~以降亀井(生田)目線~
涙を流してる絵里。絵里について意気揚々と語る譜久村ちゃん。絵里の、えりぽんの秘密に気付いた鞘師ちゃん。そして、鞘師ちゃんを追って来た香音ちゃん。今部屋に4人揃った。
「りほちゃん、、え、えりぽんはえりぽんだよ?いきなり亀井さんってどうした…の?」
「もういいよ、香音ちゃん。うち気付いたから。」
そう言って鞘師ちゃんは絵里に近付いて来た。
「りほちゃん、香音ちゃんどうしたの?えりぽんも、、亀井さんがどうしたの??みんな何とか言ってよ、、」
譜久村ちゃんは気づいてない。ただ鞘師ちゃん、この子は確実に気付いてる。なんで気付かれたかなんて今はどうでもいい。今はとにかくこの場をどう切り抜けるか。
カミングアウトしちゃう?でも話したところでどうなるの?話して解決出来るならとっくにガキさんやさゆに相談してる。
今鞘師ちゃんと譜久村ちゃんに話して、2人まで巻き込みたくない。じゃあどうすれば切り抜けれるのか。
カミングアウトしちゃう?でも話したところでどうなるの?話して解決出来るならとっくにガキさんやさゆに相談してる。
今鞘師ちゃんと譜久村ちゃんに話して、2人まで巻き込みたくない。じゃあどうすれば切り抜けれるのか。
絵里はない頭を使って必死で考えた。。。。ダメだ。何も思い付かない。
「亀井さん、、、なんですよね?えりぽん、、呼んでもらえますか。」
鞘師ちゃんは絵里の目の前に来て落ち着いた口調でそう言った。
もうどうしたらいいの?絵里の頭じゃわかんないよ。
鞘師ちゃんはえりぽんの、絵里の目をただ真っ直ぐ見てる。
もい、、いいよね、、、えりぽん、、
「わかった。えりぽん呼ぶね。」
絵里はそう言ってえりぽんに電話をかけた。