ニル・ダーリエ(-/Nil Dahlie)
「つまらん口説き文句だな。私を誘いたければ、極上の死合を持ち出すだけでいいと教えた筈だが?」
容姿
2mに差し掛かるほどの巨躯と、睨み付けられただけで心臓の弱い人間は死んでしまいそうな鋭い眼光を持て余した女性。
携えた長い髪は燃え尽きた灰のような純白と燃える焔の残り火のような赤い毛先で彩られており、長身も相まって一際目を引く。
赤のメッシュは染めているものであり、万年ゆるりとしたトップスとタイツの上から鎧を着て過ごしているような女の唯一のお洒落らしい。
人格
立てば芍薬座れば牡丹、一歩歩けば踏み締めた大地と勝手に抱かれた幻想が砕け散る暴力女。
その頭は常にどうやって力で解決するかを冷静かつ合理的、そして暴力的に演算し続ける。
かといって力を持たぬものから無闇に搾取するのは「興が乗らん」らしく、力を振るう先に対しての彼女なりの好みとプライドはある模様。
容姿を貶されても特段どうでもいいが、実力と趣味好みに対する貶めには若干沸点が低い。
かつて彼女が野に咲く花を愛でている現場を馬鹿にされた時などは、地が割れ地底から赤黒い焔が煮えたぎる様が見えたほどだと言われている。
食べ歩きが最近のマイブーム。
所見
8年前に
無杵セイナによって
ファーフルフトと共にガイア
次元旅団本部へと保護された謎の女性。
身元やPT能力については話す気がなく、全体的に謎に包まれている。
本人は「破壊できればそれでいい」と言い、次元旅団の任務には協力的に参加しており、その実力は折り紙付き。
……であったが、
セレスティアにて任務中に次々と小規模な事件が発生。
妖精たちをあしらいつつ解決して回り、疲弊したまま本来の任務先である地下迷宮に向かったところを
ウィンターに奇襲され、そのまま罠に嵌められる。
結果、負傷し力の大半を喪ったために現在リハビリ中。
てっきり流石にこれは死んだと敵味方ほぼ全員から思われたが割と普通に帰還してきたので、皆からは不死身だとかゴジラと畏れ慕われた。
時系列(卓開始直前参照) |
内容 |
8年前 |
ガイアに転移しさ迷っていたところを無杵セイナにより保護され次元旅団に加入。ガイアに居を置く。 |
6年前 |
不良を統一すべく動いていたクリストファーと交戦。プロクス団に加入。 |
1ヶ月前 |
セレスティアにて依頼をこなしている最中、ウィンターと交戦。不意討ちにより重傷を負う。 |
アライメント |
混沌・悪 |
起源 |
破砕 |
肩書き |
プロクス団の歩く暴力、不死身、ゴジラ |
趣味 |
食べ歩き、花を愛でること、狩り |
好きなもの |
食べること、壊すこと、酒、百合の花、味噌汁、ジャンクフード |
嫌いなもの |
はっきりしないやつ、素直になれないやつ、差別、嘘、神 |
特筆技能 |
氷の美貌、縄張り<不良地区>、趣味<食べ歩き> |
時城市 |
不良地区 |
プロクスアジト、バトルクラブ「マグマ」 |
「連中を見下し奪わんとせず、己の力を貴様たちよりも強いと誇示できるのならば奴らは案外付き合いやすい」 |
セレスティア |
水上都市部 |
ストーリーテラーアジト |
「あの娘の肉じゃがはうまいぞ」 |
キングダム |
人魔統一国家 ノン・キングダム |
クラン『次元旅団』集会場 |
「好き好んで寄り付くような土地ではないと思うがな、この次元は」 |
戦闘
常日頃から私には闘争さえあればいいと公言して憚らないように、基本的に前衛性能に特化している。
竜の血で己の破壊力を上げ、竜の気を以て己の身に降り注ぐ火の粉を振り払う。
結果的に、彼女の隣には気紛れで手を出さなかった者、後ろには背中を委ねていいと判断した者しか残らないだろう。
+
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データ的話 |
白竜伝承と唯我独尊で耐久を上げつつ、竜爪の乗った返し刃などで反撃していくタンク寄りのアタッカー。
出目が下揺れしたら黙示録、上揺れしたらダハーカで撃ち分けていく。
上級に入って相乗修羅八相黙示録って叫ぶことしか考えてない。
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「──その痛みを、破壊する」
最終更新:2019年11月16日 21:27