EDF用語集 > エネミー


巨大生物

  • 侵略者たちが主戦力として送り込む敵。
  • 「そのほとんどが地球上に生息する節足動物に似た外見をしている」「地中に女王などの主を中心とした巣穴を作り、増殖(場合によっては進化)する」といった性質は多くのシリーズで共通する設定である。
  • 各敵の名称が作品によって異なる場合があるため、一部の敵名をユーザーによる通称で記載する。

黒蟻

  • デジボクEDFでは「ギサンダー」という名で登場。
    • EDF1~2は巨大甲殻虫、EDF3~4は甲殻巨大生物、EDF5~6は侵略性外来生物αが正式名称。
  • 初代EDFに登場して以来、細かな設定等の変遷はあれど全作品に登場する、陸戦兵と並ぶEDFの顔。
  • 外見は完全な「巨大な蟻」そのもの。一戸建て住宅と同程度のサイズを持ち、腹部*1から強酸を噴射して攻撃を行う。
    • 噛みつき攻撃を行う個体もいるが、基本的にミッション1などチュートリアルミッションでしか登場しないのが通例。
  • 女王を中心とした巣穴を作ることが多く、巣穴への突入作戦はEDFの定番ミッションの1つとなっている。
  • 垂直の壁面も平気で歩き回る機動力を持ち、ランダム移動と直線移動を駆使しながら巧みに標的を包囲して四方八方から酸を浴びせるのが基本戦術。
    • この性質上、巣穴の内部ではより凶悪な存在となる。平地では前後左右のみ警戒すればよいが、巣穴のような入り組んだ地形では上下の警戒も必要となり、死角から忍び寄って奇襲を仕掛けてくる。囲まれないような地形を見つけることが勝利の鍵となる。
    • EDF隊員による引き撃ち・逃げ撃ちはこういった巨大生物の包囲作戦への対抗策として編み出された。
  • 誰がどう見ても蟻なのだが、誰一人として蟻と呼ばないという謎の伝統がある。
    • EDF:IAなどスピンオフ作品での例外はあるが、ナンバリングタイトルで彼らを蟻と呼んだのは初代EDFの結城隊員のみである。
    • ただ「甲殻虫」と命名されていたり、EDF3でも「昆虫です、大きな昆虫です!昆虫キモス!」と言われているので、蟻っぽいというのは確からしい。
    • 今作デジボク2のM74にて、ついにオペ子に「アリさん」と呼ばれてしまった。アリさんのお代わりですよ~
  • EDF2・5・6などでは卵も登場する。楕円形の白い物体で、何か攻撃を受けると数秒以内に孵化する。シリーズによっては赤や金の卵も。
    • この際、幼虫を経ることなく成虫の姿で孵化し、通常の黒蟻と遜色ない性能で行動する。このため、昆虫と似た性質が多いとはいえやはり昆虫とは異なる存在だということが分かる。

赤蟻

  • デジボクEDFでは「ガブリット」という名で登場。
    • EDF1~2では赤色甲殻虫、EDF3~4では赤色巨大生物、EDF5~6では侵略性外来生物α赤色種が正式名称。
  • EDF:IAなど例外はある*2が、大半の作品に登場する常連エネミー。
  • 総じて「黒蟻とは異なり噛みつき攻撃しか行わない」「黒蟻と比べて体力が高く足も速い」といった特徴を持つ。
    • EDF3までは立ち止まって顎をパクパクさせるだけでしかなかったが、EDF4からは高速突進して噛みつき、食らいついた獲物をしばらく咀嚼するという行動パターンに変化することで強化された。
  • 飛び道具を持たないという性質上、様々な行動で無力化させることができる。
    • 歴代EDF隊員は「赤蟻は泳げず沈むという性質を逆手に取り、海を泳ぎながら水中にかんしゃく玉を投げ込む」「赤蟻は木を倒せないという性質を逆手に取り、赤蟻の牙が届かない木の上からレイピアで焼く」など、様々な戦法で赤蟻に対処してきた。
    • また、「赤蟻しか登場しないミッションがある」というのが歴代EDFの恒例となっており、そういったミッションは戦法次第で簡単にノーダメージクリアが可能となるため、歴代隊員は赤蟻から多くのアイテムを強奪してきた。
  • 作品によっては、「足が速く隊員へ最接近する行動パターンのため、遠方の黒蟻が放つ酸を受け止めてくれる」「赤蟻に噛まれている間に、比較的少ないダメージで武器のリロードができる」などの理由で味方扱いされることすらあった。
    • ただしNPC隊員は噛まれても反撃を行わないため、NPC隊員に対しての被害が大きい敵でもある。噛みついた隊員を群れの中へ引きずり込んだり遠くへ放り投げて孤立させたりするので、NPC隊員を引き連れている時は注意が必要。
  • サンドロットもその弱さを認識していたのか、EDF4の自販機には「感動の超大作 泣いた赤蟻」などというポップがついたものがある。
    しかもこの映画、世界観が異なるはずのEDF5~6にも存在している
    • EDF6は詳細も書かれており、「全米が泣いた感動の超大作、映像化不可能と言われた小説がついに実写化。」とのこと。巨大な金蟻と、そこから逃げるような小さな赤蟻が描かれている。

金蟻

  • EDF2Pで初登場した、黒蟻の進化形態。正式名称「戦甲変異種」。
  • 火力、体力、機動力ともに黒蟻を上回るが、特に凶悪なのが酸の弾道。
    ショットガンのような速度で飛んでくるため、ある程度の距離があっても拡散することなく直撃を受けやすく、見てから避けるのも困難を極める。
    かれらが登場するミッションでは敵軍の火力が数段跳ね上がるため、より慎重を期して行動する必要がある。
  • 黒蟻と同じく卵が登場する作品がある(EDF2P、EDF2PV2、EDF3P)。
    • EDF3Pは黒蟻の卵は登場しないのに金蟻の卵は登場するという変わった作品になっている。
  • 前作デジボクEDFにも登場。本家シリーズとは異なり、黒蟻とは別種の扱いはされておらず単に黒蟻の強化版といった位置づけ。

羽蟻

  • デジボクEDF2では「トブンダー」という名で登場。前作には登場しなかった、初参加エネミー。
    • EDF2では「飛行甲殻虫」と呼ばれる。
  • EDF2系列にのみ登場する、意外とレアな巨大生物。EDF4以降は蜂型の巨大生物に取って代わられている。
    • 今回デジボクEDF2で登場したのは、同じナンバリングタイトル2作目だからだろうか?
  • 待機モードでは地上を歩いているが、攻撃モードに入ると飛翔。ふらふらと揺れるような独特の軌道で飛び回りながら空中から酸を降らせてくる。
    • 一斉に飛び立ち、激しい羽音を鳴らしながら一直線に向かって来る光景は圧巻。
  • どんなに微弱なダメージであっても、何か攻撃を受けると墜落する性質がある。
    • このあと、飛び立つ前に一時的に黒蟻と同じく地上から酸を飛ばしてくることがあるので注意が必要。

緑蟻

  • EDF4.1のDLCで初登場。正式名称「強食変異種」。
  • 濃いめの緑色をしており、黒蟻などよりも小型で酸を発射し始める距離が極端に短く、火炎放射器やアサルトライフルを掃射されただけでバタバタ死ぬほど脆い。
    が、金蟻どころではない移動速度で所構わず爆走し、レーダーを真っ赤に染め上げる莫大な出現数で文字通り地表を埋め尽くす
    その割に撒き散らす酸の威力は黒蟻と大差ないため、大群を押し返せるだけの殲滅力を持つ武器を用いなければたちまちサンダーとなる。
    スピードが尋常ではないため、ウイングダイバーですら引き撃ちでチマチマ減らすなどという上品な戦い方は許されない。
  • コンクリートやプラスチックを食べて増殖するという性質がある。
    そのため、黒蟻や蜘蛛など以上に市街地を好んで繁殖し、ミッションによってはビルを内側から破壊するという派手な方法で出現する。
    • 食性を考えると別に人間を襲う理由はない気がするが、人類としては放置できない存在には違いないし、人間が襲ってくるとあっては応戦せざるを得ないのだろう。
  • 前作デジボクEDFでも登場。例によってビルを破壊しながらあたり一面を大量地獄に変えた。
    • 酸を発射し始める距離が明らかに長くなっており、これまでのセオリーが通じない部分もある。
    • …が、本家シリーズとは異なりステージ外が崖になっていることが運の尽き。あまりに速すぎる自分の足がアダとなり、けっこうな頻度で投身自殺してしまうという欠陥を抱えてしまった。
      • そのせいなのかは分からないが、前作で1つしかない洞窟ミッションにも登場し、投身自殺を克服したりもしていた。
    • ちなみに、デジボクEDFに登場こそしたものの、デジボクEDFにおける名前が不明となっているいた。
      • 今作にて、デジボクEDFシリーズにおける緑蟻の名前が「タベルンダー」であることが確定した。
        実はこのタベルンダーという名前、前作のミッション説明に掲載されていたのだが緑蟻が出現しないミッションであったため、正体不明の敵名と化していた経緯がある。

黄緑蟻

  • 緑蟻と同じくEDF4.1のDLCで初登場。正式名称「強食幼兵種」。ユーザーによっては子蟻、小蟻と呼ぶこともある。
  • 緑蟻と同じく「小型、脆弱、高速、大量」をコンセプトとした巨大生物。食性も同じ。
    異なるのは、酸を使わず噛みつきで攻撃を行うところにある。
    • EDF4から赤蟻がそうなったように黄緑蟻も噛みつきの際に突進してくるのだが、赤蟻とは異なり、噛み付いても「咀嚼」を行わない。
      つまり、噛み付かれた瞬間に解放されて吹っ飛ぶのだが、黄緑蟻が素早すぎるせいで、もはや体当たりで吹っ飛んでいるようにしか見えない。
    • 緑蟻とは攻撃方法が異なるとはいえ、根本的な「あっという間に取り囲んで一斉に揉みくちゃにする」という基本戦術が緑蟻と変わらないため、正直戦闘中において違いを意識することはあまりない。
      結局必要なのは、圧倒的な物量を押し返すだけの火力に尽きる。
  • 前作デジボク地球防衛軍では登場できなかったが、本作では緑蟻に混じって奮闘する。
    タベルンダーの幼体であることが判明した。

蜘蛛

  • デジボクEDFでは「デカランチュラ」という名で登場。
    • EDF2では凶虫バゥ、EDF3~4では蜘蛛型巨大生物、EDF5~6では侵略性外来生物βと呼ばれる。
      • 特に初出の呼び名は通りが良いためか、特に古参隊員は今も「バゥ」と呼ぶことがしばしばある。
  • 初代EDFでこそ登場していなかったものの、EDF2で初登場して以降外伝を含む全ての作品で登場するレギュラー巨大生物。
    • ただし、ナンバリングタイトルではないEDF:IAやEDF:IRでは姿や行動パターンが異なる(これは蟻も同様)。
  • 外伝では異なるケースもあるが、ナンバリングタイトルでの外見は黒蟻と遜色ないサイズのハエトリグモに類似している。くりっとした丸い目とふさふさした毛並みが特徴。
  • 歩行よりも跳躍をメインの移動手段としており、低難度ではかなり鈍足だが高難度になると跳躍力が飛躍的に増加。時折ビルをも飛び越す大ジャンプで長距離を移動することもある。
    • しかしある程度歩くとすぐ跳んでしまうため、そのジャンプ力に反して高いところへ登るのが苦手という弱点がある。蟻と比べるとビル街や洞窟の移動も苦手で、開けた場所を得意とする。
  • そのジャンプ力もさることながら、隊員にとって最も脅威となるのが、腹部から吐き出す糸。蟻の酸と同じく複数まとめて放たれるのだが、この糸は先端だけでなく、糸全体に細かくダメージ判定が存在しているという性質があり、密着で食らおうものならそのダメージ判定の全てがヒットして瞬時にあの世行きとなる(しばしば、わたあめにされるとか糸くずになるとか言われたりする)。
  • 黒蟻とは異なり一匹であっても油断できないため、より安全を重視した立ち回りが求められる。
  • 作品にもよるが、その高い攻撃力に反して耐久力については黒蟻よりやや劣ることが多い。それゆえ黒蟻よりも1確を取りやすく、ミッションによってはロケットランチャーによる一網打尽が有効。
    • また、蟻とは異なり爆発物を食らうと逆さになってしばらく身動きが取れなくなる作品も多いため、手数の多いミサイルで足止めをする戦法も時として有効。
  • なお、EDF4シリーズには、蜘蛛型巨大生物とは別に「レタリウス」という敵が登場する。
    • レタリウスはジョロウグモを巨大化させたような見た目をしており、巨大な網の巣を作って待ち伏せしながら長射程の糸を吐き出して獲物を捕らえる行動をする。
    • こいつも明確に蜘蛛型の巨大生物には違いないのだが、レタリウスという固有名詞を与えられているため蜘蛛型巨大生物とは呼ばれない。また、ユーザーからも蜘蛛とは呼ばれず、単に「蜘蛛」と言った場合は通常凶虫バゥをベースとしたハエトリグモタイプの巨大生物を指す。
    • EDF5からは「アラネア」という蜘蛛型の巨大生物も登場した…が、レタリウスの名前が変わっただけ。

デスストーカー

  • 前作には登場せず、デジボクEDF2で初登場。
  • EDF:IRに登場した主力級巨大生物の1つ。
  • 見た目は白色の巨大なサソリ。
  • EDF:IRに登場する多くの敵と同様、複数の行動パターンを持つ。
    • 尾から毒液を放つ、回転しながら周囲を攻撃する、ハサミで捕まえるといった攻撃だけでなく、ハサミを使った防御行動も行う。防御姿勢を取りながらカニ歩きするような動きも見せる。
      防御できるのはあくまでハサミの部分だけなので、側面や背後、あるいは高く伸びている尻尾などは無防備。
  • 暗いところで青白く発光する性質があり、夜間ミッションでは非常に目立つ。
  • デジボクEDF2では、ダバ代によってチョッキンチョッキンという名前を勝手につけられてしまった。
    • しかもその名前が第7師団で定着しそうになったため、戦術士官に叱られてしまったが、トブンダーなどのネーミングセンスも大差ない気がする


その他の主力級(地上戦力)

アンドロイド

  • 前作には登場せず、デジボクEDF2で初参戦。EDF6で初登場したばかりのHOTなエネミー。
  • 頭のデカい棒人間のような見た目をしている。
  • 機械兵器のように見えるが、実は機械と有機体が半々で構成されている。
    だが首から下はほとんどヒモのようなものなので体が入り込むような隙間は無いように見える。つまり…
    • 頭部に攻撃を加えると外装が壊れて中身が露出。緑色の脳のような組織がぎっちりと詰まっている。
  • 基本形となるこのアンドロイドは両手にハサミのような武器バリスティックナイフを所持しており、これを飛ばして攻撃してくる。
    • 射出後のナイフに一定以上の強さの攻撃を当てることで弾き返す事ができるが、時にはこちらの当てたい攻撃を防いだり自爆・誤爆の元となったりもする。

アンドロイド擲弾兵

  • アンドロイドの派生型。
  • こちらは両手に黄色いボールのようなものが装着されている。
  • EDF隊員を視認すると、キャッキャと走るチアガールのようなかわいらしい動きで走ってきて、自爆する
    • 擲弾兵自体はそれほど強くはないが兎にも角にも突撃なNPCと相性が悪く、戦闘が終わるころには大抵誰かしらダウンしている。
  • EDF6本編では擲弾兵を倒すたびに大量のエフェクトが発生し地獄のような処理落ちが発生していた。デジボクではかなりシンプルなエフェクトになっておりそこまで重くはならない。


航空戦力


ファイター

  • インベーダーの主力航空戦力。EDF1~2に登場。
  • デジボク地球防衛軍では前作のDLCで登場。今作でも続投している。
  • 典型的な円盤型UFOの見た目をしている。紫の機体色に緑の発光部品をが特徴。
  • 急加速と急停止を繰り返しながら直線的に移動し、停止中に下部の複数の銃口からレーザーを連射する。

ドローン

  • フォーリナーの主力航空戦力。EDF3~4.1に登場。
    • EDF4および4.1では「飛行ドローン」と呼ばれていたが、EDF3では「ガンシップ」という名称だった。
      同じ世界観の2作品で呼び名が変わった珍しい例。
    • 前作から登場するエネミー。DLCでファイターやインペリアルガードが配信されるまで、唯一の機械型の航空戦力だった。
  • 銀色の飛行マシンなのだが、なんとも形容し難い独特のフォルムを持つ。正面から見ると┝┳┥のような形をしている。
    横から見た場合は板状の翼や丸みのあるボディに着弾させやすいが、正面からみると薄い形状をしているため弾が命中しにくい。
  • ファイターのように移動と停止を繰り返しながらレーザーを連射してくるが、ファイターと比べると加速力やブレーキ力が低い。そう聞くとファイターより狙いやすそうに思えるが、ふわふわと滑るように動き続けることが増えたせいで狙撃の難易度は上がっている。偏差射撃流し撃ちができないと攻撃のチャンスが少ない。
    反面、地面に足がつくほどの低空飛行をしたり隊員の至近距離を飛ぶことが多いため、そこが狙い目になる。

インペリアルガード

  • EDF2に登場するエネミー。マザーシップを撃墜して安心していたところに現れた「皇帝」から多数投下されたことから、こう呼ばれる。
    • デジボク地球防衛軍では前作DLCから登場。
  • 正面から見るとT字型のフォルムで、両翼が左右に長く伸びている。
  • プレーヤーに向かって真っ直ぐ低空飛行で急接近しながら機体中央部からビームを連射→大きく弧を描いて旋回してから再び低空飛行の攻撃態勢に移る、という行動パターンを繰り返す。
    • 攻撃態勢に入った時のインペリアルガードのスピードは凄まじく、陸戦兵がバイクを全速力で走らせても振り切れないほど。一度ビームを撃たせてその隙に退避しなければならない。
    • その性質上、空中で静止することがなく常に移動を止めないのが特徴。くるくると回転したりヤジロベーのように揺れたりもするのでとても狙いにくい。
      • しかし、撃墜すると「ガキィン!」と非常に気持ちのよい音をたてて爆発するので爽快感もひとしお。しかし残骸が10秒以上その場に残り続けるため、やはりウザい
    • ビーム攻撃は多段ヒットしやすく、多数の敵から狙い撃ちされると身動きできないまま大ダメージを受けてしまう。

インペリアルボマー

  • インペリアルガードの亜種。やはりEDF2に出現。
    • デジボク地球防衛軍でもインペリアルガードと同じく前作DLCで出現。
  • 行動パターンはインペリアルガードと同様だが、こちらは両翼からプラズマ弾を連続で投射してくる。
  • 陸戦兵の天敵。プラズマ弾が着弾すると広範囲に爆風が発生して吹っ飛ばされるのだが、起き上がる頃には後続のインペリアルガードのプラズマ弾が次々に投下され、あたり一面プラズマ弾の集中豪雨と化す。こうなるともう助からない。
    • そのため、高難度では現れた瞬間にC型爆弾で全機爆破したりバイクで逃げ回りながら1機ずつチマチマ減らすといった戦い方を余儀なくされた。
    • ペイルウイングであれば空を飛べば爆撃に晒されることはなくなるため対処のしようがある。マップの角でマスターレイピアを打ちながら待ち構えて乱獲するといった稼ぎも可能。


準主力級

ダロガ

  • 正式名称「多脚歩行戦車ダロガ」。EDF1~2に登場するインベーダーが誇る代表的な準主力級エネミーである。
  • 円盤に複数の脚とアンテナを生やしたような見た目をしており、全体的に縦長なシルエット。一見するとアンバランスそうなその見た目に反してバランス感覚が良く、どんな攻撃を受けても死ぬまで倒れない。
  • その巨体に複数の武装を備えている。
    • アンテナから放たれるプラズマキャノンはダロガの主力兵器。複数連続で放たれ着弾すると爆発するため、地を這う陸戦兵にとっては非常に避けにくい。
    • 本体下部に伸びたパーツからは射程が短いバルカン砲を放つ。通称チンバル。なぜそう呼ばれるのかは、ここでは触れないでおく。
      集弾率が悪く広範囲に拡散してしまうのだが、その低い集弾率を補って余りある連射速度を持ち、撃たれてしまうと避けるのは至難。至近距離で食らってしまうと身動きできないまま蜂の巣にされてしまう。
    • 本体上部からは大型ミサイルを放つ。発射すると一度真上に上昇してから誘導開始して上空から襲い掛かる。
    • 一見すると近距離から遠距離まで隙が無いように見えるが、「大型ミサイルは標的が山の上など高所にいる時にしか使わない」という謎の制約があり、距離さえ取ってしまえば基本的に無害である。
      そのため、ダロガがミッション攻略の障害になることはあまりない。
      • が、デジボク地球防衛軍では大型ミサイルを低地にも普通に使ってくるようになり、戦術士官の言う通り「死角なき刺客」となった。
  • とても長い脚を持つが、それに反して歩幅が異様に小さくよちよち歩くため移動速度は遅い。それだけならまだ良かった(?)のだが、脚が高く上がらないせいで陸戦兵のジャンプで超えられる段差すら登れないという大きな弱点がある。そのためダロガは川に落とされ谷に落とされ、プラズマ砲は届かずミサイルは打てず、ライサンダーの的にされることが日常茶飯事だった。「段差は嫌いだぁ!」

ヘクトル

  • EDF3~4に登場したエネミー。正式名称「二足歩行兵器ヘクトル」。デジボクでは前作から続投。
  • 両腕が銃になっている人型ロボット。最大の特徴は、その両腕の銃によって粒子ガトリング砲、プラズマキャノン、スパークランチャーなど複数のタイプが存在すること。
    そのため、タイプによって苦手なレンジが存在する代わりに得意なレンジに位置取られた時は驚異となる。
  • EDF4では青く輝く電磁コートを纏う「新型ヘクトル」も登場する。…が、普通のヘクトルと耐久力は一切変わらない。電磁コートとは一体…?
    • しかし新型ヘクトルは新たな武装「ソリッド粒子ガトリング砲」「パワーランチャー」「粒子ストリーム砲」「防御スクリーンジェネレーター」を装備している。
      特に弾速に優れる粒子ストリーム砲と防御スクリーンジェネレーター(通称盾)は驚異であり、十分通常型ヘクトルよりパワーアップしている。
  • いずれのヘクトルも攻撃を食らうと仰け反るので狙いを逸らすことができる。
    デジボクでは仰け反らせるにはある程度のダメージが必要だが同じ対策が可能。
  • ちなみにEDF3では少し小さいタイプのヘクトルもいる。普通のヘクトルは大きいので輸送船で運べないが、小さいやつは小さいので輸送船で運べる。「今更そんな情報が何だと言うんだ!」

コロニスト

  • 前作ではまさかの味方としてDLCで登場。ともに地球を守る戦いに参加したが、今作では本来の目的通り(?)敵として登場。
  • 本家EDFでは5から登場。
    EDFシリーズで初めての「知的生命体」との直接戦闘となった。
  • 見た目は身長10メートルほどもある二足歩行のカエル。
    カエルに似てるとかじゃなくどこからどう見てもカエルそのものの顔をしているのだが、「頭がひとつ、目がふたつ、手足はふたつずつ、二足歩行」という共通点だけでもって「完全に人間と同じ」などと断言され、現地で交戦した隊員たちも「人間そっくりだ!」などと騒ぎ始めるシーンはよくネタにされる。彼らがペンギンを見たらどういう反応をするのか気になるところである
    • しまいには、カエルにしか見えないその外見を無視して「雨に弱いはず」などと予想され、プレーヤーの予想通りに雨で活気づく様子に驚く光景はシュール極まりない。
  • 知的生命体というだけあって銃などで武装をしており、横っ跳びで攻撃を避けるような動作も行う。
  • 未知の言語で会話も行うが、これは逆再生すると地球人の言葉によく似たものになる。
    • 前作デジボクEDFでEDF側に参入した際も、セリフやスペシャル技が逆さ文字で記載されていた。
  • 腕や脚を狙うと部位破壊が発生するが、驚異的な再生力で十数秒後に復活する。武器まで再生するのはどういう原理なのか
    • この再生力は、デジボクEDFでのスペシャル技でも再現されている。
  • 大気汚染に極めて弱いという特徴がある。
    • これはコロニストが大気汚染を経験するほどの文明を築いていないからではないかと作中で予測された。
      にもかかわらず非常に高度な科学兵器を有していることから、EDFは「彼らはプライマーではなく、プライマーによって武器を与えられ戦わされている別の異星人ではないか」と予想。その予想は的中した。
      • EDF5の後日談にあたるEDF6ではプライマーに見捨てられ、壊れかけの武器を鉄骨などで修復しながら抗戦を続ける哀れな姿を見せるようになる。
  • 正式な名称はコロニストなのだが、ゲーム中では一貫して「エイリアン」とのみ呼ばれ、コロニストともカエルとも呼ばれない。
  • EDF5のDLC以降では全身装甲を身に纏った「プロテクテッド・エイリアン」、俗称アマガエルも登場する。10連装ランチャーはトラウマもの。

スキュラ

  • 前作には登場せず、デジボクEDF2で初参戦。EDF6で初登場した準主力級。
  • 大まかにはソラスのような二足歩行する怪獣のような見た目だが、手足や顔部分にヒレがついており、魚のような特徴も有している。耐久力も相応の高さだが、集団で出現する。
  • 見た目の通り乾燥に弱いらしく、その欠点を自ら噴出する毒霧によって補っている。そのためスキュラが多い場所では視界不良になるほか、毒霧を噴出されると近づくだけでもダメージを受ける。NPCキラー。
    • もちろん、巨体を活かした突進攻撃や酸を吐き出すといった直接攻撃も行う。

謎の巨人兵

  • デジボクEDF2で初参戦したオリジナルエネミー。
  • 1stPVのトリを飾った、巨大な陸戦兵のような敵。
  • 地面が盛り上がるようにして何もないところから出現する、攻撃を受けると体が白く変色して砂のように崩れ落ちるなど、生物や機械とはかけ離れた挙動をとるものの、体型を維持している間は陸戦兵と変わらない行動をとり、手にした銃器で攻撃してくるだけでなくEDFコールまで行う。
  • また、陸戦兵だけでなくペイルウイング(EDF3)に酷似したタイプのものなども存在する。
+ その正体(ネタバレ注意)
  • 彼らは生物ではなく、ガイアークが砂で作り出した尖兵。
  • 本来は地球に害を及ぼす侵略者たちを迎え撃つために作り出されたものだが、侵略者と戦うEDFを誤って標的と認識し、敵対してしまった。
    • これらの状況を、作中では「巨人とは地球を守る免疫機構である。しかし、アレルギー反応のように本来守るべき対象のはずの地球やEDFを誤って攻撃してしまっている」と解説している。
  • なぜEDF隊員の姿をしているのかというと、これまでEDFが地球を守ってきたことを地球が覚えており、「地球を守る者の姿」としてEDF隊員を模したのだろうと作中で推測されている。

ボス級

女王蟻

  • 初代EDFから皆勤賞の代表的ボスエネミー。
    • 初代EDFから現在に至るまで登場し続けているのは黒蟻赤蟻とコイツくらいである(蜘蛛や巣穴は「2」から。輸送船やマザーシップは初代から登場しているが、世代を経て名称や外見が異なる)。
    • クイーンと呼ばれることもあったのだが、EDF5ではクイーンは女王蜂のことを指すようになり、女王蟻は「マザーモンスター」という名称になっている。
  • 女王蟻らしく、体の全長は高層ビルにも匹敵する。巨大な羽も生えているが、その巨体ゆえか空は飛べない。
  • 普通の黒蟻と同じく歩行で接近して腹部から酸を放つが、その酸が「霧状の酸を長時間噴射する」というものになっている。霧状の酸は周辺に長時間滞留し、特に閉所に噴霧されると命に関わる。
    • 足元に攻撃するのは苦手。機動力があれば足元に潜り込むのも有効。
    • 耐久力はボス級の中では低めで、十分な火力と射程で挑めば近づかれる前に倒すことは難しくない。反面、ミッションによっては複数同時に登場しがちでもある。
  • デジボクでも大筋は変わらないが、酸が通常の黒蟻と同じく球状の酸になっている。しかし長時間連射すること、射程が非常に長くほぼ直線的に飛んでくることなどが黒蟻と異なる。

大蜘蛛

  • EDF2より登場し、以後全ての作品で登場している。
    • 初出のEDF2では蜘蛛が凶虫バゥという名前だったことから「バゥ・ロード」と呼ばれた。蟻や蜂が女王なので、対になる形で「キング」と呼ばれることも多い(EDF5ではこれが正式名称)。
  • 行動パターンは通常の蜘蛛と変わらない。やや歩行を行う頻度が増しているように見えるが、メインの移動方法は跳躍になる。
    • 通常の蜘蛛よりも滞空時間が長くふんわりとしたジャンプをしており機動力は低い…ように見えるが、体が巨大だからそう見えるだけであり、実はかなりの距離を跳んでいる。油断するとあっという間に距離を詰められる。
  • 攻撃方法も通常の蜘蛛と変わらず、高く掲げた腹部から糸を噴射する。が、そもそも蜘蛛の糸が強力なため、危険度は相変わらず高い。
    • 割と遠くから放ってくるため蜘蛛のように至近距離で異常なダメージになることは少ないが、その射程が数百メートルに達するため、放置すると非常に危険で撃破優先度は高い。
      糸の発車本数も多く、もはや糸というより広範囲に広がるネット状の攻撃となっていることも。
      上空のウイングダイバーはおろか、高速で飛翔するバゼラート(戦闘ヘリコプター)ですら難なく絡め取る。
  • デジボクでも大まかな性能に変化はないが、デジボク版女王蟻の酸が長射程の攻撃になっているため、大蜘蛛のお株だった射程の長さが目立ちにくく今ひとつ影が薄い。

龍虫

  • ナンバリングタイトルではEDF2系列にのみ登場。
    別名ドラゴン・センチピード。
    • 特に巨大な個体は「百脚龍虫」と呼ばれる。と言うより、短い個体の方が登場頻度としては少ないので、龍虫といえば長いヤツという認識でだいたい間違いない。
  • 見た目は超巨大なムカデだが、多数の巨大生物が連係して1つの個体になっており、攻撃を受けて千切れるとそれぞれが別の個体となって活動し始める
  • 各節に強酸を発射するための触角があり、ここから空高く酸を撃ち出し、文字通りの「酸の雨」を降らせてくる。
  • SIMPLEシリーズのまだ荒い画質の頃の巨大生物でありながらシリーズトップクラスの気持ち悪さで印象に残る。特に前後末端の個体は胴体と異なり長い触角と黒光りする細長い体を持つ。
    • ボクセル化したデジボクEDFですらオペレーターはあまりの気持ち悪さに直視できなかった。
    • 同時にある種の神々しさも感じられる敵でもある。この敵、見た目の割に軽いらしく爆発物を食らうと凄まじい勢いで飛ぶことがある。
      一列に並ぶ触角を輝かせながら夜空を駆ける姿はまさに「龍」である。
  • プログラム的に高度な処理が行われていたからなのか、それともフルプライスの画質で表現するには気持ち悪すぎたからなのか不明だがナンバリングタイトルでは「2」でしか登場しない敵だったが、前作デジボク地球防衛軍にてDLCコンテンツで15年の時を経て再登場。
    相変わらずの気持ち悪さでビルにぐりぐり巻き付く姿に龍虫ファンと虫が苦手なプレーヤーが涙した。
    いびきをかいて眠る姿がかわいいという噂も。
    • 今作では本編に登場する。

ドレッド・ノート

  • EDF2に登場する敵。デジボクでは前作DLCから登場。
  • インペリアルボマーをそのまま巨大化したような敵だが、そのサイズが凄まじい。かなり高空を飛ぶので遠近感の関係で実際より小さく見えるはずなのだが、それを差し引いてもデカい。女王蟻を両翼に載せられるのではと思えるサイズ感。
    • …が、この巨体がアダとなっている。攻撃方法はインペリアルボマーと変わらず両翼からプラズマ砲を連射するものだが、翼が左右に広すぎるせいで、こちらから動かない限り爆撃を食らうことはほとんどない。
      • にもかかわらず、EDF2では比較的優先的に倒される傾向にある。なぜかというと、超広範囲に爆撃を行うせいで凄まじい処理落ちが発生するのである。恐らくこの処理落ちがドレッド・ノートの最重要任務である
      • デジボクにおいても立ち位置はそれほど変わらず「強くはないが邪魔」というイメージを持たれがちな敵。

キングソラス

  • EDF2に登場する怪獣。デジボクにも前作から登場している(今作ではDLCのみの登場)。
  • 本部が余計なフラグを立てたせいで出現した超巨大怪獣。
    EDF2という古い作品の敵でありながら、ラスボス系を除く敵の中ではシリーズを通して最大級の巨体を持つ。
    その大きさは一跨ぎでビルを踏み潰し、軽く数秒(歩数にして5~6歩)走ればマップを端まで突き進んでしまうほど。
    • これだけの巨体を持ちながら各モーションがソラスと変わっていないため、巨体に反してかなり素早い。
    • その巨体から放たれる炎も凄まじい範囲になっており、ブレスの吐き方次第ではキングソラスの前方向全てが火の海と化す。
  • EDF2の陸戦兵は瞬間火力に長けた武器が少なく、幸いにしてバイクが配置されているのでこれを使って火炎に怯えながら膨大なHPを地道に削らなければならない強敵だった。(`・ω・´)ツヨイソラス
    • なお、ペイルウイングの場合は肩に乗ってうなじにマスレイを浴びせるだけの作業となる。(´・ω・)カワイソラス

アーケルス

  • 前作デジボクEDFには登場せず、今作で初参戦。
  • EDF5で登場した怪獣エネミー。正式名称は「怪生物アーケルス」。
  • あちこち気まぐれに移動しては好き勝手に暴れるという怪獣らしい(?)行動パターンと驚異的な再生能力により手を焼く存在として扱われる。
  • これに対しEDFは「アーケルスと同等の質量を持つ巨大な物体を衝突させ、瞬時に粉砕して再生力を上回るダメージを与える」という作戦を立案。巨大重機バルガを兵器として転用することになった。
    • 「つまり、殴れということだ!」


拠点級

インセクトネスト

  • 通称巣穴。EDF2~4に登場する。
  • 地中で繁殖する巨大生物が地上に出現するための出口。なのだが、色々謎が多い。
    • ただの地面の盛り上がりかと思いきや やたら硬く、アサルトライフルなどで撃ち続けると突如巨大な土煙を噴き出して崩壊する。
      別に何かで埋め立てたわけじゃないはずなのだが、それだけで巨大生物は出てこられなくなる。
    • 複数の岩が固まってできたような見た目は2~4で共通しているが、その岩の隙間は生々しい赤色をしている。しかも3~4では岩が蠢く。巣穴自体が何かの生命体なのか?
    • ミッションによっては地底に出現する。つまり巣穴の出口が巣穴の中にあるというおかしなことになる。そんなものを塞いで何か意味はあるんですかね…
  • いずれにせよ巣穴を破壊しない限り無限に巨大生物が出て来る*3ので、巣穴が登場するミッションでは「いかに巣穴を破壊するか」が攻略の焦点になる。
  • デジボクEDFでは前作から登場。
    なぜか鮮やかな緑色に変色した。穴が赤いのは相変わらず。ある意味ナンバリングタイトルの巣穴よりも生々しい生物的なデザインになっている。

インセクトヒル

  • EDF2で登場した、巨大な蟻塚。EDF2でもデジボクEDF2でもインセクトヒルが正式名称。
  • 基本的には羽蟻の巣である。表面を無数の羽蟻が歩き回っており、インセクトヒルに攻撃を加えると一斉に飛び立ち攻撃を仕掛けてくる。
    • もちろん、ミッションによっては羽蟻の補充も行う。
  • EDFシリーズを通しても指折りの難関ミッションと名高い「魔軍」では、羽蟻に加えて金蟻・銀蜘蛛まで生産する。
  • デジボクEDF2公式サイトではNEW!マークがついているが、前作ミッション28など複数回にわたりインセクトヒルらしき巨大な巣穴が登場している。
    インセクトヒルだと思っていたものはEDF4に登場した飛行型巨大生物の巣(蜂の巣)だったのだろうか?

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最終更新:2024年07月30日 14:00

*1 よく「尻」と言われるが、蟻と同様の体構造を持つとするならば体の後端は腹部と呼ばれる部位である

*2 EDF:IAではそもそも全ての黒蟻が酸と噛みつきの両方を行う

*3 1つの巣穴がマップ内に生み出せる巨大生物の数に上限があり、基本的に「倒されたら倒されたぶんだけ」補充してくる