登録日:2025/10/24 Fri 18:05:00
更新日:2025/10/29 Wed 09:43:58NEW!
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『
Pokémon LEGENDS Z-A』とは、2025年10月16日に発売された『
ポケットモンスター』シリーズのゲーム作品の一つ。開発はゲームフリーク。
本作は当初
Nintendo Switch向けの作品として発表されたが、
Nintendo Switch 2 Editon及びアップグレードパスが存在し、これを適応することでSwitch 2の性能を余すことなく活用し、フレームレートの上昇などのグラフィックが強化されたバージョンで遊ぶことができる。なお、Switch 2 Editonでしか手に入らない要素は一切ないのでご安心を。
ちなみにSwitch版Z-A+アップグレードパスとSwitch 2 Editonはそこまで値段が変わらない。
概要
2024年の『Pokémon Day』となる2024年2月27日に映像配信された
『Pokémon Presents 2024.2.27』で発表された、『
ポケットモンスター X・Y』の続編的な立ち位置にあたる作品。
その後は近年のポケモンにしては珍しく
続報が一切なく、続いて2ndトレーラーが公開されたのは『Pokémon Presents 2025.2.27』、つまり翌2025年の『Pokémon Day』まで丸1年開いている。
それ以降はSwitch 2対応で
Nintendo Directにピックアップされたり、『Pokémon Presents』がさらに開催されるなどで、プロモーションの頻度は普段通りに収束している。
ちなみに追加コンテンツの『
M次元ラッシュ』も、
発売前のプロモーションの中で発表されたものの1つ。『
ソード・シールド』や『
スカーレット・バイオレット』では本編発売後の発表なので、なんとも気が早い話である。
『
Pokémon LEGENDS アルセウス』の系譜に連なるアクションRPGのポケモンであり、
遂にターン制バトルが撤廃され、戦闘にもアクション要素を取り入れたものとなった。
なおいつものポケモンと異なり、赤と緑のようなバージョン商法ではない『Z-A』という一つのタイトルである。バージョン違い展開がないのも『LEGENDS アルセウス』と同様である。
本作を詳しく語る上において『X・Y』および『アルセウス』という2つの作品解説が欠かせないため、簡単ではあるが前提知識として解説する。
『
ポケットモンスター X・Y』は、本作発売の12年前である2013年10月に3DS向けに発売された作品。
世代で言うと、
ORASと並んで「
第六世代」の作品である。
フランスをモチーフとしたカロス地方を舞台にした作品で、作品内の雰囲気がとにかくオシャレ。
ポケモン本編初の3Dグラフィックという革新、主人公の服を着せ替えて遊べる、
フェアリータイプの追加、本作でもカギになっている「
メガシンカ」の導入など、シリーズに新しい風を吹き入れたタイトルだった。
その一方で対戦で
メガガルーラ、
ファイアロー、
ギルガルドらが猛威を振るうなど、調整不足・テストプレイ不足などによる作りこみの甘さもあったり、シリーズでは定番の『エメラルド』『プラチナ』に連なるマイナーチェンジの完全版や、『
ブラック2・ホワイト2』のような同一世代内・同一地方の続編が展開されない……など、完全3D化の負担や開発スケジュール不足も伺える作品であった。。
また目玉のメガシンカもハードがSwitchに移った第八世代からは廃止されたりと、近年は扱いに向かい風が吹いていた。
そんなこんなでカロス地方での冒険は深堀りされる機会に恵まれず、その煽りをうけて悲惨な扱いとなったのが名前からして『Z』用に用意していたであろう
ジガルデであった。
ストーリーには全く絡まず、「秩序を守る」という設定も活かされず、殿堂入り後の「終の洞窟」に
何の説明も無くポツンと立っているだけ……と(開発スケジュールの切迫もあってか)とりあえず残る伝説級を出すだけ出した、という感じになってしまったのだ。
その存在感の薄さからインターネット上では『Zなんとかさん』呼ばわりされ、「このスレはZなんとかさんに監視されています」という往時のネタAAの改変版が作られるなど完全にネタキャラ扱いだった。
第七世代の作品では新形態「10%フォルム」と「パーフェクトフォルム」、新専用技「サウザンアロー」、「サウザンウェーブ」、「コアパニッシャー」が追加されたものの、やはりストーリーには絡まず影の薄い不遇な伝説ポケモンだった。
『
Pokémon LEGENDS アルセウス』は、2022年1月にNintendo Switch向けに発売された作品。
『
DPt』の舞台であったシンオウ地方の遥か過去の時代であるヒスイ地方を舞台にした作品で、こちらも新しい仕様を数多く取り込んだ意欲作。
野生ポケモンが自身のポケモンと戦うのではなく、トレーナーである主人公を狙ってくるということが特徴的で、
作中の人々もポケモンが怖い生き物であると信じており、人とポケモンの相互理解が確立する前の時代設定である。
フィールド探索やヌシポケモンとの戦いはアクションゲームとして作られており、ゲームシステム面でも新しい挑戦が繰り広げられている。
本作のシステムは『アルセウス』を洗練したものであり、勝手が異なる面はあるものの共通点は非常に多い。
『XY』で何が起こったのかは作中でもある程度語られるので本作単体でも十分に楽しめるが、本作をより楽しみたい場合は『XY』を先に一通り遊んでおくことを推奨する。懐かしのネタが随所に仕組まれており、ニヤリとさせられる場面が多々ある。
ストーリー
カロス地方にやってきた主人公はミアレ駅を降りて早々、
タウニーという少女が働いているという「ホテルZ」の宣伝動画撮影に付き合わされる。
(主人公の性別によってタウニーはガイという少年に置き換わる)
しかし主人公の荷物が撮影の隙にヤンチャムに盗られてしまった。
ポケモン勝負を通して荷物を取り返せたものの時刻も遅いので、タウニーの案内でホテルZで宿泊することに。
そこには主人公とタウニーを監視するジガルデ・セルの存在があった。
主人公はタウニー、デウロ、ピュールと共に街の安全を守る『MZ団』の一員として、
野生のポケモンの暴走メガシンカ事件を追うことになる。
世界観
『XY』から5年後の、カロス地方のミアレシティが冒険の舞台。
本作ではミアレシティの外に出ることはできないが、その分マップの密度が非常に濃い。
街中には住人である人間たちのほかにポケモンたちが至る所に姿を見せており、
実際に人間とポケモンたちが共に生活をする日常風景が広がっている。
とはいえ良い点ばかりではなく、岩やイバラ、ヘドロといったポケモンたちの痕跡が街中の道をふさいでしまうなんて事もあり、ポケモンの起こしたトラブルに奔走する人間や、逆に人間の行動により困っているポケモンの姿も見かけられる。
さらにメガシンカを引き起こすメガエネルギーの濃度がなぜか上がってきているらしく、街のあちこちにメガカケラの結晶が生える、野生のポケモンの暴走メガシンカ事件が起きるといった問題も発生している。
現在は外資系企業であるクエーサー社が「人とポケモンが共存できる街」を目指して都市再開発計画を進行中であり、その一環としてワイルドゾーンとZAロワイヤルという施策が行われている。
ワイルドゾーン
緑色のホロで囲われたゾーンで、野生ポケモンたちが集まって生息している一種の自然保護区域のようなもの。再開発の一環としてミアレシティ各所に設けられた。
ワイルドゾーン以外の街中に住むポケモンたちに比べて、ここに潜むポケモンたちは気性が荒く、人間に対して直接的に技を仕掛けてくるものが多い。
そのため相棒となるポケモンを連れていない人間の立ち入りは勧められておらず、入り口前にはゾーン侵入時の手持ちポケモン推奨レベルが注意書きとして表示されているほど。
実質的には従来作のポケモンが飛び出してくる草むらに相当する立ち位置と言える。
最初は数箇所しか存在しないが、ストーリーが進行するに連れ徐々に数が増えていく。捕まえられるポケモンが増える一方、これはつまり、人間の住む場所が減っていくということでもあり...
実のところ、ワイルドゾーン開設に対する市民の反応はストーリー開始直後からあまり芳しいものではなかった。
ポケモンとの共生を謳っているのに、実質的にはポケモンの隔離ではないか、と見られたからである。
このため、ワイルドゾーン撤廃を訴える集団や個人もチラホラ存在する。
ストーリーが進むと、今度は広がり続けるワイルドゾーンを脅威に感じる人々が増えだす。
最序盤のワイルドゾーン内でミアレガレット屋が営業していることからも分かるように、元々市民の営みや憩いの場だった場所が無理やりポケモンの場所に変えられた、というのもワイルドゾーンが持つ側面の一つ。それが増えるのだから無理もない話だろう。
プレイヤー目線でも、かつて人々で賑わっていた公園や道路がポケモンに占拠される様を何度も見せつけられることになり、ストーリー上明確なイベントがあった地点でも話が進めばワイルドゾーンになってしまうこともある。
ストーリー終盤になると、再開発を担当するクエーサー社にとってもこれが苦肉の策でしかなかった事がわかる。
「ポケモンとの共生」を掲げる彼らだが、わざわざワイルドゾーンが必要になるほどポケモンを街に呼び寄せたりはしない。ポケモンが街に増えた原因は別にあり、彼らはそれに対処していたに過ぎないのだ。
…それはそれとして、ワイルドゾーンは観光名所にもなったらしい。クリア後になると、人々の諸々の苦労を知ってか知らずか、ミアレ市長が観光に予算を回しまくっていることが明らかになるのであった。
ZAロワイヤル/バトルゾーン
夜になるとバトルゾーンが出現し、
ZAロワイヤルという
ポケモン勝負の大イベントが行われている。
日没とともに赤色のホロで囲われたバトルゾーンが町の一角に出現し、中にいるトレーナー同士で1vs1のポケモン勝負を仕掛け合うイベントで、目と目が合ったらそれがポケモン勝負の合図という従来通りのトレーナー戦が行われる形となる。
とは言いつつ、敵トレーナーに気付かれる前に背後から忍び寄り不意打ちで攻撃を仕掛けることも可能。
力量差次第ではこの不意打ち攻撃で1体ノックアウトすることもでき実質相手の手持ちが-1体な状態でバトルすることも可能。正々堂々勝負を挑んでもメリットはないので、積極的に奇襲を仕掛けよう。もちろんそれは主人公側にも例外ではなく、相手から先に見つけられるとこちらが不意打ちされた扱いとなりしばらく身動きが取れなくなる。
ほぼ確実に1~2発分の攻撃を無防備な状態で受けるため可能な限り避けたい。
参加者にはランク付けが存在し、バトルゾーンで相手を倒してポイントを稼ぐことでチャレンジチケットを入手すると、指定された相手とのランクアップ戦が発生。同ランクの中でも強者であるその相手を倒す事でランクが昇格する。
なおランクはZからAまで存在し、最強の称号であるAランクになると
何でも一つ願いが叶えてもらえるという。
ただし、
似たようなアレと異なり叶えられる範囲はあくまで「
主催であるクエーサー社が可能な範囲のみ」。
また、ランクG到達者にはクエーサー社が
メガシンカに必要な「キーストーン」を提供しており、高ランク帯になると一般トレーナーでもメガシンカを使いこなしてくる。
なお、バトルゾーンで勝利するとポイントの他に「メダル」も獲得でき、この所持数や撃破したトレーナーの人数に応じて夜明けごとに賞金ももらえる。高ランク帯ともなれば一晩10万もザラである。
ほかにも、バトルゾーンの中にはいくつか「ボーナスカード」が設置されており、それぞれに「指定されたタイプで相手ポケモンを倒せ」や「メガシンカしたまま技を当てろ」といったお題が課せられている。
このお題をクリアするとチケットポイントやメダルを追加で入手できる。
参加するミアレ市民の動機は様々。ランクAに到達して自分の願いを叶えたいと考えるものもいれば、単にお金稼ぎを目的にしているものもいる。
勝負後のNPCに話を聞いてみると、後述するMSBCのステータスの一環として参加している者もいるし、中にはボーナスカードを集めたいからという面白い理由の人も。
基本的に入り口は広く参加熱意も深く問わず、自由度は高いようである。
その目的は「最強のメガシンカ使い」を見つけだすこと。
ざっくり言えば、「ランクA到達者にミアレシティを救ってもらうこと」である。
なお、システム的に降格が存在しないため、このシステムだといずれ下位ランクが過疎るということも考えられるのだが、上記のような目的のため、本来であればランクA到達者が出た時点でZAロワイヤルは終了する予定だったようだ。
また「叶えられる範囲なら何でも叶える」と景品をかなり大きく出したことや、主人公のように見込みのあるトレーナー個人に対し能動的に勧誘をするなどして新規参入者は十分に確保していたものと思われる。
尤も、最終的にミアレシティを救うという大役を任せる都合上、報酬は大きく、頂は遠く設定したこと自体は利にかなっている。
さらに言えば最強のメガシンカ使いを決める過程で、ミアレを襲う危機に対処できるトレーナーを増やすというのも目的の一つ。
上位ランカーが増えることは、クエーサー社にとってむしろ喜ばしい事が伺えるセリフも存在する。
またそれの結果として、物語最終盤にミアレシティが未曽有の危機に襲われた際には、多くの優秀なトレーナーたちが事態収束に動いたことがマスカットから語られている。
このように、トレーナーの鍛錬と実力底上げを目的としている訳で、
本質的にはポケモンリーグと変わらないのである。
なお、願いを叶えることに関しては本当に可能な範囲でならちゃんと叶える気であった。
シローの「ワイルドゾーン全撤廃」のようにクエーサー社の活動と相反する願いを要求された場合にはどうする気だったかは不明。
しかし、ランクAに到達した主人公が「
ZAロワイヤルの継続」を願ったため「
ZAロワイヤル∞(インフィニティ)」と名を変えて続行。ランク分けは廃止され、チャレンジチケットを獲得したもの同士が「リワード戦」を争い、勝った側にレアなアイテムが授与される、という風にルールも変わった。
余談だが、ザックが100敗しているらしいので少なくとも主人公が現れるまでに100日は運営している可能性があるのだが、それでもランクA到達者が1人も出なかったということは、飛び級がなければかなり険しい道のりだったのではないかと思われる。(地道に頑張ってCやBまで行った人が飛び級の新人に抜かされたのはちょっとかわいそうである)
ところで、このバトルゾーンのシステムおよびランクアップ戦については、いくつか問題点がある。
まず、バトルゾーンになるエリアは複数あるが、どのエリアがバトルゾーンになるかは事前に告知されない。
作中冒頭のように自分のいる場所が突如バトルゾーンになったり、上記の通りバトルゾーンの壁に閉じ込められたりする。
バトルゾーンはワイルドゾーン同様出入口も固定であるため、出口まで遠回りを強いられることも。
次に、ランクアップ戦の相手がランクアップ戦をできる状態でなくとも決定される。
自分がランクアップ戦をしたくても、相手ができるようになるまで待たなくてはならない。
また双方の合意が必要であるため、相手がランクアップ戦をする気がない場合はいつまで経っても始められない。
さらに、ランクアップ戦は参加者同士が直接会わないと開始できない。主催者が呼び出すことはない。
主催者が対戦相手との連絡を仲介することもないので、相手が知らない人だと相手を探すところから始めなくてはならない。
この他ランクごとの階級分けがされていないので初心者狩り・格下狩りが可能だったり、参加意志がないことを表明する手段がないなど、さまざまな問題がある。
ゲームではランクアップ戦のための人探しや、相手の同意を得るための依頼が複数回あり、この問題とつきあうことになる。
クリア後のリワード戦では対戦相手も主催者が呼び出す形になるのでいくつかの問題は解消されるが、最も大きいバトルゾーンの問題は残ったままである。
少なくともバトルゾーンを発生させてるのは主催側なので事前告知はできるはずなのだが…
ただ家に帰りたい人とかどうすればいいんだろうか
上記の通り、昼と夜が切り替わるミアレシティ。夜限定で出るポケモンもいたりするのでバトルよりもポケモンゲットをした方がいい時もある。
過ごしていくうちにアナウンスが流れ、夜になろうとしていたり、朝(昼)になろうとしていることが分かるのだが、
ここで注意するべきなのは、切り替わり画面になるとやっていたことが場合によってはリセットされる。
そろそろポケモンがゲットできそう→切り替わり、でポケモンが消えたりしてしまうこともある。そこはどうにかならなかったのか。
そしてちゃんと「いつ寝ればいいんだ」とNPCが言っている。いつ寝ればいいんだろうなこれ。
また、バトルゾーンがどこに出るかはランダムなため買い物してたらバトルゾーンに閉じ込められ朝まで出られなくなったNPCも存在する。
登場人物・キーポケモン
MZ団
裏通りにある「ホテルZ」を拠点としてミアレシティの平和を守る自警団・ヴィジランテ的なチーム。
ホテルオーナーであるAZの願いを受け、リーダーであるタウニー/ガイを中心として活動を行う。
カロス地方ミアレシティへ観光をしにやってきた少年、もしくは少女。デフォルトネームはキョウヤ(男)とセイカ(女)。おそらく『共生』からだろう。
タウニーからポケモンを渡されてポケモントレーナーとしてデビューし、ZAロワイヤルのランクを上げつつ暴走メガシンカ事件も追うことになる。
拠点であるホテルZには自室があるが、一つの
ビッグな例外を除いて、模様替えなどはない。
『アルセウス』での主人公以上に身体能力が高くロトムグライドも駆使してミアレシティを駆け回る。
物語の開始前からジガルデに目をつけられており、最強のメガシンカ使いになることを期待されている。
ランクアップ戦での受け答えの選択肢にやたらと煽る強気な文言が含まれており、基本的に喋らない歴代主人公の中でも妙に癖の強いキャラクターとなっている。
ちなみに観光を終えて帰ろうとすると、夢落ち扱いで駅に戻される。
SVに続いて細かい顔パーツまで指定できる上に全メイク、全ドレスアップアイテムが男女共用。さらに今作から髪色のメッシュ・グラデーションが可能になった。
もっと言えば
男女問わずキュロット(スカート風ズボン)を着用できる為、前作以上にこだわり抜いた
男の娘・イケメン女子が作成可能となっている(ただし、男主人公の場合は
低音の男声な上、例外一つを除いて
後ろから見たらスカート風でもなんでもないただのズボンにしか見えない残念仕様)。
ちなみにグローブや靴といった小物の中には登場キャラと同じものも存在するが、プレミアがついているのか総じて値段が馬鹿高い。上記のスカート事情との兼ね合いか、小物と違いキャラの衣装はないためお揃いコーデなどはできない。
過去作主人公と比べると外見年齢がやや上がった分体格も男女の特徴が出ているので、本気でキャラメイクする場合はそれらをどのように活かすor隠すかが肝。
一方でアクション要素が増えた影響か、髪型の自由度は下がっており、特に長髪系が全くなく、セミロング程度のソバージュが限界となっている。もっといえばソバージュ程度の長さのストレートなどもないため、伸ばしたいならソバージュで妥協しなければいけない。
ホテルZのオーナーであるAZに恩返しするためにホテルZの宣伝を頑張っている少女/少年。
主人公が男の子ならタウニーが、女の子ならガイが登場する。この項目ではタウニーを基本として記述する。
髪色がデフォルトと違うためパッと見わかりにくいが、彼女/彼の顔パーツは主人公と同じもので、本編シリーズでは『XY』以来ご無沙汰となっている『選ばなかった方の主人公』枠とも言える。
尚、歴代初の初期から主人公が選ばなかった御三家を2匹引き取る異性主人公(ライバル)でもある。
『SM』~『SV』は3匹目はメインキャラではない御三家をくれた大人が引き取り、どうしても1匹だけ出番が少なく除外された扱いになってしまう為、メインキャラである異性主人公(ライバル)が引き取る事で、その問題を解決する為と思われる。
尚、『SV』のネモも最終的に2匹目の御三家を持つが、彼女の場合はDLC版後期のイベントであり、2匹目は違う地方の御三家で(DLC後期で過去作の8世代までの御三家24匹が条件を満たせば野生出現する為、様々な固有キャラが歴代御三家を持つファンサービスの一種である)、相当する地方の御三家の3匹目はクラベル校長が引き取っている為、本編では1匹だけなので例外。
その為、異性主人公(ライバル)で相当する地方の御三家を初期から2匹選ぶのはタウニーが初である(『剣盾』のホップは初期からポケモンを2匹持っているが、1匹は一般ポケモンである)。
エムゼット団の発案者にしてリーダーで人一倍思い入れがある。
母親の形見である破れたジャケットを愛用しており、ドレスコードの可能性を鑑みて着替えを勧められても「これが自分の正装」と主張して拒否している。
街の探偵マチエールには人探しの依頼をしているようだが……?
人助けが趣味というぐらいの根っからの善人で、ミアレに来たばかりの主人公の事も親身になって付き合ってくれている。
人の善意を信じすぎるところがあり、その純粋さが裏目に出てヤクザに借金を作ることにも。
…というかぶっちゃけ自分の目的に盲目すぎるきらいがあり、初対面からしていきなり駅から出てきたばかりの観光客(主人公)を捕まえて動画撮影に協力させるなど強引な面が見え、借金の件にしたって反省するそぶりをほとんど見せないばかりか別の「人助け」でどこかへ行ってしまい対応をまるっきり主人公(とデウロ)に投げてしまう。
特にガイ(=女主人公)の場合は自分がした借金の対応を連帯保証人ですらない女の子2人に押し付けてどっか行くとか言うとんでもないクズヒモ野郎ムーブになってしまっている。
また、ユカリが主催したバトル大会に招待された際にも暴走メガシンカの一報が入るや否や即座に主催のユカリや他の参加者に何の事情も説明せず一方的に棄権しようとし、諸々解決して戻ってきた後も一切謝らないという問題行動を起こしている。
また趣味の人助けも誰かれ構わずというわけでもなく、選り好みする場面もある。
なお、料理の腕は高い模様だが食事のセンスは独特で、タワー状に盛りつけたカレー(つまり中にライスが入っている)の周りに3つもクロワッサンを置いた「クロワッサンカレー」が得意料理。ガラル出身なのだろうか。本人はこれをホテルZの名物にしたいらしい。
デウロからの受けはいいが、ピュールは「別々がいい(意訳)」と意地でも食べないまぁカロス出身であろうピュールからすればクロワッサンに対する冒涜に見えるのは仕方ない。
なおタウニーの場合、「これはなに?」と困惑する主人公に「質問される意味がわからない」「食べて」と凄い圧をかけてくる。
主人公と肩を並べて順調にZAロワイヤルのランクを伸ばしていき、同着でAランクに到達。
それと時を同じくして、プリズムタワー…もといその中に隠されていたアンジュが暴走の兆しを見せ始める。
マスカットから、ZAロワイヤルの本当の目的が「最強のメガシンカ使いを探し出し、メガフラエッテと共にアンジュを制御し暴走を食い止めてもらう」であったことを説明され、主人公とタウニー/ガイは、ミアレシティを守る大役を賭けてZAロワイヤル最強決定戦に臨むことになる。
主人公が勝利すれば、メガフラエッテと共にアンジュに乗り込むのは主人公と決定する。
……のだが、ここでタウニー/ガイが「それでも自分にやらせてほしい」と食い下がったため、結局はタウニー/ガイがアンジュに乗り込む役目を果たすことになる。
正直なところ、展開だけ説明すると「なんで!?」と突っ込みたくなるプレイヤーが続出したと思われる。最初の言い分が「だって…ミアレのみんなやポケモンを守りたいし」という、説明になっていない理由であるのも腑に落ちないポイントかと思われる。
実際、彼女/彼がそう言った理由としては「主人公はジガルデに認められたトレーナーであるため、もしものときはジガルデと共にミアレを守ってもらう」という意図があったので、リーダーらしく後の事を考えて筋は通っているのだが、主人公に負けたはずなのに後出し感が否めない……。
はたしてフラエッテと共にアンジュに乗り込んだタウニー/ガイはアンジュの制御室でアンジュの制御を開始。
ところが、アンジュは制御できたどころか更なる暴走を起こし、アンジュからはフラエッテのえいえんのはなのような触手があふれ出し、ミアレシティを破壊。さらにあふれ出すエネルギーで街中の野生ポケモンたちが暴走メガシンカを起こしてしまう。
幸い、タウニー/ガイはアンジュの中でメガフラエッテに守られているため無事。
「タワーの上からの景色ってすごい!」とめちゃくちゃ呑気なことを通話してきたあとローズ地区にいるジガルデを発見。主人公にジガルデとの合流を促し、主人公は街で出会った仲間たちの力を借りながら、ジガルデとの合流、そしてアンジュフラエッテの鎮圧へと挑んでいくのであった。
……というのが最終盤の物語なのだが、若干彼女/彼の強引さに最後まで付き合わされた感もある、とプレイヤー間ではこのイベントに関しても賛否がある模様。
もっとも、結果的にタウニー/ガイがアンジュの制御に回ったおかげで事態が収束したため、采配は正しかった。
一方、本当は最強のメガシンカ使いではなかったタウニー/ガイが制御した結果なのでは、という考察もあり、実際のところ彼女/彼の行動については疑問視されるところもある。
ちなみに、タウニー/ガイとの最強決定戦は敗北した場合もやり直しにならずストーリーが進行する。
その場合は、もちろんタウニー/ガイが最強のメガシンカ使いとしてアンジュに乗り込むので、どちらかというとこちらのほうが流れとしては自然で正史っぽさがある。
ダンサーが将来の夢の少女。相棒はヒトデマン→
スターミー。劇中ではあまり強く押し出されないが
食いしん坊で、クロワッサンが好物。
一見お調子者っぽい雰囲気だが、MZ団では
一番の常識人にして苦労人。暴走メガシンカ対策の作戦会議も基本的に彼女が率先して進行する。
そして……
- タウニー(ガイ)の無茶振りで暴走メガシンカポケモンを3体全て鎮めて回る主人公を気遣う
- タウニー(ガイ)の不注意を叱りつつもトラブル解決のため、主人公と共に危険を承知でヤクザの事務所に乗り込む
- タウニー(ガイ)の目的の一つであるホテルZのイメージアップに協力すべく、正装でセレブ集団MSBCと対等に接し、彼らとコネを作ってプロデュースに協力してもらうという粋な作戦を立案する
など、
大変仲間思いな優しい性格で、まさに
母性の権化である。
プロのダンサーを目指してミアレに来
て路頭に迷いかけたところをタウニーに声を掛けられてホテルZに住む代わりにMZ団に加入した。
頭頂部の特徴的な髪型と名前の関連性と「兄がいる」との発言から『XY』の
ティエルノの妹かと思われる。
ティエルノのTシャツの柄にバニプッチが描かれていたからか、彼女の手持ちにもバニプッチが入っている。
ファッションデザイナーが将来の夢の少年。相棒はズルッグ→
ズルズキン。
既に相当な技量を持ち合わせており、主人公のジャケットや作戦会議室のMZ団旗も彼のお手製。
祖母に自分の仕事道具を捨てられたショックで家出していたところをタウニーに声を掛けられて、仕事部屋の提供を対価にMZ団に加入する。
見た目がショウヨウジムのジムリーダー、ザクロに似ているがデウロほど決定的な情報もないため実情は不明。
ファッションデザイナーとしては自己評価は低めだが、界隈では噂の新星と警戒されてるレベルには腕がある。
一方でネットアイドルであるカナリィのガチオタクなんて一面もある。
しかも、
などカナリ(カナリィだけに)面倒くさいタイプのオタクである。
彼女の配信は欠かさずチェックしており、いつか自分のデザインした衣装を着てもらうのが夢だとか。
マイペースな性格と他人への関心の薄さから序盤はやや冷たい印象を受けるものの、
中盤では主人公がカナリィとランクアップ戦をするためにクイズ大会の
カンニングサポートをしたり、突如出現したポケモンに驚き可愛らしい反応をする、主人公だけに苦労を背負わすまいと暴走メガシンカの鎮圧に積極的に協力するなど、ストーリーを進めるに連れプレイヤーからの好感度はまさに
シビルドン登りである。
ミアレに住む人とポケモン
『XY』の終盤で再会したフラエッテと共にホテルZを営み、客数は少ないものの穏やかな余生を過ごしている。
だが、3000年生きた身体には流石にガタが来ているようで常に杖をついて歩いており、終盤では咳き込むようにもなる程衰弱してしまうが…
3000年前、戦争の際に最愛のポケモンであるフラエッテを喪う。
深い悲しみに暮れたAZは他のポケモンの命を犠牲にしてポケモンを生き返らせるキカイを造りフラエッテの蘇生に成功。
それでも愛するポケモンを傷つけた世界への怒りは治まらず、そのキカイを最強の最終兵器へと改造し地表を焼き払う。
しかしフラエッテは気付いていた。自分の命は他のポケモンという生贄の上に立っていることに。
やがてフラエッテはAZの元を離れた。AZは嘆き悲しみ、彼には贖罪の意識が芽生える。
最終兵器の副作用で寿命が長くなりすぎたAZは孤独のまま3000年間彷徨っていた。
2000年前、放浪の旅の中で彼は時の権力者に頼まれ、カロスの中心地に「アンジュ」を建設する。
フラエッテの過剰な生命力を分け与えることが目的の装置であり、
これが彼なりのフラエッテへの贖罪だった。
現在はプリズムタワーとして外装が変わっている。
5年前、愚かな人類の粛清を目的とするフレア団に最終兵器のカギを奪われ起動されるが、結果的には3000年前のような最大出力で発射されなかった。
最終兵器を止めた聡き少年少女のお陰でAZは最終兵器を起動する前の心を取り戻し、
彼は3000年ぶりにフラエッテと再会することができた(これが『X・Y』の物語である)。
しかし最終兵器の影響で本来の主であるメガフラエッテが存在しないままに、
アンジュ内で生成されたメガエネルギーを放出しており、
このメガエネルギーが原因でメガカケラが結晶化して街に点在したり暴走メガシンカが問題となっている。
AZの最愛のポケモン。
このフラエッテが持つ花は他のフラエッテでは見られない尖った独特な色と形をしており、内部データ的にも通常のフラエッテとは別種として扱われている。
最終兵器の影響で永い寿命を持っており、このフラエッテにしか使えない「はめつのひかり」というフェアリータイプでビーム系の技がある。
序盤、この「はめつのひかり」を、意図せずバトルゾーンに入った主人公に絡んだチンピラを追い払うために威嚇目的で
ぶっぱ披露するのだが、そのエフェクトが
はかいこうせんよりも遥かに大きい。
王のお気に入りという立場にありながら徴兵されたことや、遺体が恐らくは五体満足で帰って来たことから、元々高い実力はあったのだろう。
伊達に戦場は経験していない。
こんなノリなので、ファンからの愛称は専ら"姐さん"、"フラエッテの姉御"であり、相性有利のサビ組の連中でさえ彼女には頭が上がらないことだろう。
黒い犬のような姿をしたポケモン。
主人公を導くように現れては「しんそく」で去り、時には自身との戦闘によってその力と素養を見極める。
ある時には小さな石ころをくれるが……?
5年前の最終兵器の事件にて、語られてはいなかったもののジガルデもまた秩序を護るために戦い、最終兵器の光から人とポケモンを護っていたことが語られた。
『SM』のアローラ地方でセルの状態で拡散されていたのは休息のためであり、その際に
Zワザの力も吸収していた。
アンジュが暴走した際には主人公を呼び、キズナを結んだ相手として認め共にアンジュフラエッテ撃破のために力を貸す。
その戦いの最中かつて主人公が受け取ったいしころが輝きジガルデナイトへと変質する。
主人公とのキズナを力にしたジガルデはメガジガルデへとメガシンカ。
アンジュの光線を打ち消す力を持つ全力のコアパニッシャー「無に帰す光」を撃ちミアレの秩序を護った。
その後プリズムタワー跡地にて改めて主人公の力を見極めると、主人公を認め主人公のポケモンになる。
ミアレでは有名な凄腕の探偵兼ポケモントレーナーの女性。
5年前に親同然に面倒を見てもらった
国際警察の意志を継ぎ、現在は探偵事務所「ハンサムハウス」の2代目所長を務めている。
相棒は
とある人物から受け継いだ
カラマネロ。それとは別に、バトルはしないパートナーとして「もこお」という名前の
ニャスパーを連れている。
なお、とある人物からはクロバットも受け継いだはずなのだが
、今作では内定していないというメタ的な事情もあってか登場しない。
また、居眠りしていたのを誤魔化す際など、言い訳する時の言動は初代所長に似てきた。
『X・Y』当時と異なり識字力も格段に上がったようで、テキストには漢字表記も混じるようになった。
ピチピチのイクスパンションスーツの上に、上半身しか覆わないコートだけを羽織るという尻フェチには眼福極まりない格好。なおエスプリ時代の癖が残っているのか、走り方は所謂ナルト走り。
元
フレア団科学者の女性。司法取引によりその技術力を買われ、現在は言動の監視も兼ねポケモン研究所における所長代理のポストを与えられている。
その過去については公にこそしていないものの、フレア団時代に着用していたゴーグルを机の上に置いていたり、使っている椅子や部屋にあるPCにはしっかりとフレア団のロゴが刻まれていたりする。
クエーサー社の都市再開発計画には振り回されているようで、目の下に隈を作っていたり主人公が訪れる際は独り言で業務への鬱憤を叫んでいたりする。
主人公にも調査協力として「モミジリサーチ」なる活動を依頼してくる。
内容としては図鑑を埋める・ポケモンを進化させる・街中にあるメガ結晶を破壊するなど。これらの行動を起こしミッションをクリアすることでポイントを得られ、一定数貯まると調査レベルがアップ、その報酬としてわざマシンなどのアイテムを受け取れる。
最終的には色違い厳選のお供の
ひかるおまもりを貰えるが、このために避けて通れない
とあるリサーチが鬼畜の極みとプレイヤーからはもっぱらの評判。
ミアレシティの名物タクシー運転手。いつもラシーヌ工務店向かいにあるタクシー乗り場でお客さんを待っている。
ZAロワイヤルにも参加しており、腕前は
永遠のZランク。主人公のランクアップ戦初陣の相手となる。
と、これだけなら序盤のぽっと出なザコトレーナーの1人に過ぎないが、実はタクシー運転手としては超優秀。
彼にタクシーを頼んでみると快適な運転と、目的地までの世間話として
エアームドとカーチェイスを繰り広げた話や、
過去作のある人物にまつわるとんでもない話など、実に様々な面白い話を聞くことができる。
ストーリークリア後に再戦できるが、他の再戦トレーナーは手持ちポケモンのレベルが軒並み70前後まで上がっているのに対し、ザックのみなぜか初戦から据え置きのレベル10前後。
クリア後にはこちらの手持ちも大体レベル70にはなっているので負ける方が難しい。
ZAロワイヤルで最初のボスという立ち位置、ミアレシティの元ネタがフランスであることや今まで99敗し主人公との対決で見事100敗を記念することから元ネタは
パンチアウト!!シリーズのグラス・ジョーである可能性が高い。
大都市らしくいわゆるNPC・モブと呼ばれる存在に相当するキャラクターが街に多数存在し、賑やかさをもたらしている。
……のだが、今作では上述のザックを始めとして、
自爆技を覚えたポケモンだけで戦う芸術家、12匹ものコフーライを美術館の中で迷子にしてしまうカップル、スターミーをあがめる謎の宗教団体など、やたらと存在感が強いモブが多く、お陰でメイン並に濃いサイドストーリーも多く存在する。
またミッションに絡まない人物からもシリーズ関連の貴重な小ネタ話を聞ける機会があるので、積極的に話しかけてみてコミュニケーションを取るのもおすすめ。
剣盾・SVと同様に、近くを通った際に会話や独り言の吹き出しを出す住民も多数。街を歩いている最中には耳を傾けてみても楽しい。平凡な会話をしていたり、自身のポケモンについて語っていたり、世知辛いぼやきを言っていたり、ポエマーだったり、含蓄のある格言を述べていたりと様々。
ストーリー中盤で登場する面倒くさい面々。
「町にポケモンがやってくるのはクエーサー社の仕業」との噂を確かめにジェットに直接抗議していた。簡単に言ってしまえば過激な環境団体である。
代表の目は悪い意味で曇りがないためある意味不気味。
しかもよりにもよって主人公とカラスバの2人を相手に「俺らの正義を邪魔するなら自慢のポケモンで追い払うぞ」と言ってのけるなど思想はジャスティスの会より悪い方向にひねくれていると言えよう。
なお肝心のバトルだがレベルはモブとして相応なもののカラスバとのリンチ2VS1なため超弱い。
2人に負けると「いつかクエーサーの欺瞞を暴くからな 覚えてろ!」と吐き捨てて逃げ去るなど最後まで小物として終わった。
名前の割に終盤一切姿を見せず、結果本編で大口叩いただけで肝心のミアレの危機に現れすらしないという醜態。
もはや名折れもいいとこである。
あのマニーですらたまたま居合わせたとはいえ主人公を間接的に支援しているし、なんなら「ミアレシティのため」を有言実行している反社組織のサビ組以下である。
カラスバにはバトルどころかミアレを愛する心でも完全敗北に終わったと言えよう。
メタ的視点で言うなら代表者に名前が設定されていない時点でお察し、ということなのだが。
というかクエーサー社に乗り込んで過激な活動しているところをカラスバにシメられて終わり、というだけの役割なので、他のメインミッションの登場どころか本拠地もマップに見えなければ、会員が普段何をしているのかすら不明。
つまり実質はそこらのモブと本当に大差ない程度の存在なのである。
ぶっちゃけカラスバとサビ組、及びクエーサー社の正当性を強調するためのかませ犬と言われても仕方がない
見方を変えると「正義を振りかざして大口叩いている連中が、活動においては匿名で自分の身の上を明かす覚悟もない」とも見れて、色々とアレな話な気がしてくるが。
あえて擁護するなら代表の手持ちはカイロス、イワーク、オニゴーリ。3体ともメガシンカする系列にあるポケモンであり少なくとも2体、仮にイワークが進化していれば手持ちすべてが暴走メガシンカしていたとしてもおかしくはない。
事実、メガハガネールとは戦う場面があり、戦闘こそしないがメガカイロスが大群で押し寄せるシーンもあるので、その中に混ざっていた可能性はある。
また、彼らがクェーサー社を疑ったこと自体は完全な筋違いではあったが現状のミアレシティが大問題なのは事実であり、何も知らない一般市民たちの立場からしたら再開発を主導しているクェーサー社が疑わしいとなるとこは(実力行使しようとしたのは論外とはいえ)仕方がないとこはある。
無関係の都市ではなくきちんとミアレシティで抗議活動を行っているあたり、現実のそういった団体よりはマシではある。
クエーサー社
2年ほど前にミアレに進出し、現在ではミアレシティの再開発事業を一気に引き受ける外資系大企業。
ホロ技術を駆使してワイルドゾーンやバトルゾーンの設置・展開を行ったり、ZAロワイヤルの運営を行うなどの活動も行っている。
しかし一方で、暴走メガシンカ事件について住民に非公開のまま事態を収めようとしたり、次々にワイルドゾーンの設置を行ったりという行動から、一部市民からは不信感や反感を抱かれている。
あの人や
この人の件から発売前は実は黒幕なのでは?と言われているが…?
クエーサー社の社長。本作の「ポケットモンスターの世界へようこそ!」を担っていたりもする。
ミアレの再開発計画を進める一方で住民からは抗議活動も受けている。
暴走メガシンカ事件について把握しているが公表はしていない。
タウニーの愛用しているジャケットに見覚えがあるらしく、元の持ち主であった母親に心当たりがある節が見受けられる。
クエーサー社の社長秘書。体格のよい大柄な男性。素顔は強面だが、物腰丁寧でとても優しい性格。
常にサングラスをかけているが戦闘時に一瞬外すほか主人公に負けるとサングラスがズレる。
ヤンチャムとミミロルの髪留めがチャームポイント。かわいい。
相棒は
ジジーロン。なお、パーティにはいかついポケモンの中に
実際にミミロルが入っている。本人曰く「捕まえたて」らしいが、ある意味ちゃんとポケモントレーナーしてる人。
暴走メガシンカ事件解決には奔走しており、暴走メガシンカが発見された際にはエムゼット団との連絡係も務めている。
娘がおり、バトルに負けて帰ると怒られるらしい。
終盤、ジェット社長が主人公たちにクエーサー社の目的について語ってくれる。具体的には以下の通り。
『人口流出や風評被害による土地の資産価値低下を防ぐ目的でミアレ都市開発が計画されました。とはいえリスクのある計画のため引き受けようとする企業はなく、弊社が担当することになったのです。』
……以上。実のところクエーサー社は裏も何もなく、単にカロスの企業が手を出そうとしなかった「ミアレ都市開発」という火中の栗を拾い、その完遂に向けて頑張っていたに過ぎなかったのである。
引き受けるにあたり、なぜ外資系企業なんぞが、と思われる危険性も十二分に承知していたが、「それでもやるべき事業ととらえた」とのこと。
またモブの台詞の中に「(再開発を外資企業がやることへの疑問に対して)フレア団があんな事件を起こさなければ」というものがあるので、フレア団のせいでフラダリと繋がりのある地元の企業達は信用が失われて引き受けることができなかった可能性もある。
ともあれ、プレイヤーからの疑念については前作のクラベルと同じように完全に風評被害であり、社長もマスカットさんも人格者というにふさわしい人物である。
ポケモンとの共生も開発当初から掲げられた理念であり、本編でいうワイルドゾーンのような場所も最初から用意するつもりではあった。
しかし、ゲーム本編で起きた野生ポケモンの異常増加は全くの想定外であり、街の数割を占めるワイルドゾーンが出来てしまったのは彼らにとっても不本意だったようだ。
DG4
ミアレを中心に活動するネットアイドルの「カナリィ」およびそのファンが所属するグループの名前。
かなりの人気を誇っているらしく、街中には彼女のファンらしきオタクがちらほら見かけられる。
グループ名はカナリィの相棒ポケモンが使う得意技「
でんじほう」をもじってつけられたもの。
ピュールは「会員番号一桁にもならないのに参加したところでただのモブ」というこだわりの強さ故に所属していない模様。
ゲーム配信を中心として活躍しているネットアイドル。
ぼくっ娘で、
大きい…… でんきタイプの使い手で相棒は
シビルドン。
キレのある毒舌トークが特徴で、ネットでの人気もシビルドン登り。
配信業のみならずポケモン勝負の腕前も高く、ZAロワイヤルではFランク。
しかしゲームの方が好きでポケモン勝負には積極的でなく、彼女が対戦相手に選ばれたせいで主人公はわざわざファンイベントでお願いを聞いてもらう権利を獲得しに行く羽目になる。
同じく配信者キャラの
ナンジャモとは、使用するポケモンのタイプ・一人称・ツートンカラーの髪と色々共通点が多い。
ラシーヌ工務店を率いる老人。
じめんタイプの使い手で相棒は
ドリュウズ。
ミアレシティにはラシーヌ工務店が制作したアスレチックのような組立足場が設置されている。
実はタラゴンは
カナリィの祖父。
孫娘のカナリィを溺愛しており、彼女がやりたがらないファンミーティングなどは
タラゴンがカナリィのホロに扮して行っている。要するに配信はカナリィ、リアイベはタラゴンがやっているのだ。
基本的に孫のアイドル人気促進のためにやっており、主人公が(配信者としての彼女に興味があった訳ではないため)ファンミのクイズ大会の報酬としてランクアップ戦を要求して来たとこは驚きのあまり孫の演技を忘れ素に戻っている。
一応カナリィからも許可は取っているが
ドン引きはされている。
(そりゃそうじゃ)トレーナーとしての肩書もカナリィファンクラブであるDG4である。
初見プレイヤーは覚えていない可能性が高いが、初対面の時点でガイ&タウニーに対して
「素人の動画配信で客を増やすのは難しいぞ
うちのカナリィにCMしてもらおうか?
」と主人公のいる前で話しているので
カナリィに配信をさせられる立場であることまでは隠す気がない模様。
もし頼んだとしても中身はあんたなんだろうな
また前述の足場アスレチックで拾える
カラフルなネジを集めると、カナリィを模したぬいぐるみと交換してくれる店員がいる。
ポケモンの
ダイレクトアタックで主人公が気絶しにくくなる効果や獲得経験値アップ効果など、冒険を便利にしてくれる追加効果が得られるので、気が向いたら集めて交換しよう。全て交換しきると嬉しいプレゼントがもらえるという噂もあるぞ!
なおこの店員、何も交換せずに立ち去ろうとすると「何しにきたんだよ」とクッソ雑な対応で返す。じいちゃん教育しろ
DG4の会員番号1ケタで、自称最古参のカナリィオタク。
見た目も言動も古典的なオタク像そのものである。
カナリィカルトクイズ大会では常に優勝を飾っているらしく、成り行きで参加する事になった主人公に対しては激しくライバル心をぶつけてくる
ため、ピュールからはマウント取ってくるタイプのオタクと不評。
しかしいざ主人公が優勝すると事情を察しつつ称えてくれる、良くも悪くもストレートかつ熱いオタクである。
メインシナリオでの登場後も、サイドミッションなどではカナリィ本人以上にちょくちょく出番があったり、ストーリー終盤でも主人公達の援軍に駆けつける
というか近くにいたので巻き込まれた。
またメガシンカは出来ないがポケモンバトルの実力は中々のものであり、仲間内での切磋琢磨や訓練も欠かさないため見た目に反してかなり高スペックなオタクである。
ジャスティスの会
筋骨隆々な美丈夫「シロー」を頭目に、ジョーヌ地区に和風の道場を構えるポケモントレーナーの集団。
昼間は格闘家の道着を着た門下生が木人相手に鍛錬を行い、夜は祈祷師風の格好をした門下生が瞑想?を行っている。
「ジャスティスの会」という組織名はそのまま武道の流派の名前でもあるらしく、シローはその開祖だとのこと。昼間の稽古はシローが、夜間は彼の妹であるムクが担当している。なお、門下生たちはなぜか全員女性である。作中では男性に勧誘を行っている描写もあるため、ここまで男女比が偏っている理由は謎。
過去作で言う「格闘ジム」「ゴーストジム」に相当する集団だが、彼らと違い「ワイルドゾーンの撤廃」という目標を掲げる、ある種の思想集団でもある。その主張は以下の通り。
- ミアレシティが真に野生ポケモンとの共生を謳うなら、ワイルドゾーンそのものを無くした方が良い。
- 野生ポケモンが怖いのはわかる。だから、ジャスティスの会に入門してポケモンバトルの腕前はもちろん、トレーナー自身の力も鍛えて欲しい。上段者になれば素手でポケモンと戦うことができる。
- 「ミアレシティのみなさんがジャスティスの会で強くなれば、ワイルドゾーンはなくせるのです。」
つまり、「野生ポケモンと隣り合わせの生活でも問題ないぐらい、人とポケモンが己を鍛えるのが真の共生の道」というのが彼らの主張である。これに対するミアレ市民の反応だが、タウニーの言葉を借りると「
なかなかおもしろい理想だね。実現不可能だけど」「ズレたまままっすぐの人ってメンドー」とのこと(後者については
おまいうでもあるが)。
ともかく、彼らは上記の主張を日課とする演説で広めており、またミアレシティ各所では勧誘活動に励む門下生が確認できる。無理強いするつもりはないようだが、シローは理想実現のため「発言力 影響力を増す」ことは望んでいるようで、そのためにZAロワイヤルに参戦している。
ノースリーブから覗く丸太のように太い二の腕が目を惹く青年。姫カット+端正な顔立ちをしているため、その筋肉量にも関わらず一瞬女性と見間違えかけたプレイヤーもいるとか。
ジャスティスの会開祖を名乗るだけあり、人間としての実力であれば作中トップクラス。ストーリーを進めれば、彼の常人離れした力をイヤと言うほど見せつけられるだろう。
主人公とは日課の演説で邂逅した後、とある理由でしばらくの間行動を共にすることになる。
実のところ、彼自身は単なる正義感に篤い、脳筋を地で行く男でしかない。戦闘前の口上が「力こそパワー!!力こそジャスティス!!」であるなど、やたら「力」「ジャスティス」に拘るきらいはあるが、ワイルドゾーン撤廃に向けた運動自体は単に人間とポケモンが「お互い自由にある」のが良いと思いやっている様子。
ストーリーの進行中、彼と行動を共にする機会があるのだが、その際には
自らの拳で鉄格子の扉を粉砕するなど、彼の
人間じゃねぇ!身体能力を堪能することができる。また彼曰く、投げるボールの速度は
165km/hを超えるという
もう野球選手になれ。ヘビーボールやフェザーボールが現存していたらどうなっていたことやら。
このため一部プレイヤーからは「
人の皮を被ったキテルグマ」「
人間のオヤブン個体」「
ヒスイ地方でも生身で生き残れる男」などと例えられている。ジャスティスの会の思想についても「
シロー本人が実践できるから疑問に思わないし、周囲もシローというサンプルがいるから疑問に思わないのか」と斜め上の納得をされる事に。
と、猪突猛進を絵に描いたような人物ではあるが、筋肉で問題解決を図ろうとしてはムクやマチエールに窘められ、その都度反省しているように、力だけでは解決できる程世界は易しく出来ていないことを少なくとも頭の上では重々承知している。(まぁ喉元過ぎれば熱さ忘れるで、結局すぐにまた拳に頼ろうとするのが悪い癖で、その都度叱られて反省する様はさながら大型犬とその飼主である。)それ故か、人々と接する態度は謙虚で非常に紳士的。
演説に関しても、キャラに似合わず目的や理念がが明快でわかりやすく、その上他の意見を否定するような事は言わない優れた内容になっており、説得力は高い。
実際、こんな極端な思想の集団でありながら、道場の門を叩く人々(特に女性)が後を絶たないのは、彼の人やポケモンを思いやる本質的な優しさに惹かれてのことであるのは間違いないだろう。
……とはいえ、やはり周囲を振り回す傍迷惑な人であることも間違いない。事実ミアレ市役所には、ジャスティスの会の活動による騒音被害に対する苦情も多数寄せられている。また、
妹のムクに甘え過ぎな点も彼の短所である。前述の苦情対応はほとんどムクに丸投げしている他、
力加減が苦手なせいで、スマホロトムをいつも壊してしまう機械音痴であり、おかげでスマホロトムの操作もムクに任せっきりである。当然、ムクから文句を言われることも日常茶飯事である。
そして、街にはポケモンが苦手で特別ポケモンとの共生を望まない人や、年齢や病気、身体障害などの理由で身を鍛えようにもできない人も存在することも忘れてはならない。シローが絶え間なき鍛錬やポケモンとのふれあいを通じ生身でポケモンと格闘できる程心身を成長させてきたのは紛れもない事実だが、自分ができるから無条件に他人もできると思考停止してゾーンの壁を取り払ってしまえば、そこに広がるのは、ポケモンに対応できる強い人間と、人間に対応できる強いポケモンだけが生き残る"弱肉強食"を唯一の理とした"共生"のカケラも無い世界であろう。
もしも、"人とポケモンの境界なき共生"という自身の理想の本気で実現するのであれば、
ちなみに、スーパーユカリトーナメント参加時には、強くなろうと決意したのはユカリの部下であるハルジオに以前負けたことがきっかけだと語っている。
ZAロワイヤルでのランクはEランク。
イメージに違わずかくとうタイプの使い手で、相棒は
タイレーツである。腰にタイレーツを模したポーチをつけている事がヒントとなっている。
シローの妹。シャンデラ風の帽子を被った祈祷師のような格好をしている。
容姿からは幼そうな印象を受けるが、主人公の会話選択肢は全て敬語遣いになっているため、
意外と年上なのかもしれない。
兄と違い運動はあまりできないが、ゴーストタイプのエキスパートとしては門下生はもちろん、ジャスティスの会の外にまで名が知られるほど。
クールな性格だが冷淡な人間ではない。
兄であるシローの理想を支えるべく活動しているが、度々ミアレを騒がせるシローへのクレーム対応に頭を悩ませている。
主人公とシローのランクアップ戦が開かれる頃には相当辟易していたらしく、「ランクアップしたら同じことの繰り返し」と、シローのスマホロトムを持ち出してとある場所に潜んでいた。
上記の通りゴーストタイプの使い手で相棒は
シャンデラ。ボールはネストボールを使用。
熱血正義系の兄とは正反対な性格に見えるが、戦闘の際には兄と同じく「
力こそパワー!!力こそジャスティス!!」と宣言するなど、割と似たもの同士なところも。実際、相棒のシャンデラは
特攻お化けでその名の知れる超火力アタッカーであり、しかもメガシンカで特攻種族値を
175まで上昇させ、高威力なほのお技や通りの良いゴースト技で攻めてくるものだから、早急に食い止めなければあっという間にパーティは壊滅するだろう。物理か特殊かの違いはあれど、
やはり血は争えないところか。
そんな訳で上記のように嫌気が差すことはあれど、基本的には兄と兄の理想を支持しているようで、仲は悪くない。
カナリィとは昔から仲良しで、一緒に遊んだりもしている。配信者としてのカナリィにもお熱なため、本格的な登場の前に、カナリィクイズ大会でも名無しの参加者として少しだけ登場している。
ユカリトーナメント参加時にも、試合中以外は
コート前ではしゃぐユカリにはまるで目もくれずカナリィにゾッコンな様子だった。
もしかしたら、そっちの気もあるのかもしれない・・・
ちなみにクイズ大会で勝ち抜いてカナリィとお近づき(?)になったり、バトルで何度もカナリィを下している主人公へは嫉妬心からかやたらと塩対応だが、
などカナリィさえ絡まなければ概ね好意的である。
シローの5番弟子を自称する少女。ストーリー序盤、ハンサムハウスに向かう主人公らとルージュ広場で対面し、主人公と交戦。ポケモンはシローと同じく
かくとうタイプが主体。
真面目でひたむきな性格で、尊敬するシローに近づくべく日々稽古に勤しんでいる。
ストーリー中盤、大きくランクを上げた主人公と再戦。主人公の勝利後は『アルセウス』の警備隊長同様に彼女にかいでんのタネ(コタネだけに)を渡すと、メガエナジー消費で特定の技を1度だけ強化する機能「ワザプラス」を解放してくれるようになる。
サビ組
「街の汚れの掃除人」を自称する団体。
…なのだが、サングラスをかけて顔にキズのついた強面たちが構成員として所属する
どう見てもそっち系の団体。
つまりは
本作における敵対組織枠である。
あまりお関わりになりたくないし、ならない方が良いタイプの人々だが、主人公たちはある事情から彼らと対面せざるを得ない羽目に…
サビ組のボス。コガネ弁で遠回しな脅しをかけてくる、どう見てもインテリヤクザ。
こんなナリだが警察の厄介にはなったことがないらしい。
顔つきは厳ついが身長は主人公と同じぐらいで、成人男性キャラの中ではかなり低い方。
ボールの投げ方や走り方など、微妙に
運動神経が良くないと思える描写も見られる。
「お金の話でなあなあはアカンやろ?」の台詞からわかる通り、金に関するケジメは厳しく、どうやら借金でクビが回らない人に無償の強制労働させているとの悪評が広まっている。
エムゼット団もタウニーが作った100万の借金の利息返済のため働くために。なお返さない場合は「毎晩ホテルZでポケモン大会をやる」と脅しをかけた。
「雑居ビルを占拠するヤンチャなモンの始末」「街にはびこるゴミどものおかたづけ」「よその組のモンとの血で血を洗う争い」を主人公はこなすことになる。
やがて主人公のことを気に入ったため借金の利子はチャラにしてくれた。
ZAロワイヤルではDランク。
どくタイプの使い手で相棒は
ペンドラー。フラダリに援助を受けた過去があり、最終兵器の事件を経てもなおフラダリへは恩返しをしたいと思っている。
そのためか手持ちにはギャラドスが入っている。
サビ組のNo.2。カラスバとは対照的に大柄な体格の、いわゆる武闘派構成員。こっちもヤクザにしか見えない。
はがねタイプの使い手で相棒は
エアームド。
カラスバと出会うまではサビ組のボスだったが、カラスバの才能を見込んでボスの座を譲っている。
ある下っ端によれば、どくタイプを無効化するはがねタイプを愛用しているのは、カラスバのカリスマに対して信頼はしても妄信はしないように自身を律する為とのこと。
また当の本人もメガシンカを使用できるため、カラスバと互角以上の実力を持っており、手持ちはなんと全員メガシンカ出来る個体になっている。
ミアレソシアルバトルクラブ
ミアレシティの上流階級に属する子息がポケモン勝負を嗜む会合で、略称はMSBC。
(SMBCこと三井住友銀行とは多分関係ない)高級グランドホテル「シュールリッシュ」を本拠地にバトル大会や、遠い地方のチャンピオンを呼び寄せての講演会などを開催し、バトルを愛でることでポケモンに対する愛と理解を深めることを目的としている。
MSBCの主催であるお嬢様。『ポケモン牧場』に同名の人物がいたが無関係。
フェアリータイプの使い手で相棒は
ピクシー。褐色肌にピンクと紫基調のド派手なドレス調スーツ(?)、そして
見る者皆吸い込まれるほど煌めく瞳と、
ディアンシーの擬人化みたいな姿である。
ポケモン勝負がとにかく好きで、作中では自分が目を付けた強いトレーナーを招待してバトル大会「スーパーユカリトーナメント」を開催した。
少なくともポケモン勝負においては、自分の望みを是が非でも叶えようとする悪癖を持つ。
主人公達が暴走メガシンカに対応するため前述の大会を辞退すると、何がなんでも彼らを大会に復帰させるため行動を開始。
- MZ団の作戦会議に参加して大会への復帰を催促。
- 暴走メガシンカへの対応中もホログラムを通じて接触。ミアレを守るための取り組みであることは認めつつ、早く終わらせて大会に復帰するよう催促。
- ホテルZの出口をユカリゾーンと名付けたホロで塞ぎ、臣下のハルジオたちを向かわせて大会への復帰を催促。
- 主人公たちが復帰するまで、他の参加者たちはシュールリッシュに軟禁。
おかげで一部プレイヤーからは「
金と権力を全力で振りかざすことに躊躇がないネモ」とあだ名されることに。
一方で「セレブは皆を導くもの」という信条を体現する人物でもあり、有事の際には頼りになる。
ZAロワイヤルではCランク。また、戦闘BGMが作中でも特に好評。
ZAロワイヤルを制した先でもさらに勝利を20勝ほど繰り返すと彼女から連絡が……
ユカリの専属メイド。
礼儀正しい言葉使い、服装はメイド服と、実にテンプレートな従者キャラ……
というのは、主人であるユカリに強要されている姿。
素の性格は勝気かつ粗暴で、さながらスケバンか女レスラーのよう。過去にポケモン勝負でユカリに敗北して彼女の従者となっており、メイド服もユカリの指示で着ている。
実は服装をよく見ると上半身はメイドらしいエプロンドレスだが下半身はホットパンツにストラップシューズと、非常に動きやすそうなあつらえとなっている。さらに耳にはピアス跡があり、元々パンクな恰好をしていたことが窺い知れる。
トレーナーとしてはドラゴンタイプの使い手で、相棒は
ドラミドロ。毒タイプ持ちが相棒なのはフェアリー使いであるユカリに逆襲したい気持ちの表れだろうか。
フェアリー使いに服従させられるドラゴン使いという構図は、前作の
この人たちとある意味で真逆である。
またハルジオの吊り目がちな容姿は、どことなく
過去作に登場したドラゴン使いたちを思い出させる。このため、実は名のある一族の出ではないかと考察するプレイヤーもいる。
???
Aランク昇格戦で主人公とマッチングする謎のポケモントレーナー。トレーナーズカードにも素顔の写真が掲載されていない。
マチエールはその正体を知っているようだが、断片的な情報しか提供してもらえないので、あとは主人公が独自に捜索して見つけ出さなければならない。
フレア団ヌーヴォ/ヌーヴォカフェ
その正体は『XY』に登場した
悪の組織である
フレア団の元構成員。
ただし前作で悪事を行った者たちではなく、準構成員としてその影響下に居た子供たち…見方によっては宗教二世とも捉えられる立場の人々である。
『XY』でフレア団が事実上崩壊した後、世間から偏見の目で見られ迫害される子供時代を強いられる事になってしまった彼らだったが、それでも当初のフレア団が掲げた「善き世界を作る」という理想、そしてミアレシティという街への愛着を捨てられない者たちによって、自助活動団体「フレア団ヌーヴォ」が立ち上げられ、水面下で慈善活動を続けていたのだった。
物語の最初に訪れた、プリズムタワーのふもとに設営しているキッチンカー「ヌーヴォカフェ」は、実はフレア団ヌーヴォの面々が世を忍び世間の風評をかわすための仮の姿。それと同時に、持たざる者への施しというフレア団が掲げた理想の世界を作るためのボランティア活動という側面もある。
このキッチンカーの側面に描かれたヌーヴォカフェのロゴをよく見るとフレア団のロゴを傾けて「N」の字で上書きしたものとなっており、グリ達の顔立ちもあってかなり露骨な伏線となっていた。
なおカフェ自体はかなり好評で、立地もいい場所のため客入りも良い。
そのためか2号店や3号店も存在し、話を聞く限りこれらの店舗もフレア団ヌーヴォの面々が営業している模様。
キッチンカー・ヌーヴォカフェ1号店のマスターにして、フレア団ヌーヴォのボス。
相棒の
リザードンはカフェの看板ポケモンとなっているほか、バトルの際にはメガシンカによりメガリザードンXの姿を取る。
キッチンカーでのマスターは世間に扮するための仕事であり、ZAロワイヤルの覇者となってミアレシティを救う資格を得ることで、フレア団の名誉回復と、フラダリが引き起こした事件の贖罪をしようとしていた。
グリーズよりは落ち着いた性格をしているが、かつての過去を「クソッタレの灰色の青春」と語るなど心には熱いものを持っている模様。
フレア団ではあるが、炎タイプより悪タイプのほうが多い。またこのゲームで数少ない6体フルメンバー・600族も複数いるなどトレーナーとしては非常に強い。
しかし世を忍ぶ仮の姿とはいえキッチンカーでの仕事には真摯で、主人公が注文したコーヒーの挽き加減をちゃんと覚えていたり、激闘の後にはコーヒーブレイクを勧めるなど職業意識は高い。
本性を現したグリはフレア団の怨念とでもいうべき形相をしているが、戦闘後のブレイクタイムに急に朗らかに戻ってコーヒーを淹れだすのは大変にシュール。
なおED後は心情にケリが着いたためか、慈善活動しながらもカフェを続けている。
フレア団ではあるものの当時から悪事を行っておらず、またフレア団壊滅後も環境のせいにして腐るどころか仲間たちやカロスのため慈善活動を続ける人格者と呼ぶにふさわしい人物であるため、プレイヤーたちに疑われていたのはクエーサー社と同じく風評被害だったといえる。
ヌーヴォカフェ1号店の接客担当を務める勝気な女性。なかなかの美人な上に
胸が大きい
相棒は
カエンジシ(オス)。
普段からツンデレカフェのような接客態度をとっているが、彼女もまたグリ同様にフレア団員の娘。
風当たりの強い世間と発端となったAZへの恨み、そしてフラダリへの複雑な感情を持っている。
こちらはフレア団らしく炎タイプが中心だが、こちらもレベルは非常に高くまたメタグロスも手持ちにいるため注意が必要。
グリーズもグリと共に朗らかに戦闘後のコーヒーブレイクを提供してくれる。
しかし、イベント上だと世間への恨み言を言い連ねて激闘を終えた直後なので涼しい顔で毒でも盛る気なんじゃないかと思ってしまう程の温度差である。もちろん、淹れてくれるのはポケモン達が全回復するほど普通に美味しいコーヒーである模様。
スタッフロール中に流れる一枚絵にはグリと共に穏やかな笑顔で飲み物を振るまうものがあり、どうやら彼女も心情にケリを付けられたようだ。
髪型が色も合わさって
ヒスイゾロアークに似ているが、実際のところ髪色はフレア団の灰色の青春とその中にまだ宿っている炎を表していると思われる。
ジガルデに導かれている謎の男。
ジガルデが目をつけている主人公のことも気にかけており、時折主人公の前に現れては助言を行う。
過去の事件が原因で左目の視力を失った隻眼であり、常に左目を閉じている。
『XY』に登場した
フレア団のボスフラダリその人。ただしマチエールに「悪意は感じられない」「完全にシロ」と言われた通り本作では
100%味方。
ちなみに(隠してるわけではないが)フラダリであることは作中人物たちもすぐに気がついており、彼にかつて助けられたカラスバをはじめとしたミアレシティの人間は今の彼に複雑な感情を抱いている。
最終兵器によるフレア団秘密基地の崩壊に巻き込まれながらもジガルデによって助けられていた。
当時の記憶は失っており、穏やかな性格なのも元の気性が現れているものと思われる。
ジガルデの指示のままにジガルデ・セルを集めており、同時に彼なりの贖罪も探している。
ミアレの危機が救われた後、ホテルZを訪れ主人公にポケモン勝負を挑んでくる。
勝負中に限り閉じていた左目を開く。
その際にはかつて使っていた指輪と共に
ギャラドスをメガシンカさせてくる。
かつてのAZ同様に寿命が極端に永くなっており、服装には継ぎ接ぎがあるのでAZのように身長も伸びていると思われる。去り際には
「ものを与えるのではなくそれを得るやり方を教える」ことを目標として3000年間生きていくと言い残し去っていった。
これから過酷な人生を生きるだろうが、幸いなのは彼がかつて灯した正しい炎はミアレシティの若者達によって受け継がれた。
バトルシステム
本作の戦闘はターン制ではなく、アクション要素を取り入れたリアルタイムコマンドバトルである。
相手をロックオンすると、今出している自分のポケモンの覚えている技が4つ表示されるので、技に対応するABXYのボタンを押して指示を飛ばす事で戦いを進めていく。
『アルセウス』同様、トレーナー戦の場合は主流作品のようにポケモンを出し合い、倒れたら次のポケモンを出す形式で進むが、
野生ポケモンとの戦いの場合はインターバルは挟まず、トレーナーのみを残してそのまま戦闘が進行。次のポケモンを出す前にトレーナー自身がやられてしまうと全滅扱いとなる(後述)。
キズぐすりなどトレーナーが使う道具は好きなタイミングで使用可能だが、一度使うと一定時間が経つまで再使用不可能となる。
技の仕様について
今作の技の発動は以下のような順で行われる。
- トレーナーがポケモンに技を指示:この時点で他の技への切り替えや指示し直しはできない。
- ポケモンは相手に技が届く範囲に移動:相手にかける技のみ。自分への補助技などの場合はスキップされる。
- 準備行動:公式の名称がないため、この項目では前隙と呼ぶ。
- 技の発動:実際に攻撃や補助効果が発生する。
- クールタイム:こちらも公式名称がないため、この項目では後隙と呼ぶ。
- 次の指示が可能になる
一度技を出した後は連続で同じ技を出す事は出来ず、「発動時間」というリキャストタイムが発生。発動時間が過ぎれば再び同じ技を出す事ができる。
このため今作では技のステータスにPPの概念が無く、また技の連続使用による弱体化補正も存在しない。
ただし、技によって前隙や後隙、発動時間が異なるため、技を覚えさせる時には気を付けよう。
基本的に強力な技ほど発動時間が長く、遠距離攻撃や範囲攻撃ができる技の方が前隙・後隙が大きい傾向にある。
また「でんこうせっか」や「アクアジェット」などターン制で先制技だったものは、特に攻撃モーションが素早く前隙が無いように調整されている。
なお、ステータス画面で数値化されて確認できるのは発動時間のみなので、前隙や後隙に関しては実際に使ってみるまでわからない。
ジャスティスの会の道場には技を打つための演習的があるので、そちらを相手に試してみると良いだろう。
このためポケモンの素早さステータスの効果も変わっており、
素早さが高いほど技の発動時間が短くなる。
より手数が多く戦えるようになるとはいえ、従来のようにわずか1の差でバトルの行方が大きく左右するわけではないので、素早さの重要性は従来よりも低くなったと言えるか。
また「
せんせいのツメ」の効果は一定確率で前隙が短縮されるというものに変わっている。
また、命中率も撤廃はされているものの、トレーナーについてくるポケモンの挙動を利用すれば
アニポケさながらの技をかわすような動きが可能。
特に隙が多い技や、攻撃範囲の狭い技ほどかわしやすいと言えるが、技を命令すると動きが取れなくなるのはこちら側も同じ。そのため、どのタイミングで技を打つかという読み合いも重要となる。
この仕様のため、野生のポケモン戦に限り「どくどく」などの継続ダメージ技を使い、
ポケモンを引っ込めて相手が倒れるまで技を回避し続けるという強引な戦法も可能で、序盤から格上のオヤブンをジャイアントキルすることもできる。
今作において「ドわすれ」「てっぺき」など積み技によるランク補正は1.5倍、1倍、0.5倍の3段階に変更されており、時間経過で効果は消える。
そのため2段階上がる技などは効果時間が他の技よりも長いことで再現されている。
ただし、今作の仕様上何かをロックオンした状態でないと技が出せないため、相手の技の届かない範囲でひたすら積むような戦法は基本的に取ることができない。
メインストーリーでは不意打ち前に積む事が可能だが、通信対戦ではまず不可能と考えた方が良いだろう。
「まもる」「みきり」をはじめとする従来は1ターン分の攻撃を無効にする技については、本作では前述した技の前隙が発生せず、技を命令した瞬間に効果を発動し短い間だけ攻撃技を完全に無効化するという、アクションゲームのジャストガードや
パリィのような効果となっている。
なお「まもる」のわざマシンはモミジリサーチLv4の報酬という早い段階で入手できるようになっており、かつ序盤で仲間にできるポケモンのほとんどが覚えられるため、積極的にストーリー攻略へ導入できる。
ちなみに「みきり」の方は「まもる」よりも無敵時間が短い代わりに発動時間も短いため頻発しやすいという特徴を持つが、わざマシンはないので使いたければ覚えるポケモンを仲間にするしかない。
本作では『
ピカブイ』ぶりに
メガシンカが復活、
ごく一部のポケモンを除いて
『XY』~『ORAS』で登場したメガシンカ可能ポケモンが全員登場し更に第3世代を除いた第1~8世代の
一部ポケモンに新規メガシンカが実装された。
ストーリー中盤でメガリングを受け取った後は画面内にメガエネルギーが表示されるようになりこのゲージが満タンかつポケモンにメガストーンを持たせているとメガシンカさせられる。
メガシンカ後は時間経過と技を出した際にメガエネルギーが減少していき0になるとメガシンカが解除される。
メガシンカしたポケモンは、すべての技が威力と効果範囲や効果時間が強化されている他、効果抜群時の威力上昇補正も強化された「
ワザプラス」で発動される。
ワザプラス自体は通常時でも皆伝済みの技なら出すことができるが、メガシンカしている時よりもエネルギーコストがかなり大きい。
なお、ワザプラスはレベル技なら特定のレベルになった時に皆伝するが、わざマシンで覚えた技を皆伝させるには『アルセウス』の力業/早業と同様に「かいでんのタネ」を特定の人物に渡す必要がある。
ポケモンのステータス
『アルセウス』とは違い、本作は『SV』までの主流作品とほぼ同等の仕様となっており、
個体値と努力値が普通に存在する。
個体値を最大まで上げる「すごいとっくん」も『SV』のレベル50から可能という仕様を引き継いでいるが、そのために用いる「ぎんのおうかん」が本作では店売りされておらず、モミジリサーチの報酬で10個貰える以外の入手手段がクリア後のZAロワイヤルのランダム報酬のみという超貴重品。タマゴのシステムも本作にはないため、後述のオヤブン厳選が非常に重要になっている。
一方で性格の能力補正を変えるミントは普通に店売りされているため、こだわりがない限り理想性格を粘る必要はない。
努力値の一括リセットも実装されており、サビ組の事務所に赴けばメガカケラたったの5個で行ってくれる。
ただし、
特性が存在しない。これを補うために
チャーレムや
メガクチートの攻撃種族値が1.4倍になったり、
ギルガルドやジガルデのフォルムチェンジも可能な特殊仕様になっている。なおギルガルドはこのせいで割と性能が残念な事になっているが…詳細は個別項目で。
基本的には『アルセウス』と同様のボス的な存在。
野生のポケモンの中にはオヤブンと呼ばれるXLよりも大きな個体が存在する。
オヤブンは通常わざマシンでしか覚えられない技を一つ覚えている他、HPの努力値が既に最大まで振られており非常にタフ。とはいえ、戦闘システムの都合上「どくどく」を入れて逃げまくれば何もできずにダウンすることもしばしば。けいけんアメ稼ぎに使えるため、覚えておいて損はない。
眼を赤く光らせ主人公の前に強敵として立ちはだかる。
なお『アルセウス』と同じく個体値が3V確定となっている。上述の通り本作はおうかんが物凄い貴重品になっているため、少しでもおうかんを節約したいならばオヤブンの厳選が必要不可欠。
- ワイルドゾーン2に生息する、たかがコイキングと思って油断している所にハイドロポンプをぶちこんでくるオヤブンコイキング
- ワイルドゾーン17に生息する、♀のカエンジシのハーレムを率いて屋根の上まで追尾してくるだいちのちからの包囲網で数多の主人公を葬ったオヤブンカエンジシ♂
辺りは特に語り草。
フィールドアクション
バトル/捕獲
『アルセウス』と同様、本作ではポケモンをバトルせずとも捕まえることができる。
その際はポケモンに気付かれない内にボールを背後に当てることで捕獲率が上昇する。
ロックオンしていると ^このような記号が出て、この^が多いほど捕獲しやすい。
バトル中にも随時ボールを投げられるため、こちらの技のクールタイムを稼ぐ目的で投げる事もできるが、捕獲失敗してボールから出るとポケモンが怒り状態になる場合があり、こうなると怒り状態が解除されるまでボールを投げても入らなくなるため要注意。
ボールを外してしまっても、各地にあるポケモンセンター近くにいるロストボール回収屋に話しかければ、1種類につき2000個以内であれば外したボールを全て返してもらえる。
どうやって回収しているかは永遠の謎
ただし怒ったポケモンに当てて消えたボールは回収してもらえない点に注意。
またポケモン勝負を仕掛けて勝利した後も一度だけ捕獲のチャンスがある。
その際にボールを投げられるのはピヨっている間だけのため、ボールは予め決めておこう。
野生ポケモンとの勝負やZAロワイヤルでは、相手に気付かれない場所からポケモンに技を指示することで不意打ちが可能。
不意打ちに使った技のリキャストは戦闘開始時には即回復している上に、不意打ち成功時にはダメージが上昇するので積極的に狙っていこう。
トレーナーへのダメージ
『アルセウス』以外のメインシリーズ作品同様、戦闘の場に出せるポケモンが居なくなった場合は「目の前が真っ暗」になって、ポケモンセンターに戻される。
その一方で、野生ポケモン戦の場合は相手ポケモンがトレーナーに直接攻撃を仕掛けてくることがあり、『アルセウス』と同様に一定のダメージがトレーナーに累積して自分自身がダウンしても「目の前が真っ暗」になる。
さらに今回は『アルセウス』の時とはターゲッティングの処理が異なるらしく、ポケモンを出していても無視してトレーナーを襲ってくる事もしばしばある。
前述したラシーヌ工務店で貰える「みどりのカナリィぬい」を集めることでトレーナーへのダメージを軽減できるので、苦手な人は頑張ってカラフルなネジを集めよう。
その代わりダウンした時のペナルティはなく、持ち物も所持金を失うこともない。
余談だが、ターゲッティングの優先度処理が『アルセウス』と異なる点について、なぜ仕様変更されたのかについては様々な推測が交わされているものの理由は不明。特にワイルドエリア17(カエンジシの縄張り)はこの仕様のせいで歩くのも大変なのでかならずしもゲーム性の向上とは言えないのでは、という否定的意見もあったりする。
この点については、システムではなく舞台設定からくる理由として「ほぼ100%野生の猛獣であるヒスイ地方のポケモンと違い、カロス地方ワイルドエリアのポケモンはポケモントレーナーという存在に慣れている。そのため司令塔である人間さえ動けなくなれば連れているポケモンも機能停止することを知っているため隙あらばトレーナーを狙ってくるのでは?」という考察もあるという。
トレーナー自身のアクション
特にアイテムを獲得せずとも初期段階で走ることや、しゃがんで忍びつつ移動することが可能。
さらに斜目になっている壁で、主人公の目線くらいの高さであればよじ登る事もできる。
また回避行動としてローリング回避が存在し、相手のポケモンの技を避けることができる。
オヤブンポケモンや暴走メガシンカポケモンなどとの戦いでは、このローリングで敵の攻撃を上手く避けなければ、上述の通りポケモンは無事でも主人公が力尽きることになる。
なお、本作では『アルセウス』と違いライドポケモンは登場しない。その代わりとしてスマホロトムが活躍する。
高いところから落下したときには『SV』にもあった安全落下機能でふんわりと着地させてくれるため、落下死を恐れる心配は一切ない。
この他にもストーリーを進めていくとその安全落下機能を応用して、二段ジャンプのようにふわっと空中浮遊する「ロトムグライド」を使えるようになり、建物の屋根から屋根へ飛び移ることができるようになるなど、移動の自由度が大幅に上がる。
ただし『SV』にあった落下時に元の位置に戻る機能は、アスレチックとの兼ね合いか搭載されていない。
わざマシンや前述した「カラフルなネジ」はラシーヌ工務店の立てたアスレチックや、高い建物の屋上に置かれていることが多いため、
プレイヤーのアクションをフルに活用することで収集する事ができるようになっている。
暴走メガシンカ
本来であればメガシンカはポケモンに持たせたメガストーンとトレーナーが持つキーストーンを共鳴させて初めて成立する現象であるが、街に発生した過剰なメガエネルギーによって、野生ポケモンが強制的にメガシンカして暴れてしまう。
ストーリー内においては、MZ団メンバーでこの暴走メガシンカしたポケモンを鎮めるという場面が何度か発生する。つまりは『アルセウス』におけるキング/クイーン戦に相当する要素。
暴走メガシンカポケモンは通常の何倍にも巨大化しており、技も通常のものとはまた違う強力なものを繰り出してくる。
当たったらほぼ間違いなく
一発KOな大技が繰り出されることもあり、本作の戦闘のアクション要素はこれのためと言ってもいいかもしれない。
敵のHPも膨大になっており、こちらの技も通常時だと殆どダメージを与えられない。
そこでこちらもポケモンをメガシンカさせて暴走メガシンカに対抗する。ワザプラスならば暴走メガシンカポケモンに対して大ダメージを与えられる。通常時のワザプラスでもダメージが通るが、前述の通りコストが大きいため、効率よくバトルを有利に進めるにはやはりメガシンカに頼ることになるだろう。
敵に攻撃を当てるとエネルギーオーブをいくつか落とすので、これを拾いつつメガエネルギーを溜めてメガシンカしよう。
なお、途中で負けてしまってもそれまでに削ったHPを持ち越してそのまま再戦することもできるので、アクションに不慣れな人もめげずに何度も挑戦すれば勝機は訪れるだろう。
勝利後は暴走メガシンカポケモンに応じたメガストーンを入手できる。
ミッション
本作では物語の進行を司るメインミッションと、任意受注可能なサイドミッションの2種が用意されている。
メインミッションは本編のことなので、ここではサイドミッションについて説明。
サイドミッション
メインミッションにてマチエールの依頼で3件のサイドミッションを受注・達成完了後に解禁される要素。
メインミッションと並行して行うことができるミニイベント。街中の様々な場所で、人やポケモンが!の吹き出しを出しているので、そこを訪問することで開始される。!を出している人の場所は地図上で確認可能。主にメインミッションの進行で各ミッションの受注が解禁されていく。メインミッションの進行で消滅するということはないので好きなタイミングで臨むといいだろう。
内容は指定したポケモンを連れてくる、あるいは譲るというものであったり、バトルであったりと様々。
手持ちポケモンやバトルと関係なく探索やちょっとしたミニチャレンジによって達成できるものもある。
チュートリアルやバトルのテクニック伝授を兼ねていることもあるので、話もよく聞くとためになる。
またそれ以外でも、人とポケモンとのつながりについてのストーリーを兼ねていることが多いので、ポケモンとの交流が好きであればぜひ受注しよう。
X・Yにまつわる小ネタがいくつもあるのが見所。たまにツッコミ待ちなド天然イベントだったり理解が困難なほど奇妙な茶番だったりするけど……。
また、シリーズものになっているサイドミッションもある。それらは前段階のものをクリアしないと次が解禁されないという点のみ注意。
報酬はお金やけいけんアメ、木の実や各種便利な消耗品など。
たまにバトルを有利にするポケモンの道具やわざマシンが貰えることもある。これはサイドミッションで入手しない限り手に入らないので、見逃さないように!(ポケモンの道具については、エンディング後にある場所で購入することは可能になる)
事前に報酬は教えてもらえるので、欲しいグッズがある場合には報酬の欄を確認してみよう。
その他、ホロベーターの解禁条件になっていることもあるのでマメにこなせば移動が快適になる他、場所によっては結果的にメインミッションを達成するために必須だったりすることもある。
また、たまに御三家や色違い、他地方のリージョンフォームなど貴重なポケモンを入手できるミッションもある。
サイドミッションの一部を紹介。
- No.7「やる気満々ハリマロン」
- No.8「フォッコのためにできること」
- No.9「ケロマツの挑戦状」
カロス御三家にまつわるサイドミッション。クリアすることでそれぞれのポケモンを入手可能。
このサイドミッションの解禁は物語最初であるため、今作ではカロス御三家を最初に3体全員揃えることができる。
別にこのミッションを達成せずとも、カロス御三家は物語中盤あたりで野生個体を入手可能なので、図鑑コンプリートのために必須ではない。
とはいえ、知っての通り、3体とも全編通じた活躍を期待できるポケモンなので、ぜひ最初から仲間に加えておきたい。
ただし難易度には雲泥の差があり、
ハリマロン:ハリマロンを3回倒すだけ(オヤブン個体レベルにタフではあるが何とかなる)、
フォッコ:必要なアイテムを取る入口がヘドロで塞がれている(除去方法はノーヒント)+その先にLv27オヤブンホイーガが待ち構えている為逃げ回りながらアイテムを入手して脱出しなければならない
ケロマツ:アスレチックのタイムアタック3回(回数ごとに難易度上昇)の為、苦手な人は一生出来ない
こちらはカントー御三家にまつわるサイドミッションで、なんとタダで1匹選んで譲ってもらうことができる。
カントー御三家はここで貰わなかった場合エンディング後まで入手できないので、パーティに加えるならば慎重に選びたい。
美術館の中で迷子になっている12匹のコフーライを探すミッション。
コフーライはみな美術館を満喫しているようである。美術館の鑑賞も兼ねて捜索してあげよう。
ちなみにこのミッション達成後にコフーライを貰えるが、このコフーライはマリン模様に進化するレア個体なので貰った後に間違えて逃がしたりしないよう注意!
- No.29「戦いのフルコース・一ツ星」
- No.60「戦いのフルコース・二ツ星」
- No.73「戦いのフルコース・回ル夢」
- No.94「戦いのフルコース・三ツ星」
各地の飲食店が開催している連戦イベント。
回復禁止でポケモントレーナーたちと連戦するというおもてなしを受けるミッションで、最後の三ツ星に至っては10連戦という最難関のサイドミッション。(バトルが得意であればNo.93「エレザードのお部屋探し」のほうが最難関だったという人もいるかもしれないが)
登場トレーナーは固定でそれぞれ戦術に特色のあるポケモンを連れているので、うまくいかなくとも何度も挑戦して攻略法を探されたし。レベルも固定なので、どうしても難しければ後回しにしてレベル差でゴリ押してもOK……
ミッション発生中は料金無料、それ以降も何度も挑むことはできるがお金がかかるようになる。
- No.47「めざせトリミアントリマー」
- No.62「めざせ凄腕トリミアントリマー」
- No.87「めざせ神業トリミアントリマー」
Z-Aでは「ポケサロン グルーミング」が撤退してしまっている。
しかしトリマー志望者がミアレシティ東、セゾン運河の付近におり、彼女からこれらクエストを受注し達成することで
トリミアンのトリミングが解禁される。
それぞれ指定された技を、用意された身代わり人形に当てるだけで良い。ミッション達成ごとに取り扱うカットが増えていくので、トリミアンをパーティに入れているなら優先的に解禁させよう。
これらをすべてを達成すると、No.103「トリミアンリーグへの挑戦」のサイドミッションが解禁。
ミアレシティにいるトリミアン四天王を撃破し、トリミアンチャンピオンに挑むという、シリーズお馴染みのシチュエーションを自分も相手もトリミアン限定で行うトリミアンバトルイベントになっている。
チャンピオンに至っては6匹もトリミアンを連れている上、最後のトリミアンは色違い。色違いのポケモンを連れているトレーナーというのは非常に珍しい。
ちなみにこのイベント、バトルに勝てるトリミアンを育てていないとクリアできないので修羅の道。
しかし、
超貴重な『きんのおうかん』を入手できるので、これまで蓄えていたアメをトリミアンに全部ぶちこむトレーナーが続出しているという噂が……
実はある程度のレベルがあればゴツゴツメット+コットンガード+まもるで立ち回りつつ回復をすれば楽に勝てる。初期状態でHP努力値が最大であるオヤブン個体ならもっと楽である。
なつかしきスカイバトルの再現。ひこうタイプ限定での勝負。ルールが正確にはちょっと違うが、ノスタルジアを感じる。
- No.55「獰猛怪魚キバニア」
- No.105「悪霊老樹オーロット」
- No.115「狂暴顎龍ガチゴラス」
ミアレシティ内でロケを行っている映画撮影集団から依頼されるミッション群。地方は違うがなんとなく
ポケウッドを思い起こさせる。
ガチゴラスの頁に詳細あり。
絶対に夜にはやらないこと。
スター
スター
スター
スター
スター
わけがわかりません。
クリア条件はスターミーを連れて行くだけ。一応、メガシンカした状態で連れて行ってもOK。すると何とは皆まで言うな。
クリア後に何かが落ちた先に行くと…?
Z-A Battle Club
いつもと異なるバトルシステムを採用している本作は、通信対戦においても一味も二味も違う。
本作の通信対戦は最大4人で制限時間内に倒したポケモンの数を競い合うバトルロイヤル形式となっている。
3分間の制限時間内で4人のトレーナーがポケモンと共にステージ上を駆け回り、相手を攻撃していく。
この時はポケモンの交代にも制限がかかっており、一度に3回まで交代が可能となっている。
一度自身のポケモンが1体でも瀕死になったら戦闘開始地点に戻され、パーティーのポケモンが全快した状態でリスタートとなり、交代可能数もリセットされる。
ステージ上にはアイテムが出現することもあり、拾うと有利な効果を発揮する。なるだけ相手には取らせないようにしたい。
- 赤のアイテム:自身のポケモン全員の攻撃と特攻が上昇
- 青のアイテム:自身のポケモン全員の防御と特防が上昇
- 緑のアイテム:自身のポケモン全員が全回復
- エネルギーオーブ:メガエネルギーが溜まる
ローカル通信以外にも世界中のトレーナーと競い合えるランクバトルも実装されており、本編中のZAロワイヤルと同じくZ~Aでランク付けされる。
順位でのポイント増減以外にも「初めてメガシンカさせた」「効果抜群の技を当てた」といった行動に応じてボーナス点が加算される。
更に本家ポケモンのランクマと違って負けてもポイントの減少は無いうえにランクの降格等も起きないため、最悪全く1位になれないどころか万年最下位でも様々なアクションをしてポイント稼ぎを心掛ければ、テクニックやポケモンの能力が低くても高ランク帯に行けるので、積極的に狙っていこう。
15ランク上昇してKランクになると、ここでしか手に入らないカロス御三家のメガストーンが手に入るため、頑張って入手したい。
Switch Online契約前提なところにいつもの株ポケの商法が出ている
余談
- 本作におけるミアレ御三家はチコリータ、ワニノコ、そしてポカブの三匹。
ジョウト御三家のうち『アルセウス』で御三家だったヒノアラシがポカブと入れ替わった形となっている。ついでに全員なんと3V確定個体である。
本作では三匹ともタウニー(ガイ)の手持ちであり、主人公が選んだ以外の2匹は、タウニーがそのまま使う事となる。
なお、その際に一悶着起こした相手のポケモンを選ぼうとすると「ずうずうしいね!ヤンチャムはあたしのポケモン!」と、やっぱり注意されてしまう。
- 本作はオートセーブがデフォルトであり、過去作のようにこれをオフにすることはできない。
そのため個体厳選が不可能になったと思いきや、タイトル画面で↑+X+Bを同時してバックアップデータを読み込むことで一応厳選はできるようになっている。
ただし最後に寄ったポケモンセンターまでのセーブデータに戻されるため、従来のような厳選はできなくなっている。
- 今作はシリーズでも異質なレベルで社会風刺的な側面が垣間見え、特に近年取り沙汰されることの多い移民問題を(ポケモンフィルターをかけてとはいえ)真っ向から描いている。
- 『Pokémon LEGENDS アルセウス』の続編ともいえる今作だが、時代も地方も違うので、関連は薄い。
ただし、ミアレ美術館でちょうど「大ヒスイ展」が開催されており、当作に登場したオブジェクトの展示や資料を見学することができる。ちゃっかりシュウゾウの功績が後世まで残っていたり、ノボリがその後どうなったのかの逸話を知ることもできる。
また、他の見学者に話を聞いてみると、自分が着用していた古代シンオウ人の服を寄贈した人が、ラベン博士のスケッチを懐かしそうに見ていたという奇妙な噂を耳にすることになる……。
前述の通りエピソードこそ知る機会は多いものの、意外にも前日譚でもある『X・Y』から引き続き顔を見せるキャラクター自体は少ない。シナリオ上の整合性などの要素も鑑みた上での敢えての措置と思われる。追加ストーリーでの顔見せに期待しよう。
ここではNPCからの話で知ることができる『X・Y』キャラの現状を記載する。
(モミジが所長代理となっていることから察せられると思うが)研究所をモミジに預けて所長を引退。
現在はトロバと共に遠い地方へと研究をしに行っている模様。
……ではあるのだが、この博士のかつての研究内容は進化について、もっと言えばメガシンカについてである。
本編で出ると話がややこしくなる(察してください)とは言え、研究テーマであるメガシンカがミアレシティでどえらいことになっている中不在にしているのは何とも間が悪いというか……
研究所の3階に2枚の写真が飾られており姿自体は見ることが出来る。
ハリマロン、ガブリアスと共に撮影されたもので、特にガブリアスとの1枚は
アニポケからの逆輸入のファンサービスとして非常に好評。
どうやら写真からも香水の良い匂いがするらしい。
上述の通り、プラターヌ博士と共に研究をしに遠い地方へ行っている。
この事から研究所のメンバーとなり若くしてプラターヌ博士の助手となっている模様。
ダンサーとして大成したようで
イッシュ地方で大活躍中。
妹と思われるデウロも恐らく兄と共にカロスからイッシュに移住したがカロスに出戻りした可能性がある。
AZに自身の
ルカリオを護衛として託していたらしくどこかで面識があった模様。
尚、そのルカリオは最初の暴走メガシンカのメガアブソル戦で借りることとなるほか、上述の通りストーリークリア後にはAZからこのルカリオを譲渡される。
ミアレジムのジムリーダーとして再登場する……かと思いきや全然しなかった。
シトロンは発明王、ユリーカはクイズ王となっている模様。
再開発の影響か、ジムがあったプリズムタワーからは既に退去しているらしい。
街の広告で見かける事があるので、現在もクノエシティでファッションデザイナーをしていると思われる。
また、作中では「MARSHU KAWAGUCHI」なるブランドについて言及しているふりそでがいる。「KAWAGUCHI」が彼女の苗字なのか、共同経営者や地名など彼女と直接関係ない単語なのかは不明。
四天王を引退して料理修行をしに行っている模様。
現在も四天王を務めている模様。
ミアレ美術館で開催されている「ヒスイ展」では自身が着用している鎧によく似ているデンボクの鎧についての考察を読むことができる。
曰く「自身の先祖がガラルに譲った物の一つがジョウトに伝来したのでは?」とのことだが、カロスとガラルが現実のフランスとイギリス宜しく不仲だったらしく真相は不明らしい。
ある意味その消息が一番の大問題となる人物。
四天王やニュースキャスターを引退している上に現在行方不明とのこと。
フレア団壊滅後もその正義を盲信している彼女の事なので、現在はどこかに潜んでフレア団復活を目論んでいる可能性が高い。
恐らくだがヌーヴォのグリとグリーズの名付け親及びトレーナーとして育て上げたのは彼女と思われる。
チャンピオンを退任して女優業に専念している模様で、街中で彼女が出演する映画の広告を見ることが出来る。
後任のチャンピオンはX・Yの主人公の可能性が高い。
メガ追記・修正は最強のメガシンカ使いにお願いします。
- マチエールの相棒の名前がもこうになってる -- 名無しさん (2025-10-24 18:24:19)
- 相棒のメガまで言っちゃうのはネタバレすぎるから隠したほうがいいと思う -- 名無しさん (2025-10-24 18:39:14)
- ちょっとボリュームが薄い感じがするから、確実にDLCはあるだろうな。XY組の再登場はそちらの方になるかな… -- 名無しさん (2025-10-24 18:41:31)
- DLCあるだろうというか既に「M次元ラッシュ」発表されてますしおすし -- 名無しさん (2025-10-24 19:08:57)
- Switch2持ってないけど、男の娘作れるって聞いて俄然興味が出てきてる() -- 名無しさん (2025-10-24 20:48:52)
- ナチュラルにミアレシティの治安悪くて笑うんだよな -- 名無しさん (2025-10-24 21:11:40)
- 最初から女装してると自分のキャラの性別を忘れそうになる。 -- 名無しさん (2025-10-24 21:12:25)
- ↑同じくSwitch2持ってないから1で買って遊んでるけど、パフォーマンス的に不満を感じる場面はあんまないと思う。それよりキャラメイクや街の探索やバトルの楽しさが勝ってる -- 名無しさん (2025-10-24 21:13:11)
- オヤブンって言ってもどうせコイキングだろとイジメたらドロポン撃たれてエラい目に遭いました -- 名無しさん (2025-10-24 21:19:15)
- 歴代のポケモンと比べると登場人物がどれも何かしら性格や行動に問題抱えてる人だらけなのが目につくと思う。だがそんなでも最終的には街の危機にみんな協力できる下地があるのが良い。決して一人で完全無欠にならなくてもよいのだ -- 名無しさん (2025-10-24 22:27:47)
- 半数以上のキャラが言いたいことが出てくるような人たちなのに、シナリオ本筋は本当に良かったといえるの良いよね… -- 名無しさん (2025-10-24 23:07:10)
- 登場人物に問題児(魅力がないわけではない)が多すぎるので相対的にスジモンのカラスバが真っ当に見えてくる不思議 そして特に目立つ問題行動がなくて率先して団を仕切る苦労人デウロが最早天使の領域に見えてきた -- 名無しさん (2025-10-24 23:11:56)
- 登場人物たちが愛おしい。街のモブも含め、彼らが様々な意見を抱えながら生きていることがよく描写されている -- 名無しさん (2025-10-24 23:53:29)
- マップが見にくいからアプデで改善してほしい。縦の移動がすごく多いゲームなんだから梯子の位置くらいは表示するようにしてくれ。アスレチックは正直いらなかった -- 名無しさん (2025-10-25 01:57:13)
- セレナでもカルムに協力とりつぎゃよかったんださっさと、一応顔見知りだろaz -- 名無しさん (2025-10-25 02:51:07)
- サイドクエストのモブもキャラが濃くてなかなか楽しい、ニンフィアちゃんとかスターミー教団とか -- 名無しさん (2025-10-25 02:59:25)
- ミアレシティだけとはいえたった5年しか経ってないのに12年前のゲームで子供への配慮なのかもしれないけど不自然にXYのキャラが出なさすぎる -- 名無しさん (2025-10-25 05:01:01)
- ZAロワイヤルの解説の折り畳みのところ、そこまで長々と書かなくても「降格が無いからいずれ下のランクの人間がいなくならないか」ぐらいで良いと思う。いちいち鬼の首でも取ったかのように騒ぐ話じゃない。 -- 名無しさん (2025-10-25 05:15:30)
- ポケモンも持たずその日の宿も決めず現金たった1万とスマホだけで旅行目的でミアレに出てきたのにたまたま勧誘された流れで特に逡巡もなく長期滞在してしまう主人公、これまでの作品でトップクラスにパーソナリティが謎過ぎる… -- 名無しさん (2025-10-25 07:54:35)
- ↑ゲーム的都合というメタ事情抜きにしたら寅さんあるいはシェーン的な風来坊のテンプレなんだろうけど、この世界観で10代後半になると思われる年の少年がまったくポケモン連れずに移動するのってなかなか考えにくいよな -- 名無しさん (2025-10-25 08:36:36)
- わざけんさくかくにんで「スチームバースト」が載ってたから多分フーパだけじゃなくてボルケニオンも追加されると思う -- 名無しさん (2025-10-25 09:25:43)
- ↑4 そもそも、開催目的が最強1人を探すためでそれ終わったらおしまいだからストーリー的にも的外れな指摘だしね。お願いで続行されることになってからはランク無しになってるし -- 名無しさん (2025-10-25 09:37:25)
- しかし飛び級した2人が最終的にAになるという点では確かにかなり雑な企画 目的ベースだったのかもしれないけど、それまで熱心に参加してたモブさんたちは一体…… -- 名無しさん (2025-10-25 10:13:01)
- 世界観的にも6匹ポケモン操るトレーナーはかなりの実力者という位置づけなら、カードでボーナス稼ぐのも本来は難しいことなのかもしれない。タイプ指定とか偶然自分のポケモンの技にないとハズレだったり -- 名無しさん (2025-10-25 10:55:25)
- 不自然にXYのキャラが出てないのAZの話をするとしたら邪魔だからだろうな(つっこみいれたらカロスポケモンリーグ何してるとかになるし、XYのかつてのこともあり)追加ストーリーでフォローされたらいいが(あとプラス5年なのでキャラの見た目どうするんだもありそう) -- 名無しさん (2025-10-25 11:06:24)
- 今作問題児かなり多いけど、その中でもぶっちぎって一番のヤバい奴が相棒枠なの凄いよな…… -- 名無しさん (2025-10-25 11:22:46)
- 未成年に詐欺まがいの高利貸ししてるカラスバが真っ当な訳なでしょ -- 名無しさん (2025-10-25 16:08:52)
- ロワイヤル継続願うあたり主人公やっぱり戦闘狂か…トレーナーでもなかったのにいきなりロワイヤルやったせいで目覚めちゃったのかね。アプデでネモさん招待したい -- 名無しさん (2025-10-25 20:44:44)
- 主人公→煽り厨、ライバル→軽率かつ無責任、デウロ→ノンデリ、ピュール→拗らせオタク、ジャスティス→脳筋、サビ組→スジモン、MSBC→自己中、AZ・F→過去にやらかし…主要人物大体悪目立ちな部分が多いけど -- 名無しさん (2025-10-26 00:38:59)
- ↑続き、悪い部分も含めて共生しようと言うのがテーマっぽいから意図的に設計されてると思う。 -- 名無しさん (2025-10-26 00:41:00)
- どくどく入れてからポケモン引っ込めて後は相手が死ぬまで主人公がロリ回避してる動画見て死ぬほど笑った。エルデンリングかな? -- 名無しさん (2025-10-26 01:25:04)
- 再開発計画を主導するのは2年前進出してきたばかりの新参者→「再開発計画を担えそうなはずのミアレ土着の企業は尽く拒否したが?」→そもそもサビ組みたいな法にすらかかりそうな組織が跋扈するような不安定な治安と経済では自社の明日すら危うい。……ただでさえ再開発事業を要するほど街の経営が危機に瀕していたのに、野生ポケモンの大量発生だの異常強化個体の出現だの生態系異常が加わるとかマジでミアレシティのトドメになっててもおかしくなかったレベルだろ……貧乏クジってレベルじゃねえぞ -- 名無しさん (2025-10-26 08:04:01)
- 異性装が話題だけど、当然男が男物、女が女物着ても良い。特に女装は意外と肩幅やなんかで難しいし。 -- 名無しさん (2025-10-26 15:26:40)
- またしても尻拭いをさせられるポケモン主人公さん -- 名無しさん (2025-10-26 15:48:04)
- 折り畳み増やし過ぎて読みづらいです -- 名無しさん (2025-10-26 18:16:49)
- かいでんのタネのしょーもない駄洒落消されてて草 サーセンシタ -- 名無しさん (2025-10-26 21:03:08)
- ↑2 発売してまだ一週間ちょいだから折りたたみ読みづらいのは分かるがもうちょっと畳んでおいた方がいいかもしれないとはおもう(読みづらいのはあるにしろ) -- 名無しさん (2025-10-26 21:07:37)
- ↑2 申し訳ない、女性キャラに「タネを渡す」を強調してたから下ネタかと思って消してしまった。 -- 名無しさん (2025-10-26 23:00:52)
- ↑流石に草 -- 名無しさん (2025-10-27 01:20:15)
- コタネに子種、たまげたなぁ・・・ -- 名無しさん (2025-10-27 01:24:02)
- 編集ミスってコメントしてくれた方1人分反映できなかったっぽいですね、スマソ MSBCの畳み込みは無くても良いんじゃね?って内容だったと思います。 -- 名無しさん (2025-10-27 01:31:04)
- ガイ/タウニーが色々言われてるのはまぁ事実だし、実際問題もあるキャラだとは思うけどだからって記事内でまでこんなにこき下ろす必要ある?一方で同じく賛否両論なカラスバの記事は随分と肩入れ気味だし・・・ -- 名無しさん (2025-10-27 06:55:20)
- カラスバの記事も別に肩入れ気味ではないと思うけど…… -- 名無しさん (2025-10-27 09:55:24)
- 男主人公だとタウニーがジャスティスの会煽って主人公に擦り付けてたけどこれ女主人公だったらガイが煽って主人公に擦り付けたってことだろ最悪じゃん -- 名無しさん (2025-10-27 10:32:24)
- 実際ガイタウニーのやってること見たら中立的に見てもこうなるやろ -- 名無しさん (2025-10-27 10:37:22)
- カラスバの方も相手の騙すように高利貸しした件は一切擁護されてない。「毒をもって毒を制す」なキャラクターであることは丁寧に書かれているし何も間違っていない。 -- 名無しさん (2025-10-27 10:40:39)
- 長文書いてくれているのはいいんだが、斜線の箇所が多すぎて逆にすべってて寒く見えるな……。あとなんだろう、そんなことないんだと思うのだが、イマイチ否定的に見えてしまう。筆者はあんまり好きじゃなかったのか?と思える文面がちらほら -- 名無しさん (2025-10-27 10:59:06)
- 打ち消し線は多用されると確かに見づらくは感じる -- 名無しさん (2025-10-27 11:15:03)
- ↑7 Wikiなんだから偏り気味な表現とかはどんどん自分で修正しちゃっていいんだよ -- 名無しさん (2025-10-27 11:37:21)
- まぁここまで踏み込んだ批判やらプレイヤーからの評価やら書くのなら個別記事でやったほうがよくねとは思った -- 名無しさん (2025-10-27 12:10:47)
- 折り畳みについて、後半登場人物をMSBCを含めて畳んでその中でグリとFを畳むのは流石に煩わしすぎたので解除しました -- 名無しさん (2025-10-27 13:07:43)
- スターミーのサブミッション、スターミー連れてこいとしか言われてないから何も間違ってないんだけど、メガシンカした状態でも参加できるのホント草 -- 名無しさん (2025-10-27 13:40:31)
- ↑草 -- 名無しさん (2025-10-27 13:56:15)
- ↑3 「お疲れちゃんだぜ!」読みやすくなって良くなったと思います. -- 名無しさん (2025-10-27 13:57:05)
- 誰もやりたがらないけど誰かがやらないといけない都市開発に取り組んだらとんでもねー爆弾を抱えた街だったから都市開発しながら内密に対応しないといけなくなったクエーサー社が可哀想すぎる。ジェット社長とかある意味最大の被害者じゃないかな -- 名無しさん (2025-10-27 15:45:47)
- ビジネスってこわいな~とづまりすとこ -- 名無しさん (2025-10-27 15:50:52)
- 仮にも3000円もするしそれなりのボリュームなんかなDLC、今作自体がボリューム何とも言えんけど -- 名無しさん (2025-10-27 21:08:13)
- ↑そんなボリュームの少なさは感じんかったけどな、いつもと同じくらいには攻略時間かかったし -- 名無しさん (2025-10-27 21:15:52)
- だいちのちからが屋上に届くのは何とかして欲しい -- 名無しさん (2025-10-27 21:27:40)
- マニーの「古典的オタク像」のリンク役割論理に設定したやつ腹筋返せwww -- 名無しさん (2025-10-27 22:48:28)
- 相棒枠にも関わらず、タウニー/ガイの個別記事できなそう、荒れそうだし…… -- 名無しさん (2025-10-28 02:07:53)
- ↑むしろ個別にした方がいいんだけどな、作品記事が荒れかねんし、誰もやらないなら暇な時俺がやっとくわ -- 名無しさん (2025-10-28 02:44:44)
- タウニーガイは先に闇金踏み倒して主人公になすりつけるってキャッチーな誇張が広まったせいで実プレイでこいつ詐欺の被害者じゃん!って反転も生まれたから余計に噛み合わないのよね… -- 名無しさん (2025-10-28 14:43:27)
- ↑擁護とかじゃなくて批判側でも事実と異なる叩きは良くないって思うからね -- 名無しさん (2025-10-28 17:50:22)
- タウニーはカラスバの踏み台にされた感g -- 名無しさん (2025-10-29 00:17:58)
- タウニーはカラスバの踏み台にされた感がすごい。 -- 名無しさん (2025-10-29 00:18:21)
- タウニー/ガイとのラスボス前の戦闘は今やる意味ある?とは思いつつ、ジガルデに認められた主人公を外に残すのは良い采配だよなとは思った。戦って勝てば主人公を納得させられ、負けても無理に行くつもりだったのかなと個人的には解釈。まあシナリオの雑さは否定できない。お金借りたのだって人助け(ジェットの護衛)してて不在だったとこにサビ側がデウロ、主人公に電話かけてきたんだから知らなかったのはある程度通じる。10万円借りただけだと思ってたのだろう。謝罪が雑なのはだめだが「主人公に押し付けた」「ヤクザのとこに無理やり行かせた」みたいなデマを書いてるのが腹立つレベル。というか本当に口悪い人が多い。自分のストレスをゲームキャラにぶつけないでほしい。 -- 名無しさん (2025-10-29 00:25:12)
- サビ組の所に行ったのはガイの指示じゃなくて連絡つかないから事務所に来てとサビ組に呼び出されただけだけど利子を主人公に押し付けたのは事実でしょ。作中で主人公がサビ組の仕事を利子分こなしてたはずだが -- 名無しさん (2025-10-29 01:51:03)
- タグ、今作に出ていないネモの理想郷は必要無いのでは? -- 名無しさん (2025-10-29 05:18:22)
- じゃあ消せば -- 名無しさん (2025-10-29 06:19:44)
- ↑3 押し付けたっていう表現は微妙じゃない?利子は優良誤認だし主人公に払えと言ったわけでもない。現実世界なら払うのではなくタウニーのように無視するのが良いわけで。さらにいえば誰も来ないホテルの整備をしていて最後にカラスバを感心させたのもタウニーだし。彼女が舞い込ませた揉め事ではあるが少なくとも「踏み倒して押し付けた」は違うだろう。 -- 名無しさん (2025-10-29 08:10:29)
- ↑いや全然微妙じゃない単なる作中の事実だよ。タウニーに連絡がつかないから主人公が代わりに働くことになったじゃないか。作戦会議中にタウニーが戻って来て利子を知ってからも自分で何とかしようとすらしてないぞ。しかもあの段階では仕事の内容すら不明だったのに。あとタウニーのように無視するのが良いってなに?作中でタウニーは借金や利子について無視なんてしてなかったはずだぞ。「サビ組と出会った。ホテルの宣伝動画のために借金することにした。利子の説明もちゃんと受けた。タウニー曰くすぐ動画を撮ってアップすれば明日には返せる。カラスバは素人なのに大丈夫かと忠告したけどそれでも借りた。契約書にサインした(細かい文字で書いたのはサビ組がアレだけど)。本人は利子のヤバさに作戦会議で教えられるまで気付かなかった。ピエール曰く騙されたようなものだけど書いてある以上払うしかない。主人公達に利子を任せた」こういう流れだったじゃん。タウニーがカラスバに貰ったチップは利子じゃなくてタウニーの借金のぶんでしょ。デウロに利子はこっちで何とかするから借金は自分で何とかしろって言われた借金の部分だよ。 -- 名無しさん (2025-10-29 08:46:51)
- ↑失礼。ピエールじゃなくてピュールだったし払うしかないじゃなくて文句を言えないだった。あと利子の説明を受けた時にサビ組が利子のヤバさを口頭では説明してないって事も抜けてた。 -- 名無しさん (2025-10-29 08:55:51)
- タウニー/ガイ、ユカリとのくだりで「問題行動」なんて書かれるようなことはないと思うけどな。あの場にいた全員、参加する動機も義理もなさそうな金持ちの道楽に巻き込まれて、たまたま急用ができて最初に抜けたのがMZ団。そしたらユカリがMZ団以外をもてなしながら軟禁したんだけど、それを謝るのはMZ団なのか? -- 名無しさん (2025-10-29 09:31:40)
- ↑同意。他の参加者を待たせたのも含め結局はユカリのわがままでしかない -- 名無しさん (2025-10-29 09:43:58)
最終更新:2025年10月29日 09:43