EDF用語集


本項は公式・ゲーム内用語や登場人物の設定面での情報、及びプレイヤー間で使われる俗語を記載します。
武器、エネミー等の本作における仕様や攻略に関する情報は個別のページを参照して下さい


公式用語

公式サイトや説明書に書かれている公式の用語。

地球を守護する戦士たち

EDF

  • 地球防衛軍(Earth Defense Forces)の略称。
  • 大まかに『ゲームのタイトル』と『作中に登場する組織』の2つの意味を持つ。
    • ゲームタイトルについては「関連作品」の項目を参照して頂き、ここでは組織について解説する。
  • 主人公(プレイヤー)が所属する組織であり、作品ごとに様々な経緯を経て設立されている。
    1&2、3&4、5&6のみ世界観が共有されており同じ組織であるが、それ以外のEDFは全て別の世界の出来事である。
    • そんな中、デジボク地球防衛軍のEDFはそれら別々の世界のEDF隊員が結集しており、まさにお祭りゲーらしい賑やかな陣容となっている。

師団

  • 軍隊の単位用語として使われる言葉。大雑把に言うと、複数の兵士をまとめた単位が『部隊』、複数の部隊をまとめた単位が『師団』、複数の師団をまとめた単位が『軍』となる。
  • デジボク地球防衛軍ではEDFの部隊編成にも用いられており、30前後の部隊で編成される全6師団。戦闘能力順に編成されており、第1師団が最強で、第6師団が最弱。
    同様に部隊番号が少ないほど強く、例えば最強は第1師団1番目の101部隊。最弱は第6師団30番目の630部隊となる。
    • 前作で活躍したダイチマモル達は第1師団所属であり、彼らと共に戦うはずだったとされるコマンダーも第1師団所属と推測される。
    • しかし、冒頭のEDF基地襲撃の混乱もあり、コマンダーは新人レンジャーのミナトススムを筆頭とした臨時の第7師団の指揮を執ることになる。
  • 各師団の部隊名には法則があり、ゲーム内で言及されるのは第6師団のみだが、他師団も推測は可能。
    • 第1師団はアース隊やマーズ隊など、『天体』が部隊名と思われる。所属隊員はダイチマモルなど前作ネームドの他、陸戦兵(EDF3)が確認できる。
    • 第2師団はラフレシア隊やメタセコイア隊から、『植物』が部隊名か。所属隊員はナイトブラザー。
    • 第3師団はベルゼブブ隊やドラゴン隊といった『幻獣』が多い。所属隊員はファンタジスタブラザー。
    • 第4師団はキリマンジャロ隊やサハラ隊から『特異な地形のある地名』と推測される。所属隊員はアルペンブラザー。ウイングダイバー(EDF4)のダバ代もここの所属。
    • 第5師団はアルタミラ隊やストーンヘンジ隊などの『先史遺跡』。所属隊員はサンバシスターが目立つが、ペイルウイング(EDF3)のペリ美がめちゃくちゃ濃い。
    • 第6師団は唯一名前の法則が言及されており、『絶滅並びに絶滅危惧種』。そのせいか全滅しそうだとか全滅するのには慣れてるとか散々。
      しかも英語版では『人間の手で絶滅または危惧に追い込まれた生物種』となっており終盤の展開を考えるとかなり皮肉。
      所属隊員はレンジャー(EDF4)が多く、ウイングダイバー(EDF6)のアネサン率いるドードー隊も第6師団所属。

本部

  • EDFの作戦の立案、指揮を行う本部。作戦司令本部、EDF司令部など細かい表記揺れはあるが、ユーザーからも作中においても単に「本部」と呼ばれることが多い。
    • 狭義として、「本部から通信を行っている人」を指すこともある。
  • シリーズによりEDFの指揮系統は多少異なると思われるが、作中で単に「本部」と呼ばれるものは「その地域(大抵は日本)の本部」であり、各地の本部を統括する「総司令部」が別に存在しているという構造が根底にあるようだ。
    • EDF1は「インベーダーが出現したその日に12の主要都市とEDF極東本部・EDF欧州本部を壊滅させた」という設定となっている。その極東本部の生き残りが主人公の陸戦兵であり、本作に登場するブラザー陸戦兵(EDF1)でもある。
    • EDF4では何度か、総司令部からの指示を戦術士官が本部へ報告する場面がある。そんな重要な通信を、専用回線を使わず現場の隊員にも聞かせていいのかという気もするが…
      また、ミッション後半ではフォーリナーの攻撃を受けて総司令部が壊滅し、移転先の総司令部もさらに壊滅…と絶望的な戦況となったが、プレーヤーが属する「本部」は生きていたため、引き続き作戦が行われた。
    • EDF5では「1つしかない戦略情報部が各地のEDF本部に情報提供を行っている」という構造が公式設定として語られたとのこと(ソース)。
    • デジボクEDFでは設定や名称がややが異なっており、「本部」は「総司令部」とほぼイコールである。ゲーム中においても、「本部」へ通信を行うと「総司令」が返答を行う。
      デジボクEDFにおいても各地に司令部はあるが、これらは「本部」ではなく「支部」という名称に置き換わっている(陸戦兵(EDF1)の出身地も「極東支部」となっている他、前作デジボクEDFミッション56のミッション説明でも各地の「支部」が連絡途絶になったという記述がある)。
      • つまり、前作デジボクEDFの終盤における総司令部との連絡途絶はEDF4の総司令部壊滅とは異なり直属の司令塔を失ったことを意味しており、実は相当ヤバい状態だった。ミッションブリーフィングによると、オペレーターや戦術士官からの情報をもとにコマンダーが独断で作戦を実行していたようだ。
  • シリーズによって本部の無能ぶり能力には差があるが、たいてい侵略者に裏をかかれたり予想を上回られたり罠に引っかけられたりと、プレイヤーからの信頼は薄い。
    それでも最終ミッションだけ何かと熱いセリフを口にしたりするので、隊員からは愛されている。

総司令部

  • 各地のEDF本部を統括する部署。EDFの最高司令。
  • 異星からやってきた文明に対する交戦の判断や、大型要塞もしくは多くの人員を伴う大規模作戦の立案を行う。
  • 本格的にゲーム内に登場するようになるのはEDF3からだが、以後、ミッション終盤で侵略者の攻撃を受けて壊滅するのが定番となってしまっている。
    • 歴代EDFのあるあるの集大成でもある前作デジボクEDFでも例外ではなく…

総司令官

  • EDFの最高責任者。
  • こちらはEDF4から徐々に存在感が増しており、EDF5では遂に声が聞けるようになった。
  • 総司令部の項目で述べた通りEDFの活動方針を決めるのが主なお仕事だが、加えてマスメディアへの対応も行う。
    EDF5からは全EDF隊員に向けた士気高揚のための演説も行うようになった。
  • デジボクEDFでは珍しく、総司令官自らがコマンダー(プレーヤー)らと通信を行う。

戦術士官

  • 侵略者たちの情報や各地の戦況の収集・分析等を行う役職。
    • どうやら現実には存在しない、架空の役職である模様。
  • シリーズを通して、落ち着いた声色の女性が担当するのが通例となっている。
  • ゲーム内においては、プレーヤーが交戦している地区以外の戦況や大まかな作戦内容を報告したり、敵の攻撃方法や弱点を発見する内容の通信が多い。
    基本的にいかなる状況・戦況においても冷静沈着な情報提供を行ってくれるのでプレーヤーにとっては頼もしい存在だが、ミッション終盤では壊滅寸前の絶望的な戦況報告や過酷な作戦指示を平然と行ったりする。
  • EDF5では「戦略情報部 少佐」という役職に置き変わった。EDF4までと仕事の内容に大きな違いはないが、戦略情報部が各地の本部に情報提供を行うという体制が明らかになったことで、立場上は「本部の人」の上官にあたる可能性が示唆されている。
    • なおこの少佐、ミッション終盤という佳境において自身が自立型AIであるなどというとんでもないことを本部に報告する。
      本部の人が「何ッ!?」と驚いてから10秒近い間を開けて「冗談ですよ」とフォローしたが、この事から少なくとも本部に対して冗談を言える程度の立場だということが分かる。マジメな人が言う冗談はウケないという良い例である
    • しかしEDF5の最終ミッションにおいて「生き残った一般人を囮にする」という非人道的な作戦を本部に報告した時はさすがにキレられていた。
  • デジボクEDFにも登場し、その立場も概ね変わらないが、破天荒なオペレーターの制御役・ツッコミ役としての活躍も多い。
    • …が、前作のDLCでは、ダークレジオンを倒したことで緊張の糸が切れたのか、「四足要塞より背丈が低いビークルで胴体部の弱点を殴る」というトンチンカンな作戦を実行してオペレーターに逆に突っ込まれてしまった。

オペレーター

  • プレーヤーが作戦に参加している地区の状況確認と報告を行う役職。「罠です!」と叫ぶのも大事なお仕事。
  • 若い女性が担当するのが通例となっており、戦術士官と比べるとやや感情的な通信が多い。
    • その傾向はシリーズを重ねるごとに強くなり、EDF4では絶望的な状況でパニックを起こして「死にたくない」と泣き出したり、EDF6ではヒロインに抜擢されたり、徐々にキャラクター性が押し出されるようになっている。
  • デジボクEDFでは隙あらばメタ発言を行う、デジボクEDFを象徴する強烈なキャラクターになっている。
    • …が、EDFシリーズのお約束からは逃れられず、ミッション終盤ではパニックを起こしてしまった。

コマンダー

  • デジボクEDFシリーズにのみ登場する役職。*1
    画面の前でコントローラを握っているプレーヤーそのもの。
    「ブラザーを指揮(コマンド)する人」と「コントローラを握りコマンド入力する人」の両方の意味を持つ。
  • デジボクEDFシリーズにおいては、総司令から直々にブラザーを力を結集して地球を救えや守るのだと指令を受けることになる。
    • そういう意味では、ある種、デジボクEDFには登場しない「本部の人」に近い立場と言えるのかも知れない。
      レンジャー(EDF4)などを編成していると戦闘不能時に「もう撤退するしかありませんよ!」というセリフが聞けるので、本部の人の気分を味わえる。
      撤退は許可できない、5分後に再出撃だ
  • 前作では少し謎に包まれた存在だったが、今作で「コマンダーも各ブラザーと共に戦場に出撃している」という可能性が高いことが示唆されている。
    • 少人数のEDF隊員を率いて現地で戦闘を行うという立場なので、あえて別の表現をするなら(ゲーム画面には映っていないが)本家EDFでいう赤ヘルメットの隊長、ないしはストーム1に近い存在なのかもしれない。

ブラザー

  • デジボク地球防衛軍シリーズにおけるプレーヤーキャラクターたち。
    • 女性の場合は例外的に「シスター」と呼ばれるが、キャラクターの総称としては「ブラザー」で統一される。
  • 本家EDFで言うレンジャーなどといった兵科のようなもので、ブラザーごとに固有のアビリティやスペシャル技を持ち、初期装備可能な武器種も異なる。
  • 過去作の兵科は多くても4種類程度だったが、デジボク地球防衛軍シリーズでは外伝作などを含む歴代兵科が各シリーズ別で登場。さらに世界各国の「ご当地EDFブラザー」も多数登場し、デジボクEDF2ではついに100種を上回った。
    • かつ、それぞれのブラザーに3タイプのバージョンが存在するため、総計300ものブラザーの中からチームを編成できる。
  • プレイヤーはこのブラザーを最大4人まで編成したチームを率いることになる。

レジェンド隊員

  • ブラザーの中でも、歴代EDFシリーズに登場した兵科がモチーフとなっているブラザー。
  • 歴代兵科がモチーフと言っても京都弁を話すウイングダイバーやショタと化したエアレイダーなど、デジボクEDFらしくその個性はご当地EDFブラザーに見劣りしない。
  • しかし性能面においては前作デジボクEDFでは原作の性能を再現した結果、陸戦系の緊急回避、飛行系の飛行などアビリティが被ってしまったせいでスペシャル技以外の違いがほとんどなく少々不遇であった。
    • デジボクEDF2ではアビリティが「ムーブアビリティ」と「サポートアビリティ」の2つになったため、レジェンド隊員の一層の差別化が期待されている。

ご当地EDFブラザー

  • バラバラになった地球でも世界各国でたくましく戦うブラザーたち。ご当地ブラザー、ご当地隊員などとも呼ばれる。
  • 各ブラザーはEDFの理念に同調して戦っている者ばかりでなく、個人個人の理念に基づいて活動している。
    • 例として、前作デジボクEDFにおいては「カナダさえ無事ならそれでいい」と述べたベアブラザーのブルーノや、「動画配信のために戦っている」と言うバズシスターのハリムTVなどがいた*2
    • もちろん、前作デジボクEDFに登場したロイヤルブラザーのレーゼンビーやヘビーストライカーのカームリーダーなど、地球や困っている人のためにEDF入隊を志願する者もおり、戦う動機は様々なようだ。
  • ご当地EDFブラザーはEDFから支給された武器のほか、自前の武器で戦う者もいる*3
    歌ったり踊ったり花を咲かせたりとレジェンド隊員にはない特殊な技を使えたりもし、そこら辺のEDF隊員よりもよっぽど強いご当地隊員も存在する。
  • 本人の弁なので真偽は定かではないが、江戸時代から来たという者や古代エジプト人を自称する者まで登場しており、国境だけでなく時間をも超えたブラザーが一丸となって地球を守っている。
  • コロニストやコスモノーツは『地球防衛軍5』ではなくこちらの出身となっている。彼らが味方になるのはあくまで本作独自の設定なのだろう。

陸戦兵

  • EDF1~2に登場する、EDFの中核を成す隊員。作中では男性のみが登場する。
  • 当時はNPC隊員が存在しなかったため、本部の無茶振り作戦を単独でこなしていた。
    • 尤も、通信では同時に作戦を遂行する友軍が奮戦する様子が聞こえてくるので、1人で戦場に送り込まれていたわけではないようだ。通信を入れた隊員はたいてい数秒後に殉職するけど
    • EDF2の難易度がシリーズ中でも特に高いこと、EDF2にNPC隊員が登場しないことはデジボク地球防衛軍の陸戦兵(EDF2)やペイルウイング(EDF2)の性格にも現れているが、陸戦兵はどんな無茶振りにも前向きに立ち向かおうとするのに対し、ペイルウイングは無茶振りに呆れていると対極的なのが面白い。
  • 20年前のゲームに登場した存在であるにも関わらず、現在においても彼らができること・やるべきことはほとんど変わっていない。
    レンジャーと名を変えた今も、彼らは大地を転がりながら卓越した狙撃力で航空戦力を的確に撃墜していく。
    非常にシンプルな操作で初心者向きでありつつ、キャラ性能での誤魔化しがきかないためプレーヤースキルが戦果に直結する奥深さで上級者にも愛され続けるEDFの顔役。

ペイルウイング

  • EDF2に登場する特殊部隊。
    世界観的にはEDF2にしか存在しないが、EDF3Pでは「もしこの世界にもペイルウイングがいたら」というifにより、2とは異なる外見のペイルウイングが登場している。
  • インベーダーの技術をもとに開発した飛行ユニットにより空を飛ぶことが可能。
    体重の問題や、思念誘導兵器の適合者に女性が多いことなどから女性のみで構成されている。
  • 飛行ユニットを使用するにはエナジーゲージが必要。エナジーゲージは使用していない間回復し続けるが、全て使い切ってしまうと緊急チャージに突入。エナジーゲージが高速で回復する代わりにエナジーゲージを使用する行動が不可能となる。
  • 武器の使用にも、プラズマ・グレネードなどの例外を除き全てエナジーゲージが必要となる*4
    そのため、攻撃・移動のどちらにもエナジーゲージの管理が不可欠である。
  • 軽量化のためにアーマーが脆弱となっている他、武器が総じて長射程であるほど扱いにくいものとなっているため中~近距離戦を余儀なくされ、上級者向けの兵科となっている。
  • なお、「ペイルウィング」ではない。「イ」は大文字。
  • paleという英語は「青白い、色褪せた」という意味があるため*5青系統以外のカラーリングにすると兵科名と外見が矛盾してしまう。
    • 4以降で外見の色を変えられるようになって名称がウイングダイバーになったのはそれが関係している…のかもしれない。

レンジャー

  • EDF3以降で登場する、陸戦兵に代わる歩兵部隊。正式名称は「特戦歩兵レンジャー」。
  • 作品により外見等は異なるものの、基本性能は陸戦兵と変わらない。
    • 実はEDF3の主人公は「特殊遊撃隊ストームチーム」所属のエリートであり、一般のレンジャー隊員が扱えない装備も扱える。
      • 例えばEDF4のレンジャーには扱えない設置型爆弾やセントリーガン、(EDF3P限定だが)運用に専用バックパックを要する重量級火器類などが扱える。
    • それでも少しずつできることを増やしており、EDF4.1ではレンジャーの固有能力として回復アイテムによる味方隊員の回復および緊急回避による障害物破壊を会得。
      EDF5ではダッシュが可能になった。デジボクEDFにおいてレンジャー4にはないダッシュがレンジャー5にあるのは、このため。
  • EDF3以降NPC隊員が登場するようになったが、その多くはレンジャー部隊である。このことからも、EDFは歩兵部隊が大半を占めていることが分かる。

ウイングダイバー

  • EDF4以降で登場する、ペイルウイングに代わる飛行部隊。正式名称は「降下翼兵ウイングダイバー」、通称「ダバ子」。
  • 兵科が少ないEDF2では上級兵科だったが、EDF4では兵科数が大きく増加したため相対的に中級兵科となった。
  • こちらも作品により外見が異なり、細かい部分での変化こそあれど、女性隊員のみで構成されており、中~近距離戦に強く遠距離戦が苦手でアーマーが貧弱というところに変化はない。
  • なお「ウィングダイバー」ではない。「イ」は大文字。

エアレイダー

  • EDF4以降で登場する、新たな兵科。正式名称は「空爆誘導兵エアレイダー」。
  • その名の通り、発煙筒やレーザーポインタを用いて爆撃機や空母・衛星兵器といった大型兵器による大規模攻撃が可能な兵科。
    その圧倒的な火力と攻撃範囲の代償として、これらの要請にはエアレイダー専用の「功績ポイント」が必要であり、一定数の敵を倒さなければならない。
    それゆえ一度の要請ミスが作戦の成否を大きく揺るがすことがあり、上級者向けの兵科となっている。使いこなすにはエアレイダー自体の使い込みだけでなく各ミッションの敵の配置等にも熟達する必要がある。
  • 支援要請のみならず、ビーグル*6ビークルの配送要請も可能。やはり功績ポイントが必要になるが、EDF3以前と比べて他兵科の武器に劣らぬ数にまで種類が増えている。
  • さらには、周辺の隊員のアーマー回復や火力・防御力を増強する設置兵器、敵からの飛び道具のみを遮断する防御壁トーチカ、味方の誘導ミサイルの性能を向上させ特定の敵へ誘導させるレーザーポインタといった装備で自らが他隊員の支援を行うことも可能。
  • 一方、エアレイダー本人は最低限の戦闘能力しか有していない。
    直接攻撃できる武器はリムペットガンなどごく少数しかなく、移動能力もレンジャー以下。
    支援要請とビークルを駆使して、直接戦闘を極力避ける戦術が求められる。
  • 初登場から最新作EDF6に至るまで、エアレイダーのNPC隊員は登場していない。
    • が、ミッションによって空爆自体は行われるため、見えないところでエアレイダーが頑張っているのかもしれない。
      エアレイダーがNPCとして登場したら、支援要請する前に倒されたとき整合性が取れなくなっちゃうから仕方ないね

エアレイド

  • EDF2PV2(と、その移植版であるforNintendoSwitch)にのみ登場する兵科。
    EDF3Pにif参戦したペイルウイングとは逆に、過去のバージョンへ4からやってきたifエアレイダー。
  • 功績ポイントを用いて強力な支援攻撃を行えるという基本はエアレイダーと変わらないが、EDF2のゲームバランスに合わせて一部の支援要請が功績ポイント不要のリロード方式になっていたり、ビークル要請が不可能な代わりに現地に配置されたビークルの性能が向上するなど変化が多い。
    20000ダメージの150ミリ砲を3秒おきに連射できるとエアレイダーが知ったらどう思うのか…それでもきついのがEDF2PV2の恐ろしいところ

フェンサー

  • EDF4以降で登場する、新たな兵科。正式名称「二刀装甲兵フェンサー」。通称おフェンフェン。
    • EDF4のフェンサーは、フォーリナーの陸戦用防御スクリーンを想定し、シールド内部に突入して発生装置を破壊するために開発された「パワーフレーム」を扱う兵科という設定。
    • EDF5のフェンサーは、民間での研究を起点として開発された軍事用外骨格「パワードスケルトン」を装備した兵科という設定。
  • 鎧のような強化外骨格を身にまとい、その名の通りに生身では持つことすら不可能な重装備を片手に1本ずつ、さらには左右の肩も合わせて4つもの装備で武装できる。見た目の通りにアーマーも高いうえ、ダメージ軽減や反射能力を持つ盾を装備することもでき、チームの盾役として最前線に立つことができる。
  • 「歩行速度」は遅いが、武器に搭載されたスラスター/ブースターを用いて高速移動が可能であり、さらには攻撃動作とスラスター/ブースターを組み合わせた「キャンセル」と呼ばれる操作を用いることで圧倒的な機動力をも確保できる。
  • 火力・防御力・機動力のいずれにも優れた兵科だが、攻撃・移動ともに小回りがきかないため素早く動き回る航空戦力を苦手としやすい。
    • また、EDF5以降は補助装備により様々な状況に特化できるようになったが、あらゆる状況に対応可能な汎用性を確保することが難しい。
  • その装備の多さからもわかる通り、他の兵科とは操作方法からして根本的に異なっている。更には前述のスラスターキャンセル等の特殊操作も存在する。
    エアレイダーが戦術面での熟練を要する上級兵科とするならば、フェンサーは操作面での熟練を要する上級兵科と言える。
  • NPC隊員としてはEDF4の時点で登場していたが、他兵科と変わらないHP、主力級をワンパンできない攻撃力、使われない盾&スラスター&ブースターと、フェンサーのメリットを一切合切活かせていなかった。
    特にブラストホールスピアーを持つNPCは、隙が多く射程も短いため活躍の場を殆ど得られず、付いたあだ名が爪楊枝
    • EDF4.1では銃砲を装備したNPCの割合が増えて、固定砲台としてカウントしやすくはなった。
      一方で、槍持ちフェンサーが航空戦力主体のミッションに追加されるなど、謎の配置転換も見られた。
    • EDF5ではNPCも盾・スラスター・ブースターを使うようになり、機動力と生存性が劇的に改善した。

トルーパーアーマー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON」に登場する兵科。
    • デジボクEDFゲーム内では「アーマー」が省略され「トルーパー(EDF:IA)」と表記される。
  • 名前こそ異なるものの、EDF:IAにおける陸戦兵ポジション。
  • シリーズ初導入のダッシュ機能と全方位に可能な緊急回避により、同作品の他兵科はもちろん歴代シリーズの陸戦兵科と比べても、最上級の機動力を有している。
  • ジェノサイド砲枠の「Pesticide」はロケランタイプ。他兵科のものよりは扱いやすい。

ジェットアーマー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON」に登場する飛行兵科。
    • デジボクEDFゲーム内では「アーマー」が省略され「ジェット(EDF:IA)」と表記される。
  • ナンバリングタイトルの飛行兵科と同様、武器のリロード時と飛行時に共通のゲージを消費する。
  • シリーズ他作品の飛行兵科と異なり、地上でも常にホバー移動をしている。
    そのため、エナジーゲージを使い切っても機動力に大きな差し障りはなく、ダッシュもそのままできる。
  • 空中地上を問わずに緊急回避が可能で、低めの体力を十分に補えた。
  • ジェノサイド砲枠の「Pesticide」はスナイパータイプ。
    スコープを覗き込んでから撃たないと、狙いが逸れてほぼ確実に自爆する代物だった。

タクティカルアーマー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON」に登場。
    • デジボクEDFゲーム内では「アーマー」が省略され「タクティカル(EDF:IA)」と表記される。
  • エアレイダーの前身と捉えられることが多いが、ビークルも砲爆撃支援も要請できない。
    • その代わり、通常武器に加えてタレット等の設置兵器を複数持ち込むことが可能。
      最大5枠ある兵器を上手く使い分ける、まさに「タクティカル」な戦い方を要求される。
    • 使用可能な全ジャンルの武器に誘導機能があるのが特徴。デジボク地球防衛軍におけるオーナー武器であるキャバトリックスもその一つ。
  • ジェノサイド砲枠の「Pesticide」はミサイルタイプ。デジボク地球防衛軍のスペシャルにも採用されている。
    • EDF:IAでは、ロックオンせずに発射したミサイルがグレネードのような放物線を描くため、思わぬ自爆を起こしやすかった。

バトルアーマー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON」に登場。
    • デジボクEDFゲーム内では「アーマー」が省略され「バトル(EDF:IA)」と表記される。
  • 高めのアーマーと、全方位に張れるシールド及びそれに付随する機能が特色。
    シールドはエナジーゲージと連動しており、一定ダメージを受けるとクールタイムに突入する。
    • ただし、どんな大ダメージでも最低一発は本体へのダメージを防いでくれるため、後述の「Pesticide」を使った自爆戦法も可能。
  • エナジーを使用して周囲の敵に電撃を放つ「バグザッパー」を展開できる。
    プレイヤーに吸着しようとしてくる小型敵「ティック」の排除によく用いられた。
  • エナジーゲージを空にすることで周りの敵を吹き飛ばす「ブラストウェーブ」が使用できる。
  • ジェノサイド砲枠の「Pesticide」はグレネードタイプ。弱点持ちの敵にピンポイントで当てるのは至難の業。

トルーパー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」に登場する兵科。EDF:IA同様、陸戦兵ポジション。
    • 名称としては「トルーパーアーマー」がEDF:IAの兵科で、アーマーがつかない「トルーパー」がEDF:IRの兵科ということになるのだが、紛らわしいので「トルーパー(EDF:IR)」というふうにEDF:IR出身であることを併記することが多い。
  • PAギアの導入により、緊急回避がより瞬発的な「E-ダッジ」に置き換えられている。感覚としてはフェンサーのスラスターに近い。
    • エナジーゲージと連動しており、連続使用可能なのは5回まで。エナジーを使い切るとリチャージが終わるまで緊急回避ができない。
    • エナジー自体は時間経過で回復するため、緊急回避をするタイミングがより重要となった。
  • 他兵科と比べて高コストのアイテムをより多めに持ち込むことが可能。
    そのため陸戦兵でありながら、ビークルや支援攻撃要請や設置兵器をフルに活かした、工作兵に近い戦闘スタイルが主流となる。
    • EDF:IRにはエアレイダータイプの兵科が存在しないため、トルーパー(EDF:IR)がレンジャー役とエアレイダー役を兼任するような形となったのかも知れない。

ジェットリフター

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」に登場する飛行兵科。
  • 飛行能力は、PAギアのエナジーコアに因んで「E-フライト」と呼ばれる。
  • 武器の全兵科共通化によって、リロード時のエナジー消費が無くなったため、エナジー管理は楽になった。
    • 一方で緊急チャージにかかる時間が遅く、ゲージを使い切らない戦略も求められるようになった。
    • また飛行時(特に降下時)の慣性が独特で、過去作の飛行兵科よりも操作に慣れが必要。
  • EDF:IRではアーマーの数値が全兵科共通だが、ジェットリフターは被弾時のダメージ量が多めになるように設定されている。

ヘビーストライカー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」に登場。
    重装兵タイプで、アグレッサーの多脚歩行兵器「ガーガント」の弱点への接近を目的として開発されたという設定。
  • 他の兵科と異なり、同じ武器を両手に2つ装備するため火力に優れている。代わりにリロードが長め。
  • PAギアのエナジーゲージを消費して、ブースト移動と「E-フィールド」の展開を行うことができる。
  • E-フィールドは前方からの攻撃を完全に防げるシールドを展開する。
    • 無効化したダメージ量とは関係なく、あくまでシールドの展開時間によってゲージの消費量が決まるため、一撃の痛い攻撃を重点的に防ぐ目的でよく用いられた。
    • 「オーバードライブ」を発動すると、デジボク地球防衛軍でのスペシャルのようにシールドを時間切れになるまで展開し続けられる。
    • NPCとして登場するヘビーストライカーもE-フィールドを展開し、時折プレイヤーの盾となってくれる。
      • ただし内側からの攻撃も遮断する仕様のため、どちらの盾なのか分からなくなることも。

プロールライダー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」に登場。陸戦・飛行・工作・重装のいずれにも分類できない兵科。
  • エナジーゲージを消費してワイヤーによる長距離移動「E-ニードル」が可能。
    使いこなせば、飛行兵科より優れた機動力を発揮できる。
  • 「オーバードライブ」を発動すると、味方化した巨大生物「G-L.I.A.R.」を呼び出す。
    • 乗り込むとほぼ一方的な攻撃を行える。
    • デジボク地球防衛軍では蟻型のものが登場したが、EDF:IRでは蜘蛛型のものとシディロスも操作できる。
  • EDF:IRでは、EDFの対抗組織「カインドレッド・レベリオン」の一員としてこの兵科が初めて登場する。
    • 制御されたストームアントに跨っており、フィールド上のジェムを超機動で強奪していく厄介者。
    • レベリオンの技術をEDF側が取り入れてプレイアブルになる、という流れ。

EDFが擁する兵器たち

ビークル

  • Vehicle。和訳では乗り物、車両といった意味で通常は車輪がついた地上の乗り物を差すが、EDFではヘリコプターやバトルマシンも含めた搭乗兵器全般を指す。
  • EDF1から登場している歴史ある存在だが、シリーズごとに仕様がかなり大きく変更されている。
    • EDF1~3では、ミッション中 決められた場所に決まったビークルが固定配置されており、レンジャーとエアレイドのみが使用可能となっている。
      • APと攻撃力は難易度に応じて上昇するが、序盤ミッション・終盤ミッションでの差はない。
      • エアレイドが搭乗すると移動性能・攻撃性能が向上する。
      • EDF1~2では、ビークルに乗ったまま水中に進入できる。生身で運転するバイクで海底を疾走する光景はシュール極まりない。
        残念ながら*7EDF3以降はビークルが着水すると破損してしまうようになった。
    • EDF4/4.1では大規模な仕様変更が行われ、エアレイダーが功績ポイントを用いて要請するものとなった。
      発煙筒を投げると、その地点へビークルが入ったコンテナを輸送ヘリが落としてくれる。
      • これに伴い、ビークルの種類が他の武器と遜色ない数にまで大量追加された。
        2人以上が同時に搭乗して操縦と攻撃を分担できるものや、兵員救護車両といった変わり種も。
      • 操縦席に搭乗できるのはレンジャーとエアレイダーのみだが、ガンナー席には全兵科が搭乗可能。
        なお、バルガだけは全兵科が操縦できる。
      • 一方で、ごく一部のミッションを除き固定配置のビークルはなくなった。
        エアレイダー以外はビークルを要請できないため、ソロでは実質的にエアレイダー専用となる。
      • また、EDF3までは無限だった弾が有限となった。リロードはされないので、基本的には使い捨てとなる。
    • EDF5~6でも功績ポイントで要請するところに変更はないが、一部のビークルをレンジャーも要請可能となった。
      エアレイダー側にも新たなビークルは追加されているが、概ね4.1までにあったビークルをレンジャーとエアレイダーで折半したような形となっている。
      • 一部のビークルのみだがついにウイングダイバーやフェンサーも操縦できるようになった。レンジャーやエアレイダーが要請したものを貸してもらうことになる。
      • バイクやヘリなど、移動性能それ自体が強力であったビークルに燃料の概念が追加された。そのため、バイクの速度に追いつけない巨大生物をひたすら逃げ撃ちしたり、飛べない赤蟻をヘリで空中からいじめ続けるといった戦法が難しくなっている。
      • EDF3以来久々にマップ固定配置のビークルが再登場した。その名も軽トラ。レンジャーのみが運転可能だが、荷台に兵員を載せて運搬できる。
  • シリーズにより扱いの差はあるものの、一貫してミッションの成否を左右しうる強力な味方である。シリーズを通して「〇〇に乗れればほぼクリア確定」というようなミッションはいくつか存在している。

E551ギガンテス

  • EDF1~4に登場する戦車だが、1~2と3~4で外見等が大きく異なる
    • EDF4ではエアレイダーが登場したことでギガンテスにも様々なバリエーションが登場しているため単に「ギガンテス」と言った場合の意味合いが異なり、EDF1~3では特定のビークルを指す固有名詞、EDF4では派生機を含むギガンテス系列のビークルを指す。
  • EDF1~2のギガンテスは、青い塗装に黄色いラインが特徴。3以後、DLCの特殊塗装車を除いて迷彩柄などリアルな外観に変遷していったことを考えると、かなり目立つ個性的な見た目である。
    • 性能としては、主力級に対抗できるだけの威力を持つ榴弾砲もさることながら、巨大生物から逃げられるだけの最高速度を持つのが頼もしく、陸戦兵にとってはむしろ「足」としての役割を強く担うものであった。もちろん、外周を利用した引き撃ちも強力。
    • しかし戦車とは名ばかりの頼りないアーマー値により、巨大生物に囲まれようものなら一瞬で棺桶と化す。機関銃などいった気の利いた武装もなく、ただただ逃げ回って榴弾砲を撃つだけの姿から「自走砲」などと揶揄されたりもしていた。
    • EDF2PV2以降では新兵科のエアレイドが乗り込むとあらゆる要素が強化され、更にアシスト装置やトーチカ等の外付け強化も合わせると「足」に留まらず一気に主力を張れるようになる。
  • EDF3では茶色の外見になり、より兵器らしい見た目になった。
    • しかし武装は相変わらず榴弾砲のみで装甲も頼りない。しかも、基本的な走行能力はEDF1~2より低下し、巨大生物にも追いつかれてしまうようになってしまった。
      • 反面、EDF3Pで追加された乗り物の性能を強化する武器「リミットブースター」を使用すると一転して攻・防・走が揃った切り札に変貌する。リミットブースターギガンテスが攻略の要となるミッションも多かった。
  • EDF4では、エアレイダーのビークル要請が可能となったため、種類が大幅に増加。ギガンテスは「ギガンテスシリーズ」のタンクとしてカテゴライズされた。
    • EDF4の他のビークルと同様に弾数の上限が設定され、主砲の種類こそ増えたものの過去のギガンテス同様武装は主砲のみであるが、速度と耐久力が大幅に強化された。
      特に上位品ギガンテスは、EDF1~2で巨大生物から「なんとか逃げ切れる」程度だった速度が「余裕で引き離せる」ほどにまで向上。耐久力も数万に達した。
  • このように様々な変遷を経ながら隊員を救ってきた車両だが、瓦礫に乗り上げたりすると容易にひっくり返り、二度と起き上がれないという共通する欠点がある。
    歴代ギガンテス乗りにとって最も恐ろしいのは、巨大生物ではなく地面の小さな起伏であった。

Sceptrum III Battletank

  • EDF:IAに登場したタンク。
  • 英語版と日本語版で名称が異なり、日本語版では「TT11 トリケラトプス」と紹介されているが、作中ではこの呼称は使われておらず、搭乗中に表示される主砲名が英語版と同じく「Sceptrum Ⅲ Battletank HE」となっている。
  • 読みにくい戦車名は「Spectrum(スペクトル/スペクトラム)」ではなく、「王笏(おうしゃく)座」を意味する「Sceptrum」である(セプトラム、のような読みになる。王様が持つ杖を意味する「セプター」が語源)。
    • ……のだが、ビークル定型文は「スペクトルだ」になっており、公式からも読み方を間違えられている。
  • 榴弾を放つ主砲の他に機銃を装備しており、自爆の恐れがある接近戦でもギガンテスより戦いやすい。
    • 本来銃座はサブパイロットが操作を行うものなのだが、外伝作のEDF:IAらしく本家シリーズにはない「武器切り替えで銃座に乗り換える」という操作が取り入れられている。
  • また、本家EDFシリーズには無かった「ひっくり返っても、一度降りてから元に戻せる」という仕様もある。
    • ひっくり返った戦車の復帰は、EDF5で本家シリーズにも取り入れられた。
  • 走行中の車体にダメージ判定があり敵に攻撃できるが、味方や自分が車体の下敷きになると即死してしまう。

バトルマシン ベガルタ

  • EDF3で初登場した、二足歩行タイプのビークル。
  • EDF2までのビークルとは異なり、ロケット弾、マシンガン、火炎放射器という複数の武装を持つ。
    • これらの武装は切り替えの必要なく同時に使用できるため、これまでのビークルを圧倒的に上回る火力を有していた。
  • 脚部を利用したジャンプと背面のブースターによる短時間の飛行が可能。
  • コックピットが丸出しで、前作デジボクEDFでもそのことをジョーに突っ込まれたりしていたが、別に搭乗者がダメージを受けることはない。
  • 何かと多機能に見えるのだが動きが非常に鈍重であり、ブースターで縦の移動ができることを除けば陸戦兵よりはるかに遅い。
    照準移動により上半身を動かすことができるが、ギガンテスより上方向への攻撃範囲が広い反面、真横までは腰が回らないため、囲まれると非常に脆い。
    他のビークルとは異なり、長く乗り回すよりも火力を活かした局地戦での活躍が多いビークルであった。
    • EDF3Pで初登場した、ビークルの性能を引き上げる兵器「リミットブースター」を併用した際の火力は圧倒的で、ミッション次第では戦況を覆すポテンシャルはある。リミットブースターがあれば機動力も多少改善される。
  • タンクとは異なり腕・肩の武装を換装しやすいためか、EDF4で非常に多くのバリエーション派生機が作られることとなった偉大な始祖である。

BM03ベガルタ バスターロード

  • EDF4で登場した、ベガルタ重装タイプの最高ランク。真っ赤な塗装が特徴。
  • 両腕にバースト射撃のロケット弾、両肩に拡散榴弾砲と全武装が爆発弾を複数ばら撒くものとなっており、全弾発射時はINFの準主力級を瞬時にスクラップにするほどの火力を叩き出す。
    • しかし弾がいずれも拡散するため遠距離戦では命中率が低く、弾がいずれも爆風を伴うため近距離戦では自爆の危険が伴うため、どのミッションで使うか、いつ要請するかをよく考える必要があった。
    • NPC隊員への誤爆の危険も考えると、爆発物という範囲攻撃に特化した武装でありながら背が高い準主力級などに対して相性が良い。

ニクス リボルバーカスタム

  • EDF5において、ベガルタと置き換わる形で「コンバットフレーム ニクス」という二足歩行ビークルが登場。ベガルタよりもより人型に近い外見になった。
  • ベガルタと比べてアーマーが圧倒的に強化され、敵と真っ向から殴り合えるほどの性能になった。ベガルタの名誉のために言っておくと、ベガルタのコックピットはEDF4で全面保護される形に改修されており、ベガルタのアーマーがニクスより低いのはコックピットが丸出しなのとは関係ない。
  • ベガルタ同様様々な派生機があり、リボルバーカスタムはそのうちの1つ。両腕にリボルバーカノン(ガトリング砲のようなもの)、両肩に誘導ミサイルを装備した扱いやすさと汎用性に優れた機体。

ミニョコン

  • EDF:IRで登場したビークル。巫女にょん ではない。
  • 作戦に応じてカノン砲など様々な武装に換装できる、可換装多目的自走砲「ウロボロス」のドリル装備タイプ…という設定なのだが、ドリル装備タイプ以外のウロボロスは登場しない。
    • しかしEDF:IRではジェットミニョコン、マグマミニョコンといったミニョコンの派生機が登場している。
    • EDF:IRでは他のビークルと同様、輸送を要請して利用することもできる他、岩盤を掘削して地底へ向かうミッションで配置されている。無視して自力で穴掘りすることもできる。
  • デジボクEDFシリーズにおいては今作で初登場。
    • 「巨大生物が既に地底に穴を掘っているのに、今更穴掘りしてもしょうがない」ということで一度はスルーされることになったが…?

セルジオ1号

  • デジボクEDF2にのみ登場する兵器。
  • 車体はEDF2のギガンテスに似ているが、全体に白い塗装がされている。
  • 前後にしか移動できない、砲塔が90度横を向いたまま固定されている、加速力とブレーキ力が異常に高く瞬時に最高速になったり急停止やUターンできるなど、凄いのか凄くないのかよくわからない性能をしている。
  • 武装は「アベンジャーショット」のみ。
    砲塔から「ピューン」という独特の音をたてて低速で等速直線運動するエネルギー弾を発射する。
    爆発はしないが、ダロガを3発ほどで倒せる威力があり、連射速度もなかなか高い。この威力で弾数が99もあるのもポイント。
  • 使い方によっては相当強そうな兵器だが、EDF開発ではなくたまたま友人からサテライトブラスターのパーツが手に入ったのでセルジオが暇潰しに作った代物
  • ミッション中では1度だけ登場し、この武器でスペースのインベーダーであるダロガの大群と交戦した。
    • …が、途中で巨大生物など素早く動く敵の増援が現れ、お役御免となった。
  • 特に理由はないが、1978年、株式会社タイトーより「スペースインベーダー」というアーケードゲームがリリースされ社会現象になったことをここに付記しておく。

セルジオ2号

  • デジボクEDF2にのみ登場する兵器。やはりセルジオが趣味で作ったもの。
  • こちらも見た目は白い戦車。EDF3のギガンテスがベースか?
  • 主砲はセルジオ2号オリジナル武装「ミニフーリガン砲」。
    車体上部に取り付けられたレーザーポインタで着弾地点を決定し、発射するとどこから飛んできたのかよくわからない超低速の火球が真上から降ってきて、シールドベアラーのシールドを貫通して標的を破壊するシールドベアラーが出現する全てのミッションで貸してほしい
  • ミニフーリガン砲とは別に120ミリ榴弾砲も装備しているのだが、履帯の加速が遅く、砲塔旋回がかなり「滑る」ため、非常に狙いをつけにくい。
    • 動かない標的に対しては極めて有効な兵器だったのだが、セルジオが余計なフラグを立てたせいでシールドを装備した新型ヘクトルが登場。
      移動するヘクトルにはミニフーリガン砲は役に立たず、今回も1回きりで出番を終えた。

セルジオ3号

  • デジボクEDF2にのみ登場する兵器。やっぱりセルジオが個人的に開発したもの。
  • これも見た目は白い戦車。EDF:IRの装甲戦闘車両キャディがベースか?
  • セルジオが「レッドカラードローンに困っているなら使うといい」と寄越したものだが、こちらは1号・2号と異なり普通に強い
    EDF所有の戦車と比べても機動力は高く、砲塔も機敏に動く。
  • 武装は「試作型ツインレーザー」と「ワイバーンミサイル」。
    • 試作型ツインレーザーは、砲塔のレーザーポインタの方向へ赤いレーザーを放つ。
      非常に威力が高く、新型ヘクトルも瞬時に破壊できる。
      レーザーゆえ発射と同時に着弾するため命中率にも優れる。
      弾数が99と少ないため、打ちっぱなしにせず小刻みに撃つと良い。
    • ワイバーンミサイルはロックオン不要の自動追尾連装ミサイル。
      砲塔の方向ではなく車体の方向へロックオン・発射されることに注意が必要。
      レーダーマップを見て、進行方向に敵が固まっているところを狙うと良い。

クロロバスター

  • デジボクEDF2にのみ登場する兵器。
  • ビークルではなく固定砲台で、終盤ミッションにて凄まじいペースで量産され各地に配備された。
  • その性能たるや凄まじく、クイーンギサンダーの群れをたちまち壊滅させてしまうほど。
    ミナトススムも思わず「自分が戦わなくてもどうせクロロバスターがやってくれる」と漏らしたほど。
  • ちなみに黒煙が出ているように見えるが、べつにダメージを受けたり壊れかけてるわけではない。
+ その正体(ネタバレ注意)
  • この兵器は葉緑体をエネルギー源とし、廃棄ガスで大気を汚染してしまう兵器だった。
    この兵器が、ロブくんともう1人の怒りを買ってしまうことになる…
  • ちなみに名前を訳すと「葉緑体(クロロプラスト)破壊機」。名が体を表すとはまさにこのことである。
+ DLCにて(ネタバレ注意)
  • DLCのミッションパック「ロボソラスvs.機械化軍団」にて、第6師団の617タスマニアタイガー隊が開発するロボソラスと次期主力兵器の座を争っていたことが判明。
  • 詳細は不明なもののロボソラスの開発が色々と失敗続きだったのとは対照的に、クロロバスターの開発はそれなりに順調だったようで、試験投入された各地の戦線で活躍し勝利を収めていた。
  • 最終的に制式採用を勝ち取るものの、実はクロロバスターには「ある欠陥」が存在していたことが判明。ロボソラスの開発が続行が一度は決まったのだが…。
    • ロボソラスはコマンダー達の盾となって自ら爆散してしまったため結局クロロバスターの採用が決まったものと思われる。
    • この欠陥の詳細は語られてはいないものの、本編での描写を見る限り自然環境への深刻な悪影響が懸念されたものと思われる。そんなものを300万基も配備するな

侵略者たち

インベーダー

  • 「THE 地球防衛軍」&「THE 地球防衛軍2」とその移植作品に登場する。
  • 元々のEDFが異星人との戦いではなく紛争解決を目的とした組織だったとは言え、初襲来からたった数時間で世界各地の軍事基地を壊滅させた。
  • 機械系の敵のデザインは、「マザーシップ」や「ダロガ」や「キャリアー」のように、紫や緑色を基調としたものが多い。
    • 言ってしまえばオモチャっぽく古臭いデザインだが、これは当時の(ゲームとしての)EDFが特撮をイメージした作風だったため。陸戦兵のデザインにもそれが表れている。
  • 「ソラス」を兵器として投入するのはこの勢力だが、幼生体・成体だけではなくサイボーグ化された個体も使用してくる。
  • EDF1のラスボスである母船マザーシップは、ハッチから多数のUFO「ファイター」(前作DLCで登場)を投下する他、八基の「ジェノサイド・キャノン」と紫色のビーム砲台「スペースリング」で武装している。
    • 一定ダメージを受けると、ジェノサイド・キャノンを放棄して破壊不能なビーム砲台16基を発動し、画面を埋め尽くすほどの弾幕を展開するが、ファイター投下中のハッチにシールドを張れないという弱点を見抜かれ撃墜される。
  • EDF2では2年後に新戦力(蜘蛛型巨大生物「凶虫バゥ」や前作DLCに登場した「ドラゴン・センチピード」など)を引っ提げ、中ボスとして再登場する。
    • 再び戦士たちの奮戦によりマザーシップは撃墜される。EDFの仕事は生き残った巨大生物を掃討するオマケのようなもののみとなったはずだが…?
+ デジボク未登場のシナリオを含むため折り畳み
  • EDF2ではマザーシップ撃墜後の掃討戦の最中に、インベーダーの真の母船「皇帝都市アダン」が上空に出現。
    マザーシップとは比べ物にならない、マップ全域を覆い隠すほどの巨体と無数の砲台による一斉射撃、更なる新兵器の投下によって、人類は再び追い詰められていく。
  • アダン登場後に現れる新型円盤「インペリアル・ファイター」と爆撃機「インペリアル・ボマー」も、前作のDLC追加ミッションに登場した。

フォーリナー

  • 地球防衛軍3~4及びその派生作品&移植作品に登場。
  • 銀色を基調としたSFチックなデザインの機械兵器が多い。
  • 「ガンシップ」や「ヘクトル」といった無人兵器の集団や、防護能力に優れた大型円盤キャリアーや四足歩行要塞等の拠点級兵器を運用する。
    • もちろん、地球防衛軍シリーズお馴染みの巨大生物も健在。やはり地中に巣を作って増殖・進化を行い地球を汚染していった。
  • 初交戦の2017年から遡ること4年前に人類側から認知されていたが、交渉に応じなかったため、2年前にはフォーリナーとの戦闘に備えた連合地球軍「EDF」が設立されている。
  • EDF3&3Pでは宇宙生物「ヴァラク」(前作DLCミッションに登場)とそのサイボーグ化個体を投入する。
    しかしEDF4では怪獣系エネミーがそもそも登場せず、EDF4.1では怪生物「エルギヌス」に置き換えられた。カワイヴァラク…
  • 武装を展開していない母船マザーシップは、前作デジボクEDFでコタローが形容したように「銀色の大玉」そのもの。
    • 戦闘形態をとると下部からジェノサイド砲を放つ巨大砲台を展開し、表面にある無数の六角形の装甲が分離してビーム砲台およびプラズマ砲台となる。
    • 稼働に必要な莫大なエネルギーを下部の大気吸収口から取り入れており、ここが弱点となっている。ここへ大ダメージを与えられると最終形態に移行。側面下部から大型砲台が複数展開するおぞましい姿へ変貌し、凄まじい弾幕を放つ。
    • EDF3ではストーム1と各EDF隊員・市民達の活躍によって撃墜されるが、7年後が舞台のEDF4および4.1では10隻の大船団として再襲来。
    • それでも、戦力と技術力を向上させたEDFによって、少なくとも半数以上のマザーシップが撃墜あるいは戦闘不能に追い込まれた。
  • EDF4/4.1のミッション中盤にてマザーシップ船団への大規模攻撃作戦は成功したものの、新種の蜂型飛行型巨大生物(前作デジボクEDFに登場した「ツキサスピアン」)が出現し掃討戦は難航。
+ デジボク未登場のシナリオを含むため折り畳み
  • 飛行型も含めた残敵の討伐に手間取る中、砲台やハッチが付属する無数の六角形パネルが上空から出現し、隙間なく空を覆い隠していく。
    地球を徐々に飲み込もうとしているかのような光景から、これらは「アースイーター」と命名される。
    • ハッチから投下される新兵器・破壊しても続々と補充されるパネル・太陽光を遮ることによる環境の激変によって、人類を半数以下にまで減らした。
  • 更に巨大生物がドラゴンに類似した生命体に進化。エアレイダーの支援要請が一時的に不可能になるなど、主人公の周りにも大きな被害をもたらす。ドラゴンの親玉である「グレーター・ワイルド・ドラゴン」まで登場。
  • フォーリナーは、巨大生物の地球への定住の手助けをしたり、進化後の巨大生物を積極的に投下したりするなどの動きを見せる。
    • そのため、地球侵略における彼らの最終目標は、自らが保有する巨大生物の更なる進化ではないかと作中で推測されている。
  • 惑星規模の被害をもたらすアースイーターに対し、フォーリナーを研究するオハラ博士による「これほど大規模な兵器を統率するためには、中枢となる『ブレイン』が存在するはず(逆に、そういった弱点となる中枢が存在しなければ勝てない)」という仮説をもとに、EDFは存在するとも知れない「ブレイン」への戦いへと舵を切っていく。
  • 英語として誤解を招きやすい表現なためか、海外版では呼称が「Ravager」に改められている。
    • そのため、侵略をまだ始めていない段階で「破壊者」呼ばわりされる。
    • EDF:IAの敵勢力と名前が被る点を今作の海外版でどう解決するのかが注目されたが普通にRavagerでまとめられた。
      • そのためミッション90のタイトルはSixth Invader(6番目の侵略者)なのに総司令は5種類しか侵略者の名前を挙げていない。

ラヴェジャー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON」に登場。
  • 高度に進化した昆虫種族が絶滅前に放った、昆虫生命体を搭載した大艦隊が起源。
    行く先々にある生命が存在可能な惑星を昆虫生命体によって侵略し、地球を除く銀河系中の惑星を支配した。
    • 要するに地球だろうと地球じゃなかろうと無差別に支配を試みる連中であり、設定だけを見れば、デジボク世界の他の侵略者にとっても脅威となりかねない存在である。
  • 昆虫型生命体と機械型兵器を駆使してくるが、その二つが融合したもの(「デストロイ・マンティス」など)も使用する。
  • 他作品の蟻のデザイン元がクロオオアリであるのに対し、最初の雑魚敵「ブル・アント」は北米の収穫アリに類似している。
  • 殆どの雑魚敵が攻撃手段を複数持っている上に、一部の昆虫型生命体はマップ上の車をこちらに投げつけたり、地面に潜って近くにワープしてきたりする。
    • 後半ミッションでは機械化されたものが変異種として登場し、そのままの物量で投入される。
  • 弾丸は通すが人間だけは通過できないバリアーをマップ中に張り巡らし、プレイヤー達の行動を制限する。
    フォーリナーやプライマーの防御スクリーンと一緒に登場したらとんでもないことになっていた。
+ デジボク未登場のシナリオを含むため折り畳み
  • 最終ミッションではマザーシップ(?)が登場。
    • この時の作戦目標は雑魚や二足歩行兵器「ヘクター」の排除とエリアからの脱出であり、マザーシップからは誘導ビームなどで一方的に攻撃される。
    • 結局、撃退できないどころか全容の把握すら叶わずストーリーが完結してしまう。
      前作デジボクEDFでラヴェジャーのみ母船が登場しなかったのはおそらくこのため。
  • この消化不良な結末も、EDF:IRは続編であるという誤解が産まれる土壌を作っていると考えられる。

プライマー

  • 地球防衛軍5および地球防衛軍6の侵略者。
  • テレポーション技術や揚陸艇による高い輸送能力を誇り、一部拠点級は空爆や砲撃をも防ぐ「金色の装甲」に守られている。
  • 今までの地球防衛軍シリーズには登場していなかった、知的生命体「コロニスト」&「コスモノーツ」がついにEDFと直接戦闘を行うようになった。
    通信では「エイリアン」と呼ばれることが多い。
    • 緊急回避&建物に身を隠す&障害物をよじ登るといった、プレイヤー側だけが可能だったアクションを積極的に使用してくる。
    • アクティブ化した集団内で、視界によってタゲを共有している。
      逆に言うと、障害物を挟んで逃げれば撒くのも容易。
    • 巨大生物(作中では侵略性外来生物や怪物と呼称)を使役することが可能であり、タゲを任意の相手に向かわせたり地面から一斉に出現させたりする場面も。
    • 武器は一個体につき一個までしか装備できないが、武器の種類が多様で集団で来られると対処が難しくなる。
    • 部位破壊が可能で戦闘能力を削ることも出来るが、四肢は一定時間で再生する。
    • 汚染物質に滅法弱いらしくコロニストの大部隊が局地戦で大敗を喫したことも。
      • そのためか、コスモノーツの鎧には大気汚染から身を守る効果もある。
      • だがゲーム中で鎧を剥がしても、本体にダメージが通ようになる以外の弱体化は生じない。
    • コロニストは人型で言語を用いる(と作中で認識されていた)ことから、対話による交渉も模索されていた。
      しかし、プライマー側は初手で交渉団を殺害するなど、停戦や降伏に応じる気配を全く見せなかった。
  • フォーリナーと同じく「エルギヌス」を使役する他、より生命力の高い怪生物「アーケルス」も投入してくる。
  • マザーシップは前述の金色の装甲に覆われており、全体の形状は「インディペンデンス・デイ」などで見られる平板状のものに近い。
    • 過去作のマザーシップと異なり、最初から10隻で飛来した。
    • 大型砲台の攻撃は初代EDFのマザーシップと類似しているが、一箇所から緑色に輝く光弾を散弾状に撒くと言う点が異なる。
    • なお、EDF1~2のマザーシップの弱点は空挺部隊のハッチ、EDF3~4のマザーシップの弱点は稼働に必要な大量のエネルギーを補給するための大気吸収口と、それぞれ保護できない理由が存在していたのだが、
      EDF5のマザーシップはそういった理由はなく「アクションゲームのボスキャラクターのお約束」とばかりに弱点を晒していたことがしばしば突っ込まれる。
  • 言うまでもなくEDFないし人類の敵なのだが、前作デジボクEDFではDLCで味方として登場した。その経緯についてはダークレジオンの項にて。
+ デジボク未登場のシナリオのネタバレを含むため折り畳み
  • その正体は、数十万年先の火星に生まれる異星文明。つまり未来人でもある。
  • 彼らが人類を執拗に滅ぼそうとするのは自分たちの存在が根本的に消されてしまうのを阻止するため。以下経歴について順を追って説明する。
    • 数十万年先の未来、プライマーは地球に降り立ち人類文明の痕跡を見た。
    • それに興味を抱いた彼らは自分たちの擁する高度なテクノロジーをもって時間旅行を実施。人類を観察し、ときには交流することもあった。
      • EDF5で過去に地球を訪れたことがあるという記録が語られているが、その実態はこのことである。
    • だがプライマーはある時そのリスクに気づく。
      • 人類が「未来の火星人」の存在を知りそれに干渉するような行動をとった場合、プライマーは歴史改変によって抵抗すらできず消滅してしまう危険性さえあることを、遅蒔きながら理解したのである。
    • その後彼らは時間旅行および人類との交流をやめたが、事故により宇宙船(テレポーションシップ)が墜落。その残骸を人類に発見されてしまったため、人類殲滅計画を実施せざるを得なくなった。

アグレッサー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」に登場。
  • 生物兵器&機械兵器を問わず体内に「エナジージェム」と呼ばれる鉱物を内蔵しているのが特徴。
    • 地球上の生物を模した巨大生物からは青色、機械兵器からは黄色、宇宙由来の生命体(「シディロス」など)からは赤色のエナジージェムがドロップする。
    • また緑色のエナジージェムもドロップし、ゲーム中では回復剤として作用する。
    • エナジージェムは、アグレッサーの攻撃でインフラの大部分を失った人類にとって貴重なエネルギー源とされている。
    • そのため、EDFとその対抗組織「カインドレッド・レベリオン」との間で取り合いも起きている。
  • 2028年に母船「ハイヴクラフト」が地球へ飛来し、その後幾度となく人類との戦いを繰り広げる。
    • 2033年には、エナジージェムを利用して発明された強化外骨格PAギア及び新型エナジーコアを装備した兵士によって、チュートリアルで撃墜される。
    • 7年後の2040年に再び飛来し、新たな生物や兵器を率いて侵略を試みる。
  • 他作品で言うところのマザーシップである「ハイヴクラフト」は、上部がエナジージェムの鉱脈で構成されている。
    • 下部からは大規模な砲撃を展開するが、基本的にプレイヤーに狙いを定めてこない。
    • 最初の侵略では主砲も使っていた様だが、発射時に受けたミサイルが致命傷となったためか、チュートリアルより後に使われる場面は無い。
    • 再襲来時には一瞬でワープによる離脱も可能となっており、発射後のEDF衛星砲をかわす場面も。
  • 毒&火炎&電撃といった属性を持つ攻撃手段によって、プレイヤーの行動を制限してくる敵も少なくない。
  • 超巨大生物「ベイザル」を最初の怪獣枠として投入する。
    • 前作デジボクEDFでも使用していた放電攻撃は、PAギアやビークルのブースト動作を長時間使用不可にするなどダメージ以外の追加効果を持っていた。
    • 終盤のミッションでは当たり前のように2体ずつ出現する。
    • 電撃攻撃が赤い変異体も追加ミッションで出現。意図していたかは不明だが、EDFの無人兵器に反乱を起こさせた。
  • 終盤になるにつれ、光学兵器に耐性のある変異種や回復武器で大ダメージを受けるゾンビ化個体も登場する。
  • 人類の殲滅だけが戦闘目的ではないことを伺わせる描写が多い。
    • 人間を捕縛してカプセルに閉じ込める「ハーベスター」という敵が登場する。
    • 多脚兵器「ガーガント」を用いてボーリング調査のような行為を行っている。
+ デジボク未登場のシナリオのネタバレを含むため折り畳み
  • ストーリー中盤で自衛機能を持った謎の塔「ピラー」が各地に登場する。
    • この塔はエネルギーを地中から吸収するためのものと判明。
      ハイヴクラフトはピラーのエネルギーを利用して、超巨大生物「ラズニード」を転送する。
    • ハイヴクラフトはラズニードを制御しようとするもEDFの妨害を受け、逆にラズニードに船体上部のエナジージェム鉱脈へのし掛かられ、海中に引きずり落とされてしまう。
  • その後のEDFは、ラズニード及びそこから発生する新種の敵「ラズニード・ラーヴァ」との戦いを余儀なくされる。
    • ラズニード出現後の地球環境は、火山活動が活発化する一方で大寒波に見舞われる地域が出るなど矛盾した状態となっていた。
    • このことから、ラズニードは自らが生息するのに適した環境を惑星単位で生み出す能力を持っており、アグレッサーがこの生物を召喚したのはテラフォーミングの過程で人類を根こそぎ消し去るためだったと推察されている。
  • ハイヴクラフトは最終ミッションにも登場するが、チュートリアルのように撃墜できないため、撃破数はずっと1のまま変わらない。

ダークレジオン

  • 前作デジボクEDFにおけるラスボス。
    • ダークレジオンと言う名称は、軍団を意味する「Legion」と、今作のテーマである地域を意味する「Region」の2つをかけた名前だと考えられる。ロード中のTIPでは「闇の領域」とも書かれていたため、後者の意味合いが強いか。
    • 英語版での名称は「Dark Tyrant(闇の圧政者)」で、その配下の勢力全般をまとめて「Dark Legion」と呼んでいた。
  • EDF1、EDF2、EDF3、EDF4、EDF5、EDF:IRと6隻のマザーシップを傘下に入れ宇宙から襲来し、四角い地球をバラバラに破壊。マザーシップを残して姿を消した。
    • コマンダー率いるEDF兵士とブラザーの最終目標はダークレジオンの撃退であり、総司令は敵の実行戦力であるマザーシップの位置特定とともに、姿を隠すダークレジオンの捜索も指揮している。どう考えても味噌汁作ってる場合ではない
  • 各マザーシップは黒いモヤモヤを纏っており、同様にモヤモヤを纏って強化された敵をボスとして召喚する。
    • ボス撃破後はモヤモヤを失うと同時にその場から去ってしまう上、バラバラにされた地球がなぜか一部修復される。
+ ストーリー終盤のネタバレを含むため折り畳み
  • 最後のマザーシップを撃退し、地球が完全に元通りになると思いきや、マザーシップのモヤモヤの中から謎の巨大生命体が出現。今度は地球を飲み込もうとしてくる。
  • 姿を消していた「ダークレジオン」とはこの生命体の事であり、探しても発見できなかったのはマザーシップの中に潜り込んでいたからであった。
    • 黒いモヤモヤを纏った敵は、「ダークレジオン化した個体」と通信などで呼ばれる。
  • DR化を加味しても、ジョーやガウチョシスターの牛が攫われた理由は最後まで不明のままである。
+ さらに最終盤では…
  • 本部が襲撃を受けて通信途絶し孤立してしまったコマンダーチームのもとへ、ダークレジオン討伐への協力を求む謎の通信が入る。
    僅かな望みをかけて指定されたポイントへ向かうが、そこへ大量の侵略者たちが集結。
    万事休すかと思われたが、「ダークレジオン化していない侵略者」がダークレジオンの軍勢に攻撃を仕掛ける。
    • それもそのはず、侵略者たちは「侵略者」であって「破壊者」ではない。地球をバラバラに破壊しようともくろむダークレジオンに対し、一時的に地球を守る「地球防衛軍」の一員となって戦闘に参加。
      コマンダーチームと共にダークレジオン本体との最終決戦へ突入するのだった。


エネミー

本作に登場する敵の元ネタ。

巨大生物

  • 侵略者たちが主戦力として送り込む敵。
  • 「そのほとんどが地球上に生息する節足動物に似た外見をしている」「地中に女王などの主を中心とした巣穴を作り、増殖(場合によっては進化)する」といった性質は多くのシリーズで共通する設定である。
  • 各敵の名称が作品によって異なる場合があるため、一部の敵名をユーザーによる通称で記載する。

黒蟻

  • デジボクEDFでは「ギサンダー」という名で登場。
    • EDF1~2は巨大甲殻虫、EDF3~4は甲殻巨大生物、EDF5~6は侵略性外来生物αが正式名称。
  • 初代EDFに登場して以来、細かな設定等の変遷はあれど全作品に登場する、陸戦兵と並ぶEDFの顔。
  • 外見は完全な「巨大な蟻」そのもの。一戸建て住宅と同程度のサイズを持ち、腹部*8から強酸を噴射して攻撃を行う。
    • 噛みつき攻撃を行う個体もいるが、基本的にミッション1などチュートリアルミッションでしか登場しないのが通例。
  • 女王を中心とした巣穴を作ることが多く、巣穴への突入作戦はEDFの定番ミッションの1つとなっている。
  • 垂直の壁面も平気で歩き回る機動力を持ち、ランダム移動と直線移動を駆使しながら巧みに標的を包囲して四方八方から酸を浴びせるのが基本戦術。
    • この性質上、巣穴の内部ではより凶悪な存在となる。平地では前後左右のみ警戒すればよいが、巣穴のような入り組んだ地形では上下の警戒も必要となり、死角から忍び寄って奇襲を仕掛けてくる。囲まれないような地形を見つけることが勝利の鍵となる。
    • EDF隊員による引き撃ち・逃げ撃ちはこういった巨大生物の包囲作戦への対抗策として編み出された。
  • 誰がどう見ても蟻なのだが、誰一人として蟻と呼ばないという謎の伝統がある。
    • EDF:IAなどスピンオフ作品での例外はあるが、ナンバリングタイトルで彼らを蟻と呼んだのは初代EDFの結城隊員のみである。
    • ただ「甲殻虫」と命名されていたり、EDF3でも「昆虫です、大きな昆虫です!昆虫キモス!」と言われているので、蟻っぽいというのは確からしい。
    • 今作デジボク2のM74にて、ついにオペ子に「アリさん」と呼ばれてしまった。アリさんのお代わりですよ~
  • EDF2・5・6などでは卵も登場する。楕円形の白い物体で、何か攻撃を受けると数秒以内に孵化する。シリーズによっては赤や金の卵も。
    • この際、幼虫を経ることなく成虫の姿で孵化し、通常の黒蟻と遜色ない性能で行動する。このため、昆虫と似た性質が多いとはいえやはり昆虫とは異なる存在だということが分かる。

赤蟻

  • デジボクEDFでは「ガブリット」という名で登場。
    • EDF1~2では赤色甲殻虫、EDF3~4では赤色巨大生物、EDF5~6では侵略性外来生物α赤色種が正式名称。
  • EDF:IAなど例外はある*9が、大半の作品に登場する常連エネミー。
  • 総じて「黒蟻とは異なり噛みつき攻撃しか行わない」「黒蟻と比べて体力が高く足も速い」といった特徴を持つ。
    • EDF3までは立ち止まって顎をパクパクさせるだけでしかなかったが、EDF4からは高速突進して噛みつき、食らいついた獲物をしばらく咀嚼するという行動パターンに変化することで強化された。
  • 飛び道具を持たないという性質上、様々な行動で無力化させることができる。
    • 歴代EDF隊員は「赤蟻は泳げず沈むという性質を逆手に取り、海を泳ぎながら水中にかんしゃく玉を投げ込む」「赤蟻は木を倒せないという性質を逆手に取り、赤蟻の牙が届かない木の上からレイピアで焼く」など、様々な戦法で赤蟻に対処してきた。
    • また、「赤蟻しか登場しないミッションがある」というのが歴代EDFの恒例となっており、そういったミッションは戦法次第で簡単にノーダメージクリアが可能となるため、歴代隊員は赤蟻から多くのアイテムを強奪してきた。
  • 作品によっては、「足が速く隊員へ最接近する行動パターンのため、遠方の黒蟻が放つ酸を受け止めてくれる」「赤蟻に噛まれている間に、比較的少ないダメージで武器のリロードができる」などの理由で味方扱いされることすらあった。
    • ただしNPC隊員は噛まれても反撃を行わないため、NPC隊員に対しての被害が大きい敵でもある。噛みついた隊員を群れの中へ引きずり込んだり遠くへ放り投げて孤立させたりするので、NPC隊員を引き連れている時は注意が必要。
  • サンドロットもその弱さを認識していたのか、EDF4の自販機には「感動の超大作 泣いた赤蟻」などというポップがついたものがある。
    しかもこの映画、世界観が異なるはずのEDF5~6にも存在している
    • EDF6は詳細も書かれており、「全米が泣いた感動の超大作、映像化不可能と言われた小説がついに実写化。」とのこと。巨大な金蟻と、そこから逃げるような小さな赤蟻が描かれている。

金蟻

  • EDF2Pで初登場した、黒蟻の進化形態。正式名称「戦甲変異種」。
  • 火力、体力、機動力ともに黒蟻を上回るが、特に凶悪なのが酸の弾道。
    ショットガンのような速度で飛んでくるため、ある程度の距離があっても拡散することなく直撃を受けやすく、見てから避けるのも困難を極める。
    かれらが登場するミッションでは敵軍の火力が数段跳ね上がるため、より慎重を期して行動する必要がある。
  • 黒蟻と同じく卵が登場する作品がある(EDF2P、EDF2PV2、EDF3P)。
    • EDF3Pは黒蟻の卵は登場しないのに金蟻の卵は登場するという変わった作品になっている。
  • 前作デジボクEDFにも登場。本家シリーズとは異なり、黒蟻とは別種の扱いはされておらず単に黒蟻の強化版といった位置づけ。

羽蟻

  • デジボクEDF2では「トブンダー」という名で登場。前作には登場しなかった、初参加エネミー。
    • EDF2では「飛行甲殻虫」と呼ばれる。
  • EDF2系列にのみ登場する、意外とレアな巨大生物。EDF4以降は蜂型の巨大生物に取って代わられている。
    • 今回デジボクEDF2で登場したのは、同じナンバリングタイトル2作目だからだろうか?
  • 待機モードでは地上を歩いているが、攻撃モードに入ると飛翔。ふらふらと揺れるような独特の軌道で飛び回りながら空中から酸を降らせてくる。
    • 一斉に飛び立ち、激しい羽音を鳴らしながら一直線に向かって来る光景は圧巻。
  • どんなに微弱なダメージであっても、何か攻撃を受けると墜落する性質がある。
    • このあと、飛び立つ前に一時的に黒蟻と同じく地上から酸を飛ばしてくることがあるので注意が必要。

緑蟻

  • EDF4.1のDLCで初登場。正式名称「強食変異種」。
  • 濃いめの緑色をしており、黒蟻などよりも小型で酸を発射し始める距離が極端に短く、火炎放射器やアサルトライフルを掃射されただけでバタバタ死ぬほど脆い。
    が、金蟻どころではない移動速度で所構わず爆走し、レーダーを真っ赤に染め上げる莫大な出現数で文字通り地表を埋め尽くす
    その割に撒き散らす酸の威力は黒蟻と大差ないため、大群を押し返せるだけの殲滅力を持つ武器を用いなければたちまちサンダーとなる。
    スピードが尋常ではないため、ウイングダイバーですら引き撃ちでチマチマ減らすなどという上品な戦い方は許されない。
  • コンクリートやプラスチックを食べて増殖するという性質がある。
    そのため、黒蟻や蜘蛛など以上に市街地を好んで繁殖し、ミッションによってはビルを内側から破壊するという派手な方法で出現する。
    • 食性を考えると別に人間を襲う理由はない気がするが、人類としては放置できない存在には違いないし、人間が襲ってくるとあっては応戦せざるを得ないのだろう。
  • 前作デジボクEDFでも登場。例によってビルを破壊しながらあたり一面を大量地獄に変えた。
    • 酸を発射し始める距離が明らかに長くなっており、これまでのセオリーが通じない部分もある。
    • …が、本家シリーズとは異なりステージ外が崖になっていることが運の尽き。あまりに速すぎる自分の足がアダとなり、けっこうな頻度で投身自殺してしまうという欠陥を抱えてしまった。
      • そのせいなのかは分からないが、前作で1つしかない洞窟ミッションにも登場し、投身自殺を克服したりもしていた。
    • ちなみに、デジボクEDFに登場こそしたものの、デジボクEDFにおける名前が不明となっているいた。
      • 今作にて、デジボクEDFシリーズにおける緑蟻の名前が「タベルンダー」であることが確定した。
        実はこのタベルンダーという名前、前作のミッション説明に掲載されていたのだが緑蟻が出現しないミッションであったため、正体不明の敵名と化していた経緯がある。

黄緑蟻

  • 緑蟻と同じくEDF4.1のDLCで初登場。正式名称「強食幼兵種」。ユーザーによっては子蟻、小蟻と呼ぶこともある。
  • 緑蟻と同じく「小型、脆弱、高速、大量」をコンセプトとした巨大生物。食性も同じ。
    異なるのは、酸を使わず噛みつきで攻撃を行うところにある。
    • EDF4から赤蟻がそうなったように黄緑蟻も噛みつきの際に突進してくるのだが、赤蟻とは異なり、噛み付いても「咀嚼」を行わない。
      つまり、噛み付かれた瞬間に解放されて吹っ飛ぶのだが、黄緑蟻が素早すぎるせいで、もはや体当たりで吹っ飛んでいるようにしか見えない。
    • 緑蟻とは攻撃方法が異なるとはいえ、根本的な「あっという間に取り囲んで一斉に揉みくちゃにする」という基本戦術が緑蟻と変わらないため、正直戦闘中において違いを意識することはあまりない。
      結局必要なのは、圧倒的な物量を押し返すだけの火力に尽きる。
  • 前作デジボク地球防衛軍では登場できなかったが、本作では緑蟻に混じって奮闘する。
    タベルンダーの幼体であることが判明した。

蜘蛛

  • デジボクEDFでは「デカランチュラ」という名で登場。
    • EDF2では凶虫バゥ、EDF3~4では蜘蛛型巨大生物、EDF5~6では侵略性外来生物βと呼ばれる。
      • 特に初出の呼び名は通りが良いためか、特に古参隊員は今も「バゥ」と呼ぶことがしばしばある。
  • 初代EDFでこそ登場していなかったものの、EDF2で初登場して以降外伝を含む全ての作品で登場するレギュラー巨大生物。
    • ただし、ナンバリングタイトルではないEDF:IAやEDF:IRでは姿や行動パターンが異なる(これは蟻も同様)。
  • 外伝では異なるケースもあるが、ナンバリングタイトルでの外見は黒蟻と遜色ないサイズのハエトリグモに類似している。くりっとした丸い目とふさふさした毛並みが特徴。
  • 歩行よりも跳躍をメインの移動手段としており、低難度ではかなり鈍足だが高難度になると跳躍力が飛躍的に増加。時折ビルをも飛び越す大ジャンプで長距離を移動することもある。
    • しかしある程度歩くとすぐ跳んでしまうため、そのジャンプ力に反して高いところへ登るのが苦手という弱点がある。蟻と比べるとビル街や洞窟の移動も苦手で、開けた場所を得意とする。
  • そのジャンプ力もさることながら、隊員にとって最も脅威となるのが、腹部から吐き出す糸。蟻の酸と同じく複数まとめて放たれるのだが、この糸は先端だけでなく、糸全体に細かくダメージ判定が存在しているという性質があり、密着で食らおうものならそのダメージ判定の全てがヒットして瞬時にあの世行きとなる(しばしば、わたあめにされるとか糸くずになるとか言われたりする)。
  • 黒蟻とは異なり一匹であっても油断できないため、より安全を重視した立ち回りが求められる。
  • 作品にもよるが、その高い攻撃力に反して耐久力については黒蟻よりやや劣ることが多い。それゆえ黒蟻よりも1確を取りやすく、ミッションによってはロケットランチャーによる一網打尽が有効。
    • また、蟻とは異なり爆発物を食らうと逆さになってしばらく身動きが取れなくなる作品も多いため、手数の多いミサイルで足止めをする戦法も時として有効。
  • なお、EDF4シリーズには、蜘蛛型巨大生物とは別に「レタリウス」という敵が登場する。
    • レタリウスはジョロウグモを巨大化させたような見た目をしており、巨大な網の巣を作って待ち伏せしながら長射程の糸を吐き出して獲物を捕らえる行動をする。
    • こいつも明確に蜘蛛型の巨大生物には違いないのだが、レタリウスという固有名詞を与えられているため蜘蛛型巨大生物とは呼ばれない。また、ユーザーからも蜘蛛とは呼ばれず、単に「蜘蛛」と言った場合は通常凶虫バゥをベースとしたハエトリグモタイプの巨大生物を指す。
    • EDF5からは「アラネア」という蜘蛛型の巨大生物も登場した…が、レタリウスの名前が変わっただけ。

デスストーカー

  • 前作には登場せず、デジボクEDF2で初登場。
  • EDF:IRに登場した主力級巨大生物の1つ。
  • 見た目は白色の巨大なサソリ。
  • EDF:IRに登場する多くの敵と同様、複数の行動パターンを持つ。
    • 尾から毒液を放つ、回転しながら周囲を攻撃する、ハサミで捕まえるといった攻撃だけでなく、ハサミを使った防御行動も行う。防御姿勢を取りながらカニ歩きするような動きも見せる。
      防御できるのはあくまでハサミの部分だけなので、側面や背後、あるいは高く伸びている尻尾などは無防備。
  • 暗いところで青白く発光する性質があり、夜間ミッションでは非常に目立つ。
  • デジボクEDF2では、ダバ代によってチョッキンチョッキンという名前を勝手につけられてしまった。
    • しかもその名前が第7師団で定着しそうになったため、戦術士官に叱られてしまったが、トブンダーなどのネーミングセンスも大差ない気がする


その他の主力級(地上戦力)

アンドロイド

  • 前作には登場せず、デジボクEDF2で初参戦。EDF6で初登場したばかりのHOTなエネミー。
  • 頭のデカい棒人間のような見た目をしている。
  • 機械兵器のように見えるが、実は機械と有機体が半々で構成されている。
    だが首から下はほとんどヒモのようなものなので体が入り込むような隙間は無いように見える。つまり…
    • 頭部に攻撃を加えると外装が壊れて中身が露出。緑色の脳のような組織がぎっちりと詰まっている。
  • 基本形となるこのアンドロイドは両手にハサミのような武器バリスティックナイフを所持しており、これを飛ばして攻撃してくる。
    • 射出後のナイフに一定以上の強さの攻撃を当てることで弾き返す事ができるが、時にはこちらの当てたい攻撃を防いだり自爆・誤爆の元となったりもする。

アンドロイド擲弾兵

  • アンドロイドの派生型。
  • こちらは両手に黄色いボールのようなものが装着されている。
  • EDF隊員を視認すると、キャッキャと走るチアガールのようなかわいらしい動きで走ってきて、自爆する
    • 擲弾兵自体はそれほど強くはないが兎にも角にも突撃なNPCと相性が悪く、戦闘が終わるころには大抵誰かしらダウンしている。
  • EDF6本編では擲弾兵を倒すたびに大量のエフェクトが発生し地獄のような処理落ちが発生していた。デジボクではかなりシンプルなエフェクトになっておりそこまで重くはならない。


航空戦力


ファイター

  • インベーダーの主力航空戦力。EDF1~2に登場。
  • デジボク地球防衛軍では前作のDLCで登場。今作でも続投している。
  • 典型的な円盤型UFOの見た目をしている。紫の機体色に緑の発光部品をが特徴。
  • 急加速と急停止を繰り返しながら直線的に移動し、停止中に下部の複数の銃口からレーザーを連射する。

ドローン

  • フォーリナーの主力航空戦力。EDF3~4.1に登場。
    • EDF4および4.1では「飛行ドローン」と呼ばれていたが、EDF3では「ガンシップ」という名称だった。
      同じ世界観の2作品で呼び名が変わった珍しい例。
    • 前作から登場するエネミー。DLCでファイターやインペリアルガードが配信されるまで、唯一の機械型の航空戦力だった。
  • 銀色の飛行マシンなのだが、なんとも形容し難い独特のフォルムを持つ。正面から見ると┝┳┥のような形をしている。
    横から見た場合は板状の翼や丸みのあるボディに着弾させやすいが、正面からみると薄い形状をしているため弾が命中しにくい。
  • ファイターのように移動と停止を繰り返しながらレーザーを連射してくるが、ファイターと比べると加速力やブレーキ力が低い。そう聞くとファイターより狙いやすそうに思えるが、ふわふわと滑るように動き続けることが増えたせいで狙撃の難易度は上がっている。偏差射撃流し撃ちができないと攻撃のチャンスが少ない。
    反面、地面に足がつくほどの低空飛行をしたり隊員の至近距離を飛ぶことが多いため、そこが狙い目になる。

インペリアルガード

  • EDF2に登場するエネミー。マザーシップを撃墜して安心していたところに現れた「皇帝」から多数投下されたことから、こう呼ばれる。
    • デジボク地球防衛軍では前作DLCから登場。
  • 正面から見るとT字型のフォルムで、両翼が左右に長く伸びている。
  • プレーヤーに向かって真っ直ぐ低空飛行で急接近しながら機体中央部からビームを連射→大きく弧を描いて旋回してから再び低空飛行の攻撃態勢に移る、という行動パターンを繰り返す。
    • 攻撃態勢に入った時のインペリアルガードのスピードは凄まじく、陸戦兵がバイクを全速力で走らせても振り切れないほど。一度ビームを撃たせてその隙に退避しなければならない。
    • その性質上、空中で静止することがなく常に移動を止めないのが特徴。くるくると回転したりヤジロベーのように揺れたりもするのでとても狙いにくい。
      • しかし、撃墜すると「ガキィン!」と非常に気持ちのよい音をたてて爆発するので爽快感もひとしお。しかし残骸が10秒以上その場に残り続けるため、やはりウザい
    • ビーム攻撃は多段ヒットしやすく、多数の敵から狙い撃ちされると身動きできないまま大ダメージを受けてしまう。

インペリアルボマー

  • インペリアルガードの亜種。やはりEDF2に出現。
    • デジボク地球防衛軍でもインペリアルガードと同じく前作DLCで出現。
  • 行動パターンはインペリアルガードと同様だが、こちらは両翼からプラズマ弾を連続で投射してくる。
  • 陸戦兵の天敵。プラズマ弾が着弾すると広範囲に爆風が発生して吹っ飛ばされるのだが、起き上がる頃には後続のインペリアルガードのプラズマ弾が次々に投下され、あたり一面プラズマ弾の集中豪雨と化す。こうなるともう助からない。
    • そのため、高難度では現れた瞬間にC型爆弾で全機爆破したりバイクで逃げ回りながら1機ずつチマチマ減らすといった戦い方を余儀なくされた。
    • ペイルウイングであれば空を飛べば爆撃に晒されることはなくなるため対処のしようがある。マップの角でマスターレイピアを打ちながら待ち構えて乱獲するといった稼ぎも可能。


準主力級

ダロガ

  • 正式名称「多脚歩行戦車ダロガ」。EDF1~2に登場するインベーダーが誇る代表的な準主力級エネミーである。
  • 円盤に複数の脚とアンテナを生やしたような見た目をしており、全体的に縦長なシルエット。一見するとアンバランスそうなその見た目に反してバランス感覚が良く、どんな攻撃を受けても死ぬまで倒れない。
  • その巨体に複数の武装を備えている。
    • アンテナから放たれるプラズマキャノンはダロガの主力兵器。複数連続で放たれ着弾すると爆発するため、地を這う陸戦兵にとっては非常に避けにくい。
    • 本体下部に伸びたパーツからは射程が短いバルカン砲を放つ。通称チンバル。なぜそう呼ばれるのかは、ここでは触れないでおく。
      集弾率が悪く広範囲に拡散してしまうのだが、その低い集弾率を補って余りある連射速度を持ち、撃たれてしまうと避けるのは至難。至近距離で食らってしまうと身動きできないまま蜂の巣にされてしまう。
    • 本体上部からは大型ミサイルを放つ。発射すると一度真上に上昇してから誘導開始して上空から襲い掛かる。
    • 一見すると近距離から遠距離まで隙が無いように見えるが、「大型ミサイルは標的が山の上など高所にいる時にしか使わない」という謎の制約があり、距離さえ取ってしまえば基本的に無害である。
      そのため、ダロガがミッション攻略の障害になることはあまりない。
      • が、デジボク地球防衛軍では大型ミサイルを低地にも普通に使ってくるようになり、戦術士官の言う通り「死角なき刺客」となった。
  • とても長い脚を持つが、それに反して歩幅が異様に小さくよちよち歩くため移動速度は遅い。それだけならまだ良かった(?)のだが、脚が高く上がらないせいで陸戦兵のジャンプで超えられる段差すら登れないという大きな弱点がある。そのためダロガは川に落とされ谷に落とされ、プラズマ砲は届かずミサイルは打てず、ライサンダーの的にされることが日常茶飯事だった。「段差は嫌いだぁ!」

ヘクトル

  • EDF3~4に登場したエネミー。正式名称「二足歩行兵器ヘクトル」。デジボクでは前作から続投。
  • 両腕が銃になっている人型ロボット。最大の特徴は、その両腕の銃によって粒子ガトリング砲、プラズマキャノン、スパークランチャーなど複数のタイプが存在すること。
    そのため、タイプによって苦手なレンジが存在する代わりに得意なレンジに位置取られた時は驚異となる。
  • EDF4では青く輝く電磁コートを纏う「新型ヘクトル」も登場する。…が、普通のヘクトルと耐久力は一切変わらない。電磁コートとは一体…?
    • しかし新型ヘクトルは新たな武装「ソリッド粒子ガトリング砲」「パワーランチャー」「粒子ストリーム砲」「防御スクリーンジェネレーター」を装備している。
      特に弾速に優れる粒子ストリーム砲と防御スクリーンジェネレーター(通称盾)は驚異であり、十分通常型ヘクトルよりパワーアップしている。
  • いずれのヘクトルも攻撃を食らうと仰け反るので狙いを逸らすことができる。
    デジボクでは仰け反らせるにはある程度のダメージが必要だが同じ対策が可能。
  • ちなみにEDF3では少し小さいタイプのヘクトルもいる。普通のヘクトルは大きいので輸送船で運べないが、小さいやつは小さいので輸送船で運べる。「今更そんな情報が何だと言うんだ!」

コロニスト

  • 前作ではまさかの味方としてDLCで登場。ともに地球を守る戦いに参加したが、今作では本来の目的通り(?)敵として登場。
  • 本家EDFでは5から登場。
    EDFシリーズで初めての「知的生命体」との直接戦闘となった。
  • 見た目は身長10メートルほどもある二足歩行のカエル。
    カエルに似てるとかじゃなくどこからどう見てもカエルそのものの顔をしているのだが、「頭がひとつ、目がふたつ、手足はふたつずつ、二足歩行」という共通点だけでもって「完全に人間と同じ」などと断言され、現地で交戦した隊員たちも「人間そっくりだ!」などと騒ぎ始めるシーンはよくネタにされる。彼らがペンギンを見たらどういう反応をするのか気になるところである
    • しまいには、カエルにしか見えないその外見を無視して「雨に弱いはず」などと予想され、プレーヤーの予想通りに雨で活気づく様子に驚く光景はシュール極まりない。
  • 知的生命体というだけあって銃などで武装をしており、横っ跳びで攻撃を避けるような動作も行う。
  • 未知の言語で会話も行うが、これは逆再生すると地球人の言葉によく似たものになる。
    • 前作デジボクEDFでEDF側に参入した際も、セリフやスペシャル技が逆さ文字で記載されていた。
  • 腕や脚を狙うと部位破壊が発生するが、驚異的な再生力で十数秒後に復活する。武器まで再生するのはどういう原理なのか
    • この再生力は、デジボクEDFでのスペシャル技でも再現されている。
  • 大気汚染に極めて弱いという特徴がある。
    • これはコロニストが大気汚染を経験するほどの文明を築いていないからではないかと作中で予測された。
      にもかかわらず非常に高度な科学兵器を有していることから、EDFは「彼らはプライマーではなく、プライマーによって武器を与えられ戦わされている別の異星人ではないか」と予想。その予想は的中した。
      • EDF5の後日談にあたるEDF6ではプライマーに見捨てられ、壊れかけの武器を鉄骨などで修復しながら抗戦を続ける哀れな姿を見せるようになる。
  • 正式な名称はコロニストなのだが、ゲーム中では一貫して「エイリアン」とのみ呼ばれ、コロニストともカエルとも呼ばれない。
  • EDF5のDLC以降では全身装甲を身に纏った「プロテクテッド・エイリアン」、俗称アマガエルも登場する。10連装ランチャーはトラウマもの。

スキュラ

  • 前作には登場せず、デジボクEDF2で初参戦。EDF6で初登場した準主力級。
  • 大まかにはソラスのような二足歩行する怪獣のような見た目だが、手足や顔部分にヒレがついており、魚のような特徴も有している。耐久力も相応の高さだが、集団で出現する。
  • 見た目の通り乾燥に弱いらしく、その欠点を自ら噴出する毒霧によって補っている。そのためスキュラが多い場所では視界不良になるほか、毒霧を噴出されると近づくだけでもダメージを受ける。NPCキラー。
    • もちろん、巨体を活かした突進攻撃や酸を吐き出すといった直接攻撃も行う。

謎の巨人兵

  • デジボクEDF2で初参戦したオリジナルエネミー。
  • 1stPVのトリを飾った、巨大な陸戦兵のような敵。
  • 地面が盛り上がるようにして何もないところから出現する、攻撃を受けると体が白く変色して砂のように崩れ落ちるなど、生物や機械とはかけ離れた挙動をとるものの、体型を維持している間は陸戦兵と変わらない行動をとり、手にした銃器で攻撃してくるだけでなくEDFコールまで行う。
  • また、陸戦兵だけでなくペイルウイング(EDF3)に酷似したタイプのものなども存在する。
+ その正体(ネタバレ注意)
  • 彼らは生物ではなく、ガイアークが砂で作り出した尖兵。
  • 本来は地球に害を及ぼす侵略者たちを迎え撃つために作り出されたものだが、侵略者と戦うEDFを誤って標的と認識し、敵対してしまった。
    • これらの状況を、作中では「巨人とは地球を守る免疫機構である。しかし、アレルギー反応のように本来守るべき対象のはずの地球やEDFを誤って攻撃してしまっている」と解説している。
  • なぜEDF隊員の姿をしているのかというと、これまでEDFが地球を守ってきたことを地球が覚えており、「地球を守る者の姿」としてEDF隊員を模したのだろうと作中で推測されている。

ボス級

女王蟻

  • 初代EDFから皆勤賞の代表的ボスエネミー。
    • 初代EDFから現在に至るまで登場し続けているのは黒蟻赤蟻とコイツくらいである(蜘蛛や巣穴は「2」から。輸送船やマザーシップは初代から登場しているが、世代を経て名称や外見が異なる)。
    • クイーンと呼ばれることもあったのだが、EDF5ではクイーンは女王蜂のことを指すようになり、女王蟻は「マザーモンスター」という名称になっている。
  • 女王蟻らしく、体の全長は高層ビルにも匹敵する。巨大な羽も生えているが、その巨体ゆえか空は飛べない。
  • 普通の黒蟻と同じく歩行で接近して腹部から酸を放つが、その酸が「霧状の酸を長時間噴射する」というものになっている。霧状の酸は周辺に長時間滞留し、特に閉所に噴霧されると命に関わる。
    • 足元に攻撃するのは苦手。機動力があれば足元に潜り込むのも有効。
    • 耐久力はボス級の中では低めで、十分な火力と射程で挑めば近づかれる前に倒すことは難しくない。反面、ミッションによっては複数同時に登場しがちでもある。
  • デジボクでも大筋は変わらないが、酸が通常の黒蟻と同じく球状の酸になっている。しかし長時間連射すること、射程が非常に長くほぼ直線的に飛んでくることなどが黒蟻と異なる。

大蜘蛛

  • EDF2より登場し、以後全ての作品で登場している。
    • 初出のEDF2では蜘蛛が凶虫バゥという名前だったことから「バゥ・ロード」と呼ばれた。蟻や蜂が女王なので、対になる形で「キング」と呼ばれることも多い(EDF5ではこれが正式名称)。
  • 行動パターンは通常の蜘蛛と変わらない。やや歩行を行う頻度が増しているように見えるが、メインの移動方法は跳躍になる。
    • 通常の蜘蛛よりも滞空時間が長くふんわりとしたジャンプをしており機動力は低い…ように見えるが、体が巨大だからそう見えるだけであり、実はかなりの距離を跳んでいる。油断するとあっという間に距離を詰められる。
  • 攻撃方法も通常の蜘蛛と変わらず、高く掲げた腹部から糸を噴射する。が、そもそも蜘蛛の糸が強力なため、危険度は相変わらず高い。
    • 割と遠くから放ってくるため蜘蛛のように至近距離で異常なダメージになることは少ないが、その射程が数百メートルに達するため、放置すると非常に危険で撃破優先度は高い。
      糸の発車本数も多く、もはや糸というより広範囲に広がるネット状の攻撃となっていることも。
      上空のウイングダイバーはおろか、高速で飛翔するバゼラート(戦闘ヘリコプター)ですら難なく絡め取る。
  • デジボクでも大まかな性能に変化はないが、デジボク版女王蟻の酸が長射程の攻撃になっているため、大蜘蛛のお株だった射程の長さが目立ちにくく今ひとつ影が薄い。

龍虫

  • ナンバリングタイトルではEDF2系列にのみ登場。
    別名ドラゴン・センチピード。
    • 特に巨大な個体は「百脚龍虫」と呼ばれる。と言うより、短い個体の方が登場頻度としては少ないので、龍虫といえば長いヤツという認識でだいたい間違いない。
  • 見た目は超巨大なムカデだが、多数の巨大生物が連係して1つの個体になっており、攻撃を受けて千切れるとそれぞれが別の個体となって活動し始める
  • 各節に強酸を発射するための触角があり、ここから空高く酸を撃ち出し、文字通りの「酸の雨」を降らせてくる。
  • SIMPLEシリーズのまだ荒い画質の頃の巨大生物でありながらシリーズトップクラスの気持ち悪さで印象に残る。特に前後末端の個体は胴体と異なり長い触角と黒光りする細長い体を持つ。
    • ボクセル化したデジボクEDFですらオペレーターはあまりの気持ち悪さに直視できなかった。
    • 同時にある種の神々しさも感じられる敵でもある。この敵、見た目の割に軽いらしく爆発物を食らうと凄まじい勢いで飛ぶことがある。
      一列に並ぶ触角を輝かせながら夜空を駆ける姿はまさに「龍」である。
  • プログラム的に高度な処理が行われていたからなのか、それともフルプライスの画質で表現するには気持ち悪すぎたからなのか不明だがナンバリングタイトルでは「2」でしか登場しない敵だったが、前作デジボク地球防衛軍にてDLCコンテンツで15年の時を経て再登場。
    相変わらずの気持ち悪さでビルにぐりぐり巻き付く姿に龍虫ファンと虫が苦手なプレーヤーが涙した。
    いびきをかいて眠る姿がかわいいという噂も。
    • 今作では本編に登場する。

ドレッド・ノート

  • EDF2に登場する敵。デジボクでは前作DLCから登場。
  • インペリアルボマーをそのまま巨大化したような敵だが、そのサイズが凄まじい。かなり高空を飛ぶので遠近感の関係で実際より小さく見えるはずなのだが、それを差し引いてもデカい。女王蟻を両翼に載せられるのではと思えるサイズ感。
    • …が、この巨体がアダとなっている。攻撃方法はインペリアルボマーと変わらず両翼からプラズマ砲を連射するものだが、翼が左右に広すぎるせいで、こちらから動かない限り爆撃を食らうことはほとんどない。
      • にもかかわらず、EDF2では比較的優先的に倒される傾向にある。なぜかというと、超広範囲に爆撃を行うせいで凄まじい処理落ちが発生するのである。恐らくこの処理落ちがドレッド・ノートの最重要任務である
      • デジボクにおいても立ち位置はそれほど変わらず「強くはないが邪魔」というイメージを持たれがちな敵。

キングソラス

  • EDF2に登場する怪獣。デジボクにも前作から登場している(今作ではDLCのみの登場)。
  • 本部が余計なフラグを立てたせいで出現した超巨大怪獣。
    EDF2という古い作品の敵でありながら、ラスボス系を除く敵の中ではシリーズを通して最大級の巨体を持つ。
    その大きさは一跨ぎでビルを踏み潰し、軽く数秒(歩数にして5~6歩)走ればマップを端まで突き進んでしまうほど。
    • これだけの巨体を持ちながら各モーションがソラスと変わっていないため、巨体に反してかなり素早い。
    • その巨体から放たれる炎も凄まじい範囲になっており、ブレスの吐き方次第ではキングソラスの前方向全てが火の海と化す。
  • EDF2の陸戦兵は瞬間火力に長けた武器が少なく、幸いにしてバイクが配置されているのでこれを使って火炎に怯えながら膨大なHPを地道に削らなければならない強敵だった。(`・ω・´)ツヨイソラス
    • なお、ペイルウイングの場合は肩に乗ってうなじにマスレイを浴びせるだけの作業となる。(´・ω・)カワイソラス

アーケルス

  • 前作デジボクEDFには登場せず、今作で初参戦。
  • EDF5で登場した怪獣エネミー。正式名称は「怪生物アーケルス」。
  • あちこち気まぐれに移動しては好き勝手に暴れるという怪獣らしい(?)行動パターンと驚異的な再生能力により手を焼く存在として扱われる。
  • これに対しEDFは「アーケルスと同等の質量を持つ巨大な物体を衝突させ、瞬時に粉砕して再生力を上回るダメージを与える」という作戦を立案。巨大重機バルガを兵器として転用することになった。
    • 「つまり、殴れということだ!」


拠点級

インセクトネスト

  • 通称巣穴。EDF2~4に登場する。
  • 地中で繁殖する巨大生物が地上に出現するための出口。なのだが、色々謎が多い。
    • ただの地面の盛り上がりかと思いきや やたら硬く、アサルトライフルなどで撃ち続けると突如巨大な土煙を噴き出して崩壊する。
      別に何かで埋め立てたわけじゃないはずなのだが、それだけで巨大生物は出てこられなくなる。
    • 複数の岩が固まってできたような見た目は2~4で共通しているが、その岩の隙間は生々しい赤色をしている。しかも3~4では岩が蠢く。巣穴自体が何かの生命体なのか?
    • ミッションによっては地底に出現する。つまり巣穴の出口が巣穴の中にあるというおかしなことになる。そんなものを塞いで何か意味はあるんですかね…
  • いずれにせよ巣穴を破壊しない限り無限に巨大生物が出て来る*10ので、巣穴が登場するミッションでは「いかに巣穴を破壊するか」が攻略の焦点になる。
  • デジボクEDFでは前作から登場。
    なぜか鮮やかな緑色に変色した。穴が赤いのは相変わらず。ある意味ナンバリングタイトルの巣穴よりも生々しい生物的なデザインになっている。

インセクトヒル

  • EDF2で登場した、巨大な蟻塚。EDF2でもデジボクEDF2でもインセクトヒルが正式名称。
  • 基本的には羽蟻の巣である。表面を無数の羽蟻が歩き回っており、インセクトヒルに攻撃を加えると一斉に飛び立ち攻撃を仕掛けてくる。
    • もちろん、ミッションによっては羽蟻の補充も行う。
  • EDFシリーズを通しても指折りの難関ミッションと名高い「魔軍」では、羽蟻に加えて金蟻・銀蜘蛛まで生産する。
  • デジボクEDF2公式サイトではNEW!マークがついているが、前作ミッション28など複数回にわたりインセクトヒルらしき巨大な巣穴が登場している。
    インセクトヒルだと思っていたものはEDF4に登場した飛行型巨大生物の巣(蜂の巣)だったのだろうか?


攻略用語

攻略やプレイヤー間のやりとりで使われる事の多い用語。

武器性能関係

各武器の性能について用いられる用語。

PTFP

  • 純粋総合火力(Pure Total Fire Power)の略。
    攻撃力×連射速度で求めることができ、大まかに説明するならば「短期的に与えられるダメージの大きさ」のこと。
  • 他のアクションゲームではDPS(Damage Per Second)として1秒間に与えられるダメージを表記する場合が多いが、EDF攻略では通例としてこの表記が用いられている。
  • 基本的にはこの数値が高いほど攻撃能力に優れた強力な武器と言えるが、PTFPの大小が必ずしも武器としての優劣や実戦における戦果に直結するとは限らない事に注意
    • 例えば『威力1000・連射速度10発/sのアサルトライフル(=PTFP10000)』と『威力15000・連射速度0.2発/sのスナイパーライフル(=PTFP3000)』では、前者のアサルトライフルの方が3倍以上のPTFPを持つ。
      しかしHP1.5万の敵を倒す場合、前者は1.5秒間当て続けなければならないのに対して、後者は1秒かからず1発当てた瞬間に倒せる。
      攻撃を当て続けることが難しい飛行戦力や一部の準主力級が相手の時は特に顕著。
    • また、貫通や爆風により一度の攻撃で多数の敵を巻き込む事が出来れば、実質的なダメージ効率はその分だけ増加する。
    • 射程やリロード時間といった要素も一切考慮されていないため、あくまでも瞬間火力のみを示す目安の一つ程度に考えるべき。
  • いくらPTFPが高くともリロードが長ければ実戦的とは言い難い武器となるため、本家EDFシリーズにとっては重要度が低い数値である。
    しかし、デジボク地球防衛軍シリーズにおいてはリロード時間をブラザーチェンジで補うことで常時攻撃し続ける戦法を取ることができるため、本家シリーズよりは幾分参考になる。

弾倉火力(マガジン火力)

  • 弾倉に蓄えられた火力。
    攻撃力×装弾数で求める事ができ、最大弾数からリロードを挟まずに発揮できる攻撃力の総量。
    要するに、全弾撃ち尽くして全て当てるとどれだけダメージが出るか、という値。
  • 基本的にはこの数値が高いほど継戦能力が高く、多数の敵集団との戦闘に向いた武器といえる
  • PTFPと同様、数値の大小が武器の優劣を決めるわけではないので注意。
    • 例えば、装弾数が少なくリロードが速い武器なら、弾倉火力の数値こそ低くなるものの、リロードの速さから途切れる事ない攻撃が可能で継戦能力は高いといえる。
      かんしゃく玉のような、弾数1・リロード0秒の武器は無限に攻撃し続けることができ、その典型と言える。

TTFP

  • 戦術総合火力(Tactical Total Fire Power)の略。
  • PTFPからリロード時間・ロックオン所要時間等を加えて再計算した、長期戦におけるダメージ効率を表した数値。
    • PTFPが高く、かつロックオン不要でリロード時間が短いアサルトライフルは典型的な「TTFPが高い武器」であり、長時間にわたって高いダメージを出し続けることができる。
  • しかし、やはりと言うべきか、TTFPだけで火力の高さを測ることはできない。
    • 上述の通りアサルトライフルはTTFPが高い傾向にあるが、巨大生物の大群に対してアサルトライフルのみを撃ち続けていても押し切られやすい。
      一方、TTFPが低くともロケットランチャーのような広範囲攻撃であればまとめて吹き飛ばすことができる。
      何事も数値だけで決めようとせず、適切な性能の武器を選択することが大事。
    • 特に本作デジボク地球防衛軍シリーズにおいては、ブラザーチェンジによりリロード時間を無視して戦うことも可能となっているため、TTFPの重要性は本家EDFシリーズに比べると低い傾向にある。
      リロード時間が長くTTFPが低い武器も積極的に採用してみよう。
  • ちなみにその計算式だが、けっこうややこしい。「一般的な武器の場合」の計算式は以下の通り。
(1発のダメージ × 弾数)÷{(弾数-1)÷ 連射速度 ÷ リロード時間 }
+ かみ砕いて説明すると…
  • 計算の前半部分、これは上記の「弾倉火力」を表している。全弾撃ち切って全弾当てた時のダメージを、連射速度やリロード時間や弾数で割っていこう、ということ。
  • 計算の後半部分が、長時間連射し続けた時に実際どれくらいの回数攻撃できるの?という計算。
    • 「弾数-1」がなんとなく難しく感じるけど、これは「最後の1発は連射の合間の待ち時間がない」から*11
  • この計算式は、射撃ボタンを押せば即座に1発弾が飛んでいく、というシンプルな武器の計算式になる。
    発射遅延がある武器、チャージ時間がある武器、ロックオン時間がある武器、マルチロック可能な武器などでは、さらにややこしくなっていく。厳密な計算式は
(ダメージ[Dam] * 弾数[発] / (ロック時間[s]) * (ロックオン数 + 発射までの間[s] + ((弾数-1)[発] / 連射速度[発/s]) + 発射後の硬直[s] + リロード時間[s])

確1(確n)

  • 確1は「確定1発」の略で、特定の武器を使えば特定の敵を「1発で倒せると確定している」ことを表す。
  • 表記ゆれが多く、wiki内でも「1確できる」「ワンキル(ワンショット・ワンキル)」「ワンパン(パンチ1発で倒す)」などと書かれることもあるが言わんとすることは同じである。
  • 武器の性質についての用語ではあるが「ここの黒蟻は〇〇ならワンパンで倒せる」などとミッション攻略で用いられることも多い。
    スナイパーや爆発武器など連射性が低い武器において確1が取れるかどうかは非常に重要であり、確1が取れるか取れないかで撃破効率が2倍も変わってしまうことになる。
    確1が取れないのであればその武器の使用は諦め、より低威力で連射がきく武器を検討しよう。
  • デジボク地球防衛軍では、多くの敵に部位ダメージ(弱点)が採用されており、また一部の武器に直撃ボーナスが存在する。
    連続ヒットする武器や連続入力で追加攻撃が出る武器も本家シリーズより多い傾向にある(格闘武器で顕著)。
    そのためギリギリ1確で倒せるくらいの火力だと確実性に欠け、デジボク地球防衛軍では1確にこだわる必要性はあまりない。
    • が、ライサンダーのようなダメージのブレがない武器で非弱点部位に当てても確実に仕留められるのであれば文句なしの1確となるため、そういった場合の安心感は頼もしいものがある。
  • 体力が高めの主力級や準主力に対しては、最低n発で撃破可能という意味で「確n」と表現することもある。

不殺属性

  • デジボク地球防衛軍シリーズでのみ登場する概念。
  • この属性が付与された攻撃は、文字通り敵を倒せない。
    • 閃光弾のようにそもそもその攻撃・武器自体に殺傷力がないケースもあれば、ペイルウイング(EDF3P)のスペシャル技などのように「最後の一撃でトドメを刺す技なので、最後の一撃以外が不殺属性になっている」というパターンもある。
  • 本家シリーズにも「殺虫スプレーEX」のように敵を倒せない武器はあるが、これは「そもそもダメージがない」ものなので、デジボク地球防衛軍のように「ダメージは与えるが敵は倒せない」とは異なる。


難易度・制限プレイ

EASY

  • 最低難易度。シリーズ初心者かつTPSに慣れていない人向け。
  • 敵の耐久値も攻撃力も低いため、稼がずともサクサク進められる。
    • が、吹き飛びやガブリットの拘束による操作不可状態は高難易度と同様で、際立ってストレスの元となりやすい。
      これらの攻撃に対する対処法はプレイを経てマスターしておいた方が良い。
  • EDF:IAにはこの難易度が存在しない。

NORMAL

  • 標準的な難易度。シリーズ初心者はとりあえずここから始めよう。
  • 怪獣系などの敵を除けばまだゴリ押しが通用する段階。

HARD

  • 初期データで選択できる最高難易度。EDFシリーズに慣れている人はここから始めることも。
  • 敵構成を把握しそれに合わせた戦略を立てる癖を付けないと、特に後半が苦しくなる。
  • 攻略wiki等ではここまでの難易度を「低難易度」と総称することが多い。

HARDEST

  • 最終ミッションクリア後に追加される難易度。通称「ハデスト」または「HDST」。
  • これ以上の難易度を「高難易度」と称することが多い。
    • EDF4.1からHARDEST以降出現する敵がより強力な種類に置き換わる変更が加えられることが多く、HARDより敵が一段階強くなっただけ、のような感覚で戦っていると足を掬われやすい。
  • EDF:IAにはこの難易度が存在しない。

INFERNO

  • 最終ミッションクリア後にHARDESTと共に追加される最高難易度。通称「INF」。
  • ある種、ここからがEDFの本番。無策で押し切ろうとすると途方もないアーマー稼ぎが必要となるほど敵の攻撃が苛烈なので、あらゆる技術・戦術・戦法を駆使して極力攻撃を受けない戦い方をすることが求められる。
    本wikiを含め、EDFの攻略サイトはINF難度を攻略することが目的となっている。
  • EDFシリーズでは伝統的に「無理に攻略する必要はありません」という趣旨の注意書きが付けられることが多く、実際にこれをクリアしないと得られない実利的なご褒美要素というのは多くはない。
  • EDF:IRでは難易度「DISASTER」に置き換えられている。

ARMAGEDDON

  • 前作のデジボク地球防衛軍における最高難度。アルマゲドンもしくはアーマゲドン。通称「ARM」。
  • 前作においては「本編の全ミッションINFクリア」かつ「DLCミッションを全てクリア」を満たすと出現する。つまり事実上DLCコンテンツとなる。
  • もともとデジボク地球防衛軍が全体的に難易度が抑え目なこともあり、ARMAGEDDONで歴代EDFシリーズのINFと同程度の難易度であった。
    …が、「DLCミッションのARM難度」は本家EDFシリーズのINFもかくやと言うほど苛烈であり、歴代隊員をも唸らせた。単なる調整不足ではないかと訝しむ隊員もいた。果たして本作はどうなるか…?

IMPOSSIBLE

  • THE 地球防衛軍2にのみ存在していた難易度。通称「IMP」。
    • 敵の性能がINFより上がっている*12にもかかわらず隊員のアーマー値が陸戦兵1000、ペイルウイング500で固定というヤケクソじみた難易度であり、文字通りの「不可能」を体感させられる。
    • おまけに敵は回復アイテムしか落とさず、クリア特典も何もない。
    • 正攻法でのクリアは到底不可能であり、籠城や出落ち、瓦礫潜り等のバグを駆使して一撃たりとも食らわない覚悟で戦うことが求められる。
    • 全難易度をクリアすることが出現条件であり、必然的に隊員はINFオールクリア特典の「ジェノサイド砲」ないし「アルマゲドンクラスター」を所持している。これらの活用も鍵となる。
    • 以後の地球防衛軍シリーズでは採用されていなかった難易度だが、代わりにアーマー調整を行える作品が増えており、いわゆる「初期体力縛り」と呼ばれる制限プレイでIMPを再現している隊員もいる。腕に自信のある隊員は挑んでみよう。
  • …と他人事のように解説したが今作のDLCで、前作ARMAGEDDONに代わる最高難度として実装された。「2」繋がりだからなのか…?
    • 初期体力でこそないものの、育成したアーマーは大幅低下。さらにチームの3人目、4人目が出撃できないという仕様になっている。
      • このため、普通のプレイでは空気だった「チームに空きがあった場合、救出ブラザーが戦列に加わる」という仕様も活かすのが攻略の鍵になる。より多くのブラザーの性能を熟知しておく必要があるだろう。
    • なお、EDF2と異なり、今作のIMPは「クリアするとアーマーが大幅成長する」「クリアマークがつき、クリア数に応じたエンブレムが手に入る」などの特典がある。我こそはと思うコマンダーは、この「不可能」に挑戦してみよう。

INF縛り/いきなりINF

  • 公式な難易度ではなく、ユーザーによる制限プレイの1つ。文字通り、EASY~HARDESTの難易度を一度もプレーしていないデータでINFERNO難度のみの完全クリアを目指す。
    • 基本的に、クリア済みのミッションの再プレイも禁止される。また、線引きが曖昧ではあるが拠点級エネミーを利用した無限アイテム狩りも禁止されることが多い。
      どちらも、許容するとアーマーや武器が潤沢に獲得できてしまうため。
  • かなり古くから行われてきた制限プレイであり、EDF5頃から「いんしば」という略称も広まってきている。
  • 初期データから始めるため、ミッション1は当然「初期体力・初期装備」という非常に厳しい戦力でINF難度に挑まなければならない。
    • しかし、「ビークルを利用する(EDF2陸戦兵)」、「初期装備のレイピアが短射程ながらINFで通用するレベルの威力を持ち、敵が飛び道具を持たないため射程の不利が無い(EDF2ペイルウイング)」、「NPC隊員を利用する(EDF3~4)」、「安全な籠城地帯を利用する(EDF4.1)」、「そもそもチュートリアルなので死ぬことがなく、武器もランダムで手に入る(EDF5)」など何らかの方法により歴代EDFのミッション1は初期装備でクリア可能なことが立証されている。
  • さらなる高難度を目指すため、追加の制限を設けるプレーヤーもいる。
    • 中でも比較的有名なのは、武器の使い捨て縛り。これは、獲得した武器を何度でも使えるのではなく「1回拾ったら1回だけ使える」というルールにするもの。
      拾った武器を使わずにミッションクリアして同じ装備を再び拾った場合、その武器の在庫が1つ増える。
      武器が全て無くなる詰み状態を避けるため、初期装備のみ使用回数が無限。
      • 通常のINF縛りにおける「手持ちの武器のどれを使うか」という思考に加えて「手持ちの武器のどれを使わずにおくか」という要素も加わってくるため、難易度はさらに跳ね上がる。
        強力な装備が手に入っていたとしても、比較的易しめのミッションをネタ武器に等しい弱武器でクリアしなければならない事態も発生しやすい。
        そして、何を手に入れ、何を使ったかの管理は自分でやらなければならず、リザルト画面を読み飛ばした時点で破綻するという意味でも動画映えするプレイ方法と言える。
  • 「この方法ならINF縛りでもクリア可能」や「INF縛り動画で用いられた攻略方法」といった形で、ミッション攻略文中に登場することが少なくない。
    • 一見、低体力・低Lv装備でもクリア可能でお手軽な方法に見えるので期待してしまうが、実際は卓越した作戦遂行能力と操作技術を伴って初めて成せる内容であることも多く、素人が真似したからといってうまくいかないことも少なくない。
  • 近年の作品はHARDをクリアしてからでないとINFが登場しないため、純粋ないきなりINFは他人にクリアデータを作ってもらわない限りは挑戦できなくなってしまった。
    セーブスロットのどれかにクリアデータがあればINFに踏み込めるので、先にHARDをクリアしたデータを作ってから、ニューゲームでINFを始める「予習ありいきなりINF」が主流。

オンソロ

  • オンラインINF難度のソロプレイ。オンラインはオフラインより敵戦力が強化されるため、難易度も跳ね上がる。
  • INF縛りと同様、攻略文中に「オンソロクリア可能」という形でしばしば用いられる。

オンライン縛り

  • 文字通り、初期状態からオンライン限定でミッションを順に攻略していく。「おんしば」と略されることも。
  • 必ずしもソロである必要はないが、複数人でプレーする場合、味方が強くては意味がないのでそのメンバーも同様に初期状態からの固定メンバーで行われる。
  • 味方が増えるとはいえオンラインミッションは敵の強化も苛烈であり、個々の戦闘力もさることながらチーム間の連携プレーが鍵を握る。
    • そのため、INF縛りやオンソロなどと比べると他のプレーヤーが参考にできる要素が少なく、攻略文中で用いられることは多くない。
      各メンバーの兵科の組み合わせによっても作戦が大きく異なる。


敵に関する用語

待機モード/ノンアクティブ/警備モード

  • 敵がEDF側の存在を認識していない状態のこと。
    • この状態の敵は一切動かない、または一定の範囲内をランダムに移動する行動しか取らない。
  • 敵が必ず待機モードで現れるとは限らず、始めから攻撃モードで出現するケースもある。
    出現時のモードが待機か攻撃かはミッションにより定められているので、各ページをチェックされたし。
  • 待機モードの敵は、特定の条件を満たすことで攻撃モードに切り替わる。以下はその一例。
    • ブラザーが至近距離に近づく。
    • 攻撃を受ける。
    • 近くにいる敵勢力がEDF側の攻撃を受ける。
      • 特にこの条件は非常に重要である。裏を返せば「敵勢力が攻撃を受けても、攻撃を受けた敵から離れた場所にいる敵は待機モードのままでいることが多い」ということであり、これを利用した「釣り」という戦術がある。
    • 自分を召喚した巣穴や輸送船が攻撃を受ける。
    • その他、ミッションによって特定の条件を満たす(敵の総数が一定以下になるなど)。
  • これらの仕様は初期からほとんど変わっていないが、EDF5以前はゲーム内での説明がなくユーザーが独自にこの仕様を命名していた。EDF5にて正式に「警備モード」という名称が与えられた。

攻撃モード/アクティブ/戦闘モード

  • 敵がEDF側の存在を認識し、接近や攻撃を行う状態のこと。
  • デジボク地球防衛軍シリーズでは、目など体の一部が赤色に変色する、(一部の敵のみ)アクティブ化モーションをとる、戦術士官やオペレーターが通信で教えてくれるなど、攻撃モードであることが分かりやすくなっている。
  • 攻撃モードの敵自体は、周囲の敵を攻撃モードにする性質は無い
    例えば、攻撃モードの敵が待機モードの敵の群れを横切ったとしても待機モードの敵は待機モードのままである。
    • が、もちろん、待機モードの敵の近くにいる攻撃モードの敵に攻撃を当ててしまえば周りの敵を巻き込んで攻撃モードに移行する。
  • 待機モードと同じくEDF5までは正式名称がなかったが、EDF5にて正式に「戦闘モード」という名称が与えられた。

主力級

  • 敵勢力において、一体一体は弱いが数で攻めて来る敵種。蟻はその代表例と言える。
  • ランチェスターの第二法則という法則がある。大雑把に言えば「飛び道具を持った軍勢どうしが戦う場合、火力は兵士の数の2乗になる」というもの。
    主力級はまさにこの法則を最も強く体現する存在であり、一匹では弱いはずなのに大群を得ると一転して強力な存在に変貌する。
  • 釣りや引き撃ちは、一度に相手取る敵を減らすことで本来の「少数での弱い存在」に変えることを目的としている。

航空戦力

  • 敵勢力において、常に浮遊して空から攻めてくる敵種。空を飛べる単体の強敵というのも存在するが、基本的には主力級のように大群を成す敵を指す。
  • 地上の敵と異なるのは、移動速度に優れるため基本的に逃げるということが不可能な点にある。特に、地上戦力と同時出現すると相乗的に強力な存在となる。EDFシリーズでは敵の攻撃を受けると移動速度が低下する仕様があるため、航空戦力を野放しにしていると逃げ足を奪われ、その間に地上戦力に囲まれ…と最悪の展開が待っている。
    ミッションにもよるが、基本的に撃破優先度は地上戦力よりも高いことが多い。

準主力級

  • 数は少ないが、火力、耐久力、射程などで主力級を上回り少数でも脅威となる敵。
  • 例外もあるが、基本的に脚は遅い、もしくは積極的に近づいてはこない行動パターンであることが多い。
    主力級を前線へ向かわせ準主力級は遠方から狙撃を行うというのは敵勢力がよく取る基本戦術である。
  • 対策としてはこちらも射程の長い武器を使って遠距離から安全に仕留めるか、もしくは逆に高速接近して高火力武器を使って一瞬で無力化させるかのどちらかになる。
    半端な距離と半端な火力で正面から撃ちあうと性能差でこちらが負けやすいので注意。

ボス級

  • 準主力級を上回る圧倒的な戦力と巨体を持つ存在。女王蟻やソラスといった怪獣系など。
  • 基本的に多くても片手で数えるほどしか出現しないが、こちらは準主力級と異なりその巨体を活かした機動力で積極的に進軍してくることがあり放置できない存在であることが多い。
    見た目の巨大さとゆっくりした動きに惑わされやすいが、実はかなりの速度で動いている…ということは少なくない。
    • 「ゆっくり歩いてるのに、なんてスピードなんだ!」「それだけ大きいということだ…化け物め!」
  • 対策そのものは準主力級と変わらず、距離を取るか近づいて速攻をかけるかのどちらか。しかし耐久力も準主力級とは比べ物にならないほど高いため、超高火力武器を用いても数秒以上かかることが多いので注意。
    • デジボク地球防衛軍シリーズでは各ブラザーにスペシャル技があるので、これを最大限活かすのが鍵となるだろう。

拠点級

  • 基本的にそれ自体は攻撃能力を持たないが、敵を無尽蔵に生み出す存在。輸送船や巣穴など。
  • 放置すればするほど戦況が悪化していくため、どのミッションにおいても撃破優先度は非常に高く設定される。拠点級が出現するミッションは基本的に「いかにして拠点級を撃破するか」が攻略の焦点となる。
  • 拠点級が生み出すのは主力級であることが多いが、準主力級を生み出す拠点級も少なくない。
    • …が、EDF4.1のDLCでは…
    • 「いや待て…もしも、拠点級が生み出せるのは主力級や準主力級だけではなかったとしたら… ん?」
  • 通常の攻略においては厄介な存在だが、稼ぎにおいてはアイテムが無限に湧き出る魔法の泉として利用できないかと歴代隊員から常に狙われてきた存在でもある。
    • 尤も、デジボク地球防衛軍シリーズにおいては成長要素は敵からのアイテムではなくミッションクリアとブラザー救助になっているため、巣穴から湧き出る敵を倒し続ける必要はない。危惧は無用だ、絶滅させろ!
  • 前作の本編では弱点を隠さないだらしねぇ輸送船と巣穴だったが、今作はEDF5などの弱点を守る輸送船もある様子。より苦戦することになる・・・かも。

戦術・戦法・テクニック

タクティカルファイア(TF)

  • 連射速度の低い武器を連射する合間に別の武器で攻撃すること。
    • 本家EDFシリーズでは、低連射速度・大火力のスナイパーライフル「ライサンダー」を2本装備してのタクティカルファイアが特に有名。初代EDFから20年以上続く伝統の戦法である。
  • デジボク地球防衛軍シリーズでは、武器をチェンジする代わりにブラザーチェンジを行うことで同様の戦法が可能。
    連射速度が遅い武器でも、2人3人で交代して撃てば立て続けに発射できる。
  • 本家EDFでは武器がリロードに入ってしまうとその武器が使えなくなる性質上タクティカルファイアは不可能になる*13のだが、デジボク地球防衛軍シリーズではサブの状態でもリロードが進行するため、一発でリロードに入ってしまう武器でもタクティカルファイアが可能。
  • 武器に限らず、移動系や攻撃系のアビリティを時間差で絶え間なく発動する、みたいな戦術もこれと発想は同じ。

引き撃ち

  • こちらへ迫って来る敵に対して後退しながら攻撃を行う戦法。
    • 敵に囲まれるのを防ぐ、敵を一方向にまとめることで爆発系の武器で効果的に巻き込む、敵からの被弾を減らすなど、あらゆる面で利点のある、EDF隊員の基礎の基礎にして超重要な戦法
  • 基本的に、地上を移動する敵に対して有効な戦法である。特に建物の多い地形で実施すると敵の移動速度を大きく低下させることができるため、効果が大きい。
    • もちろん、その障害物に自分が引っかかっては意味がない。地形はよく確認しよう。
    • 逆に、基本的にこちらの移動速度を上回り周囲を取り囲んでくる飛行型の敵に対しては効果が薄い。もちろんやらないよりはマシだが、引き撃ちを効果的に行うのであれば敵の航空戦力を優先的に削ぐことが重要となる。
  • 攻撃の手を休めないことが重要であるため、連射速度が優れた武器を使うかタクティカルファイアを利用すると効果的。
  • デジボク地球防衛軍シリーズならではの注意点がいくつか存在する。
    • 坂道を段差で表現しているため、マップのあちこちで引っかかりやすい。地形を把握していないと、いきなり足が止まったり照準がブレたりしてしまう。
      これに対しては地上を移動する陸戦兵ではなく飛行兵科で実施するとか、そもそも高低差の大きい地形では別の戦法に切り替えるといった対策が必要。
    • 本家EDFシリーズではマップの端は見えない壁でそれ以上進めなくなっているが、デジボク地球防衛軍シリーズではマップの端が崖になっている。
      落下時のダメージは高難度ほど大きいため、マップはよく確認する必要がある。敵に吹っ飛ばされることもあるので注意。
    • デジボク地球防衛軍シリーズでは、武器を使いながら後方に移動すると移動速度が約半分に低下する仕様がある。
      そのため、後ろ歩きの移動速度を向上させる効果を持つアクセサリーが効果的。
  • 高速移動と攻撃を両立して行える飛行兵科は引き撃ちを得意とする兵科の1つである。高いところに着地することで敵に対して横軸の距離だけでなく上下の距離も稼ぐことができ、非常に安全な立ち回りが可能。段差にも強い。
  • 主に陸戦兵などでよくみられる「射撃と緊急回避を交互に行う動き」は引き撃ちとするか逃げ撃ちとするかは微妙なライン。
    やっていることは逃げ撃ちなのだが、緊急回避では敵から逃げ切れるだけの速度が出ないうえ、緊急回避のモーションの短さから攻撃はこまめに行われるため戦術的には引き撃ちと同様の結果になりがち。

逃げ撃ち

  • こちらへ迫って来る敵に対して後退してから攻撃を行う戦法。
    • 攻撃の手を休めない引き撃ちとは異なり、逃げ撃ちは攻撃の手を休めてまず全力で逃げて敵から離れる。そして安全な距離を確保してから攻撃に移るというのが基本。
  • デジボク地球防衛軍シリーズにおいては、主にアビリティによる高速移動手段(スライディングやスカイリープなど)で敵との距離をとってから攻撃する戦法がこれにあたる。
  • 引き撃ちに似た動きに見えるが、移動中に攻撃が不可能なアビリティや、連射が効かない武器・攻撃中に移動が不可能な武器を相補的に活かす事ができるのが特徴。
    • 連射性の低い武器を使う合間に短〜中距離移動を挟むことで、敵からの反撃や包囲から逃れられる。
    • 射撃時移動不可な武器を長距離移動後に使えば、追いかけて来る敵集団にじっくりと撃ち込む事ができる。
  • 陸戦兵やレンジャーが緊急回避を使ってこの戦術を行う場合、「転がり撃ち」と呼ぶこともある。

釣り

  • 待機モードの敵集団に対し、できる限り少数の個体だけを攻撃モードに移行させて安全に敵を減らしていく戦法のこと。
    • 攻撃モードに変化させる行為は、「起こす」と表現される事もある。
  • 釣りには一般的にスナイパーライフルが最も適している。敵に近づくことなく攻撃できて、遠距離からでも当てやすい。
    • 逆に、射程の短い武器や、誘導兵器は釣りを行うには不適切である。
  • 釣った直後の動きも重要。攻撃モードになった敵を片っ端から叩くと、連鎖的に周りの敵が起きてしまい、群れの大半を巻き込んだ大混戦に突入してしまう。これは釣りとしては失敗である。釣りを行ったら、釣った敵が群れから十分離れたのを確認してから仕留めよう。
    • この際、スナイパーライフルのような射程の長い武器を使うと、撃ち損じた流れ弾が意図せず待機グループの群れに着弾してしまうことがある。
      今度は逆に、射程の短い武器で仕留めると確実。
  • デジボク地球防衛軍シリーズでは待機モードの敵の行動範囲が広く、勝手にこちらに接近してきて攻撃モードに変わってしまうこともある。
    逆に、待機モードの敵を広めのマップで長時間放置すると集団が散らばり、釣りがしやすい状況を作ることも可能。
  • 本家EDFシリーズでは最後の一匹まで釣り戦法を駆使して確実かつ安全に戦闘を終了させることができる作品も多いが、本作では敵数が一定以下になったり特定の拠点級の体力が一定以下になったりすると残りの敵が全て攻撃モードになるギミックがほぼ全てのミッションで採用されている。
    • 一匹が攻撃モードになっただけで同じ集団が一斉に起動することもあり、この場合は釣りが成り立たない。
      総じて本家EDFシリーズに比べるとやや重要度が下がった戦術ではあるが、使えるミッションではもちろん使わない手は無い。
    • 当然だが、一度に相手をする敵の数が減るとそれだけ対処しやすくなるので釣りによって一度に相手をする敵の数を減らすのはやはり効果的である。一度に同じ集団が起動する場合でもその集団を他の集団から引き離せば同時に複数の集団を相手にするよりは間違いなく楽になる。
  • なんだかんだでEDFの基本戦術なので覚えておくことに越したことはない
    • ちなみに、突撃を連呼して敵に突っ込む癖のあるネオンちゃんや、他味方NPCも交戦中にうっかり敵を起こすことはあれど、自分から待機中の敵集団に突っ込んで叩き起こすような真似はしないので安心

偏差射撃

  • 敵が今いる位置ではなく、敵が移動している方向に予め弾を撃っておくテクニック。
  • 武器は基本的に発射してから敵に当たるまでに少なからず時間がかかるため、まっすぐこちらに向かってきている場合を除き、「敵が動く先」に弾を撃たないと当たらない。
    特に移動速度に優れた航空戦力に対して遠距離から狙撃する際に重要なテクニック。

置き撃ち

  • 「敵が通るであろう場所」に照準を固定しておき、そこを敵が通ったら弾を撃つテクニック。
  • 航空戦力は特に動きが速いうえ静止している時間が短く、動き回る航空戦力をスコープで追いかけていてもいつまでたっても狙いが定まらないことがある。そういった場合は、いっそ照準を動かすことを諦めて敵の方から照準に入ってくれることを期待して置き撃ちした方が早いケースがある。
  • 置き撃ちは釣りとの相性が良いのも特徴。釣りにおいてはそもそも群れの中心を狙うことは無いため、予め群れの中心から少し離れた場所に照準を構えておくことが多い。

流し撃ち

  • 照準を動かしながら、照準と敵が重なった瞬間を狙って射撃するテクニック。
  • 照準を止めて撃つ場合、「照準を敵に合わせる→照準が合っていることを確認→発射」というプロセスを経るため時間がかかり、発射前に敵に動かれてしまう(または、偏差射撃や置き撃ちを利用してない限りそもそも動いている敵に攻撃できない)といった難点があるが、照準を止めることなく発射・着弾させることができれば攻撃の効率を大幅に上げることができる。
  • 難易度が高いテクニックではあるが、ある程度ゲームに慣れてくると逆にある程度流し撃ちを取り入れた方が攻撃を当てやすいと感じられるようになってくる。
  • ゲーム設定のカメラの移動速度によって、やりやすさが変わってくる。遅いと流し撃ちしやすくなるが、遅すぎると高難度で敵の動きを捉えきれなくなるので注意。
  • 照準は敵に一瞬しか重ならないため、弾も1発しか当たらない。なので、基本的には敵を1確できる場合、または釣りなど1発だけ当たれば良い状況で用いる戦術である。
    アサルトライフルやレーザーなど連射速度が高い武器なら流し撃ちで2~3発当たることもあるが、これらの武器はより多くの弾を当て続けることが必要なのであまり有効ではない。

レーダー射撃

  • 敵の姿ではなく、ミニマップに表示される赤点を見て攻撃を行うこと。
  • 瓦礫や血しぶき、あるいはあまりに多すぎる敵の大群などで視界不良となっている際に、大まかにでもいいので攻撃をしたい時に用いる。

制圧射撃

  • 敵を倒すのではなく、敵の大群を怯ませ足止めすることを目的とした攻撃を行うこと。
  • 基本的に、なるべく多数の敵をまとめて攻撃できる武器で行う。範囲が控え目の爆発物であれば敵を浮かせるなどしてより長時間無力化させることができて効果的。
    • 特に発射数の多いミサイル兵器は制圧射撃に向いたものが多い。
    • 連射速度に優れた武器で薙ぎ払うのも効果的。特に火炎系・電撃系の武器は敵を貫通するため、弾切れするまで敵を無力化させられることもある。
    • 上のような、制圧射撃に適している武器を「制圧力が高い」と言うこともある。
  • デジボク地球防衛軍シリーズでは個性豊かなアビリティが使用できるため、射撃にとどまらず効果的な足止めが行えるブラザーもいる。
  • なお制圧射撃や制圧力は軍事用語としても用いられるが、そちらとは意味が異なり、あくまで地球防衛軍シリーズの攻略においてのみ通用する使い方なので注意。

着火(壁撃ち、床撃ち)

  • 床や壁、障害物に爆発物を当てて周囲の敵を巻き込むテクニック。
  • 敵に弾を直接当てると自爆してしまうような乱戦時に敵の背後にある壁を爆破したり、敵の群れの中心の地面に爆発物を撃ち込んでより多くの敵を巻き込むことができる。
  • ただし、本作の火砲・ロケットランチャーは近接信管・直撃ボーナス・オートエイム・サポートホーミングなど、このテクニックと相容れない特徴を持つものが多い。

ジャンプ撃ち

  • 読んで字のごとく、ジャンプして空中で攻撃すること。
  • ごく単純なことだがその用途は奥深く、例えば照準より少し上にいる敵に対して照準を動かすことなく攻撃したり、空中から撃つことで床撃ち着火をやりやすくしたりできる。
    • 3以降NPC隊員が登場するようになり、NPC隊員がしょっちゅう目の前に立って邪魔なせいでジャンプ撃ちの重要性が大きく高まった。
    • デジボク地球防衛軍シリーズでは非常に高いジャンプ力を持つブラザーもいるため、その重要性や効果も高い。

置き逃げ

  • 時限起爆タイプのグレネードや、リモート起爆タイプの武器を足元に撃ち、その場から離れて起爆する戦術。
  • 時限起爆タイプの武器は敵から離れて使おうとすると数秒先の敵の動きを読む必要があり上手く巻き込むことが難しいが、「戦闘モードに入った敵が目前まで迫っている場合」に限り敵の動きが「プレーヤーを追いかけて攻撃する」という行動に集約される。
    そのため、起爆まで時間がかかる武器を足元に置いて逃げると、プレーヤーを追いかける敵が自ら爆破範囲に足を踏み入れてくれる。
    • 何と言っても「エイムを必要としない」というのが大きな利点である。ゴリアスやGランチャーUM-XAなど接触起爆の爆発物は「敵や地面など起爆させる対象を選びつつ、かつ自爆を避けなければならない」という点でプレーヤースキルを要求され、しかも攻撃の際は逃げ足が止まりやすい。
      しかし置き逃げであれば攻撃は足元に撃つだけで良く、あとはひたすら緊急回避などで逃げられるため逃げ足も速い。
  • EDF1~2系列のサッカーグレネードDを利用した、通称「サカD置き逃げ」は、当時は特に強力だった「外周戦法」と組み合わせることで地上の巨大生物はおろか羽蟻まで仕留めうる強力な戦法だった。
  • 理論上は、攻撃までに時間がかかるエアレイダーの支援要請でも似たようなことができる。
    しかし攻撃範囲が広すぎるせいで足元に要請すると逃げ切れなかったりすることが多く、基本的には陸戦兵が得意とする戦法。
  • 作品を問わず可能な戦法ではあるが、EDF3以降NPC隊員が登場する関係で、敵の狙いが分散したり、爆発に隊員が巻き込まれてしまったりとあまり有効な戦法ではなくなった。

慣性機動

  • 特定の操作による慣性を利用して素早く動くテクニック。
  • 一番分かりやすく実践しやすいのはフェンサー(EDF5)のスラスター+ブーストジャンプ。
    縦方向だけでなく水平方向にも高い瞬発力を得られる。
  • ブラストホールスピアST改のノックバックと移動系アビリティの組み合わせにも適用可能。
    充分な初速を得た状態でダッシュ等が行える。
  • ジャンプ力の高いブラザーで跳ねた直後に、スペースブラザーやカンガルー・サンダルで重力を軽減したブラザーへ切り替えるのも、このテクニックの一つの例。

籠城

  • 建物やトンネルなど、周辺を障害物で囲まれた場所に陣取って敵の攻撃を防ぎながら戦うこと。
  • 本家EDFシリーズでは「建物を破壊できない攻撃*14は何発当てても永久に壊れない」とする作品が多く、特に対航空戦力において非常に有効性の高い戦法として昔から利用されてきた。
  • デジボク地球防衛軍シリーズでは、壊しやすさに差はあるものの敵味方を問わず攻撃を当て続けると建物はいずれ壊れるようになっているため、建物は一時的な弾避けにしかならない。
    しかし非常に耐久力が高く実質的に壊れない建造物や、多くの攻撃をシャットアウトできる地形というのも存在するので、攻略に詰まったら使えそうな場所を探してみよう。

外周戦法

  • マップの外周を伝って移動しつつ上記の引き撃ちや逃げ撃ちに徹する戦法。
    • EDFシリーズはマップが四角く区切られているため、この戦法を行うと必然的に進行ルートが直線的になる。そのため、敵集団に回り込まれるリスクを大きく減らせるのがこの戦法の利点。
    • ご丁寧に街中マップにおいて外周付近には幅の広い大通りが通っていることが多く、これによる移動のしやすさも外周戦法の強さを後押ししている。
    • EDF1~2系列では「敵もマップ外に出ることができず、外周ラインで引っかかる」という仕様があり、極めて有効な戦術だった。
      足の遅い陸戦兵でも外周を使えばINFの巨大生物からも逃げ切ることができたり、航空戦力を外周の角で待ち構えて一塊になったところを一網打尽にするなど、当時ならではの戦略が可能だった。
      • EDF3以降は敵のみ外周ラインを自由に出入りできるようになったが、マップ外にいる敵が落とすアイテムはライン内側に出現するという仕様があり、これを用いてマップ外の敵を倒し続ける稼ぎプレイも考案された。
  • デジボク地球防衛軍シリーズではマップ端が崖となっているため落下のリスクが伴うが、依然として有効な戦法である。
    • 逆に、敵が崖から落ちる(もしくは爆発物などで吹き飛ばして落とせる)ケースもある。飛べない敵は崖から落ちると撃破扱いとなるため、ミッションによってはこの効果を期待することもできる。
    • 初代デジボク地球防衛軍において、ムカデをマップの外に放逐する作業を繰り返したコマンダーは少なくないだろう。*15

空き巣

  • 拠点級を他の敵がいない状態で安全に攻撃する戦法。
    • 拠点級から出現する敵には上限があり「倒されたぶんだけを補充する」という性質がある。
      そのため、出てきた敵を倒すことなく誘き寄せてから拠点級へ全速力で向かえば、本来は危険なはずの拠点級周辺に誰もいない状態を作り出すことができる。
  • 今作では、敵を引きつける移動用のブラザーと拠点級への接近攻撃に特化した高耐久ブラザーを同時に運用できるため、この作戦が役立つ場面も多い。

蓄積

  • 拠点級などに撃破寸前までダメージを貯めておいて、破壊後の増援に備える戦術。
  • 拠点級から沸く敵の数が落ち着く任意のタイミングで巣やキャリアーを潰す、複数の拠点級を最小限の攻撃で一斉に破壊して増援との合流を妨げる、などの応用が可能。
  • 拠点級に限らず、一定ダメージや撃破が増援のフラグとなる敵に対しても有効。

出落ち/出オチ

  • 登場した瞬間に笑いが取れていること。敵の増援を出現直後に攻撃する戦法。
    出現直後の敵は基本的に狭い範囲にまとまっているため、その瞬間に広範囲攻撃を直撃させることで敵戦力に大打撃を与えるというのが目的。
  • 敵の増援がどのタイミングでどこに出現するのか、ミッション内容やマップを詳細に把握していないと成立しないため、上級者向けの戦法。
    であると同時に、成功させることができればミッションの難易度が大幅に低下する可能性もあるため、どうしてもクリアできないミッションがある場合は練習してみるのも手。
  • 本家シリーズでは文字通り「一点」から蜘蛛の子を散らすように敵が広がっていくミッションが少なくないため、場合によっては爆弾1つで敵の群れを全滅させるなど極めて強力な戦法となるケースが多かった。
  • デジボク地球防衛軍シリーズでは全体的に敵の出現範囲が広く取られていることが多く、増援の出現位置がマップの特定の位置ではなく「カメラが向いている方向」であったりすることもあり、効果的に実施するのは難しい。
    出現直後に無敵モーションをとる敵もいる。
    • それでも、敵に動かれる前に先制攻撃を仕掛けるというのは一定のメリットがあるのは間違いない。デジボク地球防衛軍シリーズでは本家シリーズとは異なり各ブラザーにスペシャル技が用意されているので、攻撃範囲に優れたスペシャル技を持つブラザーを使用しているならミッションによっては作戦に取り入れることができる。
    • また集団相手ではなくとも怪生物や厄介な敵を生み出すキャリアー等、本格的に動かれると面倒な増援を行動前に倒すのは有効な手段となる。ステージによっては攻略の鍵となるケースもあるので増援の位置やタイミング、内容を把握しておくことは重要


登場人物(主要EDF関係者ほか)

主人公及び会話に登場するEDFの主要人物。

第七師団のメンバーたち


ミナトススム

  • チュートリアルで基地が巨大生物の襲撃を受けた際、隊をはぐれて右往左往していたところ、暫定的にコマンダーの預かりとなったレンジャー(EDF6)
  • 決断力に欠け、判断や指示を人に委ねてしまいがちな性格。
    それゆえ、自分がしたいことは何なのか、自分はなぜ戦っているのか、など自分のことで悩みを抱えてしまうことが多い。
  • しかし、後先を考えない…良く言えばどんな時でも前向きなネオンちゃんや第七師団の仲間たちとの交流を経て少しずつ成長していく。
  • 英語版の名前はFyta Gather。直訳するとFyta(草)Gather(集める)である。ネオン「草生えるwwwじゃなかったww草集めるwww」
    FytaはFigterと発音がかなり近い。未熟な彼が徐々に戦士として成長し仲間を集めていく様を踏まえたのだろうか。
+ 後半では…
  • 彼が最も守りたかったもの、ネオンちゃんを失ったことで戦う理由と気力を失ってしまい、自暴自棄になってしまう。
  • しかし、紆余曲折を経てネオンちゃんとの再会を果たし、ダイチマモルから直々にガイアーク討伐を命じられるとともにボロボロだった装備を最新装備に換装
    人の指示ではなく自らの意思でガイアークとの最終決戦へと赴いた。

ネオン

  • 英国で発見された、ダロガのような恰好をした謎のシスター
    記憶を失っており一時的に第七師団で保護したが、程なくして「ここにいれば戦う相手に困らない」という理由で自ら第七師団と行動を共にするようになる。
  • 非常に好戦的で、後先を考えない。それゆえ協調性も無いに等しいレベルだったが、ジャッキーなど他の第七師団との交流を経て少しずつ人との関わり方や情について学んでいく。
+ その正体(シナリオ上最大級のネタバレにつき注意)
  • 彼女はドリームブラザーと呼ばれる、地球そのもの(有り体に言えば砂)で構成された存在だった。
    つまり、由来そのものはジャイアント陸戦兵ら巨人兵と変わらない。
  • ドリームブラザーは地球を守るという使命で作られており、その役目を果たすと消えてしまう。
    地球を守りたい、しかし地球を守るとネオンちゃんを守れない、というジレンマがミナトススムを悩ませることになった。

ジャッキー

  • そりが合わないミナトススムとネオンちゃんを見かねた戦術士官が協力を要請したスラッガーシスター
    • 日本では男性のイメージを持たれやすいジャッキーという名前だが、男性女性どちらにも用いられる名前である(ジャック、またはジャクリーンの愛称)。
  • 戦術士官の幼馴染であり、野球の経験者ということもあってチームの意見をまとめることに長けている。特にネオンちゃんに対して目をかけ、うまいことお願いしたり褒めたりしながら彼女の暴走をコントロールしていく。
  • 全体としてはツッコミ役を担うことが多い。

将軍

  • 巨人を追う第七師団の前に突如現れ*16、そのままいつの間にか師団に加わるカイザーブラザー
  • 2000年前の人物を自称する、本作の古代人枠。自らを将軍と名乗り周囲にもそう呼ばせるが、その本名は凄まじく長い。
  • 常に尊大な態度崩さないが肝心なところで抜けていたり、逆に自分以上にズレた相手を前にすると真っ当なツッコミをいれたりと、皇帝でありながらどうにも人間臭い。
    • ただ大層な地位を名乗るだけあって人生経験は深いようで、悩めるススムを1人の男として成長させた。
    • 彼が本当に2000年前の共和制ローマの皇帝であれば、当時のローマ皇帝とは絶対的な専制君主ではなく元老院や市民からの人気が高い者が任命される役職であり、権限は大きいが受けが悪ければ解任されてしまう立場である。
      それをこなす人物である以上コミュニケーション能力や人心掌握に優れていることは間違いない。
  • ジャッキーと一緒に本部での会議に召集されるなど、一応EDF本部からも第七師団のリーダーの一角として認められている様子。
    • その会議の招待状ではMrアントニウスと呼ばれていたが英語版ではマルコシアス(Marchosias)が本名。
  • 古代からやってきた者同士の縁か、エジプト女王のネフェルとは知り合いであるようだ。なお、ネフェルやコタローらと違ってやけに現代社会への適応が早い。

ロブ

  • 森林の付近で交戦中に通信に割り込んできた、森を守る謎のブラザー。EDFに興味を持って(勝手に)第七師団についてきた。
  • 言葉をよく知らないらしく、自分のことを尋ねられても「ワシ、木!」くらいしか言わない。そのためススムがいくつか名前の候補を考えたが、最終的にペリ美の命名が採用された。
  • 木のブラザーという特異的な存在であるが故にガイアークの存在意義を理解しており、EDFがガイアークへの対処方法を探る重要な一手を手繰るきっかけを作った。
  • なお、立ち位置的に重要な役割を果たすのかと思いきや、特にストーリー上で何かあるというわけではない。

EDF司令部


総司令官

  • EDF全体の活動方針を決定する偉い人。
  • 今作では、前作と比較してコマンダーチームに直接指示するよりも各師団の活動方針を指示するようなセリフが多く、割合マジメな雰囲気になっている。
  • それでも、コマンダーチームが所属できる師団がもうないことをすっかり忘れてしまい、暫定的に第七師団に任命するというお茶目なところもある憎めない上官。
+ 終盤のネタバレ
  • 今作ではついに武器を持って戦うことになった。過去20年のEDFの歴史の中でも初の出来事である。

戦術士官

  • コマンダーチームの作戦の指示や情報収集・情報の提供などを行う女性。オペレーターの先輩にあたる。
  • 相変わらずの生真面目さとうっかりさんで場を引き締めたり和ませたりしてくれる。
+ 終盤のネタバレ
  • 今作ではついに武器を持って戦うことになった。過去20年のEDFの歴史の中でも初の出来事である。
    以後、本部から作戦の指示をおこなっているはずの女性が戦場で倒れていたりするのでちょっとシュールだったりする。

オペレーター

  • チームが戦闘をおこなっている現場の状況を報告する女性。
  • メタ発言を自重しないノリは今作も健在。
+ 終盤のネタバレ
  • 今作ではついに武器を持って戦うことになった。過去20年のEDFの歴史の中でも初の出来事である。
    以後、戦場の状況確認をおこなっているはずの女性が現場で倒れていたりするのでちょっとシュールだったりする。

道中で出会ったブラザーたち


ドードー隊

  • ウイングダイバー(EDF6)のアネサン、エアレイダー(EDF6)のエッサ、フェンサー(EDF6)のホイサの3人組。
    第六師団の30番目、つまり(第七師団ができるまでは)最弱の部隊だった。
    しかしどんな戦場でも必ず生き延びるというモットーとしぶとさが売りで、ミッション終盤では死亡フラグを立てつつもしっかり生存した。
  • 元ネタはタイムボカンシリーズ、とりわけヤッターマンとその派生作品に登場するドロンジョ一味と思われる。
  • 海外版ではススムやマモルのような日本人と、固有名ではない将軍は名前が変更されているがそれ以外はそのまま英語表記となっている…のだが例外としてドードー隊はキャンドゥ(Can Do)隊になった。
    Can Doは日本では100円ショップのブランドで有名だが「やればできるさ!」というポジティブな意味のスラング。彼らに似合っているがこの部隊だけ第六師団のネーミング由来から外れてしまった。

ハサン

  • 本部から与えられた任務がなく、とりあえず困ってる人を探して助けようということでオペレーターがたまたま声をかけたスキューバブラザー
  • シュノーケルを装備しているため言葉が聞き取れなかったが、EDFの科学力で開発されたスーパーな翻訳機を使うことで会話が可能になった(ちなみにこの翻訳機、「Hey!EDF?これから言うブクブクを翻訳して」というあいまいな指示で翻訳してくれるスグレモノである)。
  • 侵略者は地球の酸素を奪うためにやってきたと思い込んでおり森林を保護するために第七師団に協力を要請したが、地球の酸素の多くは海洋性植物プランクトンの光合成によって作られるということをスキューバブラザーなのに知らなかった
    • なお余談だがEDF3~4に登場するフォーリナーのマザーシップはエネルギー源として大量の空気を吸入していたため、ハサンの読みは多少は合っていた(尤も、フォーリナーの目的は空気を奪うことではないと思われるが)。

ダバ代

  • アメリカの穀倉地帯で麦畑を守っていた411マリアナ隊所属のウイングダイバー(EDF4)
  • ウイングダイバー(EDF4)と全く変わらない関西弁とマイペースさで、デスストーカーやデストロイマンティスに勝手に「チョッキンチョッキン」「バッサバッサ」などと名前をつけた。
  • その投げやりな名前のせいもあって1話限りのスポット参戦かと思いきや、後で再登場する。

ペリ美

  • 506ナスカ隊所属のペイルウイング(EDF3P)
  • 性格はペイルウイング(EDF3)そのもので、口を開けば特撮ヒーローのようなセリフばかり出て来る。
  • ダバ代と同じく投げやりな名前なので1話限りのスポット参戦かと思いきや後のミッションで、それもかなり目立つ出番を貰うことになる。
    ロブの命名をするなど、何気においしいポジションを得ている。

ヘプン

  • 特に任務がないので例によって困っている人がいないか探しているときに、侵略者に襲われ助けを求めてきたスリープブラザー
  • シットコム(シチュエーションコメディ*17)にハマっているらしく、事あるごとに「OH~」「ワハハハハ」といった歓声や拍手などの効果音を流す。
  • 「初めての友達」という発言があったため、今まで友達が1人もいなかったらしい。

アティンカ

  • コロニストからニューヨークを守るために奮戦していたアップルシスター
  • ボケ一辺倒のヘプンに対するツッコミ役が必要だったためか、ヘプンが第七師団に同行して間もなく一時加入した。
  • おかしな恰好のわりに「この町に興味はないが困っている人がいるから戦うだけ」など非常に真っ当な思考をはっきり述べ、ヘプンらを感心させた。

セルジオ

  • 彼の夢を助けるよう総司令直々に第七師団に指令を下されるほどの重要人物。ペンギンブラザーという変わった姿をしているが、今作の登場人物の中では指折りの常識人。
  • 暇潰しや趣味で新型の戦車を多数開発するという実力者でもある。
  • 総司令の指示は、セルジオがオゾンホールを観測するための観測気球打ち上げの支援だった。
    しかし観測気球が侵略者の攻撃を受けたため、侵略者の注意を引くため自らバルガに搭乗し、地球環境に関する演説をおこなった。

アルゴン

  • どこからともなく現れた謎のブラザー
  • 「アーケルッス」が口癖で、ドーナツを好むなど子供っぽい性格。
+ シナリオの根幹に関わるネタバレにつき注意
  • 巨人兵たちと同じく砂(=地球)から生まれた「ドリームブラザー」の1人。
  • ビーシスターと比べると自分が生まれたことになにがしかの感情を抱いているらしく、いずれドーナツが食べられなくなることを悲しんでいる。

クリプト

  • どこからともなく現れた謎のシスター
  • 感情の起伏を感じさせない、抑揚のない口調が特徴。
+ シナリオの根幹に関わるネタバレにつき注意
  • 巨人兵たちと同じく砂(=地球)から生まれた「ドリームブラザー」の1人。
  • 自分のことを生き物ではなく「目的のために作り出された機構の1つ」であると認識しており、目的を達成して消えるということにためらいを感じさせない。

ペイルイレブン

  • 最後のマザーシップの撃退へ向かう道中で出くわしたウイングダイバー(WDTS)
  • ススムとネオンの士気が下がりがちなタイミングで現れ、やたら高いテンションでゲームチームの空気を明るくした。

第一師団101隊員

前作で四角い地球を救った英雄たち。
EDF内では有名らしく、ススムは会っただけで感激していた。

ダイチマモル

  • 前作主人公にあたるレンジャー(EDF5)
  • EDFコールで味方を鼓舞する前向きな性格は今作でも健在。
    加えて経験を積んだためか高いリーダーシップも獲得しており、曲者揃いの第七師団と合流しても振り回されることなく作戦を遂行した。

コタロー

  • ニンジャブラザー。どうやら江戸時代には戻れなかったようだ。
  • 「シャパリュは確かにおっかないけど、それはいつも真剣だからだ」と彼女への理解を示している。

シャパリュ

  • メイドシスター。猫撫で声の媚びモードとガチギレモードの二面性は相変わらず。
  • どうやら無事メイドカフェをオープンできたらしく、現在は店長をしているとのこと。
  • 「コタローは私より弱いが、それでもいつもコタローに守られている」と彼への理解を示している。

ネフェル

  • ファラオシスター。今作でも威厳を感じさせる口調は変わらない。
  • 古代エジプトの王族なのだが、本当にメイドカフェでバイトを始めた。いまだにシャパリュを神の使いだと信じているのだろうか。

ジョー

  • カウボーイブラザー。相変わらずのテンションで部隊を盛り上げる。
    どうやら今回も侵略者に牧場を狙われてしまったようだ。

パオ

  • テンシンシスター。前作に引き続き、デカランチュラの糸を集めてシルクロードを復活させる夢を諦めていない。

その他


凸井 オットリー広報官

  • フェンサー(EDF5)の姿をした新米広報官。ゲーム中には姿はないが、デジボク2のローンチトレーラーにて登場。苗字の読みは「でこい」。
  • 本田の後輩ということもあってかやたらアメリカンで勢いと嘘のある報道が持ち味で、人手不足との情報をFAKE news!と断言。現場で働くEDF隊員達の遺言個人の感想取り上げたり、お得な入隊方法を紹介するなど、現場に駆り出された本田・姫川広報官にも劣らない仕事ぶりを見せつけた。
    「心配〜NO PROBLEM!」「ボクセレント!」等新語録も続々生み出す。
    • トレーラーの終わりのほうになると突然様子がおかしくなるなど異変が見られたものの、なんとか持ち直して全国のコマンダーをデジボク2へと送り出したのだった…。
+ トレーラーの終わりで…
彼はスケルトンアーマーを機械で動かしているロボットであることが判明した。
(一応)現職である広報官二人が現場に駆り出された所を見るに相当人員不足らしく、こればかりは本田も「流石にロボット使ってますなんて言えないしなぁ〜」と困っている様子であった。
途中でバグったり電池切れを起こすアクシデントに見舞われたものの、とにかく凸井の初仕事は無事終わった。
しかし一息使うとした姫川と本田をよそに、電池切れのはずの凸井が再起動を始め…「ニゲ…ロ…!」

なお同トレーラーの「隊員からの声」に今は囮役だけど頑張るゾとコメントしている22歳殉職のフェンサーの着ていたアーマーなのではないかと噂されている。
EDF5のトレーラーの時にも22歳殉職の隊員からの声が寄せられていたことがあったが同一人物だろうか。


通称・略称・俗称

特定の武器名や能力名を指す時に用いられる呼び名を50音順に紹介。
単純な略称だったり変換しやすい熟語だったりするケースも。

武器俗称

馬糞

  • EDF1~2系列に登場する「GランチャーUM-XA」および、EDF3以降に登場する「グレネードランチャーUMAX」の事。
    • あまりに汚く不名誉な呼び方だが、「UM-XA」という読みにくい文字列を強引に「ウマクサ」などと呼び始めた結果、ウマクソの名が定着してしまった。
      • そのため、通常は「ばふん」と読む単語だが「うまくそ」と読むのがEDF的には正しい…はず。たぶん。
      • サンドロット本部もさすがに不本意だったのか、EDF3~4の説明文では「(なお、本銃をウマックスと呼ぶ者もいるが正式にはユーマックスと読む)」などとカッコ書きが記されている
        さすがにウマックソとは書かれなかった
  • 主力級の大群をまとめて爆破できる兵器と言えばロケットランチャーであるが、ロケットランチャーには代々「最上位品であってもINF終盤になると主力級を一撃で倒せなくなっていく」という欠点があった。
    この欠点を解消するために陸戦兵やレンジャーが用いたのが、接触起爆で連射性能も同等なので曲射弾道であることを除けばロケットランチャーと同様に使えてより高火力な、接触起爆型グレネードランチャーの最上位武器「馬糞」である。
    • その不名誉な呼び名に反して陸戦兵の対集団戦の救世主であり、かつて多くの陸戦兵が馬糞で戦った。
    • シリーズが進むにつれロケットランチャーにも更なる上位種が追加されたり、かと思えばグレネードランチャー側にも「グレネードランチャーUMAZ」という上位種が追加されたりで、現在は馬糞で戦わねばならない状況は少なくなってきている。
      • またロケットランチャーとグレネードランチャーの差別化も図られており、概ねロケットランチャーはリロード時間の短縮など扱いやすい方向へ、グレネードランチャーは高火力の方向性を伸ばしリロードは長い傾向へと向かっている。

胡瓜

  • スナイパー系ウェポン「ハーキュリー」のこと。
  • EDF2系列および4系列で登場する、基本型スナイパーライフルの最高ランク。
    主力級を手堅く一撃で仕留めるダメージ、スナイパーライフルカテゴリでは上位の連射性能、弾数は多くリロードは短く、射程は長くてズーム付きと、スナイパーライフルに欲しい要素の全てが揃った名銃。
  • 初登場のEDF2では実在を疑われる程のレア武器だった。当時の攻略wikiに記された乱数解析のリストからも、その入手難易度を窺い知ることができる。

サカD/サカグレ

  • EDF1で初登場したグレネードランチャー「サッカーグレネードD」の事。
  • グレネードランチャーらしく曲射弾道で発射。地形や敵等に着弾するとその場に*18固定され、4秒後に爆発する。
    • 弾数は1しかないがリロードが3秒と短いことから実際はそれなりの密度で発射でき、時限式であることから足元に撃ちこんで逃げるだけで迫りくる巨大生物を爆死させることができるため、C型爆弾が無いEDF2・EDF2Pにおいては「置き逃げ」武器の筆頭として陸戦兵を救う武器であった。
    • もちろん遠くに撃つこともできるため、敵集団目掛けて撃ちこんだり、敵母船の砲台を裏技で落とす*19など幅広い起用が可能だった。
  • EDF3以降でも、ほぼ同じ性能のまま「スティッキーグレネードα」と名前だけ変えて登場する。EDF4でようやく、ちゃんと敵に付くようになった。
    • 性能が同じである以上同じ使い方は可能なのだが、3以降はNPC隊員が登場する関係で置き逃げを行うとNPC隊員を死なせてしまうため有用性が低下した。
    • また、EDF2PV2やEDF3系列ではより高威力かつ任意起爆が可能なC70爆弾が登場するため、置き逃げの出番はこちらにほとんど奪われてしまった。
  • デジボクEDFでは陸戦兵(EDF1)のスペシャル「サッカーグレネードD改」として登場した。
    • やはりサカDの有用性が高かったEDF初期作での印象の強さから採用されたのだろう。

三種の神器

  • 初代EDFに登場するライサンダーF、ソルリングX、GランチャーUM-XAの総称。
    最高難易度INFERNOを制覇する上で必須の装備として挙げられるためこう呼ばれた。
    • ソルリングXは3以降のFORKシリーズに近い性能。Gランチャーは後のシリーズでUMAXと微妙に名称が変化した。
    • ライサンダーFはダロガやキャリアーを遠距離から沈めるために、ソルリングXは周囲を飛び回るファイターを確実に撃墜するために、GランチャーUM-XAはこちらに迫って来る敵集団を吹き飛ばすために用いられることが多かった。
  • EDF2以降では武器の層が厚くなり戦術の研究も進んだため、この三種に拘る必要性は減っていった。

参謀

  • EDF2系列~4系列の飛行兵科が装備可能な雷撃(電撃)兵器サンダーボウの事。
  • 特に初出の2系列では良燃費・高火力・長射程(ペイルウイングの中では)と3拍子揃った名銃であり、超長距離狙撃を必要としないミッションのほとんどを参謀両手持ちでどうにかできるほどの汎用性を有していた。
  • 3P以降、NPC隊員が登場したことで誤射(ないし、誤射に伴う自滅)しやすいことから少しずつその評価を落としていくこととなった。

ジェノ砲

  • EDF1で初登場した武器「ジェノサイド砲」のこと。
  • 初代EDFからEDF3までは、陸上兵科のINFERNOクリア特典として獲得できた。いずれも威力百万。
    • EDF1~2のものは、ゆっくり進んで着弾すると大爆発を起こす火球の様な弾を放つ。
      • 弾速が遅いというのが良くも悪くもポイントである。EDF1及び2は自爆した際の吹っ飛びから起き上がりまでが無敵だったため、ジェノサイド砲を至近距離へ撃ちこみ低威力の武器で自爆することでジェノサイド砲の爆心地で生き残ることが容易に可能だった
      • EDF2Pからは自爆による無敵が無くなってしまったが、乗り物に乗り込むことで一発だけなら至近距離にジェノサイド砲を撃つことができる。
      • 逆に、弾速が遅くリロードも30秒と長いため、こういった運用をしないとかなり使いにくい代物でもあった。
    • EDF3では名称が「ジェノサイドガン」に変更。性能も大きく変わり、一瞬で着弾して大爆発を起こすビーム状の弾を放つ。
      • 100万ダメージに半径75mの爆破範囲という攻撃性能は継承しつつも順当に扱いやすくなっており、しかもこれだけの性能でありながらリロード時間わずか3.3秒と大幅に短縮された。
      • 一見すると無敵の兵器に見えるが、マザーシップ、四足要塞、ヴァラク、キャリアー、巣穴など、効いて欲しい大物にことごとく無効化されるという落とし穴がある。
        結局使える相手は主力級~準主力級、それも近づかれる前のみという微妙なシロモノになってしまった。
        弾速が向上したため乗り物を併用した自爆戦法も難しい。
  • EDF1&2とEDF4における敵のマザーシップの主砲の名前としても使われていた。
    • EDF4系列に登場するルール オブ ゴッドも「マザーシップをハッキングしてジェノサイド砲を発射させる」という兵器であるため、設定上はこれに分類される。
      • 余談だが、EDF2PV2に登場するエアレイドのルール オブ ゴッドはエアレイダーのルール オブ ゴッドに準ずる性能であるが、EDF2と3では上述の通りジェノサイド砲の性質が全く異なるためか「攻撃衛星フレイヤによる攻撃支援」という設定に変更されており、ジェノサイド砲ではない。
  • デジボクEDFでは陸戦兵(EDF3P)バックパック装備のスペシャル技として採用された。100万という文字通り桁違いの威力を再現してか、デジボクEDFにおいてもその威力は最大クラス。

スタダ

  • EDF5から登場したペイルウイングのウェポン「スターダストキャノン」の事。
  • EDF5では、最大チャージで100発ものパルス弾を500m弱まで届かせることが可能だったため、距離減衰や射程に難のある他兵科のショットガンを凌駕する性能を持っていた。
  • その代わり自爆や待機敵への流れ弾など、思わぬ誤射も起きやすかった。

  • スナイパーライフル全般のこと。アクションシューティングゲームなどでも広く用いられる略称。
  • EDFのミッション攻略において「スナイパーライフルなら何を使っても良い」ということはあまり多くないが、長射程の武器が必要なミッションの際「高レベルの砂が無ければロケランでも代用可」などと書かれることはある。
  • 派生として、ペイルウイングやウイングダイバーの武器「サンダースナイパー(デジボクEDF未登場)」を「酸砂(サンスナ)」と略すことも。

スパアシ/超酸銃

  • スーパー・アシッドガンの事。
  • EDF3から登場しており、弾道のクセが強いものの弾倉火力が他の最上位武器に引けを取らず、割と速い段階で獲得できる(=武器レベルが低めである)という強みがあった。
  • EDF5で最大射程が異様に伸び、距離減衰の影響を受けないレンジャーの主力武器として、頻繁に名前が挙がるようになった。
  • 下位武器の無駄なカラーバリエーションの多さと、泡立っているようなヒットエフェクトから、「ペプシ」と呼ばれることもあった。

スプフォ

  • エアレイダーおよびエアレイドが要請可能な衛星支援攻撃「スプライトフォール」の事。
    • 初出のEDF4以降、エアレイダーおよびエアレイドが登場する作品ではEDF6まで全てで登場している。
  • レーザーポインターで要請箇所を指定すると、その箇所を中心に無数の衛星レーザーが広範囲に降り注ぐ。
    • 作品を通して支援要請の中では素直な性能で扱いやすく、発射数が多いことから撃ち漏らしも少なく信頼性も高い。
    • EDF5で要請から発射までのラグがほぼ無くなったため、定番装備として名前が出てくるようになった。
  • デジボクEDFではエアレイダー(EDF5)のスペシャルとして採用。原作とは異なりレーザーポインタではなくビーコン発射方式にアレンジされているが、EDF5で改善された要請から発射までの早さが再現されている。

千鳥

  • EDF3で登場した武器「セントリーガン」の事。
    • そのため、「千鳥」は普通「ちどり」と読むが、セントリーガンの略称として扱われる際は「せんとり」と読むのかもしれない。
  • 現在ではエアレイダーの装備としての印象が強いかも知れないが、初出はエアレイダーより早い3。つまり、当初はレンジャーの装備であった。
    • その後すぐEDF4でエアレイダーに、EDF2PV2でエアレイドにセントリーガンを奪われてしまい、レンジャーがセントリーガンを扱えるのは3系列だけだった…が、EDF4から9年の時を経たEDF6で、再びレンジャーの手に帰ってきた
  • EDF3~4.1ではマシンガンタイプの最上位モデルを指すことが多く、この呼び名だけでも十分伝わった。
    • EDF5及びEDF:IRになると、ランチャー・火炎放射器・レーザーなどのタイプの上位モデルが選択肢の一つとして挙げられ易くなったため、この呼称は使われにくくなっている。
  • デジボクEDFのタクティカル(EDF:IA)のアビリティもセントリーガンと称されているが、当時はどちらかと言うと「タレット」と呼ばれることの方が多かった。
    • ただし、これはこれで乗り込んで操作するタイプの砲塔と紛らわしい。
  • デジボクEDFでも、多くのブラザーがアビリティやスペシャルとして使用する。

盾槍

  • フェンサーの装備、「シールド」と「ブラストホールスピア」の組み合わせ。
  • 過去作におけるフェンサーの鉄板装備であり、特にオンラインでタンク役をこなすためには、この装備を使いこなすことが必須技能といっても過言では無かった。
  • 今作ではブラストホールスピアに盾がセットで付いている上、それぞれの弾薬数と耐久度が無限になった。
    そのため、様々な兵科でこの組み合わせの優秀さを味わうことができる。

鈍亀

  • EDF1から登場しているミサイル「スカイタートル」の事。
  • 陸戦兵の歩行速度と変わらない飛行速度、巨大な弾頭とそれに見合った破壊力を持ち、多くの陸戦兵科に夢と笑顔と自爆をもたらした。
    • EDF1~2以前は発射に際して反動もロックオンも存在しなかったため、リロードが長い武器であるにもかかわらず、歩いて追いかけて発射することで多数の弾頭を並べて飛ばすような遊びができた。
  • EDF3以降は「エアトータス」に名称が変更され、長大なロックオン時間や発射モーションが必要になるなど実用性(?)は低下したものの鈍足大火力というコンセプトは受け継いでいる。
    • 以後EDF6まで登場しており、皆勤賞を成し遂げているアイドルミサイル。
  • 実はこの鈍亀という名称、公式発祥である。EDF2のゲーム内で「通称"鈍亀"」と記載されている。
  • 「リヴァイアサン」はEDF2系列で登場した、スカイタートルの最上位武器。
    • ゲーム内の説明文によると
      「破壊力、爆破範囲、大きさ、遅さの全てが極限まで高まった。
      特に、遅さを維持するために、高度な技術が使われている。」
      とのこと。本部ってのはこういう悪ふざけが大好きなんだ
      なんと歩行速度よりも遅い。
    • EDF4以降ではフェンサーの武器となり運用方法も大きく変わっている。弾速も遅めではあるものの、「鈍亀」達と比べればよっぽど速い部類にまで強化。

ヒーブラ/フューブラ

  • EDF3系列に登場する「ヒートブラスター」及び、4系列で登場する「フュージョンブラスター」の事。
  • 3と4で名称以外はほとんど変わらず、いずれもレンジャーが装備可能なアサルトライフル。
    • 分類上はアサルトライフルだがレーザー兵器となっており、「一度発射すると武器チェンジか弾切れ以外では止まらず、弾切れするとリロードできない」という変わった特徴を持つ。
      緊急回避しようと止まらないので四方八方に撒き散らすことになる。
      • 一見すると扱いにくい武器に見えるが、実際のところ武器を交換するだけで止まるので、大したことはない。
        リロード不可についても、最上位種では弾数が1500にもなるため、結構な時間を照射できる。
    • アサルトライフルの中では射程が短いという欠点はあるものの、数々のデメリットを覆すほどの凄まじい威力と連射性能のお陰で、四足要塞を数秒で沈黙させたり、巨大生物の大群を薙ぎ払って駆除したりと、その扱い難そうなイメージに反して高い汎用性を持つレンジャーの切り札であった。
  • デジボクEDFではレンジャー(EDF4)が「Hi-フュージョンブラスター」というスペシャル技を持つ。
    • 原作とは異なり、超長射程な代わりに旋回速度が大幅低下、なぜか多段ヒットするエネルギー球が発生し、なぜか防御スクリーンを貫通するなど大幅なアレンジが加わっている。

ブラホ/ブラスピ

  • フェンサーの装備「ブラストホールスピア」の事。
  • 本家では最上位の「ブラストホールスピアMS」を指すことが多い。
    • 格闘装備にもかかわらずEDF4及びEDF4.1では2段目の射程が270mにも達し、使いこなせば対空戦も可能だった。

マスレイ

  • EDF2系列~4系列に登場する、飛行兵科のウェポン「レイピア」の最上級「マスター・レイピア」の事。
  • 元々レイピア自体が接近のリスクと引き換えに高火力を実現した武器であるが、特に初登場のEDF2系列では凄まじい威力になっており、怪獣ソラスを秒殺できるほどであった。
    • そのあまりに高すぎる威力により羽蟻などは撫でられただけで死ぬため、超短射程武器でありながらマスレイによる引き撃ち(通称「バックマスレイ」と呼ばれる)戦法が実用的なものとして知られていた。

モンス

  • EDF2で初登場した、ペイルウイング用狙撃銃「MONSTER」の事。
  • EDF2~4.1においては最上位武器「MONSTER-S」を指すことが多い。「モンスS」とも呼ばれる。
    • 一発で30~40%ものENを消費するにもかかわらず秒間60連射が可能なため、トリガーを適当に引いたら即緊急チャージが始まるというピーキーな代物。
      だが、緊急チャージを加味してなお高いダメージ効率を発揮できるほどの威力を持ち、当該作品の飛行兵科による高難易度攻略でほぼ唯一の実用的な狙撃兵器だった。
    • EDF4.1からは何とMONSTERを携えたNPCダイバーまで登場する。
      案の定、緊急チャージを繰り返す固定砲台と化している…のだが、NPC特有の高いエイム力と複数人による一斉射撃により、(準主力級や拠点級が相手であれば)頼れる存在である。
    • 武器レベルが低く早い段階で獲得出来るはずなのだが、異様にドロップ率が低く感じられることで有名だった。
  • EDF5からはチャージ式かつ貫通性能付きになった。もはや別物。

礼賛

  • EDF1で登場した狙撃銃「ライサンダー」シリーズの事。
  • 初代で初登場して以降、本家シリーズにおいてEDF6まで皆勤賞となっている、陸戦兵御用達の一品。
  • 一貫して「低連射性能・大火力・高弾速・高精度」というのがコンセプトだが、この性質がワンチャンスで確実に大きな損害を与えたい狙撃銃の性質と非常に良く噛み合っており、加えて陸戦兵科にとって最も重要な仕事が狙撃であるため、概ね陸戦兵科に重宝される存在として扱われてきた名銃。
    • 更に、連射性能の低さからタクティカルファイアとの相性が極めて良好であり、特にEDF2系列~3系列では「礼賛両手持ち」が陸戦兵科の高難度ミッションでのテンプレ装備の1つとなっていた。
  • 様々なファンコミュニティーで長らく用いられてきた略記だが、前作デジボクEDFにおいて陸戦兵(EDF2)のスペシャル名「礼賛の刻」として半公式化した*20
  • 最上位品またはそれに準ずるグレードの品が"ライサンダーZ"であるため、よく"礼賛乙"と略記される。

リバシュ

  • EDF2Pで登場したレンジャー用装備「リバースシューター」の事。
  • 凄まじい勢いでナノマシンを発射し、激しい爆風と共にナノマシンを広域に散布して自他のアーマーや乗り物の耐久値を回復させることができる。
    • この爆風により着弾地点周辺の敵を吹っ飛ばすことができるが、EDF2P及び3Pでは自身や味方も吹っ飛んでしまう性質があった。
  • アーマーを即時に大量回復できる上に敵を吹っ飛ばせるため、窮地を覆すことができるという利点がある。
    • 半面、リバーサーやエリアルリバーサーと比べると総回復量で劣る傾向にあり、即効性を活かすのがポイントである。
  • デジボクEDFではレンジャー(EDF5)がスペシャル技「リバースシューターXX」を使用。
    • 原作での最高ランクは「リバースシューターX」だが、それを上回るアーマー完全回復という性能を持つ。
      原作同様、即効性が助かる良スペシャル。

ルルゴ/RoG

  • EDF4系列およびEDF2PV2に登場する支援兵器「ルール オブ ゴッド」の事。
  • 名称は同じだがEDF4系列とEDF2PV2では設定が異なり、EDF2PV2では「攻撃衛星フレイヤによる支援攻撃」というものだが、EDF4系列では「謎の女性科学者がフォーリナーのマザーシップをハッキングしてジェノサイド砲を発射させる」という設定である。
    • EDF4系列では武器の説明欄に「ある女性科学者がジェノサイド砲のハッキングが可能であると主張しているが、そのようなことは不可能なのでこの武器を使うべきではない」といった内容が書かれている。
  • EDF4系列では功績値が重い割に100万ダメージのジェノサイド砲を撃たせているという設定なのに10,000ダメージしか与えられないのがネックとなっていたが、絵面の迫力は充分であり、好んで攻略に組み込む者もいた。
    • EDF2PV2では3万ダメージに強化されている。
  • デジボクEDFでは、エアレイダー(EDF4)のスペシャル技として採用。
    • 地味に名前が「ルール・オブ・ゴッド」と中点に変更されている。
    • ロマン砲の域を出なかった原作とは打って変わって、回転率が改善され、要請から攻撃までが非常に早く、ビームの照射時間が長く、威力も上位クラスと有用なスペシャルになっている。

武器以外の俗称

陸男

  • 陸戦兵・レンジャーのこと。広義には、外伝のトルーパーなど陸戦兵をベースとした兵科にも使われる。
  • 陸戦兵が活躍していた時代に広まった古い呼び方で、最新作のEDF6攻略wikiでも未だに用いられている歴史ある俗称。
  • あくまでユーザー間で使われていた俗称だが、前作デジボクEDFではロード中のtipsに頻繁に用いられ、公式化した。

ペリ子

  • ペイルウイングのこと。
  • ペイルウイング自体がEDF2、if参戦したEDF3Pにしかいないため長らく使われなかったものだが、デジボクEDFにて復活を遂げたため、にわかに用いられるようになった。
    • とは言え陸男とは異なりゲーム内にこの俗称は登場しない。

ダバ子

  • ウイングダイバーのこと。
  • ウイングダイバーがEDF6でも現役なこともあってこちらも俗称としてはかなり長く用いられている。

おフェンフェン

  • フェンサーの俗称。
  • 陸男やダバ子などと異なり、ユーザー発祥ではない。
  • EDF4の発売から遡ること3ヶ月前、エイプリルフールに公式からエアレイ子と名乗るニューハーフが公式PVに載せて卑猥なセリフをまくし立てる動画が公開された。
    その動画でフェンサーが登場した際にエアレイ子が放ったのがこの「おフェンフェン」である。
    つまり、フェンサーの俗称なのにEDF4が発売する前から広まっていた
  • PVの内容自体がアレなのもさることながら、鳴り物入りで参戦したフェンサーのNPC隊員の性能がアレだったこともあり、やや蔑称の意味合いが含まれがちでもある。
    狭義には、EDF4時代のNPCフェンサーを指すこともある。
    • 最新作EDF6攻略wikiでは、「お」を抜いた「フェンフェン」という愛称も用いられていることからも、「おフェンフェン」にはネガティブなイメージを感じる人が少なくないと推察できる。

優勢のテーマ

  • 地球防衛軍が優勢になった時に流れるBGMを指す。EDF3以降で味方NPCの増援や空爆を交えつつBGMが切り替わるといった演出が増加し、プレイヤーにもBGMが深く印象付けられた。
  • 作品によって該当する曲は違うが、デジボクEDFはオールスター作品であることから各作品の優勢BGMが要所で流れる豪華仕様。
    もちろんデジボクEDFも固有優勢BGMがあるが、操作キャラによってメロディが変化する専用仕様。凄まじく豪華である。
  • ちなみに長年曲名が不明だったためプレイヤーからはそれぞれ『EDF4の優勢テーマ』や『EDF5の優勢テーマ』などと呼ばれていた。
  • 地球防衛軍20周年にて発売されたサウンドトラックで曲名が判明し、EDF4は『TOTSUGEKI』、EDF5は『EDF,roll out!』であることがわかった。
    • 『EDF,roll out!』は続編EDF6やカスタムメックウォーズでのコラボ時にアレンジ版が制作されている他、デジボクEDFのPVや本編でも用いられている。
    • 実はデジボクEDFの『EDF,roll out!』はEDF5の4thPVで使われたもので、EDF5本編の物とはメロディが一部異なっていたりする。
  • そんな優勢のテーマは『地球防衛軍が調子に乗っている時のテーマ』とも呼ばれていたこともある。
  • BGMが流れた後に新しい敵や凄まじい量の増援が来ることが多く、戦況が逆転する場面が多々あったことに起因する。
    近年の作品では減少傾向にあるので、流れたら勝利確定と思ってもいい。心配ご無用です!


名言・迷言・ネットスラング

隊員の心に残った言葉の数々。

EDF1

「サンダー!」

  • ミッション3「群れ」で結城隊員が放った「なんだこれは、蟻の体液か?…うわっ!酸…酸だー!!」の空耳。
  • 以後、蟻の酸にやられることを「サンダー」と呼ぶ文化が定着し、広義にはミッション失敗すること自体をサンダーと言うようになっていった。
    • かなり使用頻度が高いスラングであり、攻略文中などにもよく用いられる。
    • 蜘蛛糸にやられることをイトダーと言ったり、蜂にやられることをハリダーと言ったりするなどの派生型もしばしば見られる。
  • 公式にも早い段階で認知されていたらしく、EDF2では結城博士なる人物がサンダーボウ30を作成して失踪したり、EDF3には「TH-3NDER」というナンバーの車が置いてあったり、デジボクEDFでは落雷を落としアシッドガンを携えたメカユーキ隊員がDLCブラザーとして登場したりとネタに事欠かない。
    • ユーザーがあまりにサンダーサンダー言うせいで掛け声か何かと勘違いして覚えたのか、デジボクEDFのオペレーターはしばしば脈絡なく「さんだ~!」と通信を入れたりする。

「お前の方がよっぽど怪物だぜ!」

  • ミッション10「巨獣ソラス」における隊員からの通信。
    • 「おい、すげーな!あんなデカいのをたった1人でやっちまうなんて!お前の方が、よっぽど怪物だぜ!」
  • なお、この通信を入れた隊員は避難誘導を行っていたため、この隊員には交戦しなかった理由がちゃんと存在している。
    「お前も一緒に戦え」などとは言わないであげよう。
  • このセリフを改変した「ノーマル操作の方がよっぽどテクニカルだぜ!」というスラングも存在している。
    • これは、EDF4まで存在していたノーマル操作という操作方法が敵の方向を勝手に向く、水平射撃と対空射撃の2種類の攻撃ボタンがあるなどあまりに扱い難いものだったことに由来する。
    • EDF4.1頃からノーマル操作は廃止された。

「背後は海、背水の陣か…」

  • ミッション11「背水」の本部からの通信。以下、その通信内容。
(ミッション開始。海岸にて沖を眺めた状態でスタートするが、すでに背後から赤蟻の群れが迫ってきている)
本部 「こちらEDF本部。巨大生物が海岸に上陸した。奴を市街地に入れるわけにはいかん。総員、攻撃開始!なんとしても、水際で食い止めろ!」
オペレーター「罠です!敵は後ろです!」
本部「背後は海、背水の陣か…」
(一定数の敵を討伐)
オペレーター「敵の残りは僅かです」
本部「信じられん、あれだけの数をたった1人で。なんてヤツだ!」
  • あまりにもツッコミどころが多すぎる
    • 既に「海岸に上陸した」巨大生物を「水際で」食い止めるという矛盾。上陸済みの巨大生物の迎撃のために海岸に隊員を派遣してどうするつもりだったのか。
    • 「総員攻撃開始」と言ったその周辺にはプレーヤー1人しかおらず、ミッション後半には実際に「たった1人で」と本部自ら「総員」の存在を否定している。
  • 前作デジボクEDFではNPCキャラクターのジンがこのセリフを口にすることになった。
  • 記念すべき(?)第一回目の「本部の罠」である。

本部の罠

  • 上記のミッション「背水」にて、本部の作戦ミスでプレーヤーが劣悪な戦況に送り込まれる「本部の罠」という概念が生まれた。
    • オペレーターが「罠です!」と叫ぶのが定番となっている。
    • 「ミッションの説明文が異様に短い」「敵は僅かです、などと説明文に書かれている」といったミッションは罠である可能性が高く、経験の長い隊員はこういったミッションを見るとまず警戒するようになっている。
  • 2023年6月26日、初代EDF発売からめでたく20周年を迎え20周年特設サイトが開設された。
    このサイトの1コーナーに「今日のウェポン占い」というものがあり日替わりで武器やビークルがランダムに表示されるのだが、その結果の1つに「本部の罠」というものが存在している
    • 以下はその説明文。
信頼している恩師や上司に裏切られるかも。誰にでもそれぞれの立場があり、良かれと思い行動していることに理解を示しましょう。
    • 良かれと思ってるなら裏切ったりしないでほしい。

(´・ω・)カワイソラス

  • 怪獣ソラスがあまりに弱く、アイテム稼ぎのために乱獲されたことから。
  • EDF3あたりまでは怪獣系エネミーが総じて弱い傾向にあり、「(´・ω・)カワイヴァラク」などの派生型も生まれた。
  • …が、EDF2では…

とうこそ

  • 2ちゃんねる(現5ch)における地球防衛軍スレの書き込みが発祥。
32 名前: なまえをいれてください 04/04/20 22:31 ID:AWQBWf/
EDFへ












とうこそ
  • やたら長い溜めから放たれるシュールなタイプミスが隊員にウケ、歓迎の挨拶として定着した。
  • 2004年発祥というだけあって現在はあまり見られなくなりつつあるが、なぜか攻略wikiのトップページでは必ず「とうこそ!」の文字が隊員を迎えてくれるのが通例となっている。
  • 本作ではついにオペレーターがこのネタまで拾ってしまった
    さすがに伝わりにくいネタだからか戦術士官が「ようこそ」とフォローしていた。

EDF2

「死ぬ!糸に巻かれて死ぬんだよ!」

  • ミッション11「凶虫大挙」は蜘蛛型巨大生物「凶虫バウ」が市街地で住民を襲うミッションなのだが、そこで突然「ハハハハハハ!ヒャハハハハハ!死ぬ!糸に巻かれて死ぬんだよ!アッハッハッハッハッハ!!」というテンションの高い女性の叫び声が通信に入る。
  • EDF2にはこの声の主による約20分にも及ぶ没音声*21が存在しており、インベーダーを「主(ぬし、あるじ)」や「王」「皇帝」などと呼んでいることからインベーダーを崇拝し寝返った人間を登場させてストーリー性を持たせる予定があったことが推察される。
  • これらの音声のうち、上記のボイスだけがゲーム内に登場することとなった。
    結果として、この通信は「大量の蜘蛛に襲われて精神が壊れてしまった女性」の声ということになっている。
    • 声の主はよくペイルウイング隊員(通称お局隊員)によるものだと言われていたが、上記の没ボイスのことを踏まえるとペイルウイング隊員のものではない。
      …と言われることが多いが、ゲームに採用されたのが上記のボイスだけである以上「発狂した女性」であれば誰でも正しいので、ペイルウイング隊員の声という解釈も間違いではない。
      と言うより一般市民の声が通信に鮮明に入るとは考えにくいので、ペイルウイング隊員の声と考えた方がやはり自然なのかもしれない。

「この戦いはオマケのようなものだ」

  • ミッション35「掃討戦」開始直後の本部からの通信。
  • 直前のミッション「審判の日」でインベーダーの母船マザーシップの撃墜に成功しており、あとは地球に残された巨大生物を全滅させれば平和を取り戻せるからこんなところで死ぬなよ…という意味の通信なのだが、それをオマケと表現するのがちょっと滑稽である。
    • メタな視点で見れば、そもそもラスボスを倒した後に雑魚を片付けるだけのオマケミッションを用意するはずはなく、真のラスボスである皇帝都市アダン登場までの繋ぎにあたるミッションなのを悟られないようにこのような通信を入れたものと思われる。
  • ちなみにこの「オマケのようなもの」のミッション、待機グループの巨大生物を倒すだけなのだが、遮蔽物のない山岳マップであり外周戦法も通用しにくく敵の数も多く、雑草が多すぎて羽蟻が見えにくいなど意外と難易度が高い。

「あの状況で生き残るなんて…何で…?あり得ない…」

  • ミッション55「奈落の罠」は地底で開幕早々四方八方の通路から巨大生物が殺到してきて「敵の巧妙な罠です! 囲まれています!」の通信から始まる本部の罠ミッションなのだが、クリア時にオペレーターからタイトルの通信が入る。
  • EDF1から本部の罠と言っても「本部が陥った罠」という解釈ができなくもなかったが、オペレーターがこんなことを口走ってしまったせいで「本部が用意した罠」というふうに解釈される原因を作ってしまった。
    • なお彼女だけに原因があるわけでもなく、ミッション32「蟲の怒り」をクリアした際、本部から「一人であいつらを全滅させたのか…化け物か…」という通信が入るので、EDF2は特に「本部がインベーダーと結託してプレーヤーを倒そうとしているのではないか」という雰囲気が色濃い。

「いや待て…もしも、あの巨大なソラスですら、まだ成体ではなかったとしたら…」

  • ミッション67「神獣」では街に出現した小型のソラスを撃退することになっており、実際にミッションを開始すると信号機と同じくらいの体高のソラスが2匹いる。これを撃退すると以下の通信が入る。
オペレーター「この生き物は、ソラスと同じ種なのでしょうか」
本部「ソラスの幼生体なのかもしれん。成長することで、あの巨大な姿へと変わるのだろう。…(BGMが止まる)いや待て…もしも、あの巨大なソラスですら、まだ成体ではなかったとしたら… …ん?」
  • この直後、ビルを一跨ぎで踏みつぶすキングソラスが目の前に出現する(遠くから歩いてくるとかでなく、マップ内に突如現れる)。
  • あまりに鮮やかなフラグ立てと速やかなフラグ回収は多くの隊員の記憶に残ることになった。
  • EDF4.1では、オハラ博士が「待てよ…あのエルギヌスがまだ成長しきっていないとしたら…」という類似のセリフで同じような状況を作っている。
    • こちらは「こんな恐ろしい生物をフォーリナーはよく捕獲できたものだ」という内容のセリフから繋がり、赤いエルギヌスが登場した後に「フォーリナーですら完全体のエルギヌスは捕獲できないので地球で完全体へ成長させたのだ」といったセリフへ繋がるので、幾分自然な流れになっている。

(`・ω・´)ツヨイソラス

  • 上記ミッションに登場するキングソラスに対する陸戦兵の評価。
  • マップを埋め尽くす炎やバイクよりも速いダッシュ、瞬間的に大ダメージを与えられる武器の少なさなどから陸戦兵は相当に苦戦を強いられる。
  • なお、ペイルウイングを相手にしたキングソラスはペイルウイングを肩車したままうなじにマスターレイピアを照射され絶命するのだった。(´・ω・)カワイソラス

ボルケーノ原理主義者

  • EDF2時代に最盛期を迎えたプレイヤーの派閥。
  • デジボクEDFシリーズにも登場しているロケットランチャー「ボルケーノ」は初代EDFから登場する武器だが、EDF2で登場した最上位種「ボルケーノ6W」は通常型ロケットランチャーの最上位種ゴリアス-99と同じ1200ダメージと毎秒1回の連射速度、ゴリアス-99を1m上回る半径16mの爆破範囲を持つ弾頭を水平に6発同時発射し、リロードは僅か2秒というとんでもない破壊兵器だった
    • こんなものをプレイステーション2でぶっ放せばたちまち激しい処理落ちに見舞われ、処理落ちと土埃が消える頃には敵の群れと街並みはあらかた消し飛んでいる。
    • ゴリアスとは異なり弾速が遅いため、射程は無限だが狙撃に用いることは難しい。
      半面、遅い弾速のおかげで床撃ちする際、発射してから爆破範囲外まで緊急回避で逃げる猶予が生まれやすく、そもそも弾頭を直接当てるのではなく爆風の壁を形成することで活きる武器なので弾速の低さも欠点ではなかった。
      • 強いて言えば床撃ちが使えず狙撃が必要な航空戦力が苦手ではあったが、羽蟻は体が縦に長く密集しやすいため特に問題とはならず、薄っぺらい円盤であるファイターに対しても、合計12発もの弾頭による「数撃ちゃ当たる」戦法である程度はどうにかなった(真面目に攻略するなら、そういう相手にのみソルリングかライサンダーを持ちこめば良い)。
    • 当時は自爆した瞬間から陸戦兵が無敵になる仕様のため、至近距離で自爆しても被害は1200ダメージしかなかった。
  • あらゆる状況を「圧倒的火力」の一点のみで解決させうる漢らしさと爽快感と処理落ちに魅せられた愛好家が多数生まれ、「ボルケーノ原理主義者」という一種の派閥を形成した。
  • EDF3では大幅な弱体化が図られ、最上位種のボルケーノ6Wは300x6ダメージ、爆破範囲10mという無残な性能に。
    アップデートで500x6に強化されたもののINF難度での実用は困難を極め、ボルケーノ原理主義者の勢いは急速に衰退していった。
  • なお、EDF3からはボルケーノに同時発射ではなく連続発射(バースト射撃)タイプが追加され、EDF5以降は完全にバースト射撃を行うカテゴリーとして独自のポジションを築いた。
    熱烈な愛好家こそ失ったものの、最新作のEDF6でも変わらず多くの爆炎を振りまいている。何気にナンバリングタイトル皆勤賞である。
  • ボルケーノはデジボクEDFシリーズにも登場しているため、20年前に一大勢力を築いた老兵たちに思いを馳せながらボルケーノを使い込んでみるのも楽しい…かもしれない。

EDF3

「EDF!EDF!」

  • NPC隊員がランダムに発言するセリフ。
  • 今となっては意外なことだが、EDF1~2にこのようなEDFコールで士気を高める発言は存在していなかった。
  • オンライン用定型文にも存在しており、テンションを上げたい時、テンションが上がった時、連帯感を高めたい時、何らかの問いかけへの返答など、とりあえず叫んでおけばどうにかなる汎用性の高いセリフ。

「昆虫キモス!」

  • ミッション1「異邦人来たる」における隊員の通信「昆虫です、大きな昆虫です!こっちへ来ます!」の空耳。
    • 「キモス」どころか「昆虫」とも言っていないのだが、直前では正しく「昆虫です」と言っているため、「昆虫キモス!」とは聞こえていなくとも「昆虫来ます!」と聞こえた隊員は多い。
      • ちなみに公式LINEスタンプに「昆虫来まぁぁす!」というものもある。
  • EDFに登場する巨大生物は一貫してリアルなデザインであり、しかもEDF3はXBOXでフルプライス化したということもあって実際にキモスな外見ではある。
  • EDF20周年記念サイトの歴代ソフトを紹介するコーナーでは「ちなみに有名なセリフの正しくは「こっちへ来ます!」なのであしからず。」とわざわざ訂正されているため、公式認定に近い扱いとなっている。

「大きいねぇ!」

  • ミッション28「地底進攻作戦P4」における隊員の通信「こちらレンジャー3!女王です、女王を発見!大きいぃ!」の空耳。
  • どう考えても「ね」が入る余地などないはずのセリフなのだが、正しいセリフを知っていてもなお「大きいねぇ!」とハッキリ聞こえるほどクリアな(?)空耳。
  • 以後、怪獣系エネミーなど巨大な敵が現れた時は「大きいねぇ!」と感想を述べるのがユーザーの間で定着した。
    • 本作デジボクEDF2でも、PVにガイアークが登場した際は「大きいねぇ!」といったコメントが多く寄せられている。

「よく聞こえないぞ、繰り返せ」

  • ミッション13「凶蟲飛散」における以下の通信より。
隊員「こちらレンジャー8!みんなやられました!敵の糸によって身動きができません!救援を!」
本部「レンジャー8、よく聞こえないぞ!繰り返せ!」
隊員「こちらレンジャー8!巨大生物がこっちに来ます!」
本部「レンジャー8、聞こえない。繰り返せ!」
隊員「来るな、来るな来るな!うぁぁぁっ!」
  • EDF3の本部は耳が遠く、救援や撤退の要請に限り隊員の通信を高確率で聞き逃す。
  • ユーザーにとっても使い勝手が良く、自分にとって都合の悪い書き込みや聞き入れたくない意見をこれでやり過ごすことができる…かもしれない。

「退却は許可できない」

  • ミッション17「地底再進撃」における以下の通信より。
隊員「こちらレンジャー5-1!敵の数が多過ぎる!退却の許可をくれ!」
本部「こちら本部。通信状態が悪い。もう一度繰り返せ」
隊員「レンジャー5-1、退却する!」
本部「退却は許可できない。戦闘を続行せよ」
  • EDF3の本部は隊員に対する対応が非常に厳しく、それが顕著に表れたセリフと言える。
  • そしてやはりというか隊員の通信内容を聞き漏らしている。「通信状態が悪い」と言うが、プレーヤーの耳には隊員・本部双方の音声がクリアに通信されている
  • 上記の通り元ネタは「退却は許可できない」なのだが、ユーザーにはなぜか「撤退は許可できない」で定着している。
    • そのためか、EDF20周年記念グッズの一部にも「撤退は許可できない」といった文字が印刷されている。
    • ちなみに「撤退は許可できない」の方も『4』のPVで司令官の声によるものが発せられているため、完全に非公式というわけでもない。

「くそ、通信妨害か」

  • ミッション40「帰路」における以下の通信より。
隊員「こちらレンジャー6!敵と交戦中!」
本部「よく聞こえない。繰り返せ!」
隊員「こちらレンジャー6。巨大生物と交戦中!敵の攻撃は苛烈!援軍を要請します!」
本部「こちら本部。よく聞こえないぞ。もう一度言え!」
隊員「こちらレンジャー6!敵は増える一方です!援軍を急いでください!」
本部「くそっ、通信妨害か」
  • 隊員の通信を二度も聞き逃したあげく、三度聞き逃してから通信妨害のせいにするという難聴ぶりを発揮した。
    無線通信の性質上一方が発した言葉が明瞭に伝わったのに相手側の声が全く届かないというのはいくらでも起こり得るので本当に本部は聴こえていない可能性があるのだが、神の視点(耳)を持つプレイヤーには両方が聴こえるためやたらシュールに感じられる。
  • 「よく聞こえないぞ、繰り返せ」と併用して使うことで都合の悪い声をシャットアウトできる無敵のコンボでありユーザーにもしばしば使われる。
  • 前作デジボク地球防衛軍ではミッション29にて、ソラスとの戦闘中にジンが応援を要請した際に総司令がこの3連コンボを発動。「どこの本部もこんなもんか」と呆れられた。

「5分後に再出撃だ。」

  • ミッション43「強行突入」における本部からの通信。
  • 当ミッションでは味方の数が一定以下になると味方の増援が入り、その際に本部から「よし。レンジャーチーム、五分後に再出撃だ。敵に目に物見せてやれ!」という通信が入る。
  • このミッションは障害物が少ない山岳マップ、各巣穴から出現する巨大生物が全てアクティブ、巣穴周辺を待機モードのヘクトルが防衛しているという絶妙な高難度マップで、INFに挑むプレーヤーも幾度となく「5分後に再出撃」することになりやすい。
    • 同時に、僅か5分で再出撃を要請するEDF3の本部の厳しさも伝わってくる。
  • ユーザー間においては、ミッション失敗になった時のリトライを表すスラングとしてしばしば用いられる。

「今更そんな情報が何だと言うんだ!」

  • ミッション29「降下戦隊」における本部からの通信。
  • 当ミッションでは輸送船から小型のヘクトルが投下されており、情報部から「普通のヘクトルは大きいので輸送船で運べないが、あれは小型なので運べる」と見れば誰でもわかる情報を本部に報告したところ、本部から「今更そんな情報が何だと言うんだ!」という返答がキレ気味に返ってきた。
  • 初登場みたいな顔で現れる小型ヘクトルだが実は以前のミッションで既出であり、珍しく(?)本部の意見に賛同できる発言である。
  • 前作デジボクEDFでは、フェンサーのバレット1が発言した。同様にヘクトルに対する情報を絡めた発言だが、こちらはバレット1が過去のトラウマを乗り越えた境遇から発せられた熱いセリフの一部である。
  • 今作でも同様のセリフが登場。初登場して間もないシールドベアラーの対処に第7師団が苦戦していたところ、戦術士官が「あの敵の名前はシールドベアラーです」と、どうでもいい情報を送り付けてきたのでジャッキーと将軍に同時にこのセリフで突っ込まれてしまった。

「なぜなら、EDFは敵に後ろを見せないからだ!」

  • 最終ミッション「星船」における本部からの通信の一部。
「マザーシップの攻撃が始まろうとしている。敵の力は凄まじく、世界が滅びるのも時間の問題だ。
希望はひとつしかない。今この場でマザーシップを撃墜する。それだけが、人類が助かる道である。
だが、EDFに残された力は少なく、マザーシップの力は強大だ。
それでも我々は戦わねばならない。なぜなら、EDFは敵に後ろを見せないからだ!
残された戦力を結集して、マザーシップに最後の攻撃をかける。総員、戦闘開始せよ!」
  • どんな劣勢状況であろうと退却を許さず、隊員の通信は届かず、情報部の報告を「そんな情報」を一蹴した本部だが、最後には熱い演説で隊員を鼓舞した。
  • EDF4において同様にマザーシップを撃墜することになる同名ミッション「星船」において、類似の通信「なぜなら、我々がEDFだからだ!」も聞ける。
  • 世界観の異なるEDF5・6においても同じ理念が浸透している。

EDF4

(定型文)

  • EDF3から追加されたNPC隊員はランダムで会話を行うようになっているほか、EDF3Pでオンライン通信プレイが実装されたことで定型文チャットが可能となった。
    そういったランダム会話や定型文チャットがネット上のやり取りにおいて汎用性が高いものが多く、これらを使った書き込みの後ろに(定型文)と書き添える文化がこの頃から広まっていった。
    • そんなわけないだろ(定型文)、明日考えよう(定型文)など、EDFをやればやるほどそのレパートリーは増えていくだろう。

「7年ぶりの巨大生物だ、今や絶滅危惧種だぞ!」「危惧は無用だ。絶滅させろ!」

  • ミッション1「再招集」における隊員と隊長の会話。
  • ミッション6「地下洞」では「巨大生物を絶滅危惧種なんて言ったやつはどいつだ!」「これじゃ人類のほうが絶滅危惧種だ!」という会話が行われている。
    • ミッション再序盤ということもあってまだ危惧するほど人類は追いつめられてないのだが、よほど絶望的だったのだろう。

EDF4.1

「重戦車の力見せてやるぜぇ!!」

  • 「主砲が効かない…」
  • ミッション16「要塞破壊作戦」におけるコント通信。
  • 当ミッションは四足要塞の破壊が目的となるのだが、ミッション開始直後「重戦車で四足を食い止める!歩兵は下がれ!俺たちがやる!」の通信と共に数台のギガンテスを伴って重戦車タイタンが進撃。主砲「レクイエム砲」を放つが、四足要塞にダメージを与えられず後退…するのだが、タイタンは逃げ切れず四足要塞に踏みつぶされるやはりコントなのでは
  • レクイエム砲発射前のやたら気合の入った掛け声のためか「見せてやるぜ!」ではなく「やるぜぇ!」と表現される。
    • 逆に後退前のセリフはその情けない声色から「しゅほうがきかにゃい」などと書かれることが多い。
      • ちなみに前後の展開から勘違いされやすいが、「主砲が効かない」と漏らしたのは同伴のギガンテスである。
        ついでに言うと、タイタンが放ったレクイエム砲は四足要塞の股下を通過しており、そもそも当たっていない
  • プレーヤーが信じて持ち込んだ高火力ウェポンが通用しなかった際に改変されて使われたり、実際に重戦車を実用的な攻略として用いた時に使われたりする。

「つまり殴れということだ!」

  • ミッション57「激突」における本部からの通信。
  • 当ミッションは空爆をものともしない怪生物エルギヌスを倒すために「エルギヌスと同程度の質量を持つ要塞バラムの腕部を叩き付けてエルギヌスを粉砕する」という作戦なのだが、このような戦術士官の回りくどい説明を一言で要約した。
  • EDF5でも同じシチュエーションで同じセリフを司令が言い放つ。

「赤いやつは強いに決まってる!」

  • ミッション67「巨人たちの戦場」における隊員のセリフ。
  • 大量のエルギヌスを大量のバラムで迎え撃つミッションなのだが、オハラ博士が余計なフラグを立てたせいで完全体の赤いエルギヌスが戦場に乱入してきた。
  • 赤蜂や赤ドラゴンなど、赤い奴は実際に強いので間違ってないが、赤蟻はどうなのかというツッコミが入ることもある。
  • 前作デジボクEDFでも同じく赤いエルギヌスを見たレーゼンビーが同様のセリフを口にした。

EDF5

「軍人ってのはこういう悪ふざけが大好きなんだ」

  • ミッション1「本日の予定」において「ジョージが食われた」という発言を聞いた先輩のセリフ。
  • あまりに危機感に欠けるセリフだが、NPC隊員はプレーヤーと一緒になって踊ったり戦闘中に冗談を言ったりするので、あながち間違ってないのかもしれない。

「しかし残念なことに、私は正気だ。」

  • 知的生命体が宇宙から襲来してきたという放送を行った総司令のセリフ。
  • プレーヤーはすでに何度もプライマーと交戦していて正しいことを述べていると分かっているのだが、そのうえで自分が正気であることを念押ししてくるのでいささかシュールな発言に聞こえる。
  • 使い勝手が良いためか、意外な事実を述べる時やおかしな行動をした際に付け加えるスラングとして使われることがある。

「銃を持ってるぞ!」「持ってるだけじゃない!撃ってる!」

  • ミッション24「降下艇飛来」の隊員のセリフ。
  • 銃を持ち戦闘を仕掛けてくるコロニストに対し対話による和平交渉の可能性を考える者、住民の避難と戦闘のどちらを優先するか葛藤する者、激戦に余裕が持てない者などの声が入り乱れ騒然とした状況を端的に表している。

「頭がひとつ、目がふたつ、手足はふたつずつ、二足歩行です」「完全に人間と同じという訳か。信じられん……」

  • ミッション15「巨船破壊作戦」における少佐と本部のセリフ。
  • 「宇宙人を見た」という隊員のあまりに大雑把な目撃証言をもとに「完全に人間と同じ」とあっさり断定した。そんなんだから本部の罠とか言われる作戦を立案しちゃうんじゃないだろうか
    • 果たしてその外見は…

「人間そっくりだ!」「まるで人間だ、こうまで酷似しているとは」

  • 同じくミッション15にて、二足歩行している以外の全てがカエルにしか見えないコロニストを見た隊員と本部のセリフ。
  • どう見ても人間には見えないコロニストを見て人間そっくりだと騒ぐ光景がネタにされているが、本作デジボクEDF2では本当に人間そっくりな敵が登場した

EDF6

「頭のいいやつがとっくに考えた。 諦めろ」

  • 「怪物を食うことを本気で考えた方がいいんじゃないか?」に対応するNPC隊員の汎用セリフ。
  • EDF6の世界はEDF5の激戦を経て荒廃しており食糧難も深刻になっているため、そこから来た発言。食べられるものならとっくに食べている、ということだろう。
    • デジボクの世界では敵を寿司にして食う男が登場したがこちらでも地球が砕けているため食糧事情は芳しくない。
  • 掲示板では、ミッション攻略に有効そうな戦法を考案した旨の発言に対して使われたりする。

「略語は覚えられない。EMC?何の略だ?」

  • ミッション19「K6作戦」における隊員のセリフ。
  • 他の隊員が「Electromagnetic Material Collapserだ」と教えるやいなや「よし、EMCでいい」と手のひらを返した。

「ビルが傷つく!今すぐやめろ!」

  • ミッション54「死の疾走’」における隊員のセリフ。
  • 当ミッションで登場する高機動型アンドロイドが爪を壁面に突き刺して移動するのでそれに対する怒りなのだが、どんな侵略者よりも多くビルを壊しているのは誰であろうプレイヤーなので少しドキッとする。

「どっちが前かも分からないぞ!」

  • ミッション92「船団監視計画」にて、大型宇宙船を見た偵察チームの台詞。
  • 今まで侵略者の宇宙船を見て「どっちが前なんだろう」などと疑問に思ったプレーヤーが果たして居るのだろうか?
    プレーヤーにとって大事なのはせいぜい「どっちに向かって進んでいるか」くらいであり、前後が分かろうが分かるまいがどうでもいいので、そこに執着している偵察チームはいささかシュールである。
  • ついでに言うと、地球にも気球やイカダなど前後の概念がない乗り物はあるし、地球で実際に作られた宇宙船にもそういったデザインのものはある(いわゆるアポロチョコのような形の着陸船など)ので、別に驚くようなことでもない。

「あなたが好きです。」

+ ネタバレ注意
  • 最終ミッションをINFでクリアした際のオペレーターのセリフ。
  • そのものズバリ愛の告白であり、ミッション進行にあわせて主人公への感情が徐々に愛情へ変わっていく様子が丁寧に描写されている。
    • 主人公=プレーヤーが操作するキャラクター以上の意味を持たなかったEDF1~4とは異なりストーリー性を重視した作風に舵を切ったからこそのセリフであり、ナンバリングタイトルで主人公に恋愛感情を抱く作品は現状EDF6のみである。
    • 外伝作であればEDF:IAという前例はある。こちらは前作デジボクEDFでもネタとして取り上げられていた。

デジボクEDF

タベルンダー

  • ミッション28「奪われた街」のミッション説明文にのみ存在が確認できる謎の敵。
    「次のエリアはギサンダー、ガブリット、タベルンダーのフルコースです」と書かれているのだが、全ミッションを通してタベルンダーなどという敵は確認されていない。
    • その名前から察するに、EDF4.1では「強食変異種」という名前で登場していた緑蟻のことではないかとも言われているが、ミッション28にはギサンダー(黒蟻)、ガブリット(赤蟻)、クイーンギサンダー(女王)しか出現しない。
  • 以上のように前作では正体不明の存在だったが、本作でタベルンダー=緑蟻ということが確定した。

関連作品

地球防衛軍シリーズのナンバリングタイトルや外伝作品など。

EDFシリーズ

「地球防衛軍」シリーズとしてカウントされる作品群。外伝作品や派生作品&移植作品も含めて発売順に紹介する。

THE 地球防衛軍

  • 2003年6月26日発売。対応ハードはPS2。SIMPLE2000シリーズの第31作目として発売された。
    • 作中の軍隊を指すのかEDFシリーズ全般を指すのかが分かりにくいため、「EDF1」や「初代EDF」と呼ばれることが多い。
  • 記念すべき地球防衛軍シリーズ第1作。インベーダーの侵略にEDF陸戦兵が基本1人で立ち向かう。
    • 画面分割による2人プレイが可能。「防衛軍は1人じゃない。でも2人しかいないぞ!」とはパッケージ裏や公式サイトの言葉。
  • シンプルシリーズでありながら爽快感とB級感が合わさったゲーム性が話題を呼び、後のシリーズ化へと繋がった。
  • 基本的なゲームスタイルは初代の時点で完成されており、現行作品と比較しても大きな違いはないと言える。

THE 地球防衛軍2

  • 2005年7月28日発売。対応ハードはPS2。SIMPLE2000シリーズの第81作目。SIMPLEシリーズとしては数少ない続編物。略称は「EDF2」。
  • 世界観は「EDF1」と共通。前作でインベーダーは撤退したが、本作ではその後地底から巨大生物が出現し、インベーダーも再度襲来してくるという話。
  • 飛行兵科ペイルウイングの追加、敵の種類やミッション数の大幅な増加、強烈なサプライズ演出など、もはやSIMPLEシリーズとは思えないレベルのボリュームを誇る。
  • 後半の理不尽ともいえる難易度から、ゲームバランス的な完成度としては1から低下したとの意見はあるものの、シリーズの発展を決定付けた一作であることは間違いない。

THE 地球防衛軍タクティクス

  • 2006年7月27日発売。対応ハードはPS2。SIMPLE2000シリーズの第103作目。これといった略称はない。
  • 3Dアクションシューティングゲームであった過去作から一転してウォーシミュレーションゲームになった外伝的作品。
    • 世界観はEDF2で、EDF隊員とインベーダーが争う。全100ミッションあり、後半ではインベーダー側のユニットを使い地球侵略も可能。
  • 典型的なターン制ストラテジーで、ヘクス状のマップに部隊を展開して敵と戦う。
  • これと言った新規ユニットがないため、デジボクに参戦できる要素がない可哀想な作品。

地球防衛軍3

  • 2006年12月15日発売。対応ハードはXbox360。略称は「EDF3」。SIMPLEシリーズから脱却しフルプライス作品となった。
    • そのため、タイトルからは「THE」が取り払われている。
  • EDF1と2から世界観を一新し、異星文明フォーリナーとのファーストコンタクトが描かれる。
  • 次世代ハードにより大幅なグラフィックの向上を果たした。また、NPC隊員が追加され、味方をどう扱うかが攻略の鍵となる戦術性が出た。
  • 兵科が陸戦兵のみに減ってしまったりEDF2よりミッション数が少なかったりとフルプライスになった割にボリューム感が下がった面は否めないものの、ゲームバランスの高さやNPC隊員同士の会話のドッジボールを評価する声が多い。
  • 通信の数も大幅に増加し、様々な名言・迷言・空耳が生まれた。特に本部の対応が悪いことでも有名で、「よく聞こえないぞ、繰り返せ」「くそ、通信妨害か」「退却は許可できない」「今更そんな情報が何だと言うんだ!」など迷言が多い。

地球防衛軍2 PORTABLE

  • 2011年4月7日発売。対応ハードはPSP。略称は「EDF2P」。
  • EDF3の発売からしばらく間があり、2010年末のD3パブリッシャーによるEDF再始動宣言の本格的な先鋒となった。
  • EDF2の携帯機への移植作である。アドホック通信によるマルチプレイにシリーズで初めて対応した。
  • 追加要素として超難易度ミッションも追加されており、そこで登場した金蟻、銀蜘蛛などの強化型の敵は後の作品でも登場するようになっている。
  • PSPはスティックが右にしかなく、照準を合わせるのに十字キーを使わなければならないという、操作性に厳しい面がある。
    • スペック的にも無理しており、PS2の時点で処理落ち上等だったため、PSPの本作では常時処理落ちも珍しくない。
  • ただでさえ難易度が高いと言われていた「EDF2」を超える難易度で、デジボク地球防衛軍2発売時点においても最も難しいと評されやすい作品。

EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON

  • 2011年7月7日発売。対応ハードはPS3とXbox360。Steamでも出ているが日本語非対応。略称は「EDF:IA」。
  • EDF再始動宣言で公表された作品の一角。海外スタジオ製作の外伝作品。ラヴェジャーの侵略が描かれる。
  • 基本的なゲームデザインは本家のものを継承しつつも、独自システムの採用や洗練されたグラフィックなどで本家シリーズとは一線を画す作品となっている。
  • 従来作品とはやや異なるゲームバランスから別物と見なす向きもあるが、本シリーズに先駆けて据え置き機でのオンラインマルチプレイや4種類の兵科を導入するなど、本シリーズに与えた影響は小さくない。

地球防衛軍3 PORTABLE

  • 2012年9月27日発売。対応ハードはPSVita。略称は「EDF3P」。
  • EDF3の移植だが、原作には登場しなかったペイルウイングが追加。設定上は存在しないIFの存在であるため、通信では男扱いされることも。EDF2Pと同様通信マルチプレイにも対応している。
  • 追加ミッションや、陸戦兵に状態異常系や乗り物の性能を向上させる一風変わった武器が実装された。

地球防衛軍4

  • 2013年7月4日発売。対応ハードはPS3とXbox360。略称は「EDF4」
  • シリーズファン待望の据え置きシリーズ続編。EDF再始動宣言で開発決定が告知され、その後のPVで「7年ぶり4」と銘打ちつつ発売日が告知された。
  • 特戦歩兵レンジャー、降下翼兵ウイングダイバー、空爆誘導兵エアレイダー、二刀装甲兵フェンサーと今なお続く4兵科体制を確立した。オンラインマルチプレイにも対応。
  • 舞台は「EDF3」の8年後*22となっており、対フォーリナーの完結編となる。
  • 「EDF3」の反動のせいか作戦司令本部やEDFが(過去作に比べて)有能になっており、ストームチームの力を借りなければどうにもならなかった四つ足要塞、さらにはマザーシップまでもを数機撃墜するほどの力を見せつける。本部の難聴も治った。

地球防衛軍2 PORTABLE V2

  • 2014年12月11日発売。対応ハードはPSVita。略称は「EDF2PV2」。
  • EDF2の2回目となる移植作。新たにEDF4に登場したエアレイダーを基にしたエアレイドが追加されている。
  • 新ハードによりグラフィックや処理落ちが改善した。一方で操作感がPSP版ベースの部分があり、左スティックでの照準がカクつくという欠陥も抱えている。

地球防衛軍4.1 THE SHADOW OF NEW DESPAIR

  • 2015年4月2日発売。対応ハードはPS4とPC(Steam)。略称は「EDF4.1」。
  • 4をベースとしてはいるが、約半数のミッション内容が変化し、兵器等を始めとしたバランス調整、追加ミッションなどにより、単なる「EDF4」の移植ではなく半ば別物と言ってよい作品。
  • デジボクEDF2にも登場しているビークルNPCの初登場作品でもある。

地球防衛軍4.1 ウイングダイバー・ザ・シューター

  • 2017年11月22日発売。対応ハードはPS4とPC(Steam)。ユーザーからは「ダバシュー」などと呼ばれるがD3Pは「EDF4.1WDTS」と呼んでいるようだ。
  • 従来とは異なりシューティングゲームとなった異色作。プレイヤーはウイングダイバーの精鋭部隊「ペイルチーム」を操作し、EDF4.1本編の裏で起きていたもう1つの戦いを体験する。
  • ゲームシステムが異なるうえダウンロード専売ソフトということもあってプレイヤーが少なく、影が薄い。
  • デジボク1の時点で発売されていたがなんと岡島プロデューサーにも存在を忘れられていた。

地球防衛軍5

  • 2017年12月7日発売。対応ハードはPS4とPC(Steam)。略称は「EDF5。
  • 本編は2作ごとに世界観が刷新されており、本作も前作「EDF4」とは異なる侵略者「プライマー」との闘いが舞台となっている。敵として初めて知性を持った存在が登場。
  • これまでのEDFのシナリオは「宇宙からやってきた侵略者を撃退する」以上のものではなかったが、本作はストーリー性を重視した作風となっており、新しいEDFの方向性を示した。
    • EDF5の後に発売された前作デジボクEDFにおいても、ラスボスのダークレギオンやマザーシップ達の目的、各NPC隊員にまつわる短編シナリオなどEDF4までの作品に比べるとシナリオ面の充実が見られ、少なからぬ影響があったものと思われる。
  • 初代「デジボク地球防衛軍」では、本作の敵であるコロニストとコスモノーツがDLCでまさかのプレイアブル参戦を遂げていた。…が、本作では…?

EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN

  • 2019年4月11日発売。対応ハードはPS4とPC(steam)。略称は「EDF:IR」。
  • ユークス開発の外伝作品。タイトルが似ているIAとは外伝作品繋がりというだけで、内容的には別物。
  • 地球防衛軍シリーズの基本コンセプトは守りながらも、外伝作品らしく大胆にアレンジを施したゲームデザインとなっている。

ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS

  • 2020年12月24日発売。対応ハードはSwitch、PS4、PC(Steam)。略称は「デジボクEDF」や「EDFWB」や単に「デジボク」など。
  • デフォルメされたキャラクターや侵略者たち、明るい世界観にメタネタ満載の通信など、シリーズ初見ユーザーや低年齢ユーザーを意識したタイトルとなっている。
  • これまでに発売されたEDF:IRまでの各作品の兵科はもちろん、国際色・個性豊かなブラザーたちによる圧倒的なキャラクター数はチーム編成の楽しみを生み出し、それを活かすブラザーチェンジシステムはストレスフリーであり、新規ユーザーのみならず歴代EDFユーザーからも好評を博した。

地球防衛軍2 for Nintendo Switch

  • 2021年7月15日発売。対応ハードはSwitch。略称は「EDF2FNS」。
  • 「デジボク地球防衛軍」でSwitchに進出して以降、シリーズ本編もSwitchへ。根強い人気のEDF2…の移植作であるEDFPV2をベースとしており、ゲーム内容はほぼEDFPV2と同じ。
  • スティックのカクつきも直り、文句の付け所がなくなった。

地球防衛軍3 for Nintendo Switch

  • 2021年10月24日発売。対応ハードはSwitch。略称は「EDF3FNS」。
  • EDF3Pでは最終ミッションをクリアしなければ使えなかったペイルウイングが最初から使えるようになっている。
  • EDF3からポリゴンやテクスチャの質を落としたEDF3Pの移植作品であるため、EDF3ほどのグラフィックにはなっていない。

地球防衛軍6

  • 2022年8月25日発売。デジボク地球防衛軍2発売時点ではナンバリング最新作となる。略称は「EDF6」。
  • 「EDF5」と世界観を共有する続編であり、EDF5から3年後が舞台。隊員が更地にしても次のミッションでは完全に復興している地球防衛軍シリーズにおいて珍しく、前大戦の復興の最中にある荒廃した世界での戦いが描かれる。
    • ストーリー性を強化したEDF5の正当な続編ということもあり、本作では一層ストーリーの比重が大きい作品となっている。
    • 1→2や3→4など世界観の繋がりがある作品であっても前作未プレイで後続作をプレイすることに支障はなかったが、EDF6ではEDF5のシナリオを知っていることを前提とした形で物語が進行していく。そのため、これまでのEDFとは異なり前作のプレイ(少なくとも動画等でのシナリオの把握)が推奨される作品となっている。
  • やはりというか、発売間もない作品ではあるがデジボク地球防衛軍2でも「EDF6」の隊員やエネミーの参戦が決定した。

地球防衛軍4.1 for Nintendo Switch

  • 2022年12月22日発売。対応ハードはSwitch。略称は「EDF4.1FNS」。
  • EDFシリーズの歴史を振り返るかのようにハイペースで発売されている移植作品。
  • EDF5の要素を一部受け継いでおり、難易度HARD以下のミッションを攻略した場合、それ以下のミッションはクリアしたことになっている。
  • ローカル通信プレイが可能になったことと引き換えに画面分割プレイがなくなっており、それを利用した攻略ができなくなっているなどちょっとした違いが生じている。

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最終更新:2025年02月24日 20:03

*1 『ウイングダイバー・ザ・シューター』にも登場するがあちらでは「前線指揮官」という意味合いらしくプレイヤーが操作するウイングダイバーとは別人。

*2 いずれも最終的にはEDFに協力している

*3 なお前作DLCでは、主に自前の近接武器で戦っていたご当地EDFブラザーが「空飛ぶ敵に対抗できない」という理由からやむを得ずEDFの兵器を使用することになった

*4 発射と同時にエナジーゲージを消費する直結型と、弾切れした際のリロード時にまとめて消費されるチャージ型がある

*5 名詞では「杭」という意味になる。

*6 EDF4では、ミスにより通信やブリーフィングなどほとんどの音声が「ビーグル」になっている。ビーグルとは犬の種類のこと。

*7 ビークルで水中に進入できるという仕様は水中に沈んでしまったアイテムを獲得する唯一の手段であるため、かなり有益だった

*8 よく「尻」と言われるが、蟻と同様の体構造を持つとするならば体の後端は腹部と呼ばれる部位である

*9 EDF:IAではそもそも全ての黒蟻が酸と噛みつきの両方を行う

*10 1つの巣穴がマップ内に生み出せる巨大生物の数に上限があり、基本的に「倒されたら倒されたぶんだけ」補充してくる

*11 連射速度が遅いライサンダーを考えると分かりやすい。ライサンダーは連射速度が毎秒0.3発、つまり「1発撃つのに3.33秒かかる武器」だが、最後の1発を撃つと3.33秒待ってからリロードが始まるわけではなく、最後の一発を撃ったその瞬間にリロードが始まる

*12 なぜか例外的にエースファイターのみ一部性能がINFより落ちてしまう

*13 その代わり、片方の武器が弾切れした時に、連射性能が低い武器を連射する合間の時間を使って少しでもリロードを進める「タクティカルリロード(TR)」というテクニックが存在する。デジボク地球防衛軍ではサブブラザーもリロードをおこなってくれるため、タクティカルリロードは必要ない(不可能)。

*14 爆発を起こすかどうか、あるいは爆破範囲で決まることが多い

*15 ただし、このムカデ狩り自体は外周戦法とは異なる戦法である

*16 本当に何の前触れもなくミッション20で唐突に現れる

*17 オーバーなアクションではなく、おかしな状況や登場人物同士の勘違いから生じるトラブルなどシチュエーションの可笑しさを楽しむコメディ。日本では「フルハウス」や「奥さまは魔女」、「ザ・シンプソンズ」「サウスパーク」などが有名。

*18 敵に当てたとしても、敵ではなく「着弾した座標」に固定される

*19 EDF2のラスボス「皇帝都市アダン」は一部ミッションで空間の歪みから巨大化するように出現するのだが、この出現する瞬間に出現する地点で起爆するようにサカDを撃ちこむと、アダンについている砲台の大半を吹き飛ばすことができるというネタがあった

*20 効果それ自体は武器の連射性能が上がるというものでライサンダーとは関係ないが、説明文で「礼賛だけにライサンダーとの相性抜群!」と言及されている

*21 ただし、その内容は通信のノイズや宇宙人のような加工を施したものなどのアレンジが多数存在しているためであり、実際の音声はそこまで多くない

*22 EDF3の戦いは約1年続いており、EDF3のマザーシップ撃墜からは7年後になる