-2日後-
昨日から絵里は一旦生田家に帰って、衣梨奈の私服に着替えて午前11時の待ち合わせに間に合うように支度をしていた。
いつもの絵里なら午前11時に待ち合わせと言われても30分は遅れてしまう。
だけど今は生田衣梨奈だ、先輩との待ち合わせに30分も遅れてはイメージが悪すぎる。
いつもの絵里なら午前11時に待ち合わせと言われても30分は遅れてしまう。
だけど今は生田衣梨奈だ、先輩との待ち合わせに30分も遅れてはイメージが悪すぎる。
さて、そろそろ家を出よう。
それにしても岡井ちゃんともう二人が気になる・・・。
それにしても岡井ちゃんともう二人が気になる・・・。
絵里は○○駅に午前10時50分に着いた。
やれば出来るじゃないかと、絵里は心の中で自画自賛していた。
さゆがこれを知ったら絶対に怒るだろう。
やれば出来るじゃないかと、絵里は心の中で自画自賛していた。
さゆがこれを知ったら絶対に怒るだろう。
「○○駅には着いたけど、まだ誰もいないな~。」
周りを見渡したが岡井ちゃんらしき人は見つからない。
5分くらいしてから、駅の方から見覚えのある姿の女の子が歩いてきた。
彼女は髪が首くらいまでの長さで、茶髪、大きめのサングラス、そしてなんと言っても特徴的なシュッとした顔のライン、このオシャレな子と言えば・・・そう、
5分くらいしてから、駅の方から見覚えのある姿の女の子が歩いてきた。
彼女は髪が首くらいまでの長さで、茶髪、大きめのサングラス、そしてなんと言っても特徴的なシュッとした顔のライン、このオシャレな子と言えば・・・そう、
夏焼雅だ。
まさか雅ちゃんが、岡井ちゃんが言っていた二人のうちの一人ということか。
「あ~!えりぽん、おはよ~。待った?」
「おはようございます。いえ~、えりも今来たところです。しかも、まだえりしか来てないみたいで。」
「そっか~それなら良かった。電車遅れててさ~、みや遅れるかと思ったよ~。ま、案の定来てない人も居ますけどね。」
「おはようございます。いえ~、えりも今来たところです。しかも、まだえりしか来てないみたいで。」
「そっか~それなら良かった。電車遅れててさ~、みや遅れるかと思ったよ~。ま、案の定来てない人も居ますけどね。」
そう言うと、雅ちゃんはニコニコしながら鏡を取り出し、鏡を見始めた。
「夏焼さん、今日って岡井さんと私、もう一人って誰なんですか?」
「あ~、みやも知らないんだよね。ちっさーに何回訊いても教えてくれなくてさー。」
「あ、そうなんですね・・・。」
「てかちっさー来るかな~。まず、そこだよね。」
「あ~、みやも知らないんだよね。ちっさーに何回訊いても教えてくれなくてさー。」
「あ、そうなんですね・・・。」
「てかちっさー来るかな~。まず、そこだよね。」
もう既に午前11時05分だ。岡井ちゃんは雅ちゃんにももう一人のメンバーを教えてなかったんだ。
「そういえばえりぽんさ~、今日みんなで洋服見に行こうって言ってたんだけど、良い?」
「全然かまわないです!えりも夏焼さんとお買い物したかったです。」
「マジで!ちょー嬉しいんだけど。じゃあ今日は色々見よう。」
「はい!」
「全然かまわないです!えりも夏焼さんとお買い物したかったです。」
「マジで!ちょー嬉しいんだけど。じゃあ今日は色々見よう。」
「はい!」
雅ちゃんとお買い物か・・・、ハロー!チャンネルの企画で、雅ちゃん、愛理ちゃん、さきちぃ、絵里の4人で洋服買う企画やったことを思い出すな-。
雅ちゃんとペアを組んで色々探したっけ。
意外とマジに選んじゃったりして、やっぱりお店に入っちゃうとスイッチが入っちゃうというか、マジになっちゃうのよね。
予想以上に時間がかかってスタッフさんにせかされたり、ほんと懐かしいな。
雅ちゃんとペアを組んで色々探したっけ。
意外とマジに選んじゃったりして、やっぱりお店に入っちゃうとスイッチが入っちゃうというか、マジになっちゃうのよね。
予想以上に時間がかかってスタッフさんにせかされたり、ほんと懐かしいな。
午前11時10分、遂に駅の改札から勢いよく駆けてくる少年、いや、今は立派な女性である岡井ちゃんが絵里たちの方へと走ってきた。
「はい、ちっさー10分遅れでーす。」
雅ちゃんは冗談交じりに岡井ちゃんに言う。
「雅ちゃん!ホントごめんね。千聖これでも頑張ったから、許してニャン。ンフフ。」
「コラ、それ流行んないよ!ま、全然大丈夫だよ、えりぽんと二人で話せたしね。ね~、えりぽん。」
「はい、えりもさっき来たばっかりなので大丈夫ですよ。」
「二人ともありがとう!そうそう、今日はビッグゲストがいるの。」
「コラ、それ流行んないよ!ま、全然大丈夫だよ、えりぽんと二人で話せたしね。ね~、えりぽん。」
「はい、えりもさっき来たばっかりなので大丈夫ですよ。」
「二人ともありがとう!そうそう、今日はビッグゲストがいるの。」
岡井ちゃんがそう言うと、後ろから深く帽子をかぶった女性が現れた。
黒髪、髪の長さは肩から腕くらいまで、整った顔立ち、眠たそうな顔・・・
え?!ちょっと!!これはまずいって・・・。なんで?!
黒髪、髪の長さは肩から腕くらいまで、整った顔立ち、眠たそうな顔・・・
え?!ちょっと!!これはまずいって・・・。なんで?!
そこに居たのは、一番来て欲しくない人物だった。