ファーフルフト・ハイランド=シュヴァルツシルト

ファーフルフト・ハイランド=シュヴァルツシルト(-/Verflucht highland Schwarzschild)



プロフィール
名前 ファーフルフト・H=シュヴァルツシルト プレイヤー たまこ
種族 混血(人間種) 性別
年齢 19歳 出身 キングダム
身長 186cm 体重 92kg
マナカラー (グルメ/ゴシップ/ワイルド) 所属 キングダム
クラス
メイン 戦士 サブ 忍び エクストラ
追加サブ 狩人 追加サブ2 錬金術士 上級 侍大将
データ キャラクターシート
イメージ
イメージアイコン シルヴァン(ファイアーエムブレム風花雪月) イメージCV 鳥海浩輔
イメージソング Colors/歌詞(和訳) Round and Round/歌詞 Paradise Lost/歌詞
イメージBGM ゼロスのテーマ ヴァレリオン .59 Verfulcht
夜明け2019卓/時空旅団卓



『人間は誰でも猛獣使であり、その猛獣に当るのが、各人の性情だという。己の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。』
──中島敦【山月記】より抜粋

「俺は『獣』なんかじゃない……ないはず、なんだ」


容姿
夕焼け空のような赤茶の髪と蜜色の瞳を持ち、すらりとした長身だが顔つきはどこか少し子供……というか小動物感が残る青年。
表情が豊かで、その瞳はいつも未知の異世界への好奇心で光り輝いているように見える。
笑顔はさながら「見てくださいよこの笑顔! まるで凍てついた心を融かす太陽のように暖かい色男スマイルでしょう!」
身だしなみには特に気を使っているのか常に小綺麗でローズやバニラ、ジャスミン系の華やかな香りを纏っている。

+ ...
身に纏う香はかなり鼻に残るものであり、今は本来ありもしないはずの血と獣の臭いを上塗りし掻き消すためのもの。
人が良さそうに見える小細工の奥には、何もかもを諦めたように冷え、何もかもを警戒する冷たい眼差しが潜んでいる。
憂いを帯びた顔はかなり端整で思わず見惚れるほどのものなのだが、努めて作り笑いに尽くしているため殆ど見ることは叶わない。


人格
いつもはつらつとしており、誰に対しても優しくおおらか。少しお馬鹿な皆のおにいちゃんとして一部からは慕われている。
しかし、抜けているように見えるが育ちはよい。基本的には礼儀正しく、次元旅団内では新参のために誰に対してもほぼ敬語で接する。
常に周囲に目を配る慎重さを持ち合わせており、細やかな心遣いとさりげない手助けを欠かさない姿は貴族という肩書きに似つかわしくない親しみやすさを感じさせる。
1を話せば3で返すように大層な話好きであり、見かける度に誰かと話していると評判。
……それと同じくらいに、頻繁に女性と口論している姿が目撃されるような女性好きなのが玉に傷だ。

+ ...
己の未来は何もかもを諦めているが、他人の未来は少しでも良くなればいいなとぼんやり思う少しだけ諦めの悪い男。
母親に生まれながらにして半生以上を『獣』と罵られ虐待を受けながら育った結果、いつしか己のほんの僅かでも獣のように思われる要素の全てを過剰に気にするようになる。
その結果、目に見えるもの全てに警戒を払い続け、更に幼少期に雪山に置き去りにされた際の体験を発端に敵対する存在を己の手で完全に動かなくなるまで殺し尽くすことでしか安堵と安息を感じることができない人格破綻者へと成り果ててしまった。
そんな己を自己嫌悪し、知られることを何よりも恐れ、心にもない言葉と振る舞いで内なる己に必要以上に触れられない、悟らせないように努めている。
そうして偽りの自分で人を傷付けて胸を痛める程度には善良な性根が未だ残ってしまっているので、己の行いを省みる度にまた一つ心を噛み砕いている。



所見

  • 立場
ノンキングダム国内ハイランド地方、シュヴァルツシルト領の領主の息子。
姉が他界してから今日まで、次期領主として目をかけられ大切に育てられている。
シュヴァルツシルト家は代々PTを輩出しており、ファーフルフトも8年前にPT能力に覚醒済。
ハイランド地方は立地上大陸防衛の最初の壁となる故に、その長は統治力と同時に相応に戦闘能力を求められる。
故に周辺の有権者でPT能力に目覚めた者は表向き社会勉強の名目でギルド『次元旅団』にて研鑽を積む風習があり、彼が此度加入したのもその一環だ。
参入して日はまだ浅いが、(やや女性贔屓ではあるが)誰に対しても分け隔てなく気にかけ笑い時にはおどけることで場の空気を緩める姿は既に好青年として常勤メンバーに認識されつつある。

+ ...
亜人の従者であるマレフィセントは双子の弟である。
純血であることが大前提とされる貴族に一人だけ先祖返りを起こして産まれた弟は、産まれて直ぐに奴隷商へと身売りされ数年後に何も知らないファーフルフトが自ら選んで迎え入れた。

しかし双子の片割れのみとはいえ穢らわしい獣の子を産んでしまった事実は母親の正気を奪うには充分すぎた。
残されたファーフルフトの面影は母親の視界に収まる度にその事実を想起させ、結果、ファーフルフトは獣の子、女神に愛されなかった呪いの子として苛烈な虐待に曝され続けることになる。

  • 経歴
時系列(卓開始直前参照) 内容
19年前 ヒューム・キングダムハイランド地方シュヴァルツシルト伯の次男として生まれる。
15年前 従者としてマレフィセントが宛がわれ、親交を深める。
10年前 シュヴァルツシルト伯がアズラエルの革命に賛同。ノン・キングダムの一角となる。
8年前 火災により姉と母を失う。ショックによりPT能力に覚醒し行方不明に。
同年 1週間後にガイアで遭難していたところを保護される。キングダムに返された後、公には賊に拐われたとして処理された。
7年前 次期領主に相応しい男になるため、日夜鍛練と勉学に励む。
1ヶ月前 ギルド『次元旅団』に加入。一日で出席していた事務職員全員を口説き、女好きの称号を得る。




  • パーソナルデータ
アライメント 中立・中庸
起源 装飾
肩書き シュヴァルツシルト伯爵家の嫡子
趣味 女の子と話すこと、料理、散歩
好きなもの 料理、自然、賑やかなところ、読書、音楽観賞、アップルパイ、姉弟、人に触れること
嫌いなもの 火事、むさ苦しいところ、水辺、差別、嘘、悪魔、人に触れられること
特筆技能 氷の美貌(美形)、噂の人物<女好き>、欠点<火事>

  • 行動範囲
時城市 全地区 - 「まだまだ来たばっかであんまり把握してないんですよねえ。
今度暇なときにでもオススメ紹介してくれませんか?」
セレスティア 水上都市部 図書聖堂、寝不足食堂 「ここは最初の任務のときに安全だからって何度か連れてこられましたね。
浮世離れしたかわい子ちゃんが多いんですけど、自由すぎて捕まってくれなくて困った困った」
都市郊外 海の家「りばーさいど」、釣りの穴場 「海の家でりばーさいどで湖畔なのは流石の俺でもちょっとどうかしてると思うんですよね」
キングダム 人魔統一国家
ノン・キングダム
クラン『次元旅団』集会場、ノン・キングダム城、首都冒険者ギルド、マッサージ『神依の手』 「女の子がたくさんいるところとか、オススメのデートスポットならお任せください!」


  • 交遊関係
フェデリーコ・コンスタンシア シーン抜粋 総合時系列
1回目 「精々それまで、抱えた荷物を失わないようにしているといい」
「あっはっは、云われるまでもありませんよ」
2回目 「全ては『信じること』から始まる」「女神だろうと、人間だろうと、自分だろうと」
「それが今の貴様にできないなら、それだけの話だ。自分の脚で立てない弱い人間を、何処まで慮ってやるべきか」
「私は知らないからな。」
「立てないなら、這ってでも進むしかありません」
「俺には、そういう世の中になるまで守らなきゃいけないヤツがいますから」
「――本当に進む気概があるなら、まだマシだ」


リアナ・イルマタル=ミラデリア シーン抜粋 総合時系列
1回目 「ま、まぁそういうことですから。その、ミラデリアの事は忘れて頂いても結構ですよ」
「……そんな肩書、私じゃ何の意味も持たせられませんから」
「……ええ。今はそうしましょう」
「誰にだって、背負いたくない荷物はありますもんね」
「分かって頂ければ幸いです」
2回目 「なんかやたらと持ち上げてくれるけど、それがどうにもポーズっぽいんですよ……」
「そんな、俺はこんなにも君のことを心から思っているのに……」
──少女の顔向きが、警戒から不信に変わる。

薬師寺鹿伏兎 シーン抜粋 総合時系列
1回目 「どうもあの、己の手で相手の命に手をかける感覚が……どうしようもなく苦手でさ」
「だから足や小手から狙っていたのか」
「あ、バレバレ?いやあ情けない」
「肉を裂く感覚も、噎せかえるような血の臭いも……間近でずっと浴びてたら、どうにかなっちまいそうだからさ」
「だから、俺は弓の方が好きなんだ。何せ『的』に上手く当てるだけで全部終わるからな」


アイネス・リード シーン抜粋 総合時系列
1回目 「間違いなく自分の一部ではあるだけに、だからこそ、かな」
「……難しいもんですよね。己の内面と折り合いつけるのって」
「本当にね、それが自分が望むものとは限らないし……ん」
「俺もあんまり、アンタにはそういう力に苦しめられてほしくないです」
「………そっか」


真木大河 シーン抜粋 総合時系列
1回目 「お前は確かいるんだろ? 家族とか。「はい、そうですね」
「従者とかもいるんだっけか。」
「キングダムのシュヴァルツシルト家の次期領主です。そりゃあもう、偉大な父親も、気立てのいい従者も、強くて美人な教育係もいますとも」
「まあ、母上と姉上はちょっと不幸で亡くなったりはしていますけど。これくらいはよくある話ですしね」
「俺は随分と恵まれてると思いますよ」
「…………まぁな。」「大事に、してやれよ。7」
「……まあ、そうですね」
「大事にしますよ。言われずとも」「それこそ、この俺の命に変えてでも」
2回目 「どうしようもなく記憶と嫌に結び付いて振り切りたくても振り切れないもの、なんてどうやって一時的にでも忘れればいいんでしょうね」
「…………少なくとも」「俺は。”忘れよう”とは思いたくない、な。」
「そういうのは、忘れちゃいけない。」「……はい」
「そうですよね。俺の罪だ、これは」


ジニー・ルフ シーン抜粋 総合時系列
1回目 「……あなた」「神様のこと信じれなくなってるのね」
「……それ、キングダムで言うのだけは勘弁してもらいたいですね」
「いいけど、辛くないかしら」「女神スフィーアの偉業はどこにだってあるじゃない」
「生まれたときからずっとなんで慣れっこです。俺が忍耐強い男なのはアンタを守ったことで証明済みでしょう?」
「むー」「元教皇として、あんまりうれしくないとだけ言っておくわ」
「すいません。俺が嫌いなのは、アンタが広めてたスフィーア教じゃなくて今のスフィーア教だってことでここはひとつ」


ヴェルト・ラインヴァイス=アーネンエルベ シーン抜粋 総合時系列
1回目 「次期領主の名前が”verflucht”とは。随分と剣呑じゃないかい?」「……む」
「母上の趣味です。あの人、あんまりこの家のことを良く思ってないみたいでしたから」
「腹いせ、か」
「みみっちいですよねぇ、人を産むだけ産んで当て付けかよって名前つけて、役目が済んだら自分は引きこもってんですから」


リーゼルフェルト・レクラム=リーフェンシュタール シーン抜粋 総合時系列
1回目 「……喪失を知らない人間の励ましは、喪失した人間には届かない」「貴方もそう思う?」
「ええ」「相手に、受けとる気がないのなら、ですけど」
「結局、全く同じものをそっくり同じ形で亡くす人間なんて殆どいませんからね」
「喪った物の痛みと重さは、その当人にしか理解も自覚もできませんよ」
「……そうね。」「何年も前の、私と同じ目をしてたから。追い詰めてしまった?」
「好奇心で尻尾を踏まないでください、とだけ」「なら、ちゃんと隠しておきなさい」
2回目 「アンタのその胸の空洞は、何をしようが、他の何物でも絶対に埋まるようなもんじゃあ、ないでしょう」
「…………。」「……それは、俺にでもわかりますから」
「……"楽しい"と、"生きてて楽しい"は、違うものよね」「ええ。本当に」
「──何の為に生きてるのかな」
「──何の為に産まれたのかすらわからない男には、中々難しい問題ですね」
3回目 「……ああ、そうか」「アンタも縛られ続けているんじゃないか、過去ってやつに」
「我ながら随分と遠回しだったわ」
「俺じゃなきゃ一生読み解けなかったですよこれ、反省してください」
「持つべきものは理解者ね」


FIRED シーン抜粋 総合時系列
1 「世の中自分で作っておきながら、要らないとか生まれて来なければ良かったなんて平気で言う連中は一定数いますので」
「しみじみ言うねぇ」
「……結局、目的と結果と、それに後付けした意味っていうのは」
「人間だから、とか機械だから、とかじゃなくてそれぞれ個人のものだと思います。俺はね」






戦闘
ふわふわにこにことした笑顔を絶やさない男だが、いざ戦闘になればその笑顔は敵を見据える冷たい視線へと変貌する。
それなりに博識な散策術や手慣れた罠の解体、容赦なく急所を穿つ矢は、一目見ればただの貴族の道楽などではないと察しが付く。
紛れもなく彼もまた、山野と人々を護る騎士の一人なのだ。
己の身体そのものを盾に何度も立ち上がる姿は、正しく漆黒の盾と銘打たれるに相応しいだろう。

+ データ的話
忍び・狩人・侍により探索方面を補強しながら
各種印術による範囲バステや単体打点を出していく中~後衛弓サブアタッカー。
弓の打点を上げるのに修羅を採用しているので倒れること前提の肉壁としても扱える。
上級になったら桜吹雪居合いと斬鉄剣を担いで前に立つ予定。
今はまだ己の獣性に怯える彼にそんな度胸はない。


「安心してください。皆の笑顔は、俺が守りますから」





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最終更新:2020年01月02日 21:20