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目次
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part786【TSトレ】
≫82二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 22:43:07
―4月19日―
「フラワー姉」
「どうかしました?スカイさん」
「今日はフラワー姉の誕生日じゃん?だからセイちゃん誕生日プレゼントを作りましたー!パチパチパチー!」
「わぁ!ありがとうございます!」
「じゃじゃーん!ほらフラワー姉開けてみて」
「……これは、黒いチョーカー?それに花のチャームがついているんですね」
「うん、白い菊が合うかなって思って」
「白い菊…………あの、スカイさん、チョーカーをつけてくれますか?」
「いいよ。フラワー姉、背中こっちに向けて」
「はい、お願いします!」
「……」
「……」
「――できた!うん、とっても似合ってるよ」
「えへへ……ありがとうございます」
「……ねぇフラワー姉、ハグしたいな〜」
「いいですよ、ぎゅーっ」
「――あぁ、フラワー姉……好き……んっ」
「ひゃっ!?の、喉はダメ……くすぐったい……っ!」
「えー?もっとしたらダメ?」
「めっ!ですよスカイさん」
「そっかー、ごめんね」
「ちゃんと反省してくださいね!」
「セイちゃん了解で〜す。それじゃ、フラワーにも誕生日プレゼント渡しに行くから、またねフラワー姉」
「あっはい、行ってらっしゃい……」
「もう十分離れたかな……ふぅ……」
スカイが退出してから時間が経ったのを確認して、張り詰めていた肩の力を抜く。思わずため息が出てしまった。
「どうして、こうなっちゃったんだろう……」
いや、なぜこんな事になったのかはわかっているし、引き留めることだってできたはずだ。スカイが私にフラワーを重ねて、依存していると言っていいほど甘えているのは私が優しすぎた――いや、甘やかしていたからだ。スカイを突き放すこともできずに、未だに危うい状態のスカイを、フラワーのフリをして甘やかして目を逸らして放置している、それが今のトレーナー失格な私だ。
83二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 22:43:44
事の始まりは、なんでもないものだった。スカイが一緒に休憩しようと言って、私の膝枕でスカイを寝かせて、そして目が覚めてまだ寝ぼけ眼のスカイが私を見て「フラワー?」って。
あの時のスカイは微笑ましいものだった。私とニシノフラワーを見間違えたなんて笑い話で終わるはずだった。
しかし、レースでスカイの策が通じなくなって、着外が増えてくるとスカイはだんだんと私に甘えるようになった。負けが増える度に私の膝枕で休憩することが多くなり、ハグを要求するようにもなった。私と一緒に新しい作戦を立てても勝てなくて、スカイが泣きそうになっているのを抱きしめることしかできなかった。スカイが不安定になってるのをわかっていてなにもできなかった。私の体を強く抱きしめて、「フラワー……フラワー……ッ!」と私に愛しい人を重ねて縋り付くのを、貴方の心が安定するなら、と止めさせることができなかった。
私では貴方を救えなかった。『黄金世代』はライバルで友達だけど、彼女にとっては壁で救いには成れない。誰か、誰でもいいから彼女を――
「ん……寝ちゃってたか」
いつの間にか机を枕にして寝ていたらしい。変な姿勢で寝たから、体を起こすと体の節々が悲鳴を上げていた。
「いてて……」
窓から見える青空はまだ茜色に染まってはいない。そこまで長く眠っていたわけではないようだ。
「チョーカーかぁ……」
担当ウマ娘によって首に付けられたチョーカーに触れる。
ウマ娘になったトレーナーさん達がよく付けているのを見たことがある。あの人たちの間の流行りなのだろうか?それとも私みたいに担当ウマ娘に送られたとか?
適当なことを考えていたらふとカレンダーに書いた赤い丸の印が目に入った。
「そういえばもうすぐスカイの誕生日だったわね……」
チョーカーを送ってくれた相手に普通の誕生日プレゼントしてもそれは何か違う気がする。うーん……
「こういう時は他の人の意見を聞こう」
84二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 22:44:20
「なるほど、それで私に相談をですか〜」
「はい、チョーカーをプレゼントされるなんて初めてで……」
相談相手に選んだのはグラトレ(独)だった。お互い担当ウマ娘が『黄金世代』だったことから縁があるし、最近チョーカーを付けているところを見かけていたので相談相手にちょうどいいかなと思ったのだ。
「ところで〜、造花トレさんはチョーカーを親しい人に贈る意味は知っていますでしょうか〜?」
「いえ、全くご存知ないです……」
「なるほど〜、チョーカーを親しい人に贈るというのは〜…………『貴方は特別な人』という事なのですね〜」
「へぇー」
トレーナーと担当ウマ娘は時に『一心同体』なんて言われることもある。チョーカーを贈られるなんて良くあることなんだろうな。
「なので〜、スカイさんへのプレゼントはチョーカーがいいと思いますよ〜」
「あぁ、グラスもチョーカーつけてましたね、あれはグラトレさんが?」
「えぇ〜、実はあのチョーカーは私の尻尾の毛を織り込んでいまして〜、私達の絆の証みたいなものですね〜」
絆の証、か……
「私も尻尾の毛を織り込んだらスカイは喜んでくれるかなぁ」
「はい〜、スカイさんもとっっても喜んでくれますよ〜」
85二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 22:45:39
―4月26日―
「スカイさん、誕生日プレゼントを作ってきました!」
「おお!ありがとうフラワー姉!どれどれー?」
包みを開けたスカイの動きが止まった。もしかして贈るもの良くなかった……?
「私の尻尾の毛を織り込んだレースのチョーカーなのですけど……ス、スカイさん……?」
チョーカーについて語ると、スカイが震え出した。俯いててよくわからないけど泣いてる……?えっ、そんなにも嫌だった??
「そ、その、スカイさんが嫌なら今から他のプレゼントにしますから――」
「あ、ううん。違うんだフラワー姉。嬉しすぎて泣いちゃっただけ。ありがとうフラワー姉」
「よ、よかったぁ……泣くほど喜んでくれて、とっても嬉しいです!」
はーびっくりしたー……スカイが泣くほど喜ぶなんて初めてだから怒ってるのかと勘違いした。
「それで、フラワー姉。チョーカーを付けてくれる?」
「はい!がんばりますね!」
スカイの後ろに立ってチョーカーを首に付ける。簡単なものなので付けるのもささっと終わった。
「できました!」
「ありがとうフラワー姉…………ふふっ、今、私はフラワー姉とひとつに――」
「ス、スカイさん?」
「フラワー姉……あぁフラワー姉ッ!!!!」
様子のおかしいスカイに恐怖を感じ、少し離れようとしたその瞬間、押し倒される。
「ど、どうしたのッ、スカイ……?」
「違うでしょ、『フラワー姉』」
「っ!!」
私を見下ろすスカイの目は感情を感じさせない機械のようで、獲物を喰らう獣のようでもあった。
「スカイさん……やめよッ、ねっ……?」
「ごめん、止められない」
「い、いやっ――」
口を何かに塞がれる。私の唇に密着していたのはスカイの唇。つまり、今私とスカイはキスをしている……!?
「むぐっ、んんっ!んんんぅ!!」
スカイを離そうと力任せに暴れても抑えつけられる。むしろうめき声で開いた口にスカイの舌をねじ込まれ、口内を暴れ回る。スカイの舌を噛み切れば離れてくれるだろうけど、スカイをなるべく傷つけたくない……耐えるしかない。
スカイの深いキスはまだ終わる気配がなく、上手く息ができなくて暴れる気力を削られる。
86二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 22:46:51
「フーッ……フーッ……」
「うぅ……」
もう指先も動かす気力がなくなって、意識も朦朧としたぐらいにようやく唇を解放される。
「ぷはぁっ……はぁっ……はぁっ」
「フーッ……ふぅーっ……」
目の焦点が定まらず、スカイの表情が見えない。怖い……怖い……こわいよぉっ!!
「やだぁっ、誰かっ助けっ――」
「大好きだよ、フラワー姉」
―END―
≫104二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 23:41:25
『浪漫バカ三人』
芦毛のウマ娘によって、カツンカツンとドアがたたかれる。
「ジャベリンは」
「こう使う」
「よし、入るっすよ」
合言葉をドア越しに伝え、暫し待つ。ギギギと開かれるドアの中には、ちんちくりんと背高のっぽの二人組が机の上で作業を行っていた。
「お疲れ様っすブラトレさん。必要なブツは?」
「ああ、ちょい探したけど十分量あった」
『ふむ、これならいけるだろう』
イクトレの頭上で光る電光掲示板には様々なプログラムが走らされており、一目見ただけでは何が行われているかは全くわからない。そして隣に座るウオサブの手元にはアクリル張りの長方形の箱が一つ。そして、ブラトレが差し出した紙袋の中には小型のカメラが10数個入っていた。
「ついに大詰めといったところだな……」
「あとちょいで完成するっすよ、俺たちの夢が……」
『そう、一度は夢見る男のロマンが我々の手の中に……』
「「『ガ〇プラバトル装置が……』」」
つまりは、こうである。ウマレーター装置に存在する各種アタッチメント装着コネクターにイクトレ、ブラトレ、ウオサブが作成した簡易型立体スキャニング装置をセットし、持ち寄ったプラモデルをスキャンしてウマレーター内にデータを送る。そしてウマレーター内で作り出したコックピット操作ユニットと1/1で再現されたプラモデルを基にした3Dモデルによって、自分で作ったプラモデルを自分自身で操作するというロマンを形にするのである。
つまりはビ〇ドファイターズである。
「最初これをウオサブから聞いたときは実現できるかだいぶ悩んだんだが……」
『私がプログラム行けそうだと気が付いたから一気に実現に向けられるようになったな』
「いやーイクトレさんが乗ってくれるとは思わなかったっすけどね……」
『何、そういうロマンには私にも覚えがあるからね』
「ホント感謝してますイクトレさん」
「実際完成したら何使うっすかね?俺はとりあえずオーソドックスに78-2で行くつもりっすけど」
「俺は……ギャ〇だな! しかもクリーガーだ」
「あれ持ってるんすか!? これはなかなか……で、イクトレさんは?」
『旧キット版ジオ〇グ』
「「マジかぁ~……」」
男三人バカ三人、浪漫に向かって突き進め。壁もバグも山ほどあるぞ。
操作システムに物理干渉、機体の基礎と戦場モデル。調整個所は星の数。
≫161二次元好きの匿名さん22/06/26(日) 17:25:22
露天風呂で温泉療養
此処は何処かの温泉街。
その中の温泉宿の一つで白い月が見える露天風呂に三人のウマ娘がのんびりと浸かっていた。
グラ(独)「良い湯ですね~」
タキ(不)「それはそうなのだが、何故僕まで温泉に……」
タキ(養)「君が不健康な生活ばかりしているからだよ?」
温泉に浸かっていた三人のウマ娘はどうやら療養の為に温泉を訪れたらしい。
事の発端は不タキトレの不健康な生活を心配した養タキトレが温泉療養を思い付いた所から始まる。
養タキトレは以前セイトレを温泉療養に連れて行っていたグラトレに相談し、相談を聞いたグラトレはせっかくだから一緒に行く事にしたのだ。
タキ(不)「もう十分身体も温まったし上がっても良いだろ?」
タキ(養)「さっき入ったばっかりなのに何を言ってるんです」
研究の続きを早くしたいのだろうか、烏の行水とでも言わんばかりに不タキトレは湯舟から上がろうとしてしまう。
しかし今回の温泉療養の主目的である不タキトレが逃がされる訳も無く当然捕まり……
タキ(養)「はい、しっかり温まってね」
タキ(不)「分かった分かった、だから抱き締めるのは止めてくれ」
タキ(養)「こうでもしないと隙を見て逃げるでしょ?」
あえなく捕まった不タキトレは養タキトレに後ろから抱き締められる事で強制的に湯に浸からされてしまった。
四人の中で一番大きい養タキトレの胸が不タキトレの頭に押し付けられているが、この中にそれを指摘する人は居ない。
162二次元好きの匿名さん22/06/26(日) 17:25:40
タキ(不)「しかし、僕はタキオンの研究がしたいんだがなぁ」
不タキトレが養タキトレの腕の中に捕まった後少ししてから小さく不タキトレがそう呟いた。
グラ(独)「まあまあ、しっかりと身体を休めてより精力的に働けば良いじゃないですか~」
タキ(養)「そうですね、それに此処で温泉の効能を調べてタキオンの研究に反映するのも良いと思いますよ」
タキ(不)「効能か……」
グラ(独)「ええ~、何でも脚の怪我に良いらしく~、打ち身や捻挫それに関節痛等に良いとか~」
タキ(養)「中々研究に使えそうな良い効能が有りそうですね」
タキ(不)「……しっかり療養して効能を体験してからサンプルを持って帰るか決めるか」
皆からの説得も有り不タキトレは温泉の効能を調べるという名目でゆっくりと浸かっていてくれる様だ。
……それなら養タキトレは不タキトレを離して良いのだが、養タキトレは不タキトレを引き続き抱き締めたまま。
それには不タキトレも気が付いた様で……
タキ(不)「それで何時まで僕は抱き締められたままなんだ?」
タキ(養)「……君を逃がさない為だよ」
タキ(不)「いや、僕は温泉に浸かっておく事に納得したじゃないか」
グラ(独)「不タキトレさん、今日は温泉の効能を調べに来たのではないですよ~」
そう、今回の温泉はあくまで不健康な生活を続ける不タキトレの療養が主目的なのだ。
なので不タキトレには此処で完全に身体をリフレッシュして貰う必要が有る。
グラ(独)「それでは頃合いみたいですので荷物を取りに行ってきますね~」
タキ(養)「よろしくお願いします」
タキ(不)「荷物?」
不タキトレが段々と不信感を募らせるのを尻目に、お湯に浸かりそれなりの時間も経ったし良い頃合いだろうとグラトレが動き出す。
そして、それから少しして戻って来たグラトレの手には何やらシートやボトル容器の様な物を持っていた。
タキ(養)「転ばない様気を付けてくださいね」
グラ(独)「ええ、ええ、心得ていますよ~」
シート等を運んでいるグラトレは養タキトレからの忠告の言葉を受け取りながら風呂場の端シャワーの辺りまで行くと其処にシートを敷き始めた。
はっきり言って何の説明も受けてない不タキトレからしたら怪しさ満点の光景だ。
163二次元好きの匿名さん22/06/26(日) 17:25:57
タキ(不)「何なんだ?」
タキ(養)「それじゃあ君には上がってあのシートに寝て貰おうかな」
タキ(不)「シートに?」
タキ(養)「うん、サウナじゃないけど身体を冷やすのも大切だからね」
タキ(不)「……盛大に耳が動いてるぞ」
タキ(養)「……グラトレさん!」
グラ(独)「は~い」
自然な形で不タキトレをシートに寝かせ様としていた養タキトレ。
しかし嘘を付こうとしても耳や尻尾が大きく動いてしまうので不タキトレには直ぐにバレてしまった。
……なので武闘派トレーナーのグラトレの手により強制的にシートに寝て貰う。
タキ(不)「くっ……!」
グラ(独)「手荒な真似をしてしまい申し訳有りませんね~」
あえなく捕まった不タキトレは両手を頭上で交差させる形で押さえられ、上向きでシートに寝かされてしまった。
……傍から見たら大変危険な状態である。
タキ(不)「何をする気なんだ?」
グラ(独)「身体を洗うだけですよ~、温泉でしっかりふやかせたでしょうから~」
タキ(不)「それなら自分で……」
タキ(養)「しっかり、と洗わせて貰うんですよ」
そう語る養タキトレの手には何やら白いやたら大きなスポンジの様な物が……
タキ(不)「……それは?」
グラ(独)「乾燥させた糸瓜(へちま)ですね~、たわしにも用いられて垢すりにも使えるんですよ~」
タキ(不)「……まさかそれを僕に?」
タキ(養)「この際なので君の汚れを完全に落としてあげます」
シートに不タキトレを寝かした理由。
不タキトレの汚れという汚れを落とし切る為に垢すりをしようというのだ。
164二次元好きの匿名さん22/06/26(日) 17:26:11
タキ(不)「待て、待ってくれ!」
タキ(養)「ごめんなさい、後が支えているんです」
タキ(不)「後ォ……?」
グラ(独)「養タキトレさんの後に~、私が不タキトレさんの髪のお手入れをさせて貰いますね~……それに彼方にも~」
タキ(不)「えっ?」
グラトレの言葉に驚いた不タキトレが振り向いた其処に居たのは二人のウマ娘。
リャイ 「身体を温めた後はストレッチタイムだ!」
チヨ 「あううう……し、指圧もしますよー……」
其処に居た二人のウマ娘はリャイトレとチヨトレ。
今回の不タキトレリフレッシュ計画を聞いて快く手伝いを受けてくれたのだ。
……タオルも巻かずに不タキトレを洗おうとしている二人やポージングを決めるリャイトレにチヨトレは顏を真っ赤にさせているが……
タキ(不)「えっ、これ全部受けるの?」
タキ(養)「垢すりと洗髪した後にもう一度温泉に浸かって、その後ストレッチと指圧を受ける工程だよ」
グラ(独)「タキオンさんの実験に使えそうな記録取りだと思って頑張ってくださいな~」
タキ(不)「その言葉を言われると弱いなぁ……」
タキ(養)「それじゃ、早速始めるよ」
タキ(不)「優しく……優しくお願ぁぁぁっ!!」
それから暫くの間不タキトレの苦悶の声が露天風呂の外まで聞こえたとか何とか。
うまぴょいうまぴょい
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part787【TSトレ】
≫70二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 00:33:17
勝負服【しょうぶふく】:
ウマ娘の晴れ着ともいえる特別な衣装。レースではGIなどの大舞台で着用する。一見走りにくそうに見えたりもするが、ウマ娘にとっては不思議な力がみなぎるすごい服。
「実際さ、勝負服を着るってどんな感じなの? 今まで見てきたから走るのに問題ないってのは知ってるけど」
トレ公のちょっとした疑問がきっかけで、アタシたちは勝負服を着てレースをすることになった。
アタシが持っている2つ勝負服のうち古い方をトレ公が、いつもの勝負服をアタシが着てのガチンコ勝負。
つまりタイマンだ。
トレーナー室の扉をノックする。
「入るよトレ公! 着替え終わったかい?」
返事がない。さては着方で迷っているな。普段は女物を着ないから。
そっと扉を開ける。
鏡の前でポーズをとっていた。
……アタシのポーズの真似だね。
アタシとしては嬉しいことだし、可愛らしいと思うけど……
真似っこしている相手(アタシ)に見られたら恥ずかしくなるやつだね。
見なかったことにして扉をそっと閉じる。
71二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 00:33:37
──ガチャッ
こういう時に限って音が鳴る。
トレ公は一瞬かたまった後、ゆっくりと振り向いた。
頬を赤らめたトレ公と目が合う。
「これは…………違うの」
あたふたと言い訳をし始めた。
「せっかく着たから、ヒシアマの真似をしてみたく……って、そうじゃなくて!
えっと……勝負服を着たヒシアマはいつもかっこいいから!」
トレ公にバレないように後ろ手で扉の鍵を閉める。
「だから……えっと、とにかく違うの!」
トレ公は逃げ出すようにトレーナー室を出ようとする。
「イタッ」
そのまま、鍵のかかった扉に衝突する。
トレ公は頬だけでなく、ぶつけた額まで赤くし、涙目で見上げる。
「な、なんで?」
アタシも忘れてたことけど、トレ公はアタシより一回り小さい。
「トレ公…………色々と見えそうになっちまってるよ」
旧勝負服は下に水着のようなものを着ている。そのサイズが違うのだ。どうなるかは言うまでもない。
「とにかく、その恰好で外に出すわけには行かないだろ」
この後、トレーナー室でいっぱいタイマンした。
≫83二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 06:47:42
「あっついわね…」
「本当にですね…」
炎天下、非常に高い気温とつい先程まで降り続いたゲリラ豪雨による湿度高の影響で、半ばサウナと化したトレセン。
そんな中、キタトレとフラトレはいつものクールな顔をやや溶かして向かい合わせに座っていた。
「…トレセン学園、エアコンってついてませんでしたか?」
「…たしかねぇ、時期外れかつ急な件だから運転制限掛かってるのと節電の影響でまともに動いてないのよ…」
「…理事長とか、動いてないんですかね…」
「動いてるでしょうけど、トレセンの規模的にそう簡単に動かせないでしょうね…少なくとも今夜には動くと思うけれど…」
いくら理事長がこの手の判断が素早く、また死活問題故に各所で力は入るとはいえそもそもトレセンそのものがデカい。
よって、部屋のスイッチオンでどうにかなるような問題じゃないのだ。仕方ないが暫くこの蒸し暑さと付き合う必要があった。
ポタポタと垂れ落ちる汗を拭いながらも、机に体重をかける二人。互いに腕をついて耐えるも暑さは容赦なく思考を奪う。
「あつい…」
「ちなみにだけど、アイスとかは…多分なかったはずよ…代わりにあめならあるけどいるかしら」
冷たいものがほしいと動き出そうとしたフラトレに、事実を突きつけつつもフォローするキタトレ。
「…はむ、ん〜!」
「いい顔をするわね…」
溶けたフラトレに飴を持った手を伸ばすと、彼は一旦手に受け取らず開けた袋から出た飴を直接口に咥える。頬をほころばせるフラトレ(気を紛らわすためでもあるのだろうが)に微笑しつつも、そろそろ拙いと考えるキタトレ。と、そこにやってくる人影。
「む、キタトレとフラトレか。暑さでダウンした人を見掛けてないか?限定的だが空調を効かせられる部屋が用意できてな。」
「ファイトレ(女)…みてないわね…」
汗で濡れ、顔もやや赤らめながらも頑張って首を上げる二人。ダストレとかならもうアウトな領域に突っ込み始めていたが、相手はファイトレ(女)。…結局、彼女は熱にダウンしたウマ娘を背負って何処かに向かい、二人はそこで溶けた姿を周りに見せてたとか。
短文失礼しました
暑さに溶けるトレーナー、クールな二人でも耐えられない時はこうやってアレな姿を見せるんでしょうね。
デカい組織故の弊害と皺寄せを食らうトレーナー達。多分この時のトレセンは溶けた人が大量発生してそう。
≫103二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 15:35:50
「じゃーん!どう?似合ってる?」
「……待ってくれルドルフ、確かに、着て欲しい服があるとは聞いたが、君の勝負服のレプリカとは……」
そう、私の勝負服のレプリカ、それも互いに別の勝負服を着た、種々様々な反応を見せる二人を眺めながら、私は微笑む。
「……安心するといい。二人とも、よく似合っているとも」
「おお、良かった~!似合ってるって!黒ルドちゃん!」
「それは嬉しいけど、しかし、スカートの丈が……」
「ドロワーズも履いてるし大丈夫でしょ?」
「いや、そういう問題でも……!」
「え~?」
そう、ずい、と身体を彼に寄せる彼女。
そのサラシと着物越しの暴力的なそれが、小さな身体に押し付けられる。
「おい、胸が、当たって……!」
「……え、当ててた?ルドルフ、どう思う?」
「……しっかり、当たっているように見えるが」
「ああ、それもサラシ越しのそれを、だな」
「……でも、二人とも気にしないでしょ?」
そう言われ、彼と顔を見合わせ、同じ意見を出す。
「……私は気にするとも」
「ああ、ルドルフと同じ意見だ」
「……そっかぁ」
そう、悩ましげな素振りをした彼女は、ただその尻尾を振るうばかりであった。
≫127二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 19:26:57
暑い日の伝統的な暑さ対策
「今日は暑いですね~、心頭滅却すればとは言いますが……」
まだ6月だというのに夏日となったとある日。
グラスワンダーは窓を開けていても熱が籠もる廊下を歩いていた。
「今日はトレーニングにならなさそうですが、トレーナーさんはどうするんでしょうかね~」
あまりの暑さに危険だと判断したのかグラウンドは誰も使う人が居ない。
そして外でトレーニングが出来ない分屋内プールや図書館に皆が集まりごった返してしまっている。
喧騒が苦手なグラスにとってはとてもじゃないがトレーニング出来る環境とは言えないだろう。
「トレーナーさん居られますか~」
トレーナー室へと辿り着き礼儀として中に居るであろうトレーナーに声を掛ける。
「は〜い、どうぞ〜」
「失礼しますね〜……あら?」
トレーナーさんからの返事を聞きドアを開けたところ、何やら少し涼しく感じます。
訝しつつも部屋に入るとトレーナーさんが居られたのですが……
「……えっと、トレーナーさん?」
「あらあら、端ない姿を見せて申し訳無いですね~」
「いえ、それは良いのですが~……」
普段着ている厚い着物ではなく薄い浴衣を着たトレーナーさん。
暑さを和らがせる為か帯を緩めに締めて首元や足を大きめに露出させてます。
しかしそれよりも気になるのは……
「……その氷はいったい?」
窓の外に架けられた簾により少々薄暗い部屋の真ん中に置かれた子供用のビニールプール。
その中に大きな氷の塊が鎮座しており、その氷に風を当てる様に扇風機が回っていました。
128二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 19:27:21
「この氷は〜、伝統的な暑さ対策でもと思いまして〜」
「氷でですか?」
「おやおや、氷を使っての暑さ対策は1000年以上の実績が有るのですよ~」
何でも平安時代には夏にかき氷を食べる風習が有ったという話も有ります。
実際簾で日差しを遮っているのもあって結構涼しいですね。
「さあさあ、グラスもこちらの椅子に座りませんか~」
そう言ってトレーナーさんは氷の前に置いた椅子を勧めてきました。
「では、お言葉に甘えまして〜」
それを断る理由も無いのでトレーナーさんに勧められるがままに椅子に座らせて貰います。
「扇風機からの風が冷たくて気持ち良いですね~♪」
「そうですね〜、麦茶も有りますので身体の内からも涼みましょうか~」
「ありがとうございます~……あら? トレーナーさん、その小鉢は何でしょう?」
椅子に座ってみると、氷に当たった扇風機からの風が冷風となって当たり身体を冷やしてくれました。
そして麦茶も有ると言うトレーナーさんの言葉に振り向いてみると何やら小鉢が机に置かれていました。
「この小鉢は胡瓜の酢の物ですよ~」
「胡瓜ですか?」
「ええ、ええ、昔から胡瓜やお酢には身体を冷やす効果が有ると言われているのですよ~」
「そんな効果が〜」
「麦茶を作る大麦にも同じ効果が有りまして〜、それに……夏と言えばなコレにも身体を冷やす力が有るのですよ~」
そう言ってトレーナーさんがビニールプールから持ち上げたのは小振りなスイカ。
「食べ過ぎても身体を冷やし過ぎますので〜、このくらいで我慢してくださいね〜」
「は〜い♪」
それからプールに溜まった氷水でしっかり冷えたスイカを堪能した私達は、のんびりと勉強に時間を当てるのでした。
うまぴょいうまぴょい
≫141カフェの悪夢22/06/27(月) 20:08:48
「暑いです……」
ポタポタと汗を垂らしながらマンハッタンカフェはトレセン学園の区画の一つを歩いていた。この熱気と直射日光は勝負服の黒いカフェには煉獄の様な暑さをもたらしていた。なぜ勝負服を着ているんでしょう……と一瞬疑問が浮かんだもののそれはさておきカフェが目指す先はトレーナー室である。トレーナー室は冷房が効き、コーヒーの水出し器まである。カフェはアスリート故に水分補給やら塩分摂取などは完璧だ。しかしこの暑さの中熱々のコーヒーを飲むのはいくらコーヒーが好きなカフェとはいえ厳しいものがある。つまり今カフェに最も必要なのはトレーナー室の水出し器、アイスコーヒーであった。
前髪を汗で顔に貼り付けながらようやくトレーナー室に辿り着くと中がなんだか騒がしい。カフェのトレーナーさん達はちょっとやそっとのことで動じない胆力の持ち主だ。それが何か騒いでいるとなると何かあったのではとカフェは心配になった。
「何かあったんですか?」
カフェが扉を開ける。思っていたよりも涼しくなくあまり廊下と温度が変わらなかった。
142カフェの悪夢22/06/27(月) 20:11:02
そんなトレーナー室の中では黒カフェトレとタバコカフェトレが服のボタンが閉まらないと悪戦苦闘している様子だった。どこのボタンかといえば、胸である。
「え?」
「あ、カフェごめんね今大変で……」
「アイスコーヒーを飲みたいんだろう? 少し待っててくれ」
黒とタバコが困った様子でボタンを閉めようとしている。成る程部屋の温度が高いのは服がうまく切れずお腹を冷やさないようにするためなのかとカフェは納得した。しかしふと疑問が浮かぶ。胸が増えたのにタバコは兎も角黒まで本気で困っているのは何故だろうと。少しくらいにやけてても良いのではと。そして何故か義カフェトレはソファーでグデンとして体を弛緩させている。別に胸が増えてるわけじゃ無い。
「あの、トレーナーさん(義)はどうしたんですか?」
「あうー」
「あぁ……義はね……義、説明のために脱力やめても良いよ」
「わかった」義の筋肉がもりもりと膨れ上がり鋼の肉体が義のきてたYシャツをビリビリに引き裂いた。肩にでっかい重機のっけてんのかいっ!って感じだった。その筋肉から発せられる熱気はサンシャイン⭐︎マッスル波動といった感じだったマッスル。
カフェはその波動に飲まれ光になった。
「はっ⁉︎」
「あっカフェさん起きたですか……いま部屋のクーラーが壊れてしまったみたいだべ。朝になったら寮長に報告して直してもらうべ。汗すごいべすからこれ飲んでくだし」
「あ、ユキノさんありがとうございます……」
差し出された飲み物を飲んでカフェは一息ついた。翌日、トレーナー室に行くのに少しビビりながらカフェの姿があったそうな。
≫166二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 21:23:49
『やるなら派手に、目標はでっかく』
梅雨時のジメジメした湿度と夏日のダブルコンボでウマ娘もトレーナーもみんな溶けかけてる六月某日。
「トレーナーさーん、もうすっかり夏ですし海行きませんか〜?」
案の定トレーナー室で液体みたいに溶けていたスカイが少し固体に戻ると、そんなことを提案してきた。
「海か〜、こんな暑さだとトレーニングもままならないもんね。いいよ、行こっか」
椅子の背もたれに寄りかかっていた体を少し起こしてスカイの話に乗る。
「やった〜ほら今すぐ行きましょ〜」
「わかったから急かさないでよ〜」
「それで、海に来てやることが釣り、と。まぁわかってたけどさ」
「えー?セイちゃんの水着見たかったんですかー?トレーナーさんのえっちー」
「はいはい」
やってきたのはスカイの釣りスポットの中でも浅瀬釣りができるところだ。2人並んで釣り糸を垂らしている。
「――それで、大物は釣れそうなの?」
「んー?いやー、1人じゃ無理かな〜」
「そっか」
「でも、トレーナーさんと一緒なら――」
そこで言葉を区切ったスカイは再び釣り竿を投げて糸を垂らす。
「ヌシだって釣れちゃう……かもね?」
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part788【TSトレ】
≫57二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 22:39:02
「王者のビーチバレーは完全無欠でなければなりませんわ……あなたたちは私の前にひれ伏すのみ!食らいなさい、マグナム・シグナル!」
「それでも!俺たちは!」
「絶対に諦めない!」
「「喰らえ!最強最高の必殺シュート!」」
『『アブソリュート・ブレーク!!!!』』
「!!危ない!ノブレス!!──ッ!!」
「ッ!!ヴォワイアントッッッ!!!」
「…ハッ、ノブレス様の盾となれたならば、これ以上の至福は……ッ!……お慕い申し上げておりました、ノブレス様」
「……全く、あなたは、いつまでたってもこの私にそんな減らず口を……ッ」
「ねぇマヤトレ、やっぱウマ娘の身体能力で繰り広げられるビーチバレーは異次元だね」
「…おいボノトレ、設定に関するツッコミはしたら負けか?」
適当に書いてたのに結構時間かかってたら大分流れが変わってたのは内緒
≫103二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 23:21:46
ブラマクVSテイフク
「足引っ張るんじゃあありませんわよブラトレ!」
「へっ、そっちこそ報酬のアイスに気を取られるんじゃねえぞ!」
「いざ進撃タバコ同盟!」
「テイトレ、もうちょっとなんかなかったのかおい」
ブラフクVSテイマク
「前は任せる、後ろは俺が行く」
「ブロックもアタックもお任せってな、カバー頼むぜフクトレ」
「あなたはどっしり構えてなさい、私がやりますわ」
「チャンスが来たら俺も狙うからね!」
ブラテイVSフクマク
「行くよブラトレ、アーユーレディ?」
「出来てるよ! 勝利は俺たちのもんだぜ!」
「全く、最初から勝つ気でいるなんて出来てませんわよ」
「今日は……大吉らしいからな。負けられん」
拙者開始前セリフ大好き侍、義によって助太刀いたす
≫122二次元好きの匿名さん22/06/28(火) 07:58:47
カイチョー「トレーナーくん、心満意足…パフェを食べるとやる気が満ちるというものだ」
カイチョー「さあ、パフェを食べて完璧な力を発揮しようじゃないか」
魔ルド「……ちょっと分かり辛くない?」
ルナチャン 「!?」
グルーヴ 「……分かり辛い?」
幼グルトレ「…………パフェを食うとパーフェクト?」
グルーヴ 「くっ、そういう事か…!」やる気⤵
幼グルトレ「……大丈夫、大丈夫」ヨシヨシ
グルーヴ 「慰めてくれるのか…なんて良い子なんだ…!」やる気⤴
≫124二次元好きの匿名さん22/06/28(火) 09:21:55
『負けたロレトレ』
「屈辱ですわ……マベトレ様せめて羽織だけでも返してもらえませんこと」
「だーめ★やくそくはやくそくだよー負けちゃったよわよわ~なロレトレおねえちゃんはマーベラスな姿でいてもらわないとー☆」
「っく」
「じゃーん☆みてみてーみんなー☆ロレトレおねえちゃんのマイクロビキニだよー★」
(ここで何人かが鼻血を出して倒れる)
「ちょっと何を言いふらするんですの!」
「だってーせっかくのマーベラスな姿もったいないよー★」
「その余計な口はこちらですの」
「もがもが☆ あ、マヤトレおにいちゃん」
「なんですのマヤトレ様」
「そのロレトレって意外と胸があったんだなって」
「わたくしだってない方が良かったのですわ」
「えー★あったほうがマーベラスだよー☆」
(某ケツ上(羨ましい……))
「俺は可愛いと思うぞ……その水着」
「キャー★」
「マベトレ様? マヤトレ様が言う可愛らしい水着の在庫はありまして?」
「マーベラスにあるよー★」
「せっかくですし2vs1でもいいかしら」
「まてロレトレ俺は男……」
「わたくしも殿方ですわ!」
≫127二次元好きの匿名さん22/06/28(火) 09:53:37
「夏はねぇ、胸の下のところが蒸れるのよ!」ってダスカに教わったダストレがプラプラと歩いていると休憩室の方から誰かかはわからないものの
「夏は蒸れるね」
「そうだね。この季節はどうしても汗と湿気で蒸れてしまう」
「せっかく涼しい休憩室に入りましたし、誰もいないのでふから少しハメを外しませんか?」
「ふむ……貴方が外すなら私もせっかくだからはずそう」
(布のずれる音)(何かを外す音)
が聞こえてきてドギマギしながらそっとダストレが中に入るとそこには涼んでいる義手を外したファイトレと義足を外した義カフェトレの姿が
ダストレは2人に気づかれる事なく廊下に飛び出して自分の煩悩を滅するかのように着衣のままプールに飛び込んだ。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part789【TSトレ】
≫30二次元好きの匿名さん22/06/28(火) 21:36:47
『つれづれ話~94せだい~』
「所謂俺たちは同世代というやつらしい」
「同世代、と言っても年齢はバラバラだろう? 私たちは何をもって同世代なんだ?」
「……なんだろうな?」
「いやそこ把握してなかったらどうにもなりませんわよ!?」
「まああれだ、黄金世代と同じようなもんらしい、あとオペラオーのところのいつものメンツみたいな」
「あー、そういうくくりならまだ納得できますわね」
「まあそんなメンツの交流会というわけでブラトレの家に集まった次第だな」
「……あれ、そんな話でしたの……? てっきり御馳走がどうのこうのというお話があったからブラトレ様についてきただけでしたのよ私」
「細かいことは気にしない! 今日はヒシトレさんとブラトレさんにごちそうになってもらうから、ロレトレさんと私は手伝いに回ることにしよう!」
「おー、それは助かる。いろいろ皿の用意とかしてもらうつもりではあるかなー」
「おう、じゃあキッチン向かうかブラトレ」
「今日何作るか?」
「人数それなりだからなあ、カレーにするかあ。ビコトレさんにロレトレ、確か棚にカレー皿あるから用意してもらっても?」
「「了解!/しましたわ!」」
「んー、じゃあとりあえず野菜のカットしておこうかね」
「「ブラトレさん/様!!」」
「いきなり叫んでなんじゃいな」
「「皿に届かないようだ!!!/皿に届きませんわ!!!」」
「……そっかー」
その後踏み台を用意してからは滞りなく料理は進んでいった。うまぴょいうまぴょい。
≫51二次元好きの匿名さん22/06/28(火) 22:31:42
モブトレと浴衣のグラトレ(独)
モブ「あっついなー……」
梅雨も明けた夏のある日
モブトレーナーの一人は冷房の効いた教室で授業を受けるウマ娘達を横目に熱波で覆われたトレセン学園を歩いていた。
そして昇降口付近へと差し掛かった時、見覚えの有る和装のウマ娘を見付けたのだった。
モブ「おや、こんにちはグラトレさん」
グラ「あら、モブトレさんこんにちは~」
昇降口で見掛けたのはグラトレ、普段から着物を着ている黒鹿毛の長髪を持つウマ娘は数える程も居ないだろう。
……しかし、声を掛けてから気が付いたのだが目の前のグラトレは普段の着物とは違う物を着ているようだ。
モブ「え~っと……グラトレさん、いつもと違う物を着ていますね?」
グラ「ええ、ええ、暑くなりましたので浴衣にしてみたのですよ~」
グラトレが着ていたのはいつもの熱が籠りそうな厚い着物ではなく風通しの良さそうな薄手の浴衣。
深い緑を基調に白い菊の花で彩られたその浴衣は何とも落ち着いた雰囲気を醸し出していてくれる。
手に持っている扇子も合わさって見ているだけでも涼しくなってくるようだ。
モブ「とってもお似合いですよ」
グラ「ふふっ、ありがとうございます~」
世辞ではなく本気の言葉で浴衣への感想をグラトレさんに伝えさせて貰った、それ程までにその浴衣はグラトレさんに似合っていたのだ。
グラ「ではでは、私はこの辺りで~」
浴衣への感想をグラトレさんに伝え、特に話す話も無いので別れる事となったのだが一つだけ疑問が。
モブ「そういえば、これから何処かへお出かけですか?」
昇降口に居たのもだが、グラトレの足には外行きだろう履物が履かれていたのだ。
グラ「ええ~、これから少し買い物の方へ~」
モブ「なるほど……外は熱いので気を付けてくださいね」
グラ「お心遣い痛み入ります~」
どうやらグラトレさんは外に買い物に行くらしい、中々の暑さなので気を付けて貰いたいものだ。
52二次元好きの匿名さん22/06/28(火) 22:31:58
モブ「……降り出したな~」
グラトレと別れたモブトレがトレーナー室で書類を纏め始めて暫く経った頃、空に黒い雲が掛かり強い雨が降り出して来た。
これで少しは涼しくなるだろうか……そんな事を考えた時に一つの事が思い浮かんだ。
モブ「そういえばグラトレさん、傘を持って無かったよな?」
それは先程話したグラトレの事。
思い返せば雨具の類は持って無さそうだったが大丈夫だろうか……
そんな不安に窓の外を見た時、誰かが校舎を目指して走っているのが目に入って来た。
モブ「あれは、グラトレさんか!?」
正直遠目で分かり辛いが黒鹿毛の髪なのでそうだろう。
そう判断したモブトレはタオルを数枚引っ手繰る様に持って昇降口へと向かった。
グラ「ううっ、ずぶ濡れですね~……」
モブトレが昇降口に辿り着いたタイミングで丁度駆け込んで来たのはやはりグラトレさん。
普段ならグラトレさんの担当ウマ娘がシュバって来るだろうが授業中なので来れないのだろう。
モブ「グラトレさん大丈夫ですか!」
グラ「あら、モブトレさん心配して来て下さったのですね~」
ずぶ濡れのグラトレに持って来たタオルを渡すべく駆け寄るモブトレ。
そして近付いた事でグラトレが大変な状態である事に気が付いてしまうのだった。
53二次元好きの匿名さん22/06/28(火) 22:32:09
モブ「どうぞタオ……ル……を」
グラ「ありがとうございます~、助かりました~」
モブ「……そ、それなら……良いです、ハイ」
グラトレにタオルを渡したモブトレのおかしな反応……それも仕方の無い事だった。
突然の雨に降られずぶ濡れになったグラトレは普段の厚い着物では無く薄い浴衣を着ていたのだ。
生地の色が深緑だったので身体や下着が透けて見えるという事は無かったのだが、薄い生地が災いしてピッタリと肌にくっついてしまっている。
つまり身体のラインがくっきりと見えてしまっていたのだ。
モブ「ウオ……」
グラ「さてさて、粗方拭けましたね~……モブトレさんちょっと宜しいでしょうか~」
身体のラインがくっきりと見えている事などお構いなしに髪や尻尾を拭いているグラトレに頭がショートするモブトレ。
そんなショートしているモブトレにグラトレから更なる追撃が叩き込まれる。
グラ「すみませんが~、尻尾が拭けたか確認して貰えませんでしょうか~」
そう言いながら反転し尻尾を見せるグラトレ。
当然浴衣がぴっちりと張り付いたお尻もこちらを向く訳である。
モブ「ダ、ダイジョウブソウデスネー」(デッッッッッッッッッッ!!!!!)
グラ「そうですか~、何から何までありがとうございます~」
グラトレからの感謝の言葉はショートしたモブトレの脳では処理しきれていなかった……
それからタオルは洗って返すと言うグラトレと別れたモブトレ。
彼の脳裏に浮かぶは浴衣が張り付いたグラトレのお尻……自分に新たな性癖が出来た様な気がモブトレはしたのだった……
……ちなみにグラトレがトレーナー室へ辿り着く迄の間に数名のモブトレの性癖が壊れたのは別の話。
うまぴょいうまぴょい
≫62二次元好きの匿名さん22/06/28(火) 22:55:06
「おりゃ!」
「くっ!」
───日差しの強い砂浜で、小さな人影達がコートを縦横無尽に動き回る。その手から超高速で飛び交うボール。
チームを組んでのトレーナー対抗ビーチバレーは盛況し、それをパラソルの下から眺めるウラトレとキタトレ。
「…やはりちっトレ側が不利ですね。そのままでは不公平過ぎるのでテコ入れとして人を増やしましたが…」
「この炎天下で満足に活動出来る人間が少ないのよね…人数は多くても実働戦力で互角以下だから微妙だわ。」
追加要員の蒼ファルやパチタマという身長とかではレギュ違反レベルが支えているが、それでも頭サイゲ組が有利だった。
「…そろそろ終わりが見えてきたかしらね。この後は4人制だけど、有利不利はメンバー的に少ないはず」
「貴方も参加するのでしたね。最初の対戦カードはルドゴルトプムン…クセの強い人達ですか」
「ええ、私はフウトレとタイキトレ、オベトレの四人チームだけど…そう安々と負けはしないわ。」
「ふふふ、自信はありますか…」
──奥のコートから飛んでくるスパイクを認識した瞬間、二人は動き…キタトレは前に出て片腕で勢いを殺すようにガードする。
命中したことでベクトルが下を向いたボールは、砂の上だというのにバウンドしキタトレの死角へと入り込み──
──その死角を作る元凶たる双丘を大きく揺らして足元に転がった。慌ててウラトレはその腕を見る。
「っう…流石に痛いわね。ここまで来る痛みは中々ないわ…痺れてるけど腕は動くから平気でしょうけど。」
「…内出血や骨折は大丈夫です。しかし…周りを気遣ってとはいえ、随分大胆で危険な真似をしますね貴方。」
「あら、お嫌い?…私は大丈夫よ、これは返すわね!…さて、私も準備運動でもしてきましょうか。」
「分かってるくせに聞くのは、意地悪な人の証ですよ」
それは貴女もでしょう?と突っ込まれそうな事を言いながらも、その腕を問題ないとばかりに振るキタトレの姿に笑うウラトレ。
…この後のルドゴルトプムンvsキタフウオベタイキのビーチバレーは色々と盛り上がった。
短文失礼しました
ビーチバレーネタ(出遅れ)、前スレのメンバーでのちっとれ対頭サイゲだと動ける人の差がどうしてもね…
そしてウマ娘スパイク食らっても耐える頑丈なキタトレ。この後養タキらに検査されたけど大丈夫だったそうな。
≫160二次元好きの匿名さん22/06/29(水) 18:51:41
6月29日 佃煮の日
「さあさあグラス、今日は佃煮の日ですよ~」
「佃煮の日ですか?」
「ええ〜、東京は中央区の佃島に住吉神社が建立されたのを由来としているのですよ~」
「佃島……が佃煮の?」
「ええ、ええ、佃島が佃煮の発祥地と言われていますね~」
「ですけど、聞く限りでは神社と関係は無さそうですが〜……」
「実は佃煮は正確な発祥時期が不明でして〜、江戸時代だとは思われるのですが~……」
「それで佃島の神社の建立日に合わせたのですね」
「そうなりますね~」
「さて、色々な佃煮が置かれていますね〜」
「ええ、ええ、鰯や桜海老、海苔と昆布や山椒まで……それにイカナゴの釘煮と牛肉と牛蒡の時雨煮も用意していますよ~」
「これはご飯が進んでしまいそうです♪」
「…………」
「トレーナーさん?」
「無いです」
「……まさか」
「ご飯を用意するのを忘れました」
「ええっ……」
その後、グラスとグラトレはカフェテリアへご飯を貰いに行き。
目を輝かせて尻尾をブンブン振っているスペちゃんと申し訳無さそうにしているスペトレに佃煮を半分譲る事になったのは別の話。
うまぴょいうまぴょい
≫181トレセン学園感謝祭映像作品22/06/29(水) 19:51:46
あの時、彼女は誓った。
マルゼンスキー「そうねトレーナーちゃん。あたしは、変わるわ。変わってみせるわよ」
世界を変える。そして、トレーナーの希望になると。
シービー「やって見せてよマブティー」
マルゼン「なんとでもなるはずよ!」
エアグルーヴ「ウマダムだと!?」
(例のBGM🎃♪)
グルーヴ「逃さん!!」
スペちゃん「やっちゃいましょう!そんな偽物なんて!」
ルドルフ「マブティー・チョベリグ・イヤン……!」
マルゼン「相手もマンモス抱えてるわよ!色々とね!」
(ルドルフにハリセンで引っ叩かれるシービー)
ルドルフ「厄介なものだな。走るということは」
マルゼン「ここからがチョベリバよ!」
────閃光のマルゼン────
「身構えている時に、死神は来ないよ。マルゼンスキー」
同時上映
タマモクロスの日曜日〜トレーナー黙示録編〜
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part790【TSトレ】
≫67次元好きの匿名さん22/06/29(水) 21:41:19
獅子は月を見る ルドトレ
わたしはシンボリルドルフの担当トレーナーだが、学園の生徒会長もしている彼女の秘書的なものに見られることも多々ある。彼女の掲げる理想の世界の為、わたしは忙しない日々を重ねていた。
「トレーナー君」
すっかりと日が暮れ、柔らかな月明かりがカーテンの隙間から差し込む。ルドルフとわたしだけしか居ない生徒会室。生徒会長の使用するデスクから離れた彼女はソファーに座るわたしへと歩み寄る。
「ルナ」
『ルナ』、彼女にふたりきりの時はそう呼んで欲しいと言われているのでそう呼んでいる。わたしは近付く『月』へと手を伸ばす、絡められる指、求められ重なる身体、体温、いつから当たり前になっていたのだろう。わたしよりも背の高く、力強い彼女に包まれるように抱き締められる。
「今日はないぞ」
「…わかっている。キスだけだよ」
耳が下がっていた。キスだけでは足りないようだが、こちらにも事情がある。トレーナーが毎日担当ウマ娘と、なんて倫理的に良いことではない。ただ、わたしはルドルフの笑顔が見られるならそれでいいと思っているので、その考えの前では倫理観など些細なことなのかもしれない。
「君が愛おしくてたまらない」
重なる唇は常に果実のように甘い。特にキスまでの日はとびきり甘く、わたしをとろかしていく。もっと、もっとと、絡められている指に力が入る。感じていたい、彼女に求められていることを、愛されていることを、彼女のものであることを。
「ぁ……今日のルナは情熱的だ」
「依依恋恋、今日は特に君と離れるのが忍びなくてね」
名残惜しそうに彼女は言葉を紡いだ。わたしはこの時、別に明日もあるだろうに、とそう思っていたが、これが現状、わたしが人間である時の最後のキスになった。
68二次元好きの匿名さん22/06/29(水) 21:41:49
当たり前が常に当たり前であり続けるとは限らない。
「…どうなっている?」
朝、目を覚ますとわたしは別人、否人間ですらなくなっていた。頭の上にある耳、長い髪と尾。背丈や胸はかなり大きくなっていた。ルドルフにつけてもらった印はそのまま残っていることから間違いなく自身の身体であると安堵する。幸い海外製の大きめの家具を使用していたこともあり、ベッドから足がはみ出る事はなかった。
「連絡、取らなくてはならんな」
スマートフォンへと手を伸ばし、ルドルフへと連絡を取った。今日明日は彼女に泊りがけでこれから注文するものの受取対応をしてもらおう。対価はわたし、そのものならば、彼女も快諾してくれるという打算のもとだ。
「おはよう、トレーナー君」
「おはよう…今日泊まりに来ないか?」
「ふふふ、朝から随分と積極的だな」
「緊急事態だ……わたしがウマ娘になってしまったからな」
合う服や下着がない。つまり、外に、それどころか玄関の対応も出来ず仕舞いであることを彼女に伝えた。もちろん、今のわたしの身体で良ければ、いつものように好きにしていいと条件を付けて。
「ああ、もちろんだとも。愛する君の為ならば」
「合鍵は持っているだろ?インターホン鳴らして入ってきてくれ」
「承知した…それと」
「なんだ?」
「流石に何か纏っていてくれると」
69二次元好きの匿名さん22/06/29(水) 21:42:12
好きにしていいと言ったのだが、気を遣ってくれているのだろう。わたしは何か纏えそうなものを考えながら、承諾し、彼女との通話を終えた。ベッドから降り、何か探す。空調を効かせていなければ風邪を引いていたかもしれない。本当に困ったものだ。そう考えていると、ふと閃いた。リビングへ行き、椅子にかけてあるそれに手を伸ばした。
「前は隠れているから良いだろ」
エプロンを身に着ける。厚めの生地ではないため、浮いてしまうが、緊急事態だ。仕方がない。丈がギリギリで動いたら見えてしまいそうだが、来るのは彼女だけ。何も問題はない。身嗜みを整えるために、洗面所へ向かう。鏡に映る鹿毛のウマ娘、それが今のわたしの姿だ。洗顔をしようと、それが覆ることはない。長い髪をまとめ、ゆっくりと紅茶を淹れてルドルフの到着を待つ。イングリッシュ・ブレックファーストを口にするのが、わたしの朝のルーティンだ。どうやら舌は変わっていないらしい。安心した。これからも彼女の弁当を食べることや彼女へ変わらずに料理を作ることができる。
―――♪~
電子音が鳴る。彼女であることを確認し、安堵した。見知らぬ誰かだとするととても不味いからだ。ティーカップをテーブルに置き、彼女を迎えるために玄関へと向かうと、彼女が居た。
「おは……」
「なんだ?固まって…言っただろう、ウマ娘になったと」
ルドルフはわたしを見るや否や手にしていたバッグをどさりと落とした。唖然とした様子でわたしをまじまじと見ている。背が高くなったとは思ったがまさか彼女がこんなに小さく見えるレベルだったとは思いもしなかったが。わたしは彼女の落としたバッグを拾い、彼女に手渡す。
「本当に、君なのか?」
「…ここ、それと、ここ……ルナが付け―――」
70二次元好きの匿名さん22/06/29(水) 21:42:32
エプロンをずらし、それを見せると彼女に静止された。今の身体はともかく、『わたしの裸』は見慣れているだろうに。わたしのあられもない姿も顔も声も全部彼女は知っている。
「もしかしなくともだが、エプロンか?」
「そうだぞ、ああ……朝食にするか?風呂にするか?それともわ、た、し?どれでもいい。ルナが望むなら何でも」
「そうじゃない、もっと隠せるようなものはなかったのか…」
「この方が喜ぶかと思ったんだが…違ったか?」
「それは別の機会にしておくよ」
この見た目と少し不釣り合いのデザインだったか。下着と服を購入する際に選んでもらうとしよう。エプロンであることを察してか、彼女が早々にリビングの方へ行くのでついていく。この姿になる前のわたしは彼女よりも小さかった。この姿ならば、彼女を包んであげられるのだろうか。彼女の背を見ながら、わたしの手は彼女へと伸びていた。
「小さい……」
「君が大きくなったんだ」
彼女は採寸用のメジャーを取り出した。椅子を引いて、わたしの近くへと寄せた。彼女は椅子の上に乗り、わたしの身長を、エプロンを外し、スリーサイズ等を数値にした。
「190㎝、バストが122、ウエストが72、ヒップが125…本当に大きくなったな」
「サイズは海外のものでないと対応できなさそうだ。このサイトを利用するとしよう」
タブレット端末を手に彼女に差し出す。身体情報を入力したので合うサイズのものが表示されているが、せっかくなので彼女に選んでもらいたい。
「ルナ、選んでくれ」
「もちろんだ」
彼女のおかげで服や下着を無事注文できた。到着まで待つだけだ。
「…我慢しなくていいぞ」
「時々君は質が悪いと思うときがある」
「大人だからな」
身体が変わろうと、わたしは彼女の隣りに居られるならそれでいい。
「今の身体のことを『教えない』といけないらしい」
「『教えて』くれ。この身体は知らないことだらけなんだ」
冷めたイングリッシュ・ブレックファーストの香りの漂うリビングと見慣れた天井、わたしにそうする時にする彼女の顔にわたしはこころの中に満ちていくものを感じていた。
71二次元好きの匿名さん22/06/29(水) 21:42:44
彼女に『教えられ』てわかったことは今の身体は以前よりもかなり彼女からのそれを感じやすいこと、ほくろに重ねられた印は変わらずにすべてまったく同じ位置にあることだ。家の外でできることは服が届いてから確認しなくてはならない。ウマ娘なら走ることも考慮し、彼女のトレーニングに活かしていきたいと、そう思った。
≫98二次元好きの匿名さん22/06/29(水) 23:17:33
──心を鷲掴みにされているような感覚がする。彼女に自らの全てを預けているような、そんな気分。
仄暗い部屋の中で、仰向けに寝る私を覆いかぶさるような形で、しかし体重は一切掛けてこない彼女。
「…」
「優しいよね、トレーナー。」
その表情は変わらない…否、その瞳の奥底に不安の色が見え隠れする。これも彼女の持つ癖、表情と感情が独立してるというそれ。
だから例えば彼女の笑顔は本当に愉快故になのかというのは本人か、彼女が心を許すほどの人にしか分からない事であった。
そして彼女にとって特別な私には、彼女は剥き出しの感情を見せてくれる。氷の女とも言われた彼女のそれは心地よい。
「…は」
「いいんだよ、遠慮しなくても。」
「いやだ…私がずっと触れていては、手離せなくなる…」
「…おいで」
…手放さないとばかりに覆い被さられると、その強い力で、でも壊さないようにと加減して抱き締めてくる。
今の彼女はどうしようもなく子供のようで、でも理性がせき止めてる。今ここでなら、その心の防壁をゆっくりと剥がしてやれる。
「貴女は寂しかったんだね。誰にも言わずに抱え続けて、常に走る胸の痛みをずっと耐えて」
「…言わなくて…いい…」
「大丈夫だよ、ここに貴女を傷つけるものは何もないから。…嘘じゃないよ、私が約束する。」
「…」
首元に顔を埋めてくる。かかる吐息のくすぐったさが気にならない程にその体の重さと熱…ではなく冷たさが伝わる。
そっと手を伸ばして横から頂点へと頭を撫でる。表情は見えないけど、反応からしてこれで良いのだろう。
「トレーナー、愛してるよ」
「…」
きっと彼女に一番あげるべきなのは、そういうことを考えなくて済む安らぎなのだ。そう思いながらキスをした。
短文失礼しました
短いけど固定視点で一つ。名前は敢えて乗せなかったですが、多分分かると思います(こんなの私しかいないからな)
彼女が誰かに全てさらけ出して甘えれるなら、きっとこうはならなかったんですよね。そんなの絶対不可能ですけど…
≫146次元好きの匿名さん22/06/30(木) 11:54:56
獅子は月と朝日を浴びる ルドトレ
カーテンの隙間からさす朝日で目を覚ます。一糸纏わず少し汗ばんだ身体とわたしを離さんとばかりに抱き着き、大きくなった胸に顔を埋め眠っているルナに少し安堵する。わたしがウマ娘になってしまって2日目の朝。昨晩彼女に『教え』られ、いろいろと大き過ぎるこの身体は彼女からの『寵愛』を感じやすくなっていた。大きい弱点とは些かどうなのだろうか、とは思ったが、ルナが嬉しそうにしていたからそれでいいかと撤回。彼女はあまり朝は強くないが、幸い休日だったため多少のんびりと過しても問題はない。強いて言えば、不在通知表を貰う可能性があるくらいだ。
「逆の立場になってしまったな」
わたしが人間だった時はわたしが彼女に包まれるように抱き締められ、こうして朝を迎えていたと言うのに。身体が大きくなったところで関係に変化があるかと言うと、昨晩であり得ないと確信した。精神面が変わらない限り基本変わらないのだ。わたしと同じように汗ばんだルナの髪を撫でる。
「これも変わっていない」
「…ん……トレー、ナー君…?」
「おはよ、ルナ」
まだ覚醒してない様子のルナを抱き締め、そのまま腹の上に乗せる。これだけ体格差があるとこういうこともできてしまう。
「んっ……膝を入れるな」
「…膝?」
「あっ……動かす…なっ。配達の来る時間までに……ん、風呂にっ」
身体は正直とは言ったものだ。夜ならいくらでもいいが、その分朝は風呂でゆっくりとしたいはずだ。そのはずなのだが、彼女好みにされた人間の時よりもこの身体は簡単に思考が麻痺しそうになる。
「君と…入る」
「ルナと入るから、ちゃんと起きてくれ」
148二次元好きの匿名さん22/06/30(木) 11:55:10
胸に埋まっていた三日月が顔を出す。朝は以前よりも面倒かもしれないと思った。風呂に入り、同じシャンプーやトリートメント、ボディーソープの香りに包まれながらの朝食。
「別にこの身体でも料理は作れる」
「裸エプロンで作ろうとするからだ。油が君の肌に飛んででもしたらどうする」
「心配性だな、ルナ」
風呂からあがり、朝食を作ろうとしたらルナがわたしをキッチンに立たせてくれなかったのだ。
「君の服が届くまでは料理はさせないと思ってくれ」
「家に来てくれているルナに料理を振る舞えないのは残念だが、致し方ない」
冷めない内に、彼女の手料理を食べるとしよう。いただきますと手を合わせ、口にしていく。とても美味しい。わたしは幸せものだ。
「トレーナー君」
「どうした?ルナ」
「君にお願いがあるんだ」
「ルナのお願いなら何でも聞こう」
朝食を口にしながら、彼女の『お願い』を確認する。些細なことだろうと、難題であろうと、わたしは彼女の笑顔の為に応えるだろう。
≫149二次元好きの匿名さん22/06/30(木) 11:55:53
獅子は月の見えぬところで帝王と戯れる ルドトレ
注文していた服も届き、ようやく身体は変わったものの日常に戻れるようになった。あらゆる建物の天井が低くなったように感じるのもこの高い背のせいだ。以前の身体と変わらずに生徒会室にてトレーニングメニューの再考などのトレーナー業務をしていると、生徒会室のドアが開いた。
「あれーカイチョーいない……」
「テイオー、ルドルフはまだ授業中ですよ」
生徒会室に入ってきたトウカイテイオーは長いポニーテールを揺らし、ソファーに座るわたしのそばに歩み寄る。中等部と高等部ではカリキュラムが異なるため、早くここに到着したのだろう。
「カイチョーのトレーナーもウマ娘になっちゃんだね」
「なってしまいました……どうしましたか?テイオー」
隣りに座ったテイオーはわたしをじっと見ていた。確かに以前の姿の面影はほとんどないが、見られているのも小恥ずかしい。少し距離が近い、万が一にもルナが教室から戻って来ようものなら大変なことになる。
「…よくわかんないんだけど、今のカイチョーのトレーナーからなんだか懐かしい感じがするんだ」
「懐かしい感じですか?」
「うん、なんでだろう…それにちょっとだけ髪がボクに似てる!」
「髪?高い位置でまとめているからでしょうか?」
「それもあるけど、ここ!ボクとお揃い!」
わたしの少しはねている髪を触れる仕草をするテイオーがすこしルナに似ていた。彼女のことは姪のように思っていたはずなのに、娘のような気がしてしまう。わたしには子供はいないと言うのに歳のせい、それともこの身体のせいなのだろうか。
「どうしたの?」
「いいえ、なんでもありませんよ」
「ねぇねぇ!ちょっとだけお願いがあるんだけど」
「なんですか?」
テイオーは少し考える仕草をすると、わたしに抱き着いてきた。
「テイオー?」
「…あったかくてやわらかい」
「以前よりいろいろと大きくなりましたから」
「そういう意味じゃないよ!ママみたいだなーって!」
150二次元好きの匿名さん22/06/30(木) 11:56:11
彼女のお母さまに似ていると言う意味ではなく、わたしに母性を感じていると。懐かしい感じと言う発言もそう感じていたのだろう。
「テイオー、わたしにそういうことをしては貴様のトレーナーがヤキモチを妬いてしまったらどうするのですか?」
「うっ……」
「ふふ、冗談です。でも後でわたしの匂いは消しておくのですよ?」
「冗談に聞こえなかったよー!」
宥めるつもりもなかったが、わたしの手はテイオーの頭を撫でていた。無意識だ。
「誤魔化してる?」
「あ、いえ…これは無意識に……」
「カイチョーにはナイショにしてあげるね」
にかっといたずらな笑みをしたテイオーを見て、わたしはこのことを彼女との内密にすることに決めた。ルナに知られるのは少し不味い。ヤキモチ妬きなところがある。負けず嫌いなところが助長しているのだろうが。しばらくすると何かを思い出したのか、わたしから離れ、そのままルナに会うこともなくテイオーは生徒会室を後にした。
「母性本能、というやつだろう」
わたしも女なのだ。それくらい持ち合わせている。歳のせいだ。わたしは意識をそのことに集中し過ぎた為に、テイオーに忠告したことを自身でし忘れ、戻ってきたルナにテイオーを撫でたなどの行為を除き話す羽目になった。
≫151二次元好きの匿名さん22/06/30(木) 11:57:10
獅子は月の見えぬ雨を嫌う ルドトレ
雨は嫌いだ。空に薄暗い雲が覆い、月が見えなくなる。
「トレーナー君」
「……すまなかった、テイオーとは少し話しただけだ」
生徒会室。わたしはソファーの上で正座をさせられている。目の間には笑みを浮かべているものの、目が笑っていない担当ウマ娘。ルナが授業から戻る前に、テイオーがここに立ち寄った。わたしはその相手をしただけだ。ルナが戻る前に何かを思い出したのか、どこかへ行ってしまった。抱き着かれた時についたテイオーの匂いを消し忘れたわたしは彼女に問い詰められ、許しを乞う。しとしとと降り始めた雨はわたしの心情のようだ。
「わたしの姿が変わって好奇心が擽られたのだろう」
「話しただけなら、なぜ君の服にテイオーの香りがある?」
そんなに圧力かけているつもりはないのだろうが、生徒がその顔見たら怖がると思ったがこんな状況だ。言える訳もなく、わたしはまるで本来の身体に戻ったような気さえしてくる。
「近寄られたんだ。あまりにも変わり果てたからな」
「……」
「わたしがルナ以外を考えるとでも?」
あくまでルナを傷つけるつもりもない。わたしはあくまでその時すべき対応をしただけだ。テイオーの頭を撫でたことは、無意識故に想定外だったが。わたしにはルナが居ればいい。ルナの掲げる理想の世界の為にも、身近にいるウマ娘を泣かせたくはない。それだけなのだ。
「わたしがシンボリルドルフの担当トレーナーになったあの時から、わたしのすべては貴様の為にある」
「それはわかっているよ。君は未来永劫、私の隣りに居続けてくれる」
「わたしがルナの笑顔だけ見れられるならそれでいいと、他の子たちをないがしろにするようなものなら貴様はわたしを切るだろう?」
「もちろん、切るな」
少し落ち着いたようだ。とは言ったものの、彼女はまだこの天候のようにご機嫌斜めだろう。抱き着いたところで現状を悪化させるだけ。行動に移すべきではないのだ。
「そういうことだ……今後は気を付ける、今回は水に流してくれ」
152二次元好きの匿名さん22/06/30(木) 11:57:41
この身体はいささか目立ち過ぎる。髪色は落ち着いているが、この背丈は下手な男性よりも高いのだ。以前の方がまだ目立たない。金髪は目立っていたが、この身体程悪目立ちはしなかった。誰これ構わず惑わしでもしても面倒かもしれない。服変えようかと思ったが、ルナはこれを気に入ってる節がある。太もものこれも服に合わせて新調し、持ってきたくらいだ。
「ああ、そうしてくれ。私も君を傷付けるようなことはしたくない」
「…ルナ」
「なんだ?トレーナー君」
「折りたたみ傘を忘れてしまったようだ。今日一緒に帰ってくれないか?」
もちろん、嘘だ。通勤に使用しているバッグの奥に入っているが、雨を利用させてもらう。雨でついた香りも取れるだろう。
「君がそういう準備を怠るなんて珍しいね、構わないよ」
本来なら茜色に染まっているはずの空には薄暗い雲が広がり、しとしとと雫を零していた。
「以前なら私が持っていたのにな」
「身長差を考えたらわたしが持つ方が良い」
涙を弾く音が傘に響く。いわゆる相合傘だ。こうも密着すると自身の背丈の変わりようは悪いことばかりでもないのだろう。護られていたようにエスコートされていた以前のわたし。この身体ならトレーナーらしく、彼女を護れるのだろう。
「こういう時くらい、わたしに先導させてくれ」
「ふふふ、気にしていたのか?」
「……わたしもいい歳した大人だ」
153二次元好きの匿名さん22/06/30(木) 11:57:53
少しいたずらに笑う彼女に、先程のような威圧感はない。わたしの担当ウマ娘としてではなく、わたしの人生のパートナーしている時の笑顔。
「君は君自身が思っているよりも私に頼りにされているよ、私は君に甘えてさえいるんだ」
「甘え方が変わっているな」
「そうかもしれないが、君にはそうしたい。それだけだ」
傘を持つわたしの手に手を重ねてくる彼女に鼓動が高鳴るのを感じ、そっぽ向くように空を見ようにも、沈みかけの夕日も、暗くなりつつ空を照らす星も月も雲に覆われて見えない。誤魔化せない。
「君は変わらないな」
隣りにいる月が、からかうように笑みを浮かべる。やっぱり、わたしは雨が嫌いだ。
≫160二次元好きの匿名さん22/06/30(木) 12:33:49だべりーの(Case1 タイキトレ・フクトレ)「髪の情報ってデカいよねー」
「たしかに。お前がタイキに似てるように見えるのも大体その髪色と跳ねっ毛のせいだもんな」
「それフクトレさんが言う?」
「うっせ。まあタイキトレの場合担当と違って毛量大分盛ってるが」
「いやそれよ! 今の時期これからの時期無駄に熱こもってやばいんよマジで!」
「本来背中から逃げる熱をガッチリキャッチしてるよなその髪型……」
「うーん、梅雨明け前にやっとくべきだったかもだけど、タイキと同じくらいにまでカットしようかなぁー……地味に首が痛い」
「(いよいよシルエットで見分けがつかなくなりそうだが、俺も大概だった)」
「でも人生初のもこもこロング、ただ切り捨てるには惜しいぃ……!」
「(めんどくせぇ)……そういうことなら『ヘアドネーション』って手もあるが」
「ん〜〜? ……あぁーーーーーアリかもしんない。カツラとか美容師さんの練習に使われたりする奴?」
「それそれ。あとアレだ、もっと別の髪色に染めて視覚的に軽くみせるとか」
「え〜〜? でも自分のすでに大分明るいよー?」
「それもそうか。ま、あくまで気分の問題だろうしどれだけ効果あるか知らないけど」
「……あ! そうだそれ! 髪色交換!!」
「何がそれ?」
「お互いの髪色で染め合うんよ! 傍目から見ても面白そうだし、お互い気分転換になってWin-Winって奴にならんかねっ」
「むしろ巻き込まれた奴ご愁傷様って感じだが」
「え? ……あ、じゃあ、ご愁傷様?」
「……そうなるよなー」
「……でも多分面白くないぞ」←フクと同じ髪色
「……およ?」←タイキと同じ髪色
(終)
161二次元好きの匿名さん22/06/30(木) 12:35:22(Case2 ライトレ・ウラトレ)「うぅ……超々高温超多湿……。どうなってるの温暖化……ぐぅ」
「日本の夏を憂いているようですね。ライトレさん」
「ウラトレさん……あれ、もしかしてどっか髪跳ねてますか?」サッサッ
「あ、いいえ、普段通り整えられていますよ。……昔のネイトレさんと違って」
「あぁ……聞いた話だと湿気で頭がすごく膨らんでいたらしいですね。今の彼女には微塵もそんな気配ありませんが。あと、ウラトレさんも」
「まぁ、そうですね。指通りのいい髪質は小さな自慢ですが。……羨ましかったり?」
「……いえ。長さも含めて、今の髪が僕は好きなので」
「……そうでしたか。これは藪蛇でしたね。ええ、たしかに貴方も昔よりは髪が短くなっていますし、いくらか過ごしやすいかもしれません」
「……昔?」
「昔。……交流は薄くとも同じ仲間。顔と名前ぐらいは一致させたいものです」
「……忘れてくださってもかまいませんよ」
「……同じことをすでに何人かに言われました。ですが、意図して忘れるのは中々難しいもので」
「そこはご健闘をお祈りします。……あ、髪といえば、一つだけ聞いてもいいですかウラトレさん?」
「はい、なんでしょう」
「…………あの、ウララちゃんの髪色って」
「……」
「……」
「……見ますか? 以前お会いした機会に撮ったウララの親御さん」
「や、やっぱり遺伝……」
「はい。こちらが父親の……」
「しかもお父さんからの!?」
(終)
以上。この設定は続かない。今回限りじゃあ
アオハル面子のトレーナーでまた髪の話してる(ry
原案タイキの髪色はまだブロンドと言っていいと思います(実際タイキトレの髪色イメージはその色)が、アプリタイキはフクとほぼ同じオレンジ寄りの茶髪ですね。一周回ってフクもブロンドなのかもしれません()
≫168二次元好きの匿名さん22/06/30(木) 13:16:01
コメンターMD:そんなアナタにはコレですぅ〜
コメンターTO:ハーッハッハッハ! 僕のトレーナーが取り扱っている乾燥機だよ!
コメンターMD :コレが有れば湿気もどうにかなるのですか〜?
コメンターTO:当然さ! 使用者の感想も素敵な物ばかりだよ!
ユーザーHU:トレーナーと一緒に買ったの! とっても気持ち良いんだよ〜
ユーザーAB:この乾燥機のおかげでふわふわ達は湿気から護られてふわふわを維持しているわ…まだこの乾燥機を持っていないのかしら? …大丈夫この乾燥機を使えば分かるわ、今までのふわふわとの違いを感じて欲しいわね
ユーザーNT:凄く…凄く乾燥してます!
コメンターMD :はわわわ…これは買いたくなるですぅ
コメンターTO:やはり素晴らしい感想は購買意欲を引き立ててくれるね! そして更にこの乾燥機には購買意欲を引き立ててくれる特典が付いているんだよ!
コメンターMD:お、おまけも付いちゃうんですか~!
コメンターTO:今なら先着全員に金のテイエムオペラ像を… コメンターMD:要らないですぅ~!!!
コメンターTO:流石に傷付く僕!
コメンターMD:それでも買いたい人は下のフリーダイヤルに連絡してくださ〜い!
コメンターTO:ハーッハッハッハ! 沢山の電話を心待ちにしているよ!
この番組はトレセン学園理事長の協賛でお送りしました