辻裏佳正

「平和を満喫できるというのは、本当に素晴らしいことです。
時に争いはそれを教えてくれます……でも、いつまでも平和ならそれが一番ですよね!」


上泉椿(かみいずみ つばき/Tsubaki Kamiizumi)

クラス:暗殺者/侍/ほか 種族:鬼人 性別:女性 身長:168cm 体重:57kg 
イメージアイコン:南条薫(暁の護衛) イメージCv:白石涼子 イメージカラー:
所属:夜明け飛鳥卓/神楽坂学園卓 PL:メイト

「自分のために剣を握っている間は、剣に取り込まれてしまいますよ。
誰かのためにそれを振るう時、はじめて心技体は本当の冴えを見せるんですから!」


外見
 眉目秀麗な長身の女。長い黒髪を後ろで束ね、身の丈ほどの長刀を扱う。
 普段の両眼は琥珀のように透き通っていて、臨戦態勢になると左目が紅く染まる。
 朗らかな笑顔で接するが、感情の誤魔化しが効かないためすぐ顔に出てしまう。

人格
 生真面目で爽やか。礼儀正しく朴訥とした誠実な平和主義者だが、
 鍛錬や有事の際に剣を持つと一転して言動に容赦がなくなることも。
 私生活の彼女はおっちょこちょいで、察しも悪く格好がつかない印象を受けるだろう。

来歴
 上泉家の新陰流伝承者。だが妾の子であり、正統後継者ではない。通称「剣鬼」。

 高校時代に魔法使いとしての経験を積んだ彼女は、
 フリーの違法使い狩りとしての活動を開始。
 この際、上泉家から捨てられた自身を拾った養父母に迷惑をかけないようにするため、
 彼らの元で過ごしていた時の名前を捨て、再び上泉を名乗り直すようになった。

 しばらく上原市で活動した後に各地を転々とし、
 絶対精度の剣伎を誇る違法使い狩りとしてその名を轟かせていたが、
 四国大戦争への参戦の際に消息が途絶える。一部では死亡説も流れている。

能力

属性 闇・秩序・中庸
起源 湧血

 上泉椿は、業(わざ)の斬れ味をひたすらに磨いてきた剣士だ。
 間合いに入った相手は誰であろうと反撃もろとも残らず逃さず斬り伏せる。
 人の原初の感情を呼び起こす声質を持ち、彼女の煽りに魅入られてしまう者も多い。





+ 過去ページ

辻裏佳正(つじうら よしまさ/Yoshimasa Tsujiura)

年齢:15 性別:女性 種族:鬼人 身長:152cm 体重:41kg
クラス:戦士13/侍5/異能者3/錬金術士5/探索者7/契約者4/魔法戦士10/暗殺者10
参戦回数:12回 コミュニティ:茶道部 PL:メイト

「ちょっとだけ、寄り道してみたいと思います」


外見
 静謐な生け花を思わせる美少年然とした少女。規則正しく制服を着て登校している。 
 オッドアイ。透き通った茶色の右目に対する、血のような紅の左目が鬼人の証。
 獲物は長刀。血の匂いや刀の感触を引き金として鬼人の闘争本能を顕現させる。

人格
 生真面目でおっちょこちょいな子供。中学生の青々しさがまだそのまま残っている。
 できることならあらゆる物事を平和的に解決できれば良いと心から願っている。
 頭は弱く察しも悪い、いわゆるアホの子。一人称は「ぼく」。

剣伎
 新陰流『居待月』:殺気を消し、瞬時に間合いを詰めて繰り出される不可視の一閃。
          敵は斬られてから佳正の太刀筋に気づく。
 我流 『斬鉄剣』:大きく刀を振りかぶり、全身全霊を込めて放つ激烈なる一撃。
          その重さと鋭さはあらゆるものを両断する。
 新陰流『一重咲』:伝家の宝刀、居合い抜き。座した姿勢で敵を待ち構え、
          神速の抜刀からの一の太刀で攻撃を弾き、
          空いた懐にニの太刀を叩き込む。

秘密
 佳正は、上泉家の人間だったことや女性であることは、
 養父母に伝わって欲しくないと考えている(後者については既にバレているが)。
 神楽坂学園に通う農家の1人息子としての立場を彼女自身も望んでいるのだ。

+ 出生・過去・現在
+ 出生
 16年前、都市伝承怪異達の盗賊団を上泉家の面々が返り討ちにした際に、
 上泉家先代当主である上泉無間斎(かみいずみ むけんさい)は
 その盗賊団の頭である忍関伽葡(おしぜき かほ)と恋に落ちてしまう。

 生まれた赤ん坊は、無間斎により上泉椿(かみいずみ つばき)と名づけられたが、
 望まれなかった子として使用人の否笠小百合(ひがさ さゆり)に引き取られ、
 代わりに「否笠佳正(ひがさ よしまさ)」という名前が与えられた。

+ 上泉家での生活
 佳正は、表向きは上泉家と自分の関係性を一切知らされなかったものの、
 幼い頃からその名と身分を隠した無間斎によって
 剣術の手ほどきと男同然の扱いを受けながら育つ。

 次第に剣士としての才気を開花させていく佳正だったが、
 刀や血の感触を引き金に、強烈な凶暴性を発揮するようになる。
 佳正自身、自分の中に眠っている獣に激しく恐怖しつつも、
 誰かを斬りたいという衝動をどうしても抑えられないでいた。

 鬼の血によって新陰流が残虐なる殺人術へと変わってしまうことを危惧した無間斎は
 禍根を断つために佳正を殺そうとするも、椿の優しさを信じる彩に強く反対される。
 このままでは佳正が殺されてしまうと感じた小百合は、彼女を棄て無間斎から逃がす。
 その後、小百合は佳正と再会できないままに病死している。

+ 辻裏夫妻との出会い
 あてなく夜道を彷徨っていた佳正は、中年夫婦を襲っているごろつきを半殺しにする。
 結果的に佳正によって助けられた辻裏護・優子(つじうら まもる・ゆうこ)夫妻は
 一人息子を長年欲しがっていたこともあり、佳正を家へと案内し
 彼女から身の上話を聞いた上で養子になってくれないかと提案する。

 佳正は剣術から距離を置こうと努めるも、気がつくと治安の悪い地域へと赴き
 自己防衛と称して刀を奮い続けた。

 息子を欲しがっていたと養父母のために、佳正は拾われてからも男を演じ続けたが、
 成長するに従い養父母は佳正が少女であることを悟った。が、言い出せないでいる。
 そんな養父母の心境に佳正は全く気づいていない。

+ 神楽坂学園入学から現在
 15歳になり、佳正は神楽坂学園に入学。
 貧しい農家である養父母の代わりに魔法使いとしてお金を稼ぐための進路だった。
 彼女は依頼解決部に入部後、依頼という名の戦場で自分を止められなくなってしまう。
 養父母からの教えを半ば忘れ、時間を斬り裂き敵に真っ先に突っ込むようになった。

 しかし、エクシア達との戦いをきっかけに、人を護るために刀を奮うことを誓う。
 これにより、鬼人としての凶暴性と闘争本能をある程度制御できるようになった。
 しかし、未だに居合い抜きを行う際にはそれを顕現させなければ刃が鈍ってしまう。

 とある依頼の際に、上原山で隠居していた無間斎と偶然再会。
 断片的にしか記憶していなかった自分の出生の秘密と過去と真実を知らされる。
 そこに、椿を殺そうとしたことから無間斎を恨んでいた彩が現れ、
 彼を護ろうとする佳正と彼を殺そうとする彩は激突。
 戦いの後、彩は佳正こそが椿であると知る。
 違法使いの道への誘いを断られた彩は、いつか力ずくで椿を奪うと宣言するのだった。

参加セッションメモ


+ 参加回数カウント系セッション
+ 第1回~第10回
+ 第1回 2013/3/20 幼稚園と菩薩掌
「薔薇や百合の花はとても綺麗ですからね! 珍しく薄墨さんと意見があった気がします」

 GMはえーりんさん。PCは薄墨まゆり烏丸秀辻裏佳正南条茉莉魔霧白奈美浜花音
 初参加セッション。戦闘要素がないのでまったり過ごすと思いきや……
 幼稚園児やその先生相手に四苦八苦。
 クライマックスのけいどろでは、何とか逃げ切り泥棒チームに勝利の栄冠を与えた。
 微妙に闘争本能をむき出しにしつつも、刀は握らず平和的に依頼を解決する。

+ 第2回 2013/3/21 名状しがたき怪奇
「ハアッ、ハアッ、ハアッ、ハアッ、ハァッハァッハァッハァッハァハァハァハァハァハァハァハァ」

 GMはFideさん。PCは佐藤高志水月豊華高峰藍英辻裏佳正魔霧白奈
 シティアド。正直佳正とは判定的に相性が悪いっ!
 クライマックス戦闘でとうとう顕わしたもう1つの顔に一同ドン引き。
 英語と邪神についての知識提供役として甘草黄緑がゲスト登場。

+ 第3回 2013/3/21 アイドルマスター・中編
「良いでしょう! 勝負しましょう!!」

 GMは乙さん。PCはイクシア・ディアレス=レン薄墨マユリ辻裏佳正流辰巳宮凪俊造
 序盤は弄られ役のルーニーとして立ち回りつつ。
 ミドルでは戦闘前に俊造から入れられた蹴りにより戦線離脱。
 クライマックス戦闘では相手の侍との命を賭した斬り合いに勝利。

+ 第4回 2013/4/1 私は人間ではない
「"人間"なんてそんなものでしょ。ねっ、榊さん?」

 GMはみこみこさん。PCは音桐晴榊血汐高峰藍英辻裏佳正宮凪俊造
 ダンジョンアタック。やたらと鬼人の多いパーティーで、
 シナリオのテーマもそれと微妙に関連するもの。
 単体魔法型ボスのみとの戦闘でしたので、
 佳正は特別にすることもなく。残鉄剣を振ってただけ。
 余談ですが藍英と俊造が休憩でキスしました。

+ 第5回 2013/4/7 因縁の始まり
「これは……噂の新守先輩人形ですね」

 GMは飛鳥さん。PCは尾崎飯綱辻裏佳正流辰巳美浜花音宮凪俊造
 シティアド。給湯室で鋭士郎人形を召喚してサイコメトリーを使用。
 クライマックス戦闘では2回もファンブル。使いづらいね、桜吹雪!
 そこで戦った剣士から半ば一方的に因縁を押しつけられる。

+ 第6回 2013/4/13 可能世界のロンド
「肉が裂け血が飛沫くこの感触……最高です。ロボットじゃ味わえない」

 GMはみこみこさん。PCは新守鋭士郎九木崎美緒クルーセル・マーロウ辻裏佳正流辰巳宮凪俊造
 ダンジョンアタック。初顔合わせの多いメンバー。
 道中のPASHIRIでは、最後の最後で俊造に追いつき
 残鉄剣を決めるも聖典術式<守>でガードされる。
 武器を小狐丸に切り替え、並の白兵攻撃は完全に抑えつけるというレベルに達する。
 色々あって最初のMVPを獲得。やったぜ。

+ 第7回 2013/4/24 妖精郷の冒険
「……どうしてボクに当ててくれないんですかッ!?」

 GMは乙さん。PCはアラン・ジェイク九木崎美緒辻裏佳正不動北斗ルリウス・ヘルメ=エヴィス野分夜子
 ダンジョンアタック。
 土地神からのぶしつけな依頼の元に、指輪を妖精王の所へとお届け。
 相手のクリティカルのせいで居合いが発動しない場面も。
 庇ってもらった時の台詞がこれ。
 クライマックスは飛ばしてサクサク帰りましたとさ。

+ 第8回 2013/4/26 ハンティングスタイル
「あまりボクを当てにされても困るんですけどね」

 GMは梅酒さん。PCはクルーセル・マーロウ黒羽宗一辻裏佳正流辰巳ブラックウッド・ストーカー
 ゲームの世界での冒険。唯一の下級生として上級生たちから容赦なくこき使われる。
 特殊なシステムが採用されたミドルでは……
 ブレスをもらったのに、2dでも斬鉄剣がファンブル。
 居合いの精度は健在。攻防一体の支援としてパーティーを支えた。
 色々あって2度目のMVPを獲得。やったぜ。

+ 第9回 2013/5/1 神楽坂学園依頼解決部
「そうですね、行きましょうか。……これからの、ぼくたちの道を」

 GMは飛鳥さん。サブGMは乙さん。PCは織原恵也=アジール鬼宿湊高峰藍英辻裏佳正美浜花音
 神楽坂学園卓の最終回。しかもなぜかPC1っぽい扱い。
 ちょっとブルクラッシュを切るタイミングが勿体なかった気はするね!
 絵に描いた餅を始めとしたボスエネミーの妨害を、
 魂を削った居合い抜きで終盤まで抑え続ける。

+ 第10回 2013/5/13 絵本の世界の冒険
 GMは梅酒さん。PCはアラン・ジェイク九木崎美緒辻裏佳正ルリウス・ヘルメ=エヴィス野分夜子
 絵本の中での冒険。ひたすら暴走する夜子をなだめる係。
 こういったパーティーで1年生が1人だけってパターンが多くて辛いね!
 砂塵と居合い抜きとの相性の高さを実感した戦闘。
 色々あって3回目のMVPを獲得。やったぜ。

+ 第11回~
+ 第11回 2013/5/18 新陰流の血
「そんなものは、今のぼくには関係ないッ!! ぼくは辻裏佳正、依頼解決部の剣です!!」

 GMはぼっちさん。PCは薄墨マユリ如月燎音鬼宿湊辻裏佳正美浜花音柳ヶ瀬颯
 佳正の出生の秘密にまつわるセッション。
 でも一番衝撃をPL達に与えていたのは女性暴露だった気も。
 PC1として、中盤以降の物語を引っ張っていく……という訳でもなく、
 知らされた真実に対して上手くリアクションをこなした、という感じ。
 戦闘では上泉彩の研ぎ澄まされた転を上から叩き潰すことに成功。
 色々あって4回目のMVPを獲得。やったぜ。

+ 第12回 2013/5/25 椿の落ちる頃に
「歳殺神よ、我に力を!!」

 GMはえーりんさん。PCは如月燎音クルーセル・マーロウ辻裏佳正流辰巳柳ヶ瀬颯
 辰巳と佳正が時間を止めるシナリオ。
 久しぶりに罠解除判定を使ったり、休憩表で珍しく敵意を集めたり。
 佳正三種の神器をそれぞれ決めつつ、最後の勝負は良い感じに演出で来ました。

コネクション・友人関係

 上泉彩
 違法使い。彼女と椿は腹違いの姉妹の間柄になる。

 上泉無間斎
 上泉家先代当主。活人剣新陰流の使い手であり、彩と椿の父親。

+ 友人関係
 薄墨まゆり
 佳正を妄想のネタとしてひたすら利用する困ったちゃん。

 宮凪俊造
 尊敬すべき先輩として慕っている。時折見せる非情さをリスペクトしている面も。

 クルーセル・マーロウ
 ここに来て多角関係に巻き込まれている先輩。佳正は直接関係していないが。

 高峰藍英
 聖職者でありながら、冷酷さを併せ持つ先輩。

 鬼宿湊
 佳正に人としての道を指し示してくれた同級生。

 柳ヶ瀬颯
 佳正の過去や血筋や性別なんてものを一切気にしない先輩。

 流辰巳
 同じく時間停止使い。初期から何だかんだで面倒を見てもらっている。

PickUp

 命中特化。研ぎ澄まされた居合い抜きが最大の武器。
 探索パートでは3d+7の罠解除判定・交渉判定で活躍する。

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最終更新:2016年01月15日 07:36