第5回 道重さゆみ
「お邪魔しまーす」
「どうぞどうぞ~♪」
今日はオフ。私はさゆの家に遊びに来ていた。
さゆには話があるとしか言ってないけれど、目的は里保ちゃんへの接し方について自重を促すため。
「どうぞどうぞ~♪」
今日はオフ。私はさゆの家に遊びに来ていた。
さゆには話があるとしか言ってないけれど、目的は里保ちゃんへの接し方について自重を促すため。
「あらいらっしゃい」
「こんにちは!」
「お母さん、生田と話があるけぇ部屋に入って来ないでよ」
「はいはい」
さゆのお母さんに挨拶し、さゆとともにさゆの部屋へ。
「こんにちは!」
「お母さん、生田と話があるけぇ部屋に入って来ないでよ」
「はいはい」
さゆのお母さんに挨拶し、さゆとともにさゆの部屋へ。
「適当に座って」
「うん」
いつものポジションに落ち着き、さゆと向かい合う。
「なんか変な感じ。見た目は完全に生田なんだもん。…で?話って?」
「うん」
いつものポジションに落ち着き、さゆと向かい合う。
「なんか変な感じ。見た目は完全に生田なんだもん。…で?話って?」
「うん。里保ちゃんのこと。本人から相談を受けたんだよ」
「りほりほから?」
「里保ちゃんがかわいいのは分かるけどさぁ。写メ撮りまくったり、かわいがり方が普通じゃなかったり。里保ちゃん怯えちゃってるよ?」
「そっかぁ。りほりほがなかなか懐いてくれないのは薄々感じてたけど。でも、りほりほかわいすぎるんだもん。ほら」
さゆはそう言うと携帯を取り出し、待ち受け画面を見せてきた。
「ちょっ。これどうしたの?」
それは里保ちゃんの寝顔でどう見ても自室で寝ているところ。
「フクちゃんにもらったの。絵里のお宝写真と交換で」
「信じらんない!お宝写真って私に無断で。それにどんな写真あげたのよ?」
途端に焦り出す私。
「ほら、横アリの6期ラストMCで絵里がパ○いちでうろうろしてたって話したじゃん。その時の」
しれっと爆弾発言するさゆ。
「な?!いつの間に撮ってたのよ?ていうか、すぐに回収しなさーい!!」
「りほりほから?」
「里保ちゃんがかわいいのは分かるけどさぁ。写メ撮りまくったり、かわいがり方が普通じゃなかったり。里保ちゃん怯えちゃってるよ?」
「そっかぁ。りほりほがなかなか懐いてくれないのは薄々感じてたけど。でも、りほりほかわいすぎるんだもん。ほら」
さゆはそう言うと携帯を取り出し、待ち受け画面を見せてきた。
「ちょっ。これどうしたの?」
それは里保ちゃんの寝顔でどう見ても自室で寝ているところ。
「フクちゃんにもらったの。絵里のお宝写真と交換で」
「信じらんない!お宝写真って私に無断で。それにどんな写真あげたのよ?」
途端に焦り出す私。
「ほら、横アリの6期ラストMCで絵里がパ○いちでうろうろしてたって話したじゃん。その時の」
しれっと爆弾発言するさゆ。
「な?!いつの間に撮ってたのよ?ていうか、すぐに回収しなさーい!!」
するとさゆが急に笑い出した。
「あはははは!絵里焦り過ぎ。冗談だって。フクちゃんには6期写真集のオフショットあげただけ。それにりほりほのもMV撮影の時のだよ」
「冗談きついよさゆ…」
安心してヘナヘナと座り込んでしまう。
「それと、りほりほのことも。もうちょっと普通に接するように気を付けるよ」
「うん。頼むよ。かわいがるなとは言わないから」
よかった。さゆは分かってくれると思った。これで里保ちゃんも安心だな。
それからは他愛もないおしゃべりをしばらくして、さゆの家を後にした。
「あはははは!絵里焦り過ぎ。冗談だって。フクちゃんには6期写真集のオフショットあげただけ。それにりほりほのもMV撮影の時のだよ」
「冗談きついよさゆ…」
安心してヘナヘナと座り込んでしまう。
「それと、りほりほのことも。もうちょっと普通に接するように気を付けるよ」
「うん。頼むよ。かわいがるなとは言わないから」
よかった。さゆは分かってくれると思った。これで里保ちゃんも安心だな。
それからは他愛もないおしゃべりをしばらくして、さゆの家を後にした。
~絵里が帰った後のさゆみの部屋~
さゆみは部屋に戻るとふっと笑みを浮かべた。
「絵里、相変わらず素直なの。りほりほのお宝写真をそんな不用意に絵里に見せるわけないのw」
そう言いながらさゆみは愛用のノートパソコンを開く。さらに厳重にロックしたフォルダを開くと、そこには里保をはじめお気に入りのハロプロメンバーの秘蔵写真の数々が。
「それにしてもフクちゃんも欲張りなの。『もっとハイレベルな里保ちゃんの写真がほしいんでしたら亀井さんのもっとすごいお宝写真を下さい』なんて」
さらに細かく分類されたフォルダの中から"フクちゃん"と名前が付けられたフォルダを開く。
「絵里のパ○いち写真で鼻血出してたくせにwwwあんまり欲張るんだったらえりぽんにフクちゃんの恥ずかしい写真横流ししようかな」
そしてさゆみの楽しげな笑い声とともに夜は更けていった…。
さゆみは部屋に戻るとふっと笑みを浮かべた。
「絵里、相変わらず素直なの。りほりほのお宝写真をそんな不用意に絵里に見せるわけないのw」
そう言いながらさゆみは愛用のノートパソコンを開く。さらに厳重にロックしたフォルダを開くと、そこには里保をはじめお気に入りのハロプロメンバーの秘蔵写真の数々が。
「それにしてもフクちゃんも欲張りなの。『もっとハイレベルな里保ちゃんの写真がほしいんでしたら亀井さんのもっとすごいお宝写真を下さい』なんて」
さらに細かく分類されたフォルダの中から"フクちゃん"と名前が付けられたフォルダを開く。
「絵里のパ○いち写真で鼻血出してたくせにwwwあんまり欲張るんだったらえりぽんにフクちゃんの恥ずかしい写真横流ししようかな」
そしてさゆみの楽しげな笑い声とともに夜は更けていった…。