GURPSヴァンパイアハンター@「クルースニク秋葉原支部」
夢幻奇術
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【魔術流派】夢幻奇術
古くは諸国を放浪する吟遊詩人や大道芸人が自らの護身術や芸の一助として使い、近代に入っては奇術師や怪盗などが技術を発展させながら体系整理されていきました。洋の東西を問わず、奇抜な手法を追求した魔術の集大成とも言えます。
現代の怪盗や奇術師などには独自の〈哲学〉を持つものが多く見受けられますが、伝承を伝える吟遊詩人の一族などにはケルト等の宗教儀礼を学んでいる者もいるでしょう。東洋では仙人や幻術師を名乗る者や化け狸や狐などにも使い手が見られます。
古くは諸国を放浪する吟遊詩人や大道芸人が自らの護身術や芸の一助として使い、近代に入っては奇術師や怪盗などが技術を発展させながら体系整理されていきました。洋の東西を問わず、奇抜な手法を追求した魔術の集大成とも言えます。
現代の怪盗や奇術師などには独自の〈哲学〉を持つものが多く見受けられますが、伝承を伝える吟遊詩人の一族などにはケルト等の宗教儀礼を学んでいる者もいるでしょう。東洋では仙人や幻術師を名乗る者や化け狸や狐などにも使い手が見られます。
【アリス・シンドローム】(並)
前提:《完全幻覚》 上限:〈幻覚芸術〉+魔法の素質レベル 技能なし値:〈幻覚芸術〉
音と視覚の両方からなる錯覚によって行うフェイントです。フェイントの代わりにこの動作を使用できます。自分を中心に(敏捷力+器用レベル+機転レベル)メートルまでに存在する任意の対象全てにフェイントをかけられます。この魔術動作とそれぞれの相手の知力でフェイントの即決勝負を行ってください。即決勝負に勝利した場合、自分以外の味方の攻撃に対してもフェイントの効果は有効となります。あなたがフェイントの判定にクリティカルするか、目標が対抗判定でファンブルした場合、目標は肉体的朦朧状態に陥ります。この朦朧状態は次のターンから回復のための判定を行うことが可能です。
ただし、この動作によるフェイントは視覚と聴覚の両方を有する存在以外には効果が薄くなります。視覚と聴覚、いずれかしか有していない相手は、フェイントへの対抗判定に+4のボーナスを得ます。どちらも有していない相手には、まるで効果がありません。
この魔術動作を使用すると1点疲労し、フェイントの効果は自分の次のターンの開始時まで持続します。追加で1点疲労するごとに、フェイントの判定に+2のボーナスを得ることが可能です。
修正:器用および機転1レベルにつき判定に+2ボーナス。
前提:《完全幻覚》 上限:〈幻覚芸術〉+魔法の素質レベル 技能なし値:〈幻覚芸術〉
音と視覚の両方からなる錯覚によって行うフェイントです。フェイントの代わりにこの動作を使用できます。自分を中心に(敏捷力+器用レベル+機転レベル)メートルまでに存在する任意の対象全てにフェイントをかけられます。この魔術動作とそれぞれの相手の知力でフェイントの即決勝負を行ってください。即決勝負に勝利した場合、自分以外の味方の攻撃に対してもフェイントの効果は有効となります。あなたがフェイントの判定にクリティカルするか、目標が対抗判定でファンブルした場合、目標は肉体的朦朧状態に陥ります。この朦朧状態は次のターンから回復のための判定を行うことが可能です。
ただし、この動作によるフェイントは視覚と聴覚の両方を有する存在以外には効果が薄くなります。視覚と聴覚、いずれかしか有していない相手は、フェイントへの対抗判定に+4のボーナスを得ます。どちらも有していない相手には、まるで効果がありません。
この魔術動作を使用すると1点疲労し、フェイントの効果は自分の次のターンの開始時まで持続します。追加で1点疲労するごとに、フェイントの判定に+2のボーナスを得ることが可能です。
修正:器用および機転1レベルにつき判定に+2ボーナス。
【影纏い】(難)
前提:《闇》および〈忍び〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-8
影に実体を与え、マントのように纏い、身を守ります。【影纏い】を使って、1ターンに2回まで「止め」を行うことが可能です。この際疲労点を1点消費します。
前提:《闇》および〈忍び〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-8
影に実体を与え、マントのように纏い、身を守ります。【影纏い】を使って、1ターンに2回まで「止め」を行うことが可能です。この際疲労点を1点消費します。
【インビジブル・スレッド】(難)
前提:《見えない手》および〈手品〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-6
逆腕のように扱える見えないナニカを1本増やして制御する奇術師の技です。杖や何らかの物体を持たせて踊らせたり、宙に浮かべたりもできます。ルール上は透明な支持肢が【インビジブル・スレッド】のレベルの6分の1(端数切捨)本増えたものとして扱います。両手用の武器(弓や銃、両手剣など)を構えながら盾を操ったりすることも可能でしょう。
【インビジブル・スレッド】による腕を使用した判定ではこの動作と本来の判定の低い方の数字で判定を行います。この判定には当然ながら逆腕による-4の修正が入る事に気を付けてください。逆腕が影響しない行動には当然ながらありません(例えば〈盾〉技能による「止め」などです)。この魔術動作を維持している場合は1時間に1点、戦闘中は毎ターン1点疲労します。
攻撃回数が増えるわけではありませんが、「不可視の腕」による攻撃は相手の不意をつくことができます。最初に【インビジブル・スレッド】で攻撃を仕掛けた際、相手の能動防御や防御呪文の発動に-6のペナルティを与えます。相手が「戦闘即応」の特徴を持っていない場合、これは不意打ちとして扱い、意志判定に失敗した相手は精神的朦朧状態に陥ります。二回目以降は「受け」「止め」に-2のペナルティを与えるだけです。
前提:《見えない手》および〈手品〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-6
逆腕のように扱える見えないナニカを1本増やして制御する奇術師の技です。杖や何らかの物体を持たせて踊らせたり、宙に浮かべたりもできます。ルール上は透明な支持肢が【インビジブル・スレッド】のレベルの6分の1(端数切捨)本増えたものとして扱います。両手用の武器(弓や銃、両手剣など)を構えながら盾を操ったりすることも可能でしょう。
【インビジブル・スレッド】による腕を使用した判定ではこの動作と本来の判定の低い方の数字で判定を行います。この判定には当然ながら逆腕による-4の修正が入る事に気を付けてください。逆腕が影響しない行動には当然ながらありません(例えば〈盾〉技能による「止め」などです)。この魔術動作を維持している場合は1時間に1点、戦闘中は毎ターン1点疲労します。
攻撃回数が増えるわけではありませんが、「不可視の腕」による攻撃は相手の不意をつくことができます。最初に【インビジブル・スレッド】で攻撃を仕掛けた際、相手の能動防御や防御呪文の発動に-6のペナルティを与えます。相手が「戦闘即応」の特徴を持っていない場合、これは不意打ちとして扱い、意志判定に失敗した相手は精神的朦朧状態に陥ります。二回目以降は「受け」「止め」に-2のペナルティを与えるだけです。
【オリーブの首飾り】(難)
前提:【詠唱隠し】 上限:〈吟遊詩人〉または〈演劇〉 技能なし値:〈吟遊詩人〉または〈演劇〉-8
大がかりな演出や仕掛けを行う事で呪文の負担を軽減する流派独自の技法です。
通常行動として【オリーブの首飾り】の判定に成功すると、準備時間に関わらず任意の呪文を発動させることができます。更に最終的に呪文に必要なエネルギーを【オリーブの首飾り】の5分の1(端数切捨)点軽減することができます。
【オリーブの首飾り】によるパフォーマンスは大きな動作や詠唱に相当し、人前で使えば大きな注目を浴びます。【詠唱隠し】や【詠唱秘匿】の効果はありませんが【おまじない】の違和感を消す効果は有効です。【おまじない】を持っていなくても、〈手品〉の腕前によっては魔法の呪文を手品の結果と誤魔化すことは十分可能でしょう。【オリーブの首飾り】を使用すると次の自分のターンの開始まで防御呪文を含む能動防御に-6の修正を受けます。このペナルティは、【オリーブの首飾り】の技能レベルの5分の1(端数切捨)だけ軽減することができます。
【オリーブの首飾り】で使われた呪文は1ターンに使用できる呪文の数の制限に含まれません。
前提:【詠唱隠し】 上限:〈吟遊詩人〉または〈演劇〉 技能なし値:〈吟遊詩人〉または〈演劇〉-8
大がかりな演出や仕掛けを行う事で呪文の負担を軽減する流派独自の技法です。
通常行動として【オリーブの首飾り】の判定に成功すると、準備時間に関わらず任意の呪文を発動させることができます。更に最終的に呪文に必要なエネルギーを【オリーブの首飾り】の5分の1(端数切捨)点軽減することができます。
【オリーブの首飾り】によるパフォーマンスは大きな動作や詠唱に相当し、人前で使えば大きな注目を浴びます。【詠唱隠し】や【詠唱秘匿】の効果はありませんが【おまじない】の違和感を消す効果は有効です。【おまじない】を持っていなくても、〈手品〉の腕前によっては魔法の呪文を手品の結果と誤魔化すことは十分可能でしょう。【オリーブの首飾り】を使用すると次の自分のターンの開始まで防御呪文を含む能動防御に-6の修正を受けます。このペナルティは、【オリーブの首飾り】の技能レベルの5分の1(端数切捨)だけ軽減することができます。
【オリーブの首飾り】で使われた呪文は1ターンに使用できる呪文の数の制限に含まれません。
【ケース・バイ・ケース】(難)
前提:〈手品〉〈言いくるめ〉〈魔法理論〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-4
この魔術動作の使用を宣言する際、準備時間が同一(魔術動作による短縮は適用しないものとします)の二つの呪文を宣言します。
最初にどちらか一つの呪文を発動させます。その呪文の発動が失敗したり、抵抗されたりした際、その呪文のエネルギー消費・ファンブルした場合はその影響を「なかったこと」にし、「もう一つの」呪文を発動させます。「もう一つの」の呪文の発動にあたって、呪文の維持ペナルティ、距離ペナルティは無視し、呪文の発動判定にこの魔術動作のレベルの4分の1(端数切捨)のボーナスを得ることができます。
この魔術動作を使用すると2点疲労します。
前提:〈手品〉〈言いくるめ〉〈魔法理論〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-4
この魔術動作の使用を宣言する際、準備時間が同一(魔術動作による短縮は適用しないものとします)の二つの呪文を宣言します。
最初にどちらか一つの呪文を発動させます。その呪文の発動が失敗したり、抵抗されたりした際、その呪文のエネルギー消費・ファンブルした場合はその影響を「なかったこと」にし、「もう一つの」呪文を発動させます。「もう一つの」の呪文の発動にあたって、呪文の維持ペナルティ、距離ペナルティは無視し、呪文の発動判定にこの魔術動作のレベルの4分の1(端数切捨)のボーナスを得ることができます。
この魔術動作を使用すると2点疲労します。
【幸福の青い鳥】(難)
前提:〈手品〉〈賭博〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-6
幸運をも操作するこの流派の奥義です。この魔術動作はリアル時間で2時間に一回だけ使用することができます。
行為判定を行う際、サイコロを2個振って判定を行います。この魔術動作を使用すると疲労点を5点消費します。この疲労点の軽減は【幸運のダイス】のレベルの6分の1(端数切捨)点軽減されます。また、【幸運のダイス】を習得していると「幸運のタリスマン」を【幸運のダイス】のレベルの12分の1(端数切捨)個追加で所持することができます。追加で所持した「幸運のタリスマン」は一つ使用しても、他の「幸運のタリスマン」が消滅することはありません。
前提:〈手品〉〈賭博〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-6
幸運をも操作するこの流派の奥義です。この魔術動作はリアル時間で2時間に一回だけ使用することができます。
行為判定を行う際、サイコロを2個振って判定を行います。この魔術動作を使用すると疲労点を5点消費します。この疲労点の軽減は【幸運のダイス】のレベルの6分の1(端数切捨)点軽減されます。また、【幸運のダイス】を習得していると「幸運のタリスマン」を【幸運のダイス】のレベルの12分の1(端数切捨)個追加で所持することができます。追加で所持した「幸運のタリスマン」は一つ使用しても、他の「幸運のタリスマン」が消滅することはありません。
【テイク・ザ・スイッチ】(難)
前提:〈手品〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-7
この魔術動作は戦闘中、1ターンに1度だけ、任意のタイミングで使用可能です。
判定に成功すると、目標の代わりにあなたが所持しているタリスマンを使用することができます。この魔術動作を使用すると1点疲労します。
前提:〈手品〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-7
この魔術動作は戦闘中、1ターンに1度だけ、任意のタイミングで使用可能です。
判定に成功すると、目標の代わりにあなたが所持しているタリスマンを使用することができます。この魔術動作を使用すると1点疲労します。
【タレントフォーカス/種別】(難)
前提:敏捷11+、専門化する技能 技能なし値:〈神学〉もしくは〈哲学〉-6 上限:技能なし値の技能
個人や流派の持つ技芸者としての心得により特定の技術だけを磨き上げる魔術動作です。あなたが習得している運動系技能、技術系技能、芸術系技能、言語系技能、社会系技能、盗賊系技能の中から1つを選んで専門化してください。専門化した技能の技能レベルにこの動作のレベルの5分の1(端数切捨)のボーナスを得る事が出来ます。
この魔術動作は別の技能を選択して複数習得する事ができますが、その数は敏捷力が11以上で1つ、12以上で2つ、13以上で3つまでに限られます。
ただし、「器用」「機転」「幸運」の特徴があればそれぞれのレベルと同じだけ習得できる個数が増加します。
前提:敏捷11+、専門化する技能 技能なし値:〈神学〉もしくは〈哲学〉-6 上限:技能なし値の技能
個人や流派の持つ技芸者としての心得により特定の技術だけを磨き上げる魔術動作です。あなたが習得している運動系技能、技術系技能、芸術系技能、言語系技能、社会系技能、盗賊系技能の中から1つを選んで専門化してください。専門化した技能の技能レベルにこの動作のレベルの5分の1(端数切捨)のボーナスを得る事が出来ます。
この魔術動作は別の技能を選択して複数習得する事ができますが、その数は敏捷力が11以上で1つ、12以上で2つ、13以上で3つまでに限られます。
ただし、「器用」「機転」「幸運」の特徴があればそれぞれのレベルと同じだけ習得できる個数が増加します。
【逆腕訓練/インビジブル・スレッド】(並)
前提:【インビジブル・スレッド】および《錠前師》 上限:【インビジブル・スレッド】 技能なし値:【インビジブル・スレッド】-4
【インビジブル・スレッド】による逆腕のペナルティを軽減することができます。
前提:【インビジブル・スレッド】および《錠前師》 上限:【インビジブル・スレッド】 技能なし値:【インビジブル・スレッド】-4
【インビジブル・スレッド】による逆腕のペナルティを軽減することができます。
【道化師のソネット】(難)
前提:〈腹話術〉〈手品〉 上限:〈腹話術〉 技能なし値:〈腹話術〉-4
呪文や動作に別の呪文の動作や呪文を混ぜる事で本当に使うはずの呪文を隠す独自の技術です。
セッション開始前に、自分が覚えている呪文の中から「見せかけ」の呪文を一つ選択します。その呪文は一応発動判定を行いますが、それはファンブルが発生するかどうかの確認だけで、必ず発動に失敗し、あらゆる魔術動作・格闘動作の効果や技能レベルに関係なく、必ず1秒以上の集中を必要とします。
その上で、自身が習得している呪文の中から【道化師のソネット】の技能レベルの4分の1(端数切捨)個の呪文を選択します。それらの呪文は、必ず準備時間が「見せかけ」の呪文と同じになり、動作や詠唱に気付かれなくなります。どんな呪文が発動されようとしているか、あるいは「本物の呪文」が密かに発動されようとしていることは、〈魔法理論〉や「オーラ感知」などの特徴を以てしても見抜くことができません。
この魔術動作を使用するとエネルギーを追加で2点消費します。
前提:〈腹話術〉〈手品〉 上限:〈腹話術〉 技能なし値:〈腹話術〉-4
呪文や動作に別の呪文の動作や呪文を混ぜる事で本当に使うはずの呪文を隠す独自の技術です。
セッション開始前に、自分が覚えている呪文の中から「見せかけ」の呪文を一つ選択します。その呪文は一応発動判定を行いますが、それはファンブルが発生するかどうかの確認だけで、必ず発動に失敗し、あらゆる魔術動作・格闘動作の効果や技能レベルに関係なく、必ず1秒以上の集中を必要とします。
その上で、自身が習得している呪文の中から【道化師のソネット】の技能レベルの4分の1(端数切捨)個の呪文を選択します。それらの呪文は、必ず準備時間が「見せかけ」の呪文と同じになり、動作や詠唱に気付かれなくなります。どんな呪文が発動されようとしているか、あるいは「本物の呪文」が密かに発動されようとしていることは、〈魔法理論〉や「オーラ感知」などの特徴を以てしても見抜くことができません。
この魔術動作を使用するとエネルギーを追加で2点消費します。
【ハットと鳩とハンカチと】(並)
前提:《隠匿》〈手品〉 技能なし値:〈手品〉-5 上限:〈手品〉
手に持てるサイズの物品であればどこからともなく取り出して準備する手品師の技法です。同時に手に持ってる物を仕舞う事もできます。〈準備/種別〉のように【ハットと鳩とハンカチと】で判定を行い、成功すれば所有する物品1つを手に持って即座に準備することができます。準備できる物品は背中のリュックやアタッシュケース、《異次元鞄》などの即座に取り出せない収納の中に入っている物でも携帯していれば可能です。
ただし、この動作で準備できる物品は技能が無くても使用できる物か、使用するための技能を習得している必要があります。例えばステッキやクロークをこの動作で準備するためには、これらの装備を使用できる流派に所属して該当の技能を習得する必要があります。追加で1点疲労するごとに判定に+3の修正を得られます。
修正:「器用」があればレベルと上限に+レベル、取り出そうとする物の大きさと形で判定に修正(隠匿の修正を参照。機転があれば減少できます)
前提:《隠匿》〈手品〉 技能なし値:〈手品〉-5 上限:〈手品〉
手に持てるサイズの物品であればどこからともなく取り出して準備する手品師の技法です。同時に手に持ってる物を仕舞う事もできます。〈準備/種別〉のように【ハットと鳩とハンカチと】で判定を行い、成功すれば所有する物品1つを手に持って即座に準備することができます。準備できる物品は背中のリュックやアタッシュケース、《異次元鞄》などの即座に取り出せない収納の中に入っている物でも携帯していれば可能です。
ただし、この動作で準備できる物品は技能が無くても使用できる物か、使用するための技能を習得している必要があります。例えばステッキやクロークをこの動作で準備するためには、これらの装備を使用できる流派に所属して該当の技能を習得する必要があります。追加で1点疲労するごとに判定に+3の修正を得られます。
修正:「器用」があればレベルと上限に+レベル、取り出そうとする物の大きさと形で判定に修正(隠匿の修正を参照。機転があれば減少できます)
【ファントムスロー】(並)
前提:《騒霊》および〈投げ〉または〈呪文射撃〉 上限:〈呪文射撃〉+魔法の素質Lv 技能なし値:〈呪文射撃〉
移動系呪文の理論をタネに利用した奇術師独自の投擲術です。命中判定を含む各種〈投げ〉や〈投器術〉〈呪文射撃〉による判定を【ファントムスロー】で代わりに行うことができます。この時、ダメージは武器の最大致傷を上回ります。
【ファントムスロー】による投擲は体力の代わりに「敏捷力+器用さLv+魔法の素質Lv」の数値を致傷力の基準値として適用でき、更に【ファントムスロー】のレベルの5分の1(端数切捨)を投擲や射撃呪文の威力に加算することが可能です。
この魔術動作を使用する際、追加で1点疲労するごとに体力の代わりに使用する敏捷力の数字に+2することが可能です。
修正:「マナの祝福」がある場合上限および技能レベルに+2の修正。
前提:《騒霊》および〈投げ〉または〈呪文射撃〉 上限:〈呪文射撃〉+魔法の素質Lv 技能なし値:〈呪文射撃〉
移動系呪文の理論をタネに利用した奇術師独自の投擲術です。命中判定を含む各種〈投げ〉や〈投器術〉〈呪文射撃〉による判定を【ファントムスロー】で代わりに行うことができます。この時、ダメージは武器の最大致傷を上回ります。
【ファントムスロー】による投擲は体力の代わりに「敏捷力+器用さLv+魔法の素質Lv」の数値を致傷力の基準値として適用でき、更に【ファントムスロー】のレベルの5分の1(端数切捨)を投擲や射撃呪文の威力に加算することが可能です。
この魔術動作を使用する際、追加で1点疲労するごとに体力の代わりに使用する敏捷力の数字に+2することが可能です。
修正:「マナの祝福」がある場合上限および技能レベルに+2の修正。
【マジシャンズ・チョイス】(並)
前提:〈手品〉《隠匿》 上限:〈手品〉+魔法の素質レベル+4 技能なし値:〈手品〉
この魔術動作は自由行動で使用できます。この魔術動作を使用すると疲労点を1点消費します。
「〈手品〉技能レベル+魔法の素質レベル」の範囲内にいるキャラクターから、キャラクターを一人指定します。そのキャラクターの存在を認識している敵対的なキャラクターは、「意志」で抵抗を行います。判定に失敗すると、次のターンの行動では選択されたキャラクターを攻撃の対象に選択することになります。この効果は、攻撃を集中させるキャラクターが効果の適用を拒否すると無効化されます。
前提:〈手品〉《隠匿》 上限:〈手品〉+魔法の素質レベル+4 技能なし値:〈手品〉
この魔術動作は自由行動で使用できます。この魔術動作を使用すると疲労点を1点消費します。
「〈手品〉技能レベル+魔法の素質レベル」の範囲内にいるキャラクターから、キャラクターを一人指定します。そのキャラクターの存在を認識している敵対的なキャラクターは、「意志」で抵抗を行います。判定に失敗すると、次のターンの行動では選択されたキャラクターを攻撃の対象に選択することになります。この効果は、攻撃を集中させるキャラクターが効果の適用を拒否すると無効化されます。
【ミスディレクション】(並)
前提:〈手品〉《隠匿》 上限:〈手品〉+魔法の素質レベル+4 技能なし値:〈手品〉
この魔術動作は自由行動で使用できます。この魔術動作を使用すると疲労点を1点消費します。
「〈手品〉技能レベル+魔法の素質レベル」の範囲内にいるキャラクターから、キャラクターを一人指定します。そのキャラクターの存在を認識しているキャラクターは、「意志」で抵抗を行います。判定に失敗すると、次のターンの行動では選択されたキャラクターを攻撃の対象に選択できなくなります。この効果は、攻撃の対象から外すキャラクターが効果の適用を拒否すると無効化されます。
前提:〈手品〉《隠匿》 上限:〈手品〉+魔法の素質レベル+4 技能なし値:〈手品〉
この魔術動作は自由行動で使用できます。この魔術動作を使用すると疲労点を1点消費します。
「〈手品〉技能レベル+魔法の素質レベル」の範囲内にいるキャラクターから、キャラクターを一人指定します。そのキャラクターの存在を認識しているキャラクターは、「意志」で抵抗を行います。判定に失敗すると、次のターンの行動では選択されたキャラクターを攻撃の対象に選択できなくなります。この効果は、攻撃の対象から外すキャラクターが効果の適用を拒否すると無効化されます。
【ライム・ライト】(難)
前提:〈社交〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-15
あなたが習得している「魔術系技能」「移動系呪文」「音声系呪文」「幻覚/作成系呪文」「精神操作系呪文」「光/闇系呪文」「物体操作系呪文」の中から動作レベルと同じ個数まで選択できます。
選択した技能および呪文の技能レベルに〈演劇〉技能の6分の1(端数切捨)か魔法の素質のレベルの低い方のボーナスを得る事が出来ます。
前提:〈社交〉 上限:〈魔法理論〉 技能なし値:〈魔法理論〉-15
あなたが習得している「魔術系技能」「移動系呪文」「音声系呪文」「幻覚/作成系呪文」「精神操作系呪文」「光/闇系呪文」「物体操作系呪文」の中から動作レベルと同じ個数まで選択できます。
選択した技能および呪文の技能レベルに〈演劇〉技能の6分の1(端数切捨)か魔法の素質のレベルの低い方のボーナスを得る事が出来ます。
追加技能:
- 芸術系技能
〈幻覚芸術〉(精神/難) 芸術系技能 技能なし値:知力-6、絵画-3
幻覚使いはこの技能を使う事によって、作り上げた幻覚に芸術的な感動をもたらしたり、現実のものだと信じ込ませたり(あるいはその逆も)できます。似顔絵を作るなどの正確さが必要な幻覚を作る際にこの技能と幻覚系呪文の成功度の高い方を最終的な成功度として使用してもかまいません。また、「不信」の判定を行う際、知力や幻覚系呪文の技能レベルの代わりにこの技能で判定を行えます。
修正:「器用」および「機転」の特徴があると幻覚を操る判定に+1ボーナス、「機転」の場合には「不信」の判定にもボーナス。
幻覚使いはこの技能を使う事によって、作り上げた幻覚に芸術的な感動をもたらしたり、現実のものだと信じ込ませたり(あるいはその逆も)できます。似顔絵を作るなどの正確さが必要な幻覚を作る際にこの技能と幻覚系呪文の成功度の高い方を最終的な成功度として使用してもかまいません。また、「不信」の判定を行う際、知力や幻覚系呪文の技能レベルの代わりにこの技能で判定を行えます。
修正:「器用」および「機転」の特徴があると幻覚を操る判定に+1ボーナス、「機転」の場合には「不信」の判定にもボーナス。
追加呪文:
ルナルの追加呪文に存在する《知的幻覚》《白昼夢》《完璧幻覚》を習得可能です。
- 移動系呪文
《踊る腕》 幻覚系/特殊
この呪文は《物体作成》など、知的生物が手に持っている間だけ持続する呪文で作り出した作成物もしくは射撃呪文と合わせて使用します。
対象となった作成物および射撃呪文はこの呪文が持続している間は術者が手放したとしてもそのまま残り続けます。また、武器の作成物であれば術者の命令に従って宙に浮かび移動や攻撃を行う事も出来ます。この場合の処理は《踊る武器》を参照してください。
射撃呪文の場合は術者の命令に従って敵に向かって自動的に敵に飛んでいきます。この時の呪文射撃のレベルは15として扱います。これらの命令は《踊る武器》同様に自由行動で行うことができます。
▲持続時間:1分もしくは作成物/射撃呪文が消滅するまで
●エネルギー消費:作成呪文で使用したエネルギーの半分・同。《踊る武器》と同様に消費を増やすことで移動力と技能レベルを強化できます。
▼準備時間:1秒+作成系および射撃呪文の準備時間
★前提:《従者作成》《騒霊》
この呪文は《物体作成》など、知的生物が手に持っている間だけ持続する呪文で作り出した作成物もしくは射撃呪文と合わせて使用します。
対象となった作成物および射撃呪文はこの呪文が持続している間は術者が手放したとしてもそのまま残り続けます。また、武器の作成物であれば術者の命令に従って宙に浮かび移動や攻撃を行う事も出来ます。この場合の処理は《踊る武器》を参照してください。
射撃呪文の場合は術者の命令に従って敵に向かって自動的に敵に飛んでいきます。この時の呪文射撃のレベルは15として扱います。これらの命令は《踊る武器》同様に自由行動で行うことができます。
▲持続時間:1分もしくは作成物/射撃呪文が消滅するまで
●エネルギー消費:作成呪文で使用したエネルギーの半分・同。《踊る武器》と同様に消費を増やすことで移動力と技能レベルを強化できます。
▼準備時間:1秒+作成系および射撃呪文の準備時間
★前提:《従者作成》《騒霊》
- 音声系呪文
《七色の声》 音声系/通常/生命力で抵抗
目標の声を術者が知っている1つの生物そっくりに変更します。その生物が特殊な抑揚やアクセントを持っている場合でも再現されます。
記憶から再現するなら判定にー2の修正、数回しか聞いたことが無かったり、大昔に聞いたことがある程度であれば最低でも-3の修正がかかります。
記憶力の特徴を持っていたり、(録音を含む)実物の声を聞きながら再現するのであれば修正はありません。 《七色の声》で作られた声を聞いた時に騙されるかどうかは聞いた人の知力のこの呪文の技能との即決勝負を行って決定します。
聞き手の修正:親しい人なら+2、騙されることを予想していない、あるいは特別に注意していないなら-2
▲持続時間:1時間
●エネルギー消費:3・2
★前提条件:音声系呪文から4種
目標の声を術者が知っている1つの生物そっくりに変更します。その生物が特殊な抑揚やアクセントを持っている場合でも再現されます。
記憶から再現するなら判定にー2の修正、数回しか聞いたことが無かったり、大昔に聞いたことがある程度であれば最低でも-3の修正がかかります。
記憶力の特徴を持っていたり、(録音を含む)実物の声を聞きながら再現するのであれば修正はありません。 《七色の声》で作られた声を聞いた時に騙されるかどうかは聞いた人の知力のこの呪文の技能との即決勝負を行って決定します。
聞き手の修正:親しい人なら+2、騙されることを予想していない、あるいは特別に注意していないなら-2
▲持続時間:1時間
●エネルギー消費:3・2
★前提条件:音声系呪文から4種
- 幻覚/作成系呪文
《完璧幻覚》
「マジック」P139に掲載。
「マジック」P139に掲載。
《幻覚建築》(至難) 幻覚系/範囲
《完全幻覚》と似ていますが、この呪文で作る事ができるのは無生物に限られます。この呪文によって作られた幻覚は移動を妨げ、「本当の」ダメージを与えます。
幻覚地形と物理的に接触した知的生物は知力と術者の《幻覚地形》技能で即決勝負を行います。知的生物側が勝てば幻覚地形はあらゆる意味で《完全幻覚》と同じとして扱います。
術者側が勝てば幻覚地形はまるで実体を持っているものとして扱います。幻覚地形で作られた炎は実際に暖を取ることができ、触ればやけどを負います。
家であれば雨風をしのぐこともでき、橋であれば海や高所を渡ることができるでしょう。この呪文によって環境が変われば、〈生存/種別〉の効果にも影響し得ます。
▲持続時間:1分
●基本消費量:4・維持は半分
▼準備時間:3秒
★前提:「素質2」《完璧幻覚》《白昼夢》
《完全幻覚》と似ていますが、この呪文で作る事ができるのは無生物に限られます。この呪文によって作られた幻覚は移動を妨げ、「本当の」ダメージを与えます。
幻覚地形と物理的に接触した知的生物は知力と術者の《幻覚地形》技能で即決勝負を行います。知的生物側が勝てば幻覚地形はあらゆる意味で《完全幻覚》と同じとして扱います。
術者側が勝てば幻覚地形はまるで実体を持っているものとして扱います。幻覚地形で作られた炎は実際に暖を取ることができ、触ればやけどを負います。
家であれば雨風をしのぐこともでき、橋であれば海や高所を渡ることができるでしょう。この呪文によって環境が変われば、〈生存/種別〉の効果にも影響し得ます。
▲持続時間:1分
●基本消費量:4・維持は半分
▼準備時間:3秒
★前提:「素質2」《完璧幻覚》《白昼夢》
《知的幻覚》
「マジック」P138に掲載。
「マジック」P138に掲載。
《白昼夢》
「マジック」P138~139に掲載。
「マジック」P138~139に掲載。