GURPSヴァンパイアハンター@「クルースニク秋葉原支部」
カード・キャスター
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【魔術流派】カード・キャスター
呪符を使用した魔術は洋の東西を問わずよく見られました。そうした魔術を体系化し、より効率化した流派が【カード・キャスター】です。
呪符を使用した魔術は洋の東西を問わずよく見られました。そうした魔術を体系化し、より効率化した流派が【カード・キャスター】です。
【呪符作成】(難) 前提:〈魔法理論〉〈錬金術〉〈ルーン学〉〈数学〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-5
カードや短冊状の和紙にルーン文字を使用した規則性のある幾何学模様――いわゆる魔法陣を描き、呪符を作成する魔術動作です。
この魔術動作は使用を宣言するだけで効果を発揮します。術者が習得している呪文の込もった呪符を作成することができます。呪符の作成には1枚1時間かかります。エネルギーの発動や成功値の算出は、呪文の発動時に行います。集中時間や動作や詠唱についてはこの魔術動作のレベルを適用します。ただし呪文の成功値やエネルギー消費については呪文の技能レベルを適用する点に注意してください。
呪符の作成には、宝石などを砕き――あまり口には出したくない材料で練った特別なインクが必要です。現代において宝石は人工的に合成することができるものも多く、かつてと比較すれば安価に出回っています――それでも高価なことに変わりはありませんが。
一つの呪符の作成には、5000円かかります。呪符は、セッション開始前に事前に購入できるとしても構わないでしょう。
作成した呪符は「魔法のアイテム」として扱われます。【魔法工房】の割引対象となります。何も呪文の込められていないカード(投擲用)は、無料で使用できます。
カードや短冊状の和紙にルーン文字を使用した規則性のある幾何学模様――いわゆる魔法陣を描き、呪符を作成する魔術動作です。
この魔術動作は使用を宣言するだけで効果を発揮します。術者が習得している呪文の込もった呪符を作成することができます。呪符の作成には1枚1時間かかります。エネルギーの発動や成功値の算出は、呪文の発動時に行います。集中時間や動作や詠唱についてはこの魔術動作のレベルを適用します。ただし呪文の成功値やエネルギー消費については呪文の技能レベルを適用する点に注意してください。
呪符の作成には、宝石などを砕き――あまり口には出したくない材料で練った特別なインクが必要です。現代において宝石は人工的に合成することができるものも多く、かつてと比較すれば安価に出回っています――それでも高価なことに変わりはありませんが。
一つの呪符の作成には、5000円かかります。呪符は、セッション開始前に事前に購入できるとしても構わないでしょう。
作成した呪符は「魔法のアイテム」として扱われます。【魔法工房】の割引対象となります。何も呪文の込められていないカード(投擲用)は、無料で使用できます。
- カードのカスタマイズ
作成した「呪符」は以下の魔術動作を使用することで様々なカスタマイズが可能です。これらの魔術動作は一つの呪符に対して「同時」に使用することが可能です。
【精密描画】(難) 前提:〈魔法理論〉〈絵画〉〈書道〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉―5
呪符の作成時により精密な術式を構築する魔術動作です。
この魔術動作は宣言するだけで効果を発揮します。作成した呪符の呪文発動時の「技能レベル」を最大でこの魔術動作のレベル5分の1(端数切捨)まで増加させることができます。詠唱時間や消費エネルギー、動作にも影響を及ぼす点に注意してください。
精密な術式を構築するには、より多くのインクが必要になります。技能レベルを+1するごとに、呪符の作成にかかる費用が3000円増加します。
呪符の作成時により精密な術式を構築する魔術動作です。
この魔術動作は宣言するだけで効果を発揮します。作成した呪符の呪文発動時の「技能レベル」を最大でこの魔術動作のレベル5分の1(端数切捨)まで増加させることができます。詠唱時間や消費エネルギー、動作にも影響を及ぼす点に注意してください。
精密な術式を構築するには、より多くのインクが必要になります。技能レベルを+1するごとに、呪符の作成にかかる費用が3000円増加します。
【魔力補填】(難) 前提:〈魔法理論〉〈絵画〉〈書道〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉―5
呪符の作成時に呪文の発動に必要なエネルギーをあらかじめ充填しておく魔術動作です。
この魔術動作は宣言するだけで効果を発揮します。作成した呪符の呪文発動時に必要なエネルギー消費を最大でこの魔術動作のレベル5分の1(端数切捨)点まで軽減することができます。維持に必要なエネルギーを軽減することはできません。
事前にエネルギーを充填するには、より多くのインクが必要になります。エネルギーを1軽減するごとに、呪符の作成にかかる費用が2000円増加します。
呪符の作成時に呪文の発動に必要なエネルギーをあらかじめ充填しておく魔術動作です。
この魔術動作は宣言するだけで効果を発揮します。作成した呪符の呪文発動時に必要なエネルギー消費を最大でこの魔術動作のレベル5分の1(端数切捨)点まで軽減することができます。維持に必要なエネルギーを軽減することはできません。
事前にエネルギーを充填するには、より多くのインクが必要になります。エネルギーを1軽減するごとに、呪符の作成にかかる費用が2000円増加します。
【攻性呪符】(難) 前提:〈魔法理論〉〈絵画〉〈書道〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉―5
呪符の作成時に呪文の発動に必要なエネルギーをあらかじめ充填しておく魔術動作です。
この魔術動作は宣言するだけで効果を発揮します。作成した呪符に込められた呪文がダメージを与える呪文であった場合、そのダメージを【攻性呪符】の3分の1(端数切捨)点まで増加さることができます。維持に必要なエネルギーを軽減することはできません。射撃呪文が込められているのであれば一瞬で「大きく」することが可能です。
ダメージを上げるには、より多くのインクが必要になります。与えるダメージを1増加させるごとに、呪符の作成にかかる費用が3000円増加します。
呪符の作成時に呪文の発動に必要なエネルギーをあらかじめ充填しておく魔術動作です。
この魔術動作は宣言するだけで効果を発揮します。作成した呪符に込められた呪文がダメージを与える呪文であった場合、そのダメージを【攻性呪符】の3分の1(端数切捨)点まで増加さることができます。維持に必要なエネルギーを軽減することはできません。射撃呪文が込められているのであれば一瞬で「大きく」することが可能です。
ダメージを上げるには、より多くのインクが必要になります。与えるダメージを1増加させるごとに、呪符の作成にかかる費用が3000円増加します。
【呪符聖化】(難) 前提:〈魔法理論〉〈絵画〉〈書道〉〈神学/種別〉または〈哲学〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉―5
呪符の作成時に聖なるエネルギーを込める魔術動作です。
この魔術動作は宣言するだけで効果を発揮します。この魔術動作を適用して作成した呪符は「神聖」なものとして扱われ、〈投器術〉技能で投げるとその攻撃は『神聖な』『魔法の』攻撃として扱われます。
また作成した呪符に込められた呪文がダメージを与える呪文であった場合、その呪文がヴァンパイアに対して与えるダメージを【呪符聖化】の5分の1(端数切捨)点までさせることが可能です。
ダメージを上げるには、より多くのインクが必要になります。呪符を『神聖』にするのに2000円。与えるダメージを1増加させるごとに、呪符の作成にかかる費用が3000円増加します。
呪符の作成時に聖なるエネルギーを込める魔術動作です。
この魔術動作は宣言するだけで効果を発揮します。この魔術動作を適用して作成した呪符は「神聖」なものとして扱われ、〈投器術〉技能で投げるとその攻撃は『神聖な』『魔法の』攻撃として扱われます。
また作成した呪符に込められた呪文がダメージを与える呪文であった場合、その呪文がヴァンパイアに対して与えるダメージを【呪符聖化】の5分の1(端数切捨)点までさせることが可能です。
ダメージを上げるには、より多くのインクが必要になります。呪符を『神聖』にするのに2000円。与えるダメージを1増加させるごとに、呪符の作成にかかる費用が3000円増加します。
【隠蔽描画】(難) 前提:〈魔法理論〉〈絵画〉〈書道〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉―5
呪符の作成時の呪文の構成を隠蔽する術式です。
この魔術動作は使用を宣言するだけで効果があります。
この魔術動作のレベルの5分の1(端数切捨)ごとに、投げつけた呪符に対する能動防御および呪文抵抗に-2のペナルティを付与することが可能です。
呪符にこの加工を施す際、与えるペナルティー2につき、呪符の作成にかかる費用が5000円増加します。
呪符の作成時の呪文の構成を隠蔽する術式です。
この魔術動作は使用を宣言するだけで効果があります。
この魔術動作のレベルの5分の1(端数切捨)ごとに、投げつけた呪符に対する能動防御および呪文抵抗に-2のペナルティを付与することが可能です。
呪符にこの加工を施す際、与えるペナルティー2につき、呪符の作成にかかる費用が5000円増加します。
【呪符射出】(難) 前提:【呪符作成】 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-5
この魔術動作は使用を宣言するだけで判定を行う必要はありません。
霊符に加工を施し、遠距離武器のように飛ばすことができるようにする技法です。正確さは1、半致傷は【呪符射出】のレベル×10、最大射程は【呪符射出】のレベル×20です。
こうした霊符は〈呪文射撃〉や〈投げ〉〈投器術〉《騒霊》などの手段で投げる事が出来ます。〈呪文射撃〉の代わりに使用できる魔術動作があれば、それも使用可能です。投げた霊符が対象に命中した場合、『張り付けた』物として扱って下さい。
もちろん、命中したら即座に効果を発動させることも可能です。
射撃呪文の込められた呪符を投げつけた射撃呪文の込められた呪符を投げつけた場合には、呪符は込められた射撃呪文に即座に変化し、〈投器術〉技能で投げたカードによるダメージを与えることはできず、また〈投器術〉によるダメージボーナスも得ることができません。
呪符にこの加工を施すには追加で3000円が必要になります。
この魔術動作は使用を宣言するだけで判定を行う必要はありません。
霊符に加工を施し、遠距離武器のように飛ばすことができるようにする技法です。正確さは1、半致傷は【呪符射出】のレベル×10、最大射程は【呪符射出】のレベル×20です。
こうした霊符は〈呪文射撃〉や〈投げ〉〈投器術〉《騒霊》などの手段で投げる事が出来ます。〈呪文射撃〉の代わりに使用できる魔術動作があれば、それも使用可能です。投げた霊符が対象に命中した場合、『張り付けた』物として扱って下さい。
もちろん、命中したら即座に効果を発動させることも可能です。
射撃呪文の込められた呪符を投げつけた射撃呪文の込められた呪符を投げつけた場合には、呪符は込められた射撃呪文に即座に変化し、〈投器術〉技能で投げたカードによるダメージを与えることはできず、また〈投器術〉によるダメージボーナスも得ることができません。
呪符にこの加工を施すには追加で3000円が必要になります。
※)呪符作成の例
ある魔術師(仮にKとします)は【呪符作成】を21、【精密描画】【魔力補填】【攻性呪符】【呪符聖化】【隠蔽描画】【呪符作成】を17レベルで習得しています。その魔術師はこれらすべての加工を施した呪文レベル15の《火球》の呪符を作成することにします。
基本の呪符作成で5000円、【精密描画】で呪文レベルを3上げるのに9000円、【魔力補填】でエネルギーを3点軽減するのに6000円、【攻性呪符】でダメージを5点あげ、一瞬で「大きく」するのに15000円、【呪符聖化】でヴァンパイアに対するダメージを上昇させるのに9000円、【隠蔽描画】で能動防御へのペナルティー6を与えるのに15000円、【呪符射出】で呪符を投げつけられるようにするのに3000円。合計で6万2000円の費用がかかりました。
この《火球》を作成するには一秒集中する必要がありますが、一瞬で「大きく」することができます。《火球》のエネルギー消費は0で、《火球》による攻撃のダメージは4D+1、ヴァンパイアが相手なのであれば5D+1となり、能動防御に-6のペナルティを与えます。
ある魔術師(仮にKとします)は【呪符作成】を21、【精密描画】【魔力補填】【攻性呪符】【呪符聖化】【隠蔽描画】【呪符作成】を17レベルで習得しています。その魔術師はこれらすべての加工を施した呪文レベル15の《火球》の呪符を作成することにします。
基本の呪符作成で5000円、【精密描画】で呪文レベルを3上げるのに9000円、【魔力補填】でエネルギーを3点軽減するのに6000円、【攻性呪符】でダメージを5点あげ、一瞬で「大きく」するのに15000円、【呪符聖化】でヴァンパイアに対するダメージを上昇させるのに9000円、【隠蔽描画】で能動防御へのペナルティー6を与えるのに15000円、【呪符射出】で呪符を投げつけられるようにするのに3000円。合計で6万2000円の費用がかかりました。
この《火球》を作成するには一秒集中する必要がありますが、一瞬で「大きく」することができます。《火球》のエネルギー消費は0で、《火球》による攻撃のダメージは4D+1、ヴァンパイアが相手なのであれば5D+1となり、能動防御に-6のペナルティを与えます。
- 呪符の運用に関する魔術動作
【遠隔起動】(難) 前提:【呪符作成】 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-6
この魔術動作は使用を宣言するだけで判定を行う必要はありません。
【遠隔起動】を使用するためには事前に呪文を封入した霊符が対象と接触状態である必要があります。これは壁や床などに張り付けたり、対象となる人物に所有してもらう事で条件を満たせます。
こうした『張り付けた霊符』は術者が遠隔から任意のタイミングで起動する事が出来ます。『張り付けた霊符』を認識できる状態であれば、防御呪文として【遠隔起動】を行うことができます。
呪文の発動判定そのものは通常通りですが、呪文の距離による修正値は長距離の物を利用して算出します。更に発動に成功した呪文は対象に接触しているものとして扱い、抵抗呪文の場合は抵抗判定に-2のペナルティを受けます。
射撃呪文の場合は対象のすぐそばに出現し、即座にコントロールを失って落とした扱いとなります。霊符は【遠隔起動】のレベルの5分の1(端数切捨て)枚まで張り付ける事が出来ます。
『張り付けた霊符』は呪文を維持しているものとして扱い、張り付けた1枚につき-1の修正を受けます。ただし、発動させる霊符は維持しているとみなしません。
この魔術動作は使用を宣言するだけで判定を行う必要はありません。
【遠隔起動】を使用するためには事前に呪文を封入した霊符が対象と接触状態である必要があります。これは壁や床などに張り付けたり、対象となる人物に所有してもらう事で条件を満たせます。
こうした『張り付けた霊符』は術者が遠隔から任意のタイミングで起動する事が出来ます。『張り付けた霊符』を認識できる状態であれば、防御呪文として【遠隔起動】を行うことができます。
呪文の発動判定そのものは通常通りですが、呪文の距離による修正値は長距離の物を利用して算出します。更に発動に成功した呪文は対象に接触しているものとして扱い、抵抗呪文の場合は抵抗判定に-2のペナルティを受けます。
射撃呪文の場合は対象のすぐそばに出現し、即座にコントロールを失って落とした扱いとなります。霊符は【遠隔起動】のレベルの5分の1(端数切捨て)枚まで張り付ける事が出来ます。
『張り付けた霊符』は呪文を維持しているものとして扱い、張り付けた1枚につき-1の修正を受けます。ただし、発動させる霊符は維持しているとみなしません。
【符手繰】(難) 前提:〈魔法理論〉 上限:魔法理論 技能なし値:〈魔法理論〉ー5
この魔術動作は習得しているだけで効果を発揮します。
〈準備/呪符〉、カードや呪符を投げつける際の〈呪文射撃〉〈投げ〉〈投器術〉を習得する際の敏捷力の基準値および、(一般的なものも含めた)カードや呪符を扱う際の〈手品〉技能判定の敏捷力の基準値を、この魔術動作のレベルに変更することができます。
また〈投器術〉でカードを投げつけた際のダメージにこの魔術動作の5分の1(端数切捨)を追加します。〈投器術〉で投げつけたカードは、〈聖別/種別〉の技能が12レベル以上あれば、エネルギーを1点消費することで『神聖』な魔法の武器として扱うことができます。この疲労点の消費は、呪文のエネルギー消費と同様に扱います。〈聖別/種別〉の技能レベルが15以上であれば、エネルギーを消費しません。
さらにこの魔術動作のレベルが16ベル以上あれば一度に複数枚のカードや呪符を投げつけることが可能です。投げつけることができるカードの数は、この魔術動作のレベルの8分の1(端数切捨)枚までです。複数のカードを「準備」する場合、〈準備/呪符〉技能判定に余分な1枚につき-4のペナルティを受けます。この〈準備〉判定に失敗すると、カードを1ターンに1枚ずつ取り出さなければなりません!
準備時間などの発動要件を満たしているのであれば、1ターンで同時に複数の呪文を発動させることも可能です。
この複数投擲の効果は【呪符結束】と同時に使用することはできません。
この魔術動作は習得しているだけで効果を発揮します。
〈準備/呪符〉、カードや呪符を投げつける際の〈呪文射撃〉〈投げ〉〈投器術〉を習得する際の敏捷力の基準値および、(一般的なものも含めた)カードや呪符を扱う際の〈手品〉技能判定の敏捷力の基準値を、この魔術動作のレベルに変更することができます。
また〈投器術〉でカードを投げつけた際のダメージにこの魔術動作の5分の1(端数切捨)を追加します。〈投器術〉で投げつけたカードは、〈聖別/種別〉の技能が12レベル以上あれば、エネルギーを1点消費することで『神聖』な魔法の武器として扱うことができます。この疲労点の消費は、呪文のエネルギー消費と同様に扱います。〈聖別/種別〉の技能レベルが15以上であれば、エネルギーを消費しません。
さらにこの魔術動作のレベルが16ベル以上あれば一度に複数枚のカードや呪符を投げつけることが可能です。投げつけることができるカードの数は、この魔術動作のレベルの8分の1(端数切捨)枚までです。複数のカードを「準備」する場合、〈準備/呪符〉技能判定に余分な1枚につき-4のペナルティを受けます。この〈準備〉判定に失敗すると、カードを1ターンに1枚ずつ取り出さなければなりません!
準備時間などの発動要件を満たしているのであれば、1ターンで同時に複数の呪文を発動させることも可能です。
この複数投擲の効果は【呪符結束】と同時に使用することはできません。
【呪符結束】(難) 前提:〈魔法理論〉 上限:魔法理論 技能なし値:〈魔法理論〉ー5
この魔術動作は使用を宣言するだけで効果を発揮します。
同じ呪文が込められた呪符を複数枚一度に起動することで、爆発的な魔法の力を発揮する魔術動作です。
呪符を複数枚同時に使用することで、魔術動作により「加工」を施された呪符を使用する際、それらのボーナスをすべて合計して適用することができます。一度に「重ねる」ことができる呪符の数は、この魔術動作のレベルの6分の1(端数切捨)+1枚までです。
【呪符結束】を使用する際に複数のカードを取り出すには、余分な呪符一枚につき〈準備/呪符〉技能に-4のペナルティを受けます。〈投器術〉技能で呪符を「投げつけ」たとしても、与えるダメージは1枚分だけです。
この魔術動作は使用を宣言するだけで効果を発揮します。
同じ呪文が込められた呪符を複数枚一度に起動することで、爆発的な魔法の力を発揮する魔術動作です。
呪符を複数枚同時に使用することで、魔術動作により「加工」を施された呪符を使用する際、それらのボーナスをすべて合計して適用することができます。一度に「重ねる」ことができる呪符の数は、この魔術動作のレベルの6分の1(端数切捨)+1枚までです。
【呪符結束】を使用する際に複数のカードを取り出すには、余分な呪符一枚につき〈準備/呪符〉技能に-4のペナルティを受けます。〈投器術〉技能で呪符を「投げつけ」たとしても、与えるダメージは1枚分だけです。
【急々如律令】(難) 前提:【呪符作成】レベル21 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-5
この魔術動作は使用を宣言するだけで効果を発揮します。
この魔術動作を使用すると、対象となる呪文はレベルがいくつであっても動作と2、3語の単語からなる詠唱が必要になります。呪文の消費エネルギーが3点増加し、代わりに集中時間がこの魔術動作のレベルの5分の1(端数切捨)秒軽減されます。
この魔術動作は使用を宣言するだけで効果を発揮します。
この魔術動作を使用すると、対象となる呪文はレベルがいくつであっても動作と2、3語の単語からなる詠唱が必要になります。呪文の消費エネルギーが3点増加し、代わりに集中時間がこの魔術動作のレベルの5分の1(端数切捨)秒軽減されます。
※呪符運用の例
さきほど魔術師Kが《火球》で敵に攻撃を行おうとしています。この魔術師は体力9、敏捷力が10しかありませんが、【符手繰】をレベル17で習得している影響により、〈投器術〉技能と〈準備/呪符〉技能を18レベルで習得しています。加えて〈禅弓道〉の技能も15レベルで習得しています^。
この魔術師Kは【呪符結束】を18レベルで習得しています。魔術師Kは作成した《火球》の呪符を4枚取り出します。〈準備/呪符〉技能には-12のペナルティを受けますが、幸いにも魔術師Kは目標値6のこの判定に成功し、無事呪符を取り出す判定には成功しました。これに失敗していたら、魔術師Kは4ターンをかけて呪符を取り出さなければならないところでした。
魔術師Kは《火球》の呪符を4枚重ねます。一枚6万2000円の呪符なので、合計で24万8000円の費用がかかった攻撃ということになります。
《火球》の技能レベルは【精密構築】の影響でレベル27となり、詠唱なしで瞬時に発動します。エネルギー消費はありません。この攻撃の命中判定は、〈投器術〉技能がレベル18で、〈禅弓道〉技能がレベル15ですから、21を基準として行います。ダメージに修正については、カードを4枚重ねていますので【攻性術式】の効果ダメージ修正が+20となります。相手がヴァンパイアであればさらに+12のダメージ修正があり、合計で3D+32となり、実に12Dの『神聖』なダメージを与えることになります。能動防御に対するペナルティは―24です!
では、例えばこれが《触手》の呪文であればどうでしょうか。《触手》の呪文は通常呪文ですので、【遠隔起動】の魔術動作がかならず必要になります。
魔術師Kは殊更丹精込めてこの呪符を作りましたが、魔術動作のレベルは変わらないので、ほどこせる加工は先ほどの《火球》と変わりありません……。
《触手》の技能レベルは【精密構築】の影響でレベル27となり、詠唱なしで瞬時に発動します。エネルギー消費は技能レベルによるものも合わせると実に15点軽減できます。この攻撃の命中判定は、〈投器術〉技能がレベル18で、〈禅弓道〉技能がレベル15ですから、21を基準として行います。この結果カードが相手に「貼り付け」ば、即座に《触手》の呪文を発動できます。この時〈投器術〉によるカードのダメージが与えられます。魔術師Kは体力9で「投器術」技能レベルが18ですから、1D-1の「切り」ダメージを与えることができます。また、この時も相手の能動防御にはー24のペナルティを与えます。
《触手》はダメージを与える呪文ですから、【攻性呪符】や【呪符聖化】の恩恵を受けることが可能です。先ほどと同じように、魔術師Kは《触手》の呪符を4枚取り出します。目標値は6ですが、魔術師Kは執念で成功させます。
相手は「よけ」を試みることはできますが、【隠蔽描画】相手能動防御には-24のペナルティがかかっていますから、相手は受動防御に頼るしかありません。幸い受動防御は発動しませんでした。
《触手》の呪文の技能レベルはなんと21です。【精密描画】の効果により、呪文レベルは33となります。《触手》の準備時間は2秒ですが、呪文の集中はもちろん、動作や詠唱も必要なくなるでしょう。呪文のエネルギーは、相手の大きさにもよりますが、呪文レベルも合わせれば19点まで軽減することが可能です。魔術師Kはヴァンパイアに向けて《触手》の呪文を発動させます。発動にあたっての距離ペナルティは、長距離のものを適用しますので、敵を目前にしてはあってないようなものです。ただし呪符を「張り付けた」ことにより、呪文を維持してるものとして−1のペナルティは受けます。
望むなら、喉を狙って「窒息」を狙うことも十分可能でしょう!
《触手》は「よけ」ることができますが、この時も能動防御に-24のペナルティがかかり、相手は受動防御に頼るしかありません。受動防御は発動せず、《触手》は相手に命中し、締め付けを始めます。《触手》は振りほどかれない限り、呪文レベルの33を基準とした防護点無視の「叩き」ダメージを相手に与え続けます。このダメージは3D+2を基準に、【攻性呪符】で+20【呪符聖化】で+12のダメージを追加で与えます。合計すると3D+34ですから、相手はなんと12D+3の『神聖』な防護点無視ダメージを毎ターン受け続けることになるのです! もっとも、目標が「生命力-2」の判定に成功していればこのダメージは半減し、相手に行動へのペナルティも与えないのですが……。
この攻撃もやはり24万8000円の費用がかかります。
さきほど魔術師Kが《火球》で敵に攻撃を行おうとしています。この魔術師は体力9、敏捷力が10しかありませんが、【符手繰】をレベル17で習得している影響により、〈投器術〉技能と〈準備/呪符〉技能を18レベルで習得しています。加えて〈禅弓道〉の技能も15レベルで習得しています^。
この魔術師Kは【呪符結束】を18レベルで習得しています。魔術師Kは作成した《火球》の呪符を4枚取り出します。〈準備/呪符〉技能には-12のペナルティを受けますが、幸いにも魔術師Kは目標値6のこの判定に成功し、無事呪符を取り出す判定には成功しました。これに失敗していたら、魔術師Kは4ターンをかけて呪符を取り出さなければならないところでした。
魔術師Kは《火球》の呪符を4枚重ねます。一枚6万2000円の呪符なので、合計で24万8000円の費用がかかった攻撃ということになります。
《火球》の技能レベルは【精密構築】の影響でレベル27となり、詠唱なしで瞬時に発動します。エネルギー消費はありません。この攻撃の命中判定は、〈投器術〉技能がレベル18で、〈禅弓道〉技能がレベル15ですから、21を基準として行います。ダメージに修正については、カードを4枚重ねていますので【攻性術式】の効果ダメージ修正が+20となります。相手がヴァンパイアであればさらに+12のダメージ修正があり、合計で3D+32となり、実に12Dの『神聖』なダメージを与えることになります。能動防御に対するペナルティは―24です!
では、例えばこれが《触手》の呪文であればどうでしょうか。《触手》の呪文は通常呪文ですので、【遠隔起動】の魔術動作がかならず必要になります。
魔術師Kは殊更丹精込めてこの呪符を作りましたが、魔術動作のレベルは変わらないので、ほどこせる加工は先ほどの《火球》と変わりありません……。
《触手》の技能レベルは【精密構築】の影響でレベル27となり、詠唱なしで瞬時に発動します。エネルギー消費は技能レベルによるものも合わせると実に15点軽減できます。この攻撃の命中判定は、〈投器術〉技能がレベル18で、〈禅弓道〉技能がレベル15ですから、21を基準として行います。この結果カードが相手に「貼り付け」ば、即座に《触手》の呪文を発動できます。この時〈投器術〉によるカードのダメージが与えられます。魔術師Kは体力9で「投器術」技能レベルが18ですから、1D-1の「切り」ダメージを与えることができます。また、この時も相手の能動防御にはー24のペナルティを与えます。
《触手》はダメージを与える呪文ですから、【攻性呪符】や【呪符聖化】の恩恵を受けることが可能です。先ほどと同じように、魔術師Kは《触手》の呪符を4枚取り出します。目標値は6ですが、魔術師Kは執念で成功させます。
相手は「よけ」を試みることはできますが、【隠蔽描画】相手能動防御には-24のペナルティがかかっていますから、相手は受動防御に頼るしかありません。幸い受動防御は発動しませんでした。
《触手》の呪文の技能レベルはなんと21です。【精密描画】の効果により、呪文レベルは33となります。《触手》の準備時間は2秒ですが、呪文の集中はもちろん、動作や詠唱も必要なくなるでしょう。呪文のエネルギーは、相手の大きさにもよりますが、呪文レベルも合わせれば19点まで軽減することが可能です。魔術師Kはヴァンパイアに向けて《触手》の呪文を発動させます。発動にあたっての距離ペナルティは、長距離のものを適用しますので、敵を目前にしてはあってないようなものです。ただし呪符を「張り付けた」ことにより、呪文を維持してるものとして−1のペナルティは受けます。
望むなら、喉を狙って「窒息」を狙うことも十分可能でしょう!
《触手》は「よけ」ることができますが、この時も能動防御に-24のペナルティがかかり、相手は受動防御に頼るしかありません。受動防御は発動せず、《触手》は相手に命中し、締め付けを始めます。《触手》は振りほどかれない限り、呪文レベルの33を基準とした防護点無視の「叩き」ダメージを相手に与え続けます。このダメージは3D+2を基準に、【攻性呪符】で+20【呪符聖化】で+12のダメージを追加で与えます。合計すると3D+34ですから、相手はなんと12D+3の『神聖』な防護点無視ダメージを毎ターン受け続けることになるのです! もっとも、目標が「生命力-2」の判定に成功していればこのダメージは半減し、相手に行動へのペナルティも与えないのですが……。
この攻撃もやはり24万8000円の費用がかかります。
- 追加技能
〈準備/呪符〉(肉体/易)
カードケースから即座に呪符を取り出す技能です。
修正:「器用(不器用)」1レベルにつき判定に±1
カードケースから即座に呪符を取り出す技能です。
修正:「器用(不器用)」1レベルにつき判定に±1
★カードケース
呪符を納めておく専用のカードケースです。一つのカードケースに、80枚のカードを収納することが可能です。素早く欲しいカードを取り出すには、〈準備/呪符〉の判定に成功する必要があります。価格は5万円です。
カードを〈投器術〉技能で投げつけて攻撃した場合、正確さ2、半致傷「体力ー5」、最大射程「体力+2」、ダメージが「突きー2/切り」となります。
呪符を納めておく専用のカードケースです。一つのカードケースに、80枚のカードを収納することが可能です。素早く欲しいカードを取り出すには、〈準備/呪符〉の判定に成功する必要があります。価格は5万円です。
カードを〈投器術〉技能で投げつけて攻撃した場合、正確さ2、半致傷「体力ー5」、最大射程「体力+2」、ダメージが「突きー2/切り」となります。