ブラフ18番館



神奈川県横浜市の山手イタリア山庭園にある、大正時代の住宅建築。
横浜市認定歴史的建造物となっている。


所在地 神奈川県横浜市中区山手町16
料金 無料
時間 9:30~17:00(7・8月は18:00まで)
休館日 第2水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始




  • 構造:木造
  • 階数:2階


関東大震災後に山手町45番地に建てられた外国人住宅。


1・2階とも中廊下型の平面構成。
フランス瓦の屋根、暖炉の煙突、ベイウィンドウ、上げ下げ窓と鎧戸、南側のバルコニーとサンルームなど、震災前の外国人住宅の特徴を残しながら、外壁は震災の経験を生かし、防災を考慮したモルタル吹き付け仕上げとなっている。

解体時の調査により、震災前に建築された山手45番地住宅の一部の部材を利用していることがわかった。

元町で製作されていた当時の横浜家具を復元展示し、内部も震災復興期(大正末期~昭和初期)の外国人住宅が再現されている。



  • 戦後:天主公教横浜地区(現カトリック横浜司教区)の所有となり、カトリック山手教会の司祭館として1991年(平成3年)まで使用。
  • 1991年(平成3年):横浜市が部材の寄付を受け、山手イタリア山庭園内に移築復元。
  • 1993年(平成5年):一般公開開始



関連項目










最終更新:2018年11月06日 21:26