アッチェレランド・フィアート

アッチェレランド・フィアート(Accelerando Fiato)

年齢:18歳 性別:男 制作者:lion
種族:ジパング人
外見イメージ:主人公♂・ゲン(ポケットモンスター ダイヤモンド・パール)
       アーロン(ミュウと波導の勇者ルカリオ)

「大きくなったな、ヴィヴィ」



概要

 ヴィヴィの5歳上の兄。愛称はアクセル。
 周囲からの評判によると、その性格は「意地悪」「生意気」「憎めない」「悪賢い」「いたずら好き」等。

 果野国の一員として生まれながらも、ヒビキを有しない・感染しない体質だったが、
 その分同年代の子供達よりも意欲的に魔法の勉強に取り組むなど、根は真面目であり努力家。
 周囲の人たちもそのことを理解しており、悪戯や生意気な態度に手を焼きながらも可愛がっていたようだ。

 好きなものは家族と悪戯と音楽とラッパ。そして友達。
 幼い頃に弱っていた鵺を発見し世話をしたことで仲良くなり、ツィンクと名付けて会話が出来ないままに親友となった。
 妹が果野でも稀に見る特異体質の持ち主であることを羨むのではなく、普段はからかっていたが密かに自慢していたらしい。


来歴

 国主であり動物の研究者だった父と、彼が研究のために寄った国で知り合ったヒビキの能力を持つ母の間に生まれる。
 5歳のときに妹が生まれたが、その後すぐに母親を告解死病で亡くす。
 更に10歳のときに父親が原因不明の急死。妹と共に孤児となる。

 前国主だった父親の死後、父の助手をしていたアルペジオ(現果野国主)と
 父の死因・妹の扱いを巡って激しく口論し、その後しばらくして妹を連れて出奔。(アルペジオの証言より

 その後、妹をとある村に預け、彼女に「必ず迎えに来る」と約束した後に姿を消す。
 結局、妹がその村で惨事に巻き込まれ柾良国の淡雲義正に保護されるまで一度も会いに来ることはなかった。
 (ヴィヴィの証言:アリッサ・ヴィヴィドラマ寂屋・ヴィヴィドラマヨシュア・ヴィヴィドラマ より)

 ヴィヴィも知らないことだが、妹と離れた後に追ってきたツィンクと約束を交わしている。
 その際も彼女たちのもとに戻るつもりはあったようだ。(ツィンクの回想より)


 ダリア・セーニョの策に利用されたことで人生を狂わされた少年である。

+ 真相
 コーダによってアルペジオに対する不信を決定的なものに誘導され、唆される形で妹を連れて出奔。
 彼女に紹介された、中津陽の息がかかった村に妹を預け、彼女を迎えに行く金を作るためと別の小国で働くことになる。
 そうしている間に妹が酷い仕打ちを受け、全てが手遅れになった後に真相に気付き激高。
 しかし、あっさりと返り討ちにあい自分の選択を後悔したまま命を落としてしまう。

……はずだったのだが。

 異世界出身のはぐれ悪魔『ハティ』と契約し、時間を対価に命を救われた後、
 ルバートと名前を変えて果野国へ戻り、コーダことダリアを監視しながら情報を集める。
 コーダの正体を知っている自分の存在が切り札になり得ると判断し、
 【誓約】を交わしてまで自分の正体を隠し通す決意を固め、数年の間一人で時を待っていた。

 現在は果野国の民が行う輸送業の窓口として、果野国と柾良国のために動いている。
 街道町にある輸送サービス『風之舞』の事務所の2階に住んでおり、自分も受付や魔法使い業をこなしながらお金を貯めている。
 ヴィヴィの部屋も用意してあり、彼女は武将寮とこの事務所を半々で生活しているようだ。


コネクション

 【魔法】
 ヒビキが使えない分、魔法の勉強は欠かさない子どもだった。
 こんな形で生きるとは、全く思っていなかったのだが。


関係キャラクター

名前 関係性
ヴィヴァーチェ・フィアート 自慢の妹。よくからかって遊んでいた。
ザックス(ハティ) 死にかけた自分から憎悪を見出し、命を救ってくれた相棒。
ツィンク ヒビキの能力を持たないため言葉は通じないが大親友だった。
父さん 父として国主として研究者として、心から尊敬していた。
トリル 幼馴染。姉のように上目線で振舞う彼女に少々辟易していた。
フォルツ 幼馴染。一見そうは見えないが、同世代で一番仲が良かった。
アルペジオ 父の助手で叔父のような人。
しかし、父の死因と妹の扱いについて決定的に仲違いしてしまう。
コーダ 仲のいいお姉さん。普段は呆れていたが、魁での姿に密かに憧れていた。
ダリア・セーニョ 復讐の対象。その為に一時味方のフリさえした。

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最終更新:2019年09月03日 00:58