新藤英雄

新藤英雄(Shindo Hideo)

年齢:17 学年:高2 性別:男 クラス:戦士/竜装/契約 種族:人間
参戦回数:-回 部活動:福祉部 来歴:在校 身長:183cm 体重:81kg PL名:ばいす
イメージアイコン:ガクト(監獄学園)

「2年4組新藤英雄、ただいま参上!」


外見
 ひょろりとした長躯に伸ばしっぱなしの長髪、野暮ったい黒縁メガネの男。
 シルエットは痩せて見えるが、着痩せしているだけでがっちりした体格。激戦を潜り抜けた証。


人格
 クラスの中でも見た目どおりにカーストの低いオタク系のコミュニティに属している。
 だが、実際はクラスの緩衝材という役割。

 歳相応に暇な授業中「テロリストが学校を襲ってそれを救う自分」を妄想するような一般的な非魔術師の男子生徒だったが、
 実際に超常の力を手にし戦うことに戸惑っている。


来歴
 幼い頃に父が家を捨てる形で離婚し、片親不在。
 夫を憎むよりも父をなくした息子に「私があんなのと結婚したばっかりに辛い思いをさせた」と謝る母へ、
 「悲しくも寂しくもない」と返すうち、自分を偽る癖が付く。

 いわゆる鍵っ子で、放課後に友達たちが門限で帰宅するなか、一人で母が仕事から帰るまでの時間を潰すために
 白妙神社から街の風景を夜遅くまで眺めるのが日課だった。

 侵攻が始まった当初、行方が知れぬくろばを思い気落ちするしろたえを見て「絶対にくろば様を取り戻す」と誓った。
 その誓いがしろたえとの間に契約として現れ、しろたえの契約者となる。


その他の設定

+ 英雄の母
 英雄の母は地元でスナック店のいわゆるママをしている。夫と別れた後に始めた商売。
 英雄はたまにその店で手伝いをしていて、普段は学校もあるし22時には上がる。
 しかし繁盛している時は遅くまで。なのでたまに寝不足で眠たそうにしている。
 バイト中は髪を結ってYシャツにベスト、そしてネクタイを着けたバーテンダーのような装い。

+ 本質
 子供時代、弱っている母を支えるために自分を偽り始めた事が切っ掛けで『求められている役割をこなす』という癖ができる。
 道化となって積極的に空気を中和し、弱者に手を差し伸べるのは彼の持つ生来の善性もあるが、そうしなければならないという強迫観念も強い。

 今求められている役割は戦争を終わらせる者。当初はそれに応えようとしていたが、現実はあまりにも重かった。
 放棄することは理性が許さない、しかし戦いは恐ろしい。
 辿り着いた結論は英雄的な死を迎えることでの退場。
 それなら誰もが納得し、自分を許してくれるだろう。
 だから英雄は『ヒーローになりたい』のと同時に『戦いから逃げたい』という矛盾しながらも成立しうる願望を持っていた。

 今は違う。


キャラクターの歴史



+ 参加セッション
+ 9/9 GM:ゼットン
新藤英雄:「なあ、ジョジョ殿。なぜ小生はイケメンに生まれてこなかったんでござろうなぁ・・・」遠くを見る
星状 ジョナサン:「うん、そうだね。いいことあるさ」(紳士的に答えるけどちょっとどうでもよさそう
新藤英雄:「あーっ! ジョジョ殿、今すごい適当でござったぞー!」
星状 ジョナサン:「いや、そんなことないよ?でも女の子に好かれたいなら」
新藤英雄:「くそう! 小生もモテたい・・・! 無条件に!」
星状 ジョナサン:「もうちょっと紳士になったほうがよくないかな?とは思ったけど・・・」(嘘は付けない紳士
新藤英雄:「ぐふぅ! またもや正論っ!!」
新藤英雄:その場で悶える。
星状 ジョナサン:「友人としては得がたいけど、その、女の子に好かれるかというと・・・」(最後まで言えず言いよどむ
新藤英雄:「ぜぇ、ぜぇ・・・。ジョジョ殿の言葉の一つ一つがボディブローのように効いたでござる・・・」メガネをクイとなおす

 英雄の初セッション。転校生に学校を案内することになった。
 普段やらない立ち絵芸をしたり、学生らしいPCを久々に動かして好き放題していた。

 戦闘ではエネミーのクリティカルにより想像以上のダメージを受け、秘蔵しておくつもりだった素の英雄を見せることに。
 最初から色々と濃い内容になった。
 PCの感想はギャグとシリアスがどちらもできるキャラかな、というかんじだが体力の消費が激しい。
 これから大丈夫なのだろうか。

+ 9/13 GM:FEマン
新藤英雄:「皆様! 小生トイレに行くと言ったではござらんかー!」ベルトをガチャガチャ締めながら、遅れて来る
シャロケッタ:「おおきおったきおった。」
シャロケッタ:「これこれ チャックが空いておるぞ」 じぃぃぃぃい……(閉める
矢神凛:「…トイレならちゃんと閉めてください!」
臥煙日向:「手洗ったか?」
新藤英雄:「ああっ、シャロケッタ殿そのようなご無体は小生の小生が!」悶えながら閉められる
新藤英雄:黙って自分の両の手を見つめる
新藤英雄:「・・・小生の手はすでに血に汚れていますゆえ、洗ったところで汚れは落ちぬでござるよ」神妙な顔で言う つまり洗ってない
九條栞:「せめてこれで拭いてください」とウェットティッシュを取り出す
シャロケッタ:「いや生活習慣で身に付いた汚れは落とせよ!?」
臥煙日向:「いやカッコつけて言うとこじゃないからなそれ」
シャロケッタ:「おぉ ナイスだ栞!」
シャロケッタ:「余もこれをくれてやるっ」
シャロケッタ:塩ばっばっ
新藤英雄:「かたじけのうござる、栞殿・・・あっ塩はやめてくだされ!また目に!!」

 旧校舎に発生した異界の調査を行った。今回も美少女が多くてテンションの高い英雄。
 女性陣はみんな可愛いし、カウンターは立ち絵やる夫なのに超かっこいい!

 戦闘も異世界の軍勢が関わる話のため非常にシリアスなシーンに。
 魔法型ボスのシーン攻撃をカウンターのスロウから栞の強制転移、そして日向と英雄の攻撃で沈める連携。
 残った拳闘ボスの浸透撃による必殺の一撃を、受けそうになった日向を英雄が庇って倒れるなどなど。
 なかなか見ごたえのあるログになった。


 ついでにもう一つ抜粋。栞先輩のあざといシーン。
九條栞:「石を投げればチラップにあたる程度には───たとえばここにも」
九條栞:チラップ #とは
シャロケッタ:チラップ
臥煙日向:ちらっぷ
九條栞:ここを誤字卓と予防
シャロケッタ:「なるほど、小さいトラップ。略してチラップか」
新藤英雄:「栞殿、チラップとはなんでござるか。卑猥な響きで小生気になりますぞ」
カウンター:予防できてない
臥煙日向:拾ったwwwwwwww
シャロケッタ:「では余もチラップをあらかた潰していく!」
矢神凛:「噛んだんじゃないですか?」
臥煙日向:「お前らなかなか容赦無いな」
九條栞:「…噛んでなどいません」
新藤英雄:「なるほど、噛んだだけでござったか。これは失敬」
新藤英雄:「では小生もチラップ退治してくるでござる!」ダダダッ
九條栞:「ですので噛んだわけでは」ただし顔は本に隠れている

+ 9/17 GM:ラグリス
シエラ:「び、美少女ぉ?冗談はやめてくれよ!」
シエラ:「……冗談だよな?」
新藤英雄:「ハハハ、冗談ではござらぬ!」
シエラ:「……はー、またむかついてきちまったな」
シエラ:「先輩、ちょっと立ってくれる?」
新藤英雄:「おや、どうされましたかな」言われたとおりに立ち上がる
シエラ:「ふー。一度しか言わないからきちんと聞いてくれよ?」
新藤英雄:「ハッ、もしやこの状況は・・・!?」そわそわ
シエラ:「死に晒せど変態!」顔面グーパンチ!
新藤英雄:「ついに小生にも春が到来し桜前線春らんッッ」
新藤英雄:グルグルと体を回転させ、床に倒れる
シエラ:「悪は滅びた……」
シエラ:「……バカ」

 ゲームセンターで魔法を使って迷惑行為をしている生徒を止めに行くと、プレイライト人が現れ異界に閉じ込められた。
 夜会で一度会ったのを除けばオッツと2~3年ぶりのPL同卓。ぜんぜん久しぶりの気がしない不思議。
 これがなかなかLPを消費しながら乙女をやっていてニヤけた。

 小夜がミドルフェイズを容赦なく不良をボコボコにして、慌てて止める英雄というシーンも見所。


+ 9/20 GM:ウメッシュ
アームストロング:「遊園地のチケットを……」
アームストロング:「渡すのである!」
アームストロング:「もちろんペアチケットだ」
新藤英雄:「何のあてつけでござるか!? 世の中にはペアで行く相手が居ない者も居るというのに!!」
アームストロング:「ふっ、進藤よ」
アームストロング:「このチケットを理由に誘えばいいのである!」
アームストロング:「相手がいなければ作る、理由がなければ……」
アームストロング:バッ
アームストロング:「このチケットを使うのである!」
新藤英雄:「そんなイケメン行動ができるのは!!」
新藤英雄:「一握りの限られたイケメンでござる!!」
矢神迅:「英雄…それじゃダメだ」
新藤英雄:「矢神殿・・・?」
矢神迅:「やる前に諦めてどうする…お前が誠意をもって頼めば…誰か一緒に行ってくれる子だっているだろうさ」
新藤英雄:その言葉にはっとなり、観覧席を見る
矢神迅:「凛に聞いたが…この前、学徒隊の任務で、仲間を庇って倒れたんだって?」
矢神迅:「仲間の為に体を張れる漢なんだろ?ならその心でぶつかればいいさ…!」
クラスの男子たち:「英雄ーーーーーーーーーー!!」
新藤英雄:だんだん顔が緩み、口の端から涎が伝う
矢神迅:「ほら、こうやって英雄を応援してくれている奴だっているじゃないか」
新藤英雄:「勝てば・・・選り取りみどり・・・!!」
クラスの男子たち:「そんなイケメンに……遊園地にいかせていいのかよーーーーーーーー!!」
クラスの男子たち:「ぶっ殺せーーーーーーーー!!」
新藤英雄:「うおおおおお!!!」
クラスの男子たち:「あ、ダメだあれ」
百瀬詩種:「聞こえる……」
百瀬詩種:「怨念が」

 茶番3日目。相撲部と演劇部に体験と見学を行った。
 茶番ルールと罰ゲーム表が錯綜し、常時とんでもない状況が発生していた。
 そこに英雄を突っ込んだらもう常時ボケるしかなかった。

 相撲では各PCが一戦ずつ行ったあと、最後にMVPを2人決めて試合をすることになった。
 その時の様子。英雄、叫ぶ。
GM:5票5票か
GM:じゃあモテるVSモテないの対決とします
矢神迅:wwwwwwwwwwww
聖メルディエ:wwwwwwwww
白夜:wwwwwwwwwwwww
ルビィ:ひでぇwwwwww
九條栞:誰だかわかるのつらい
新藤英雄:貴様梅酒ー!!!
百瀬詩種:wwwwwwwwwwwww
笹塚宥斗:wwwwwwwww

 そして休憩前にネロとバトンタッチして退場。
 その後、ネロが即座に栞と触れ合う唇していたのも英雄らしい。


+ 9/22 GM:ウメッシュ
女性店員:「はい、最近このお店に来て、鬼気迫る表情で」
女性店員:「『おっぱいプリンは、おっぱいプリンは無いでござるか!!拙僧におっぱいプリンをぉ!!!!』」
女性店員:「……と、叫ばれるお客様がいまして」
天道時雨:「そういう問題なのか……? ………………」
白夜:「……犯人、分かった」 英雄を見る 
天道時雨:振り返った視線がそのまま英雄で固まる。
新藤英雄:「・・・ハッ!?」バッと顔を上げる
桃崎 桃華:「まさか、仲間の中に犯人がいたなんて……」
百瀬詩種:「……」
新藤英雄:「ご、誤解でござる!! 皆の衆、小生のことが信じられませぬか!」
白夜:「信じられない」

 ジョバンニ先生に呼び出され、フェチナンバーズなる組織の学校侵略を阻止せよという指令を受ける。
 理性の蒸発したGMとPLたちによる狂宴。それぞれが見事に役割をこなすアンサンブル。

 以下は雑談での一コマ。
新藤英雄:う、うめうめ!!
新藤英雄:銀さんの立ち絵はすでにシャッケが教員役でぇー!!
セクハラ男:なに?
天道時雨:wwwwwwwwwwwwwww
百瀬詩種:wwwwwwwwwwwwwwww
白夜:そうだねwwwwwwwwwww
天道時雨:じゃあ今から坂田金時の方にしたら
セクハラ男:マジで?wwwwwww
天道時雨:大丈夫、まだ間に合う

一方その頃のメインタブ。
新藤英雄:「あなたは新任の銀三先生では? こんなところで何を!」

新藤英雄:手遅れにしておいた
白夜:wwwwwwwwwwwwwwww
天道時雨:お前wwwwwwwwwwwwww
セクハラ男:今変えてる
セクハラ男:変えてるのにwwwwwwww


+ 9/23 GM:そま
瀬多:「とりあえず黙って座っておけ。調べたが罠とかはない」
瀬多:「……見たくないものを見て逃避で騒ぐのは分かるが。それではこちらが困る」
ルビィ:「そうね。まぁ、少しでも消耗は押さえましょうか。」と適当に休憩室へ
シグヴァルド:「うむ」
シグヴァルド:その辺にどっか、と座る
イリス:「……ん、それなら。」 隅の方に座り
新藤英雄:「はは・・・」いろはの言葉に図星の苦い笑いを零し、座り込む

 編入生4、在校生1のパーティで異世界人の拠点へ殲滅に赴く。
 重い。空気が重い。英雄がふざけても誰もツッコんでくれない!
 英雄もばいすさんも死にそうになってるOPとミドルフェイズ。それを見てほくそえむ他PLとGM。そまァ!

 休憩もひたすら静かで、オチに英雄が[些細な棘]まで引く始末。
 相手もここまであまり絡めていないルビィで、仕方あるまいとばいすさんは開始前から込めていた銃弾を放った。
 オッツが死んだ。


+ 幕間、シグヴァルドとの一幕
新藤英雄:「みんなが英雄となると、小生なんかとんだ端役の英雄となってしまいますな!」
シグヴァルド:「英雄とは万人のためのものではないさ」
シグヴァルド:「限られた世界、限られた人々」
シグヴァルド:「その中でも英雄は成り立ち得る」
新藤英雄:「誰かのための勇者、ということですか」
シグヴァルド:「……ああ、そうだ。まさしくそういったことだ」
シグヴァルド:「良い言葉だ」
シグヴァルド:「物語で綴られるだけが英雄ではなく、勇者ではない……」
シグヴァルド:「……そう思うよ」

 行ったのが後日となったため、別で記載。
 お兄様に呼び出され帰路を共にし、コロッケを奢ってもらった。
 シグヴァルドのようになりたいと言う英雄、それを諭すシグヴァルド。二人の秘めた思いが交差する。
 良い対比になる二人だし、お兄様とはこれからも関わっていきたい。


+ 9/30 GM:あたろう
新藤英雄:「せめて何か、遺品だけでも見つかれば良かったのですが・・・」そう言いながら、言葉の続きを待つようにカウンターへ目を向ける
カウンター:「俺達ではその探索は無理だな。応援を待つしかあるまい——気に食わんがな」
新藤英雄:「何なのでしょうな、この。悲しいとも言えぬ、虚無感は」
カウンター:「異能者や狩人、魔道士ならば何か掴めるかもしれん。そうして掴んだ品ががらくたかもしれん。なんにせよ、俺達には『まだ』何もできない」
新藤英雄:「これが戦争なんでしょうか」
新藤英雄:何も無い戦いの跡を眺める
カウンター:「違うな」
新藤英雄:カウンターのほうへ視線を戻す。
カウンター:「これは現実だ」
カウンター:「戦争であろうとなかろうと、魔法があろうとなかろうと、俺達は、【何もできない時には徹底的に何もできない】」
カウンター:「それ故の虚無感だ。戦争がそれを引き起こす割合が高かろうと、ただのそれだけだ」

 メインシナリオ2話。
 NPC、森崎真治たちとの合同作戦で黒羽神社に繋がる異界の制圧を行う。
 ミドルからPLとGMの出目に不穏な気配が漂い、クライマックスではボスがクリティカル回避を連発。
 よし、これで最後!という一撃も避けて英雄にラストアタック権限が回ってくる始末。
 森崎が山盛りフラグを立てて案の定消息を断つ。まさかジョバンニより早く退場するNPCが出るなんて・・・!

 終了後、カウンターとドラマ。
 ばいす氏、饅頭にごろごろさせられるの巻き。
新藤英雄:「最期にスポットを浴びて、拍手喝采のなか舞台を降りるのが理想だったのでござるがなぁ・・・」
新藤英雄:冗談ぽく笑いながら言うが、声音は変わらない。
カウンター:「……そんなもの」
カウンター:「なぜ貴様はそんなものを求めるんだ?」
新藤英雄:「平和な田舎で生きた小僧には、戦争は重荷ですゆえ」
新藤英雄:「最期にみんなの役に立てば、周りも退場に太鼓判を押してくれるなんて、考えてしまいました」
カウンター:「……ああ、お前は、」
カウンター:「……下らんな! 実に馬鹿らしい! なんという怠惰だ!」
新藤英雄:「そ、そこまで言うことは無いでござろう!?」
カウンター:「いいやバカバカしいね! 貴様は単純に不安なのだ、不安で、そして無力感を抱いて精神的に不安定になっているだけ、と」
カウンター:「真面目に付き合うまでもない。やはりどこかの女に酌でもさせれば解決する悩みじゃあないか!」
カウンター:「よって反証しよう。【拍手喝采など訪れない】【太鼓判など押されるわけがない】——【そんな終わりなど来るわけがない】」


+ 10/2 GM:ウメッシュ
ネシア:「私は……記憶障害、なので。」
ネシア:「今日の事は……忘れてしまうんです……だから……」
ネシア:「……気にしないで、ください。大丈夫、ですから。」
暦乍月:「忘れるから、だから、って……いい、訳が……」
新藤英雄:「貴方が覚えておらずとも、私達が覚えています」
浮雲刀祢:その言葉には、驚いたように目を向けて
星海遥:「俺たちは多分忘れないから、安心しとけ」
新藤英雄:「だから、そのような無茶は小生に任せてください。それが役目なのです」
浮雲刀祢:「……次は気を付けろって、言ったなあ」
浮雲刀祢:ただ遠くを見る。全てを嫌悪するかのように
ネシア:「…………忘れて、しまう、から。」
浮雲刀祢:「おら、とっとと、行くぞ」
ネシア:「だから……私に、出来る事を……している、だけなので。」
ネシア:「……はい。」
暦乍月:「今の、ネシアさんには。……痛みも何もかも……あるんですから……」
新藤英雄:ネシアの様子に諦めたように首を振る
新藤英雄:「行きましょう。このような事は早く終わらせなければなりません」階段に脚をかけ、ネシアに
ネシア:「はい……あ。すみません。」

 旧校舎に現れた幽霊を退治する任務。
 PLたちの調和が取れたすさまじいRPバランスの卓だった。
 英雄が乍月から罠を庇ったあたりからの一連の流れなど、それぞれのPCがよく出ている。

 クライマックスでは浮雲、英雄、ネシアが押し問答をするなか星海が糸口を見つけ出すファインプレー。
 むちゃくちゃ格好よかった。
 それらを拾って纏め上げたウメッシュも久々に褒めた。

 道中におっぱいを揉む約束をした乍月と終了後ドラマ。
 顔を真っ赤にする乍月が可愛かったが、英雄の良心が耐え切れず揉めなかった。


+ 10/8 GM:ウメッシュ
漆戸常世:「この、生きてる人形っていうのは……まぁ、早い話が怪異だね。」
新藤英雄:「うむ、今日も美少女揃い」女性陣を見渡し
漆戸常世:「長い時間を掛けて染みこんだ……あー」
漆戸常世:「こういう感じの、あまりよくない妄念がこもっていて」*英雄クンの方を手で示す
新藤英雄:「人を指してよくない妄念とはいかなる形容でござるか!?」

 呪いの人形を解呪する依頼。
 解呪しようとしたら異界に引き摺りこまれた。
 自己犠牲マンがこぞって犠牲になろうとしてシエラビンタが飛び交う。
 あと、英雄と常世がやたら仲が良かった。

 そういえば4Gネシア、常世シエラというカップルたちに囲まれている卓だった。辛かった。
 余りの御弦もカレシ持ちである。ファック!


+ 10/15 GM:ピャー
瀬多:「……そういや融」
霧隠 融:「はい」
瀬多:「尻尾でも触っとけ」
霧隠 融:「…………」
瀬多:「……確かそんな顔をしていた気がしてな」
瀬多:「どうせ出て行く事もできんし」
霧隠 融:「本当」
瀬多:「……あれなら出て行けるが、やるか?」
霧隠 融:「誤魔化せないですね」
霧隠 融:そう言いながら、瀬多の近くのベッドまで移動する。
新藤英雄:融といろはのやりとりを真顔で見つめたあと
瀬多:「ま、騒ぐくらいがちょうどいいと思うよ」
瀬多:「……新参者の意見だがね」
新藤英雄:一人、保健室の隅で体育座りし、すすり泣いた。

 うのはなびより。ぞんぞんびよりではない。
 中盤の職員室でのシーンは、PCたちそれぞれの役割が際立ち、その後の銅の熱にも繋がる良い場面だった。必見。
 終了後にピャーさんから英雄は絶対呼ぶつもりだったと言われてほっこり顔に。


+ 10/16~17 ジョバンニ卓、エキストラ出演
ジョバンニ:「笑わなくてもいいじゃないですか。」
笹塚宥斗:「いやだって……なあ?」適当に近くにいる生徒の背中を叩いて
笹塚宥斗:大げさに笑う
新藤英雄:「あだぁっ!笹塚先生、小生負傷が、負傷がぁー!」
笹塚宥斗:「おおっと!いや悪い悪い………っはっはっは」
ジョバンニ:「ぷっ……はは、新藤、大丈夫か?」
ジョバンニ:それを見て、笑いを漏らす。
新藤英雄:おおげさに振る舞って地面に転げたりしていたが、顔を上げる
新藤英雄:笑うジョバンニを見て何も言わず立ち上がり
新藤英雄:「酷いでござるよまったく、小生は拉致されていたのに作戦に参加して大変だったのですよ!」
笹塚宥斗:「おう、お疲れさん。俺も時間外労働組だ、仲間だな」

 「お前最近梅酒卓やメイト卓で良い空気吸い過ぎだから弾いた」と言われたジョバンニ卓。
 しかしなぜか全日程で出演。空気うめえなあ!スーハースーハー!
 前編のOPをアドリブでやらされ、その後の御影先生に「俺が並べる舞台なのかこれは」と気圧される。
 EDにも登場し、エンジン全開のアルバートから説明を受けながらもジョバンニの蘇生をいの一番に決意。

 後編では卓開始1時間前にウメッシュから「OP作ろう」と言われてカトリーヌと一緒に呼び出される。
 カトリーヌの熱演に「やばい勝てないムリムリ!」ってなった。後でらいおんさんから「英雄強いから負けないようにしなきゃって」と聞く。戦いの螺旋。
 後から作り始めた銅&シグヴァルドの撤退戦シーンは垂涎もの。おいしい、おいしいよぉ・・・。

 捕虜となっている間の英雄とカトリーヌはいろんな想像ができて面白い。
 ドラマなどでシーン化は考えはしたが、やめた。


+ 10/24 GM:ピャー
童帝:「返礼だ。受け取りたまえ!」
童帝:ビームアックスを構え、浮雲に迫る。
白鐵八識:「足元がお留守なんだよ童帝!」  素早く足元を斬ってバランスを崩させるぜ
新藤英雄:「ここは一気呵成に攻める!」 下がる白鐵に合わせ次は自分が前に出て、槍で薙ぎ払う
童帝:「まだ抗うか!」
童帝:「……っしかし、これは……!」
浮雲刀祢:「おう、一気にいくぜ!」英雄の背後から突き進み、槍で突かれた部分を狙い殴りぬける
童帝:「ぐっ……まだ終わらんよ!」コンビネーションを受けながらも、なおも迫り
童帝:ビームアックスを振るう。
童帝:「これは私からの敬意だ!」
浮雲刀祢:「チッ!」
浮雲刀祢:「余計なお世話だよ!」
浮雲刀祢:突き進んだ勢いのまま、童貞の足元を潜り抜ける

 ぜんぜん久しぶりの気がしない英雄。生徒の間で行われる謎の会合「魍魎の宴」について調査を行った。
 実態は女子のお色気写真や動画をやりとりする非モテの集い。

 男子高校生しかおらず、こーりんがヴァイエイトを女子だと勘違いしてかなりの酷さを誇る内容となる。
 みんな全力でこーりんを陥れようとするし、嬉々として弄られるこーりん。
 途中で浮雲が女装を始めたりと混沌としていた。
 温泉はもちろん全員覗き参加。
 抜粋はクライマックスで前衛契約者3人が一斉に採魂を決めた場面。

 終了後、浮雲とドラマ。浮雲殿かわいい。
新藤英雄:「浮雲殿は今日の彼らでは守りたくありませんでしたか」 釣られて笑いながら
浮雲刀祢:「正直な」
浮雲刀祢:「こんな奴ら守る価値があるのかとか、どっかの大規模掲示板でダメ出しされまくる主人公のようなことを考えちまった」
新藤英雄:「ははは、アトリーム星人ですな」
浮雲刀祢:「だけど、いちいち守るやつと守ら無い奴なんて考えてたら、本当に大切なもんまで手放しちまうよなあ」
浮雲刀祢:手でグーとパーを繰り返す
新藤英雄:「戦い続ければそれだけで、自分というものを手放し続けているようにも感じます。事実心を痛めながら戦う人も多い、多すぎる」
新藤英雄:「せめて戦いが終わった時は学徒隊のみんなで笑いあって、良かったと言い合いたい」
新藤英雄:「そんな終わりを迎えるために、小生は守り続けたいですな」
浮雲刀祢:「そーだな、終わり良ければ総て良し、ってな」
浮雲刀祢:「あー、早く戦争終わらせてえなー」
新藤英雄:「ええ、本当に」

 このドラマを終えたあと、アルバート&4Gのドラマログを見て悶絶するばいす氏。


+ 10/30 GM:リース
新藤英雄:「浮雲殿。絶景でござるよ」
浮雲刀祢:「ん? まあそうだな、いい景色ではあるが」
新藤英雄:「ちがぁう! あっちでござる!」声を潜ませて
浮雲刀祢:「あぁ?」
新藤英雄:こっそりと指差す方向には小山が二つ。学ランを押し上げるしらべの胸だ
浮雲刀祢:英雄の見ている方向に目を逸らす
浮雲刀祢:「……なるほど」
言織しらべ:体育座りして、ぼんやり休憩中

 開始前にlionさんが「英雄に絡みに行く」と言ったから「じゃあ避ける」と返しlionさんの悲鳴から始まった。
 プレイライトたちによる旗取り合戦の戦争に参加。
 今回はミニキャンペ一話目なのもあり大きなイベントはあまりなかった。

 休憩でマッサージを浮雲殿相手に引いたら、しらべ殿から合コンマスタリーを喰らう。
言織しらべ:合コンを上げよう、+2づつだぞ
新藤英雄:よ、喜んでいいのかすごく・・・微妙でござる!!
統乃カトリーヌ:wwwwwww
シグヴァルド:こう
新藤英雄:やべえこれキスじゃん
シグヴァルド:面白いっすね #率直な感想
新藤英雄:ほぼキスじゃん ほもキスじゃん
言織しらべ:ほれ、マッサージオイルだ
統乃カトリーヌ:おなかいたい>やべえこれキスじゃん
シグヴァルド:キ ス 相 当 の 好 意
統乃カトリーヌ:とりあえず
浮雲刀祢:シグ兄刀、刀貸して
シグヴァルド:キスに相当するマッサージ……?
シグヴァルド:あっ(察し)
浮雲刀祢:俺の腹を切る

 終了後、カトリーヌとドラマ。お互い胃をねじりあう。
 これで二人の『ジョバンニ』が終了した。
 似たもの同士だった。


+ 11/06 GM:スネコ
御影群像:「やぁ、ちゃんと来てるみたいだね」
統乃カトリーヌ:立ち上がって、こんにちは、と頭を下げる。
新藤英雄:御影を見て露骨に「うわー」という顔
言織しらべ:「学徒隊、問題なくそろっています。」直立
笹川愛子:「ふむ」
御影群像:挨拶する君たちに軽く会釈をしながら、閉じられていた扉に近づき、鍵を差し込み回す
新藤英雄:「今日の仲介役は先生でしたか・・・」
瀬多:「厄介事か」顔を見るなり理解した
笹川愛子:「今日のシナリオはせんせからのミッションだね、イカしたストーリー展開が来そうな予感がビンビンだぜ」
御影群像:「悪いね、厄介事だ。」
統乃カトリーヌ:「皆、そんな言い方……」

 スネコが「抽選機にばいす入れ忘れた」とか言ったからコラァ!して次回の優先権を手に入れた結果招かれた卓。
 改めて見返すと英雄はあんまり喋ってない。そのかわり考えることが多かった。
 おそらく、これが階段の一段目。


+ 11/12 GM:ウメッシュ
新藤英雄:「――そういえば」 小走りで進みながら準備をしつつ、唐突に声を上げ
新藤英雄:「刃殿は最近日向殿と仲がよろしいとか」
新藤英雄:「正直なところどこまで行かれたでござるか?」
銅刃:「あ?あー……仲良い、に入んのかね」
銅刃:「どこも行ってねーよバカか」
星状 ジョナサン:「そうなのかい?」(ゴリゴリ魔石を丸太に食わせている
新藤英雄:「行ってない? そんなバカな!!」
ノインEL:「浮いた話の一つもあればいいのに」
新藤英雄:「あのツイン富士山が近くにあって何故!!」
銅刃:「何がだよ……大体仲良いに入んのかもわかんねーぞ、臥煙がどう思ってるか知らねーし」
銅刃:呆れた目で英雄を見る
新藤英雄:「仲良いに入るかもわからない・・・?」
新藤英雄:「う、う・・・」
銅刃:「ツイン富士山ってお前な……」
新藤英雄:「うわぁああああ!!」 刃にビンタ
銅刃:「つかノインもお前、確かに浮いた話は無ぇけどよ……」
新藤英雄:バチーン!刃の身体に力が漲る!
銅刃:怒りでか?
新藤英雄:具体的にはEDが治る
カウンター:このタイミングで!?
銅刃:「いきなり何すんだコラ」

 赤い夢2。今回はホラー卓のエネミー退治。
 開始前に妹へクスリ(大きくなる薬)を渡す兄。こいつぁやべえぜ!

 戦闘は開始前の見込みどおり、2戦目終了時点で全員MPがほぼ無くなったので帰還。
 あとはいつもどおり料理人の店へ。

 終了後、銅とドラマ。
 ED疑惑を晴らすために英雄が奮闘、そして小さな平和。


+ 11/14 GM:コマ
新藤英雄:「あっこれっ! お守りから先生の匂いがするでござるよ!!」 すんすん
八代竜胆:「………うわぁ」
イリス:「……」
エタノール:「・・・・!」 新道を見る
イリス:「悪魔ついでにアレも焼くか……」
八代竜胆:「一発までなら誤射かもしれない」うんうん、と頷く
新藤英雄:スッとお守りをエタノールに差し出す
蒼羽必斗:「やるんなら止めねぇよ、周りに被害出ない程度ならな」
エタノール:喜びのあまり気絶した
新藤英雄:「せ」
新藤英雄:「先生ーーーっ!!」抱えて叫ぶ
蒼羽必斗:「…………・」
イリス:「…………」
蒼羽必斗:「……オレはあいつらとは違うからな?念のため」
イリス:「……わかってる、よろしく頼むわ」
八代竜胆:「惜し…くはないわね。おかしい人を亡くしたわ…」合掌

 レイニーデビルという雨の日に現れるドッペルゲンガーを退治。
 エタノール初登場回。英雄と一緒に混沌の渦を形成していく。

 相合傘の組み分けで二度もエタノールが仲間はずれに。美味しい。
 そんなエタノールをよそに英雄は竜胆とペアに。ひゃっほい巨乳だ!
 途中で偶発性のエロ本を引く。またか。
 この偶発性で英雄のHPが32点も減らされた。戦闘で換算すれば100点近い攻撃を受けたようなもの。強敵だった。

 終了後、竜胆とドラマ。行ったのがだいぶ後になったため別途記述。


+ 11/19 GM:あたろう
今坂伊織:一瞬、魔法陣が倒壊を受け止める
今坂伊織:「間に合った?英雄君」
アヒルの子:柵と、瓦礫と……
アヒルの子:英雄を、その丸い目で見て
今坂伊織:そして、一瞬だけ止まったのが再び崩れていく
アヒルの子:それから、我に返ったように、慌ててその場から離れていきました。
あたGM:がらがらと、音を立てて瓦礫が崩れます。
新藤英雄:「間一髪、しかしばっちりでござる!」瓦礫から離れて、伊織に笑顔で返す
斯道鋭侍:「しかしまぁ、なんだ ほんとに殺す気でやってくんのな」
あたGM:伊織が威力を抑えましたが、破片は容赦なく英雄を傷つけるでしょう。
言織しらべ:「間に合ったか…。」
あたGM:……瓦礫の崩壊は収まりました。
新藤英雄:その背では服が血に滲んでいるが、見せないようにぎこちないカニ歩きをして隠す
今坂伊織:「……ま、これでも神楽巫女ですんで、ね」 サムズアップを返す
あたGM:少し苦労するでしょうが、英雄も問題なく抜け出せるでしょう。
ネシア:「大丈夫ですか!?」
新藤英雄:「ふっ。本日の自己犠牲勝負は小生の勝ちでござるよ、ネシア殿」
ネシア:傷を確認する前に、英雄に癒しの魔術を唱える
新藤英雄:「しかし、伊織殿に巫女属性があったとは」
ネシア:「そういう話では——!」

 ピーターパンシンドローム第二回。みにくいアヒルの子。
 身勝手なことを言う勇気のない英雄にはけっこう辛いシナリオだった。
 その結論は、このときネシアと取り付けたドラマでいくらか辿り着くことになる。
 血の滲んだ回。


+ 11/21 茶番
新藤英雄:「何故、小生はモテない・・・!!」
シエラ:「新藤先輩、モテないことはないはずなんだけどなあ」
漆戸常世:「……意識しすぎてるからじゃないかな」
シエラ:「モテないアピールをしたり、避けてる節があるような」
新藤英雄:「これほどの肉体美をして何故女子が寄ってこないのか!!」バッと脱ぐ
漆戸常世:「英雄クン、脱ぐタイミングがおかしいよ!」
新藤英雄:「小生には脱ぎノルマがあるのです!」
シエラ:「あ、すごい。先輩たち別の世界入った」
漆戸常世:「脱ぎノルマは……別の世界のはずだ!」
星海遥:「・・・ほんとだザ・ワールド入ってるな」
新藤英雄:「くっ・・・!!」
漆戸常世:「英雄クン……君は脱いだら涼しいかもしれない」
漆戸常世:「でも、ボクらは君の体を見てなんか熱いなって感じがするんだ!」
ノインEL:「君、良い身体してるね。天の国の門番とか興味ないかい?」
ノインEL:「その筋肉なら、パワーズくらいにはなれるよ」
白鐵八識:「帰ってきたらなんだこのむさい空間はよ」
新藤英雄:「小生が・・・天使に・・・!?」
ノインEL:「うんうん」
星海遥:「新手の詐欺商材か?」
新藤英雄:「なります」
新藤英雄:晴れやかな顔で言い放つ。
漆戸常世:「ナルなよ」
漆戸常世:びしりと言い放つ
新藤英雄:「小生はどうしようもない僕に降り立つ天使になります!!」
漆戸常世:「自分に降り立ってどうするんだ」
ノインEL:「なれるよ。肉体を持ったままでもパワーズまではいけるし、そこから先は君次第」
新藤英雄:「そのツッコミは辛辣すぎて反応できなくなるからやめてくだされ」
シエラ:「就職斡旋だ……」
漆戸常世:「わかったよ」
新藤英雄:「これが業だというのか。ネロ殿がモテて小生はモテない、バランス・・・!!」
シエラ:「あ、謎の電波アタシにも今はっきり見えた」
シエラ:「アタシが女子と仲良くしたからもう片方は男子……?」

 茶番だ!夏祭りだ!ウメッシュ側だ!
 これだけの要素が揃えば酷いことになるのは当然であった。

 まず飲酒量が酷い。前半が終わる頃にはビール3本が空になっていた。
 後半から代わりに飲んだテキーラが不味かった。理性がふわっと消えた。
 ログではそこらじゅうのタブでぎゃーぎゃーうるさいばいすさんが見られる。
 そしてペンネさんに怒られる。

 泥酔モードのなか行った浮雲英雄ドラマは酔っ払いのくせに良さを放っていた。
 誓いが強固な意志を以って果たされることを願う。


 ネシアとのドラマ抜粋。シチュエーションが夏祭り直後だったためここに。
 自己否定の他者肯定同士。
新藤英雄:「前に、あのアヒルの子を見て」 ネシアの事情を忘れたのか、以前の任務について語り始め
新藤英雄:「あれは自分達が幸せな結末を解っているから、励ますこともできましたが」
ネシア:「アヒルの、子……?」
新藤英雄:「結末の解らない我々は、自分は。はたして報われるのでしょうか」
ネシア:記憶にないはずなのに。言葉に顔を歪めつつ。
新藤英雄:遠くの空を見ながら呟くそれは殆ど独白と同じだった。
ネシア:「……分かり、ませんね。確かに。」
新藤英雄:「生きろ、頑張れ、戦いを終わらせよう。そうみんなに言うたび、自分がただの無責任者に思えて」
新藤英雄:それきり、言葉が続かなくなる。
ネシア:真下の地面へと視線を落としながら、顔は見られないように隠しつつ。
ネシア:「……」
ネシア:「それでも、いいのではないでしょうか?」
ネシア:「私なんて……自らの行動にすら、責任を覚えていませんから。」
ネシア:「それに比べれば、そう悩み、思う事も……大丈夫だと思います。」


+ 11/26 GM:スネコ
瀬多:「……だがまあ、どちらにせよ。生かして止められるのならその術を見つけたいね」
漆戸常世:「まぁ……そうなんだけどさ」
新藤英雄:「その策が見つかる確証は」といろはの背に問う
ルビィ:「瀬多は本当に甘いのね……」
漆戸常世:ひらひらと、手を降っている
瀬多:「そんなものはないが、少なくとも新藤」
瀬多:「お前がいて俺がいるなら、見つかるまで耐えることは可能だろうよ」
アルバート:「んー」
アルバート:「……」
瀬多:「それだけやって駄目なら、それから考えるさ」
漆戸常世:「……英雄クン、殺す気でしょ?」
漆戸常世:じゃらりと鎖が鳴る
新藤英雄:「耐え続けて命を危険に晒すぐらいなら、もっと良い手段があるはずです」
漆戸常世:少女とファンタズムからは完全に背を向けている
新藤英雄:そう言って常世の言葉に頷く
漆戸常世:「……分かりやすい人だね」
アルバート:「……実のとこ」
新藤英雄:「これは童話ではない、足を断ち切ってもきっと彼女は踊ることをやめない」
漆戸常世:「やめさせるさ……」
漆戸常世:「君が踊るのをやめないって思ってるだけなら、やめてくれるはずだよ」
瀬多:「……ほう」
漆戸常世:「で、英雄クンは思い込んだまま彼女を殺すのかな……何も模索せずにさ」
新藤英雄:「常世殿。小生はもう迂遠な方法を取るのはやめることにしたのですよ。それに」
新藤英雄:槍を逆手に掲げる
アルバート:「あいつを助けられるかもしれない方法は——」
新藤英雄:「このほうが、悩まなくていい」
漆戸常世:「……」
漆戸常世:「英雄クン、ボクは君が大嫌いみたいだ」
新藤英雄:強化された筋力で、腕が槍を投擲する。
アルバート:それが正しいかどうか思考して、躊躇った
新藤英雄:風を切り常世の側を通った槍の切っ先は、風凪の胸を違わず捉える。
アルバート:その間に、英雄の槍が少女を貫く
アルバート:「……あ」

 こうしてログを抜粋してみると地獄か悪夢みたいだ。

 ガイア側の防衛機構が誤作動を起こしたことにより生まれた、踊り続ける少女。
 踊りは他者の生命力を吸い取る。止める方法はあったがそれは苦難の道。
 道を外れるのは容易い。通るのを誰もが避けるだけで。

 なら、誰かのために自分が道を外れれば良い。


 この後日というシチュエーションで竜胆とのドラマ。
八代竜胆:「おとぎ話にでてくるような万能の魔法使いなんてそれこそ一握り。どんな願いでもかなう魔法なんてそうそうないのよ」
新藤英雄:「でも、小生はその一握りになりたいでござるな」
新藤英雄:「ゲームの主人公みたいな、力に溢れていて皆が着いてきてくれるような。こう、封印されていた聖剣で魔王を退治したり」
新藤英雄:剣を握る仕草をして、少し笑いながら語る
新藤英雄:「そういうのに憧れていたのですが」 いやはや、と言葉が途切れる
八代竜胆:「憧れていた?いる、じゃなくて?力はこれからだってつけていけるし。実際今だって新藤くん、学徒隊上位の実力者でしょ?人望だってある」
八代竜胆:聖剣はちょっと難しいかもね、なんて茶化しながら
八代竜胆:「しろちゃん様と契約してるんでしょ?この土地じゃ最強の神様じゃない」
新藤英雄:「それでも何かが足りない気がして。英雄の素質が無いのかもしれません」
八代竜胆:「素質、ねえ…」
八代竜胆:「いいんじゃない?素質なんてなくても。英雄を目指すのに資格なんていらなーい、ってさ」


+ 11/30 GM:あたろう
大道恭介:「——行くよ、新藤。」
新藤英雄:「――いつでも、大道殿」
大道恭介:体勢を低く整え、槍を構え
大道恭介:英雄と同じタイミングで思い切り大地を蹴り上げる。
新藤英雄:「はああああッッ!!」地を滑るように穂先が敵へ向かう
大道恭介:「——まず君達には、こうだ!」 体を反転させ、右手に持つバットが光り輝く
新藤英雄:「神ッ」
大道恭介:「魔——」
新藤英雄:「絶刀ォオオオッッ!!」
大道恭介:「絶刀!!」
大道恭介:叫びと共に獲物を振り抜く。
新藤英雄:一条の光となった槍がエメシャを貫く。

 メインシナリオ第4話。
 アルバートと早々に再会し、任務内容もあり終始張り詰めた空気が漂う。
 ガンガンぶっこわれたロールしていくぞーと思いきや、クライマックス後に起きた常世の裏切りにより完全に英雄が打ちのめされる。
 頑張ったところでどうにもならないと解りほとんど死体のような状態と化した。
 抜粋は委員長との連携攻撃。完全に格好よさゲージがぶっこわれた。

 後日、アルバートとドラマ。言ってはならぬことを言う英雄。
アルバート:「てめえが一人でしょい込むことも間違ってんだよ!」
アルバート:「そもそもからして」
アルバート:「この戦争自体間違ってんだ! 在校生が戦うこと自体おかしいんだ! てめえだろうが詩種だろうが、こんなことになってるのが……」
アルバート:言葉は最後まで言い切れず、つっかえる
新藤英雄:「編入生のくせに」
新藤英雄:「余所者のくせに、何を言ってるんだ」
新藤英雄:「どうせお前たちは、此処がどうなろうと関係ないじゃないか!」
アルバート:「うるせえ」
アルバート:「僕たちが決めたんだ! ここで戦うと! どうなったって関係ない? そんなわけがあるか!」
アルバート:「僕が遊びに来てるとでも思ってるのか! 僕が……辛くないとでも思ってるのか!」
 短いけれどとても良いドラマだった。
 アルくんが可愛すぎて凄い勢いで浄化される英雄。

 さらに後日、大道とドラマ。もう立ち直るしかなくなった。
大道恭介:「——あぁ、あと一つ。漆戸についてだけど」
大道恭介:「あぁいうのは大抵自分の死すら織り込み済だろうから」
大道恭介:「殺さずに連れて帰るのが一番嫌がると思わないかな?」
大道恭介:教室を出ようとしたところで立ち止まり、少し悪態をつくように。
新藤英雄:「そのぐらいの嫌がらせは受けてもらいます」
新藤英雄:通学用のスポーツバッグを肩にかける
大道恭介:「当然。これも指導の一環だ。」
新藤英雄:「その後は彼女直々に制裁を入れてもらいましょう」 ニッと笑ってメガネの位置を直す
大道恭介:「風紀委員として、あの性根は叩き潰さないとね。」
大道恭介:英雄の調子を確認したのか、小さく口元に笑みを浮かべ。


+ 12/11 GM:ポポカ
片倉御弦:「それじゃ、さっさと叩いて潰しますか」
新藤英雄:「珍しく片倉殿と意見が合いましたな」
片倉御弦:「いえーい」
新藤英雄:ごつんと拳を打ち合わせたあと、足を肩幅に開き槍を構える
片倉御弦:打ち合わせた拳を、反対の掌で受ける。
片倉御弦:「さぁ、御託はいいからはじめましょう?」

 異界化したキャンプ場を鎮圧、解除へ。
 片倉と会うのは2回目だが、やけに相性が良い。
 丁々発止のボケツッコミでなかなか楽しかった。


+ 12/12 GM:ペンネ
新藤英雄:「皆の衆、合コンがあるから悉く集まってくだされー!」
GM:「マジで?」「いい子いる?」
新藤英雄:やたら無駄に広い交友関係に声をかけていく。学徒隊の者はなぜか獣の勘で回避していく。
エタノール:「いるいる。そりゃあもうエロいぞ」
新藤英雄:「そりゃもう、バスト90越えのパツパツが来ますぞー!」
エタノール:「触手モノもいける」
GM:「よっしゃ!」「どこ高とだろ?」「学徒隊はレベル高いっていうしな」
GM:「「「是非参加させてください」」」
エタノール:「それと今なら」
新藤英雄:「皆・・・すまない・・・!!」こっそりと涙を流した。
エタノール:「参加するとこのオレの本が無料で手に入るぞ」
GM:「「「それはいらない」」」

 あまりに放置されて意思と力を持った意見箱、わかなボックスを止めるため奔走する。
 色々あって英雄とエタノールが女体化する。Fateのジャンヌと赤セイバーの姿。
 英雄のジャンヌ化は「もし英雄を女PCとして組んだ場合どうなったか?」という可能性世界から参照した姿。
 応援団所属で旗を掲げて戦う女戦士になっていた。英雄の周囲にいる男PCのPLたちが「そっちのほうがいい」と頷く。

 後日、ノインとドラマ。天使を唆す英雄。
新藤英雄:「では、そうですねぇ・・・」
新藤英雄:「大道殿が風紀委員長じゃないタイミングを狙う、とか」
ノインEL:「ね、寝込みを?!」
ノインEL:「そ、そそそそれって、日本だとヨバイっていうんじゃ?!?!・」
新藤英雄:「夜這いは田舎じゃ習慣としてまだ残っていると聞きます」
新藤英雄:メガネがキラリと光る。
新藤英雄:「あるいは、風呂時。裸であれば委員長ではない!」
新藤英雄:ぐっとこぶしを握って力説。
ノインEL:「お風呂あがりを・・・」
ノインEL:ぐっと拳を握る
新藤英雄:「否。風呂の真っ最中が好ましい」
ノインEL:「混浴で?!」
新藤英雄:「左様」こくり。
ノインEL:「うわぁ・・・うわぁ・・・」


+ 12/13 GM:スネコ
新藤英雄:「夜は冷え込むようになりましたな」
新藤英雄:ジャージを羽織り、ジーンズ姿でベンチに座っている
カウンター:「ふん。この程度、どうということはない。せいぜい寒さで縮こまって遅れを取るような真似だけは勘弁してもらいたいもんだな」
瀬多:「……寒いなら先に言えと?依頼でも回りくどいのかお前は」
新藤英雄:「あーあー。カウンター殿やいろは殿は女体に沈んで暖を取れるからいいですなぁ!」
新藤英雄:けっ。カーッ、ペッ!
瀬多:「お前委員長いるところで!」
新藤英雄:「うるさーい!不純異性交遊でしょっぴかれるがいい!」
瀬多:前に見た時に比べたらまだマシな顔をしている新藤に安心する。もうあの顔をさせてはいけないだろう
大道恭介:「……始末書追加。」
新藤英雄:「ははは」 大道の発言を受けて笑い出す。以前よりいくらか自然に

 童話卓第5話。
 カウンターといろはが揃い、しかも大道までいる。男子会すぎる。
 霧星がたびたび「先輩たち怖い」と呟く。かわいそう。

 中盤以降の、英雄を支えたいいろはという構図による絡みがとても良い。
 ぜひ読んで欲しいログ。
大道恭介:「合わせるだけが取り柄、か。」
大道恭介:「なら次の課題は君が誰かに合わせさせる事かな。」
大道恭介:「まだまだ働いてもらわないといけないからね、君にも。」
新藤英雄:「ええっ。なぜ委員長が課題を!」とおどけてみせるが
新藤英雄:「・・・合わせさせる、ですか。なかなか難しい話ですなぁ」
新藤英雄:真面目な表情をして考え込み始めた。
瀬多:「そしたら一度やってみるか?俺が合わせるよ」
大道恭介:「先頭を引っ張る事が出来る選択肢は増やすに越したことはない。」
新藤英雄:「今から急に変えるのはそれこそ難しすぎますよ!」といろはに笑ってみせる
瀬多:「じゃあ委員長も合わせる練習かねえ」
大道恭介:「まぁ、やってみようか。」
瀬多:「難しいから諦めてたら、結局やれることが少なくなるだろ?」
新藤英雄:「はは、参りましたなぁ・・・」図星らしい。
瀬多:「多い方がいいよ、選択肢は。後で後悔しないために」
大道恭介:「使われるのは嫌いだが、合わせるなら別。」
瀬多:「まあ後悔しないために何か出来るならそもそもしないんだけどな」首をとんとんと叩く
新藤英雄:困ったように頭を掻いていたのをやめて
新藤英雄:「そうですね。今からでも、変えていきましょうか」
瀬多:「変えれば彼女が出来るかもしれない」


+ 幕間、男子会
瀬多:「そっちが素じゃないなら適当でいいんだぜ、新藤」
瀬多:「尊敬出来る先輩じゃああるまい、少なくとも俺は」
新藤英雄:「実はそういうわけじゃなくて、癖みたいなもので」
新藤英雄:カン、カンと階段を下りる音が夜に響く。
新藤英雄:「中学のころ、隣の席になった女子がこんな喋り方のキャラがいる漫画を読んでて」
新藤英雄:「その子と話したくて真似たら、いつのまにか定着してしまいました」
瀬多:「初恋?」
新藤英雄:「かもしれませんが、考えないことにしています」
瀬多:「俺の初恋は言織な」
新藤英雄:「超最近じゃないですか!しかもしらべ殿とは」
瀬多:「盛大にフラれたがね、まあお前が言ったんだ。お返し」
新藤英雄:「律儀だなぁ」
瀬多:「癖ならまあいいか。癖でも仮面でも、今のお前が新藤だ」
新藤英雄:「まあ、やめますかね。亡くなったからと未練がましい」
瀬多:「……すまんな」
瀬多:「どうにも俺はこういうのを引き当てるらしい」
新藤英雄:「いえ。今日から・・・新しい俺にでもなりますよ」

 6時間半に及ぶいろは・カウンター・英雄のトライアングルドラマ。
 ひたすらくだらない話と真面目な話を繰り返し、ぐだぐだと喋り続ける。
 学校での噂話から下世話、下品な話題、そしてそれぞれのPCの重要な設定が出てきた。
 3人に興味のある人はぜひログを読んでほしい。

 英雄はこれ以降、いつもの口調をやめた。
 完全に立ち直り、誰のためでもない自分のための勇者となる。


+ 12/25 GM:ピャー
新藤英雄:「待ってくれ!!」
川澄志乃:英雄の動作を予知していたかの如く
新藤英雄:その体を掴もうと手を伸ばす
川澄志乃:手がかかる寸前に、歪みに飛び込む
川澄志乃:「諦めて」
川澄志乃:そう言い残して
ぴょんGM:後には歪んだ空間が残るのみ、だ
六道鋼鈴:「……逃げた!?」 遅れて出ようとしたも全く間に合わず
暦乍月:「ぁ……」
新藤英雄:空を切った手を握り締める
ぴょんGM:歪みは徐々に収縮していく……
新藤英雄:「・・・俺は諦めたくない。行きましょう!」

 ムのしゅぎょうという謎の訓練があるという噂の真相を突き止めるべく動く。
 新生英雄初出陣、しかしぜんぜんどんな口調でやるかとか決めてなかった。
 最初はたどたどしくセリフを書いてたけど、だんだん英雄ってこういうかんじなんだと自分で解ってきた。

 セッションは参加者がGMピャーのろこ・そま・lion・リリ夫・ばいすという昔懐かしいメンツ。
 息の合うロールと、六道の周囲をよく見た動き、支える朔乃とカトリーヌ、被害役の乍月といった具合に
 役割が上手く分かれて、とても楽しいセッションだった。

 後日、カトリーヌとドラマ。とんでもないことになった。
統乃カトリーヌ:「聞かせてくれる?彼のこと」
統乃カトリーヌ:「あなたが誰かを呼び捨てにするなんて珍しいし……本当に、仲良いのね」
新藤英雄:「先輩のことも呼び捨てにしましょうか」
統乃カトリーヌ:「したいの?」
新藤英雄:「いえ、やめておきます」
統乃カトリーヌ:「そう」

 ほとんど思いつきで英雄がカトリーヌに恋心を抱いていた、という設定を出した。
 意識したせいでとんでもない枷になった。

 さらに、日向とチケットドラマ。男女の友達。
新藤英雄:「1年の付き合いだけど、やっぱ編入生たちとも修学旅行とか行きたいしさ」
臥煙日向:「いいね、修学旅行」
新藤英雄:「まあそれだと同級生以外がいないんだけどな」
臥煙日向:「ま、何ならいっそ学徒隊で旅行とか」
臥煙日向:「そんな金があるかどうかはさておいてね!」
新藤英雄:「良いな、学徒隊で。国から貰えないかなー褒賞とかさ」
新藤英雄:「俺たちけっこー頑張ってるよな」
新藤英雄:部活の練習を、みたいなノリで。

 修学旅行編ないかなぁ。行きたいなぁ。


+ 12/27 亡者の尊厳
カウンター:膝を曲げ、重心を前へと移行させる。
カウンター:突貫の体勢。
銅刃:「……待て、カウンター。畳みかけるとは言ったがよ」
しらべ:「そうとも、私は無能の指揮官。崖に向かって全速前進を命ずる」
しらべ:「さぁ、有能なる我らが学徒隊」
銅刃:「折角ヴェントが治した分が無駄になる、この場は待て」
しらべ:「その素晴らしき可能性を、収束した崖の前の私に見せてくれ」
新藤英雄:「刃」
新藤英雄:「カウンターを信じろ」
銅刃:冷静に、冷静に。得物を追いつめるからこそ、気を逸らせてはいけない。
銅刃:「……へっ。」
銅刃:「わーったよ。……存分にやれ」
カウンター:「完膚なきまでに。対抗する。俺はカウンター、対抗者」
しらべ:「対抗者、お前の、その意思の輝きを・・・」
カウンター:「——対抗してやろう。貴様の期待を、想像を、全て、全て超えてやる!」

 亡者の尊厳。街の夢という集合無意識により生成された異界の調査に向かう。
 英雄の高いコミュニケーション能力がミドルでぶっぱなされる。英雄でナンパすることになるなんて思ってなかった。

 戦闘は全員が激烈に格好良い。やばい。
 あたろうがメスの顔してた。

 後日、刃とドラマ。男の子の味。
銅刃:「ま、お前が一緒に来てくれんなら。死ぬ危険はもっと減るけどな」
新藤英雄:「刃先輩に死なれたら困りますのでね」
銅刃:「そう簡単に死ぬ気ねえって言ってんだけどなあ……お前ら俺が死に急いでると思い過ぎじゃねえ?」
新藤英雄:「そう言うならもうちょっと防御の技術を伸ばさなきゃいけませんなぁ、刃殿」
新藤英雄:おどけて、ニッと笑う
銅刃:「これでも物理防御なら学徒隊の中でも高い方なんだぜ?避ける技術も。」
銅刃:「流石に英雄とは比べられたもんじゃねえけどな」
新藤英雄:「それでも、攻撃の隙を狙われたり相打ち狙いをされるとジリ貧でしょう」
銅刃:「……まあなあ。ただ、これ以上防御能力を高めようにも……」
新藤英雄:「今のままだと案外早く俺に任せて先に行けって言うことになりそうですから。ほら、続き!」
新藤英雄:立ち上がり、槍を手に取る
銅刃:「ったく……そうだな。その言葉は言わせねえようにしねえと。」
銅刃:立ち上がり、右手に魔槍を創造し、左手に短剣を握る

 刃には強くなってもらわなきゃならない。


 後日、カウンターとドラマ。
カウンター:「俺は」
カウンター:「……貴様の友人だから、貴様に免じてそんな体たらくを見逃しているだけだ」
新藤英雄:「体たらくかぁ」痛みを覚えたような表情。
新藤英雄:「伝えておきます、友人に」
カウンター:「どれだけ隠しても、……傷がつくことには変わらない」
カウンター:「下らん。貴様の友人には、貴様という男がついてやれる。だから、俺の言葉など伝える必要もあるまいさ」
カウンター:「所詮、無意味な言葉だ。部外者の」

 恋愛相談をしていたはずが傷を抉ることになった。


+ 01/09 GM:あたろう
偽人ダンバー:直後、破裂音。
新藤英雄:「刃ァーッ!」
偽人ダンバー:武骨に削られた、歪な弾丸を向け———
銅刃:「おうよぉ!」
銅刃:英雄の叫びに応える、声よりも速く
銅刃:赤い魔槍が銃を持つその腕を貫く
偽人ダンバー:[っぐ]
偽人ダンバー:腕は槍に貫かれる。……しかし
統乃カトリーヌ:今度は狼狽えない。
統乃カトリーヌ:「だって」
偽人ダンバー:まだその銃は手から落ちることはない。狙いも定められたまま
統乃カトリーヌ:「信じてる、から……っ!」
偽人ダンバー:[詰めが甘いな、学徒隊諸君———]
銅刃:「詰めが甘い?そう言う事は——」
偽人ダンバー:引き金は再び引かれようとする。
蒼羽必斗:「……いや、checkmateだ」
新藤英雄:「これを喰らってから言ええええぇーっ!!」

 最終決戦。英雄とカトリーヌの岐路とも言うべき学生軍人たちの虚像が立ちはだかる。
 2戦目を担当したばいすさんは待ち時間の間、暇なので描写を書き溜めた。

 白竜伝承。
 シグヴァルドに憧れて体得した、特殊な呼吸により魔力を滾らせる技。
 非暴力の叫び。
 カウンターの生き様を受け継いだ、意志が力として現れる技。
 採魂。
 大道の鋭利さを模した、魂を削り取る技。
 疾風伝説。
 いろはの如く真っ直ぐな、必中の技。

 たとえ借り物でも、一緒に戦ってきた時間は裏切らないという思いを込めた。
 と言うと格好いいが、最初は反証したいだけだった。ウケてよかった!

 1年生の八千代から渡された森崎のバットは、2年生の英雄から3年生のしらべへ渡される。
 最後まで森崎にも戦ってもらった。

 途中、戦況が焦れてきてカトリーヌが戦闘不能となり、感情再行動をしようという提案へ。
 そこで銅がもちろん恋慕で、そして英雄もせっかくだからと恋慕を取得して動こうとしたら
 メイトから「表でRPしてね」と言われる。こいつめ。
 最後まで秘しておくか、銅には言うかぐらいで考えていたのにやることになってしまった。

 長い長い英雄の戦いも、これで一旦の終わり。


+ 01/09 日曜日
朝日文子:「ヒーローインタビューっす、今回の戦いについて是非お話をー!」
浮雲刀祢:「え、えー……」固まる
朝日文子:「さ、さ」
朝日文子:じりじりと近寄っていく、目がめっちゃ光ってる
浮雲刀祢:「えー、今回の、戦いは、みんなががんばった結果というか」
朝日文子:「自慢話しましょうよー」
浮雲刀祢:「自慢ってお前」
新藤英雄:「ふつーー!真面目かよ!!」
朝日文子:「え、うわっ、浮雲サンマイク向けられると無難なことしか言えなくなるタイプっすか」
新藤英雄:「もっと格好いい話しろよな!」
朝日文子:「うわーーーーーーふつーーーーーー」
浮雲刀祢:「普通で悪いか!?」
星海遥:「悪いじゃない、残念だろう」
浮雲刀祢:「残念か! そうだな!」
ジェニー:「べ、無難でも別に良いじゃん」
朝日文子:けらけらけら
カウンター:「ふん。浮雲刀祢がそう言うのならば、それは真実その通りでしかない、それだけの話だが」
朝日文子:「んじゃえー、英雄はどうなんすか」
カウンター:「つまらんこともまた事実だな、俺は貴様に楽しみなど求めてもいないが」
新藤英雄:「えっ俺!? えー・・・、あー」
朝日文子:「さっ、ここはイカした一言を!」
新藤英雄:「今回はみんなが頑張った結果というか・・・」
朝日文子:「パクりかよ」
ジェニー:「同じじゃねーか」
浮雲刀祢:「お前も俺と変わらねーじゃねーか!」
浮雲刀祢:「やーいふつー」
朝日文子:「まあ最初から期待してなかったっすけどねーーーーーーやーいやーい」
新藤英雄:「くっそおお!!あと3時間くれ!」
浮雲刀祢:「なげえよ」

 茶番。茶番、なんだが・・・。色々あった。
 昼は浮雲たちと遊んだあと、竜胆日向と街を散歩。

新藤英雄:「今だから言うけど、女の子と一緒に戦うってすげー怖かったんだ」
罪凪日向:「へぇ」
八代竜胆:「一緒に戦うのが?」
新藤英雄:「男みたいに傷が勲章ってわけもいかないじゃないですか」
新藤英雄:「守るのすげープレッシャー!みたいな」
八代竜胆:「優しいんだ。優しすぎるとも言う。女の子ナメすぎとも」不敵に笑う
罪凪日向:「でも男の子だねえ」

 夜はシグヴァルドと刃を伴い神社で談笑。
 そして、刃にカトリーヌへ好意を持っていたことの告白。
 全てを吹っ切った英雄は浮雲との決着に臨む。

新藤英雄:「不良とお姫様、お似合いですよ」
銅刃:「……ありがとな。」
銅刃:「……英雄。いい女、見つけろよ。……一番いい女は、俺が貰ったが。」
新藤英雄:「ほんとだよ」
新藤英雄:「頼んだぞ、王子様役」
:「……あー、それにだけは異を唱えさせてもらっとくか」
銅刃:「王子ってガラじゃねえんだけどなあ……」
銅刃:「……あ?」
浮雲刀祢:「この世で一番可愛い女は俺の隣にいるんで」
新藤英雄:「おせーぞ」
浮雲刀祢:ざっ、と。まるで空気を読まないような、へらへらとした顔で境内に入り込む
浮雲刀祢:「悪い、待たせたな」
新藤英雄:「良い。色々済まして・・・」
銅刃:「抜かせ。俺の女が一番だよ。」
新藤英雄:「今の俺はパーフェクト英雄だ」
浮雲刀祢:「はっ、それについて白黒つけてやりたいところだが、今日の俺の相手はただ一人でな」
銅刃:浮雲の言葉に笑ってそう答え。神社にもたれかかる
浮雲刀祢:「今日決めるのは一番の女じゃない」
浮雲刀祢:「最強の、男だ」

 浮雲の打ち合わせなしでの登場はもう、震えた。メスの顔した。
 決着の方法は協議の結果、恨みっこなしの2d出目勝負に。
新藤英雄:2d
DiceBot : (2D6) → 3[2,1] → 3
浮雲刀祢:2d
DiceBot : (2D6) → 4[3,1] → 4
 最高の結果だと思った。勝ちたかったけどなー!ちくしょおおお!!
 誰かのための勇者になれた最強の男と友達で本当によかった。

 決着の後、英雄はしろたえに神器の槍を返納する。
 魔法使いではなくなった。


 そして、最後にカトリーヌと。
統乃カトリーヌ:「ごめんね」
統乃カトリーヌ:「そんなに嬉しいことを言われても、私は」
統乃カトリーヌ:「あの人だけ、だから。だから、忘れて——」
統乃カトリーヌ:言いかけて言葉をやめる。なんて我儘なことを言っているんだろう。
新藤英雄:思い出す。
新藤英雄:1年生のとき目に留まったあの上級生を。
新藤英雄:学徒隊として編成され整列した時に見た隊員を。
新藤英雄:鳥篭の中で共に囚われた姫君を。
新藤英雄:「忘れます」

 むちゃくちゃ逃げたかった。けど、らいおんさんの誠意とカトリーヌを無碍にしたくなくてずっと立ち続けた。
 死ぬかと思ったしほかの要因もあって1日中死んでた。
 でも、これでやっと英雄の物語が終わった。


+ ■■/■■ ■■:■■■
 後日やる気が出たら追記しまーす!





友人関係

 ネロ 表:嫉妬
「小生に無いものを大量に持っていて妬ましい限りでござるよ!!」

 星状 ジョナサン 表:友情
「まさしく紳士。天然なところも魅力でござる」

 漆戸常世 表:友情
「一緒に居ると楽しいでござるよ。少しヒネていますがな!」

 シグヴァルド 表:尊敬
「自分達が待ち望んでいた英雄像を体現するようなお方でござる。男ぶりに憧れます」

 臥煙日向 表:献身
「二つの意味で類い稀な戦闘力。近くに居ると自分も元気になりますな、二つの意味で」

 カウンター 表:信頼
「辛い生き方を課されたお方です。でも、良い人が現れたらしいですなぁ。羨ましい!」

 浮雲刀祢 表:友情
「すぐ無理をするから世話のしがいがありますな!目の離せない人だ」

 星海遥 裏:信頼
「飄々として、美味しいところばかり持って行くズルいやつでござる!」

 瀬多いろは 表:誠意
「挫けそうになっていた自分を見ても、認めてくれました。その信頼に応えたい」

 銅刃 表:信頼
「怖いのは見た目やポーズだけで、良い人でござるよ。なぜあんな斜に構えるのでしょうか」

 天道時雨 裏:猜疑
「底知れぬ、夜の湖面みたいなお方です。正直に言えばあまり好きではありません」

 4G 表:期待
「戦闘力は並ですが見事なツッコミ力をお持ちです。当意即妙、と言ったところですかな」

 統乃カトリーヌ 表:恋慕
「色々と心労おかけしました」

 八代竜胆 表:尊敬
「巨乳剣士とはなかなかの属性。というのは置いといてとても良い先輩です」

 アルバート 表:友情
「ツンデレ男子ですな!棘があるけど内実、良いお方です」

 大道恭介 表:信頼
「よく叱られます。でも、そのお叱りも優しさゆえなのでしょう」


PickUp

 HPMP増強パッシブを積みまくってたら息切れしなくなってきて、打点と回避力以外はやたら高い。
 学徒習得により回復とダメージ軽減まで行えるが、判定操作は弱い。

 最終的に、他の人がボロボロだけど英雄は健在という戦況が多くなった。
 強くしすぎた。



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最終更新:2016年01月13日 20:36