- アレックス(ストリートファイターIII) - 本項で解説
- 勇者アレックス(RPGツクールシリーズ)
- アレックスキッド
- アレックス・マーサー(Prototype)
- アレックス・マーフィー → ロボコップ
- アレックス(マダガスカル)
 
「もう終わりか
    スパーにもならない…」
「もう一度やるだと?
    だめだ 変なクセがついちまう」
- 格闘スタイル: レスリング
- 出身地: アメリカ合衆国・ニューヨーク
- 誕生日: 5月5日
- 身長: 195cm
- 体重: 111kg
- 血液型: O型
- 好きなもの: トレーニング、家族
- 嫌いなもの: 迷惑な人間、ブロッコリー
- 特技: 大工仕事、サバイバル生活、ニューヨークのピザに詳しい
- 職業/所属: 格闘家
- キャッチコピー: パワーエイジ(III)、アートオブパワー(タツカプ)、次代担う双肩(V)
    
    
        | + | 担当声優 | 
Michael Sommers
『III』シリーズ(『1st』~『2nd』Patrick Galligan『III 3rd』『CFJ』
安元洋貴
『タツカプ』
浅沼晋太郎
『V』(日本語音声)
Mark Whitten
『V』(英語音声) 
 
		| ボイス集 |  		| Sommers氏&Galligan氏 
 | Galligan氏(『3rd』) 
 |  		| 浅沼氏 
 | Whitten氏 
 |  | 
"You can't escape!"
III1st・III2nd
父と慕い、最強の格闘家と信じていたトムが地に伏した瞬間、アレックスの前に道が開かれた。
トムをいともたやすく下した金髪の格闘家。その背後に、とてつもなく広い世界がある事を、アレックスは悟ったのだ。
摩天楼の麓で、トレーニングに明け暮れる日々は終わった。
今度は己の眼、己の拳で、世界を実感するのだ。道が示されれば、あとは踏み出すのみ。
「負けられないんだ……。オレなりの理由があるのさ」
格闘家の本能に突き動かされ、アレックスは歩みはじめる。その道が、あの金髪の男へとつづくことを信じて。
III3rd
世界の強豪たちと闘い、格闘の怖さと奥深さを知ったアレックス。
自分の中に、知らず沸き上がる不思議な高揚感を抑え切れない。
「強い奴」と闘いたい──想いに駆られるまま、
ふたたび彼はまだ見ぬ強敵を求めトムのもとを飛び出した。

    
    
        | + | 主人公と認知されなかった原因 | 
 
主人公と認知されなかった原因は様々であるが、まずはその見た目だろう。
 
顔だけ見ればルックスも悪くないのだが、筋肉隆々+上半身裸 のため、パワータイプの投げキャラ にしか見えず、
 
また、性能面を見ても投げやつかみの動作が多く (実際は投げ主体ではない)、
飛び道具も一切持たない 、あまりにも男らしい性能であり
 
(実際は『III』の飛び道具 は全体的に使いにくく、なくても割と扱いやすいゲーム。
 
 波動拳メインのリュウより強キャラに躍り出た昇龍拳メインのケン、
 ガイル の性能的後継者たる溜めキャラのレミー が微妙な評価なのもそこらへんが原因だろう)、
 
更にはダイヤグラム (キャラランク )が下位(リュウ を下回る)であるが為、
 
主人公らしさを微塵も感じとれない、寧ろどうしてこうなった!と言いたくなるようなキャラになってしまった。
 
が、しかし、一番の原因は「あのリュウの後釜」 という事だろう。
 
ストリートファイター、並びに対戦格闘ゲームの主人公の代名詞とも言えるリュウの存在はあまりにも大き過ぎたのだ。
 
実際、リュウも(初代 から続投とはいえ)『II 』無印ではダイヤグラムは中の下どころか最下位のザンギ の次ぐらいという下位、
 
使用難易度もガイル などに比べると(当時の初心者には)難しく、
 
ついでにラスボスのベガ との因縁は特にないという状況でありながら、アレックスと同じ運命に成らなかった辺りがこれを物語る。
そして『III』でも、リュウは主人公の座は譲ったものの、同ゲームに続投し、ちゃっかり1Pのカーソルに居座っている。
2P側もアレックスではなくケン。 
本当にカプコンはアレックスを主人公にしたのか?と疑いたくなるような有様であった*1 。
  
 
更に『III(1st)』の出来や、知名度の低さも相まって、当時アレックスが『III』の主人公であると知る人は極わずかであった。
 
恐らくその不人気ぶりはドノヴァン・バイン といい勝負であり、
 
巷のゲーセンでのアレックスの印象は「ゑ?こいつが主人公?ザラゾフ じゃねーの?」程度だったに違いない。
ユンヤン 兄弟かショーン あたりを主人公にして、ガイル かザンギエフ あたりのポジションについていれば…。
 
とにかく、ありとあらゆる面で主人公らしくない彼の存在を見て、人はアレックスをこう呼ぶようになった。
「主人公(笑)」 と……。
 
『1st』では一番ゴツくてデカい アレックスだったが、『2nd』になってヒューゴー やユリアン など、
更にゴツい キャラが参戦した事で、比較的バランスが良くなったようにも思われたが、
 
ここでも大きな変化は無く、相も変わらず1Pの初期キャラはリュウのままであった。
 
『3rd』になり、ようやく1Pの座に就いたアレックスだったが、「なんでリュウが1Pの初期キャラでないんだ?」と割と疑問にしか思われなかったり、その頃は格ゲー界も斜陽だった為、一般の格闘ゲーマーの目に止まる様になったのは稼働してしばらく後の事だった。
 しかし、一度『3rd』の評判が広まると、徐々にそのプレイヤーの数を増し、遂に『III』は格闘ゲームの定番としての地位を獲得した。
 それに伴い、アレックスもようやく主人公として幅広く知られるようになったのである。
 主にネタ的な意味で | 
余談だが、同じくカプコンの『
マッスルボマー』の主人公の一人「
アレクセイ・ザラゾフ」とは外見や技などで類似点が多いが、
年齢・国籍などの設定が異なる上、『2nd』のヒューゴーED内でアレックスとは別にザラゾフの名が出ている為
別人である。
恐らくザラソフをモチーフにしたキャラ(他人の空似)と言う事であろう。何故よりによってザラソフなのかは不明だが。
アレクセイとの違いである顔と両肩の赤い傷は
デビルマンが元ネタであろう。
ちなみに、『V』の日本語
ボイスの担当は
『サイボーグ009vsデビルマン』でデビルマンを担当した浅沼晋太郎氏である。
キャラクター設定
ニューヨーク・マンハッタン在住で、
父の親友でありトレーナーであるトムと、その娘で妹のような存在であるパトリシアという14歳の女の子と一緒に暮らしている。
パトリシアとはお互いにパット、アレクと呼び合う仲で、
『3rd』のアレックスEDで湖の側でのキャンプ用テントの組立を手伝う約束をしていた事から力仕事は進んで手伝っているようだ。
『ストV』での
ストーリーモードでもパトリシアがアレックスにサンドウィッチを作ってあげたりと二人の関係は深い。
物事をストレートに言う性格をしている。『3rd』の
勝利台詞においてそれが顕著で、しばしば厳しい言葉を敗者に浴びせている。
例えば
ヤンには「理屈じゃ強さは語れない 負ける理由も一つ・・・・弱いからだ」と手厳しく、
ヒューゴーには「そんな大技を何度も食らうほど ノロマじゃない」
ユリアンに至っては
「その弱さで帝王きどりか おめでたいやつだ」と、完璧に暴言である。
但し前述の通りの性格でこのような発言をしているだけで、基本的には落ち着いた言動の方が多い。
レミーへの「結局ストリートファイトで解るのは 強いか弱いかだけだ」や、
ダッドリーへの「クリーンファイトも結構だが 
勝たなきゃ意味がない」などがそれに当たる。
中には
豪鬼への
「命のひとつくらい いつでも賭けてやる」というとてもカッコいい勝利台詞もある。
また『3rd』の1年前の時間軸である『2nd』においても、ヤンに「クールに戦っても こだわりすぎは禁物だ!」
豪鬼には「いくら拳を極めても 先にダウンしたら意味ないぜ!」と言うなど、戦いに真面目である性格が分かる。
『1st』及び『2nd』ではトムに重傷を負わせた謎の男を探すために、
唯一の手がかりである「
金髪の男」
*2という情報を基に世界を回る。
『3rd』では「金髪の男」を倒したが、ストリートファイトの奥深さに魅せられた彼は今度は自分の意志でトムの元を飛び出していった。
…というのが彼のストーリー。
リュウとはまた違った形の孤高の求道者(の駆出し)、と言った所だろうか。
ギルと謎の組織を巡るストーリーとほぼ無関係だが、
リュウも
ベガとシャドルーとの因縁は一方的に目を付けられて狙われてるだけだったし、
そんなものだろう。
『3rd』ではEDにて、初代主人公であるリュウと対峙する…のだがEDが始まったと思ったら、
地に伏すアレックスと目の前に立ちはだかるリュウの図に、
 「グッ‥‥‥‥!
   まさか一撃も返せないなんて‥‥!」
の台詞が画面に映し出される。
察するに、文字通り指一本触れられずに
パーフェクト負けしたのだろう。
やっとの思いで天帝を倒したにもかかわらず、幾ら初代主人公を立たせる為とはいえ、流石にこの扱いは酷い。
それ以前に天帝前のライバル戦で既にリュウと戦ってね?と言ってはいけない
また、このエンディングのせいで
主人公(笑)の扱いに拍車を掛けている節がある。
尤もこの後
 「どうした!それで終わりか!」
というリュウの問いに
 「フフ‥‥まさか!」
   「ここからが見せ場だ!」
とアレックスが返しており、まだ戦いはこれからだ!といった雰囲気はある。
恐らくこの展開は、『ストリートファイターIII』(恐らく作中事前)をコミカライズした中平漫画の『RYU FINAL』を意識したのだろう。
この漫画、題名からも察せられるように主人公はアレックスではなくリュウである。
そんな『RYU FINAL』で初登場したのはなんと
最終話。
しかも、ストーリー上のラストバトルはすでに決着が付いており、本当に最後の、後日談的なエピソードの役割を担う形となっている
(このとき、アレックスは既にリュウに敗北しており、『3rd』におけるエンディングもこれに影響を受けたと思われる)。
ただ、これは中平氏のストリートファイターシリーズ完結編として作られた以上仕方のない事だろう。
その辺りは、本来、『III』にいない筈の
サガットが主役のエピソードがある点からも窺い知る事が出来る。
一応断っておくと、この最終話自体は、まるまるアレックスを主眼としたストーリーになっていて、
それまで己の力を撒き散らす事を悦んでいた自分が、リュウに会い敗れた事で新たな目標を見付けられた───というもの。
同話の中では格闘大会で
ケンを窮地に追い込むもののどうやら惜敗した、という描写もあるが、さほど
主人公(笑)という感じではない。
むしろ、旧主人公の高い壁にぶつかりながらも、新世代の格闘家が新たな時代を築こうと前進する───と、
世代の移行を匂わせつつ、シリーズを締め括るという形で印象的なラストシーンとなっている。のだが…
確かみてみろ! 台無しである
ちなみに『3rd』では大抵ラスボス(ギル)戦の前に会話有りのライバル戦が組まれるのだが(一部例外有り)、
リュウがアレックス、
ダッドリー、ヒューゴー、
まことのライバル戦に設定されているのに対して、
アレックスがライバル戦の相手に設定されているのは
レミーだけである(
隠しキャラのギルを含めても2人)。
ただ『2nd』のOPデモでは、共にレスラーであるせいかヒューゴーとライバルキャラのように描かれている。
対戦前には、身体が密着するほど近付いて睨み合う演出が入る。これは
ハルク・ホーガン対アンドレ・ザ・ジャイアント戦のオマージュである。
が、ヒューゴーのスカウト対象には『2nd』では入っておらず(本業のレスラーなのに…)、『3rd』ではライバル戦もリュウに奪われており、
EDのレスリングの相手もマッスルボマーのザラゾフ達に(名前だけだが)出演されるなどストーリー上、
特に接点がある訳でも無い。
全体的に見ても他キャラとの掛け合いが極端に少ない…
主人公なのに。
    
    
        | + | 以降の出演 | 
『CAPCOM FIGHTING Jam 』では満を持してIII枠の一人として参戦!
 
これで主人公(笑)とは呼ばせない!!…と言いたい所だが、
 
ゲームがゲームだったのでそれを忘れている人達も多いだろう。
 
何というか、登場するゲームに恵まれていないのも主人公(笑) たる所以なのだろうか。
 
また、『CFJ』のPS2版パッケージは各作品の主人公格や代表キャラが集まったデザインなのだが、
 
『III』の代表はアレックスではなく、春麗となっている 。彼女のデビューは『II』なんですが…。
 
今一つ影の薄い『ヴァンパイア 』の主人公 や『ウォーザード 』の主人公 ですらしっかりいるのに…。
 
やはり格闘ゲーム界の女王は伊達ではないという事か。
 
他の格闘ゲームでも、春麗が出演していると必ずと言っていいほどパッケージ(しかも目立つ位置)にいるので、
割りを食らった 、とするのが正しいかもしれない。
 
ちなみに同作品のEDでは「戦う市長」ことマイク・ハガー と対戦している。
 
 
果たして外部作品にも恵まれず、アレックスは格ゲーの闇に埋もれていくかのように見えたが、
 
なんとVSシリーズの『タツノコ VS. CAPCOM』に参戦 。
 
参戦作品に恵まれていない本作で、数多くの人気キャラを差し置いて参戦出来たのは本当に奇跡的だろう。
 
今度こそ主人公(笑)とは呼ばせない!!
 
…え、ザンギエフ ?いいじゃん『IV』で強キャラになったんだし…。
 
こちらでの声優は『IV』以降のガイルと同じく安元洋貴氏が担当。
 
どうやら『III』でリュウと会った後のようで、
 
対リュウの勝利メッセージで「アンタと、また戦えるなんてな。この舞台に来られた事に感謝しておこう。」と言っている。
 
ある程度時が経って自分に自信がついたらしく、
 
勝利メッセージで割とひどい事を言っているので是非とも確認してもらいたい。
 
例えばテッカマン には「宇宙の騎士っていうのは信じよう。そんなレアな格好、地球じゃ流行らない。」
ポリマー には「その奇声がハリケン流?残念だが、それでビビるのはザコだけだ。」
 
汎用セリフでも「油断した、だと?出し惜しみするほどの強さか?」
 
「リベンジ? ああ、いいぜ。アンタとは何度やっても負ける気がしない。」…など。
 
他のキャラからは近接戦闘が得意な点、もしくは強靭な体に対して発言する事が多いようだ。
 
ロケテの時点では、スタンガンヘッドバットやスラッシュエルボーの異様な高性能さから、リュウと2強を争っていたらしい。
 
まあ、ロケテ最強は製品版で弱キャラ化してしまう フラグでもあるんですけどね……。
 
    
    
        | + | そしてゲーセンは鴉の炎に包まれた。 | 
稼動当初こそ、パワーボムを組み込んだエリアルなどの高威力コンボで猛威を振るっていたのだが、
 
キャラの解析が進むにつれて、他キャラに次々と永久 や即死が発見されていき、
 
その結果、移動スピードの遅さなどからそもそも自分のターンに持っていく事自体難しいアレックスは、
 
一時期は最弱を争う位置に落ちぶれてしまっていた。嗚呼。
 
しかし、10割コンボはあり上位陣に全く手も足も出ないという訳ではなく、
 
同じゲームにすら立てていないほどの格差は付いていない為、十分戦えるキャラの域である。
 
最後にモノを言うのは、使い手の腕なのだから。
 
そして、『タツカプ』海外版の逆輸入バージョン『アルティメットオールスターズ』では、
全キャラに調整が施された結果、永久・即死を多くのキャラが失ったのに加え、
 (巨大キャラ除いて唯一)対戦相手を強制的に交代させる「強スラッシュエルボー>ドロップキックコンボ」
 が前作と比べて繋がり易くなったり、ハイパーボムが暗転後回避不可に強化されたりと、
 比較的まともに戦えるようになっている。
 
 
    
    
        | + | 『タツカプ』ED | 
同作のエンディングではその実力を見込まれ、ガッチャマン の悪役である秘密結社ギャラクターからの勧誘を受ける。
 
アレックスは当然ながらそれを一蹴するも、相手が自分やリュウ達といった格闘家を「くだらない」と口にした事で表情を一変。
 
「気が変わった……特別サービスだ。俺の力が見たいなら、少しだけ 見せてやる」
 
と呟くと武装戦闘員の群れにたった1人で吶喊、マシンガンの一斉掃射を高速回避したり、
フラッシュチョップでロケットランチャーの弾頭を真っ二つに割ったり と、圧倒的な強さを見せ付けた。
 
尚、このアレックス、同作では巨大キャラ枠であるゴールドライタン(30m)やイワン(10m以上)ですらも投げてしまえる 
(一応、モリガン やポリマーなど他のキャラ も可能ではあるが…)。
 
スタンガンヘッドバットでライタンやイワンを掴むと相手の頭にしがみついて頭突きを見舞う 。
 
でもリュウもEDにおいて『ロストプラネット』の敵キャラに素手で挑んでいるので、特に何の問題も無い。
 
と言うかそれぐらいやらないとリュウには一生追いつけない気がする。
 
ヤッターマン1号のEDでは、彼に助けられた分の借りを返すという事で、緑色の眼帯を着けてヤッターマン5号 を名乗っている。
 
リュウも同様に4号となったのだが、彼が少々照れているのに対してアレックスは結構平然としている。
 
こういう所や『III3rd』のギルのエンディングを見る辺り、意外とノリがいいようだ。
 
尤もリュウ以外でも他のヤッターマン は皆ノリノリだったが。 バツ「解せぬ」 |  |  
 
しかし『スーパーストリートファイターIV』では、
ダッドリー 、いぶき 、まこと といった『III』勢が参戦する中、主人公なのに 参戦を逃した。
 
これに関してはプロデューサーの小野義徳氏曰く、
 
「あと人気がなかったのはアレックスですね。主人公なのに、出してほしいという声をまったく聞かなくて、
 やっぱりなと思いました(笑)。まぁ『タツカプ』で復活できていたからよかったんじゃないかなと 」
 
とまあ、公式でもこんな扱いである。
 
おまけにアーケード版『スパIV』でもユンヤン兄弟に先を越される始末。 やっぱユンが主人公なのか
さらに2014年に稼働・発売された『ウルトラストリートファイターIV』でも、
エレナ とヒューゴー(おまけにポイズン も)が参戦したのにアレックスは全く音沙汰無し。
 ってかこいつら『ストクロ』の流用じゃないですかーやだー
アレックス、お前は今泣いていい 。
 「あの帽子被ったごひ死なねーかな…」
 
……とこのように『IV』シリーズでは不参戦に終わったが、
『ストリートファイターV』に1人目の追加キャラクターとして参戦 。
 
三度目の正直、もう主人公(笑)とは呼ばせない!! 
 
『V』の時系列は『IV』と『III』の中間と設定されており、
 
そのためかアレックスのキャッチコピーは次世代の主役である事を意識したものとなっている。
 
尚、3Dモデルの顔は今まで以上に厳つい上にブランカ めいた とても(元)主人公とは思えない荒々しい表情になっているが、
 
コンセプトアートやストーリーモードなどのイラストでは幾分かアゴのシュッとしたイケメンになっている。
 『V』では彼に限ったことではないが、ぶっちゃけ同一人物には見えない
 
一方で他社製作品では、『最強ファイターズ 』では出られないことをK' 共々嘆いていたり、
 
『スマブラSP 』ではスピリットとしてユンヤン兄弟、いぶきが登場しているのにアレックスはいなかったりと、中々出番を貰えていない。
 ケン参戦PVで疾風迅雷脚を受けてたキャラが同じ中の人のキャラだったのはせめてものお詫びだろうか | 
キャラクター性能
トロそうな外見とは裏腹に中々の機動力を持ち、
コマンド投げをはじめ、打撃技・対空技・突進技を一通り使いこなす
オールマイティな性能の持ち主。
通常打撃の威力やスタン値が高く、適当に攻撃を振っているだけでも「らしく」見える。
飛び道具がない点を除けば十分に「主人公」らしい性能であり、『III』の基本を学ぶのに最適な、『III』初心者向けの入門用キャラと言えるだろう。
総体力が高めでスタンゲージも長く、ピヨりにくいのも長所の一つ。
攻撃力が高いという印象の強いアレックスだが、至近距離でなければそのパワーを発揮できない。
しかし飛び道具を持たず、技が全体的に大ぶりな為、牽制合戦や細かな連携にも不向きであり、ケンや春麗のように牽制からの大ダメージは見込めない。
その為、地上戦のみで勝利を目指すにはどうしても無理がある。
そこでアレックスの特徴である、軌道が低く飛び込みに適したジャンプを生かしてジャンプ攻撃を仕掛けたり、
或いはジャンプ攻撃と見せかけてダッシュやEX「スラッシュエルボー」へ移行したりと、
いかにして相手の懐に飛び込むか、という点が戦術の要になるキャラクターといえる。
相手がダウンすれば、接近してからの
起き攻めが豊富なのもアレックスの長所の一つである。
上手く技を重ねて相手をスタンさせれば一気に優位に立つ事が出来るだろう。
その為、起き攻めの成立しやすい壁際に追い込むように戦うのがベスト。
    
    
        | + | 各種技解説 | 
立強P(ハンマーパンチ)屈ガード不可の中段技。中段技にしては出も早く、攻撃判定も大きめで強力。屈強P(タックル)アレックスの代表的な対空技。発生は遅めだが、ヒット後はダウンを奪えるので、起き攻めを含めてリターンは大きめ。相手の空中ブロッキングを覗きながら立中Pと合わせて使いたい。
立中P(エルボー)リーチは短いものの、発生が早く隙が短いため、ゲージ溜めを兼ねて様子を見ながら振るのがよい。近立中K(ニーアタック)起き攻めなどに用いる。地味だが EX「フラッシュチョップ」や「ブーメランレイド」でキャンセルして大ダメージを狙える。最もヒットを狙いたい技の一つだ。J強P(エリアルチョップ)連続技やラッシュの始点となる、アレックスのジャンプ攻撃の代名詞的存在。前斜め下方向への攻撃判定が広く、発生直後に当たれば威力もあるので、多少強引にでもこの技を触れさせてこちらのペースに引きずり込んでいきたい。 
 
フラッシュチョップアレックスの主力技。総じて下判定への攻撃が小さいが、弱は中攻撃をキャンセルしての牽制やコンボなどに使用する。中・強は出が遅いがヒットすれば反転のけぞり状態となり背後投げが確定。EX版は出も早くガードされても隙が短く、ダウンを奪えるので、間合いを詰めたら積極的に狙っていきたい。パワーボム(バックドロップ)投げ間合いが広く、主に起き攻めとして使用する。背後から掴んだ場合はバックドロップに変化して威力がアップする。エアニースマッシュ空中の相手に対する対空技だが、喰らい判定が大きく、対空性能は低い。地上にいる相手にも当てづらく、おまけに打撃投げのためブロッキングされてしまう。EX版なら攻撃判定も広がり、地上の相手にも当て易くなる為、出の速さを活かしての割り込み等に使える。エアスタンピートジャンプして上から相手を踏み潰す。下段攻撃に対して無敵がつく中段技である。これを食らうと相手はクイックスタンディングできない為、落ち着いて起き攻めに回る事ができる。使用後の隙は長めだが、ガードさせれば反撃は受けない。地上判定の打撃投げ扱いらしく、空中の相手にはかすりもしない。スラッシュエルボーアレックスの主力その2。弱は隙の少ない突進技。中・強はヒット確認から「ブーメランレイド」のコンボに繋げる。EX版は突進速度が速く、ヒット時はダウンを奪う事ができ、スタン値も大きいので、奇襲・コンボ・隙の大きな技をガードした後の反撃など、様々な場面で使える。EX「スラッシュエルボー」からの起き攻めはアレックスの典型的な勝ちパターンなので、チャンスは逃さないようにしよう。スパイラルD.D.T.相手に飛び掛り、立ち状態の相手を掴む奇襲技。かがんでいる相手には当たらず、相手の体格によって飛ぶ高さも変わる為、妙に使いづらい技。当たっても特定のキャラには確定反撃を受けてしまう。外した時の隙は少ない為、起き上がりに重ねてガード方向を惑わす移動技代わりに使う事も出来なくもない。 
 
ハイパーボムご存知必殺投げ。通称「ハイボン」。決まれば爽快感抜群。だが暗転後にジャンプでよけられる為、狙って成功させるのは至難の業。しかもゲージの長さは最長で本数は1本のみと、EX必殺技(ゲージを一定量消費する)を主力にするアレックスの行動を著しく制限される為、半ば魅せ技と化している。こちらから攻めているときは当て辛いので、BLやガードなどの基本スキルを磨く必要がある。コマンド自体は容易なので確定条件を覚えて、なんとか決めてやりたい所。ブーメランレイド前進しながら打撃コンボの後、投げでフィニッシュ。距離が離れていると打撃コンボの後の投げがスカってしまう点に注意したい。アレックスのSAの中で唯一ゲージを2本持てるため、EX必殺技が使いやすくなる。さらにコンボから連携技としても使えるので、一番無難なSAである。スタンガンヘッドバットジャンプして空中から掴みかかり、頭突き連打でピヨらせる。基本は飛び道具を飛び越して相手をつかんだり、相手の着地に重ねる事で成立するが、それでも容易に扱えるものではない。博打性が高いが、ゲージはやや短めで、試合中に何度か狙う事は出来る。当たった時のリターンはかなり大きいので、レイドに次いで使用する人もいたようだ。また稼動当初は中、強フラSCスタンガンの連携が猛威を振るっていた(ジャンプで回避が出来ない為。実際は小パンチなどで簡単に対処出来る)。着地狩りとはMUGEN動画ではよく空中にいる相手に対してアレックスがおもむろにスタンガンヘッドバットを繰り出し、それを見た一部の視聴者が「それは対空技じゃねーよwww」とコメントを寄こす事がしばしばあるが、この時アレックスはなにも対空技としてこの技を使用しているわけではない。スタンガンヘッドバットは上昇中無敵なので、飛び込んできた敵に反応して使用する事で、相手の空中技をすり抜け、相手の着地隙に掴み掛かる事が出来る。しかしながら、滞空時間も着地後の隙の長さもマチマチなMUGENキャラに狙い通り成功させるのは至難の業であり、大抵失敗してしまうので、よく勘違いされるのだろう。
 | 
SA時に叫ぶ"You can't escape!!"という台詞は『1st』と『2nd』ではゲームのキャッチフレーズでもあった。
しかし残念ながらどのSAも適当に出しても外し易く、特にハイパーボムは暗転後ジャンプで逃げられてしまう為、
どちらかというとイメージは"You can escape..."
基本的にゲージはEX「フラッシュチョップ」や「スラッシュエルボー」に回す事が多くなるだろう。
アレックスの使い手は「不敗神話を誇る伝説のゲーマー」こと「格闘ゲーム道場の総師範」ことKSK氏が(主にネタ的な意味で)有名か。
ワーオ(エアスタンピート)を多用する彼のアレックスは、MUGENのものに慣れている人からすれば新鮮だろう。
ガチなプレイヤーではザンゴエフ氏、「元気神」こと元気氏、「カズ姉」ことカズヤ氏、サクラダ氏、ゾネックス氏等が有名。
MUGENにおけるアレックス
主にGM氏製作の『3rd』仕様が活躍している。
対戦での実力としては、
AI面・能力面共に中々優秀で、それでいて強すぎないため、出場する機会が多く、優勝経験も多い。
特に、同じく
主人公(笑)として有名な
シオンや
デミトリとチームを組む事も多く見られる。
ネタキャラ扱いのおかげで、タッグ・チームの選出理由にも事欠かない。
ハイパーボム、スタンガンヘッドバットによる
AI殺しも大きいか。
また、ストーリー動画ではネタ的な意味では勿論、ちゃんとした主人公としても扱われるなど、リュウよりも優遇されている部分も見られる。
扱いとしては主人公及びその仲間の一人やモブ・やられ役などは多いものの、ボスなどの大物の悪人や師匠などの「強いキャラ」扱いは少なく、
シリアスでは
リュウとはまた違った求道者、もしくは気のいい仲間としての描写が多い、ネタ的な扱いでは言うまでもないだろう。
登場頻度にしてはキャラは比較的安定している方である。
他のIII勢が(出番的に)パッとしない事もあり、原作での扱いとは裏腹に、『III』の代表格として認識されているものと思われる。
GM氏のアレックスはゲージがあれば高頻度で
超反応ハイパーボムを繰り出すので、
ニコ動の視聴者からはよく「アレックスは
投げキャラ」と勘違いされる事が多いが、実際は打撃主体のキャラである。
当然ながらハイパーボムのみのダメージで勝っているわけもないので、mugenでも各種打撃技の重要性は高い。
なので
ちびキャラなどのフラッシュチョップが当たらないキャラには苦戦を強いられる事が多い。
ただ、MUGEN上では大抵ALLスーパーアーツを選択するため、3種類のSAを全て使用する事が出来る。
アレックスはどのSAもゲージが長く少ないキャラなので、ゲージが2本になった事による恩恵をかなり受けている。
ハイパーボムも、ゲージがもう一本あれば実用に耐え得ると言われていたので、現在のように日の目を見ている事も納得出来るだろう。
外部AIは下記の1%氏とFelicity氏のものがそれぞれ公開されている。
ですからー氏によってボイスがタツカプ仕様になるパッチもリリースされている。
    
    
        | + | GM氏製作 | 
上記の通り、多くの動画で活躍しているアレックス。
 
現在氏のサイトは閲覧できない状態にあるため、交差氏によって代理公開されている。
 
ドリームキャスト版の『3rd』にはアーケード版には無い要素としてシステムの一部を自分好みに変えるシステムディレクションがある。
 
GM氏の製作したIIIキャラはこれが再現されており、
ブロッキング の受付時間変更、地上・空中チェーンコンボ、通常技 のキャンセル 、必殺技 キャンセル必殺技などが自分で変更できる。
 
また、1%氏によって、システムディレクションを全開にした状態に対応したAIが製作された。
 
名付けて「アレックス・システムディレクションフルドライブ」 、通称「全開アレク」 。
 
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴うサイト消滅以降は、hamer氏によって代理公開されている。
 
通常とはまるで別人の、コンボゲーのような動きが見物。チェーンコンボにより半端ないゲージ回収力を誇り、
 
『タツカプ』から逆輸入したスタンガンループは、LIFE200%設定でもほぼ10割持って行く。
 
ロケテ版『タツカプ』から抜け出してきたかのような姿には、
 
こくじんでなくとも「そういうゲームじゃねえからこれ!! 」と叫びたくなる事請け合い。
 
更に開発が進み、苦手だった6大Pの当たらないちびキャラへの対策もなされた。
 
全ての攻撃をブロッキング で捌き、永パも自重しないその様は正に世紀末主人公。
ジョインジョイン …いや、アレックスゥだ(最初からカーソルが合っているのでジョインとは鳴らない)。*1 
しかしながら全開アレクの仕様は、元の『3rd』やアレックスから極端に逸脱したものであり、
 
その為「悪魔に魂を売った主人公(笑)」 だの「タツカプに帰れ!」 など半ば冗談交じりに野次られる事もしばしば。
 
ファンの中には昔のアレックスを好む人も居るので、大会運営においては強いからと安易に採用せず大会の趣旨に合わせて選んで欲しい。
 
AIレベル0ではデフォルトAIの挙動と殆ど変わらず、
 
かつゲージをふんだんに無駄遣いする魅せプレイ(ブーメランレイドキャンセル裏ボム など)を多用してくれるので、
 
強すぎてもちょっと…という場合にもおすすめ。
 
全開アレクというと超コンボと超ブロッキングばかりに目が行きがちだが、
 
チェーンコンボによる上下の揺さぶりやジャンプキャンセルによる継戦能力も上昇しており、
 
下手に反撃するとブロッキングされ、ガードを固めると投げを仕掛けてくるので、AIレベル0でも結構強い。
 
ちなみに他キャラの場合はダッシュキャンセルから昇龍拳 を連発するだけで容易に永久コンボ が出来てしまうそうな。
 
まああくまで家庭用のおまけモードという事で、それを前提としたバランスの事まで考えていなかったのだろう。
 
    
    
        | + | 大会動画ネタバレ | 
クラス対抗!学級崩壊バトルに人気キャラクター達共々出場。
 
全開仕様なものの、絶妙な調整と大会ルールによって、大暴れもせず、かといってパッとしない訳でもなく、無難に1学期を過ごした。
 
問題は二学期からである。給食係を引き当てた為、案の定試合でそれは起きた。
 
前期の同職に就いた奴 が似たような事をやらかしていたので、「戦時中」とまで突っ込まれた。
 
また、男の世界杯 ・第二回大会での壮絶な出オチをやらかした事が視聴者には印象深いだろう。
 
本大会では、ルール上全ての技ステートが一定確率で巻き戻るのだが、ハイパーボムが仕様上、大会ルールに噛み合ってしまった結果……。
この顛末からついた納得のタグ:「悪魔超人アレックス」。
 
開幕9.5割のお返しとは言え、相手 が不憫である。
 
    
    
        | + | みんなに愛されたお父さんとして | 
ころしてでも うばいとる ばとるでは蒼崎青子 、ルシェカ 、セレスティ・E・クライン という3人の魔法使いと共に、
魔ボッ使い を結成し、その大将に任ぜられる。
 
初戦ではいきなりボス と当たってしまい当然敵うわけもなく完敗を喫すという最悪のスタートラインを迎える。
 
さらに「真裸万象」 との試合に勝った後、敵大将 からスク水を奪ってしまい、これ以降ある意味彼のネタキャラ路線に磨きが掛かる事になる。
 
その後「劇団「死期」」 との試合に負けてイベントで手に入れた強力アイテムを奪われ、チームも敗退寸前まで追い込まれる。
 
試合後、同チームの裏チームとのイベント戦をする事になるのだが先鋒に3タテされ、敗北の危機を迎える。
 
だがここで彼は大会史上類を見ない活躍を見せる事になる。
 
この戦いで視聴者の心を釘付けしただけでなくチームメイトにCC及び至高のアイテムをもプレゼントし、結果的にチームの危機を救う事になった。
 
 
さらに、彼はあるチームを壊滅させた際に敵が持っていた呪いのアイテム を回避するという奇跡に巡り合うも奪ったのは「ヘアバンド」  。
 
これによりさらにネタ化が走る結果となってしまう。
「黒幕」 の大将 を死闘の末に撃破した際には「スク水がなければ死んでいた」と発言しており、
変態紳士 っぷりを改めて視聴者に披露する事になった。
 
これに追い打ちを掛けるが如く某崖っぷちのチームが、
 
イベント戦で「まじかる☆すてっき」 なる神アイテムを入手したとの報を受け、視聴者はこれの殺奪を期待する事になる。
 
しかし、ランセレの悪戯か「まじかる☆すてっき」はそのチームを壊滅に追いやったチームの副将 の手に渡る事になり、
該当チームの大将 が既にBランクだったため殺奪が困難なものとなった。
 
だがまだ希望はあった。チーム副将 が大会屈指の空気ボスだったアトモス を粉砕。ワームホールなる至高のアイテムを入手する事になる。
 
しかし、彼らの快進撃もここまでであった。
 
アトモスを撃破直後に殺意に目覚めたランセレの導きで急上昇株だった「全年齢対象」 と戦うハメになってしまう。
 
善戦はしたものの相手大将 と戦う事は叶わず、死の国より派遣されたばかりだった敵副将 に引導を渡され無念のGAME OVERとなった。
 
みんなから愛された父さんアレックス。視聴者は誰もが彼のチームの敗退を惜しんだという。
 
尚、手に入れたばかりのワームホールは奪われる事はなかったので、アトモスは完全に空気なボスと化してしまったのである。
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        | + | その一方で… | 
9条の人が開催する特殊ルール大会ではロック・ハワード と共にチュートリアル役 をするのがお約束となっている。
 
どういう訳か、9条流と言う異様なルールのトーナメントをこの二人は身をもって視聴者に教える事に定評があり、一戦目はほぼ毎回この組み合わせ。
 
……なのだが、そこで勝ったとしても多くは一勝した所で負けるため、2015年まで一度も優勝経験がなかった。
溝口 にKOされたり、全画面 では投げキャラと全画面の相性が致命的に悪く、ボコボコにされてばかり。一方、ロックは同じ中堅でも頑張ってました。
 
ネタキャラにしても、異常な行動はサンドバッグくん相手に投げを連発するとかハイパーボッ!で自滅するくらいで、他のアイドルに比べると物凄く地味。
 
しかし、トーナメントの内容が噛み合えば実力は高く、けんちゃん やウィップ を完封する事もあったりするため、
 
周りが異様過ぎるだけで弱いと言う訳ではないのだろう。多分。 前者はバッタの妖怪と肩比べするぐらいのネタ要員だが
そして遂に2015年、姫騎士「くっ殺せ!」トーナメント にてウィップの外道砲を攻略し、遂に念願の9条流初優勝を勝ち取った。
 
肝心の獲得称号は「お姫様」 、やはりこの手の呪いから逃げられなかったのか…。
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尚、全開仕様ネタはMUGEN固有の文化であるため、原作コミュニティで不用意にばらまいて迷惑を掛けるのはやめよう。
 
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        | + | 江戸川インポ氏改変 総師範K.S.K 12P color | 江戸川インポ氏改変 総師範K.S.K 12P color
 
最低トナメでお馴染みの江戸川インポ氏がアレックスを改変したキャラ。
 
元々AIを製作されていた氏だが、どうも限界を感じたらしく以前から改変したかった【最低トナメ仕様アレックス】を製作したようだ。
 
改変内容は大まかに言うと一部必殺技に無敵時間の追加やエフェクト の追加などで、
 
元々迫力が魅力の『III』に+αした形になっており、観る者を魅了する出来映えになっている。
 
キャラの強さは反則的(笑 な無敵が追加されたので普通に強いが、強すぎるという程でもなく、どのレベルの大会にも出し易いと言えるだろう。
 
ボッも暗転後回避不可能になりました。
 
尚、改変キャラ公開に伴い氏のAIは公開停止になっている。
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        | + | 泰山氏製作 カスタムアレックス | 
GM氏のアレックスを泰山氏が改変したもの。
ゲージが3本増加、一部技の仕様が変更等のアレンジが施されている。
 氏曰く「思いっきり強くするのではなく、かゆい所に手が届くという感じを目指している」との事で、
 実際上記のアレックス達と比べて圧倒的に強いという訳ではない。
 最新版は2013/8/15更新版。一時期入手不可能だったが、現在は小物ロダにおいて公開されている。
 
    
    
        | + | readmeより主な変更・強化点 | ブリス他、幾つかの特殊やられに対応。SA選択が廃止され、一般的な1000*3ゲージで常にオールSA状態で戦う。ブーメランレイドが2種類に。従来版に加えフィニッシュが打撃となったものが追加。2ゲージ版の強化ハイパーボムが追加。
ステータス、根性値等の仕様を変更。フロントステップとバックステップの挙動が変更され、地上判定のままになった。パーソナルアクション使用中は常にパワーゲージが増加。屈中パンチが必殺技でキャンセル可能に。投げ技全般の投げられる距離の制限を解除。一部コマンド入力簡略化。全体的に技を強化。12Pカラーでは更に強化された状態に(最新版では削除)。
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        | + | Felicity氏製作 タツカプ仕様 | 
GM氏アレックスのAIを製作したFelicity氏による、『タツカプ』仕様に改変されたアレックス。
ボイスはですからー氏が製作したボイスパッチを使っている。
 アシストはリュウと春麗。
 AIがデフォルトで搭載されている他、ホルン氏によるコンボ・立ち回り・反応レベル等が調整可能な外部AIも公開中。
 
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        | + | Fido氏製作 Alex_MX | 
独自仕様「Street Fighter MX」の企画でFido氏によって製作されたアレックス。
現在は入手不能。
 
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        | + | Ethan Lives氏製作 Power Gear | Ethan Lives氏製作 Power Gear
 
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        | + | 608氏製作 ベリアル | 
神オロチ等の製作者である608氏が製作したもので、現在はマムル氏によって代理公開されている。
 
移動速度とジャンプ力が下げられ、着地時に「ドスン」と音が鳴るなど、元から重量級のアレックスをさらに重くしたようなキャラになっている。
 
また音声も加工されていて、声の感じから「メカっぽくした」といってもいいかもしれない。
 
また、MUGENにおけるボイスは『3rd』版が大半を占める中、このキャラは珍しく『1st・2nd』版のものを使用している。
 
 
性能はふっ飛ばし攻撃や回避、必殺技が追加され、既存の技もブロッキングがコマンド技になっている等アレンジされている。
 
7~10Pは必殺技が一新された裏カラーとなっており、アレックスの代名詞である投げ技を一切使用しないが、
 
岩を投げる「ロッククラッシュ」や高く飛び上がり相手を踏みつける「フィアフルレイド」など独自の必殺技が追加され、中~遠距離主体の性能に変化する。
 
そしてこのモード限定の超必殺技 として、1ラウンドにつき一回体力半分以下で発動できる「ティラニカルテンペスト」が存在する。
無界 の死界 を派手にしたような技で、相手に近いほど威力が上がり、これを喰らった相手は一定時間攻撃方向が反対になる追加効果もある。
 
ただし、相手によっては演出がずれる場合があるため、設定で特殊効果を無くす(代わりに距離に関わらず威力が一定になる)事も可能。
 
11Pは裏カラーの強化モードで、全身が常時ガードポイント と化す(投げは効く)、
 
ティラニカルテンペストが4ゲージ消費で何度も発動可能、パワーゲージが自動上昇する等性能が強化される。
 
ガードポイントの削りダメージはライフ最大値の5%で固定のため、多段攻撃に弱く体力が一気に溶ける場合もある。
 
12Pは表カラーの強化モードで、11Pの強化内容に加えてガードポイントの削りダメージを受けない、ガードできない場合ブロッキングが自動発動、
 
ティラニカルテンペストの性能アップ等、さらなる強化がなされる。
 
AIは4段階に調節可能なものがデフォルトで搭載されており、11Pと12Pはレベル4で固定となる。
製作者が狂~神キャラを多数製作しているため凶悪なキャラに思えるかもしれないが、11Pと12Pを除けば一般的な格ゲーの範囲に収まっている。
 人操作の場合、技性能は高いが移動性能の低さから使いこなすには慣れが必要かもしれない。
 AI戦における強さの目安は、1~10Pが凶下位、11Pが凶上位~狂下位、12Pが狂中位~狂上位。
 
 
軟骨カレー氏による改変パッチも公開されており、導入するとカラー差が追加され、幅広い強さに対応可能となる。
4Pと10Pは性能を細かく設定できるカスタムカラー。
 
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        | + | 影縫氏製作 暴走アレックス | 
GM氏本体+1%氏AIの全開アレックスをさらに強化したキャラ。
現在はドットゾーン氏によって代理公開されている。
 
 
最大の特徴は、一度超必の投げ技で掴むと相手が死ぬか投げ抜けで抜けるまで投げるのを止めないという点。
君が泣くまで投げるのをやめない とばかりに投げ技を繰り返すその姿は暴走と言うに相応しい。
 
さらにブロッキングで体力が回復(回復量は設定可能)するというおまけ付き。
 
7P以降は補正無効、9P以降は無敵増加、
 
10P以降は喰らい状態でもブロッキング発動可能・ブロッキング時に受けたダメージを反射、
 
12Pはゲージ自動上昇・攻撃力2倍・ブロッキング時32f無敵と、高カラーほど強化される。
 
AIの動きは改変元から変わっておらず、AIレベルも4段階のまま。
レベル3はラリアットループを優先するため、投げ技を使わせたい場合は1または2が推奨されている。
 強さの目安は凶最上位(台パンクラス)~狂クラス。
 
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        | + | Emperor氏製作 AlexEX | 
同じく全開アレクをベースにしたアッパーキャラ。
 
ブロッキングや判定が強化され攻撃中無敵(一部通常技除く)が付与、スーパーアーツの威力が大幅アップなど、
 
狂下位クラスの性能にまで上がっている…のだが、耐性は普通なので凶ランクでも勝てる時は勝てる。
 
またゲージ2本消費の即死技として『スト5』のクリティカルアーツ・ヘビーハンマーが追加されており、
 
これでKOすると何処かで聞いた音楽が流れる。 イトーシーサトー
 
また強化カラーとして、
人修羅 を参考にした発動後強化付きの食いしばりが追加されハイパーボムの威力が更にアップ、
 
ライフ管理によりステートを奪う攻撃は250ダメージ以上受け付けず、攻撃中でも被弾中でもたまにブロッキングする狂中位の7P、
 
ライフ・ゲージの微回復やステート奪取時の被ダメージ上限が50に強化、
 
ハイパーボムの超ダメージ化(約32万 )&外しても無を取得してハイパーボッし最終段で当身付き衝撃波発生、
 
そしてブロ率アップによりまともに攻撃が通らなくなる狂上位の12Pが存在する。
 | 
    
    
        | + | 駄菓子菓子氏製作 蛮族アレックス | 
GM氏のアレックスの狂クラス向け改変キャラ。2019年11月7日公開。
蛮族らしく投げによる攻めを重視した性能となっている。
 主力となる投げ技は高火力で発生も早く、当身付きで非常に強力。
 ブレイクダンスの動作で追い打ちしたり、相手を振り回しながら空高く飛ぶなどシュールな見た目の技も。
 AIはデフォルトで搭載されており、5種類あるカラー差により狂下位前後から狂上位以上までの強さに対応している。
 | 
    
    
        | + | IIIにおけるリュウに対する勝利メッセージ | 
 
「戦いこそ人生、って感じだな…」(1st)
 
 
「純粋な格闘スピリッツ…
何か見えてきたぜ!」(2nd)
 
 
「あんたは何を見ているんだ?
闘いの、勝利の先に‥‥」(3rd)
 
 | 
出場大会
    
    
        | + | 一覧 | 
    
    
        | + | アレックス | 
シングル
 
タッグ
 
チーム
 
その他
 
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        | + | 全開アレク | 【全開アレク】
シングル
 
タッグ
 
チーム
 
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        | + | カスタムアレックス | 【カスタムアレックス】
シングル
 
タッグ
 
チーム
 
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        | + | ベリアル | 【ベリアル】
シングル
 
タッグ
 
チーム
 
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 |  | 
出演ストーリー
 "At ease, loser!"
関連項目
おすすめコンボ
		| コマンド | 備考 | 
		| J大P>近中K>小フラ or EXフラ or レイド | 基本コンボ。EXフラはガードされても反撃されづらい | 
		| 中/大フラ>屈大K or EXエルボー or 4大P or スタンガン or 立小K>レイド | 中/大フラからは様々な追撃が可能。 | 
		| 中P>EXエアニー | 対空ブロ後。 | 
		| 小K>レイド | 通称ローレイド。貴重な下段始動のコンボで、射程も長め。 | 
		| 中フラ>ハイパーボム | キャンセルしてもしなくても威力は同じ | 
		| 中フラ>SCスタンガン>大フラ>大バックドロップ | 短いゲージで大ダメージを与えるコンボ。使いにくいがスタンガンにはロマンがある。 | 
		| コマンド | 備考 | 
		| 近中K>6大P>大K>大エルボー>大フラ >大DDTorスタンガン
 | スタンガンループ。全開アレクの基本コンボ。エルボーは後ろタメの技だが、 6大Pを出すと同時にタメを始めればギリギリ間に合う。
 相手がしゃがんでいる場合は6大Pではなく大Pが繋がる。
 | 
		| 6大P>大K>大エルボー>大フラ>6大P>… | ラリアットループ。上記の応用。画面端でノックバックするまで半永久。 | 
		| 近中K>2大P>(ステップorHJ>J2大P)>2大P… | ストリートお手玉。背の低い相手にはこれを。途中で落とさないように CステップやCHJフライングクロスチョップで上手く調整しよう。
 途中からかなり補正が掛かるので、ある程度続けたらエアニースマッシュで中断しよう。
 | 
		| 弱>レイド>スタンガン | 小技からループに繋げられる。ブーメランレイドは上下に判定が広いため、 6大Pの当たらない相手にも使えるのが強み。
 恐らく全開アレクでブーメランレイドとSAキャンセルSAが唯一役に立つ瞬間。
 | 
*1
某マイナーゲーム雑誌のインタビューで当時のカプコン東京支社長が、
 
「ストIIキャラはストIIIには出さない予定だったが、最初に何をしたら良いのか分からないプレイヤーのためにリュウとケンを出した」
と語っている。
また、あきまん氏も2023年6月1日に、
「スト3は当初ストリートファイターとは全く違う格闘ゲームとして始まったのを
 途中でストリートファイターにしていただきました」
と証言している。
そもそも『ストIII』シリーズは1作目から、『ストII』や『ストZERO』のキャラと関連性を持つ新キャラが殆ど存在せず、
「シリーズなのに知ってるキャラがいない」と不評だった。
『2nd』で
豪鬼、『3rd』で
春麗が再登場したのもそれが理由である。
また岡本吉起氏も、
「リュウとケンが居なければストリートファイターじゃない」とスタッフを説得していたという。
皮肉にもこのせいで、アレックスが主人公と認識されなくなる事になってしまったのだが…。
ただ、先述の通り『2nd』までは初期カーソルに合わせられていなかったものの、
『1st』でのキャラセレ枠では下段真ん中に位置している。
また、下段の両端にいるのはそれぞれ初期カーソルが当てられているリュウとケンであり、
前作主人公とライバルの間のど真ん中を陣取る構図になっている。
リュウ、ケン、そして『III』のキャラ達が
主人公アレックスを囲ってるように見えなくもないので、
一応は主役として目立つ位置にいると言える……か?
「上段のショーンは?」?「その理屈だと『2nd』はショーン、『3rd』は春麗が主人公になる」?知らんな
    
    
        | + | 余談 | 
 
ちなみに、『1st』においてカーソル初期位置からアレックスを選択する場合、
 
リュウ(1P)の位置から右へ2回、またはケン(2P)で左へ2回レバーを入れる事でアレクにカーソルが重なる。
 
そして『1st』ではキャラを選ぶとナレーションボイス でそのキャラをコールするので、
 
1P、2P、つまりどちらからでも「ジョインジョインアレックスゥ 」となるのだ。恐るべし…。
 
擬音で表現するのなら、
セレーユアキャラクター、キン、キン、チャチャン、アレーックス、セレーユアスーパーアーツ、チャチャン…(SAは漢 なら当然ハイパーボッ)
 
ここでのカーソル音は「キン」であり、決定音は「チャチャン」である。
 え?「ジョイン」じゃない?きこえんなぁ~ | 
*2
しかしギルを見て
「金髪の男」とだけ特徴付けるのは無理があるのではないだろうか。
もっと他に見るべき所が色々あるだろうに…
アレックスだって金髪だし…。
と思ったら、ギルは普段は普通の金髪白人で、戦闘時だけあのキカイダーカラーになるらしい。
恐らくトムを叩きのめした時は本気ではなかったのだろう
(そのせいでアレックスは『2nd』でケンやユリアン相手に勘違いで敵討ちを仕掛けていた)。
また、家庭用『3rd』のギルEDではキカイダーカラーにさせられている。
特に違和感なく受け入れているが、彼にとってキカイダーな体色は取るに足らない事なのだろうか…。
 
「負けられないんだ…
    オレなりの理由があるのさ」
最終更新:2025年07月28日 18:41