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このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart261~265)です。
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目次
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part261【TSトレ】
≫25二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 19:17:52
『ねこかわいい』
「あーおっいちっきゅうっをまっもるっためー」
「いーでぃーえーふのしゅっつどーうだー」
今日も今日とて昼休みの時間。
昼食後の運動と称して、ブラトレとデジトレは校舎脇の道をジョギングしていた。
「ひーらめっけしょーりのいっなびっかりー」
「うっちゅーじんどもげっきめっつだー」
普段は通らないような道も、ノリと勢いで突っ込んでいく。
すると、彼女らの耳がささやかな鳴き声を捉えた。
「む、ブラトレや。聞こえるか」
「ふむデジトレよ、余にも聞こえるぞ」
「この鳴き声、猫殿に御座ろう」
「されば我ら二人、探さざるをえまい」
「ではそのように」
ジョギングをやめ、すぐさま足音を消す静かな歩き方へと変える。
耳をすませば聞こえてくる猫の声。ついでに誰かの声も聞こえてくる。
「HQHQ、こちら黒狼。何か聞こえる」
「了解、静かに行動せよ」
抜き足、差し足、忍び足。そうしてトレセンの片隅にある倉庫の近く、そこにいた人物は…
「うへへへー、猫ちゃんかわいいなー……いいわー、ここの子らは人慣れしてますねー。ま、アタシはウマ娘なんだけどさー。ほーれこちょこちょーうへへへへー」
猫に囲まれたネイチャであった。
27二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 19:18:12
「本当にそうだよなー、俺もここの野良触ろうとしたときすぐに撫でさせてくれたしさー」
「そうそうそうなんだよー。ホントういやつめーういやつめー」
「アタシも撫でていいかなー?ネイチャちゃーん」
実に自然に(自然というほどではないが)ブラトレとデジトレは独り言に参加し、ネイチャの隣に陣取る。
「いいよいいよー。誰だか知らな……い……け……ど……ぉ……」
最初は何の違和感も抱いていなかった迂闊なネイチャは、ついに気が付いてしまった。
壊れかけのロボットのごとく、ぎぎぎぎぎと顔をこちらに向ける。
顔は実に見事な真っ赤っ赤である。トマトと並べてもいい勝負をしている。
「イツカライタンデスカ」
「さっき?うへへへへーとか言い始めたころだな」
「最初からじゃないですかぁぁぁぁぁぁああぅあうおぅうああぁぁぁアタシのイメージぃぃぃぃいいいい」
「でもネイチャちゃん猫好きだよね?うへへーくらい言うんじゃないの?」
「いやそれとこれとは違うんですよぉ、人前でだらしない表情で猫いじるわけないじゃないですか……
ういやつめーとかそんなそんなぁぁぁぁああぇぇうあうあぅぅぅあぇぇえあうぅぅぅぅ」
湯気が出そうなくらい赤熱した顔を、両手で覆って恥ずかしがるネイチャ。
耳からも湯気が出そうなくらいだ。赤いメンコが蒸れてしまうぞ。
「すまんすまん、声掛けたら猫が逃げそうだったし」
「脅かしたり辱めたりするつもりはなかったんだよ、ごめんね」
「ぇぇぇあああ切腹させて……ああでも切腹したらトレーナーさんが泣くな……せめて忘れて……」
その後3人は昼休みの時間いっぱい、心行くまで(あとネイチャは醜態を忘れられるように)猫をもふって楽しんでいた。
≫65二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 19:34:00
アタシが特に何もなく、チケットとも出会わずに歩いていたある日。
「……理事長だ。何してるんだろ……」
偶然、理事長を見かけ……あれ、猫がいない。面倒事は嫌だけど、話しかけてみるべきか……
「捜索ッ!猫が行方不明!」
……やっぱり。
「目撃報告とかは?」
「……皆無!一応生徒会経由でも集めているがここまでないとなると……」
あれ、思いの外深刻なのでは?
と、思っていると通知が来る。
……なになに?
『タイシン!助けてくれ!猫が胸の上に乗っかって寝ちゃって動けない!』
『場所は?教えてくれたら行くから💢』
『トレーナー室!猫の写真はいるか?』
『念のため頂戴』
そうして送られてきた写真は明らかに構図が、目元が隠れてて胸元が強調され、その上に理事長の猫がストンと乗ってて……
あのバカ💢こんなの見たらどんな反応すればいいのかわからないじゃん💢
「……理事長、猫の居場所がわかりました。案内します」
「感謝!本当にありがとう!」
────この後、現物を見てタイシンの性癖は破壊され、理事長はたづなさんに「自分の都合で生徒会を使うな」と叱られた。
≫132ガンギマリ頭スズトレ21/10/18(月) 19:50:02
ジャパンカップから数年、私とスズカはトゥインクルシリーズを走り抜けた。
たくさんの重賞に出て、数え切れないほどのウマ娘達とレースをして。
URAファイナルズ決勝で大差勝ちという偉業も残して。
ついに、私の番が来た。来た、のだが…
「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん…」
「スズトレちゃん、大丈夫…?」
「完全に悩んでるな…まあ無理はないが。…なんせ、自分の新たな名前だ。」
ウマ娘としての名前という壁にいきなりぶつかっていた。
シチトレでいえば「シンボリマティリアル」、サトトレでいえば「サトノジャッジ」、と言ったようにデビューしたトレーナーはみな自らの名前と別にウマ娘としての名前を持ち、それを使っている。ただ、私はそれを考えるのを完全に忘れていたのである。なお、今の名前をカタカナにする案はドン引きされかけた。ひどい。
「っていうかルドトレもオグトレも助けてー…ホントになんも思いつかないぃ…」
「考えてはいるが…ただ私らも初めてだからな、こういうのは。」
「そうなんだよね〜…一応名簿ペラペラしてたら何か思いつくかも!って試してみてるんだけど〜…」
ルドトレがそこで言い淀む。効果はあんまりらしい。
数分、静寂が場を支配する。
「…名前ってわけじゃないがひとつ思いついたこと言っていいか?」
「ん?なになに?」
「スズカから名前の一部をもらうのはどうだ?
何人かいるだろ、名前に共通のワードのいるウマ娘。」
「…ルドルフやシチトレちゃんの『シンボリ』とか、そういうこと?」
「そんな感じだ。『サイレンス』か『スズカ』をもらって、残りを埋めるようにすれば一気に決めやすくならないか?」
いいかも、と声が漏れる。確かに0から考えるよりは空いた部分を埋める方がずっとやりやすい。
『スズカ』、だと呼び方が被ってしまうから『サイレンス』の方がいいだろう。
「…ルドトレ、スズカ以外で『サイレンス』使ってる娘って調べられる?」
「できるよ〜!ちょっとだけ時間かかるけどいい?」
「全然大丈夫、分かったら教えて。オグトレもありがとう、おかげでなんとかなりそう。」
「それくらい気にするな。いい名前、思いつくといいな。」
「…うん!」
135ガンギマリ頭スズトレ21/10/18(月) 19:51:20
「それで『サイレンス』を?」
「うん。残りはスズカと同じで三文字くらい何か入れようかなって。」
スズカの問いかけにそう答える。三文字の部分は二人と別れてから考えたことだった。
だって名前の一部と同じ文字数、スズカを想起させるんじゃないか、という意図で。
「スズカは何か案ある?多分こんな機会またとないと思うし。」
「そうですね…」
手を顎に当ててスズカが考え込む。そんな状態で少し経った後。
「…今日のトレーニング、夜まで続けれないでしょうか?」
「うーん…ちょっと手続きするから時間貰うね。スズカはフジキセキに遅くなること伝えて、その後は先にトレーニングしてて。」
「分かりました。」
短くやり取りを交わし、作業を始める。
ここまで共に歩んできた二人の間に、それ以上の言葉は不要だった。
「ふー…タイムどう?スズカ。」
「昨日より0.1秒早いです。順調だと思います。」
「お、ホントだ。この調子で少しずつデビューに向けて仕上げてかないとねー…」
「急ぐ必要もありませんし、ゆっくり行きましょう。」
私に飲み物を渡しながらスズカが言う。日も沈み気温も下がったせいか白い息が出ている。
「それでスズカ、夜になったけど何かある?」
「…実は、特にないんです。」
「えっ。」
まさかの返事に驚く。何もないの?ホントに??
「ただ、私とトレーナーさんって、夜と結構縁があるので。最初に会った時といい、夏合宿の時といい、温泉旅行といい、クリスマスといい。なので、今回も夜空の下なら何か閃くんじゃないか、と。」
スズカが夜空を眺める。言われてみれば、私たちは何回こうして星を眺めながら話したんだろう。
「…いつ見てもキレイだね、星空。」
「はい。昼も見れたらもっといいんですけど。」
「太陽が明るすぎるからね…そういえば、太陽も一応星だよね。」
「…確かにそうですね。たった一つで空いっぱいの星より輝いてると考えるとなんだか凄いです。」
「距離とかもあるんだろうけど、やっぱり凄いよねぇ…」
136ガンギマリ頭スズトレ21/10/18(月) 19:51:40
見上げる空には数え切れないくらいの星がその輝きを発しているのに、たった一つでそれより輝くなんて。──まるで、スズカみたいだ。
「…『サイレンスアサヒ』。」
「トレーナーさん、それって。」
「私の中のスズカはそれこそ太陽みたいに、今まで会ったどのウマ娘よりも輝いてた。トゥインクルから消えた太陽が、また昇るからアサヒ。」
「夜から朝になるように、ですか?」
「そう。どうかな?」
「…私はいいと思います。というか、それがいいです。」
スズカが真っ直ぐ私を見る。よほど気に入ったらしい。
「そっか、ならこれだね。…改めて。トレーナーよろしくね、スズカ。」
「はい、よろしくお願いします。…アサヒ。」
そうして、私たち二人の間に、新たな絆が生まれた。
「…すみません、違和感すごいので今まで通りトレーナーさんでいいですか…?」
「…ふふっ、あははは!!いいけどデビューするまでにはそっちも慣れといてね。記者の人達混乱しちゃうから。」
「頑張ります。」
まだまだ、それが公になるまでは遠そうだけれども。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part262【TSトレ】
≫89二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 20:51:12
ウマムス・メンズたちとの最終決戦、キュアジャスタ、キュアパラシン、キュアボノトレ、仮面ライダーマヤトレはトランス城にやってきていた。
「待ってください皆さん。この先に葦毛の気配がする」
「葦毛ですか!残っているメンツからして十中八九マクトレさんかブラトレさんですね!」
「あの二人……最近見てなかったね」
「ああ。だがあいつらがどうなっていようと関係ねえ。俺たちはクモラースを倒さなきゃならないからな」
そして4人は目の前に現れた大きな扉を開ける。
するとそこは大広間で、ブラトレが立っていた。
「ブラトレですか」
「よう」
「一人で私たちを相手しようだなんて度胸がありますね!」
「お前……ブラトレ、先に聞くが、クモラースはどこにいる」
「……俺は裏切るのとか嫌いだからさ」
「そうか。マクトレはどうした?」
「それなら────いるぞ!」
ブラトレがその鈍器を振るい一気に近づき、同時に上から魔剣の雨が降り注ぐ。
「させませんよ!トキシックバリア!」
「それで防げればとっくに終わっているでしょう」
1秒も持たずに叩き割られるバリア。しかしわずかな時間の間に全員が回避に成功していた。
「出し惜しみはなしだ。お前らはここで仕留める」
「虫のようにとは言いませんわ。全力で、正面から、全て叩き潰して差し上げます」
「こっちの台詞だ!」
≫174二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 21:14:57
上のに触発された短編
仮面ライダーマヤトレは地に伏していた。
キタトレとファイトレの二人を相手していたが耐えきれなかったのだ。
「くっ…ここまでなのか…」
キタトレが見守る中、ファイトレが近づいてくる。
「確実に仕留めてちょうだい。」
「分かっている。…悪く思うなよ」
もっていた武器を振り上げ、マヤトレの首に振り下ろそうとした時、
「ファイトレ!」
「!」「!その声は…」
「間一髪でしたねマヤトレさん。時間稼ぎありがとうございます。」
ファインを連れてやってきたのはキュアジャスタ、キュアパラシン、キュアボノトレの三人だった。
「…ファイトレ、裏切る気かしら?」
「私の姫様が最優先よ」
「…いいわ、皆殺しにしてあげる」
「やれるならね。皆!ファインを連れて逃げなさい!ここは私が引き受けるわ。」
「でも貴方は!」
「行け!私に構わなくていい。」
「くっ、分かりました!」
そう言って逃げる5人、残される二人
「良かったのかしら?全盛期でない貴方では私には勝てないわよ?」
「例えそうでも最後まで足掻かせてもらうわ。」
「そう…なら倒れなさい!」
…なんか出来た、後悔はしていない
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part263【TSトレ】
≫46二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 21:31:05
連続クソSSシリーズ
霊峰を求めて 登山家パラシンの挑戦 ネイトレ編
罠カード発動!時の機械タイムマシーン!
どうも!言うっちまうスレの常識人枠!パラシンちゃんです!
今日もね、性なる霊峰攻略していきたいと思います!
今日のお山はこちら! ネイトレ先輩です!ネイトレ先輩?マジですか?この企画元男だけじゃ無いんですか?女神さま!?
....今回は辞めませんか?ネイトレ先輩には昔からお世話になってるんで気が引けるんですけど
🗽<だめです
はい、分かりました。すみません、ネイトレ先輩...
データです 178cm 93-68-94
はい、羨ましい身体です...はい
気は乗りませんが逝ってきます
───────────────
おはようございます!ネイトレ先輩!
「おはようパラシンさん、今日も元気ね」
はい!それだけが取り柄なんで!
ところでネイトレ先輩!肩凝ってたりしません?
通信教育でコリに効くマッサージっていうのを習ったので誰かに試したくて!
「そうですね...少しだけお願いしますね」
任せて下さい!天国に連れて行ってあげます!
「天国は勘弁してほしいかな」アハハ
ゴメンナサイセンパイ...行きますよ!パラ斗有情天破活殺
「ちょっどこ触って...んっ!ん…っ!はぁーッ…ひっ…!!あっ…やめ、あ゛ぁっ」
ごめんなさい、ごめんなさいでも仕方ないんです、私は逆らえ無いから...記憶だけは残ら無いようにします
それで...許してください
──────────────
🗽<いい働きぶりでしたよ、次も期待しています
ぱらぴょい、ぱらぴょい
明日の犠牲者 dice1d47=44 (44)
≫50二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 21:33:14
「…………なあボノトレ」
「何マヤトレ。はいまた一匹、今日はよく釣れるね」
「まったく釣れないんだけど」
「そんな日もあるよマヤトレ。まああんまり釣れないなら……いってみる? 手掴み漁」
「いや、そうはならんやろ」
「でもアケボノは手掴みで取るよ?」
「今の発言を自分でもう一度考え直せボノトレ」
「冗談だよ……、流石にあんなのアケボノしかしないだろうし……」
「はぁ……それにしても釣れないな……」
「日頃の行いの差じゃないかな。はいもう一匹。これで今日の晩飯はなんとかなりそうだね」
「…………え、俺の分あるよな?」
「泣いて頼むなら考えなくもな……冗談だよマヤトレ。ボクもそこまで鬼畜じゃないからね」
「はあ……お前のそれはどこまで冗談か分からないんだよなぁ」
「本気でそう言ってるなら流石のボクでも自分の言動を改めようって思うかな……あ、また一匹」
「おかしくない? ねえおかしくない?」
「さっきもいったでしょ、日頃の行いの差だって」
「それでこんなに差がついて貯まるか。よし場所変えよう場所」
「まあ別にいいけど……」
「……日が落ちてきたね」
「駄目だやっぱ釣れねぇ……そもそもこんな道具で釣ろうってのが無謀な気がしないでもないが」
「ボクも流石にあんまり釣れなくなってきたなぁ……。まああんまり釣っても色々駄目だしちょうどいいかな」
「まあ釣りはこのくらいにしとくか。それじゃあ次はどうする?」
「山菜集め……は流石にもう遅いか。まあ当座の食料は確保できたし、寝床周りの整備にまわそっか」
「そうだな……。しかしまあ……」
「「なんでまた遭難してるんだろうな、ボク/俺たち……」」
この後3日ほどで無事助けがきましたとさ
うまぴょいうまぴょい
≫52二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 21:34:36
スペ「明日セイちゃん達と釣りしにいくんですよ!!」
スペトレ「そっかあ!じゃあ、これ。」ヒョイ
スペ「……?トレーナーさん、これは……?」
スペトレ「私のパーカー。
もう着れなくなっちゃったからね。スペにあげる。」
スペ(ト、トレーナーさんが男の人だった時の匂い……!)
スペトレ「ちょっと大きいかもしれないけど、
かなり温かいんだよ〜。私のイチオシ!!」
スペ「……!!確かに温かい……。
ありがとうございます!!トレーナーさん!!」
スペトレ「えへへ。それは良かった良かった。
明日から寒くなるから気をつけて行ってきてね、スペ。」
─────────────────────
スカイ「スペちゃんからスペトレさんの匂いが
するなあ〜。なんかあったんでしょ〜」ニヨニヨ
スペ「もう〜!!そんなんじゃないってばあ!!」
キング(絶対マーキングね……)
エル(スペトレさん独占欲すごいデース……)
グラス(なるほど……そういう手が……)
うまぴょいうまぴょい
≫80二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 21:48:27
『じじピとぶらとれさん』
夕暮れ時の河川敷。
折りたたみ椅子に座り、釣り糸を垂らすブラトレのそばに近寄る、雅で当世風なウマ娘が一人。
「……釣れますか?」
「……大物がかかったようだのう。爺様はどうしてこちらに?」
「ま、久しぶりにブラトレの顔を見たくなったとだけでも理由としては良かろう」
そういうと、ヘリトレはよっこいしょとブラトレの隣に腰掛ける。
「普段は忙しいですからねえお互い」
「ほっほ、チームリーダーとして日々活躍するお主ほどではないよ。率いる数が増えれば其相応に苦労も増えるものじゃ」
「ですがね、やっぱ楽しみも増えるんですよ。やはり子供たちの成長していく姿というのはいつ見てもよいものです」
その言葉を聞くと、ヘリトレはにかっと笑う。
「そろそろ教官としての道も考え始めたかの?」
「よしてくださいよ、まだ俺はそこまで辿り着けるほど経験は積めてませんよ。ヘリサブの方がまだ教官向きでしょ?」
「いやーまだまだじゃよ。経験を積むべきはおぬしもあの子もまだまだ変わらんのう」
「じゃ、今日はのんびり釣りでもやりましょうよ。魚と戯れるのもいいですよ」
そう言いながら、ブラトレは予備の釣竿を指さす。
たまにやってくる友人に貸すために、いつも数本余分に用意しているのだ。
「釣果で勝負するかの?」
「んー、爺様強いから無しで!」
「つれないのぉー」
「釣ってるときにそのセリフ言わんといてくださいよ!」
そう笑いながら時間は過ぎていく。
日が沈みきるまで、垂れ下がる釣り糸は二つに増えていた。
≫98二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 21:56:19
フクトレ『今日のゲームはこれぇ↑稲作のサクヤヒメだぁ↑(若本の真似)』
スズトレ「23点。流石に選ぶゲームが安直じゃないかしら?」
フクトレ『なんとこのゲームライトレの担当ウマ娘、ライスシャワーとコラボ企画が進行中なのだぁその前哨戦と言っても過言ではなぁ〜い』
スズトレ「嘘でしょ……」
ライトレ「僕もライスシャワーのお姉さまとして、コラボもあって事前に練習してきているよ。コラボ先としてもお姉様としても恥はかけないからね!」
マルトレ「すごい気合いだ」
スズトレ「すごい……すごいしっかり田植えしてる……」
ライトレ「手植えなんて最近では見ないものねスズトレさん」
マルトレ「これ塩入れると雑草排除できるけどなんで?」
ライトレ「マルトレちゃん、塩害で雑草ごと稲も根こそぎ排除されちゃうんだよ」
スズトレ「白米にするのも大変ねぇ」
ライトレ「機械の偉大さを感じるよ」
フクトレ「的確な稲作だぁ〜! 当番組からライトレへはお米マイスターの称号を授けよう〜!」
≫137二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 22:10:36
「ブラトレさん、ブラトレさん。こちらチーム練習に参加させていただいたお礼にと」
「ヒシトレさん。これは、……洋菓子?」
「えぇ、チームの子たちにも分けることができるかな、と
そして、こちら二重底になっていまして……」
「これは……」
「こちらは、お代官様の好きな山吹色のお菓子……ではなく、俺が高校生の頃、親戚の子に野菜を食べさせるために母親と練ったレシピ集です」
「お主も悪よのぉ」
「いえいえ、お代官様ほどでは」
「「ふっふっふっ……」」
「ところで、なぜ?」
「ヒシアマに、ブライアンに野菜を食べさせるのに協力してくれって頼まれて……」
≫152二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 22:17:33
「……冷えてきたねー……」
「ああ。風霜高潔等と言える場合でもなくなってきたな。だが……」
ふと、トレーナー君の足下を見る。
ミニスカート、タイツ、ファーのついたブーツ……確かに可愛らしいが……
「なんというか、私より女子力というものを感じさせるな」
「ルドルフもルドルフでおしゃれかつ合理的だし文句は誰も言えないけどねー……あ、コーヒー飲みながら行こっか!」
「ああ。ただ、くれぐれもほっとしすぎないでくれ」
「……15点?」
────デートはしっかり楽しんだけど、それはそれとして夜ルドトレは激しくされた。
≫162チヨノオートレSS21/10/18(月) 22:20:12
私、サクラチヨノオーのトレーナーは理論の人だ
コースの特徴、当日の芝状態、レース相手の挙動傾向、過去のレースの展開…
そういったものを事前に調べ上げ、レースでどの様に走るのかのアドバイスをくれる
本人曰く、「授業でも事前に予習するのと同じ」とのことだが、それにしても限度がある
一般的な事前学習の程度を大きく超えた情報集積
その情報量は他の追随を許さず、歩くデータベースなんて渾名がついている
そう呼ばれるだけあって、会話は知的で淡々としており常に冷静
ある意味で理想のトレーナーとも言えるだろう
でも、トレーナーがそんな周りのイメージからかけ離れる時がある
それは、周りの人が無茶をする時だ
ウマ娘でも人間でも、一般的・データ的な限度を超えることをやると血相を変え、全力で止めにかかる
それはある種常軌を逸したレベルであり、トレーナーの唯一の欠点でもある
私も以前一度だけ無茶をしたが、トレーナーにしがみ付かれて辞めざるをえなかった
その時のトレーナーは酷く怯えた表情をしていたことを覚えている
それ以降、私は無茶を控えるようになった
この触れてはいけないタブーについて、他のトレーナーに聞いたことがあった
ダイワスカーレットさんのトレーナーさん
学園内での交友関係が広く、私のトレーナーとも接点がある人物だ
彼女であればそのヒントぐらいは聞けるのではないかとの目論見で、私は声をかけた
「そういう他人の根幹を話すのは気が引けるかな…」
そう言いつつも最小限の話を彼女はしてくれた
それでよかったのかは、今になっても分からない
165チヨノオートレSS21/10/18(月) 22:20:31
かつて、■■■大震災と呼ばれる地震があった
十数年前に日本のとある地方を襲った戦後最悪レベルの大災害で、数えきれないほどの死者が出た痛ましい出来事
当時十代前半だったトレーナーはそれに被災してしまったらしい
それで家族や親しい友人を亡くしてしまったとも
それ以降、トレーナーは失うことを酷く恐れるようになった
心的外傷後ストレス障害とも言われる極度のトラウマ
想像以上に重い話題で気が引けている私
それを尻目に、彼女が余談として語ったことがある
「だから私達はそれに触れないようにしているし、彼の前では無茶は避ける。暗黙の了解ってやつだよ」
そして、難しいかもしれないが私にトレーナーを気にかけてやってほしいとも
「本当は乗り越えた方が良いんだろうけど、今はそこまで行ける状態じゃないしね」
そういって、ダイワスカーレットさんのトレーナーさんは会話を締めくくった
トレーナー室に戻るとトレーナーがいる
いつもと変わらない、優しくて理論派のトレーナー
あの話を聞いてから、トレーナーが薄氷の上にいるような気がしてならない
――はたして、そのトラウマを乗り越えられる日は来るのだろうか
――私がその心を救うために出来ることはないのだろうか
そんなことを思いながら、私はトレーナーとの道を歩いている
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part264【TSトレ】
≫31アルダントレ21/10/18(月) 22:44:06
「……トレーナーさんってお注射ダメなのですか?」
「……いえ、平気だったんですが、今日はなぜか、とても怖くて」
「ウマ娘はお注射苦手な子も多いですし、トレーナーさんもウマ娘になった影響でしょうか?」
季節が秋から冬に代わる頃、メジロ家ではインフルエンザの予防接種が一斉に行われていた。
メジロアルダンのトレーナーも受けることになったのだが、順番が来たところで問題が発生した。
「そんなに強く手を握っていると針も刺さりにくくなりますよ」
「わかってはいるんです。 わかっては……」
トレーナーが注射を異様に怖がってしまったのだ。
逃げ出すようなことはなかったものの、耳はペタンと萎れ、両手は強く握りしめられ、全身はよく見なくてもプルプルと震えている。
涙のにじんだ目で助けを求めるように見つめられて、庇護欲と微かなぴょい欲を覚えながら、アルダンはトレーナーの頭を自分の胸元に抱き寄せた。
「あなたのメジロアルダンがここにいますから怖いものなんてありませんよ。 耳も私にピタッとくっつけてくださいね」
アルダンは幼子をあやすようにトレーナーの頭をなでる。
しばらくしてトレーナーの手から力が抜けるのを見て、アルダンは主治医に目配せをした。
ブスリッ
「ひょわあああああっ!」
トレーナーの悲鳴がメジロ家に響き、トレーナーはしばらくアルダンから離れなかった。
うまぴょいうまぴょい
≫49二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 23:00:28
「元気でねネイチャ。立派なメジロになって帰ってきてね……」
「やだよ!?そりゃメジロ家一日体験みたいなことはさせてもらったけど!」※ネイチャ・イン・メジロ参照
「メジロネイチャ……うん、悪くない悪くない」
「置いてかないでトレーナーさん!なんかすごいバトル展開の空気する!せめて一緒に行こ?ほら、ドベトレさんとかもいるよ?」
「……それ理由にしてわーい付いてくー、って言ったらどうするの?」
「ドベトレさんを眼で殺す」
「言い切ったねぇ……侘助さんかわいそうだから行かないね」
「うわーーーん!!」
≫55二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 23:03:39
昔話をしてあげる
女神はウマ娘を救いたいと思っていた
だから、手を差し伸べた
でもその度に、トレーナーの中から邪魔者が現れた
女神の作る秩序を、壊してしまうもの
女神は困惑した、トレーナーは救われることを望んでいないのかって
でも、女神はウマ娘を救ってあげたかった。
だから 先に邪魔者を見つけ出して、殺す事にした
そいつは「ガンギマリ」って呼ばれたらしいわ 何もかもを耐え抜く、覚悟を告げるガンギマリ野郎
≫64二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 23:08:18
ウマ娘Y談おじさん!?
「貴様…!私はトレーナー君の大きな胸で甘やかされたいんだぞ!!」
「いつもの会長じゃん」
「アンタは低身長のあいつなら巨乳にしてもいいと思ってるの?」
「また頭が破壊されてる…」
「ボクの薄着のトレーナーに…揉む?って胸を手のひらに押し付けられたい!」
「雰囲気がもう退廃的じゃん!やめとけやめとけ!」
≫160二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 01:37:13
「第140回ウマ娘化トレーナーを許すな会議の時間だぁ!!」
「「「ウマ娘化トレーナーを許すな!!」」」
「ヨシ!前回も邪魔が入ったからな今回は頼むぞ!…奴らの罪を報告せよ!」
「はい!俺は良くトレーニングルームを使っているんだが結構な率でリャイトレがとなりで...タンクトップでトレーニングを...Aでもタンクトップは...あの距離はアカンでしょうが!」
「はい!俺はマーベラスがマーベラスでマーベラスマベマベマベ…マーベラス!」
「この前公園に散歩行ったら子供たちに飴ちゃんあげてるキタトレを見てな...やっぱあの胸は反則だよ!もうバインバインボインボインで!」
「この間のトレーナー対抗リレー見たか?ドベトレの勝負服…あんなん痴女ですやん!あきまへんで!」
「はい!セイトレが厚底で背伸びしてるのが可愛いと思います!!」
「はい!夏場のタマトレが...汗で...その...b地区が...何でブラしてないんですか!あの光景が...俺はあいつの同僚なのに...違う!俺はホモじゃない!」
「はい!前のネイトレと今のネイトレの資料を見比べてソロぴょいした!…沢山出た…よかった…」
「はい!ヒト耳姿の集合写真を見つつ隠し撮りした写真でうまだっちするとすごくよかったです!俺ホモだけど!」
「よし!皆情報提供感謝!やはり奴らは悪…それでは恒例の動画、画像交換会に…」
「オラァ!メジロの時間ですわ!グラムの錆になりたく無いなら全員大人しくですわ!!」
「ちぃ、メジロに嗅ぎつかれたか!だが今回は助っ人を呼んである!先生!お願いします…」
「パーラパラパラ!プリン3個で買収されました!先手必勝です!パラレル神拳奥義!毒手!一本貫手」
「邪魔ですわ!」斬
「ぱらー!?」
「助っ人ぉ!?」
「はい!サイドチェスト!」ムキィ
「筋肉モリモリ、リャイトレ!ナイスバルク!」
「動くな!自衛隊だ!」
「ノーブラのタマトレ!てめぇは!有罪だろうが!」
「マーベラス!」「マーベラス!」
───────────
「チッ、大半に逃げられたか...」
「見せしめに一人吊るせればいいですわ...ねっ?」
磔<せんぱーい、トイレ行きたいんですけど!漏れちゃいます!お嫁に行けなくなっちゃいます!解いてくださーい
≫168二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 06:07:32
こんにちは!私ナリタトリエステです!私は今
「Look one by one the pages remind me you'll always be a villain…」
(綺麗なのに哀しいな…)
オペトレさんがピアノを引き、フクトレさんが歌っています。
ーーー時は遡り少し前で
私は音楽室に入った時、相談している二人を見つけました。
「あの、何しているんですか?」
「ん、ナトリちゃんか。これを見つけてな」
「これは…楽譜でしょうか?でも曲名が…」
その楽譜は所々が汚れ、端はちぎれていた。幸いにして殆ど読み取れるが、楽譜の曲名だけが見えなかった。
「そうなんだが、少し気になるんだ。…歌ってみるか。オペトレ?」
「分かった、俺が弾こう。これくらいなら何とかなる。」
それで始まったのが私だけが聞く静かな演奏会でした。
私は音楽なんて多少しか知らないですが、この二人の演奏はプロのそれみたいに見えます。
(ピアノと声だけなのに凄いなぁ…)
その物悲しい曲にうっとりと聞き入っていると、気づけば演奏は終わっていました。
歌い終わったフクトレさんが私に近づいてくるとそっと言ってきます。
「涙が流れてるが…大丈夫か?」「え?」
そう思い目元をこすると確かに涙がついていました。
「あれ、なんでだろう…」「…まあ感動したということでいいか」
「フクトレ、楽譜のここを見てくれ。」
「どうした…って『Dear』?送る曲だったのか?誰に?」
「分からないな、これ以上は」
「そうか…別にいいか。そうだ、これナトリちゃんが持ってていいぞ」「私がですか!?」
「ああ、何となくってやつだよ。ではまたな」
「…分かりました。さようなら!」
部屋から出ていく二人を見送った後、濡れた手で触らないようにしつつ楽譜を畳みました。
(結局どこからきたのかな?)
悩みながら歩く私、拭い損ねた涙が一滴落ちました。
ーーー『私の親愛なる十字架の魔女へ』
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part265【TSトレ】
≫9二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 07:35:00
「うんしょ、っと」
「踏み台なんて使ってどうしたんデスか?トレーナーさん」
「本を取ろうとしてるんだけど、前より背低くなっちゃったからさ。使って取ろうとしてんの」
「分かりました!でもつま先立ちは危険なので気を付けてください!!」
「大丈夫、問題な、あっ」
「って、危ない!!」
(と、とりあえず受け止めないと……!?)
ふにっ
「んいっ♡」
『……』
「あ、あーっ!!へへんなとところ触ってしまってごめんなさいデス、トレーナーさん!!」
「わ、悪い。無理したこっちの責任だから、気にしないでくれ」
「わ、わかりましたー!!」
その日の夜
(と、トレーナーさんの胸、小っちゃくて、柔らかくて……だめ、あの感触忘れられそうにない……!!)
この日から、エルコンドルパサーは貧乳フェチに目覚め(てしまっ)た