パロディ・元ネタ集


元ネタがEDFシリーズもの


ミッションのタイトル・説明文


M03 英国の悪夢だろーが!

  • EDF2のミッション01「英国の悪夢」が元ネタ。
    • だが、橋の上でテムズ川を歩くダロガを迎撃するという構成はむしろEDF2ミッション08「戦機襲来」に近い。
  • なお、前作ではそのまんま「英国の悪夢」というミッションがあり、テムズ川の橋の上で時計塔に群がるギサンダーの群れと戦うというEDF2の「英国の悪夢」が非常に正確に再現されていた。


M06 魔虫のタワーマンション

  • EDF2のミッション04「魔虫の塔」が元ネタ。
    • ミッションの説明文でもミナトススムが元ネタがあることを解説している。
  • 元ネタとなる魔虫の塔でもインセクトヒル初登場となるが、インセクトヒルは破壊できず羽蟻を撃退して撤退するミッションとなっている。


M50~56,98「’」

  • ミッションにダッシュマークがついている。
    これはEDF6がタイムリープを繰り返すシナリオであり、タイムリープ後の同名ミッションに「’」が付くことが由来。
    • タイムリープを繰り返すたびに「’」の数が増えていく。
  • 終盤のミッション「ベース411奪還作戦’」も同じように「’」が付いており、デジボク2の中でEDF6の流れを再現していると言える。


M52 龍虫'

  • 元ネタはEDF2のミッション30の同名ミッション。当然ダッシュマークは無いが。
  • 元ネタのミッション内容を概ね再現しており、短めの長さの龍虫が待機モードで点在している。
  • 前作ではDLCミッション04で登場しており、ダッシュマークがついたことで空の色やリングの有無などが異なっているがミッション内容はほぼ同一。


M54 百足龍虫'

  • 元ネタはEDF2のミッション31の同名ミッション。やはりダッシュマークはない。
  • 前作ではDLCミッション08で登場しているが、ミッション内容に若干の変更が加わっており、ドラゴンセンチピードが攻撃モードから待機モードに変更されている。
    • ちなみに前作ではドラゴンセンチピードが必ず一定のルートを進む行動パターンがあり、ドラゴンセンチピードの頭部がマップ外周に近づいたところで威力が低い爆発物を当てて頭からずり落ちさせることで即死させるというとんでもない攻略法が見つかり、有力な周回ミッションとして知られていた。
      今作で待機モードに変更されたのは、その対策かもしれない。


M57 くなんの日????

  • 元ネタはEDF6のミッション「くだんの日†††††」。
  • EDF6でも、本作と同じくリングを破壊することが目的のミッションとなっている。


M63 極大収穫祭

  • 元ネタはEDF6のミッション「極大勢力」。
  • 元ネタも女王蟻、大蜘蛛、女王蜂といった超巨大生物の一団にエルギヌスというデジボク2とほぼ同じ顔ぶれとなっている。
    • ミッション内の通信も一部元ネタを意識したような物がある。
    • ちなみにEDF6だとハーデスト以上で敵の追加増援があるのだが、デジボク版は全難易度共通の構成となっている。


M66 青き衛士

  • 元ネタはEDF4のミッション45の同名ミッション。
  • 元ネタと同じく、体が青く光るシールドを持ったヘクトルが初登場する。しかし増援でシールドヘクトルが初登場する以外の構成は全く異なっている。
    • 元ネタの方は輸送船からヘクトルが投下され続けるため、稼ぎミッションとしても知られていた。


ミッション中のセリフ


「頭がひとつ 目がふたつ 手足はふたつずつ 二足歩行で 完全に人間と同じです!」

  • ミッション01にて、コロニスト初登場時の戦術士官のセリフ。
  • 元ネタはEDF5のミッション15「巨船破壊作戦」での会話。
    • 少佐「頭がひとつ、目がふたつ、手足はふたつずつ、二足歩行です」
      本部「完全に人間と同じという訳か。信じられん……」
  • 誰がどう見てもカエルなのだが、誰一人として「人間そっくり」であることを疑わなかった。
    が、今作ではついにオペレーターが「カエルに見える」と突っ込んでしまった誰も同意しなかったが


「礼は言わない!一人でも余裕だった!」

  • ミッション03クリア時のネオンのセリフ。
    • 気絶したダロガシスターを救出した際にも同様のセリフがある。
  • 元ネタは赤アリなどに拘束された状態から解放されたNPCがランダムで発するセリフの一つで、チャットの定型文にも登録されている。余裕ならいつまでもやられてないで自力で脱出してくれないか?


「EDFへ…とうこそ!」

  • ミッション05にて、ネオンが第7師団に加入した際のオペレーターのセリフ。
  • これを「EDFが元ネタ」とするのは語弊があるかもしれないが、元ネタは初代EDF時代にEDF関係の匿名掲示板に書き込まれたタイプミス。
    詳細は用語集にて。
  • オペレーターは「とうこそ」の前にわざわざ「…」とタメを作っているため、かなり元ネタに忠実である。
    • が、さすがに初見だと意味が分からなさすぎるので戦術士官が「よ、ようこそ」とフォローした。


「段差は嫌いだぁ!」

  • ミッション10にて、地底を進むネオンが漏らした愚痴。
  • ネオンの元ネタとなるダロガはEDF2の準主力級エネミーだが、長い足を持つにもかかわらず足がほんの少ししか持ち上がらないため、段差が登れないという弱点があった。
    そのため、川や谷に落とされていじめられるということが日常的に行われていた。
  • ダロガが段差に弱いことを反映しているのか、ダロガシスターのジャンプ力は1しかない。


「撤退は…許可できない!」

  • ミッション24における総司令の発言。
  • 現場の隊員の撤退要請を本部が却下するというシーンは本家EDFではしばしばあるが、やはり印象深いのはEDF3だろう。
    EDF3の本部は撤退・退却の要請のほぼ全てを却下するか聞き逃すか無視しており、歴代EDFの中でも特に隊員に厳しい。
  • 用語集にて、本部と隊員のやりとりのいくつかが紹介されている。


「海岸で赤い巨大生物と遭遇するなんて!ああ まったく!ぜんぜん!少しも予想だにしていませんでした!」

  • ミッション27にて戦術士官がわざとらしい口調で口にしたセリフ。
  • EDFでは代々「海岸マップで大量の赤蟻を迎え撃つミッション」が登場しており半ば伝統と化しているため、それらのミッションすべてが元ネタと言える。
    • EDF1で早速ミッション11「背水」にて海岸+赤蟻ミッションが登場する。
      • このミッションは何かと迷言も多くネタにされやすい。詳細は用語集にて。
    • EDF2ではミッション23「赤色甲殻虫」が該当。
      • 水面を泳ぎながらかんしゃく玉を投げるだけで勝てるため、稼ぎミッションに。
    • EDF3はミッション21「赤色」。
      • 当作も稼ぎミッションとされているが、EDF2と異なり水中のアイテムを拾えなくなったため陸で戦わなければならず、少し難易度が上がった。が、敵の数は増えた。
    • EDF4および4.1ではミッション26*1「赤色」。
      • ウイングダイバーは樹上が安全地帯、エアレイダーはヘリコプターで完封、フェンサーはボルケーンハンマーで大暴れ*2…と、それぞれ違った戦い方で赤蟻を蹂躙できるが、レンジャーは割と正攻法を要求されるためレンジャーでは稼ぎといえるほどの効率が出しにくくなった。
        4.1では高難度限定で強化版の紫蟻も出現する。
    • EDF5でもミッション20*3「帰途の遭遇」にて赤蟻+海岸セットが登場。
      • マシンスペック向上により、赤蟻の出現数はついにトータル400を超える。
        当作でも樹上が安全地帯なのでウイングダイバーの稼ぎ場になっている。
        マシンスペックが向上しても赤蟻は木を倒せなかった。
    • 最新作EDF6ではミッション20「埠頭の乱戦」が該当。
      • 1~5までと少しだけシチュエーションが異なり、海沿いではあるが海岸ではなくなった。
        が、信号機などの上が安全地帯なので結局ウイングダイバーの狩場になってしまう。
    • 以上のように海沿いに赤蟻の大群が出現するのは初代からの伝統であり、EDFシリーズに詳しいススムは次の敵の出現地点まで予測していた。
  • ちなみに前作デジボク地球防衛軍ではどうだったかというと、意外なことに赤蟻海岸は存在しない。
    そもそも海岸マップが前作には無かった。


「ビーグル…じゃなかった ビークルがありますよ!」

  • ミッション43のミナトススムのセリフより。
  • EDF4および4.1において、ミッション中の通信からメニュー画面のガイドを含めほぼ全ての音声において「ビール」が「ビール」になってしまっていたことが元ネタ。
    • よりにもよってEDF4ではエアレイダーがビークルを要請可能になったことや「飛行ビークル」という敵が出現することが重なり、非常に高い頻度でこの「ビーグル」を聞くことになってしまった。
  • Youtubeの公式ショート動画でもネタにされており、サムネではグの濁点にバツ印がつけられている。
  • 乗り物は「ビークル(Vehicle)」。
    「ビーグル(Beagle)」とは犬の種類のことである
    • 柴犬と同じくらいのサイズで、大きな垂れ耳、白・茶・黒3色の短い被毛、まっすぐに伸びた細長い尻尾…と聞けば、犬に詳しくなくてもイメージできるだろう。
      狩猟犬をルーツとしており、運動や散歩、オモチャ遊びが好きな活発な性格。好奇心が強く何にでも興味を持ってよく歩き回り、人懐こい。反面、留守番など1匹でじっとしていることが苦手。
      有名なキャラクター「スヌーピー」のモデルとなった犬種でもある。


「ばかな、ばかな、ばかな。」

  • ミッション49のラストにて、突如として現れたプライマーのリングという名のどっからどう見ても四角い枠をそれでもリングと言い張る戦術士官に対してススムが放ったセリフ。
  • 元ネタはEDF6序盤において、同じくリングを目撃したモブ隊員の通信。
    • EDF5から数年が経ち、人口が大きく減り荒廃した地上で生き残った者たちが細々と暮らす世界。復興を妨げるかのように現れるコロニスト敗残兵や巨大生物と戦いながらも「お互いこんな事をしている場合か?」とぼんやりと思う日々。
      そんな最中戦場に現れたプライマーの謎の巨大建造物。正体すら掴めないものの「彼らは本気を出していなかったのか」という絶望と驚きをよく表しているセリフ。
    • シナリオ上プレイヤーは何度かリングの登場を目撃するがその度にこの「ばかな、ばかな、ばかな。」を耳にすることになる。特に中盤の「ここから人類の反撃だ!」的な展開からのリングの登場は初見プレイヤーも同じ感想を抱いただろう。
    • ナンバリングではEDF6で始めて字幕が実装されたが、特にこのセリフは恐れ慄くような音声に対して、緊張感のない平仮名3文字のギャップが大きく、シュールな笑いを誘った。


「怪獣カーニバルだ!」

  • ミッション57にて、ソラス、ヴァラク、エルギヌス、アーケルス、ベイザルと歴代怪獣が一堂に会した様子を見たススムが発したセリフ。
  • 元ネタはEDF5のミッション12「広がる災禍」での会話。
    • 原文は「際限がないぞ!何とかしないと、怪物カーニバルだ!」
    • この時点では撃墜方法が判明していなかったテレポーションシップから次々と怪物が投下される様子を見た兵士が発したセリフ。
      辺り一面が怪物だらけになった様子を祭りに例えたのだろうと思われるのだが、「唐突過ぎる」「上手いことを言おうとしてスベった」などと散々な評価をされがちな迷言。
  • 本作では先述の通り歴代の怪獣が集合しており、更にこちらもバラムとバルガで迎え撃つという幾分お祭り感のある展開になっている。


「無茶苦茶な戦果です~」

  • ミッション82クリア時のオペレーターのセリフ。
  • 元ネタはEDF6のミッション???*4「機兵大進攻」クリア時のオペレーター(少佐の部下)のセリフ。
    • 「この戦果は……無茶苦茶です。 レポートになんて書けば……。」
    • このミッションにはエアレイダーで壁抜けバグを使ってベース251に潜入し、中から地上の敵を支援要請で倒すという本当に無茶苦茶な戦法が存在する。


「馬子にも衣裳だな!似合ってるぞ ススム!」

  • ミッション98のラストにて、ダイチマモルから受け取った新しい装備を身に着けたススムの姿を見たネオンちゃんのセリフ。
  • 元ネタはEDF5のミッション13「転機」冒頭の会話。
    • 民間人として基地を訪れた主人公が争いに巻き込まれ、紆余曲折を経てEDFに入隊後最初の任務で軍曹隊からかけられる歓迎の言葉である。
  • なお元ネタとは順番が前後しており、軍曹が「似合っているぞ、戦友」と言った後に部下が「馬子にも衣装ってやつだな」の順になる。


ブラザー・アクション説明文


警備のバイト、ヒーローショーの面接、ビークルの整備士、建設作業員

  • レンジャー(EDF5)民間人など、民間人と名前に付いている4人のブラザー達の紹介文。
  • 元ネタはEDF5で最初のステージを選んだ時の、主人公に対する先輩からの言及。
    • 意味合いとしてはズレていないが、厳密には少し元ネタと違っている。レンジャーとエアレイダーはそのままだが、ウイングダイバーはイベントの空中ダンサー、フェンサーはパワードスケルトンのオペレーター。


我らは歩兵隊 燃えたぎる闘志のタフガイだ♪

  • レンジャー(EDF5)の紹介文より。
  • 元ネタはEDF5でNPC達がたまに歌う歌。全文は「我らは歩兵隊 燃えたぎる闘志のタフガイだ♪ さあ 雄たけびを上げろ 恐れを知らず進め~! 勝利の凱歌には 俺たちの犠牲が必要だ♪ 命を惜しんでは 世界を守れないぞ~!」
    • 更に元を辿れば隊員たちの歌はEDF4から登場している。このように隊員が口ずさむ歌はミリタリーケイデンスと呼ばれ、実際の軍隊にも見られる。
  • NPCのみならずプレイヤーキャラがテキストチャットで歌うこともできた。4.1以降では歌の前半を歌うと指揮下の味方が後半部分を歌う、といった小ネタも存在した。
  • 歌詞が複数あり、「勝利の凱歌には~」の部分は、「我らは~」の部分とは別の歌詞となる。
    • EDF4でも5でも、戦況が悪化する終盤になるにつれて歌詞が次第に絶望的な状況を嘆く歌に変化していく。泣きながら歌うこともある。
      • しかも時折、暗い歌詞を歌い出すと「湿っぽいのは止めてくれ」と止められ、「こういうのはどうだ?」と前向きな歌詞に変更するなど、ミリタリーケイデンス絡みのセリフは非常にバリエーション豊か。
  • 歌詞の一覧は過去作wikiの用語集などに纏められているので興味のある人は見てみよう。


地球を救うついでにキミの事も守ったげるよ

  • プリンスブラザーの紹介文の一節。
  • 元ネタは地球防衛軍3等に登場するNPCのランダム会話の1つ「地球を守るついでに、お前のことも守ってやるよ」。
    • これに対し周囲の隊員もランダム会話で返答するため、大抵「そんなわけないだろ!」とか「…って、話だな」などと茶化されたりする。


伝統の超巨大グレネード

  • レンジャー(EDF5)のサポートアビリティ「MG13グレネード」の説明文。
  • MG13はEDF3で初登場した兵器だが、遡ると初代EDFに登場したHG-13Aというルーツがあり、これを含めると最新作のEDF6まで皆勤賞。伝統と呼ぶにふさわしい歴史ある武器。
+ して、その性能はというと…
  • 初代EDFから既に「重すぎて飛ばないのに凄まじい威力と爆破範囲を持つため、普通に投げるとほぼ確実に爆死する」という欠陥兵器としてのポジションを確立している。
    • 当時はC型爆弾が無かったため、真下に群がる巨大生物に対して空から落とすなどのちょっと変わった運用は可能だった。
    • EDF2でも同様の性能。
      ちなみに武器の説明文には【倉庫の中で「危険」の張り紙と共に封印されていた。】と書かれている。
  • EDF3でMG13と名称が変更されたが性能は相変わらず。というか【倉庫の中で「危険」の張り紙と共に封印されていた】ところまで全く同じ。
    • EDF3から攻撃ボタン長押しでハンドグレネードの飛距離を伸ばすことができるようになったが、最大チャージでもEDF2と同じくらいしか飛ばないので、やっぱり自爆する。
    • EDF3でC型爆弾が登場したため、危険を冒してMG13を投げ落とす理由もなくなった。
  • EDF4でDNGグレネードという「助走をつけて全力投球するグレネード」が追加。
    重すぎるMG13も例外的にDNGグレネードのように全力投球モーションで投擲するようになり、ついに自爆しなくなった。
    • なお、MG13が「超巨大」になったのは、ここから。それまで影も形もなかった、レンジャー隊員よりデカいグレネードが突然手元に出現する光景は必見。
      ちなみにドクロを模した模様が描かれている(これ自体はDNGグレネードなど他のグレネードにもみられる)。
  • EDF5でも概ね同様の性能だが飛距離がさらに伸び、もはや初代EDFの普通のハンドグレネード並みに飛ぶようになった。
    これでネタ武器扱いも卒業かと思われたが…
  • EDF6でバックパックツールに移行して飛距離の調整ができなくなったが飛距離は十分あるので「自爆圏内に落下することは」なく、外見も巨大なドクロから赤い光弾に変化した。
    • EDF5に引き続き普通に使える武器になったかと思いきや、特にそんな説明はないのに近接信管機能が搭載された。つまり、着弾しなくても標的に近づいたら起爆するようになった。
    • それだけなら良かったのだが、なんと爆破範囲より近接信管の感知範囲の方が広いというとんでもない仕様になっている。つまり、遠くから敵に向かって投げた場合、その爆風は絶対に敵まで届かない。結果、高かったはずの攻撃性能は消滅し、自爆の危険性だけが残った。
      威力と爆破範囲がウリの武器がまさか爆風が敵に届かない武器になるなどとは誰も思わなかっただろう。
      • ちなみにこのMG13を敵に当てる方法が1つだけある。敵に密着して取り出し、自爆することである
      • なお、このMG13が記念すべきEDF史上初の近接信管を備えたハンドグレネードである。
+ そんなHG-13もといMG13だが、自爆しないように改良型も作られている。やったぜ!(定型文)
  • HG-13改(初代EDF)
    • 遠くへ飛ぶように改良されたのかと思いきや「時限起爆になり、投げたあとに逃げる猶予ができた」という斜め上の改良が施された。
    • とは言え、起爆に要する時間は3秒。短く感じるが逃げるには十分な時間なので、短いスパンで撒きながら逃げていく「置き逃げ」用の武器として運用できる。
  • HG-13改(EDF2)、MG13J(EDF3~5)
    • 初代EDFと同様時限式だが爆発までにかかる時間が30秒に激増した。ここまで長いと置き逃げするにしても起爆位置が遠すぎて役に立たない。
    • ちなみにEDF2Pでは20秒に改善(?)されたりしているが、細事でしかない。
  • MG13JA(EDF6)
    • 待望の起爆時間短縮が行われ、5秒にまで縮んだ。普通に置き逃げ武器として使っていける。
    • が、見た目よりはるかに巨大な当たり判定を持っているため、空中に浮遊したり、見えない壁に当たったかのように跳ね返るなど不思議な挙動をする。
      EDF6で外見が差し替えられてしまった「超巨大グレネード」の怨念なのか
  • …以上のように歴史を振り返ってみると、MG13が最もマトモだったEDF5のレンジャーがこのアビリティを習得していたのは幸運だったのかもしれない。
    EDF1やEDF2の陸戦兵がHG-13Aを使おうなどと考えていたらもっと悲惨なことになっていた可能性はある。


バブル・ネイカー

  • マーメイドシスターのスペシャルとして呼び出される貝のようなロボットは、恐らくEDF6で登場したプライマーのロボット「ネイカー」が元ネタ。
    • EDF側が劣勢になり地上が荒廃し、人類が巨大生物が入ってこれない地下に逃げ込んだことに対する対抗策として生み出されたらしい。扁平で小柄なボディで地下へ侵入、強靭な装甲と足で高速で移動、集団でこちらを取り囲み、フェンサーでさえ丸焼きにされかねない火炎放射器をぶっ放す難敵。
    • 効率的に倒すには攻撃する瞬間に展開する火炎放射器を叩くことだが、少しでも対処が遅れればこっちがやられるということなので少数でも油断ならない。こちらの武器、戦法が限られ、視界も悪い地下で相手取ることが多い。さらにカサカサとした動きが黒いアイツを連想させるとの意見もあってコイツに嫌悪感を抱く隊員も多いだろう。
    • おまけに性能が向上したレッドカラーまでたまに混じっている。
  • 流石に泡を吐き出す個体は原作にはいないのでデジボクオリジナル仕様である。近寄る不届き者を本家譲りの火力で吹き飛ばしてくれるナイス貝だ。
  • なお本作DLCでネイカー御本人が登場する事となった。レッドカラーも一緒である。



ブラザーのセリフ


「もう少しでクリアできそうだった」「命を惜しんでは 世界を守れないぞ~!」他多数

  • レンジャー(EDF5)のセリフの多くはオンラインプレイ中に送受信できるチャットの定型文が元ネタになっている。


「私も一緒に戦います、あなたの隣で」

  • オペレーターを選んだ、または救助したときのセリフの一つ。
  • 元ネタはEDF6のミッション128「岩山の砦」クリア時のオペレーター(少佐の部下)のセリフ。
    • 「いざという時は……私も戦う覚悟です。 あなたの隣で。」
  • 奮闘するストーム1に対する希望と信頼の表れであり、決して戦場へタマゴ型の宇宙船を探しに行く口実が欲しいわけではない…はず。


武器の説明文


もう、ネタ武器扱いは卒業してみせます!

  • アサルトビートルの説明文より。
  • アサルトビートルはEDF4で初登場したエアレイダー用の武器。
  • カブトムシのような見た目をしており、投擲すると「ポヨン、ポヨン」という音をたてながら真っすぐ跳ねてゆき、何かに当たるとくっついてから爆発する。
    • 標的に付着させてから爆発する…「って、それリムペットガンで良くない?」と言われても仕方がない武器であり、ハッキリ言って使い道は皆無だった。
  • デジボク地球防衛軍においてプリンスブラザー氏の技術提供を受け、ホーミング機能がついた。しかも跳ねずに飛ぶようになったため、航空戦力に対しても使っていけるなど利便性は大きく向上している。
    • …が、Lv3にアサルトキングビートルなどというとんでもないネタ武器が潜んでいることと、スタグビートルという優秀な武器があるせいでどうにもネタ武器扱いから脱却し切れていない印象が拭えない。


貸してくれたんだけど、使いにくい

  • スタグビートルの説明文より。
  • スタグビートルはEDF4で登場したアサルトビートルの最上級品。つまり別カテゴリーではなく上位バージョンである。
    敵や壁に張り付け爆発させるという性質自体は同じだが、飛行機能が追加された。…という触れ込みの武器。
    • …して、その性能はというと、手を離すと勝手に浮上して明後日の方向へ飛んでいくというとんでもない欠陥兵器。地上の敵に対して張り付けることすら難しくなってしまった。
      飛翔速度が遅すぎるため、飛行ドローンに張り付けるなど夢のまた夢である。
    • なお説明文によると"EDF科学研究班が4年もの月日と膨大な研究費を費やして完成した超兵器だが、本機開発後にプロジェクトは打ち切られ、後継兵器は制作されていない。"とのこと。
  • して、デジボク地球防衛軍ではどうなったかというと、非常に高精度な誘導性能がついたため、極めて優秀な武器へと進化を遂げている。
    EDF科学研究班は解雇してプリンスブラザーを雇うべきではないか


「投げる!逃げる!祈る!以上!」

  • DLC追加武器のひとつ「ローラーボム」系列の説明文より。
  • 武器にあるまじき説明文に加えて「バカにされてる」との記載まであり「大丈夫か…?」と思うような代物になっているが、やはり原作での扱いが悪かったためである。
    • 例によってエアレイダーが使える武器だったのだが、これはルンバ円盤状の直進する爆弾を投げ地上を牽制する武器…として開発されたのだろう。
    • しかし直進しかせずちょっとの段差で跳ね返るため、道路のような平地で投げても縁石でひっかかり弾道がそれる。自分で投げたものがどこに行ったのかわからなくなった時に接敵、忘れたころに戻ってきて自爆するということさえあった。
    • 運良く敵に向かっていってもほっっそいアリの足をすり抜けていったり狙ってもいない非アクティブ集団に向かっていったりと散々。ここまで来ると多少火力が低くても「リムペットガンでよくね?」と大半の人は思うだろう。
  • EDF5辺りから「ロボットボム」に変更され、扇状に一斉に投げつけたり、そこはかとない誘導能力がついたり徐々に強化されている。今作のローラボムはこちらに近く、ホッケーブラザーのムーブアビリティで打ち出すパックが当時の挙動に近い動きをする。というかあれはパックなのだろうか?
  • 今作ではというとやはり魔改造を施されており、ジャンプもできず壁を目の前にして打ちひしがれるしかなかった彼らがついに壁を登る執念深さを得た。投げて逃げるのは安全策として依然有効だが、祈る必要まではなくなった。
    • ちなみによく似通った武器として「パトローラー」なるものがあり、こちらは自走中に進行方向についたセンサーで敵を捕捉して散弾をぶち撒ける兵器となっている。
      他にはスピードを突き詰めた代償に攻撃能力を失ったスピードスターなるおもちゃもある。


ミニ・フーリガン砲

  • セルジオがシールドベアラーのシールドを突破するべくセルジオ2号に搭載した謎の兵器。「弾数が少ないからね、よぉく狙おう。」
  • EDF5・6に「フーリガン砲」なる兵器が登場しており、こちらはシールドベアラーではなくテレポーションシップを上から叩き落とすのに使われた。プライマーの黄金の金属装甲は意味不明な硬さを誇っており、
    他に金属装甲の上からプライマー兵器に対抗できた例といえばバラムで直接叩き折るとか戦術核だとか大掛かりなものばかり。
    • 残念ながらステージの演出的な側面が強いため、こちらが要請して落としてもらったりはできない。ついでにミサイルなのかビームなのかどういう原理の代物なのかもわからず、量産が難しいのか登場頻度も少ない。
  • そんな超兵器を威力はかなり控えめとはいえ、小型化し戦車に突っ込むセルジオさん。彼の趣味とは一体…。


元ネタがガンダムシリーズのもの

デジボク地球防衛軍はパロディ要素の中でも特にガンダムネタが多いので、ここでまとめて取り上げる。

「フ…真似させてもらおう、陸戦兵の諸君の側転回避とやらを」「当たらなければどうという事はないさ」「人の革新」「勝利の栄光を君たちに」「やはり私は空の方が似合っている」など

  • それぞれ、エアレイド(EDF2PV)のアビリティやブラザー紹介文、セリフより。
    • いずれも、ガンダムシリーズに登場するシャア・アズナブルのセリフが由来(「見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの性能とやらを」「当たらなければどうという事はない」「私は、宇宙に出た人類の革新を信じている」「勝利の栄光を君に」)。
    • 全体としてシャア・アズナブルのセリフが由来となるボイス・説明文が多い。


「ハイパーでメガなビームキャノン」

  • サムライブラザーのスペシャル技の説明文より。
  • 由来はZZガンダムのハイメガキャノン。形状こそ違うものの、額から発射される超強力なビーム兵器であることが共通している。
  • その他、サムライブラザーの台詞もZZガンタムのパイロット、ジュドーが元ネタのものが散見される


「パワーがダンチなんだよ!」

  • バトル(EDF:IA)のアビリティ使用時のセリフ。
  • 主人公カミーユがラスボスの機体「ジ・O」に苦戦している最中、戦死していった仲間たちが思念体となってカミーユにアドバイスを送った。
    その思念体の1人ライラ=ミラ=ライラのセリフが「パワーがダンチなんだよ! そういう時はどうする?」である。
    この言葉をきっかけに、カミーユはジ・Oへの対抗策を編み出す。


「倒したヘクトルは3機、もう少しでエースなんだ!」

  • レンジャー(EDF4)のセリフ。
  • 元ネタはバーナード・ワイズマンのセリフ「あと1機でエース」


「銃身が焼き付くまで撃ち続けろ!」

  • レンジャー(EDF4)のセリフ。
  • 元ネタはシロー・アマダのセリフ「銃身が焼き付くまで撃ち続けるんだ!」


元ネタがEDFシリーズ以外のもの

デジボク地球防衛軍は漫画、映画、アニメ、ゲームなど様々なところからネタが集まっている。

ミッションのタイトル・説明文


M01 新たなるバラバラの旅立ち

  • 宇宙戦艦ヤマトシリーズの「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」、及び同作のリメイクに当たる「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」が元ネタ。
    • なんやかんやあって壮絶な戦いを終えたヤマトが新たなクルーを迎え入れ、訓練航海に向かう中で新たな脅威に遭遇し…という内容だが、主人公やメインキャラを一新して新たな敵と対峙するという本作の内容と一致する部分がある…かもしれない。
  • 余談だが前作の1面のタイトルは「バラバラの大地に立つ!」という思いっきり初代ガンダムの第1話のパロディであった。
    • 今作は2作品目ということで同じく続き物である新たなる旅立ちをパロディしたのかもしれないが、残念ながら新たなる旅立ちは初代でもリメイク版でもシリーズ3番目に当たる話である。


M39 地の利

  • タイトルだけなら一般名詞だが、ミッション内容を考慮すると「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」が元ネタ。
  • 作中のオビ=ワンとアナキンの戦いにおいて優勢に立ったオビ=ワンは"It's over Anakin. I have the high ground!"と発言した。
    • 状況的に"I have the high ground!"は「私の方が有利だ!」くらいの意味だが、オビ=ワンがアナキンよりちょっと高い場所(high ground)にいたせいで英語圏で長年ネタとして擦られることとなる。
    • 一方で日本では"I have the high ground!"が「地の利を得たぞ!」と訳されたため、珍訳として擦られることとなる。
  • ミッション中、谷底に現れたスキュラなどの増援に対し、将軍はたびたび「崖の上」に退避するよう指示を出し「地の利を活かすのだ」と発言する。
    • 英語圏と日本語訳の扱われ方を両方を拾った、とても複雑なジョークだろう。


M47 猫ミミメイド服と機関銃

  • 元ネタの元ネタとも言えるのが「セーラー服と機関銃」。色々あってヤクザの組長にされてしまった女子高生の奮闘を描いた小説で、後に映画化、さらに薬師丸ひろ子氏による同名の曲まで作られたヒット作。
    • タピオカシスターの攻撃時のセリフのひとつ「カ・イ・カ・ン♪」はこの映画のセリフのパロディ。
  • では直接の元ネタは何かというと、過去のsimple2000シリーズのゲームでPS2で発売された「THE メイド服と機関銃」。ある科学者がタイムマシンを開発したものの謎の組織によって奪われてしまい、世界を救うべく常識と倫理観が欠如したメイド型ガイノイドを作成、過去の自分のもとへと送り込むというぶっ飛んだ内容。
    • 機関銃だけでなく刀、拳銃、アンチマテリアルライフル、果てはバズーカ砲をぶっ放し、ご主人様を狙う敵のメイド型ガイノイドや巨大メカを叩き潰していくアクションゲーム。当時のsimpleシリーズがいかにぶっ飛んでいたかがわかる。


M91 カッと燃やすぜ!正義の心

  • 『仮面ライダー ストロンガー』のOPテーマ『仮面ライダーストロンガーのうた』の歌詞が元ネタ。
    • 元は「かっともえるぜ 正義の心」という歌詞になっている。


M92 我らを狙う黒い霧

  • 『仮面ライダー』のOPテーマ『レッツゴー!! ライダーキック』の歌詞が元ネタ。
    • 元は「我らをねらう黒い影」という歌詞になっている。


M93 星の叫びは波の音

  • 『仮面ライダーX』のOPテーマ『セタップ!仮面ライダーX』の歌詞が元ネタ。
    • 元は「父の叫びは波の音」という歌詞になっている。


M103 オペレーション・カノッサ

  • ミッション名、及びミッション103で実行される作戦名。
    地球環境を破壊する兵器クロロバスターによってガイアークが復活し各地に出現したナイトメアエネミーと黒い霧によって人類は壊滅的打撃を受け、「人類が滅ぶ前にせめて環境破壊に繋がるクロロバスターを破壊し、人間は偉大な生物だったという証を残そう」と誓いを立てて実行された。
    総司令官やオペレーターなどの非戦闘員までもが戦場に駆り出され、有毒な黒い霧が立ち込める中で大量の侵略者たちの襲撃を退けながら遂行しなければならないという非常に厳しい作戦となった。
  • 元ネタは1077年に実際に起きたとされる事件「カノッサの屈辱」。
    • 超ザックリと解説すると「当時のローマ皇帝がキリスト教会の教皇にケンカを売ったら教皇に『お前はもうキリスト教徒ではない』と言い渡され、必死に謝って許してもらった」みたいな事件。
    • 当時の世情を知らないとよくわからないと思うので、ひとまず前提として抑えておいてほしいのは「ローマ帝国の国教はキリスト教であり、ローマ帝国の人間としてキリスト教徒であることは最低条件だった」「教会の聖職者は非常に高い地位や権力を持っていた。そしてその『聖職者を任命する権利(聖職叙任権)』を持つことがどれほど重要かは言うまでもない」「ローマ皇帝とローマ教皇は、この聖職叙任権を巡って対立していた」ということ。
    • もともと聖職叙任権はローマ皇帝が有していたが、聖職者の権利を金銭で取引するような行為が横行し、聖職者の堕落を招いていた。そのため教皇は聖職叙任権をローマ皇帝から取り戻す改革に乗り出した。
      ローマ皇帝はこれに反発したが、そのことでローマ皇帝は教皇の怒りを買い*5、ローマ皇帝に破門(キリスト教からの追放)が言い渡された。
      皇帝と言えどキリスト教からの破門は実質的にローマ帝国民ですらなくなってしまうことを意味するため、皇帝自ら教皇が滞在していたカノッサ城へ赴き、3日3晩裸足で断食と祈りを続けて許しを乞うた。
      • なお、その裏には「謝罪に向かった皇帝に対し教皇は門を閉ざしたが、これは教皇が怒っていたからではなく、皇帝が武装して現れたため教皇が捕縛を恐れて城に閉じこもっていただけだった(…ので、皇帝が武装解除して修道服に着替えて謝罪を続けたことでやっと許された)」という話もあったりする。
      • これで解決したかと思いきや皇帝と教皇の対立はその後も続き、今度は皇帝が武装蜂起してローマ教皇をローマから追放してしまった。
        その後も数十年に渡り聖職叙任権は抗争の火種として燻り続けることになる。
  • 以上の元ネタを踏まえて解説すると、「クロロバスター建造によって人類は母なる地球の怒りを買い、地球で暮らす生物としての権利を剥奪されそうになったため、クロロバスターを破壊することで許しを乞うた」という、カノッサの屈辱事件に近い流れとなっている。
    「武装解除(クロロバスターの撤去)により許しを得ることができた」という点も現実の事件に即している。

ミッション中のセリフ


「Hey!EDF?これから言うブクブクを翻訳して」

  • ミッション16のオペレーターのセリフ。EDF技術研が極秘開発したスーパーな翻訳機にこのように話しかけたことで、スキューバブラザーとのシュノーケル越しの会話を可能にした。
  • 元ネタはGoogleアシスタント。「OK Google」と声をかけてから要件を話すと、AIが会話の内容を認識して適当な検索結果の表示などをおこなってくれる。
    • 翻訳も可能であり、オペレーターのように「OK Google、英語を通訳して」などと話しかければ以後音声認識された英語を自動翻訳してくれる。
    • 「Hey!」で始まることから、AppleのOSに搭載された音声アシスト「Hey Siri」の方が元ネタに近いと思われる。


「どこぞの名探偵」

  • ミッション25にてミナトススムが「皆さん(ドードー隊)と一緒にいると何か事件が起きる」と発言し、アネサンが「人をどこぞの名探偵みたいに言うんやないで!」と返した。
  • 元ネタは、漫画「名探偵コナン」。
    • この漫画を概説すると、謎の組織の謎の薬によって知能はそのままで少年になってしまった天才高校生が元カノの実家の冴えない探偵事務所に居候し、江戸川コナンという偽名を名乗って自らの正体を隠しながら身の回りに起きる事件を解決していく…という推理漫画。
    • 推理漫画である以上、主人公に何らかの事件が舞い込むまたは巻き込まれるのだが、2024年時点で単行本が100巻を超える超長寿漫画となったため遭遇した事件の数がとんでもないことになっており、「コナンが事件をおびき寄せている」などとネタで言われたりもする。
      • それだけならまだよかった(?)のだが、設定の都合上登場人物を成長させるわけにはいかない*6ので全員が同じ年齢のままで物語が進んでしまっているため、仮に本編中の出来事が1年間に全て起きていたとしたら事件の頻度がとんでもないことになってしまう。
      • アニメ・漫画・特撮などの描写や設定を科学的に考察する著作「空想科学読本」にてこの問題について調べられた*7ことがあり、同著執筆時点で刊行されていた「名探偵コナン1~77巻」の出来事が1年間に発生したと仮定すると事件が毎週4~5回発生、うち半数以上が殺人事件(殺人事件に毎週3回遭遇)という結果になった。
        今後、彼が毎日殺人事件に出くわすようになる日も近いかもしれない。
    • 事件の捜査にあたる警察もさすがに異常だと思ったのか、旅行先ででくわした際に真っ先に警戒され「君の行く先はどこも死体の山だ!」とクレームを入れられたこともある(このクレームを言われたのはコナンではないが)。


「なん…だと!?」

  • ミッション30の第3師団隊長のセリフ。
  • 元ネタは漫画「BLEACH」においてキャラクターが驚いた時などに頻出するセリフ。
    特に、主人公の黒崎一護が相手に放った渾身の必殺技が全くのノーダメージだった時のものが有名。
    • そこから転じて、現在ではネットスラングとして定着している。


「こんなんなんぼあっても良いですからね」

  • ミッション55にてバラムを発見した際にネオンちゃんが発したセリフ。全文は「今 2体目のロボいただきました~ こんなん なんぼあっても良いですからね~!」
  • 元ネタは芸人「ミルクボーイ」のツカミのネタで、客から「ベルマーク」や「ねるねるねるねの2の粉」といったそれだけもらっても扱いに困る物を受け取る仕草の後でこのセリフを言う流れ。
  • 「頭がひとつ、目がふたつ、手足はふたつずつ、二足歩行やねん」「ほー、完全に人間やないかい」


ブラザー・アクションの説明文


「今世紀ノザックリウットリめか!」

  • メカユーキ隊員のスペシャル技の説明文より。
  • 元ネタが大きく分けて2つある。
    • 1つはロボットアニメ「ヤッターマン」に登場する「今週のびっくりどっきりメカ」。
      主人公のヤッターマンが味方の犬型ロボットの口から小型メカを登場させる際のキメ台詞。
      • ちなみにヤッターマンに登場する敵はドードーの元ネタでもある。
    • もう1つは、格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズに登場するキャラクター「ロボカイ」のセリフ。
      キャラクター共通システムの一撃必殺技を発動した際に「今週のおっかなびっくりロボ」というヤッターマンをパロディしたセリフを口にする
      (なお この技、ロボカイの口から小型ロボカイが飛び出すという、完全にヤッターマンを意識した技となっている)。
  • これだけだとロボカイとは関係なく単にヤッターマンが元ネタに見えるが、メカユーキ隊員のセリフ全般に共通するやたら不遜で自信過剰な性格、無駄に装飾語を使いたがる性質などはロボカイとうり二つであり、モチーフになっている可能性が高い。


「弾のエフェクトに特に意味はないよ、僕の趣味さ。」

  • ペンギンブラザーのサポートアビリティ「モアイ」の説明文より。
    • わざわざエフェクトに言及し、ペンギンブラザー(セルジオ)の趣味だということを考えると、横スクロールのシューティングゲーム「グラディウス」のモアイ砲台が元ネタか。
    • 横を向いたモアイみたいな形で、口からリング状のビームを放ってくる。射角が固定されていて避けるのは簡単だが、後の作品で回転する個体まで出てきて地味に進歩が見られる。
    • インパクトのある敵だったからか、後のKONAMI作品に様々な形でセルフパロディとして取り入れられている。
    • なんでモアイ型の敵なんか出したのかというと、当時のハードの性能的に見栄えが良かったのと、BGM担当の人物のあだ名がモアイだったかららしい。
  • ちなみにスペシャル技のシン・モアイは目から直線的なビームを放つが、こちらは「グラディウス外伝」に登場するモアイがモチーフと思われる。
    • グラディウスのモアイは口の中が弱点になっているのだが、グラディウス外伝のモアイは倒されると口の部分から上が折れてしまう。
      • それだけでもそれなりに厄介*8なのだが、目からビームを打つタイプのモアイは倒された残骸からもビームが出続けるため、地面をゴロゴロ転がりながらビームで広範囲を薙ぎ払うという凶悪なことをしてくる。


「ボールを相手の弱点にシュート! 超ファンタスティック!!」

  • ファンタジスタブラザーのサポートアビリティの説明文より。
    元ネタは株式会社ツクダオリジナルが販売していた玩具「バトルドーム」のCMにおける
    「ボールを相手のゴールにシューッ!超!エキサイティング!!」という決め台詞から。
    • 元々ゲームソフトを作っていたはずのツクダオリジナルが唐突に路線変更して売り出した商品だったこと、これが実質ツクダの最期の商品になってしまったこと、CMのなんとも言えない子役の表情やナレーターのやたら勢いのある台詞など、微妙なシュールさがニコニコ動画などでウけ、一時期相当な数のパロディ動画などが制作されたが実際にあそぶ様子を映した動画などは不思議とない
    • 割と売れ行き自体は良かったのか、ド○えもんとのコラボ商品などもあった模様。


音速のサイボーグに白い翼の踊る影、宇宙騎士の切り込み隊長…すべて私のことだ。なに!? ボウヤだと!?

  • 総司令の説明文より。声優ネタ。森功至氏が過去に演じた有名キャラクターたちが列挙されている。
    • 音速のサイボーグ→サイボーグ009の島村ジョー/サイボーグ009
    • 白い翼の踊る影→科学忍者隊ガッチャマンの大鷲のケン/ガッチャマン1号
    • 宇宙騎士の切り込み隊長→宇宙の騎士テッカマンの南城二/テッカマン
    • ボウヤ→機動戦士ガンダムのガルマ・ザビ


練馬区という土地の、とある机の中にもタイムホールがあるそうだが…?

  • カイザーブラザーの紹介文の一部。
  • 机の中のタイムホール、という設定でピンと来た人は多いだろうが、「ドラえもん」の舞台が練馬区であるという説が由来。
    • コミックス15巻にスネ夫の住所が番地まで詳細に記載されている。
    • のび太の机に確かに異次元空間はあるが、タイムマシンに乗らずに異次元空間に飛び込んだ場合、偶然タイムホールが開いてそこから脱出できるまで異次元空間を永久に出られないと言われている。
      また、仮にタイムホールを出られたとしても、望む時代・望む場所にたどり着ける確率は極めて低い。
    • 余談だが、なぜのび太の机に異次元空間ができたかというと、藤子不二夫氏がまだ次回作のアイデアが無かった頃に「机の引きだしの中から謎のキャラクターが現れる」という予告を掲載してしまったためそうせざるを得なかったからと言われている。

ブラザーのセリフ


「フフフ…まさかこれが爆弾とは気づくまい!」

  • フランクフルトシスターのスペシャル技より。
  • 元ネタは現在では放送禁止になりかねないセリフや超展開が満載のアニメ「チャージマン研!」に登場する悪役ジュラル星人のセリフ「まさかあのロボットに時限爆弾が仕掛けてあるとは夢にも思うまい!」
    • 作中では主人公である泉研の家に住む「バリカン」という名のロボットの旧友を自称する時限爆弾内蔵ロボットを泉研の家に招き入れさせて爆破する…という作戦をジュラル星人が計画していた。
      ずいぶん回りくどいことをするなと思われるかもしれないがジュラル星人の作戦の中では回りくどくない方である。
      そしてジュラル星人がロボットに時限爆弾を仕掛けていること、そしてその爆破予定時刻が7時であることなどを白昼の公園で話し合っていた。その際のセリフ。
      当然この会話が聞かれてしまったのは言うまでもない。
    • フランクフルトシスターも爆弾を仕掛けて早々に爆弾を仕掛けたことを暴露するが、幸い相手は言葉が通じない宇宙人だ、やっちまえ

「~でガンス」

  • フェンサー(EDF6)が頻用する語尾。ウイングダイバー(EDF6)エアレイダー(EDF6)と合わせてあからさまな「ヤッターマン」のドロンボー一味のパロディであるため、これも当然その一人「トンズラー」が元ネタ・・・と思いがちであるがトンズラーの語尾は「まんねん」である。
  • 広島・岩手・山形などの方言で使用される語尾で、創作物では「怪物くん」の登場キャラ、怪物料理の名コックで有名な狼男などが使用する。

「ゆっくりしていってね」

  • メカユーキ隊員を選んだ、または救助した時の台詞の一つ。元ネタは厳密には「ゆっくりしていってね!!!」。
    大元はAA(アスキーアート)で表現された東方Projectのキャラクター(の顔だけ)であったが、今やあらゆるジャンルの動画に出てくる機械音声付きの生首。詳細や歴史は各々検索を。
    • 地球防衛軍シリーズにおいてもPVでそれらしきネタを使用しており、EDF4.1FNSのトレーラー第二弾では本田広報官姫川広報官が生首かつ機械音声じみた抑揚を抑えた喋り方となっている。

「四角い顔族」

  • カイザーブラザーを選んだ、または救助した時の台詞の一部。
  • 元ネタは漫画「テルマエ・ロマエ」にて、リング公衆浴場の排水溝に吸い込まれ、古代ローマから現代日本にタイムスリップした主人公が目にした見慣れぬ民族(=日本人)を「平たい顔族」と呼称したもの。
  • そういう自分も四角いじゃないか、とは特にツッコまれない。


武器の説明文


イズナ-A、イズナ-K、イズナ-B

  • イズナ-Aとイズナ-Bは本家シリーズに存在する武器だが、イズナ-Kは存在しない。
  • 本家シリーズにない「K」が間に入っているのは、女性アイドルグループ「AKB48(通称AKB)」が由来だろう。
    • ご丁寧にLv2にA、Lv3にKと来て、Lv4が「マスターイズナ」で金武器がBなので武器リストが「AKB」で並ぶようになっている。
  • オーナーはメイドであってアイドルとは関係ない…はず。AKBがアイドルなのでコスプレとしてメイド服を着ることがあるくらい。また、メイドシスターのNPCであるシャパリュのメイドカフェは秋葉原にあるとのこと(AKB48の名前の由来は秋葉原の略語のアキバから来ている)なので関連があるとするならここだろう。
  • ちなみに本家シリーズのイズナシリーズは上位バージョンがそのまま「-C」「-D」…と続いてゆき、「-FF」が最上位品となる。Kまで改良されたら大変な性能になっていたかもしれない。


ヴィブロハンマー系列

  • オーナーであるクライマーブラザーが自分にこの武器をオススメされた理由を不思議がっているが、恐らく元ネタはゲーム「アイスクライマー」からだと思われる。
    • 縦スクロールのアクションゲームで、手にした木槌で敵を追い払いつつやたら慣性の独特なジャンプでひたすら雪山の山頂を目指すゲーム。
      • 同作品のキャラクターは某大乱闘にもプレイアブルで参戦しており、手から冷気を放ったり、ゴム紐を引っ張ってもらってジャンプしたり、ハンマーを身体ごとぶん回して振るったりとこっちの方が近いか。

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最終更新:2025年02月28日 02:20

*1 オンラインでは27番目

*2 4.1だと少し難しくなっている

*3 オンラインでは19番目

*4 展開上ミッションナンバーが振られていないが、実質140にあたる

*5 もう少し掘り下げると、ローマ皇帝に敵対意識を持っていたドイツ諸侯たちがこれをチャンスと捉えてローマ教皇を招き、ローマ皇帝が教皇に謝罪しなければ王位を剥奪するという内容の会議を開いた

*6 コナンが成長すると元カノが「なんかこの居候、元カレに似すぎでは?」と気づいてしまう可能性がある

*7 「空想科学読本12」に掲載

*8 天井についたモアイを壊すと残骸が降ってくる