「こんにち・・・ワァッ!」
隣の楽屋のドアを開けた私はまた誰かにぶつかられてひっくり返ってしまった。
「イタタ…」そう言いながら起き上ってみると、同じように起き上ってきたのは鈴木香音ちゃんだった。
隣の楽屋のドアを開けた私はまた誰かにぶつかられてひっくり返ってしまった。
「イタタ…」そう言いながら起き上ってみると、同じように起き上ってきたのは鈴木香音ちゃんだった。
「あ、リンリンさん!」
「香音ちゃん久しぶり~!あの、生田ちゃ…」
「すみません!ケータリングが私を呼んでるんで失礼しまーす!」
「香音ちゃん久しぶり~!あの、生田ちゃ…」
「すみません!ケータリングが私を呼んでるんで失礼しまーす!」
生田ちゃんのことを尋ねる間もなく、香音ちゃんは走り去っていってしまった。
「あ、鞘師ちゃん…」
「香音ちゃん待ってよ~!」
「あ、鞘師ちゃん…」
「香音ちゃん待ってよ~!」
鞘師ちゃんも行ってしまい呆然としていると、譜久村ちゃんが苦笑しながら話しかけてきた。
「すみません、香音ちゃんいつもああなんです。何か御用でしたか?」
「あ、えーと。生田ちゃんいる?」
「すみません、香音ちゃんいつもああなんです。何か御用でしたか?」
「あ、えーと。生田ちゃんいる?」
「えりぽんならさっき『電話かけてくる』って出て行きましたよ。たぶん廊下の長椅子のところじゃないかな」
「ありがとう」
と、譜久村ちゃんにお礼を言って私は楽屋を出ようとした。が、今度は誰かに背中から抱きしめられてしまった。
「ありがとう」
と、譜久村ちゃんにお礼を言って私は楽屋を出ようとした。が、今度は誰かに背中から抱きしめられてしまった。
「リンリーン、私には挨拶なしぃ?」福田花音ちゃんだった。
「チョ、チョトマテクダサイ」
「あ~、リンリンそんなにスマイレージの新曲気に入ってくれたんだね♪」
「チョ、チョトマテクダサイ」
「あ~、リンリンそんなにスマイレージの新曲気に入ってくれたんだね♪」
どうやらまだまだ生田ちゃんには会えないようだった。