第2部 第1章「Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア 獣国の皇女」と同時に実装された☆5キャスター。
「アナスタシアピックアップ召喚(2018年4月4日~4月18日)」期間終了後、ストーリー召喚に追加される(恒常)。
カードは全体的にヒット数が多めであるため、スターを稼ぎやすい。
クラススキルとして、「陣地作成EX(Artsアップ:12%)」に加え、独自のスキル「妖精契約(弱体耐性アップ:10%、弱体付与成功率アップ:10%)」を持つ。

スキル

【スキル1】透視の魔眼 D CT:7-5
自身に「無敵貫通状態(1T)」と「Artsバフ(1T)」を与え、敵単体に「弱体耐性ダウン(1T)」のデバフを与える。
"弱体耐性ダウン"が有効になるのは1体のみなので、耐性が高いエネミーに使用するとよいだろう。
そのかわり補正値が非常に高いため、スキルレベルが完全でなくても高ランクの対魔力持ちが相手にスキル3のスタンを確定で通せるようになる。
「弱体耐性ダウン」自体が耐性により防がれることもあるので、高い"対魔力"持ちには注意が必要。
宝具と重ねて使う場合は威力増加・防御スキルの無視に加え、追加効果(防御力ダウン・スキル封印)の成功率も上昇するため全ての効果が腐らない。

【スキル2】絶凍のカリスマ B CT:7-5
「カリスマ A」の効果に加え、敵全体への攻撃力ダウン(3T)を追加した複合スキル。
CTはカリスマ系の最短5で据え置きなので、地味ながら取り回しが良い。

【スキル3】シュヴィブジック B → B+ CT:9-7 → 8-6
自身のNPを最大50増やし、敵単体に「低確率でスタン効果(1T)」を付与する。
NP増加は言うまでもなく周回役としての使い勝手を跳ね上げてくれる。
スタンの付与確率は字面ほど低くはないが最大で60%(クラススキル込みで70%)。CTも長めなのでスキル1との併用がおすすめ。

強化クエストクリア後にCTが1T短くなり、スタン対象が全体に広がり、Arts耐性全体ダウンが追加。
スキル1が単体だけなので確定にできるのは以前と変わらず1体だけだが、確率で全体スタンが可能になる。他の味方の弱体付与成功率アップ・弱体耐性ダウン等と組み合わせれば全体スタンも可能。
Arts耐性ダウンで間接的に味方全体のArts強化に繋がる。

宝具「 疾走・精霊眼球 (ヴィイ・ヴィイ・ヴィイ)

全体4HitA宝具。追加効果として「防御力ダウン(3T)」と「スキル封印(1T)」を付与する。
スキル1で敵の弱体耐性をダウンさせれば追加効果を確実に通すことができる。
スキル2で攻撃力をダウンさせることで、「スキル封印」を付与した相手からの通常攻撃ダメージを低減して戦局を優位に傾けられる。
ただスキル3と併用するとスタンとスキル封印が同時にかかって無駄が出るため、スキル1と併用する時は複数の敵を同時に封殺するなど工夫も凝らしたい。

総評

恒常☆5術としては格段に扱いやすい2人目の全体攻撃宝具持ち。 A3枚かつ自前で最大50NPを獲得できるため非常に宝具を打ちやすいだけでなく、
優秀なバフ・デバフ能力も併せ持っている上、クラススキルもカードやスキルの構成とマッチしている。
ただし、全スキルが「自身へのバフ」と「敵単体へのデバフ」のセットになっているということは、
効果を最大限に活かすために使用タイミングや対象に注意を払わねばならないということでもある。

広範な能力を持ち、そのすべてを活かし切るのは難しいが、逆に言えば腐るタイミングが少ない使い勝手の良さが魅力。
クエストによって殲滅役と妨害役どちらもこなせる、キャスターとしてはかなり器用なバランス型のアタッカー。

多段Hit全体Arts宝具のためNPのリチャージにも期待できる。無バフ・オーバーキルなし・DTDR1.0の敵3体では約20%回収できる。
スキル1+Wパラケルススでは約74%となるため、オーバーキルや他のメンバー次第では再宝具も可能。
ただし、スキル1の持続時間が1Tで、有利な殺や狂はDTDRが低いためサモさんのようなシステム構築の難度は高い。

また、スキル3でNP50%チャージできるため、孔明スカサハ=スカディなどでNP供給でも3連射は可能。
連射を狙わなくても宝具の発動がとても簡単なため、周回への適性・汎用性が非常に高いサーヴァントである。

強敵戦では自前の防御スキルがスキル2の攻撃力ダウン・スキル3の低確率スタンしか無いのが難点か。

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最終更新:2023年08月05日 20:17