると評されたが、それでもその白き壁に轢き潰される者たちは後を絶たない

人物特徴


フェデリーコ・コンスタンシア
種族 混血(人間種)
性別:男
身長:188kg 体重:80kg
年齢:33
マナコード 司法宗教チェック
クラス構成 兵士/狩人-聖職者/探偵
出身世界 キングダム
在住世界 キングダム(神聖統合国アーラン)
生業 審問官、および元パラディン、探偵(自称)
特徴技能 陽の魔性、噂の人物《偏屈家な審問官》、経験<パラディン>、経験<審問官>、専門知識:司法
アライメント 秩序・善
好きなもの 女神スフィーア、法と秩序、文化財、芸術、人間の文化、探偵
苦手なもの 亜人種、魔人種、無秩序、不平等
キャラクターシート 天秤は秩序と真実をこそ表すべきだ

+ 行動範囲
時城市 中心地区 ライブラ議会場
商業地区 時城ファッション街
研究地区 時城大図書館
農業地区 十字教会
不良地区 -
セレスティア 水上都市部 図書聖堂、図書聖堂エントランス
都市郊外 -
キングダム ノン・キングダム トラペジアム図書館
アーラン、ペンナル大陸 アーラン神殿、審問省庁舎、出版社『御使いの印』
ユートパーク クロッシング -
フォールフォーク -
ニューリーフ -
ワイルドワールド -
ホライゾン -

その他


 アーランの武闘派審問官。
 周囲からは狂信者呼ばわりされているが、会話シーンでは割とおとなしい言動をしている。
 ただし平時は猫を被っているだけらしく、戦闘時の台詞では明らかにテンションが違う。
 その落差の激しさから狂人扱いされる事も多いが、落ち着いているシーンの台詞は有能さや知性を感じさせるものも多い。
 また司法や裁判に思うところがあるようで、審問官に関する会話では珍しく平時に興奮する様子が見られる。

 意外と文化人で伊達者。
 戦争や、その後の混乱の中でも文化財が傷つくことがないように取り計らったりと、芸術を愛する感性はあるらしい。
 服装も小洒落たものを好み、聖戦軍の将軍の中では派手なグラフィックをしている。
 敬虔な女神信者だが清貧を旨とはせず、むしろ「持つ者が使ってこそ持たざる者に金が回る」という考えのようだ。



『次元旅団』でのフェデリーコについて

容姿

褐色の肌に黒い髪、青い目。
小洒落た衣装に身を包む伊達男。
肩からピストルを吊るし、胸元には審問官の証である『まことの天秤』を掛けている。

経歴

2年ほど前の審問官就任に前後して『灯』に目覚め、次元旅団に所属することとなった。
ガイアの異文化は好ましく思っているらしく、時城市では大図書館で読書に勤しんだり、美術品を見て回ったりしている。
+ ...
……見る者が見れば、妖精、一部の混血、鬼人、幻想種……要するに、『キングダムにて亜人種、魔人種として認定される』相手に対して、たまに眉根を顰めているのがわかるだろう。
彼の価値観はあくまでアーランのそれであり、亜人と魔人への差別意識は存在している。
ただし、ガイアなどの異世界ではそれを表に出さないよう努力しているようだ。
「それがガイアの法と秩序なら、私もそれに倣うべきだろう」
「……ただ、身に染み付いた常識というのは、どうしても抜けないものだ」

能力-『汝ら罪あり』

 審問官としてのフェデリーコの固有の魔法。
 『神前裁判』の再現。
 フェデリーコが「罪あり」と認めたモノに対しての絶対権を行使することが可能になる。
 対象についての情報を集めるほど、効果は高くなる。

備考

  • 孤児である。
  • 物心付いた頃からの修道院育ち。そこで才能を見出され、アーランの神学校へと入れられる。
  • 神学校で優秀な成績を残し、アーラン教会騎士に就く。
  • 騎士として戦功を幾つも残し、三ヶ月近い籠城戦を指揮して砦を魔人から守り抜いた功績からパラディン勲章を授かる。
  • 亜人と魔人を除けば公平を信条とし、目上の人間や貴族を相手にしても一歩も退くことはない。それゆえに不興を買い僻地に飛ばされたが、本人は気にしていない。
  • 狂信者であることに理由はない。そこに信仰があって、彼がそういう人間だというだけだ。
人間は神の元に平等だ。統治のための上下関係は必要かもしれないが、それは決して"特別"であってはならない。
だから私は、

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最終更新:2019年12月31日 22:25