桃子ちゃんとお昼ご飯を一緒に食べた日、他のメンバーとも色々話した。
午後のリハ後のことだった。
外見は生田衣梨奈の私、亀井絵里に話しかけてきたのは・・・人なつっこい彼女だった。
午後のリハ後のことだった。
外見は生田衣梨奈の私、亀井絵里に話しかけてきたのは・・・人なつっこい彼女だった。
「ねぇねぇ、えりぽん。」
「あ、岡井さん。お疲れ様です!」
「お疲れっす~!アハハ~。突然なんだけど~ホント突然なんだけど、今度遊びに行かない?」
「あ、岡井さん。お疲れ様です!」
「お疲れっす~!アハハ~。突然なんだけど~ホント突然なんだけど、今度遊びに行かない?」
どうしよ、プライベートで誘われてしまった。
えりぽんってこんなに先輩たちから好かれてるんだ~。
やっぱり一緒に活動していないとは言え、同じモーニング娘。なのにえりぽんのこと何にも知らないんだな私。
岡井ちゃんか~、断る理由も無いよな。
ここで断ってえりぽんの印象を悪くしちゃってもえりぽんに悪いしね。
てか、改めて思うけど、岡井ちゃん顔小さい!!!
えりぽんってこんなに先輩たちから好かれてるんだ~。
やっぱり一緒に活動していないとは言え、同じモーニング娘。なのにえりぽんのこと何にも知らないんだな私。
岡井ちゃんか~、断る理由も無いよな。
ここで断ってえりぽんの印象を悪くしちゃってもえりぽんに悪いしね。
てか、改めて思うけど、岡井ちゃん顔小さい!!!
「はい!ぜひ行きましょう!」
「おっ!じゃあ、あさっての午前11時からで!大丈夫?」
「おっ!じゃあ、あさっての午前11時からで!大丈夫?」
絵里は、えりぽんの手帳をバッグから探しだし、あさってのスケジュールを確認した。
「え~と、大丈夫です。」
「よし、なら良かった!じゃああさってね~!今日はお疲れっす~~。」
「はい。岡井さん、他に誰かいますか?」
「え?やっぱそこ気になる?きになっちゃうかぁ~あはは。実はもう二人いるんだけど、ンフフ、これ以上話すと言っちゃいそうになっちゃうから。それはあさって来てからの楽しみにしといて!じゃ、ばいば~い。」
「よし、なら良かった!じゃああさってね~!今日はお疲れっす~~。」
「はい。岡井さん、他に誰かいますか?」
「え?やっぱそこ気になる?きになっちゃうかぁ~あはは。実はもう二人いるんだけど、ンフフ、これ以上話すと言っちゃいそうになっちゃうから。それはあさって来てからの楽しみにしといて!じゃ、ばいば~い。」
岡井ちゃんは帰り支度を済ませて帰路につこうとしながら絵里に向かってそう言った。
岡井ちゃん!!絵里にももう少し情報を・・・。
他に二人って、誰がいるのだろう。ベリキューメンバーが妥当だよね?
でも、ここでまさかの先輩メンバー?いやいや、さすがにドリムス。の方々はあり得ないか。
岡井ちゃん!!絵里にももう少し情報を・・・。
他に二人って、誰がいるのだろう。ベリキューメンバーが妥当だよね?
でも、ここでまさかの先輩メンバー?いやいや、さすがにドリムス。の方々はあり得ないか。
絵里がもう二人のメンバーを、まるで名探偵になったかのような感覚で推理もどきの妄想を働かせているところだった。
ん?なんだろ・・・?なんか背中がゾワゾワするな~。
そういえば岡井ちゃんと話しているときから、自分の方に誰かの視線を感じていた。
周りを見渡してみたところ、一人の少女がこっちをちらっと見ていた・・・、気がした。
彼女の前には無造作に出されたメイク道具やバッグの中身。
それを彼女は一生懸命片付けていた。
あ~、絶対この子だな。絵里は確信した。
周りを見渡してみたところ、一人の少女がこっちをちらっと見ていた・・・、気がした。
彼女の前には無造作に出されたメイク道具やバッグの中身。
それを彼女は一生懸命片付けていた。
あ~、絶対この子だな。絵里は確信した。
「萩原さん!オツカレーライス!」
「は?あぁ、おつかれ。舞、今忙しいから、またね。」
「あ、はい・・・。お疲れ様でした。」
「は?あぁ、おつかれ。舞、今忙しいから、またね。」
「あ、はい・・・。お疲れ様でした。」
まずい・・・、つい素の自分のノリがでてしまった。
舞ちゃん、やっぱり怒ってるのかな。
絵里が岡井ちゃんと遊ぶ約束してたの絶対聴いていただろうし・・・。
困ったなぁ。岡井ちゃんと舞ちゃんはこうやってたまにケンカするんだよね。
もう・・・歳はとってもこの二人は全然変わらないんだから。
舞ちゃん、やっぱり怒ってるのかな。
絵里が岡井ちゃんと遊ぶ約束してたの絶対聴いていただろうし・・・。
困ったなぁ。岡井ちゃんと舞ちゃんはこうやってたまにケンカするんだよね。
もう・・・歳はとってもこの二人は全然変わらないんだから。
でも絵里は桃子の時に続き、この険悪な状況さえも懐かしく思えてきた。
卒業後1年間ハロから離れていたため、自分がハロのメンバー同士の関係の渦中に居られる、
存在できることに懐かしみを覚えて嬉しくなってしまっている、そんな自分がいる。
卒業後1年間ハロから離れていたため、自分がハロのメンバー同士の関係の渦中に居られる、
存在できることに懐かしみを覚えて嬉しくなってしまっている、そんな自分がいる。
絵里はつい、少しにやけ顔をしてしまった。
「おい、にやにやしてんじゃねーよ!」
「あ、すいません!それではお疲れ様でした!」
「あ、すいません!それではお疲れ様でした!」
絵里は深く頭を下げ、萩原とは目を合わせず謝った。
絵里は猛スピードでリハの場所から立ち去り、衣梨奈の携帯電話を確認した。
岡井ちゃんからメールだ。あさってのことか。
絵里は猛スピードでリハの場所から立ち去り、衣梨奈の携帯電話を確認した。
岡井ちゃんからメールだ。あさってのことか。
『えりぽん、今日はお疲れ様(^o^)
突然のお誘い受けてくれてありがとね!
明後日の午前11時に○○駅で!(*^_^*)
千聖も実は楽しみでしょーがないんだー!
超楽しみ!!じゃ、ばいちゃーこ!(^^)/』
突然のお誘い受けてくれてありがとね!
明後日の午前11時に○○駅で!(*^_^*)
千聖も実は楽しみでしょーがないんだー!
超楽しみ!!じゃ、ばいちゃーこ!(^^)/』
岡井ちゃん、相当楽しみなんだな~。岡井ちゃんって昔から人なつっこい。
ハロコンでもわざわざモーニング娘。の楽屋に来て、愛ちゃんに相談しに行ったりしたみたいだし。
ハロコンでもわざわざモーニング娘。の楽屋に来て、愛ちゃんに相談しに行ったりしたみたいだし。
岡井千聖のメールを見たりしている内に絵里は、今日の萩原のことはすっかり忘れてしまった。
そんなことよりも、桃子との昼の会話を思い出して気分が良くなり鼻歌をうたいながら衣梨奈の待つ亀井家へと帰宅した。
そんなことよりも、桃子との昼の会話を思い出して気分が良くなり鼻歌をうたいながら衣梨奈の待つ亀井家へと帰宅した。