常盤橋
ときわばし
上流にある、明治時代に架けられた石橋の名称も常盤橋であったが、本橋の架設により、区別のため
常磐橋と表記される。
千代田区景観まちづくり重要物件。
- 竣工:年(大正15年)12月
- 材質:鉄筋コンクリート造
- 形式:上路式二径間アーチ橋
二連アーチの形式は、同じ日本橋川に架かる
常磐橋や
日本橋を代表とする関東大震災前に架設された二連アーチ橋への敬意の表れとして捉えられる。
石積みで被覆されたスパンドレルに加え、橋灯を組み込んだアールデコ調の親柱、小アーチをくりぬいた欄間等、シンプルななかに繊細な意匠を取り入れた高欄周りのしつらえから、周囲に遺存する城門の石垣・大正時代の石積み護岸、石造アーチ橋等、江戸以来の歴史的景観との調和を図るべく慎重にデザインが施された痕跡が感じ取れる。

.

.
参考リンク
関連項目
最終更新:2025年01月27日 22:52