灯影・ハートベル

灯影・ハートベル(ほかげ -/Hokage Heartbell)


プロフィール
名前 灯影・ハートベル プレイヤー メイト
種族 人間 性別
年齢 15歳 学年 3年生
身長 149cm 体重 38kg
立場 一般(転入生) 所属寮 赤杖寮(ブライトワンド)
クラス
メイン 戦士 サブ 探索者 エクストラ 憑依術士(精霊)
追加サブ 異能者 追加サブ2 探求者 上級 魔法戦士
データ キャラクターシート
イメージ
イメージアイコン ラグ・シーイング
(テガミバチ)
イメージCV 田村睦心
イメージソング The Smile of You 歌詞 / ソラノネ 歌詞
イメージBGM Echoes / Lost Wing at.0 / 憎悪と怨念の権化 / 嵐の暴魔と囚われの騒魔
夜明け2019卓/大魔城学園

「まだ数か月しか経ってないですけど、少しずつこの学園にも慣れてきましたよ。
ちゃんと目標も見つけて……やりたいことも、変わってきましたから」


容姿
 羽毛のような白い髪で左眼を覆った中性的な少年。
 年齢と比べて背が低く、童顔。そのためか、年下や少女としてよく間違われる。
 感情的になっていない時の表情の変化は少ないが、どこか暖かな印象を与えるだろう。

+ 闇の左眼
「……やっぱり、まだ慣れないな。これを覗かれるのは」
闇の左眼
 灯影が長く伸ばした前髪の裏には、不規則に渦巻き光を呑むおぞましい左眼がある。
 彼が身に宿す梟精霊の特徴の具現であり、夜の闇を隅々まで観通す力を持っている。
 もちろん髪は左眼を隠すためのものであり、目深に被った帽子と合わせて整えている。

 変質した髪も含め、これらは[幻想憑依]による影響である。
 本来ならば憑依術士の身体的特徴は緊張状態でなければ消すことができるのだが、
 灯影は精霊との結びつきがより強いため、彼の意志とは無関係に発現し続けている。

人柄
 謙虚で控え目。第一印象では年齢や外見よりも大人びて感じられる。
 その一方で、少年らしい負けん気の強さと荒っぽさ、そして真っ直ぐで純粋な心を持つ。

+ 詳細
 以前は自分が目立つことを嫌いそうならないように行動していたが、
 今は輝く人と並び立ちたいという思いから、目立つ行動も避けないようになりつつある。

 基本的に礼儀正しく振舞うが、ある程度慣れた相手には砕けた調子になる。
 とりわけ、ダメなところもあると判断した相手には生来の小生意気さが炸裂し、
 塩対応や毒舌家と言って差し支えないほどの苦言をテンポよく連発するように。

 また、できることならどんな時でも正しくありたい、
 自分の中の正しさを歩み続けたいという確固たる信念を持つ。
 誰かを助けること。悪を挫くこと。そういう当たり前の正義感を胸に秘めている。

 手紙やメールで気持ちを伝え合うのを好むという現代では変わった一面も持つ。
 もちろん普通のコミュニケーションアプリなども使うし、やたら熟達している。
 顔を会わせてだと言わない想いもつらつらと出てくるのでそのギャップに驚かれがち。

 少し前までさっぱり魔法と縁のない人生を送ってきたからか、
 灯影にとってのこの魔法学園での生活は毎日が新鮮な驚きに溢れている。


属性 闇・混沌・中庸
起源
好き 魔法・静かな場所や穏やかな時間・キラキラした人・手紙とメール
嫌い デイウォーカー・勉強

能力
 闇精霊と協力し、様々な場面で活躍する魔法戦士
 まだ経験不足な面も多いものの、その実力と潜在能力は他の生徒よりも抜きんでている。

+ 詳細
+ 戦士・人間
「僕にできることは沢山ある。だからこそ、僕の大事なことをするんだ」
戦士・人間
 曽祖父との半年間の訓練を経て得た身体捌きの数々。
 ベースは雑賀流体術だが、より汎用的な技術として会得している。
 身のこなしの器用さや素早さだけでなく魔法で強化された膂力も相当なもので、
 小柄な見た目に反して灯影の基本的な身体能力は大抵の生徒を大きく上回っている。

+ 探索者
「ありがとな、ヤミー。これなら……!」
探索者
 探索技能も曽祖父から仕込まれたものを基礎として、
 数多くの演習で身につけた知識と経験で危機へと対応する。

 彼の行動をサポートするのが憑依精霊・ヤミーの眷属体である。
 灯影の魔力や感覚を利用しながら灯影に代わって周辺を目ざとく調査する。
 もっとも、時に気まぐれなヤミーが灯影を罠に嵌めて面白がる様子も見られる。

+ 異能者
「影から影は伝うもの、ってね。けっこうなんでもできるんだよ」
異能者
 灯影が発揮する素養。それが、影を操る力である。
 彼はこれの応用で様々な異能を操ることができる。
 影を介した空間制御に思考や魔力の伝達が主なその用法だ。

+ 探求者
「もっとだ、もっと強く……僕の影の力は、こんなもんじゃないはずだ!」
探求者
 影と闇を行使する力を突き詰めた果てに得た魔力。
 一時は闇の力をどう与えるかばかりに意識を奪われかけていたこともあったが、
 今は自分の胸のうちの輝きを思い起こすことで暴走することなく扱えるようになった。

+ 憑依術士
「ヤミー、力を回せ。ここで一気に決めるぞ!」
憑依術士
 精霊憑依者。森羅万象の闇を司る。
 精霊を模倣することでその力を得ているのは他の精霊術士と同じ。
 ただし、灯影が他の精霊術士と違うのは彼自身にその精霊が憑り付いていることである。

 精霊のバックアップを得た灯影は、その闇の魔力を存分に振るうことができる。
 彼の闇精霊世界は、彼自身の起源と合わさり幾重もの影の錯落として現れる。

+ 魔法戦士
「行くぞ……これが、僕の星の形だッ!」
魔法戦士
 影の魔力を白兵戦闘に直接使うことに特化した、灯影の新たなる戦闘スタイル。
 礼装たる両手剣を構え、影によって強調された輝きを纏った闇の剣は、
 これまでにない力を以て敵に破壊を与えることを可能とした。

+ 愛用品
「影のあるところに光はある。僕だって、輝きを生み出せるんだ」
寄せ集めの想い(メッセンジャー)
過ぎ去りし願い(パッセンジャー)
 灯影の使用する専用簡易礼装。
 曽祖父の形見だった短剣をマビノギオンにて改造し、
 長短二刀の特殊礼装へと再構築・完成させたもの。

 元となった短剣は雑賀忍者に代々受け継がれていた忍者刀であり、
 二振りの小太刀を併せて一刀として偽装したまま戦える上、
 折れた刀身から仕込み火薬も放てる相当な変わり種だった。

 灯影の使う魔法との相性もいいものの、まだ彼が使いこなすには複雑すぎるため、
 マビノギオンにてシンプルな脇差然とした武器へと組み直された。
 その上で忍者刀に備わっていた拡張性はそのまま残されており、
 今後の灯影の技量の向上に応じてエンチャントを施せる彼の愛用品。

+ 起源『影』
「僕は影だ。どんな場所でも、光があるならそこにある」
起源『影』
 影に関するあらゆる事象を示す起源。

 自身や他者、近くの物体の影を伸ばす・形を変えるなどに始まり、
 魔法的影響力を付与した影を飛ばして攻撃、影から影への瞬間移動、
 ひいては『心の影』への干渉能力としての[テレパシー]に至るまで、様々な性質を有する。

 現在の灯影は闇精霊の影響で光を弱点としているが、
 起源『影』自体は光との相性が極めてよく、強い相互作用を成す。
 むしろ完全な闇の方が苦手である。闇の中にて影はあらゆる場所に定義できる反面、
 影の輪郭を補強してくれる光がなければその存在は散漫になってしまうからだ。

来歴
 関東地方の都市部から距離を置いた町の出身。
 今では珍しく魔法がほとんど使われていない田舎での、長閑で刺激に少し欠けた毎日。
 郵便局に勤める両親に育てられた灯影は恙なく暮らしていた。

 だが、1年前。
 とある出来事を切欠に、灯影はその身に謎の闇精霊を宿すことになる。
 同時に魔法使いとしての強力な力も得てしまい、曽祖父の勧めでマビノギへと転入。

 学園での検査により、彼の精霊であるヤミー
 人に害を成し得る悪霊であることが既に判明している。
 それでも灯影はヤミーとの憑依関係を現在も続けている。

+ 血筋
「ろくじゅーにーてんごぱーせんとが人間ですね。妖精と忍者が12.5%、魔族と幻想種が6.25%」
血筋
 時代が進み種族の多様化が進んだ今日においても、灯影の家系は非常に特異である。

 主に流れているのは『人間』としての血だが、
 ・6王国ランデルに属する『魔族』
 ・第二次大戦で負傷したアメリカ兵が転生した『妖精』
 ・中国奥地に潜んでいた正体不明の『幻想種』
 ・雑賀衆の末端に名を連なる『忍者』
 これらの血を少しずつ引き、さらに民族的にもシンガポール系と中国系が混じっている。
 シンガポール系はさらに人種が……となり、灯影本人も正確に把握できていない。

 幸いにも灯影自身は差別や偏見とはあまり縁のない人生を送ってきたが、
 彼の両親と親族のほとんどはそれらを様々な形で受けてきた過去を持つ。
 灯影が自分が目立つことを嫌っていた理由の大部分はこの血筋に由来している。

+ 曽祖父
「今の僕がいるのはおじいちゃんのお陰です。色んなことを教えてもらいましたから」
曽祖父
 灯影の母方の曽祖父は雑賀衆に連なる忍者だった。
 灯影の名付け親で、忙しい両親に代わって灯影の面倒をよく見ていた。
 灯影は海外に住む祖父母達とあまり面識がないのもあり、
 灯影の言う「おじいちゃん」とは主にこの曽祖父のことを指す。

 灯影の曽祖父は両親の方針を受けて灯影に魔法を教えることはしてこなかったが、
 灯影がヤミーを憑依させたことに対して、今後も灯影がヤミーとの関係を続けるのなら、
 灯影には本格的な魔法の教育が必要だと彼と彼の両親を強く説得した。

 伝手からマビノギオン魔法学園の実技転入の手続きを取り付けると、
 灯影に戦士としての基礎的な魔法を短期間で叩き込んだ。

 転入試験当日。しっかりとした足取りで家を出る灯影の背に安心しきったのか、
 合格の知らせを灯影が届けるよりも少し早くこの世を去った。

 総じて、灯影が物心ついた頃から今に至るまで多大な影響を受けた存在と言える。



+ 人物評
ヤミー (取っ組み合いをしている)
「ルームメイトの先輩です。前と比べたら分かってきた気もするけど……」
ラズライト・ロス=ライラック 「ルームメイトの先輩です。笑っちゃうくらいいい人ですよ、ほんと。知ってるでしょ?」

竜宮美雲 「同級生の友達。弾んでるよね、いろいろ。逆に気にならないレベル」
花園小梅 「『壁サーの姫』。姫っていうけど、かっこいい人ですよ」
花丸勇者 「『勇者部』の先輩。すごく気さくで、僕の礼装を打ってくれたんです」
左衛門太郎 「うちの田舎でも『山育ち』は聞いたことないよ……。それに、2つも年下なのにあの身長。5cmでいいから分けてほしい」
オファニム・U・D=L 「魔法使いなら『中二病』みたいなのも普通なのかもって思ってたけど、どうやらそうじゃないみたいだ……」
尾上白亜 「『赤杖の双璧・白竜』! めっちゃくちゃ頼りになるんですから、白亜先輩」
ハディエ 「あの『格好』にも慣れてきちゃってる自分が怖いな……」
獅子頭 「マーブル寮監が好きって初めて聞いた時はビビったけど、大人な先輩ですよ」
エリアス・プレッツェル 「研究棟の『主』。でも、ちゃんとした研究やってる先輩なんですよ」
エタナミル・F=エルダイン 「『神出鬼没』の先輩だけど、むしろ言ってることのかっこつけの方が特徴って感じ」
芒野瑞穂 「寮と図書塔は落ち着く。時々いる瑞穂先輩は『高嶺の花』なんだってさ」
クリア・ロス=ライラック 「『悪魔の探偵』ってほどじゃない気もするんだけど……どうなんだろうな」
クレイ・クロノス=クリスティ 「『王子様』って大人気の先輩! ……でも、ラズ先輩はあの手に気を許すな、って」
クリスティ・L=Q 「いつの間にか赤杖寮にいた先輩。なんだか胡散臭いし、まだよく分かんない」
紲星 「入学して早々危ない薬を売って回る生徒がいるらしい。『バカの一味』はさすがにひどいと思うけど……」
木原藤間 「『不死者』として噂になった、かぁ……いろいろと想像できちゃうな。会う前から思い込むのもよくないけど」
エクリプス・シェイド 「『ドッペルゲンガー』。すごくいい先輩なんだけど……何かが引っかかる……」
杜若辰砂 「こう……普通に付き合った方がいい先輩な気がする。普通に」
ラスター・メテオライト 「『折れた角』のアストラルの先輩がいるみたいだ。今はすごいとも聞いたけど」
『魔王』 「『魔王』先輩の漫画もいつか読んでみたいけど、探してもなかなかなくって」
早川小紅 「『赤杖の双璧・赤竜』! まさに上級生って感じで、白亜先輩とはまた違った頼りがいだね」
ルード・ダグラス 「『探偵』。その……なんか事故ってるとこばっか見かける」
ユウリ 「『死者』なだけじゃなくてコテコテの不良……魔法使いだからって訳じゃないだろうけど……」
魔法少女マジカルヒメ 「『魔法少女』……どういうこと? え、魔法使いと魔法少女ってどう違うの?」
木野トトリ 「おませなやつだよ。僕にしちゃ珍しく気楽に相手できる後輩」
ティオ 「ティオ先輩の明るさはすごいよね、色んな意味で。ああ、一応褒めてるよ?」
マルティーン・M=マルトリッツ 「今度お時間ある時に、いいなずけさんとどんな風に過ごしてるのか教えてください」
ギグス・リラトン 「『鎧』で過ごしてる先輩がいるんだよ。暑かったりしないのかな……? ご飯食べる時どうするんだろう」
勘解由小路ヤヤ 「言うほど『聖女』って感じでもないけど、あり得ないって感じでいい先輩ですよ」
東創星 「『要注意人物』って言われてるのも分かる気がする。なんか読めないもん」
君影ひかり 「ダメな先輩は多いけど、ひかり先輩はマジでぶっちぎりだね」
日和川奏 「僕は奏先輩に面と向かって『バカ』だとかとても言えないな……怖いし……」
四森時雨 「なんかいっつも大変そうにしてる先輩。テストの点数が悪くてついたあだ名が『虚無の紅』」
星状きらり 「『マウンテンきらり』がリングネーム……すごいな。自分でやろうとは思わないけど、けっこう憧れるよ」
フィアベンド・フレイ=ラガード 「『星の王子様』。最近は死体を見ると物凄く喜ぶって噂を聞いたよ……」
天十一 「『覇王の息子』……かっこいい肩書だなぁ。名前もすごくかっこいいし、ずばっずばって」
灰空星花 「転入してからの僕の憧れで、追いかけ追い抜きたい目標で。それから……」
天王寺エレナ 「学園で一番頼りにしてる先輩の一人かな。こう、お姉ちゃんみたいな」
リチャード・ハリス 「まあ、悪い先輩じゃないのは分かりましたよ。ちょっとお調子者だっただけで」



「僕ができるなら、僕がやるよ。必ずやってみせますから。
……行くぞヤミー! 僕たちの力で、みんなの想いを届けよう!」


 灯影・ハートベルは精霊とともに戦う魔法使いである。

 結びつけられた影同士を使った守りに始まり、精霊は灯影に様々な能力を与えている。
 それらの全てには無限の成長の余地があり、彼を更なる高みへと誘うものだ。

 心の闇を宿して尚、未だ純真さを残す少年。
 内に眠る真の力が解き放たれた時、彼自身の持つ輝きが描き出されるだろう。

Functions

 ・闇属性攻撃
 ・カバー
 ・各種探索判定
 ・各種支援

「輝きとともにあり、ともに輝くもの。それが『影』だ!」




+ アト・ランダムの問いかけ
――――――。

迷った時でさえも目を逸らさない『決断』
慎ましくも確かに心の奥底で抱く『大志』
どれだけ遅くとも歩みを止めない『進取』
それでいて直感的に理解している『現実』

怯えたような瞳さえ見せる少年の中には、
まさに緑剣寮(ノーブルソード)が求める資質が完璧に揃っていた。

だからこそ、アト・ランダムは問いかける。

「ホカゲ・ハートベル」

「っ! は、はい」

「おまえのもとめる ものは どこだ?

「そ、その……僕は……」

 声こそ弱弱しくも。

「おじいちゃん……ひいおじいさんからよく言われてたんです。
 お前が宿した力は正しく扱われるべきものじゃ、って。
 だから……せっかくこの学園に入ったんだし、他の寮が嫌な訳じゃないけど。
 もし選べるなら、僕は……ブライトワンドで正義を身につけたい、です」

 その言葉には、何よりも強い『信念』があった。

「けっこう」

「――ブライトワンド!!!!」



魔城メイトキャラリンク
PC・重要NPC 灯影/ヤミー/ヤヤ/ナナ/グリンバルド神父/『病の夢』
NPC リチャード/梨乃/ノン/ラズ/三郎/乙女/和樹/レフト/綾香

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最終更新:2019年03月08日 07:56