GURPSヴァンパイアハンター@「クルースニク秋葉原支部」
ヴァンパイア共通の能力や弱点
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★ヴァンパイア共通の能力や弱点
▼無敵/文明レベル5以上の兵器
ヴァンパイアには近代兵器が一切通用しません。たとえ核ミサイルを撃ち込んでもヴァンパイアたちは平然と立っているでしょう! ただし特別な宗教儀礼によって『神聖』となった弾丸や爆薬はこの『無敵』を貫通します。ヴァンパイアに銃火器などで挑むのであれば、〈聖別〉技能によって『神聖』な弾丸を作り出す必要があります。
ヴァンパイアには近代兵器が一切通用しません。たとえ核ミサイルを撃ち込んでもヴァンパイアたちは平然と立っているでしょう! ただし特別な宗教儀礼によって『神聖』となった弾丸や爆薬はこの『無敵』を貫通します。ヴァンパイアに銃火器などで挑むのであれば、〈聖別〉技能によって『神聖』な弾丸を作り出す必要があります。
▼弱み/『神聖』な物品
〈聖別〉技能によって『神聖』になった武器や矢弾を始めとして、ヴァンパイアは『神聖』なものを弱点とします。あくまで一般的に、ですが『神聖』な武器は強大なヴァンパイアであればあるほど苦手とします。『神聖』な武器によって傷を負った場合には弱点1レベルにつき、防護点を引いた後のダメージを+1Dします。
この弱みによってヴァンパイアの防護点を無視することはできません。
〈聖別〉技能によって『神聖』になった武器や矢弾を始めとして、ヴァンパイアは『神聖』なものを弱点とします。あくまで一般的に、ですが『神聖』な武器は強大なヴァンパイアであればあるほど苦手とします。『神聖』な武器によって傷を負った場合には弱点1レベルにつき、防護点を引いた後のダメージを+1Dします。
この弱みによってヴァンパイアの防護点を無視することはできません。
▼苦手/『神聖』な場所
教会や神社など、神聖な場所を苦手とします。そうした場所に居座る場合は1秒ごとに1D点のダメージを受けます。ただし高位のヴァンパイアが『人間の殻』を被っている時は、このペナルティを無視することができる場合もあります。
教会や神社など、神聖な場所を苦手とします。そうした場所に居座る場合は1秒ごとに1D点のダメージを受けます。ただし高位のヴァンパイアが『人間の殻』を被っている時は、このペナルティを無視することができる場合もあります。
▼追加防護点(10点)
ヴァンパイアは非常に頑強な存在です。普通の攻撃に対しては10点の防護点を所持しています。しかしこの防護点は射撃呪文など魔法による攻撃、魔法のかかった武器や『神聖』な武器による攻撃には効果を発揮しません。
ヴァンパイアは非常に頑強な存在です。普通の攻撃に対しては10点の防護点を所持しています。しかしこの防護点は射撃呪文など魔法による攻撃、魔法のかかった武器や『神聖』な武器による攻撃には効果を発揮しません。
▼頑丈な四肢
通常部位の破壊は生命力を基準に必要なダメージを求めますが、ヴァンパイアの場合は最大HPを基準に部位の破壊に必要なダメージを定めます。「目」の場合は最大HPの10分の1(端数切上)としてください。
通常部位の破壊は生命力を基準に必要なダメージを求めますが、ヴァンパイアの場合は最大HPを基準に部位の破壊に必要なダメージを定めます。「目」の場合は最大HPの10分の1(端数切上)としてください。
▼追加ヒットポイント
ヴァンパイアは人知を超えた耐久力を持っています。ハンターたちの攻撃は概ね強力です。それに耐え抜き、脅威を与えるだけのヒットポイントを設定すべきでしょう。
ヴァンパイアはその特殊な力を行使するため大量のHPを消費します。PCに脅威を与えたい、と考えるのであれば少なくともヒットポイントは300必要になるでしょう。
ヴァンパイアは人知を超えた耐久力を持っています。ハンターたちの攻撃は概ね強力です。それに耐え抜き、脅威を与えるだけのヒットポイントを設定すべきでしょう。
ヴァンパイアはその特殊な力を行使するため大量のHPを消費します。PCに脅威を与えたい、と考えるのであれば少なくともヒットポイントは300必要になるでしょう。
▼魔法の瞬間発動と疲労点の半減
とりわけ魔法という分野に関して、ヴァンパイアは人間に対して絶対的な優位を持ちます。ヴァンパイアはその技能レベルを問わず、あらゆる呪文の詠唱時間を半分にすることができます。その結果必要とされる集中時間が1未満になった場合、その呪文は瞬間で発動します。技能レベルによって詠唱時間が短縮される場合には、半分にした後短縮します。
また、ヴァンパイアたちは呪文を発動した際消費する疲労点を半減することも可能です。これも同じく、技能レベルによって詠唱時間が短縮される場合には、半分にした後減少します。
呪文の集中時間が短縮されても、動作や詠唱の有無に関しては技能レベルに依存します。例えば呪文技能レベル15のヴァンパイアが《静寂》の呪文を受ければ、呪文は使えなくなります!
シナリオの都合上、どうしてもPCに対して「通さない」といけない呪文がある場合、GMは【色即是空】や【野生の勘】の達人相手であっても、呪文抵抗を無効であったことにしても構いません。ただしこのルールはごく慎重に運用してください。
とりわけ魔法という分野に関して、ヴァンパイアは人間に対して絶対的な優位を持ちます。ヴァンパイアはその技能レベルを問わず、あらゆる呪文の詠唱時間を半分にすることができます。その結果必要とされる集中時間が1未満になった場合、その呪文は瞬間で発動します。技能レベルによって詠唱時間が短縮される場合には、半分にした後短縮します。
また、ヴァンパイアたちは呪文を発動した際消費する疲労点を半減することも可能です。これも同じく、技能レベルによって詠唱時間が短縮される場合には、半分にした後減少します。
呪文の集中時間が短縮されても、動作や詠唱の有無に関しては技能レベルに依存します。例えば呪文技能レベル15のヴァンパイアが《静寂》の呪文を受ければ、呪文は使えなくなります!
シナリオの都合上、どうしてもPCに対して「通さない」といけない呪文がある場合、GMは【色即是空】や【野生の勘】の達人相手であっても、呪文抵抗を無効であったことにしても構いません。ただしこのルールはごく慎重に運用してください。
▼攻撃回数増加
一般にキャラクターの攻撃回数は1回から2回です。格闘動作を導入しても4回程度でしょう。これでは徒党を組んで向かってくるハンターたちを相手に、脅威を与えることができません。ヴァンパイアを作成する際には多数の眷属を引き連れているのでない限り、この能力を持たせることをお勧めします。200CPで作成されたPCがパーティを組んで挑むなら、それを凌ぎ切れるだけの能力を持っているでしょうから。
ただし『GURPS百鬼夜翔』の記載通りに「受け」の回数を増やすのはおすすめしません。攻撃が一向に当たらず、勝負がなかなかつかなくなるからです! 「受け」や「止め」の回数を増やすのであれば、それは別の特殊能力として処理するのが得策です。
一般にキャラクターの攻撃回数は1回から2回です。格闘動作を導入しても4回程度でしょう。これでは徒党を組んで向かってくるハンターたちを相手に、脅威を与えることができません。ヴァンパイアを作成する際には多数の眷属を引き連れているのでない限り、この能力を持たせることをお勧めします。200CPで作成されたPCがパーティを組んで挑むなら、それを凌ぎ切れるだけの能力を持っているでしょうから。
ただし『GURPS百鬼夜翔』の記載通りに「受け」の回数を増やすのはおすすめしません。攻撃が一向に当たらず、勝負がなかなかつかなくなるからです! 「受け」や「止め」の回数を増やすのであれば、それは別の特殊能力として処理するのが得策です。
▼美醜/外見
ヴァンパイアたちは人間の姿を装っていますが、それは彼らの持つ妖力による偽装であり、本来の姿は別です。多くのヴァンパイアは本性をさらけ出さなければその本領を発揮できません。
ヴァンパイアたちはよほど下位のヴァンパイアや低位の眷属でなければ『瞬間』の増強のかかった「人間変身」を保有しています。
恐怖判定への修正は、「百鬼夜翔」から大きく変更が加えられていますので注意してください、
ヴァンパイアたちは人間の姿を装っていますが、それは彼らの持つ妖力による偽装であり、本来の姿は別です。多くのヴァンパイアは本性をさらけ出さなければその本領を発揮できません。
ヴァンパイアたちはよほど下位のヴァンパイアや低位の眷属でなければ『瞬間』の増強のかかった「人間変身」を保有しています。
恐怖判定への修正は、「百鬼夜翔」から大きく変更が加えられていますので注意してください、
外見 | 通常の人間への修正 | ハンターへの修正(怖いものなしなどの修正込み) | 人間の姿の時の平均的容貌 |
珍妙 | +0(GMの判断によっては恐怖判定を行わない) | 恐怖判定を行わない | 「悪い」 |
かわいい・可憐 | +4(GMの判断によっては恐怖判定を行わない) | 恐怖判定を行わない | 「魅力的」 |
人間そっくり | +4(GMの判断によっては恐怖判定を行わない) | 恐怖判定を行わない | 「普通」 |
びっくり | -5 | +5 | 「普通」 |
怪奇 | -5 | +5 | 「普通」 |
本当の姿がない | -5 | +5 | 「普通」 |
異界の美 | -5 | +5 | 「魅力的」 |
凶悪 | -10 | 0 | 「悪い」 |
醜怪 | -10 | 0 | 「醜い」 |
畏怖すべき美 | -15 | -5 | 「美しい」 |
異様 | -15 | -5 | 「最悪」 |
名状しがたい | -20 | -10 | 「最悪」 |
絶対の美 | -20 | -10 | 「人外の美貌」 |
根源的恐怖 | -30 | -20 | 「最高」 |
巨大化 | 一段階につき-2 | 一段階につき-1 | - |
▼PC側がかけている一部補助系呪文の強制解除
戦闘開始時に、PCにかかっている以下の呪文の効果を強制的に解除します。
霊薬、魔女術の魔術動作【魔女薬】による強化は解除されません。
《韋駄天》《倍速》《軽荷》《振動武器》《沈黙》《沈黙障壁》《動物作成》《従者作成》《戦士作成》《呪文抵抗》《呪文耐性》《呪文障壁》《魔法障壁》《知恵》《不屈》《背中の目》《防熱》《防冷》《氷結武器》《火炎武器》《火矢》《電撃武器》《透明》《ぼやけ》《闇》《武聖》《素早さ》《怪力》《活力》《切れ味》《聖剣作成》《月光》《太陽光》《極光》《盾》《鎧》《頑強》《矢よけ》《矢返し》《物質障壁》《完全障壁》
戦闘開始時に、PCにかかっている以下の呪文の効果を強制的に解除します。
霊薬、魔女術の魔術動作【魔女薬】による強化は解除されません。
《韋駄天》《倍速》《軽荷》《振動武器》《沈黙》《沈黙障壁》《動物作成》《従者作成》《戦士作成》《呪文抵抗》《呪文耐性》《呪文障壁》《魔法障壁》《知恵》《不屈》《背中の目》《防熱》《防冷》《氷結武器》《火炎武器》《火矢》《電撃武器》《透明》《ぼやけ》《闇》《武聖》《素早さ》《怪力》《活力》《切れ味》《聖剣作成》《月光》《太陽光》《極光》《盾》《鎧》《頑強》《矢よけ》《矢返し》《物質障壁》《完全障壁》
▼治癒系呪文の連続行使ペナルティなどの無効化
《大治癒》《自己治癒》《極大治癒》などの呪文について、自身の負傷を回復させることによるペナルティを受けません。また、1日に複数回これらの呪文を使用しても、累積使用によるペナルティを受けません。
《大治癒》《自己治癒》《極大治癒》などの呪文について、自身の負傷を回復させることによるペナルティを受けません。また、1日に複数回これらの呪文を使用しても、累積使用によるペナルティを受けません。
▼射撃呪文の即時「大型化」
《火球》《電光》などの射撃呪文を、一瞬で最大まで「大きく」することができます。
《火球》《電光》などの射撃呪文を、一瞬で最大まで「大きく」することができます。
▼「敵対的」な霊薬への抵抗
生命力±意志の判定に成功することで、敵対的な霊薬の効力を無効化することが可能です。
生命力±意志の判定に成功することで、敵対的な霊薬の効力を無効化することが可能です。
▼ヴァンパイアの眷属
ヴァンパイアに血を吸われたり何らかの術をかけられたりした人間やあるいはその死体は、グールを始めとした眷属に変わってしまうことがあります。ゴーレムやアンデッド、使い魔、精霊など、ヴァンパイアが使用した呪文によって作成・召喚された「魔法の生き物」も眷属として扱われます。
彼らはおおむね知能が低く、呪文を扱うなどの高度な能力も持ちません。また現代兵器も普通に通用する場合があります。しかし時間をかけて成長すると、一般的なヴァンパイアと同等の知性や現代兵器への耐性を持ち得ます。かつて一般人であったとしても、一度眷属になってしまった人間は決して元の姿には戻りません。ヴァンパイアハンターは使命として、速やかに彼らを処分する必要があるでしょう。
ヴァンパイアに血を吸われたり何らかの術をかけられたりした人間やあるいはその死体は、グールを始めとした眷属に変わってしまうことがあります。ゴーレムやアンデッド、使い魔、精霊など、ヴァンパイアが使用した呪文によって作成・召喚された「魔法の生き物」も眷属として扱われます。
彼らはおおむね知能が低く、呪文を扱うなどの高度な能力も持ちません。また現代兵器も普通に通用する場合があります。しかし時間をかけて成長すると、一般的なヴァンパイアと同等の知性や現代兵器への耐性を持ち得ます。かつて一般人であったとしても、一度眷属になってしまった人間は決して元の姿には戻りません。ヴァンパイアハンターは使命として、速やかに彼らを処分する必要があるでしょう。
▼HPを消費することで行使可能な特殊能力
・呪文や格闘動作、フェイントなどへの強制抵抗
これは《埋葬》や《音噴射》【クイーンズ・オーダー】などへの対抗措置です。
HPを20消費することで、呪文や格闘動作への抵抗を強制的に抵抗(即決勝負に勝利)したことにできます。
これは《埋葬》や《音噴射》【クイーンズ・オーダー】などへの対抗措置です。
HPを20消費することで、呪文や格闘動作への抵抗を強制的に抵抗(即決勝負に勝利)したことにできます。
・転倒や朦朧状態、各種状態以上からの即時回復
自分のターンにHPを30消費することで、転倒や朦朧状態、呪文や格闘動作などの効果により一時的に付与されている能動防御や判定へのペナルティ、各種状態異常を無効化することができます。一度に複数の効果が付与されている場合はすべての効果から回復することができますが、〈聖歌〉や【イニシャル刻み】【十字受け】など、「神聖」な効果は無効化できません。
自分のターンにHPを30消費することで、転倒や朦朧状態、呪文や格闘動作などの効果により一時的に付与されている能動防御や判定へのペナルティ、各種状態異常を無効化することができます。一度に複数の効果が付与されている場合はすべての効果から回復することができますが、〈聖歌〉や【イニシャル刻み】【十字受け】など、「神聖」な効果は無効化できません。
・一時的な「よけ」の強化
サブマシンガンや「乱れ突き」などの過剰な「連射」や連続攻撃への対処として、HPを20支払うことでその「連射」や連続攻撃に対してだけ「よけ」を+4することができます。
サブマシンガンや「乱れ突き」などの過剰な「連射」や連続攻撃への対処として、HPを20支払うことでその「連射」や連続攻撃に対してだけ「よけ」を+4することができます。
・各種判定へのペナルティの一時的な無効化
判定を行う直前にHPを15支払うことで、その判定に課せられているペナルティを「一度だけ」無効化することができます。やはり〈聖歌〉や【イニシャル刻み】【十字受け】など、「神聖」な効果は無効化できません。
判定を行う直前にHPを15支払うことで、その判定に課せられているペナルティを「一度だけ」無効化することができます。やはり〈聖歌〉や【イニシャル刻み】【十字受け】など、「神聖」な効果は無効化できません。
・ファンブル、相手のクリティカルの無効化
攻撃や呪文の発動などで自分がファンブルを出した際、自分が受ける攻撃や呪文について相手がクリティカルを出した際などに、HPを30支払うことで、ファンブルならば普通の失敗、クリティカルなら普通の成功に変更することができます。
攻撃や呪文の発動などで自分がファンブルを出した際、自分が受ける攻撃や呪文について相手がクリティカルを出した際などに、HPを30支払うことで、ファンブルならば普通の失敗、クリティカルなら普通の成功に変更することができます。
・判定値の強化
判定の直前にHPを20支払うことで、その判定の目標値を+5することができます。
判定の直前にHPを20支払うことで、その判定の目標値を+5することができます。
・呪文のさらなる高速化
呪文発動の直前にHPを20支払うことで、いかなる呪文であっても詠唱、動作なしの「瞬間」で発動させることができます。
呪文発動の直前にHPを20支払うことで、いかなる呪文であっても詠唱、動作なしの「瞬間」で発動させることができます。
・〈錬気〉の無効化
ハンターに攻撃をする際、HPを5点支払うことで相手の〈錬気〉による防護点を無視できます。また、ハンターから攻撃を受ける際、HPを10点支払うことで相手の〈錬気〉による「神聖」な「魔法」の武器としての効力を無効化することが可能です(連射や連続攻撃の場合、これらはすべての攻撃に対して適用されます)。
ハンターに攻撃をする際、HPを5点支払うことで相手の〈錬気〉による防護点を無視できます。また、ハンターから攻撃を受ける際、HPを10点支払うことで相手の〈錬気〉による「神聖」な「魔法」の武器としての効力を無効化することが可能です(連射や連続攻撃の場合、これらはすべての攻撃に対して適用されます)。
・相手の防護点の半減および無効化
ハンターに攻撃が命中した際、HPを10点支払うことで相手の防護点を半減(端数切り上)することができます。HPを20点支払えば相手の防護点を無視できます(〈練気〉や「頑強」による防護点も半減(無視)します)。
ハンターに攻撃が命中した際、HPを10点支払うことで相手の防護点を半減(端数切り上)することができます。HPを20点支払えば相手の防護点を無視できます(〈練気〉や「頑強」による防護点も半減(無視)します)。
・失った部位の回復
腕や足などの部位を失った際、HPを30点支払うことで失った部位を取り戻すことができます。
腕や足などの部位を失った際、HPを30点支払うことで失った部位を取り戻すことができます。
・防護点の倍増
攻撃(相手の1度の行動に複数回の攻撃を受けた場合も含む)を受けた際、HPを25点支払うことで一時的に防護点を5点増加させることができます。
攻撃(相手の1度の行動に複数回の攻撃を受けた場合も含む)を受けた際、HPを25点支払うことで一時的に防護点を5点増加させることができます。
・必中攻撃
相手が能動防御もしくは呪文抵抗などに成功した際に使用できます。HPを30消費することで、相手の能動防御または呪文抵抗を失敗したことにできます。「タリスマン」の効果に対しては無効です。
相手が能動防御もしくは呪文抵抗などに成功した際に使用できます。HPを30消費することで、相手の能動防御または呪文抵抗を失敗したことにできます。「タリスマン」の効果に対しては無効です。
・ヴァンパイア特有の特殊な呪文
《夜の帳》/範囲
その場に即席の『隠れ家』を展開します。この呪文は必ず自身を中心に発動します。範囲内にあるキャラクターは、抵抗の余地なく『アジット』に飲み込まれます。『アジット』に飲み込むキャラクターは、術者が自由に選ぶことが可能です。
『アジット』のマナは原則として『濃密』ですが、呪文を使わないヴァンパイアであれば『疎』である可能性もあります。
▲持続:術者が死亡するか、自らの意思で解除するまで
●エネルギー消費:1/32(最低1)・1
★前提:「ヴァンパイア」であること。
■魔化:護符。タリスマンやアミュレット。必要エネルギー100。眷属やあるいは「なりかけ」でも「アジット」を展開できる。
その場に即席の『隠れ家』を展開します。この呪文は必ず自身を中心に発動します。範囲内にあるキャラクターは、抵抗の余地なく『アジット』に飲み込まれます。『アジット』に飲み込むキャラクターは、術者が自由に選ぶことが可能です。
『アジット』のマナは原則として『濃密』ですが、呪文を使わないヴァンパイアであれば『疎』である可能性もあります。
▲持続:術者が死亡するか、自らの意思で解除するまで
●エネルギー消費:1/32(最低1)・1
★前提:「ヴァンパイア」であること。
■魔化:護符。タリスマンやアミュレット。必要エネルギー100。眷属やあるいは「なりかけ」でも「アジット」を展開できる。
《眷属化》/通常・知力または生命力で抵抗
対象を自らの『眷属』にします。『眷属』になったヴァンパイアには様々な能力的特権が与えられます。優れた能力値や魔法の力を得たり、富を得たり、病から解放されたりーーなんでも構いません!
《眷属化》の呪文が効果を発揮するには、ヴァンパイアにより様々な条件を満たさなければなりません。即座に眷属となることもあれば、徐々に近づいていくこともあるでしょう。ーーいずれにせよこの呪文にかかった人物を救う手立ては今のところありませんが、少数ながらこの呪文の魔力から逃れることができた人物がいるのも事実です。
なんの条件もなしには人間、あるいは他の生き物を眷属にすることはできません。典型的な条件の一つが『契約』でしょう。
強い意志や生命力の持ち主はこの呪文による誘惑を跳ね除けることができます。「人間としての生を全うしなければならない明確な理由」があれば抵抗判定に+5から+25の修正があります。例えば「生きて家族を守らねばならない」と言うのは人間として生き抜く理由に含まれるでしょう。強い愛の力は時に《大原罪》の誘惑すら跳ね除けるのです!
逆に魔法の力に対して強い執着があったり、そもそも死の淵にあるなど「人間の側から離れかけている」人物は、抵抗判定にー5からー25のペナルティを受けます。
この呪文は《呪い除去》などで解除することができません。
▲持続:永遠
●エネルギー消費:20
★前提:「ヴァンパイア」であること。
■魔化:所有者や使用したものを眷属に変える呪いのアイテム。どんなもの、あるいは場所にでも魔化できる。必要エネルギー100以上。
対象を自らの『眷属』にします。『眷属』になったヴァンパイアには様々な能力的特権が与えられます。優れた能力値や魔法の力を得たり、富を得たり、病から解放されたりーーなんでも構いません!
《眷属化》の呪文が効果を発揮するには、ヴァンパイアにより様々な条件を満たさなければなりません。即座に眷属となることもあれば、徐々に近づいていくこともあるでしょう。ーーいずれにせよこの呪文にかかった人物を救う手立ては今のところありませんが、少数ながらこの呪文の魔力から逃れることができた人物がいるのも事実です。
なんの条件もなしには人間、あるいは他の生き物を眷属にすることはできません。典型的な条件の一つが『契約』でしょう。
強い意志や生命力の持ち主はこの呪文による誘惑を跳ね除けることができます。「人間としての生を全うしなければならない明確な理由」があれば抵抗判定に+5から+25の修正があります。例えば「生きて家族を守らねばならない」と言うのは人間として生き抜く理由に含まれるでしょう。強い愛の力は時に《大原罪》の誘惑すら跳ね除けるのです!
逆に魔法の力に対して強い執着があったり、そもそも死の淵にあるなど「人間の側から離れかけている」人物は、抵抗判定にー5からー25のペナルティを受けます。
この呪文は《呪い除去》などで解除することができません。
▲持続:永遠
●エネルギー消費:20
★前提:「ヴァンパイア」であること。
■魔化:所有者や使用したものを眷属に変える呪いのアイテム。どんなもの、あるいは場所にでも魔化できる。必要エネルギー100以上。
《屈服》/通常・知力で抵抗
対象の信念や正義、希望を踏みにじり、戦う意志を挫く呪文です。
この呪文の効果を受けると、(「あきらめない」などの特徴の有無に関わらず)、意志判定の自動失敗の数値が13以上に変更されます。
「悪夢」「フラッシュバック」「恐怖症」「臆病」「怠惰」「中毒(アルコール中毒も含む)」「偏執狂」「不幸」「朴訥」「命知らず」「躁鬱」「嫉妬」「直情」「過小評価」「見栄っ張り」「多重人格」「記憶喪失」の特徴を持っていると抵抗判定にー2のペナルティを受けます。
「大雑把」「冷静沈着」「無感動」「気まぐれ」「自信過剰」「獣性」「乱暴者」「執念」「誓い」「高潔」「一意専心」「悪運が強い」「幸運」「都合のいい偶然」「高慢」「自己中心的」「死の秒読み」「運命」「聖職者」「特異点」「不幸」「マナの祝福」の特徴を持っていると抵抗判定に+2のボーナスを受けます。
これらのボーナスとペナルティは打ち消し合いますが、ペナルティやボーナスが重複することはありません。
▲持続:1分
●エネルギー消費:6・同
★前提:《恐慌》、「ヴァンパイア」であること。
■魔化:装身具。着用したものに常時影響する呪いのアイテム。必要エネルギー300。
対象の信念や正義、希望を踏みにじり、戦う意志を挫く呪文です。
この呪文の効果を受けると、(「あきらめない」などの特徴の有無に関わらず)、意志判定の自動失敗の数値が13以上に変更されます。
「悪夢」「フラッシュバック」「恐怖症」「臆病」「怠惰」「中毒(アルコール中毒も含む)」「偏執狂」「不幸」「朴訥」「命知らず」「躁鬱」「嫉妬」「直情」「過小評価」「見栄っ張り」「多重人格」「記憶喪失」の特徴を持っていると抵抗判定にー2のペナルティを受けます。
「大雑把」「冷静沈着」「無感動」「気まぐれ」「自信過剰」「獣性」「乱暴者」「執念」「誓い」「高潔」「一意専心」「悪運が強い」「幸運」「都合のいい偶然」「高慢」「自己中心的」「死の秒読み」「運命」「聖職者」「特異点」「不幸」「マナの祝福」の特徴を持っていると抵抗判定に+2のボーナスを受けます。
これらのボーナスとペナルティは打ち消し合いますが、ペナルティやボーナスが重複することはありません。
▲持続:1分
●エネルギー消費:6・同
★前提:《恐慌》、「ヴァンパイア」であること。
■魔化:装身具。着用したものに常時影響する呪いのアイテム。必要エネルギー300。
《高速再生》/特殊
ヴァンパイア特有の高速再生能力です。自分のHPを瞬時に回復します。発動すると20D点のHPが回復します。この呪文を同じ日に連続で使用すると発動判定にペナルティが掛かります。自分が負傷していることによるペナルティは受けません。2回目なら―8、3回目ならー16です。このペナルティはヴァンパイア特有の特殊能力でも軽減できません。
▲持続:永続
●エネルギー消費:10
★前提:「ヴァンパイア」であること。
ヴァンパイア特有の高速再生能力です。自分のHPを瞬時に回復します。発動すると20D点のHPが回復します。この呪文を同じ日に連続で使用すると発動判定にペナルティが掛かります。自分が負傷していることによるペナルティは受けません。2回目なら―8、3回目ならー16です。このペナルティはヴァンパイア特有の特殊能力でも軽減できません。
▲持続:永続
●エネルギー消費:10
★前提:「ヴァンパイア」であること。
《豹変》/通常
対象に精神的な不利な特徴、あるいは精神的な有利な特徴を植え付けます。「不幸」や「死の秒読み」「特異点」なども含みます!
消費するエネルギー2点につき1CP-1CPの特徴を植え付けたり、不利な特徴や有利な特徴を買い戻させたりすることができます。この呪文はいくつでも重ねてかけることができます。重ねてかければ、まったくの別人になってしまうこともあり得るでしょう!
▲持続:術者が死亡するまで永続
●エネルギー消費:1CPにつき2
▼準備時間:1CPあるいは-1CPにつき1秒
★前提:「ヴァンパイア」であること。
■魔化:装身具。着用したものに特定の精神的不利な特徴を植え付ける呪いのアイテム。必要エネルギー-1CPにつき50。
対象に精神的な不利な特徴、あるいは精神的な有利な特徴を植え付けます。「不幸」や「死の秒読み」「特異点」なども含みます!
消費するエネルギー2点につき1CP-1CPの特徴を植え付けたり、不利な特徴や有利な特徴を買い戻させたりすることができます。この呪文はいくつでも重ねてかけることができます。重ねてかければ、まったくの別人になってしまうこともあり得るでしょう!
▲持続:術者が死亡するまで永続
●エネルギー消費:1CPにつき2
▼準備時間:1CPあるいは-1CPにつき1秒
★前提:「ヴァンパイア」であること。
■魔化:装身具。着用したものに特定の精神的不利な特徴を植え付ける呪いのアイテム。必要エネルギー-1CPにつき50。
《祟り》/特殊
目標に何らかの「災い」が降りかかります! 対象は「場所」でも「人」でも「共同体」でもあるいは「特定の血筋」でもかまいません。
影響する範囲が大きければ大きいほど、「災い」の内容が大きければ大きいほど消費エネルギーと準備時間は増大していきます。「何らかの条件を満たさなければ発動しない」とか「何らかの条件を満たすと術者が生きていても解除される」などとしても良いでしょう。《祟り》の内容は〈魔法理論〉や《魔法分析》では解析できません。《魔法隠匿》が一緒にかかっていれば、それが呪文の影響であることすら気付けないかもしれません!
▲持続:術者が死亡するまで永続
●エネルギー消費:規模による
▼準備時間:規模による
★前提:「ヴァンパイア」であること。
■魔化:装身具。着用したものや関係する「何か」に特定の「災い」が降りかかる。必要エネルギーは内容による。
目標に何らかの「災い」が降りかかります! 対象は「場所」でも「人」でも「共同体」でもあるいは「特定の血筋」でもかまいません。
影響する範囲が大きければ大きいほど、「災い」の内容が大きければ大きいほど消費エネルギーと準備時間は増大していきます。「何らかの条件を満たさなければ発動しない」とか「何らかの条件を満たすと術者が生きていても解除される」などとしても良いでしょう。《祟り》の内容は〈魔法理論〉や《魔法分析》では解析できません。《魔法隠匿》が一緒にかかっていれば、それが呪文の影響であることすら気付けないかもしれません!
▲持続:術者が死亡するまで永続
●エネルギー消費:規模による
▼準備時間:規模による
★前提:「ヴァンパイア」であること。
■魔化:装身具。着用したものや関係する「何か」に特定の「災い」が降りかかる。必要エネルギーは内容による。
《受胎》/特殊
性行為の相手を妊娠させます!
生まれてくる子供がダンピールや半人狼か普通の人間か、あるいは「もっと別のおぞましい何か」かは、術者が自由に決めることができます。
▲持続:子供が生まれるか「特定の条件を満たす」まで持続
●エネルギー消費:女性を妊娠させるなら10、男性を妊娠させるなら20
▼準備時間:術者による(★お察しください★)
★前提:「ヴァンパイア」であること。
■魔化:避妊具。性行為を行うとそれに参加している「全員が」強制的に妊娠する。使うと効果が失われる。必要エネルギー1000。
性行為の相手を妊娠させます!
生まれてくる子供がダンピールや半人狼か普通の人間か、あるいは「もっと別のおぞましい何か」かは、術者が自由に決めることができます。
▲持続:子供が生まれるか「特定の条件を満たす」まで持続
●エネルギー消費:女性を妊娠させるなら10、男性を妊娠させるなら20
▼準備時間:術者による(★お察しください★)
★前提:「ヴァンパイア」であること。
■魔化:避妊具。性行為を行うとそれに参加している「全員が」強制的に妊娠する。使うと効果が失われる。必要エネルギー1000。
《昏睡》/通常
相手を永遠の眠りに誘います。
呪文にかかった目標は、術者が決めた特定の条件を満たすまで決して目を覚さなくなります。老いることも飢えることも病気にかかることもなく、ただ眠り続けるのです。
▲持続:「特定の条件を満たす」まで
●エネルギー消費:20
▼準備時間:1分
★前提:「ヴァンパイア」であること、《安眠》+《断食》
■魔化:針や棘。刺さると目標は昏睡状態に陥る。必要エネルギー500。
相手を永遠の眠りに誘います。
呪文にかかった目標は、術者が決めた特定の条件を満たすまで決して目を覚さなくなります。老いることも飢えることも病気にかかることもなく、ただ眠り続けるのです。
▲持続:「特定の条件を満たす」まで
●エネルギー消費:20
▼準備時間:1分
★前提:「ヴァンパイア」であること、《安眠》+《断食》
■魔化:針や棘。刺さると目標は昏睡状態に陥る。必要エネルギー500。
《呪いの息》/特殊
あなたが吐き出す息に「通常呪文」または「射撃呪文」を込め、効果範囲を扇型に広げます。
《呪いの息》は消費するエネルギー3点につき1ヘクス先まで届き、それと同じだけ扇型に影響範囲の先端が広がります。例えばこの呪文にエネルギーを9点消費した場合、到達する距離は3ヘクス先までとなり、3ヘクス先が横幅3ヘクス、2ヘクス先が横幅2ヘクス、1ヘクス先が横幅1ヘクスとなります。《呪いの息》は原則範囲内にいるすべてのキャラクターに影響しますが、「止め」に成功したキャラクターがいる場合、その背後の一直線状にいるキャラクターには影響しません。
この呪文が効果を発揮するには三回判定が必要になります。《呪いの息》が無事発動したかの判定、込めた呪文が無事発動したかの判定、《呪いの息》を狙った場所に放てるかの〈魔法の息〉の判定の3つです。
〈魔法の息〉の判定に失敗すると、うまく《呪いの息》を吐くことができず、呪文は発動しません。ファンブルすると咳き込んで自分自身が呪文の影響を受けます!
この攻撃に対しては「止め」か「よけ」しか行えません。「よけ」を行った場合、成功すると1ヘクス範囲の外側へと移動することができます。範囲外に出ることができなければ、「よけ」に成功しても意味はないでしょう。受動防御は「有効」です。
●エネルギー消費:到達距離1ヘクスにつき3(最大15)・半
▼準備時間:1秒+息の中にこめる呪文の準備時間
★前提条件:《呪いの矢》
あなたが吐き出す息に「通常呪文」または「射撃呪文」を込め、効果範囲を扇型に広げます。
《呪いの息》は消費するエネルギー3点につき1ヘクス先まで届き、それと同じだけ扇型に影響範囲の先端が広がります。例えばこの呪文にエネルギーを9点消費した場合、到達する距離は3ヘクス先までとなり、3ヘクス先が横幅3ヘクス、2ヘクス先が横幅2ヘクス、1ヘクス先が横幅1ヘクスとなります。《呪いの息》は原則範囲内にいるすべてのキャラクターに影響しますが、「止め」に成功したキャラクターがいる場合、その背後の一直線状にいるキャラクターには影響しません。
この呪文が効果を発揮するには三回判定が必要になります。《呪いの息》が無事発動したかの判定、込めた呪文が無事発動したかの判定、《呪いの息》を狙った場所に放てるかの〈魔法の息〉の判定の3つです。
〈魔法の息〉の判定に失敗すると、うまく《呪いの息》を吐くことができず、呪文は発動しません。ファンブルすると咳き込んで自分自身が呪文の影響を受けます!
この攻撃に対しては「止め」か「よけ」しか行えません。「よけ」を行った場合、成功すると1ヘクス範囲の外側へと移動することができます。範囲外に出ることができなければ、「よけ」に成功しても意味はないでしょう。受動防御は「有効」です。
●エネルギー消費:到達距離1ヘクスにつき3(最大15)・半
▼準備時間:1秒+息の中にこめる呪文の準備時間
★前提条件:《呪いの矢》
《呪いの槍》/特殊
「通常呪文」もしくは「射撃呪文」にのみ影響する特殊な呪文です。その呪文を槍状のエネルギーに込め、一直線上に放ちます。
《呪いの槍》は消費するエネルギー2点につき、1ヘクス先まで届きます。例えばこの呪文にエネルギーを10点消費した場合、到達する距離は5ヘクス先までとなり、その直線上のヘクスにいるすべてのキャラクターを対象にします。しかし直線上で「止め」に成功したキャラクターがいると、その後ろに呪文の効果は影響しません。
この呪文が効果を発揮するには三回判定が必要になります。《呪いの息》が無事発動したかの判定、込めた呪文が無事発動したかの判定、《呪いの槍》を狙った方向に放てるかの〈呪文射撃〉の判定の3つです。
〈呪文射撃〉の判定に失敗すると、うまく《呪いの槍》を放つことができず、呪文は発動しません。
この攻撃に対しては「止め」か「よけ」しか行えません。「よけ」を行った場合、成功すると1ヘクス範囲の外側へと移動することができます。「後退」を行うことが可能ですが、後退しても範囲外に出ることができないのであれば、「よけ」に成功しても意味はないでしょう。側面に「後退」することはできません。受動防御は「有効」です。
●エネルギー消費:到達距離1ヘクスにつき2(最大12)
▼準備時間:1秒+槍の中にこめる呪文の準備時間
★前提条件:《呪いの矢》
「通常呪文」もしくは「射撃呪文」にのみ影響する特殊な呪文です。その呪文を槍状のエネルギーに込め、一直線上に放ちます。
《呪いの槍》は消費するエネルギー2点につき、1ヘクス先まで届きます。例えばこの呪文にエネルギーを10点消費した場合、到達する距離は5ヘクス先までとなり、その直線上のヘクスにいるすべてのキャラクターを対象にします。しかし直線上で「止め」に成功したキャラクターがいると、その後ろに呪文の効果は影響しません。
この呪文が効果を発揮するには三回判定が必要になります。《呪いの息》が無事発動したかの判定、込めた呪文が無事発動したかの判定、《呪いの槍》を狙った方向に放てるかの〈呪文射撃〉の判定の3つです。
〈呪文射撃〉の判定に失敗すると、うまく《呪いの槍》を放つことができず、呪文は発動しません。
この攻撃に対しては「止め」か「よけ」しか行えません。「よけ」を行った場合、成功すると1ヘクス範囲の外側へと移動することができます。「後退」を行うことが可能ですが、後退しても範囲外に出ることができないのであれば、「よけ」に成功しても意味はないでしょう。側面に「後退」することはできません。受動防御は「有効」です。
●エネルギー消費:到達距離1ヘクスにつき2(最大12)
▼準備時間:1秒+槍の中にこめる呪文の準備時間
★前提条件:《呪いの矢》