EDF用語集 > 公式用語


地球を守護する戦士たち

EDF

  • 地球防衛軍(Earth Defense Forces)の略称。
  • 大まかに『ゲームのタイトル』と『作中に登場する組織』の2つの意味を持つ。
    • ゲームタイトルについては「関連作品」の項目を参照して頂き、ここでは組織について解説する。
  • 主人公(プレイヤー)が所属する組織であり、作品ごとに様々な経緯を経て設立されている。
    1&2、3&4、5&6のみ世界観が共有されており同じ組織であるが、それ以外のEDFは全て別の世界の出来事である。
    • そんな中、デジボク地球防衛軍のEDFはそれら別々の世界のEDF隊員が結集しており、まさにお祭りゲーらしい賑やかな陣容となっている。

師団

  • 軍隊の単位用語として使われる言葉。大雑把に言うと、複数の兵士をまとめた単位が『部隊』、複数の部隊をまとめた単位が『師団』、複数の師団をまとめた単位が『軍』となる。
  • デジボク地球防衛軍ではEDFの部隊編成にも用いられており、30前後の部隊で編成される全6師団。戦闘能力順に編成されており、第1師団が最強で、第6師団が最弱。
    同様に部隊番号が少ないほど強く、例えば最強は第1師団1番目の101部隊。最弱は第6師団30番目の630部隊となる。
    • 前作で活躍したダイチマモル達は第1師団所属であり、彼らと共に戦うはずだったとされるコマンダーも第1師団所属と推測される。
    • しかし、冒頭のEDF基地襲撃の混乱もあり、コマンダーは新人レンジャーのミナトススムを筆頭とした臨時の第7師団の指揮を執ることになる。
  • 各師団の部隊名には法則があり、ゲーム内で言及されるのは第6師団のみだが、他師団も推測は可能。
    • 第1師団はアース隊やマーズ隊など、『天体』が部隊名と思われる。所属隊員はダイチマモルなど前作ネームドの他、陸戦兵(EDF3)が確認できる。
    • 第2師団はラフレシア隊やメタセコイア隊から、『植物』が部隊名か。所属隊員はナイトブラザー。
    • 第3師団はベルゼブブ隊やドラゴン隊といった『幻獣』が多い。所属隊員はファンタジスタブラザー。
    • 第4師団はキリマンジャロ隊やサハラ隊から『特異な地形のある地名』と推測される。所属隊員はアルペンブラザー。ウイングダイバー(EDF4)のダバ代もここの所属。
    • 第5師団はアルタミラ隊やストーンヘンジ隊などの『先史遺跡』。所属隊員はサンバシスターが目立つが、ペイルウイング(EDF3)のペリ美がめちゃくちゃ濃い。
    • 第6師団は唯一名前の法則が言及されており、『絶滅並びに絶滅危惧種』。そのせいか全滅しそうだとか全滅するのには慣れてるとか散々。
      しかも英語版では『人間の手で絶滅または危惧に追い込まれた生物種』となっており終盤の展開を考えるとかなり皮肉。
      所属隊員はレンジャー(EDF4)が多く、ウイングダイバー(EDF6)のアネサン率いるドードー隊も第6師団所属。

本部

  • EDFの作戦の立案、指揮を行う本部。作戦司令本部、EDF司令部など細かい表記揺れはあるが、ユーザーからも作中においても単に「本部」と呼ばれることが多い。
    • 狭義として、「本部から通信を行っている人」を指すこともある。
  • シリーズによりEDFの指揮系統は多少異なると思われるが、作中で単に「本部」と呼ばれるものは「その地域(大抵は日本)の本部」であり、各地の本部を統括する「総司令部」が別に存在しているという構造が根底にあるようだ。
    • EDF1は「インベーダーが出現したその日に12の主要都市とEDF極東本部・EDF欧州本部を壊滅させた」という設定となっている。その極東本部の生き残りが主人公の陸戦兵であり、本作に登場するブラザー陸戦兵(EDF1)でもある。
    • EDF4では何度か、総司令部からの指示を戦術士官が本部へ報告する場面がある。そんな重要な通信を、専用回線を使わず現場の隊員にも聞かせていいのかという気もするが…
      また、ミッション後半ではフォーリナーの攻撃を受けて総司令部が壊滅し、移転先の総司令部もさらに壊滅…と絶望的な戦況となったが、プレーヤーが属する「本部」は生きていたため、引き続き作戦が行われた。
    • EDF5では「1つしかない戦略情報部が各地のEDF本部に情報提供を行っている」という構造が公式設定として語られたとのこと(ソース)。
    • デジボクEDFでは設定や名称がややが異なっており、「本部」は「総司令部」とほぼイコールである。ゲーム中においても、「本部」へ通信を行うと「総司令」が返答を行う。
      デジボクEDFにおいても各地に司令部はあるが、これらは「本部」ではなく「支部」という名称に置き換わっている(陸戦兵(EDF1)の出身地も「極東支部」となっている他、前作デジボクEDFミッション56のミッション説明でも各地の「支部」が連絡途絶になったという記述がある)。
      • つまり、前作デジボクEDFの終盤における総司令部との連絡途絶はEDF4の総司令部壊滅とは異なり直属の司令塔を失ったことを意味しており、実は相当ヤバい状態だった。ミッションブリーフィングによると、オペレーターや戦術士官からの情報をもとにコマンダーが独断で作戦を実行していたようだ。
  • シリーズによって本部の無能ぶり能力には差があるが、たいてい侵略者に裏をかかれたり予想を上回られたり罠に引っかけられたりと、プレイヤーからの信頼は薄い。
    それでも最終ミッションだけ何かと熱いセリフを口にしたりするので、隊員からは愛されている。

総司令部

  • 各地のEDF本部を統括する部署。EDFの最高司令。
  • 異星からやってきた文明に対する交戦の判断や、大型要塞もしくは多くの人員を伴う大規模作戦の立案を行う。
  • 本格的にゲーム内に登場するようになるのはEDF3からだが、以後、ミッション終盤で侵略者の攻撃を受けて壊滅するのが定番となってしまっている。
    • 歴代EDFのあるあるの集大成でもある前作デジボクEDFでも例外ではなく…

総司令官

  • EDFの最高責任者。
  • こちらはEDF4から徐々に存在感が増しており、EDF5では遂に声が聞けるようになった。
  • 総司令部の項目で述べた通りEDFの活動方針を決めるのが主なお仕事だが、加えてマスメディアへの対応も行う。
    EDF5からは全EDF隊員に向けた士気高揚のための演説も行うようになった。
  • デジボクEDFでは珍しく、総司令官自らがコマンダー(プレーヤー)らと通信を行う。

戦術士官

  • 侵略者たちの情報や各地の戦況の収集・分析等を行う役職。
    • どうやら現実には存在しない、架空の役職である模様。
  • シリーズを通して、落ち着いた声色の女性が担当するのが通例となっている。
  • ゲーム内においては、プレーヤーが交戦している地区以外の戦況や大まかな作戦内容を報告したり、敵の攻撃方法や弱点を発見する内容の通信が多い。
    基本的にいかなる状況・戦況においても冷静沈着な情報提供を行ってくれるのでプレーヤーにとっては頼もしい存在だが、ミッション終盤では壊滅寸前の絶望的な戦況報告や過酷な作戦指示を平然と行ったりする。
  • EDF5では「戦略情報部 少佐」という役職に置き変わった。EDF4までと仕事の内容に大きな違いはないが、戦略情報部が各地の本部に情報提供を行うという体制が明らかになったことで、立場上は「本部の人」の上官にあたる可能性が示唆されている。
    • なおこの少佐、ミッション終盤という佳境において自身が自立型AIであるなどというとんでもないことを本部に報告する。
      本部の人が「何ッ!?」と驚いてから10秒近い間を開けて「冗談ですよ」とフォローしたが、この事から少なくとも本部に対して冗談を言える程度の立場だということが分かる。マジメな人が言う冗談はウケないという良い例である
    • しかしEDF5の最終ミッションにおいて「生き残った一般人を囮にする」という非人道的な作戦を本部に報告した時はさすがにキレられていた。
  • デジボクEDFにも登場し、その立場も概ね変わらないが、破天荒なオペレーターの制御役・ツッコミ役としての活躍も多い。
    • …が、前作のDLCでは、ダークレジオンを倒したことで緊張の糸が切れたのか、「四足要塞より背丈が低いビークルで胴体部の弱点を殴る」というトンチンカンな作戦を実行してオペレーターに逆に突っ込まれてしまった。

オペレーター

  • プレーヤーが作戦に参加している地区の状況確認と報告を行う役職。「罠です!」と叫ぶのも大事なお仕事。
  • 若い女性が担当するのが通例となっており、戦術士官と比べるとやや感情的な通信が多い。
    • その傾向はシリーズを重ねるごとに強くなり、EDF4では絶望的な状況でパニックを起こして「死にたくない」と泣き出したり、EDF6ではヒロインに抜擢されたり、徐々にキャラクター性が押し出されるようになっている。
  • デジボクEDFでは隙あらばメタ発言を行う、デジボクEDFを象徴する強烈なキャラクターになっている。
    • …が、EDFシリーズのお約束からは逃れられず、ミッション終盤ではパニックを起こしてしまった。

コマンダー

  • デジボクEDFシリーズにのみ登場する役職。*1
    画面の前でコントローラを握っているプレーヤーそのもの。
    「ブラザーを指揮(コマンド)する人」と「コントローラを握りコマンド入力する人」の両方の意味を持つ。
  • デジボクEDFシリーズにおいては、総司令から直々にブラザーを力を結集して地球を救えや守るのだと指令を受けることになる。
    • そういう意味では、ある種、デジボクEDFには登場しない「本部の人」に近い立場と言えるのかも知れない。
      レンジャー(EDF4)などを編成していると戦闘不能時に「もう撤退するしかありませんよ!」というセリフが聞けるので、本部の人の気分を味わえる。
      撤退は許可できない、5分後に再出撃だ
  • 前作では少し謎に包まれた存在だったが、今作で「コマンダーも各ブラザーと共に戦場に出撃している」という可能性が高いことが示唆されている。
    • 少人数のEDF隊員を率いて現地で戦闘を行うという立場なので、あえて別の表現をするなら(ゲーム画面には映っていないが)本家EDFでいう赤ヘルメットの隊長、ないしはストーム1に近い存在なのかもしれない。

ブラザー

  • デジボク地球防衛軍シリーズにおけるプレーヤーキャラクターたち。
    • 女性の場合は例外的に「シスター」と呼ばれるが、キャラクターの総称としては「ブラザー」で統一される。
  • 本家EDFで言うレンジャーなどといった兵科のようなもので、ブラザーごとに固有のアビリティやスペシャル技を持ち、初期装備可能な武器種も異なる。
  • 過去作の兵科は多くても4種類程度だったが、デジボク地球防衛軍シリーズでは外伝作などを含む歴代兵科が各シリーズ別で登場。さらに世界各国の「ご当地EDFブラザー」も多数登場し、デジボクEDF2ではついに100種を上回った。
    • かつ、それぞれのブラザーに3タイプのバージョンが存在するため、総計300ものブラザーの中からチームを編成できる。
  • プレイヤーはこのブラザーを最大4人まで編成したチームを率いることになる。

レジェンド隊員

  • ブラザーの中でも、歴代EDFシリーズに登場した兵科がモチーフとなっているブラザー。
  • 歴代兵科がモチーフと言っても京都弁を話すウイングダイバーやショタと化したエアレイダーなど、デジボクEDFらしくその個性はご当地EDFブラザーに見劣りしない。
  • しかし性能面においては前作デジボクEDFでは原作の性能を再現した結果、陸戦系の緊急回避、飛行系の飛行などアビリティが被ってしまったせいでスペシャル技以外の違いがほとんどなく少々不遇であった。
    • デジボクEDF2ではアビリティが「ムーブアビリティ」と「サポートアビリティ」の2つになったため、レジェンド隊員の一層の差別化が期待されている。

ご当地EDFブラザー

  • バラバラになった地球でも世界各国でたくましく戦うブラザーたち。ご当地ブラザー、ご当地隊員などとも呼ばれる。
  • 各ブラザーはEDFの理念に同調して戦っている者ばかりでなく、個人個人の理念に基づいて活動している。
    • 例として、前作デジボクEDFにおいては「カナダさえ無事ならそれでいい」と述べたベアブラザーのブルーノや、「動画配信のために戦っている」と言うバズシスターのハリムTVなどがいた*2
    • もちろん、前作デジボクEDFに登場したロイヤルブラザーのレーゼンビーやヘビーストライカーのカームリーダーなど、地球や困っている人のためにEDF入隊を志願する者もおり、戦う動機は様々なようだ。
  • ご当地EDFブラザーはEDFから支給された武器のほか、自前の武器で戦う者もいる*3
    歌ったり踊ったり花を咲かせたりとレジェンド隊員にはない特殊な技を使えたりもし、そこら辺のEDF隊員よりもよっぽど強いご当地隊員も存在する。
  • 本人の弁なので真偽は定かではないが、江戸時代から来たという者や古代エジプト人を自称する者まで登場しており、国境だけでなく時間をも超えたブラザーが一丸となって地球を守っている。
  • コロニストやコスモノーツは『地球防衛軍5』ではなくこちらの出身となっている。彼らが味方になるのはあくまで本作独自の設定なのだろう。

陸戦兵

  • EDF1~2に登場する、EDFの中核を成す隊員。作中では男性のみが登場する。
  • 当時はNPC隊員が存在しなかったため、本部の無茶振り作戦を単独でこなしていた。
    • 尤も、通信では同時に作戦を遂行する友軍が奮戦する様子が聞こえてくるので、1人で戦場に送り込まれていたわけではないようだ。通信を入れた隊員はたいてい数秒後に殉職するけど
    • EDF2の難易度がシリーズ中でも特に高いこと、EDF2にNPC隊員が登場しないことはデジボク地球防衛軍の陸戦兵(EDF2)やペイルウイング(EDF2)の性格にも現れているが、陸戦兵はどんな無茶振りにも前向きに立ち向かおうとするのに対し、ペイルウイングは無茶振りに呆れていると対極的なのが面白い。
  • 20年前のゲームに登場した存在であるにも関わらず、現在においても彼らができること・やるべきことはほとんど変わっていない。
    レンジャーと名を変えた今も、彼らは大地を転がりながら卓越した狙撃力で航空戦力を的確に撃墜していく。
    非常にシンプルな操作で初心者向きでありつつ、キャラ性能での誤魔化しがきかないためプレーヤースキルが戦果に直結する奥深さで上級者にも愛され続けるEDFの顔役。

ペイルウイング

  • EDF2に登場する特殊部隊。
    世界観的にはEDF2にしか存在しないが、EDF3Pでは「もしこの世界にもペイルウイングがいたら」というifにより、2とは異なる外見のペイルウイングが登場している。
  • インベーダーの技術をもとに開発した飛行ユニットにより空を飛ぶことが可能。
    体重の問題や、思念誘導兵器の適合者に女性が多いことなどから女性のみで構成されている。
  • 飛行ユニットを使用するにはエナジーゲージが必要。エナジーゲージは使用していない間回復し続けるが、全て使い切ってしまうと緊急チャージに突入。エナジーゲージが高速で回復する代わりにエナジーゲージを使用する行動が不可能となる。
  • 武器の使用にも、プラズマ・グレネードなどの例外を除き全てエナジーゲージが必要となる*4
    そのため、攻撃・移動のどちらにもエナジーゲージの管理が不可欠である。
  • 軽量化のためにアーマーが脆弱となっている他、武器が総じて長射程であるほど扱いにくいものとなっているため中~近距離戦を余儀なくされ、上級者向けの兵科となっている。
  • なお、「ペイルウィング」ではない。「イ」は大文字。
  • paleという英語は「青白い、色褪せた」という意味があるため*5青系統以外のカラーリングにすると兵科名と外見が矛盾してしまう。
    • 4以降で外見の色を変えられるようになって名称がウイングダイバーになったのはそれが関係している…のかもしれない。

レンジャー

  • EDF3以降で登場する、陸戦兵に代わる歩兵部隊。正式名称は「特戦歩兵レンジャー」。
  • 作品により外見等は異なるものの、基本性能は陸戦兵と変わらない。
    • 実はEDF3の主人公は「特殊遊撃隊ストームチーム」所属のエリートであり、一般のレンジャー隊員が扱えない装備も扱える。
      • 例えばEDF4のレンジャーには扱えない設置型爆弾やセントリーガン、(EDF3P限定だが)運用に専用バックパックを要する重量級火器類などが扱える。
    • それでも少しずつできることを増やしており、EDF4.1ではレンジャーの固有能力として回復アイテムによる味方隊員の回復および緊急回避による障害物破壊を会得。
      EDF5ではダッシュが可能になった。デジボクEDFにおいてレンジャー4にはないダッシュがレンジャー5にあるのは、このため。
  • EDF3以降NPC隊員が登場するようになったが、その多くはレンジャー部隊である。このことからも、EDFは歩兵部隊が大半を占めていることが分かる。

ウイングダイバー

  • EDF4以降で登場する、ペイルウイングに代わる飛行部隊。正式名称は「降下翼兵ウイングダイバー」、通称「ダバ子」。
  • 兵科が少ないEDF2では上級兵科だったが、EDF4では兵科数が大きく増加したため相対的に中級兵科となった。
  • こちらも作品により外見が異なり、細かい部分での変化こそあれど、女性隊員のみで構成されており、中~近距離戦に強く遠距離戦が苦手でアーマーが貧弱というところに変化はない。
  • なお「ウィングダイバー」ではない。「イ」は大文字。

エアレイダー

  • EDF4以降で登場する、新たな兵科。正式名称は「空爆誘導兵エアレイダー」。
  • その名の通り、発煙筒やレーザーポインタを用いて爆撃機や空母・衛星兵器といった大型兵器による大規模攻撃が可能な兵科。
    その圧倒的な火力と攻撃範囲の代償として、これらの要請にはエアレイダー専用の「功績ポイント」が必要であり、一定数の敵を倒さなければならない。
    それゆえ一度の要請ミスが作戦の成否を大きく揺るがすことがあり、上級者向けの兵科となっている。使いこなすにはエアレイダー自体の使い込みだけでなく各ミッションの敵の配置等にも熟達する必要がある。
  • 支援要請のみならず、ビーグル*6ビークルの配送要請も可能。やはり功績ポイントが必要になるが、EDF3以前と比べて他兵科の武器に劣らぬ数にまで種類が増えている。
  • さらには、周辺の隊員のアーマー回復や火力・防御力を増強する設置兵器、敵からの飛び道具のみを遮断する防御壁トーチカ、味方の誘導ミサイルの性能を向上させ特定の敵へ誘導させるレーザーポインタといった装備で自らが他隊員の支援を行うことも可能。
  • 一方、エアレイダー本人は最低限の戦闘能力しか有していない。
    直接攻撃できる武器はリムペットガンなどごく少数しかなく、移動能力もレンジャー以下。
    支援要請とビークルを駆使して、直接戦闘を極力避ける戦術が求められる。
  • 初登場から最新作EDF6に至るまで、エアレイダーのNPC隊員は登場していない。
    • が、ミッションによって空爆自体は行われるため、見えないところでエアレイダーが頑張っているのかもしれない。
      エアレイダーがNPCとして登場したら、支援要請する前に倒されたとき整合性が取れなくなっちゃうから仕方ないね

エアレイド

  • EDF2PV2(と、その移植版であるforNintendoSwitch)にのみ登場する兵科。
    EDF3Pにif参戦したペイルウイングとは逆に、過去のバージョンへ4からやってきたifエアレイダー。
  • 功績ポイントを用いて強力な支援攻撃を行えるという基本はエアレイダーと変わらないが、EDF2のゲームバランスに合わせて一部の支援要請が功績ポイント不要のリロード方式になっていたり、ビークル要請が不可能な代わりに現地に配置されたビークルの性能が向上するなど変化が多い。
    20000ダメージの150ミリ砲を3秒おきに連射できるとエアレイダーが知ったらどう思うのか…それでもきついのがEDF2PV2の恐ろしいところ

フェンサー

  • EDF4以降で登場する、新たな兵科。正式名称「二刀装甲兵フェンサー」。通称おフェンフェン。
    • EDF4のフェンサーは、フォーリナーの陸戦用防御スクリーンを想定し、シールド内部に突入して発生装置を破壊するために開発された「パワーフレーム」を扱う兵科という設定。
    • EDF5のフェンサーは、民間での研究を起点として開発された軍事用外骨格「パワードスケルトン」を装備した兵科という設定。
  • 鎧のような強化外骨格を身にまとい、その名の通りに生身では持つことすら不可能な重装備を片手に1本ずつ、さらには左右の肩も合わせて4つもの装備で武装できる。見た目の通りにアーマーも高いうえ、ダメージ軽減や反射能力を持つ盾を装備することもでき、チームの盾役として最前線に立つことができる。
  • 「歩行速度」は遅いが、武器に搭載されたスラスター/ブースターを用いて高速移動が可能であり、さらには攻撃動作とスラスター/ブースターを組み合わせた「キャンセル」と呼ばれる操作を用いることで圧倒的な機動力をも確保できる。
  • 火力・防御力・機動力のいずれにも優れた兵科だが、攻撃・移動ともに小回りがきかないため素早く動き回る航空戦力を苦手としやすい。
    • また、EDF5以降は補助装備により様々な状況に特化できるようになったが、あらゆる状況に対応可能な汎用性を確保することが難しい。
  • その装備の多さからもわかる通り、他の兵科とは操作方法からして根本的に異なっている。更には前述のスラスターキャンセル等の特殊操作も存在する。
    エアレイダーが戦術面での熟練を要する上級兵科とするならば、フェンサーは操作面での熟練を要する上級兵科と言える。
  • NPC隊員としてはEDF4の時点で登場していたが、他兵科と変わらないHP、主力級をワンパンできない攻撃力、使われない盾&スラスター&ブースターと、フェンサーのメリットを一切合切活かせていなかった。
    特にブラストホールスピアーを持つNPCは、隙が多く射程も短いため活躍の場を殆ど得られず、付いたあだ名が爪楊枝
    • EDF4.1では銃砲を装備したNPCの割合が増えて、固定砲台としてカウントしやすくはなった。
      一方で、槍持ちフェンサーが航空戦力主体のミッションに追加されるなど、謎の配置転換も見られた。
    • EDF5ではNPCも盾・スラスター・ブースターを使うようになり、機動力と生存性が劇的に改善した。

トルーパーアーマー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON」に登場する兵科。
    • デジボクEDFゲーム内では「アーマー」が省略され「トルーパー(EDF:IA)」と表記される。
  • 名前こそ異なるものの、EDF:IAにおける陸戦兵ポジション。
  • シリーズ初導入のダッシュ機能と全方位に可能な緊急回避により、同作品の他兵科はもちろん歴代シリーズの陸戦兵科と比べても、最上級の機動力を有している。
  • ジェノサイド砲枠の「Pesticide」はロケランタイプ。他兵科のものよりは扱いやすい。

ジェットアーマー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON」に登場する飛行兵科。
    • デジボクEDFゲーム内では「アーマー」が省略され「ジェット(EDF:IA)」と表記される。
  • ナンバリングタイトルの飛行兵科と同様、武器のリロード時と飛行時に共通のゲージを消費する。
  • シリーズ他作品の飛行兵科と異なり、地上でも常にホバー移動をしている。
    そのため、エナジーゲージを使い切っても機動力に大きな差し障りはなく、ダッシュもそのままできる。
  • 空中地上を問わずに緊急回避が可能で、低めの体力を十分に補えた。
  • ジェノサイド砲枠の「Pesticide」はスナイパータイプ。
    スコープを覗き込んでから撃たないと、狙いが逸れてほぼ確実に自爆する代物だった。

タクティカルアーマー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON」に登場。
    • デジボクEDFゲーム内では「アーマー」が省略され「タクティカル(EDF:IA)」と表記される。
  • エアレイダーの前身と捉えられることが多いが、ビークルも砲爆撃支援も要請できない。
    • その代わり、通常武器に加えてタレット等の設置兵器を複数持ち込むことが可能。
      最大5枠ある兵器を上手く使い分ける、まさに「タクティカル」な戦い方を要求される。
    • 使用可能な全ジャンルの武器に誘導機能があるのが特徴。デジボク地球防衛軍におけるオーナー武器であるキャバトリックスもその一つ。
  • ジェノサイド砲枠の「Pesticide」はミサイルタイプ。デジボク地球防衛軍のスペシャルにも採用されている。
    • EDF:IAでは、ロックオンせずに発射したミサイルがグレネードのような放物線を描くため、思わぬ自爆を起こしやすかった。

バトルアーマー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON」に登場。
    • デジボクEDFゲーム内では「アーマー」が省略され「バトル(EDF:IA)」と表記される。
  • 高めのアーマーと、全方位に張れるシールド及びそれに付随する機能が特色。
    シールドはエナジーゲージと連動しており、一定ダメージを受けるとクールタイムに突入する。
    • ただし、どんな大ダメージでも最低一発は本体へのダメージを防いでくれるため、後述の「Pesticide」を使った自爆戦法も可能。
  • エナジーを使用して周囲の敵に電撃を放つ「バグザッパー」を展開できる。
    プレイヤーに吸着しようとしてくる小型敵「ティック」の排除によく用いられた。
  • エナジーゲージを空にすることで周りの敵を吹き飛ばす「ブラストウェーブ」が使用できる。
  • ジェノサイド砲枠の「Pesticide」はグレネードタイプ。弱点持ちの敵にピンポイントで当てるのは至難の業。

トルーパー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」に登場する兵科。EDF:IA同様、陸戦兵ポジション。
    • 名称としては「トルーパーアーマー」がEDF:IAの兵科で、アーマーがつかない「トルーパー」がEDF:IRの兵科ということになるのだが、紛らわしいので「トルーパー(EDF:IR)」というふうにEDF:IR出身であることを併記することが多い。
  • PAギアの導入により、緊急回避がより瞬発的な「E-ダッジ」に置き換えられている。感覚としてはフェンサーのスラスターに近い。
    • エナジーゲージと連動しており、連続使用可能なのは5回まで。エナジーを使い切るとリチャージが終わるまで緊急回避ができない。
    • エナジー自体は時間経過で回復するため、緊急回避をするタイミングがより重要となった。
  • 他兵科と比べて高コストのアイテムをより多めに持ち込むことが可能。
    そのため陸戦兵でありながら、ビークルや支援攻撃要請や設置兵器をフルに活かした、工作兵に近い戦闘スタイルが主流となる。
    • EDF:IRにはエアレイダータイプの兵科が存在しないため、トルーパー(EDF:IR)がレンジャー役とエアレイダー役を兼任するような形となったのかも知れない。

ジェットリフター

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」に登場する飛行兵科。
  • 飛行能力は、PAギアのエナジーコアに因んで「E-フライト」と呼ばれる。
  • 武器の全兵科共通化によって、リロード時のエナジー消費が無くなったため、エナジー管理は楽になった。
    • 一方で緊急チャージにかかる時間が遅く、ゲージを使い切らない戦略も求められるようになった。
    • また飛行時(特に降下時)の慣性が独特で、過去作の飛行兵科よりも操作に慣れが必要。
  • EDF:IRではアーマーの数値が全兵科共通だが、ジェットリフターは被弾時のダメージ量が多めになるように設定されている。

ヘビーストライカー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」に登場。
    重装兵タイプで、アグレッサーの多脚歩行兵器「ガーガント」の弱点への接近を目的として開発されたという設定。
  • 他の兵科と異なり、同じ武器を両手に2つ装備するため火力に優れている。代わりにリロードが長め。
  • PAギアのエナジーゲージを消費して、ブースト移動と「E-フィールド」の展開を行うことができる。
  • E-フィールドは前方からの攻撃を完全に防げるシールドを展開する。
    • 無効化したダメージ量とは関係なく、あくまでシールドの展開時間によってゲージの消費量が決まるため、一撃の痛い攻撃を重点的に防ぐ目的でよく用いられた。
    • 「オーバードライブ」を発動すると、デジボク地球防衛軍でのスペシャルのようにシールドを時間切れになるまで展開し続けられる。
    • NPCとして登場するヘビーストライカーもE-フィールドを展開し、時折プレイヤーの盾となってくれる。
      • ただし内側からの攻撃も遮断する仕様のため、どちらの盾なのか分からなくなることも。

プロールライダー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」に登場。陸戦・飛行・工作・重装のいずれにも分類できない兵科。
  • エナジーゲージを消費してワイヤーによる長距離移動「E-ニードル」が可能。
    使いこなせば、飛行兵科より優れた機動力を発揮できる。
  • 「オーバードライブ」を発動すると、味方化した巨大生物「G-L.I.A.R.」を呼び出す。
    • 乗り込むとほぼ一方的な攻撃を行える。
    • デジボク地球防衛軍では蟻型のものが登場したが、EDF:IRでは蜘蛛型のものとシディロスも操作できる。
  • EDF:IRでは、EDFの対抗組織「カインドレッド・レベリオン」の一員としてこの兵科が初めて登場する。
    • 制御されたストームアントに跨っており、フィールド上のジェムを超機動で強奪していく厄介者。
    • レベリオンの技術をEDF側が取り入れてプレイアブルになる、という流れ。

EDFが擁する兵器たち

ビークル

  • Vehicle。和訳では乗り物、車両といった意味で通常は車輪がついた地上の乗り物を差すが、EDFではヘリコプターやバトルマシンも含めた搭乗兵器全般を指す。
  • EDF1から登場している歴史ある存在だが、シリーズごとに仕様がかなり大きく変更されている。
    • EDF1~3では、ミッション中 決められた場所に決まったビークルが固定配置されており、レンジャーとエアレイドのみが使用可能となっている。
      • APと攻撃力は難易度に応じて上昇するが、序盤ミッション・終盤ミッションでの差はない。
      • エアレイドが搭乗すると移動性能・攻撃性能が向上する。
      • EDF1~2では、ビークルに乗ったまま水中に進入できる。生身で運転するバイクで海底を疾走する光景はシュール極まりない。
        残念ながら*7EDF3以降はビークルが着水すると破損してしまうようになった。
    • EDF4/4.1では大規模な仕様変更が行われ、エアレイダーが功績ポイントを用いて要請するものとなった。
      発煙筒を投げると、その地点へビークルが入ったコンテナを輸送ヘリが落としてくれる。
      • これに伴い、ビークルの種類が他の武器と遜色ない数にまで大量追加された。
        2人以上が同時に搭乗して操縦と攻撃を分担できるものや、兵員救護車両といった変わり種も。
      • 操縦席に搭乗できるのはレンジャーとエアレイダーのみだが、ガンナー席には全兵科が搭乗可能。
        なお、バルガだけは全兵科が操縦できる。
      • 一方で、ごく一部のミッションを除き固定配置のビークルはなくなった。
        エアレイダー以外はビークルを要請できないため、ソロでは実質的にエアレイダー専用となる。
      • また、EDF3までは無限だった弾が有限となった。リロードはされないので、基本的には使い捨てとなる。
    • EDF5~6でも功績ポイントで要請するところに変更はないが、一部のビークルをレンジャーも要請可能となった。
      エアレイダー側にも新たなビークルは追加されているが、概ね4.1までにあったビークルをレンジャーとエアレイダーで折半したような形となっている。
      • 一部のビークルのみだがついにウイングダイバーやフェンサーも操縦できるようになった。レンジャーやエアレイダーが要請したものを貸してもらうことになる。
      • バイクやヘリなど、移動性能それ自体が強力であったビークルに燃料の概念が追加された。そのため、バイクの速度に追いつけない巨大生物をひたすら逃げ撃ちしたり、飛べない赤蟻をヘリで空中からいじめ続けるといった戦法が難しくなっている。
      • EDF3以来久々にマップ固定配置のビークルが再登場した。その名も軽トラ。レンジャーのみが運転可能だが、荷台に兵員を載せて運搬できる。
  • シリーズにより扱いの差はあるものの、一貫してミッションの成否を左右しうる強力な味方である。シリーズを通して「〇〇に乗れればほぼクリア確定」というようなミッションはいくつか存在している。

E551ギガンテス

  • EDF1~4に登場する戦車だが、1~2と3~4で外見等が大きく異なる
    • EDF4ではエアレイダーが登場したことでギガンテスにも様々なバリエーションが登場しているため単に「ギガンテス」と言った場合の意味合いが異なり、EDF1~3では特定のビークルを指す固有名詞、EDF4では派生機を含むギガンテス系列のビークルを指す。
  • EDF1~2のギガンテスは、青い塗装に黄色いラインが特徴。3以後、DLCの特殊塗装車を除いて迷彩柄などリアルな外観に変遷していったことを考えると、かなり目立つ個性的な見た目である。
    • 性能としては、主力級に対抗できるだけの威力を持つ榴弾砲もさることながら、巨大生物から逃げられるだけの最高速度を持つのが頼もしく、陸戦兵にとってはむしろ「足」としての役割を強く担うものであった。もちろん、外周を利用した引き撃ちも強力。
    • しかし戦車とは名ばかりの頼りないアーマー値により、巨大生物に囲まれようものなら一瞬で棺桶と化す。機関銃などいった気の利いた武装もなく、ただただ逃げ回って榴弾砲を撃つだけの姿から「自走砲」などと揶揄されたりもしていた。
    • EDF2PV2以降では新兵科のエアレイドが乗り込むとあらゆる要素が強化され、更にアシスト装置やトーチカ等の外付け強化も合わせると「足」に留まらず一気に主力を張れるようになる。
  • EDF3では茶色の外見になり、より兵器らしい見た目になった。
    • しかし武装は相変わらず榴弾砲のみで装甲も頼りない。しかも、基本的な走行能力はEDF1~2より低下し、巨大生物にも追いつかれてしまうようになってしまった。
      • 反面、EDF3Pで追加された乗り物の性能を強化する武器「リミットブースター」を使用すると一転して攻・防・走が揃った切り札に変貌する。リミットブースターギガンテスが攻略の要となるミッションも多かった。
  • EDF4では、エアレイダーのビークル要請が可能となったため、種類が大幅に増加。ギガンテスは「ギガンテスシリーズ」のタンクとしてカテゴライズされた。
    • EDF4の他のビークルと同様に弾数の上限が設定され、主砲の種類こそ増えたものの過去のギガンテス同様武装は主砲のみであるが、速度と耐久力が大幅に強化された。
      特に上位品ギガンテスは、EDF1~2で巨大生物から「なんとか逃げ切れる」程度だった速度が「余裕で引き離せる」ほどにまで向上。耐久力も数万に達した。
  • このように様々な変遷を経ながら隊員を救ってきた車両だが、瓦礫に乗り上げたりすると容易にひっくり返り、二度と起き上がれないという共通する欠点がある。
    歴代ギガンテス乗りにとって最も恐ろしいのは、巨大生物ではなく地面の小さな起伏であった。

Sceptrum III Battletank

  • EDF:IAに登場したタンク。
  • 英語版と日本語版で名称が異なり、日本語版では「TT11 トリケラトプス」と紹介されているが、作中ではこの呼称は使われておらず、搭乗中に表示される主砲名が英語版と同じく「Sceptrum Ⅲ Battletank HE」となっている。
  • 読みにくい戦車名は「Spectrum(スペクトル/スペクトラム)」ではなく、「王笏(おうしゃく)座」を意味する「Sceptrum」である(セプトラム、のような読みになる。王様が持つ杖を意味する「セプター」が語源)。
    • ……のだが、ビークル定型文は「スペクトルだ」になっており、公式からも読み方を間違えられている。
  • 榴弾を放つ主砲の他に機銃を装備しており、自爆の恐れがある接近戦でもギガンテスより戦いやすい。
    • 本来銃座はサブパイロットが操作を行うものなのだが、外伝作のEDF:IAらしく本家シリーズにはない「武器切り替えで銃座に乗り換える」という操作が取り入れられている。
  • また、本家EDFシリーズには無かった「ひっくり返っても、一度降りてから元に戻せる」という仕様もある。
    • ひっくり返った戦車の復帰は、EDF5で本家シリーズにも取り入れられた。
  • 走行中の車体にダメージ判定があり敵に攻撃できるが、味方や自分が車体の下敷きになると即死してしまう。

バトルマシン ベガルタ

  • EDF3で初登場した、二足歩行タイプのビークル。
  • EDF2までのビークルとは異なり、ロケット弾、マシンガン、火炎放射器という複数の武装を持つ。
    • これらの武装は切り替えの必要なく同時に使用できるため、これまでのビークルを圧倒的に上回る火力を有していた。
  • 脚部を利用したジャンプと背面のブースターによる短時間の飛行が可能。
  • コックピットが丸出しで、前作デジボクEDFでもそのことをジョーに突っ込まれたりしていたが、別に搭乗者がダメージを受けることはない。
  • 何かと多機能に見えるのだが動きが非常に鈍重であり、ブースターで縦の移動ができることを除けば陸戦兵よりはるかに遅い。
    照準移動により上半身を動かすことができるが、ギガンテスより上方向への攻撃範囲が広い反面、真横までは腰が回らないため、囲まれると非常に脆い。
    他のビークルとは異なり、長く乗り回すよりも火力を活かした局地戦での活躍が多いビークルであった。
    • EDF3Pで初登場した、ビークルの性能を引き上げる兵器「リミットブースター」を併用した際の火力は圧倒的で、ミッション次第では戦況を覆すポテンシャルはある。リミットブースターがあれば機動力も多少改善される。
  • タンクとは異なり腕・肩の武装を換装しやすいためか、EDF4で非常に多くのバリエーション派生機が作られることとなった偉大な始祖である。

BM03ベガルタ バスターロード

  • EDF4で登場した、ベガルタ重装タイプの最高ランク。真っ赤な塗装が特徴。
  • 両腕にバースト射撃のロケット弾、両肩に拡散榴弾砲と全武装が爆発弾を複数ばら撒くものとなっており、全弾発射時はINFの準主力級を瞬時にスクラップにするほどの火力を叩き出す。
    • しかし弾がいずれも拡散するため遠距離戦では命中率が低く、弾がいずれも爆風を伴うため近距離戦では自爆の危険が伴うため、どのミッションで使うか、いつ要請するかをよく考える必要があった。
    • NPC隊員への誤爆の危険も考えると、爆発物という範囲攻撃に特化した武装でありながら背が高い準主力級などに対して相性が良い。

ニクス リボルバーカスタム

  • EDF5において、ベガルタと置き換わる形で「コンバットフレーム ニクス」という二足歩行ビークルが登場。ベガルタよりもより人型に近い外見になった。
  • ベガルタと比べてアーマーが圧倒的に強化され、敵と真っ向から殴り合えるほどの性能になった。ベガルタの名誉のために言っておくと、ベガルタのコックピットはEDF4で全面保護される形に改修されており、ベガルタのアーマーがニクスより低いのはコックピットが丸出しなのとは関係ない。
  • ベガルタ同様様々な派生機があり、リボルバーカスタムはそのうちの1つ。両腕にリボルバーカノン(ガトリング砲のようなもの)、両肩に誘導ミサイルを装備した扱いやすさと汎用性に優れた機体。

ミニョコン

  • EDF:IRで登場したビークル。巫女にょん ではない。
  • 作戦に応じてカノン砲など様々な武装に換装できる、可換装多目的自走砲「ウロボロス」のドリル装備タイプ…という設定なのだが、ドリル装備タイプ以外のウロボロスは登場しない。
    • しかしEDF:IRではジェットミニョコン、マグマミニョコンといったミニョコンの派生機が登場している。
    • EDF:IRでは他のビークルと同様、輸送を要請して利用することもできる他、岩盤を掘削して地底へ向かうミッションで配置されている。無視して自力で穴掘りすることもできる。
  • デジボクEDFシリーズにおいては今作で初登場。
    • 「巨大生物が既に地底に穴を掘っているのに、今更穴掘りしてもしょうがない」ということで一度はスルーされることになったが…?

セルジオ1号

  • デジボクEDF2にのみ登場する兵器。
  • 車体はEDF2のギガンテスに似ているが、全体に白い塗装がされている。
  • 前後にしか移動できない、砲塔が90度横を向いたまま固定されている、加速力とブレーキ力が異常に高く瞬時に最高速になったり急停止やUターンできるなど、凄いのか凄くないのかよくわからない性能をしている。
  • 武装は「アベンジャーショット」のみ。
    砲塔から「ピューン」という独特の音をたてて低速で等速直線運動するエネルギー弾を発射する。
    爆発はしないが、ダロガを3発ほどで倒せる威力があり、連射速度もなかなか高い。この威力で弾数が99もあるのもポイント。
  • 使い方によっては相当強そうな兵器だが、EDF開発ではなくたまたま友人からサテライトブラスターのパーツが手に入ったのでセルジオが暇潰しに作った代物
  • ミッション中では1度だけ登場し、この武器でスペースのインベーダーであるダロガの大群と交戦した。
    • …が、途中で巨大生物など素早く動く敵の増援が現れ、お役御免となった。
  • 特に理由はないが、1978年、株式会社タイトーより「スペースインベーダー」というアーケードゲームがリリースされ社会現象になったことをここに付記しておく。

セルジオ2号

  • デジボクEDF2にのみ登場する兵器。やはりセルジオが趣味で作ったもの。
  • こちらも見た目は白い戦車。EDF3のギガンテスがベースか?
  • 主砲はセルジオ2号オリジナル武装「ミニフーリガン砲」。
    車体上部に取り付けられたレーザーポインタで着弾地点を決定し、発射するとどこから飛んできたのかよくわからない超低速の火球が真上から降ってきて、シールドベアラーのシールドを貫通して標的を破壊するシールドベアラーが出現する全てのミッションで貸してほしい
  • ミニフーリガン砲とは別に120ミリ榴弾砲も装備しているのだが、履帯の加速が遅く、砲塔旋回がかなり「滑る」ため、非常に狙いをつけにくい。
    • 動かない標的に対しては極めて有効な兵器だったのだが、セルジオが余計なフラグを立てたせいでシールドを装備した新型ヘクトルが登場。
      移動するヘクトルにはミニフーリガン砲は役に立たず、今回も1回きりで出番を終えた。

セルジオ3号

  • デジボクEDF2にのみ登場する兵器。やっぱりセルジオが個人的に開発したもの。
  • これも見た目は白い戦車。EDF:IRの装甲戦闘車両キャディがベースか?
  • セルジオが「レッドカラードローンに困っているなら使うといい」と寄越したものだが、こちらは1号・2号と異なり普通に強い
    EDF所有の戦車と比べても機動力は高く、砲塔も機敏に動く。
  • 武装は「試作型ツインレーザー」と「ワイバーンミサイル」。
    • 試作型ツインレーザーは、砲塔のレーザーポインタの方向へ赤いレーザーを放つ。
      非常に威力が高く、新型ヘクトルも瞬時に破壊できる。
      レーザーゆえ発射と同時に着弾するため命中率にも優れる。
      弾数が99と少ないため、打ちっぱなしにせず小刻みに撃つと良い。
    • ワイバーンミサイルはロックオン不要の自動追尾連装ミサイル。
      砲塔の方向ではなく車体の方向へロックオン・発射されることに注意が必要。
      レーダーマップを見て、進行方向に敵が固まっているところを狙うと良い。

クロロバスター

  • デジボクEDF2にのみ登場する兵器。
  • ビークルではなく固定砲台で、終盤ミッションにて凄まじいペースで量産され各地に配備された。
  • その性能たるや凄まじく、クイーンギサンダーの群れをたちまち壊滅させてしまうほど。
    ミナトススムも思わず「自分が戦わなくてもどうせクロロバスターがやってくれる」と漏らしたほど。
  • ちなみに黒煙が出ているように見えるが、べつにダメージを受けたり壊れかけてるわけではない。
+ その正体(ネタバレ注意)
  • この兵器は葉緑体をエネルギー源とし、廃棄ガスで大気を汚染してしまう兵器だった。
    この兵器が、ロブくんともう1人の怒りを買ってしまうことになる…
  • ちなみに名前を訳すと「葉緑体(クロロプラスト)破壊機」。名が体を表すとはまさにこのことである。
+ DLCにて(ネタバレ注意)
  • DLCのミッションパック「ロボソラスvs.機械化軍団」にて、第6師団の617タスマニアタイガー隊が開発するロボソラスと次期主力兵器の座を争っていたことが判明。
  • 詳細は不明なもののロボソラスの開発が色々と失敗続きだったのとは対照的に、クロロバスターの開発はそれなりに順調だったようで、試験投入された各地の戦線で活躍し勝利を収めていた。
  • 最終的に制式採用を勝ち取るものの、実はクロロバスターには「ある欠陥」が存在していたことが判明。ロボソラスの開発が続行が一度は決まったのだが…。
    • ロボソラスはコマンダー達の盾となって自ら爆散してしまったため結局クロロバスターの採用が決まったものと思われる。
    • この欠陥の詳細は語られてはいないものの、本編での描写を見る限り自然環境への深刻な悪影響が懸念されたものと思われる。そんなものを300万基も配備するな

侵略者たち

インベーダー

  • 「THE 地球防衛軍」&「THE 地球防衛軍2」とその移植作品に登場する。
  • 元々のEDFが異星人との戦いではなく紛争解決を目的とした組織だったとは言え、初襲来からたった数時間で世界各地の軍事基地を壊滅させた。
  • 機械系の敵のデザインは、「マザーシップ」や「ダロガ」や「キャリアー」のように、紫や緑色を基調としたものが多い。
    • 言ってしまえばオモチャっぽく古臭いデザインだが、これは当時の(ゲームとしての)EDFが特撮をイメージした作風だったため。陸戦兵のデザインにもそれが表れている。
  • 「ソラス」を兵器として投入するのはこの勢力だが、幼生体・成体だけではなくサイボーグ化された個体も使用してくる。
  • EDF1のラスボスである母船マザーシップは、ハッチから多数のUFO「ファイター」(前作DLCで登場)を投下する他、八基の「ジェノサイド・キャノン」と紫色のビーム砲台「スペースリング」で武装している。
    • 一定ダメージを受けると、ジェノサイド・キャノンを放棄して破壊不能なビーム砲台16基を発動し、画面を埋め尽くすほどの弾幕を展開するが、ファイター投下中のハッチにシールドを張れないという弱点を見抜かれ撃墜される。
  • EDF2では2年後に新戦力(蜘蛛型巨大生物「凶虫バゥ」や前作DLCに登場した「ドラゴン・センチピード」など)を引っ提げ、中ボスとして再登場する。
    • 再び戦士たちの奮戦によりマザーシップは撃墜される。EDFの仕事は生き残った巨大生物を掃討するオマケのようなもののみとなったはずだが…?
+ デジボク未登場のシナリオを含むため折り畳み
  • EDF2ではマザーシップ撃墜後の掃討戦の最中に、インベーダーの真の母船「皇帝都市アダン」が上空に出現。
    マザーシップとは比べ物にならない、マップ全域を覆い隠すほどの巨体と無数の砲台による一斉射撃、更なる新兵器の投下によって、人類は再び追い詰められていく。
  • アダン登場後に現れる新型円盤「インペリアル・ファイター」と爆撃機「インペリアル・ボマー」も、前作のDLC追加ミッションに登場した。

フォーリナー

  • 地球防衛軍3~4及びその派生作品&移植作品に登場。
  • 銀色を基調としたSFチックなデザインの機械兵器が多い。
  • 「ガンシップ」や「ヘクトル」といった無人兵器の集団や、防護能力に優れた大型円盤キャリアーや四足歩行要塞等の拠点級兵器を運用する。
    • もちろん、地球防衛軍シリーズお馴染みの巨大生物も健在。やはり地中に巣を作って増殖・進化を行い地球を汚染していった。
  • 初交戦の2017年から遡ること4年前に人類側から認知されていたが、交渉に応じなかったため、2年前にはフォーリナーとの戦闘に備えた連合地球軍「EDF」が設立されている。
  • EDF3&3Pでは宇宙生物「ヴァラク」(前作DLCミッションに登場)とそのサイボーグ化個体を投入する。
    しかしEDF4では怪獣系エネミーがそもそも登場せず、EDF4.1では怪生物「エルギヌス」に置き換えられた。カワイヴァラク…
  • 武装を展開していない母船マザーシップは、前作デジボクEDFでコタローが形容したように「銀色の大玉」そのもの。
    • 戦闘形態をとると下部からジェノサイド砲を放つ巨大砲台を展開し、表面にある無数の六角形の装甲が分離してビーム砲台およびプラズマ砲台となる。
    • 稼働に必要な莫大なエネルギーを下部の大気吸収口から取り入れており、ここが弱点となっている。ここへ大ダメージを与えられると最終形態に移行。側面下部から大型砲台が複数展開するおぞましい姿へ変貌し、凄まじい弾幕を放つ。
    • EDF3ではストーム1と各EDF隊員・市民達の活躍によって撃墜されるが、7年後が舞台のEDF4および4.1では10隻の大船団として再襲来。
    • それでも、戦力と技術力を向上させたEDFによって、少なくとも半数以上のマザーシップが撃墜あるいは戦闘不能に追い込まれた。
  • EDF4/4.1のミッション中盤にてマザーシップ船団への大規模攻撃作戦は成功したものの、新種の蜂型飛行型巨大生物(前作デジボクEDFに登場した「ツキサスピアン」)が出現し掃討戦は難航。
+ デジボク未登場のシナリオを含むため折り畳み
  • 飛行型も含めた残敵の討伐に手間取る中、砲台やハッチが付属する無数の六角形パネルが上空から出現し、隙間なく空を覆い隠していく。
    地球を徐々に飲み込もうとしているかのような光景から、これらは「アースイーター」と命名される。
    • ハッチから投下される新兵器・破壊しても続々と補充されるパネル・太陽光を遮ることによる環境の激変によって、人類を半数以下にまで減らした。
  • 更に巨大生物がドラゴンに類似した生命体に進化。エアレイダーの支援要請が一時的に不可能になるなど、主人公の周りにも大きな被害をもたらす。ドラゴンの親玉である「グレーター・ワイルド・ドラゴン」まで登場。
  • フォーリナーは、巨大生物の地球への定住の手助けをしたり、進化後の巨大生物を積極的に投下したりするなどの動きを見せる。
    • そのため、地球侵略における彼らの最終目標は、自らが保有する巨大生物の更なる進化ではないかと作中で推測されている。
  • 惑星規模の被害をもたらすアースイーターに対し、フォーリナーを研究するオハラ博士による「これほど大規模な兵器を統率するためには、中枢となる『ブレイン』が存在するはず(逆に、そういった弱点となる中枢が存在しなければ勝てない)」という仮説をもとに、EDFは存在するとも知れない「ブレイン」への戦いへと舵を切っていく。
  • 英語として誤解を招きやすい表現なためか、海外版では呼称が「Ravager」に改められている。
    • そのため、侵略をまだ始めていない段階で「破壊者」呼ばわりされる。
    • EDF:IAの敵勢力と名前が被る点を今作の海外版でどう解決するのかが注目されたが普通にRavagerでまとめられた。
      • そのためミッション90のタイトルはSixth Invader(6番目の侵略者)なのに総司令は5種類しか侵略者の名前を挙げていない。

ラヴェジャー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: INSECT ARMAGEDDON」に登場。
  • 高度に進化した昆虫種族が絶滅前に放った、昆虫生命体を搭載した大艦隊が起源。
    行く先々にある生命が存在可能な惑星を昆虫生命体によって侵略し、地球を除く銀河系中の惑星を支配した。
    • 要するに地球だろうと地球じゃなかろうと無差別に支配を試みる連中であり、設定だけを見れば、デジボク世界の他の侵略者にとっても脅威となりかねない存在である。
  • 昆虫型生命体と機械型兵器を駆使してくるが、その二つが融合したもの(「デストロイ・マンティス」など)も使用する。
  • 他作品の蟻のデザイン元がクロオオアリであるのに対し、最初の雑魚敵「ブル・アント」は北米の収穫アリに類似している。
  • 殆どの雑魚敵が攻撃手段を複数持っている上に、一部の昆虫型生命体はマップ上の車をこちらに投げつけたり、地面に潜って近くにワープしてきたりする。
    • 後半ミッションでは機械化されたものが変異種として登場し、そのままの物量で投入される。
  • 弾丸は通すが人間だけは通過できないバリアーをマップ中に張り巡らし、プレイヤー達の行動を制限する。
    フォーリナーやプライマーの防御スクリーンと一緒に登場したらとんでもないことになっていた。
+ デジボク未登場のシナリオを含むため折り畳み
  • 最終ミッションではマザーシップ(?)が登場。
    • この時の作戦目標は雑魚や二足歩行兵器「ヘクター」の排除とエリアからの脱出であり、マザーシップからは誘導ビームなどで一方的に攻撃される。
    • 結局、撃退できないどころか全容の把握すら叶わずストーリーが完結してしまう。
      前作デジボクEDFでラヴェジャーのみ母船が登場しなかったのはおそらくこのため。
  • この消化不良な結末も、EDF:IRは続編であるという誤解が産まれる土壌を作っていると考えられる。

プライマー

  • 地球防衛軍5および地球防衛軍6の侵略者。
  • テレポーション技術や揚陸艇による高い輸送能力を誇り、一部拠点級は空爆や砲撃をも防ぐ「金色の装甲」に守られている。
  • 今までの地球防衛軍シリーズには登場していなかった、知的生命体「コロニスト」&「コスモノーツ」がついにEDFと直接戦闘を行うようになった。
    通信では「エイリアン」と呼ばれることが多い。
    • 緊急回避&建物に身を隠す&障害物をよじ登るといった、プレイヤー側だけが可能だったアクションを積極的に使用してくる。
    • アクティブ化した集団内で、視界によってタゲを共有している。
      逆に言うと、障害物を挟んで逃げれば撒くのも容易。
    • 巨大生物(作中では侵略性外来生物や怪物と呼称)を使役することが可能であり、タゲを任意の相手に向かわせたり地面から一斉に出現させたりする場面も。
    • 武器は一個体につき一個までしか装備できないが、武器の種類が多様で集団で来られると対処が難しくなる。
    • 部位破壊が可能で戦闘能力を削ることも出来るが、四肢は一定時間で再生する。
    • 汚染物質に滅法弱いらしくコロニストの大部隊が局地戦で大敗を喫したことも。
      • そのためか、コスモノーツの鎧には大気汚染から身を守る効果もある。
      • だがゲーム中で鎧を剥がしても、本体にダメージが通ようになる以外の弱体化は生じない。
    • コロニストは人型で言語を用いる(と作中で認識されていた)ことから、対話による交渉も模索されていた。
      しかし、プライマー側は初手で交渉団を殺害するなど、停戦や降伏に応じる気配を全く見せなかった。
  • フォーリナーと同じく「エルギヌス」を使役する他、より生命力の高い怪生物「アーケルス」も投入してくる。
  • マザーシップは前述の金色の装甲に覆われており、全体の形状は「インディペンデンス・デイ」などで見られる平板状のものに近い。
    • 過去作のマザーシップと異なり、最初から10隻で飛来した。
    • 大型砲台の攻撃は初代EDFのマザーシップと類似しているが、一箇所から緑色に輝く光弾を散弾状に撒くと言う点が異なる。
    • なお、EDF1~2のマザーシップの弱点は空挺部隊のハッチ、EDF3~4のマザーシップの弱点は稼働に必要な大量のエネルギーを補給するための大気吸収口と、それぞれ保護できない理由が存在していたのだが、
      EDF5のマザーシップはそういった理由はなく「アクションゲームのボスキャラクターのお約束」とばかりに弱点を晒していたことがしばしば突っ込まれる。
  • 言うまでもなくEDFないし人類の敵なのだが、前作デジボクEDFではDLCで味方として登場した。その経緯についてはダークレジオンの項にて。
+ デジボク未登場のシナリオのネタバレを含むため折り畳み
  • その正体は、数十万年先の火星に生まれる異星文明。つまり未来人でもある。
  • 彼らが人類を執拗に滅ぼそうとするのは自分たちの存在が根本的に消されてしまうのを阻止するため。以下経歴について順を追って説明する。
    • 数十万年先の未来、プライマーは地球に降り立ち人類文明の痕跡を見た。
    • それに興味を抱いた彼らは自分たちの擁する高度なテクノロジーをもって時間旅行を実施。人類を観察し、ときには交流することもあった。
      • EDF5で過去に地球を訪れたことがあるという記録が語られているが、その実態はこのことである。
    • だがプライマーはある時そのリスクに気づく。
      • 人類が「未来の火星人」の存在を知りそれに干渉するような行動をとった場合、プライマーは歴史改変によって抵抗すらできず消滅してしまう危険性さえあることを、遅蒔きながら理解したのである。
    • その後彼らは時間旅行および人類との交流をやめたが、事故により宇宙船(テレポーションシップ)が墜落。その残骸を人類に発見されてしまったため、人類殲滅計画を実施せざるを得なくなった。

アグレッサー

  • 「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」に登場。
  • 生物兵器&機械兵器を問わず体内に「エナジージェム」と呼ばれる鉱物を内蔵しているのが特徴。
    • 地球上の生物を模した巨大生物からは青色、機械兵器からは黄色、宇宙由来の生命体(「シディロス」など)からは赤色のエナジージェムがドロップする。
    • また緑色のエナジージェムもドロップし、ゲーム中では回復剤として作用する。
    • エナジージェムは、アグレッサーの攻撃でインフラの大部分を失った人類にとって貴重なエネルギー源とされている。
    • そのため、EDFとその対抗組織「カインドレッド・レベリオン」との間で取り合いも起きている。
  • 2028年に母船「ハイヴクラフト」が地球へ飛来し、その後幾度となく人類との戦いを繰り広げる。
    • 2033年には、エナジージェムを利用して発明された強化外骨格PAギア及び新型エナジーコアを装備した兵士によって、チュートリアルで撃墜される。
    • 7年後の2040年に再び飛来し、新たな生物や兵器を率いて侵略を試みる。
  • 他作品で言うところのマザーシップである「ハイヴクラフト」は、上部がエナジージェムの鉱脈で構成されている。
    • 下部からは大規模な砲撃を展開するが、基本的にプレイヤーに狙いを定めてこない。
    • 最初の侵略では主砲も使っていた様だが、発射時に受けたミサイルが致命傷となったためか、チュートリアルより後に使われる場面は無い。
    • 再襲来時には一瞬でワープによる離脱も可能となっており、発射後のEDF衛星砲をかわす場面も。
  • 毒&火炎&電撃といった属性を持つ攻撃手段によって、プレイヤーの行動を制限してくる敵も少なくない。
  • 超巨大生物「ベイザル」を最初の怪獣枠として投入する。
    • 前作デジボクEDFでも使用していた放電攻撃は、PAギアやビークルのブースト動作を長時間使用不可にするなどダメージ以外の追加効果を持っていた。
    • 終盤のミッションでは当たり前のように2体ずつ出現する。
    • 電撃攻撃が赤い変異体も追加ミッションで出現。意図していたかは不明だが、EDFの無人兵器に反乱を起こさせた。
  • 終盤になるにつれ、光学兵器に耐性のある変異種や回復武器で大ダメージを受けるゾンビ化個体も登場する。
  • 人類の殲滅だけが戦闘目的ではないことを伺わせる描写が多い。
    • 人間を捕縛してカプセルに閉じ込める「ハーベスター」という敵が登場する。
    • 多脚兵器「ガーガント」を用いてボーリング調査のような行為を行っている。
+ デジボク未登場のシナリオのネタバレを含むため折り畳み
  • ストーリー中盤で自衛機能を持った謎の塔「ピラー」が各地に登場する。
    • この塔はエネルギーを地中から吸収するためのものと判明。
      ハイヴクラフトはピラーのエネルギーを利用して、超巨大生物「ラズニード」を転送する。
    • ハイヴクラフトはラズニードを制御しようとするもEDFの妨害を受け、逆にラズニードに船体上部のエナジージェム鉱脈へのし掛かられ、海中に引きずり落とされてしまう。
  • その後のEDFは、ラズニード及びそこから発生する新種の敵「ラズニード・ラーヴァ」との戦いを余儀なくされる。
    • ラズニード出現後の地球環境は、火山活動が活発化する一方で大寒波に見舞われる地域が出るなど矛盾した状態となっていた。
    • このことから、ラズニードは自らが生息するのに適した環境を惑星単位で生み出す能力を持っており、アグレッサーがこの生物を召喚したのはテラフォーミングの過程で人類を根こそぎ消し去るためだったと推察されている。
  • ハイヴクラフトは最終ミッションにも登場するが、チュートリアルのように撃墜できないため、撃破数はずっと1のまま変わらない。

ダークレジオン

  • 前作デジボクEDFにおけるラスボス。
    • ダークレジオンと言う名称は、軍団を意味する「Legion」と、今作のテーマである地域を意味する「Region」の2つをかけた名前だと考えられる。ロード中のTIPでは「闇の領域」とも書かれていたため、後者の意味合いが強いか。
    • 英語版での名称は「Dark Tyrant(闇の圧政者)」で、その配下の勢力全般をまとめて「Dark Legion」と呼んでいた。
  • EDF1、EDF2、EDF3、EDF4、EDF5、EDF:IRと6隻のマザーシップを傘下に入れ宇宙から襲来し、四角い地球をバラバラに破壊。マザーシップを残して姿を消した。
    • コマンダー率いるEDF兵士とブラザーの最終目標はダークレジオンの撃退であり、総司令は敵の実行戦力であるマザーシップの位置特定とともに、姿を隠すダークレジオンの捜索も指揮している。どう考えても味噌汁作ってる場合ではない
  • 各マザーシップは黒いモヤモヤを纏っており、同様にモヤモヤを纏って強化された敵をボスとして召喚する。
    • ボス撃破後はモヤモヤを失うと同時にその場から去ってしまう上、バラバラにされた地球がなぜか一部修復される。
+ ストーリー終盤のネタバレを含むため折り畳み
  • 最後のマザーシップを撃退し、地球が完全に元通りになると思いきや、マザーシップのモヤモヤの中から謎の巨大生命体が出現。今度は地球を飲み込もうとしてくる。
  • 姿を消していた「ダークレジオン」とはこの生命体の事であり、探しても発見できなかったのはマザーシップの中に潜り込んでいたからであった。
    • 黒いモヤモヤを纏った敵は、「ダークレジオン化した個体」と通信などで呼ばれる。
  • DR化を加味しても、ジョーやガウチョシスターの牛が攫われた理由は最後まで不明のままである。
+ さらに最終盤では…
  • 本部が襲撃を受けて通信途絶し孤立してしまったコマンダーチームのもとへ、ダークレジオン討伐への協力を求む謎の通信が入る。
    僅かな望みをかけて指定されたポイントへ向かうが、そこへ大量の侵略者たちが集結。
    万事休すかと思われたが、「ダークレジオン化していない侵略者」がダークレジオンの軍勢に攻撃を仕掛ける。
    • それもそのはず、侵略者たちは「侵略者」であって「破壊者」ではない。地球をバラバラに破壊しようともくろむダークレジオンに対し、一時的に地球を守る「地球防衛軍」の一員となって戦闘に参加。
      コマンダーチームと共にダークレジオン本体との最終決戦へ突入するのだった。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2025年02月18日 15:03

*1 『ウイングダイバー・ザ・シューター』にも登場するがあちらでは「前線指揮官」という意味合いらしくプレイヤーが操作するウイングダイバーとは別人。

*2 いずれも最終的にはEDFに協力している

*3 なお前作DLCでは、主に自前の近接武器で戦っていたご当地EDFブラザーが「空飛ぶ敵に対抗できない」という理由からやむを得ずEDFの兵器を使用することになった

*4 発射と同時にエナジーゲージを消費する直結型と、弾切れした際のリロード時にまとめて消費されるチャージ型がある

*5 名詞では「杭」という意味になる。

*6 EDF4では、ミスにより通信やブリーフィングなどほとんどの音声が「ビーグル」になっている。ビーグルとは犬の種類のこと。

*7 ビークルで水中に進入できるという仕様は水中に沈んでしまったアイテムを獲得する唯一の手段であるため、かなり有益だった