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夜明け・ガリ卓
夜明けはきの卓
夜明け飛鳥卓/神楽坂学園卓
夜明け2014卓/学園卓Mk-2
夜明けぼっち卓/妖怪通り卓
夜明け梅酒卓/新世界卓
黄昏の門
学園卓V3
夜明け2015卓/十四夜会卓
夜明け2015卓/学園戦争卓
夜明け2016卓/悪徳の街
夜明け2016卓/水の都
夜明け2016卓/空島
夜明け2017卓/学園都市
夜明け2017卓/魔境都市
夜明け2018卓/悪徳の街2 色彩戦線
夜明け2018卓/常夏島
夜明け2019卓/大魔城学園
夜明け2019卓/戦国劇場卓
夜明け2019-2020卓/次元旅団
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+ | データ |
アイテムデータ
├消費アイテム ├道具・乗り物 └装備品 ├通常武器 ├通常防具 ├マジックアイテム:片手剣 ├マジックアイテム:両手剣 ├マジックアイテム:槍 ├マジックアイテム:斧 ├マジックアイテム:短剣 ├マジックアイテム:弓 ├マジックアイテム:盾 ├マジックアイテム:鎧・服 ├マジックアイテム:装身具 ├マジックアイテム:特殊・砲 └マジックアイテム:銃と魔弾 |
+ | 前話、あるいは余計な仕事への残響 |
……雨が降っている。
あなたはその中を、傘を差して悠々と歩いている……もしくは、雨具も持たずに一心に走っている。
そのどちらだろうと構わない。
時刻は深夜の二時半。草木も眠る丑三つ時。
雨音と、あなたの靴音以外は何も聞こえない。
月明かりは厚い雲に覆われ、深夜であろうと輝くネオンは裏路地にまで届かない。
――そんな宵闇色の視界に。突如現れた紅い灯が、あなたの目を奪った。
「もし。少し時間を頂こうか、きみ」
……雨が降っている。
だというのに、眼の前の少女は濡れてなどいないし、咥えた煙草には灯が点き続けている。
この世のものでは、なかった。
「そう脅えるなよ、きみ」
随分と背の低い少女の、灰と黄金の混じった瞳は。下から見上げるそれでありながら、あなたをただ、睥睨している。
少女とあなたは――
+ | A."メッセンジャー" |
(少女とあなたは、同じ組織に属する同志だ。少なくとも、誰かはそう認識しているだろう)
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+ | B."取り立て人" |
(あなたは少女を知っている。だがそれは、知己や有名人に対してのソレというよりも――怪談に近かった)
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+ | 次元旅団に記録されている資料 |
来歴
"黒"のギルドに所属する魔法使い。
不死であり、実体を限定的な形でしか持たない浮遊霊。 ヴィルト商会指折りの『取り立て人』であり、それが金銭に纏わる物体であれ、あるいはカタチのないモノであれ――ヴィルト商会への"借り"であれば、なんであろうと取り立てる。 特にマジックアイテムを専門に"取り立て"る姿から、『骨董屋』と渾名される。
容姿は少女だが、本来の年齢は不明。時城市に魔族が入植した当時から存在していた、とも噂される。
その神出鬼没性から、"黒"のギルドのメッセンジャー、時にはギルドマスターの代行としても行動する。
現在次元旅団に席を置いているのも、"黒"のギルドが次元旅団に目を光らせるためだと予想されている。 |
+ | ... |
時城市ができる100年以上前から、近隣の山中に生息していた幻想種。
輪廻の蛇。ウロボロスと呼ばれる竜。 魔法が存在しない世界で、世界の裏側に入り込み冬眠状態に入ることで生き延びていた。 しかし、魔法使いの帰還と時城市の発展によってその運命は変転する。 彼女の塒に落ちてきた《黄金》との邂逅、そして彼の持つ技術に好奇心を抱き、彼と共に魔法研究を行うことになる。 この経験は幻想種であった彼女に変化を与えたが、数年の時を経て突如来襲したグリーディ=ギォットによって《黄金》は殺害され、彼女も死の淵に追い込まれる。 そこで肉体を捨て、霊体として活動することを選択。 "黒"のギルドマスターと死霊として契約し、現在に至る。
煙草は《黄金》の趣味。死に際の《黄金》から受け取った煙草の『灯』は、まだ消えていない。
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