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ブラッドレイジャーの血脈 Bloodrager Bloodlines


水棲 Aquatic Bloodline

出典 Aquatic Adventures 51ページ
 君の血の激怒は海の奥深くから湧き上がり、海底帝国からの降下、遠く離れた海辺の村への魚の侵入者を忍ばせる、またはもっと深い何かによって種を撒く。

 ボーナス特技:Aquadynamic Focus、《回避》《神速の反応》《強行突破》《技能熟練:飛行》、Steam Spell、《追加HP》

 ボーナス呪文ハイドローリック・プッシュ(7レベル)、スリップストリーム(10レベル)、ハイドローリック・トレント(13レベル)、コントロール・ウォーター(16レベル)

 血脈の力

 水中攻撃(超常)/Underwater Attacks:1レベルの時点で、水中での殴打攻撃と斬撃攻撃は、通常の水中のペナルティを無視する(44ページ参照)。

 水棲への適合(変則)/Aquatic Adaptation:4レベルの時点で、30フィートの水泳移動速度と、水中空気中の両方で呼吸する能力が得られる。8レベルの時点で、[氷雪]に対する抵抗5を得る。12レベルの時点で、水泳移動速度は60フィートに増加し、血の激怒状態でないときでも4レベルの時点の水棲への適合の利益を常に得られる(8レベルと12レベルの利益は得られない)。

 水動感知(変則)/Watersense:8レベルの時点で、水中で30フィートの範囲の振動感知を得る。12レベルの時点で、水中で60フィートの範囲の振動感知を得る。

 水走り(擬呪、超常)/Wavedarter:12レベルの時点で、君の血の激怒が水の流れを導き戦闘を支援する。水中では間合いが5フィート増加し、ヘイスト効果を得る。

 水源地(超常)/Currentcaller:16レベルの時点で、水中で1日3回即行アクションとして、ターンの開始時にマス内で選択した方向に最大20フィートの水流を呼び出すことができる(一緒に移動する。これは君のターン終了時まで持続する。

 深海の憤怒(超常)/Deep Fury:20レベルの時点で水中で120フィートの振動感知を得、身かわしと[氷雪]や圧力のダメージに対する完全耐性を得る。血の激怒状態でなくてもこれらの利益は常にある。

黒血 Black Blood Bloodline

出典 Advanced Class Origins 8ページ
 オーヴ/Orvの黒血との接触――君あるいは君の先祖の誰かのせいで――は君の血脈を変えた。君の血はこの死霊術の汚れは君を独特のなにかに変える。


 ボーナス呪文チル・メタル(7レベル)、アンシェイカブル・チル(10レベル)、エレメンタル・オーラ(13レベル)、ブラック・テンタクルズ(16レベル)

 血脈の力:黒血の陰湿な魔法は君に不浄な力と恐ろしい抵抗を与える。

 黒血(超常)/Black Blood:1レベルの時点で、君の血はオーヴの血で黒くなる。君の黒一の影響(有益なものと破壊的なもの両方)の影響は受けない。血の激怒でなくても常に利益を得ている。血の激怒中に斬撃あるいは刺突攻撃でダメージを受けた場合、割り込みアクションとして、2ラウンドの間近接攻撃にフロストの武器の特殊能力を与えることができる。この能力は1日に3回まで使用できる。

 異常な間合い(超常)/Abnormal Reach:4レベルの時点で、君の中にポンプで動かす黒血が君の手足をねじって伸ばす。間合いが5フィート増加する。

 黒血の抵抗力(超常)/Black Blood Resistance:8レベルの時点で、[氷雪]に対する抵抗5を得、能力値吸収、[即死]効果、病気、生命力吸収、麻痺、毒に対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。16レベルの時点で、この抵抗は10に増加し、セーヴィング・スローへのボーナスは+4に増加する。

 報復の噴霧(超常)/Retributive Spray:12レベルの時点で、斬撃あるいは刺突ダメージを与える攻撃あるいは呪文が君に命中すると、君の黒血が君を攻撃した的に向かって最大10フィートまで噴射し、その経路に沿った最初のクリーチャーに攻撃をする。そのクリーチャーは1d8+君の2ブラッドレイジャー・レベル毎に1ポイントの[氷雪]ダメージを受ける。反応セーヴに成功するとダメージが半減する(DC = 10+ブラッドレイジャー・レベル+【耐久力】ダメージ)。

 黒血の輸血(超常)/Black Blood Transfusion:16レベルの時点で、クリティカル・ヒットを確定させると、黒血の一部が目標の傷に浸透する。次に、目標が正のエネルギー放出で治癒される時、治癒は黒血を燃やし、エネルギー放出の効果を終了させ他の利益を提供しない。この能力は血を持たないクリーチャーに対しては効果がない。黒血の輸血は1回の正のエネルギー放出の治癒効果を無効化するまで持続するが、DC 25の〈治療〉判定に成功すると即座に取り除くことができる。

 黒血の完全耐性(超常)/Black Blood Immunity:20レベルの時点で、君は非致傷ダメージ、クリティカル・ヒット、急所攻撃に完全耐性を得る。この利益は常に得られており、血の激怒の間でなくても得られる。

オーヴの黒血 Black Blood of Orv
 黒血の地/Land of Black Bloodとして知られるオーヴの奥地にある1つの貯蔵庫の壁から黒一が湧き出ている。この有害な液体はすべての自然界の生き物を拒絶し凍らせてしまうが、異形、アンデッド、黒血のオラクルなどの特定のクリーチャーはその効果に対して不思議な完全耐性を持っている。黒血に触れた他のクリーチャーは1d6ポイントの[氷雪]ダメージを受ける――完全に浸った場合は、ラウンド毎に10d6ポイントの氷雪]ダメージを受ける。

 黒血は本質的に悪ではないが、1パイントの黒血は邪水として使用することができる。黒血を消費する術者は、その後10分間の間、すべての死霊術呪文を+1術者レベルで発動することができるが、この血を飲むことで3d6ポイントの[氷雪]ダメージと1ポイントの【耐久力】ダメージを受ける。通常、黒血は黒血の地で採取されてから1時間後に不活性となり、全ての神秘的な特性を失う。ジェントル・リポウズは最大1ガロンの黒血の魔法的特性を長期間維持することができるが、他の方法で安定させる方法は未だ開発されていない。黒血のオラクルの血は希釈されており、完全な黒血の特性を持っていない。

ハグ Hag Bloodline

出典 Blood of the Coven 27ページ
 ハグは他の種族と頻繁に交配し、ハグの手から逃れた子供たちは、ハグが再び現れる前に彼らの遺産を後の世代に引き継ぐことができる。ハグの血脈に伴う強力な体液は、伝統的な呪文発動よりもブラッドレイジャーの凶暴性に適している。


 ボーナス呪文チル・メタル(7レベル)、ブラインドネス/デフネス(10レベル)、ビストウ・カース(13レベル)、チャーム・モンスター(16レベル)。

 血脈の力:血の激怒の間、君はハグの祖先の物理的な力と秘術の腐敗を発現させる。

 悪の目(超常)/Evil Eye:1レベルの時点で、邪悪な視線で相手を呪うことができる。標準アクションとして、君は君が見ることができる30フィート以内の1体の目標に影響を与えることができる。それにより、クラス・レベル毎に1ラウンドの間、あるいは目標が攻撃で君に命中させるまで、ACと攻撃ロールに-2のペナルティを受ける。目標は意志セーヴィング・スローに成功すると、この効果を無効化させることができる(DC = 10+ブラッドレイジャー・レベルの半分+【魅力】修正値)。この能力は1日に3回まで使用できる。

 ハグの頑健性(超常)/Hag Fortitude:4レベルの時点で、通常と魔法の病気に対する完全耐性を得る。8レベルの時点で、毒に対する完全耐性も得る。

 ハグの変換(超常)/Hag Transformation:12レベルの時点で、血の激怒の間姿がねじれてより強力になるが、不器用さと盲目さが君の精神を曇らせる。【筋力】に対する士気ボーナスが2増加し、夜目暗視60フィートを得るが。血の激怒の間【敏捷力】と【判断力】に-2のペナルティを受ける。16レベルの時点で、血の激怒の間、呪文や擬似呪文能力に対する頑健セーヴィング・スローと反応セーヴィング・スローに意志セーヴィング・スローへのボーナスを適用する。

 魔女団の守り(超常)/Covenguard:16レベルの時点で、1日3回擬似呪文能力として、ビストウ・カースを発動することができる。君は魔女団に参加する目的でハグとして扱われる;この魔女団には少なくとも1体ハグが含まれていなければならない。

 呪いの導管(超常)/Curse Conduit:20レベルの時点で、負のエネルギー・ダメージと[呪い]の補足説明を持つ全ての呪文に対する完全耐性を得る。近接武器でクリティカル・ヒットを確定させると、フリー・アクションとして、ビストウ・カースの呪文や擬似呪文能力で相手を即座に目標とすることができる。

キュトン Kyton Bloodline

出典 Advanced Class Origins 9ページ
 ニダルの影の地では、ゾン=クーソンと真夜中の王の寵愛を受けた使用人——キュトン——の影響で、土地とそこの住民が汚染されている。日食が動物を駆り立てるように、闇もまた君の心の奥底から狂気を解き放つ。


 ボーナス呪文パースウェイシヴ・ゴード(7レベル)、ペイン・ストライク(10レベル)、ディーパー・ダークネス(13レベル)、フィアー(16レベル)。

 血脈の力:キュトンのサディスティックな力が君の中を流れ、血の激怒の間君の苦痛と闇のクリーチャーへとねじりこむ。

 痛撃(超常)/Painful Strike:1レベルの時点で、クリティカル・ヒットを確定させた時、目標はブラッドレイジャー・レベルの半分に等しいラウンド数の間不調状態となる(最小1ラウンド)。この間クリーチャーは呪文を発動するために精神集中判定に成功しなければならない(DC = 15+呪文レベル)。

 掴みの鎖(超常)/Grasping Chains:4レベルの時点で、鎖が君を多い、腕から伸びて君の周囲の空気を掴み、〈登攀〉技能判定に+4のボーナスを与える。9レベルの時点で、このボーナスは+8に増加し、基本移動速度の半分に等しい登攀移動速度を得る。

 鎖の鎧(超常)/Armor of Chains:8レベルの時点で、[氷雪]に対する抵抗5を得、体を覆う鎖がACに+4の鎧ボーナスを与える。鎧判定ペナルティ、【敏捷力】ボーナスを最大値、追加重量はない。16レベルの時点で、抵抗は10に増加し、鎧ボーナスは+8に増加する。

 苦悶の抱擁(超常)/Agony's Embrace:12レベルの時点で、クリティカル・ヒットが君に命中すると、1d6ラウンドの間、あるいは激怒が終了するまで、血の激怒からの【筋力】への士気ボーナスが2増加する。この【筋力】へのボーナスは16レベルの時点で+4増加し、20レベルの時点で+6に増加する。

 狼狽させる凝視(超常)/Unnerving Gaze:16レベルの時点で、敵は君の顔を見ると、死んだ愛する人の顔の閃光を見始める。君は30フィートの距離の凝視攻撃を得る。意志セーヴに失敗したすべての敵は1d3ラウンドの間怯え状態となる(DC = 10+ブラッドレイジャー・レベルの半分+【魅力】修正値)。

 キュトンの完全耐性(超常)/Kyton Immunities:20レベルの時点で、君は[氷雪]に対する完全耐性と、DR 10/善および銀を得る。血の激怒でないときでも、この利益は常に得られる。

殉教 Martyred Bloodline

出典 Antihero's Handbook 19ページ
 君の祖先の一人が、信念のために究極の代償を払った。その遠い親戚は、ある特定の目的のために敬虔な献身から自分自身を殉教した。そしてその犠牲は君の善のために――あるいは悪のために――使うことができる力を君にも注入した。君が血の激怒を行うと、感情的な怒りが君の祖先の驚異的な決意と無私の献身を呼び起こし、君を保護すると同時に怒りを買ううう気のあるものを罰する能力を増幅させる。


 ボーナス呪文エンデュア・エレメンツ(7レベル)、サーマウント・アフリクション(10レベル)、ヒロイズム(13レベル)、ブレッシング・オヴ・ファーヴァー(16レベル)。

 血脈の力:血の激怒の間、君は祖先の自己犠牲の力を放出し、自身と味方に他の方法ではできないような偉大な力の特技を発揮させる。

 祖先の打撃(超常)/Ancestral Strikes:1レベルの時点で、即行アクションとして1日3回、近接攻撃に祖先の力を吹き込むことができる。1ラウンドの間、君の近接攻撃は、君が善属性である場合、1d6の追加の善ダメージを与え、悪である場合1d6の追加の悪ダメージを与える。君が中立属性である場合、この血脈を選択するときにこの能力が与えるダメージ種別を選択する必要があり、この決定は後で変更することはできない。8レベルの時点で、この能力は1日5回まで使用できる。20レベルの時点で、すべての近接攻撃がこの追加ダメージを与え、この能力を起動する必要はなくなる。

 殉教の抵抗(超常)/Martyr's Resistances:4レベルの時点で、[火炎]に対する抵抗5を得、[恐怖]と[苦痛]効果に対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。8レベルの時点で、[恐怖]と[苦痛]効果に対するセーヴィング・スローは+4に増加する。

 先祖の準備(超常)/Forebear's Reserves:8レベルの時点で、血の激怒の間にセーヴィング・スローを1回再ロールすることができる。ダイスをロールしたあとGMが結果を明らかにする前にこの能力を使用することを決定しなければならない。たとえ更に悪い結果であったとしても2回目の結果を採用しなければならない。

 祖先の王者(超常)/Ancestral Champion:12レベルの時点で、祖先の打撃が与えるダメージ種別と反対の属性を持つクリーチャーを目標とする場合、祖先の打撃は代わりにその種別の2d6ポイントの追加ダメージを与える。

 犠牲の交換(超常)/Sacrificial Exchange:16レベルの時点で、血の激怒の間1日1回即行アクションとして、ACに-2のペナルティを課し、30フィート以内の1体の味方の1つの能力値に+4の士気ボーナスを与えることができる(君のACへのこのペナルティは血の激怒と累積する)。ペナルティとボーナスは君の血の激怒の持続時間の間持続する。20レベルの時点でこの能力が課すペナルティは-4になり、味方へのボーナスは+6に増加する。

 永遠の殉教(超常)/Eternal Martyr:祖先の犠牲は時間と空間を超越し、生きているはずのない君を生かし、君の姿を神聖化する。20レベルの時点で、祖先の殉教後期が君の精神に吹き込まれる。君は[即死]効果に完全耐性を得る。君を生き返らせるための呪文や効果(レイズ・デッドリザレクションなど)の物質構成要素は、通常の半分のコストとなる。永続的なハロウ効果の影響を受けているかのように、君の死体をアンデッド・クリーチャーに換えることはできない(術者レベル=ブラッドレイジャー・レベル)。血の激怒でなくてもこの利益は常に受けている。

メドゥサ Medusa Bloodline

出典 Heroes of Golarion 16ページ
 メドゥサほどIblydanの伝承で象徴的な魔法のクリーチャーはない。 おそらく、君の血統はメドゥサにまで遡るか、祖先がメドゥサの石化の凝視を生き延び、その経験によって永遠に変わったのかもしれない。 しかし、メドゥサの影響が君の血脈に入り、君が血の激怒をしたとき、恐ろしい古代の力を手に入れる。


 ボーナス呪文コーズ・フィアー(7レベル)、レジスト・エナジー(10レベル)、ホールド・パースン(13レベル)、ストーンスキン(16レベル)。

 血脈の力:君の呪われた激怒の冷たい憤怒は、経路上の他人を凍らせることができる。

 凝視(超常)/Gaze:1レベルの時点で、凝視を通じてメドゥサの力を利用できる。標準アクションとして、君の凝視内の君から30フィート以内のいるクリーチャーを選択する。クリーチャーは頑健セーヴに成功するか、君の【耐久力】修正値に等しいラウンド数の間(最低1ラウンド)、移動速度を半分にしなければならない。このセーヴDCは10+ブラッドレイジャー・レベル+【耐久力】修正値に等しい。

 先祖からの贈り物(超常)/Gift of the Ancients:4レベルの時点で、凝視攻撃と毒に抵抗するためのセーヴィング・スローに+2に抵抗ボーナスを得る。また〈知覚〉判定に+2の技量ボーナスを得る。8レベルの時点で、これらのボーナスは+4に増加する。

 よろめきの凝視(超常)/Staggering Gaze:8レベルの時点で、クリーチャーに凝視の血脈によって影響を与えるとき減速効果に加えて、よろめき状態にする。

 ヴァイパーの接触(超常)/Viper's Touch:12レベルの時点で、蛇の歯に似た2本の毒の爪を成長させる。これらのつめは1d8ポイントのダメージ(小型の場合は1d6ポイント)を与える主要肉体攻撃である。爪はまた以下の毒能力も得る:ヴァイパーの毒:爪—致傷型;セーヴ 頑健・DC 10+ブラッドレイジャーレベル+【耐久力】修正値;頻度 4ラウンドの間1回/ラウンド;効果 1d3【筋力】ダメージ;治癒 セーヴ1回。

 石の抵抗(超常)/Stone Resistance:16レベルの時点で、[強酸]に対する抵抗10を得、病気、毒、不調状態よろめき状態に対する完全耐性を得る。また挟撃されない。

 真の石化(超常)/True Petrification:20レベルの時点で、凝視の血脈能力を使用し、クリーチャーをフレッシュ・トゥ・ストーンとして永続的に石に変えることができる。目標を石に変えたくない場合は、この強力ではないバージョンの凝視を使用できるが、攻撃時にこれを宣言する必要がある。

ナーガ Naga Bloodline

出典 Blood of the Beast 16ページ
 ナーガと呼ばれる強力な蛇のような異形の血が君の血管を流れ、君の血の激怒を煽る。


 ボーナス呪文レイ・オヴ・エンフィーブルメント(7レベル)、インヴィジビリティ(10レベル)、ライトニング・ボルト(13レベル)、ポイズン(16レベル)。

 血脈の力:血の激怒のとき、秘術の力が君の体を通して急上昇し、ナーガの異形の力と恐ろしい強さを君に吹き込む。

 蛇の牙(超常)/Serpent Fangs:1レベルの時点で。蛇の牙を育てる。この牙は肉体攻撃として扱い、主要肉体武器として噛みつき攻撃を与える。この攻撃は1d8(小型の場合は1d6)+【筋力】修正値に等しいダメージを与える。4レベルの時点で、牙はダメージ減少を目的する目的で魔法の武器とみなされる。8レベルの時点で、ダメージは1d10(小型の場合は1d8)+【筋力】修正値に増加する。

 蛇の泳ぎ(擬呪)/Serpentine Swim:4レベルの時点で、蛇のように曲がりくねって泳ぐことができる。基本移動速度に等しい水泳移動速度を得る。

 ナーガの防御力(超常)/Naga Defenses:8レベルの時点で、血の激怒に入ると、外皮ボーナスに+2の強化ボーナス、毒に対するセーヴに+4のボーナスを得る。16レベルの時点で、外皮へのボーナスは+4に増加し、毒に対するセーヴのボーナスは+8に増加する。20レベルの時点で外皮へのボーナスは+6に増加し、毒に対する完全耐性を得る。

 毒の牙(超常)/Poison Fangs:12レベルの時点で、噛みつき攻撃に関して、毒の特殊攻撃を得る。毒は以下の通りである:噛みつき:致傷型;セーヴ 頑健・DC = 10*ブラッドレイジャー・レベルの半分+【耐久力】修正値;頻度 6ラウンドの間1回/ラウンド;効果 1d2【耐久力】ダメージ;治癒 セーヴ1回

 ナーガの姿(擬呪)/Naga Form:16レベルの時点で、血の激怒に入った時、ナーガの姿となることができる(naga shape IIIとして)。

 ナーガの思考(擬呪、超常)/Naga Thoughts:20レベルの時点で、血の激怒に入ると、(魅惑)効果とあらゆる形態での思考を読む効果に対する完全耐性を得、他の[精神作用]効果に対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを得、シー・インヴィジビリティ呪文の効果を得、回数無制限にディテクト・ソウツを使用することができる。

不死鳥 Phoenix Bloodline

出典 Pathfinder #144: Midwives to Death 82ページ
 君の祖先の一人は、不死鳥の燃えるような復活を目撃したかもしれないし、この伝説の鳥の恩寵によって癒されたかもしれない。いずれにしても、不死鳥の炎は君の魂の中で明るく燃え、最も過酷な攻撃にも耐えることができる、尽きることのない活力で君を満たす。血の激怒を行うと、皮膚の下から活力に満ちたエネルギーが沸き起こり、友人の傷を癒す心地よい温かさと、骨から肉を焼き尽くす残忍な力の両方を与えてくる。君の激怒は、見ていて驚くべきものでもあり、恐ろしいものでもある。君の手つかずの生命力の生の力によって、君は死そのものの掴みから自分自身を引き戻すことができるからである。



 ボーナス呪文バーニング・ハンズ(7レベル)、レッサー・レストレーション(10レベル)、キュア・シリアス・ウーンズ(13レベル)、ファイアー・シールド(16レベル)。

 血脈の力:血の激怒の時、君はフェニックスの溶けた火を向けて敵を焦がし、仲間を抑えられない活力で満たす。

 解呪打撃(超常)/Dispelling Strikes:1レベルの時点で、目標に対してクリティカル・ヒットを確定させると、ブラッドレイジャー呪文としてディスペル・マジック呪文を発動し、目標解呪機能を使用したかのように、目標を解呪判定を試みることができる。この能力の1回の使用毎日1つの魔法の効果のみしか解呪できず、特定のクリーチャーに対してこの能力を使用できるのは1日に1回のみである。8レベルの時点で、この能力を使用すると、解呪判定に+2のボーナスを得る。20レベルの時点で、この能力を使用すると目標に対するすべての魔法効果を解呪することを試みることができる。

 炎の心(超常)/Heart of Fire:4レベルの時点で、君は[火炎]に対する抵抗5を得る。君がキュア呪文から魔法の治癒効果の対象となるときは、ロールしたダイス毎に1ポイントの追加のヒット・ポイントを回復する。8レベルの時点で、[火炎]に対する抵抗は10に増加し君が治癒呪文によって回復した時、ダイス毎に2追加のヒット・ポイントを回復する。

 燃える活力(超常)/Blazing Vitality:緊張感が高まり感情が燃え上がると、体内から回復のエネルギーの波を放つ。8レベルの時点で、血の激怒の間半径10フィートのエネルギーを与える火のオーラを放出する。このオーラ内でターンを終了する味方は、君の【耐久力】修正値に等しい数の一時的ヒット・ポイントを得る。この一時的ヒット・ポイントは1分間持続する。

 溶解した翼(超常)/Molten Wings:12レベルの時点で、血の激怒に入る時、背中から炎の翼を生やすことを選択できる。これにより、標準の機動性の60フィートの飛行移動速度を得る。16レベルの時点で、飛行移動速度は80フィートに増加し、機動性は良好となる。

 自己復活(超常)/Self-Resurrection:君の体の灰から新しい生命が生まれる。16レベルの時点で、1日1回、血の激怒の間にヒット・ポイントが0を下回ると、血の力を利用して死から自分を救い出すことができる。これは自分に発動されたブレス・オヴ・ライフ呪文として機能する。20レベルの時点で、代わりにヒール呪文として機能する。ただし、治癒はブラッドレイジャー・レベルを術者レベルとして使用して、ブレス・オヴ・ライフとして君を生き返らせることができる。この能力を使用してもアクションを消費しない。ディスインテグレイトなどの効果で体が完全に破壊された場合、この能力は機能しない。

 不死鳥の火(超常)/Phoenix Fire:不死鳥の力は、対抗する者に正義の破壊をもたらす。20レベルの時点で、血の激怒の間以下の効果を得る:近接攻撃に追加の2d6ポイントの[火炎]ダメージを与える、ターン開始時に君から20フィート以内の敵は反応セーヴに成功するか(DC =10+ブラッドレイジャー・レベルの半分+【耐久力】修正値)4d6ポイントの[火炎]ダメージを受ける、肉体武器あるいは非間合い武器で君を攻撃するクリーチャーは命中するたび1d6ポイントの[火炎]ダメージを受ける(セーヴなし)。

サラマンダー Salamander Bloodline

出典 Elemental Master's Handbook 5ページ
 サラマンダーは獰猛な戦士であり、鍛冶の名人であり、君は生まれながらにして彼らの力と金属の達人の技を身につけている。


 ボーナス呪文リード・ブレーズ(7レベル)、メイク・ホウル(10レベル)、ヴァーサトル・ウェポン(13レベル)、ファイアー・シールド(ウォーム・シールドのみ)(16レベル)。

 血脈の力:血の激怒の間、君はサラマンダーの姿と炎および、以下の力を得る。

 蛇の尾(超常)/Serpent’s Tail:1レベルの時点で、脚がねじれて蛇のような尾になる。移動速度は10フィート減少し(最小5フィート)、伏せ状態となることはない。履物は体に溶け込み、常にボーナスを提供し、起動する必要がない限り機能しない。1d6(小型の場合は1d4)+【筋力】修正値のダメージを与える尾の叩きの肉体攻撃も得る。4レベルの時点で、移動速度は10フィート減少することはなくなる。8レベルの時点で尾の打撃のダメージは1d8(小型の場合は1d6)+【筋力】修正値に増加する。12レベルの時点で、尾の打撃の間合いが5フィート増加する。

 サラマンダーの鱗(変則)/Salamander Scales:4レベルの時点で、[火炎]に対する抵抗5とACに+1の外皮ボーナスを得る。8レベルの時点で、[火炎]に対する抵抗は10に、外皮ボーナスは+2に増加する。16レベルの時点で、[火炎]に対する抵抗は20に増加し、外皮ボーナスは+3に増加する。

 血鍛冶(超常)/Bloodsmith:8レベルの時点で、血の激怒に入る時、使用した人工的な武器、使用している盾、あるいは着用している鎧の1つを選択し、グレーター・マジック・ウェポン(武器の場合)またはマジック・ヴェストメント(盾または鎧の場合)の利益を得ることができる。この効果の術者レベルはブラッドレイジャー・レベルに等しく、血の激怒を終了するか、武器、盾、あるいは鎧を着用あるいはしなくなったときに効果は終了する。

 灼熱(超常)/Scorching Heat:12レベルの時点で武器は熱を伝える。肉体武器と金属武器での近接攻撃で1d6の追加の[火炎]ダメージを与える。組み付いているクリーチャーに、ラウンド毎に2d6ポイントの[火炎]ダメージを与える。これにより君の装備にダメージを与えることはない。

 血鍛冶の達人(超常)/Master Bloodsmith:16レベルの時点で、血鍛冶の血脈は同時に最大2つのアイテムに影響を与えることができる。20レベルの時点で、最大3つのアイテムに影響を与えることができる。

 火のエッセンス(変則)/Essence of Fire:20レベルの時点で、[火炎]に対する完全耐性を得る。加えてブラッドレイジャーのダメージ減少は5増加する。ブラッドレイジャーのダメージ減少を持っていない場合、代わりにDR 10/魔法を得る。血の激怒でない間でも、常にこの利益を得る。

Shadow Bloodline

出典 Blood of Shadows 16ページ
 君の遺産のために、君が影の一部であるかのように移動して、影を通して見ることができる。君の憤怒は光、暖かさ、そして強さを吸収する。


 ボーナス呪文レイ・オヴ・エンフィーブルメント(7レベル)、ダークヴィジョン(10レベル)、ディーパー・ダークネス(13レベル)、シャドウ・カンジュレーション(16レベル)。

 血脈の力:君の血脈は君に光と闇に対する力を与える。

 影の視覚(超常)/Shadow Vision:血の激怒の間、持っていなければ夜目を得る。すでに夜目を持っている場合、30フィートの暗視を得る。10レベルの時点で30フィートの暗視を得る。すでに持っている場合は暗視の範囲が30フィート増加する。

 激怒の陰(超常)/Shades of Rage:4レベルの時点で、血の激怒に入る時、30フィート内の光のレベルは1段階減少する。自然光は常に影響を受けるが、魔法の光は、光効果の術者が10+クラス・レベルに等しいDCの術者レベル判定に成功することでこの能力を解呪することができる。

 影の強さ(超常)/Strength of Shadows:8レベルの時点で、[氷雪]に対する抵抗10を得る。近接攻撃は使用する武器のクリティカル倍率に等しい追加の[氷雪]ダメージを与える。13レベルの時点で[氷雪]に対する抵抗は20に増加する。18レベルの時点で、[氷雪]ダメージに対する完全耐性を得る。

 影通しの打撃(超常)/Strike Through Shadow:12レベルの時点で、1回の近接攻撃を影通しの打撃として宣言できる。この攻撃は目標の影を通り抜け、鎧の下あるいは内側から攻撃する。君は目標の接触ACに対してこの攻撃を行う。この能力は1日に1回使用でき、15レベルと18レベルの時点で追加で1日1回使用できる。

 影の扉(超常)/Shadow Door:16レベルの時点で、60フィート以内の別の場所に瞬間移動し、影を通した移動を行うことができる。この能力は明るい場所で影の扉を使用できないことを除いてdimension doorとして機能する。この方法はクラス・レベル毎に1日10フィートまで瞬間移動できる。

 影の戦士(超常)/Shadow Warrior:20レベルの時点で、君は影と憤怒の化身となる。君は自然及び魔法の暗闇を完全に見通すことができる。呪文や攻撃でヒット・ポイント・ダメージを与える時、ダメージを受けた各クリーチャーに2ポイントの【筋力】ダメージも与える。

変身生物 Shapechanger Bloodline

出典 Legacy of the First World 20ページ
 ドッペルゲンガー、フェイスレス・ストーカー、ライカンスロープ、その他の変身生物の血が静脈を流れている。


 ボーナス呪文エンラージ・パースン(7レベル)、オルター・セルフ(10レベル)、フライ(13レベル)、ストーンスキン(16レベル)。

 血脈の力:君が血の激怒となった時、君の血の変容力が現れる。

 変身の相(超常)/Shifting Aspect:1レベルの時点で、血の激怒の間《野獣の化身》特技の利益を得る。血の激怒に入るアクションの一部として、血の激怒の持続時間中に君に与える4つの顕現のいずれか1つを選択することができる。

 任意変身(擬呪)/Spontaneous Change:4レベルの時点で、血の激怒に入る時、呪文の通常の発動時間が1ラウンド以下であれば、即行アクションとして自身にのみ影響する変成術呪文を発動できる。呪文は通常の持続時間に関係なく血の激怒が続く限り持続する。この能力は修得済みのブラッドレイジャー呪文を発動するときのみに使用できる。

 進化した相(超常)/Evolving Aspect:8レベルの時点で、前提条件を満たしていなくてもボーナス特技として《野獣の化身》を得る。特技の通常のように、顕現の1つを選択しなければならず、血の激怒でない間でも利益を得る。血の激怒に入る時、血の激怒の持続時間の間君に同時に影響を与える2つめの顕現を選択することができる。

 獣の皮膚(超常)/Beastskin:12レベルの時点で、血の激怒に入る時、君は皮膚を厚くそして獣のように成長させることができる。ブラッドレイジャー・レベルからのダメージ減少は2増加するが、銀の武器で迂回できることができるようになる。君の肉体攻撃(素手打撃を含む)はダメージ減少を克服する目的で銀として扱われる。

 洗い流す皮膚(超常)/Shed Skin:16レベルの時点で、血の激怒が終了した時、君に影響を与える1つの呪文あるいは擬似呪文能力を選択肢、割り込みアクションとして振り払うことを試みることができる。ディスペル・マジックを発動しているかのように解呪判定を試みる(1d20+ブラッドレイジャー・レベル)。成功すると効果は解呪される。

 真の変身生物(超常)/True Shapechanger:20レベルの時点で、君が同意する目標でない限り変成術呪文と効果に完全耐性を得る。自分のみを目標としたブラッドレイジャー・レベルの等しい術者レベルを持つ擬似呪文能力として回数無制限にグレーター・ポリモーフを使用することができる。これらの効果は血の激怒でなくても機能する。

スフィンクス Sphinx Bloodline

出典 Heroes of Golarion 23ページ
 スフィンクスとの謎解きに成功した者は、自分自身やその子孫が、秘術のと激しい憤怒を持っていることに気づくことがある。これらのブラッドレイジャーは、自分が裏をかかれたり操られたりするのが特に腹立たしいと感じる。通常、彼らは学者で博識ですが、狂乱した激怒の発作はより恐ろしいものである。


 ボーナス呪文ディヴァイン・フェイヴァー(7レベル)、タッチ・オヴ・イディオシー(10レベル)、シアリング・ライト(13レベル)、ビストウ・カース(16レベル)。

 血脈の力:血の激怒の間、冷酷な爪とスフィンクスの無慈悲な声を手に入れる。

 爪(超常)/Claws:1レベルの時点で、血の激怒の間、爪を伸ばす。この爪は肉体武器として扱われ、全基本攻撃ボーナスを用いて全力攻撃として2回の爪攻撃を行うことができる。これらの攻撃は各々1d6ポイント(小型の場合は1d4)+【筋力】修正値のダメージを与える。4レベルの時点で、この爪はダメージ減少を克服する目的で魔法の武器とみなされる。8レベルの時点で、ダメージは1d8に増加する(小型の場合は1d6)。12レベルの時点で、これらの爪のクリティカル可能域は19~20に増加する。

 咆哮(超常)/Roar:4レベルの時点で、ブラッドレイジャーはスフィンクスの咆哮の秘密を学ぶ。標準アクションとして1日3+【魅力】修正値に等しい回数咆哮することができる。咆哮を聞くことができるブラッドレイジャーから60フィート以内の敵は意志セーヴ(DC = 10+ブラッドレイジャーのキャラクター・レベルの半分+【魅力】修正値)に成功するか1d6ラウンドの間恐れ状態とならなければならない。10レベルの時点で、代わりに目標を持続時間の間、恐慌状態または朦朧状態にし(ブラッドレイジャーが選択する)、聴覚喪失状態にもする。16レベルの時点で、ブラッドレイジャーは代わりに、1ラウンドの間麻痺状態にする。セーヴに成功したかどうかに関わらず、クリーチャーは24時間の間ブラッドレイジャーの咆哮の目標になることはできない。

 砂漠の頑健性(超常)/Desert Fortitude:8レベルの時点で、[雷撃]と[火炎]に対する抵抗5を得る。加えて常時の擬似呪文能力としてエンデュア・エレメンツと、秘術呪文に対するセーヴに+2に技量ボーナスを得る。16レベルの時点で、[雷撃]と[火炎]に対する抵抗は10に増加する。

 かきむしりの激怒(超常)/Rending Rage:12レベルの時点で、モンスターの共通能力としてかきむしりを得、2d4+【筋力】修正値の1.5倍に等しい追加ダメージを与える。18レベルの時点で、このダメージは2d6+【筋力】修正値の1.5倍に増加する。

 神秘の達人(超常)/Master of Mysteries:16レベルの時点で、メイズあるいはシンボル・オヴ・インサニティを1日1回擬似呪文能力として発動することができ、術者レベルはキャラクター・レベルに等しい。11+レベルに等しい呪文抵抗も得る。

 最後の謎(超常)/Final Riddle:20レベルの時点で、[火炎]と[雷撃]に対する完全耐性を得、温度による環境ペナルティを無視する。秘術呪文に対するセーヴィング・スローへの技量ボーナスは+6に増加する。激怒していなくても、この利益は常に得られる。

痕跡 Vestige Bloodline

出典 Blood of the Ancients 4ページ
 君はは失われた文明の偉大な英雄の子孫である。

 ボーナス特技《戦闘発動》《特殊武器習熟》《上級武器熟練》*《上級武器開眼》*《鋼の意志》《武器熟練》《武器開眼》*。(ブラッドレイジャーはアスタリスク*でマークされた特技の資格を得るために、ブラッドレイジャーの合計レベルをファイター・レベルとして数える。ファイター・レベルを持っている場合、これらのレベルは累積する。)

 ボーナス呪文トゥルー・ストライク(7レベル)、フォールス・ライフ(10レベル)、ファントム・スティード(13レベル)、マス・エンラージ・パースン(16レベル)。

 血脈の力:血の激怒に入ると、君は失われた文明の祖先または別の注目すべき人物に変身する。

 戦士の修養(超常)/Warrior’s Discipline:1レベルの時点で、数え切れないほどの世代の戦闘経験を利用して、戦闘での憤怒を制御する。即行アクションとして、【知力】あるいは【魅力】に基づく技能、忍耐や精神集中を必要とする能力に血の激怒から得られる士気ボーナスの半分を得るこることができる。この効果は1ラウンド間持続する。

 古代の戦術(超常)/Ancient Tactics:4レベルの時点で、血の激怒の間、君あるいは30フィート以内の味方が戦場での位置によって攻撃ロールあるいはACにボーナスを得る時(挟撃や遮蔽など)、そのボーナスは1増加する。このボーナスを得るために、味方は君のことを見て聞くことができなければならない。即行アクションとして呪文スロットを費やし、次のターン開始時まで消費した呪文スロットのレベル毎に追加で1だけ、このボーナスを増加させることができる。

 受け継がれたスタイル(超常)/Legacy Style:8レベルの時点で、任意の1つのスタイル特技を選択する。地の激怒の間このスタイル特技を使用することができる。ただし、スタイル特技の前提条件をすべて満たしていない場合、スタイルの型に入るときに呪文スロットを消費しなければならず、消費した呪文スロットのレベル毎に1ラウンドのみ、または血の激怒の持続時間のいずれか短い方まで利益が持続する。すでにスタイル特技を持っている場合、血の激怒へのフリー・アクションの一部としてスタイルの方に入ることができる。

 戦争の記憶(擬呪)/War’s Memory:12レベルの時点で、1日1回血まみれの戦場の幻想を顕現できる。これはハリューサナトリ・テレインとして機能するが、文明の過去から引き出された戦場しか作成できず、血の激怒が終了すると効果が終了する。信じないためのセーヴィング・スローは10+ブラッドレイジャー・レベルの半分+【耐久力】修正値に等しい。恐ろしいシーンでは、効果の範囲内のクリーチャーは幻術を信じなくなるまで、[恐怖]効果に対するセーヴに-2のペナルティを受ける。クリーチャーが幻術を信じないための意志セーヴに失敗した場合、君の血の激怒が終了するまであるいは効果範囲を離れるまでクリーチャーは怯え状態となる。これは幻術(幻覚)[恐怖]効果である。

 受け継がれた導管(超常)/Legacy Conduit:16レベルの時点で、受け継がれたスタイルの血脈の力を使用するときに、選択したスタイル特技の利益を30フィート以内の味方と共有するために即行アクションとして、呪文スロットを消費できる。効果は消費された呪文スロットのレベル毎に1ラウンドの間持続する。味方は即行アクションとして、スタイルの型に入らなければならない。

 武装召喚(超常)/Call to Arms:20レベルの時点で、崩壊した文明から幽霊のような軍隊を1日1回招来できる。これは君のレベルに等しい術者レベルを持つスピリチュアル・アライとして機能するが、君の【耐久力】修正値に等しい数の味方を召喚し、味方は攻撃ロールに君の【筋力】修正値を使用する。これらすべての味方を1回の即行アクションで指示できる。君が指示するように各味方は異なる目標あるいは同じ目標を攻撃することができる。呪文の持続時間が終了するか、血の激怒が終了するかのどちらか早い方まで継続する。

最終更新:2023年07月01日 15:56