ゲレティヒ・カイト

ゲレティヒ・カイト

年齢:31 電脳内性別:男 電脳内種族:幻想種
マナカラー:正義 制作者:GM
イメージアイコン:ステイン(僕のヒーローアカデミア)

「今こそ、この自警団を真に『正しき』道へと導こうではないか、同志諸君!!」

・概要
 彼は元々、メロディヤに住む狩人であった。
 独り身で貧しく、しかし善良さを持った良き男性であった。

 ログアウト障害が起こったその日、彼は獲物を売るためにレーベルへと訪れていた。
 普段はメロディヤで売るのだが、公開記念式典のために食材などを高く買ってくれると聞いて、徒歩で遠出したのであった。
 しかしそこで障害に巻き込まれる。凍結により家に帰ることも出来ず、生活基盤もジャムマネーも無いためレーベルへ放り出された難民となっていた。

 ――彼にとって幸いだったのは、同じような境遇の者が複数いたことだ。
 それぞれの街から出稼ぎなどに来ていたノーバディと共にコミュニティを築き、公園や広場の隅に雨風を凌ぐ廃材の家を建て、
 仕事や狩りの成果を持ち寄ってなんとか暮らしていた。
 生活は辛かったが、凍結がそう長く続くわけでもないだろう。マザーAIが、運営がなんとかしてくれるだろう。そう思っていた。

 一ヶ月後。ゲレティヒたちが暮らしていた廃材の家は、跡形もなく片付けられていた。
 それはレーベルの街を巡回する『低級AI』の手によってだった。
 街の内部に無許可の建物を置くのは違法。彼らから帰ってくる言葉はそれだけであった。

 ゲレティヒたちは電脳政府に掛け合った。
 しかし、当時は今以上の勢力を誇っていたイリーガルレイドや、その他犯罪者の相手に忙しく――門前払いこそされなかったが、ゲレティヒたちの生活を保証するほどの余力は無かった。
 低級AIの行動を変更することも、弊害を考えると難しいことだった。

 拠点を無くしたコミュニティの未来は明るい物ではない。
 ゲレティヒたちはこの先の生活をどうするか考える間もなく犯罪者たちに襲われ、散り散りになって逃走するハメになった。
 仲間の行方は未だにわかっていない。ゲレティヒは運良く正しき自警団に助けられ、入団することで食い扶持を得ることが出来た。


 その心根では運営への不信感を育みながら。
 アバターを迫害する自警団の色へと染まっていくことになる――。

  • 登場ログ


・コネクション
 【武芸】[命中判定]に+2される。
 狩りで鍛え、自警団の訓練で磨き上げた腕。





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最終更新:2020年09月20日 17:32