明日からは、年始からはじまるハロー!プロジェクト全体のコンサートである冬ハロの全体でのリハーサル。
そういえば年始の冬ハロなんて久しぶりだ。
衣梨奈と入れ替わってからというもの、モーニング娘。のメンバーと接するのでさえも、些細な一言まで気を遣わなければいけないっていうのに・・・。
これがハロ全体となれば、Berryz工房や℃-ute、真野ちゃんやスマイレージのみんなとも接する機会が増える・・・。
そういえば年始の冬ハロなんて久しぶりだ。
衣梨奈と入れ替わってからというもの、モーニング娘。のメンバーと接するのでさえも、些細な一言まで気を遣わなければいけないっていうのに・・・。
これがハロ全体となれば、Berryz工房や℃-ute、真野ちゃんやスマイレージのみんなとも接する機会が増える・・・。
外見は生田衣梨奈、中身は亀井絵里である絵里は、冬ハロを目の前にして今までよりもずっと重い不安に駆られていた。
彼女は、一難去ってまた一難というのはまさにこのことだと痛感した。
彼女は、一難去ってまた一難というのはまさにこのことだと痛感した。
でも、逆に考えればいつも一緒にいないメンバーであるベキマスのメンバーだから、あまり絵里、いや、衣梨奈の変化に気づかないかもしれない。
いや、ちょっと待てよ。絵里は今年を思い返してみた。
今年の秋、ついこの間まで「モベキマス」なるユニットで活動していたではないか。
以前よりも他のグループと接する機会だって多かったはずだし、地方のイベントにもモーニングのメンバー以外と一緒に行ったはず・・・。これは困った。
今年の秋、ついこの間まで「モベキマス」なるユニットで活動していたではないか。
以前よりも他のグループと接する機会だって多かったはずだし、地方のイベントにもモーニングのメンバー以外と一緒に行ったはず・・・。これは困った。
絵里はさらに途方に暮れていた。
他のグループとの交流が、こんなところで裏目にでるとは。
絵里は神様がちょっと恨めしかった。神様というものが本当にいるのなら、今すぐにでもこんな事態になったことを教えて欲しかった。
それくらいしてくれても良いだろうに・・・。
絵里は神様がちょっと恨めしかった。神様というものが本当にいるのなら、今すぐにでもこんな事態になったことを教えて欲しかった。
それくらいしてくれても良いだろうに・・・。
とりあえず、衣梨奈に相談してみようか。
絵里は一人で考えていても収拾がつかないと重い、今日亀井家に泊まることになっている衣梨奈に相談した。
絵里は一人で考えていても収拾がつかないと重い、今日亀井家に泊まることになっている衣梨奈に相談した。
ちょうど自分の姿をした衣梨奈が、シャワーからあがってきたところだった。
「あ、おかえりー。ちょうど良かった!」
「どうしました?ハンドスプリング出来るようになりました?」
「いや、それは・・・まだなんだけどね・・・。」
「大丈夫ですよ!亀井さんならすぐ出来ます!」
「ありがとう、でも・・・って、えりぽんに相談があるんだけど。」
「あ、もしかして明日のリハのことですか?!えりも亀井さんに話そうと思ってました。」
「どうしました?ハンドスプリング出来るようになりました?」
「いや、それは・・・まだなんだけどね・・・。」
「大丈夫ですよ!亀井さんならすぐ出来ます!」
「ありがとう、でも・・・って、えりぽんに相談があるんだけど。」
「あ、もしかして明日のリハのことですか?!えりも亀井さんに話そうと思ってました。」
絵里と衣梨奈はモベキマスのイベントの話、ベキマスとの交流の話などを話した。
モベキマスイベントの福岡では、衣梨奈の他にさゆ、雅ちゃん、なっきぃ、あやちょがいたらしい。
絵里は、あやちょと言えばさゆが可愛い可愛いうるさかったスマイレージのリーダーだと思い出した。
雅ちゃんはある程度話したことはあるが、なっきぃとは・・・あまり喋ったことないよな・・・。
モベキマスイベントの福岡では、衣梨奈の他にさゆ、雅ちゃん、なっきぃ、あやちょがいたらしい。
絵里は、あやちょと言えばさゆが可愛い可愛いうるさかったスマイレージのリーダーだと思い出した。
雅ちゃんはある程度話したことはあるが、なっきぃとは・・・あまり喋ったことないよな・・・。
-翌日-
やはり衣梨奈の身体は早起きのリズムがつくられているのか、以前よりも目覚めが良かった。
最近朝はめっきり寒くなったなぁと思いつつ、リハの場所に着いた。
周りは後輩だらけのはずだけれども、なんとなく緊張する。もう何人かいる。
周りは後輩だらけのはずだけれども、なんとなく緊張する。もう何人かいる。
「あ、えりぽん!おはよー!」
「おはようえりぽん!」
「おはようえりぽん!」
先に着いてた℃-uteの矢島舞美と中島早貴が挨拶してきてくれた。矢島ちゃんは綺麗だな。
岡井ちゃんと舞ちゃんはやっぱりまだ来てないな。
相変わらずの光景を見て、ちょっと気が緩んだ。
岡井ちゃんと舞ちゃんはやっぱりまだ来てないな。
相変わらずの光景を見て、ちょっと気が緩んだ。
「おはようございます!今日もよろしくお願いします。」
良かった・・・、矢島ちゃんとなっきぃには気づかれてないようだ。
℃-uteのいつもの雰囲気に気が少し緩んだのも束の間のことだった、誰かが後ろから声をかけてきた。
℃-uteのいつもの雰囲気に気が少し緩んだのも束の間のことだった、誰かが後ろから声をかけてきた。
「えーりぽん!」