ぬれ煎餅

ぬれせんべい


千葉県銚子市で作られる煎餅の一種。

概要

煎餅の生地を、焼いた直後の熱いうちに醤油に漬ける。
しっとりとした歯ざわりで濃厚な醤油味の煎餅。

歴史

銚子市は、米の名産地であると共に醤油の名産地であるため、古くから煎餅を作るところが多かった。
1960年頃、銚子市の米菓店「柏屋」2代目店主の横山雄次が考案。当初は規格外品の「おまけ」として頒布。
1963年に商品化した。「ぬれせん」は柏屋の登録商標となっている。
その後他の煎餅業者もぬれせんを販売するようになった。
1995年に銚子電鉄が「銚電のぬれ煎餅」(登録商標)を製造・販売。慢性的に経営難である同社のために、先行して参入していた「イシガミ」が無料で技術を指導した。
2006年11月18日、運転資金の不足に陥っていた銚子電鉄が、自社のサイトでぬれ煎餅を買ってくれるように呼びかけてネットで話題となり、通販サイトに注文が殺到することになった。これをマスコミが報道したことから、ぬれ煎餅が全国に名を知られることになった。







関連項目






タグ「千葉県」「食べ物」がついた項目


タグ「土産」がついた項目



最終更新:2018年09月04日 21:06