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目次
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part581【TSトレ】
≫126二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 20:02:46
「あったの~裏口だのコネだの」
「否定しないんですか先生っ!?」
「もうすっぱ抜かれた後じゃしのう。けれどもそれで入れれば安泰という業界でもないもんじゃから。
悪いやり方には悪いやり方なりの才覚が要るものじゃ」
「そ、そうですか……っ。それで、先生は……?」
「試験制度は後からやったが……落ちた」
「落ちたっ!?」
「ホッホッホッ! 真っ当な学校なぞ行っておらなんだから、数学の分野がズタボロじゃったわい!」
こういうやり取りをヘリサブちゃんとやってそう
≫153二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 21:12:42
───トレーナー室で
「…理想郷ね」
…手に持った本を閉じ、コーヒーを啜りながらキタトレこと私は呟いた。たまたま図書室で見つけたそれの内容を思い返す。
「理想は簡単に叶わないから理想…まあ、当たり前のことかしら。」
「…トレーナー?」
ふと、扉の所にプロキオンのチームメンバーを見かけた私は、笑いかけて部屋に招き入れる。…もうすっかり馴染んだらしい。
「…えっと、何を読んでいたんですか?」
相変わらず堅い娘だと思う。いやトレーナーとの距離感というか態度にしては当然だし、私が微妙なだけなのだが。
「そう、これね。なんてことはないただの小説よ。…それとも、私の呟きが気になる感じかしら?」
「!…はい、トレーナーにも叶えたい理想ってあるのかなって思って」
(私の理想ね…といっても)
「そうね、私の理想は誰もが最後まで、満足して走りきれることね。後悔を残したまま、終わってほしくないわ。」
…語ってみたが、やはりというかなんというか、少し不思議そうな顔をしていた。
「…え、それだけなんですか?」
「そうよ?…もしかして、何か疑ってたのかしら。」
「いや…きっと私達には分からないくらいに深い理想なのかなって思ったので…」
どうやら胡散臭い点を疑われていたらしい。確かに私は振る舞いからしてあの母譲りな胡散臭いお姉さんだろうけど…
「ふふ…意外とそうでもないわよ。」
「そうなんですね……。…もし、トレーナーはその理想が叶えられるってなったら…」
…彼女の話を切るように割り込んで話した。
「それはただの幻想よ。私はそんなものに期待しようとは思わないわ。…それなら私は、私の手で理想郷を作り上げてみせるわね。」
「…トレーナーって、強欲な人なんですね」
「ええ、私は少し傲慢で強欲な、貴方達のためのトレーナーよ。」
…少し、彼女も笑った気がした。
短文失礼しました
ないのなら自らの手で作るつもりなキタトレ。どこぞで賢者とか呼ばれた妖怪と胡散臭い所とかはそっくりですね。
正直、その賢者な妖怪を見たのが胡散臭いお姉さんが良いと思うようになった理由の一つだし、そんな人が単純で子供みたいな甘い理想に突き進んでるギャップというかなんというか…良くないですかね???
≫164二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 21:27:43
クリスマス
「はぁ…やっと終わった…」
「随分疲れているなトレーナー。どうしたんだ?」
今日もいつも通り資料室にいた俺だが、今回は別件でここに来ていた。
「マーチか。いや年末だから忙しいくてな…なぜか学園の職員でもないトレーナーの俺が資料整理を任されて…」
「なぜって…お前が資料室に籠っているからだろ。
人が来ないとはいえお前の部屋って訳じゃないんだぞ?
貸して貰っているんだから、その分ある程度管理を任されるのは当たり前だ。」
「うぅ…だからって年末に近づくと資料を大量に寄越すのは違うと思うんだ…」
「ところでトレーナー。今日がなんの日か覚えているか?」
「え?」
思考を巡らせるが…特に何も思いつかない。
「その様子だと覚えていなそうだな。」
「えーっと…すまない…」
「気にするな。どうせやる事は変わらないからな。」
「やる事?」
「ほら、これだ。」
そう言うと、マーチは一つの装飾された箱を渡してきた。
「?これは…?」
「見ても思い出さないか。本当に貴様は…まあいい。
メリークリスマス、トレーナー。」
「え?…あっ!!」
165二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 21:28:21
今日は12月25日、クリスマスだった。
「今頃気づいたか。」
「す、すまないマーチ…俺、何も用意出来てない…」
「別に謝らなくていい。どうせ忘れているとは思っていたからな。」
「うぅ…」
「だから気にするな。それよりほら、担当がプレゼントを渡しているんだ。早く受け取らないか。」
「…そうだな…ありがとう、マーチ。」
「ふふっ。どういたしまして、トレーナー。」
「でも、俺だけ貰うのは…」
「別に私は大丈夫だぞ?プレゼントを渡せただけで満足だしな。」
「だけど…」
「…なら、夕ご飯をご馳走してはくれないか?」
「そんな事で良いのか?」
「たまにはトレーナーの手作りが食べたくなった。
この後何か用事があるのなら別にいいが…」
「いや、是非そうさせてくれ!流石に貰いっぱなしは嫌だ。」
「そうか、ありがとうトレーナー。」
「なにか食べたい物はあるか?作れそうな物にしてくれると嬉しいが…」
「そうか、なら─」
そうして俺は忘れていたクリスマスを、少しだけ賑やかに過ごしたのだった。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part582【TSトレ】
≫13二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 22:04:14
乳武海にインタビュー!(クリスマス編)
タイトレ「というわけで、ちっちゃいトレーナーの会でクリスマスパーティを開くぞー!」
クリトレ(小)&マベトレ「おおー!」「マーベラスだねー」
リウトレ「突然ね、どういうことなの?」
ロブトレ「実はですね、以前のインタビューの続きをお願いされまして」
タイトレ「それで今度は料理、そしてもうすぐクリスマスだからそのままクリスマスパーティを俺たちで主催する、っていう流れになったんだ」
シャカトレ「なるほど、これは料理だけでなく行事の準備もできるかの確認もありますね」
ロブトレ「ええ、行事も問題なく準備することができることも含まれていますからね」
キントレ「それなら今でも問題なくできることをみんなに見せてあげないとな」
タボトレ(兄貴)「そうだな!俺たちだって問題なくできるってこと、示してやろうぜ!」
タイトレ「あと当日は全員サンタ服でやることになっているぞ。服はロブトレが用意してくれるからな」
ロブトレ「前回のインタビューが大変好評でしたので、今回も着てほしい、と。今回は私が用意しましたので」
クリトレ(小)「サンタ服ですね!みんなでサンタさんになるの、楽しみですね」
リウトレ「ロブトレさんが用意してくれるなら安心できるわね。あ、でもそのインタビューっていつなの?クリスマス当日?」
タイトレ「いや、そこはロブトレが拒否して22日だな」
ロブトレ「ええ、クリスマス当日は皆さん予定が入っていると思いましたので」
マベトレ「くすくす、そう言って予定が入っているのはロブトレでしょー。今年もロブロイと一緒に過ごすんでしょー」
ロブトレ「……コホン、私のことはいいですので、では早速それぞれの分担を決めましょうか」
タイトレ「今回の役割は4つに分かれているからな、料理担当と、ケーキ担当、飾りつけ担当、そしてプレゼント準備担当だ」
ロブトレ「あと今回は衣装ではないので、くじ引きではなく各々でやりたいものを選ぶのがいいかと」
タイトレ「だから今回は話し合って決めるぞ」
「それなら俺は……」「こちらの方がロジカルですね」「マーベラスだねー」「僕も頑張ります!」「あなたが一緒なのは心強いわね」「ならこの担当は俺に任せておけ!」
タイトレ「みんなやる気満々だな、これは当日が楽しみだな」
ロブトレ「ええ、そうですね。きっと楽しいパーティになりますよ」
14二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 22:04:48
そして、パーティ当日……
タイトレ「さてと、プレゼント担当の俺たちはプレゼントの準備はできたな」
マベトレ「くすくす、そうだね。とってもマーベラスなプレゼントが準備できたねー」
タイトレ「ん?なんだ?何か面白そうなことをしたような顔をしているが」
マベトレ「くすくす、内緒だよー。そっちの方がマーベラスだからねー」
タイトレ「まあ、マベトレなら大丈夫か。マベトレは相手が本当に嫌がることはしないからな」
マベトレ「うん、だってそれはマーベラスじゃないからねー。だから開いてみてからのお楽しみ、だね☆」
タイトレ「おう、それじゃあ楽しみにしているな。しかし、マベトレ、本格化で小さくなったな」
マベトレ「ウマソウルと向き合ったからねー。でもロブトレが用意してくれたサンタ服はぴったりだったよー」
タイトレ「だよな、確かロブトレ、お前が小さくなったのを知ってすぐに用意していたそうだぞ。まさか小さいサイズを改めて作ることになるとは、って言っていたな」
マベトレ「まだまだ創造力が足りてなかったみたいだねー。以前もトレーナーが犬になるのを見ていたから犬用の服を用意していたら、ネコや鳥になったりもしたもんね」
タイトレ「本当にな。このトレセン学園では何が起こってももう不思議じゃないからな」
マベトレ「うんうん、それもまた、マーベラスだねー」
タイトレ「さて、それじゃプレゼントが終わったらそれぞれを見て回るか」
マベトレ「みんな、準備しながらインタビューを受けているもんねー」
タイトレ「ああ、他のところはどうなっているか、早速見に行くか」
マベトレ「賛成―。それじゃあいこー☆」
15二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 22:05:47
リウトレ「タイトレさんにマベトレさんじゃない、お疲れさまです」
シャカトレ「お疲れさまです。タイトレ、マベトレ」
タイトレ「おう、お疲れさま。料理の方も順調にできているみたいだな」
マベトレ「うわー!どの料理もとってもおいしそう!」
シャカトレ「僕も料理はできますが、やはり小さくなった体で目線も違うから作るのに少し手間取りますね。リウトレさんはとてもそれを感じさせないほど手際よく作っていますね」
リウトレ「料理はよく作っているのよ。結構凝ったものもね。これくらいならいつも通りにできるわね」
タイトレ「いやいや、いつもやっているから、っていうレベルじゃないと思うぞ。人参の皮で薔薇とか作っているじゃんか」
シャカトレ「盛り付けもロジカルで、とてもきれいですよ」
リウトレ「ありがと、簡単なものでよければ教えることもできるかと……」
マベトレ「ルドトレやグルトレにも教えていたもんねー」コソコソ
リウトレ「ええ、ルドトレさんやグルトレ先輩にも以前のクリスマス前に教えたことあるわね。やっぱり少しでもあると違うから……って、マベトレさん?」
マベトレ「パクッ、と。うーん、とってもおいしいね☆」
リウトレ「マベトレさん!もう、つまみ食いなんて……むぐ」
マベトレ「クスクス、リウトレももっと味見しなよ、とってもおいしいよ☆」
タイトレ「ははは、あまり食べ過ぎるなよ。俺達が食べる分もなくなっちまうからな」
シャカトレ「今回はパーティということで多めに作っていますので、少しくらいなら問題ないかと」
マベトレ「やったー、いっただきまーす☆」
リウトレ「ムグムグ、ゴクン……マベトレさん、だからと言ってあまり食べ過ぎないでよ!」
16二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 22:13:15
マベトレ「たくさん食べたね、おいしかったよー」
タイトレ「だな、見た目も綺麗でこれは早く皆にも食べてもらいたいな。っと、次のケーキ組は……」
ロブトレ「タイトレさんにマベトレさん、お疲れさまです。以前と同じように見て回っているのですね」
クリトレ(小)「あ、タイトレさん、マベトレさん、お疲れさまです!ケーキも順調にできていますよ」
タイトレ「お、お疲れ様。こっちも順調にできているようだな」
マベトレ「たっくさんのホイップクリームにたくさんのフルーツもあって、とってもマーベラス☆」
ロブトレ「ええ、ライトレさんによく教えてもらっていますからね」
クリトレ(小)「でも今回のレシピは僕とロブトレさんで考えたんですよ。ライトレさんにもアドバイスをもらいましたが、頑張って二人で考えました!」
タイトレ「なるほどな、お、このフルーツ、ウサギっぽいな……もしかして、リウトレイメージとかか?」
ロブトレ「ええ、折角の私たちが主催するパーティですので、そのイメージで作っています。他にもこれとか……」
クリトレ(小)「これとかもそうですね、驚かせたいのでリウトレさんたちには内緒で、ライトレさんにフルーツやクッキーで僕たちイメージにできるようにしてみました」
マベトレ「それってとってもマーベラス☆みんなのイメージしたケーキは素敵だね」
クリトレ(小)「そうだ、折角なので、二人とも味見してみませんか?」
タイトレ「お、いいのか、それじゃあありがたく……お、上手いな」
マベトレ「私も私も―、うん、とっても甘くておいしいねー」
17二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 22:14:18
クリトレ(小)「やりましたね、ロブトレさん!」
ロブトレ「ええ、そう言ってもらえると嬉しいですね……あの、マベトレさん、服の方は問題ないですか?」
マベトレ「大丈夫だよー☆ピッタリサイズだね、流石はロブトレだよー」
ロブトレ「それは良かったです。やはりサイズの合うものを着るのが一番ですからね」
タイトレ「おう、そうだな。サイズが合うものの方がいいよな」ミニスカサンタ服
マベトレ「そうそう、ぴったりのサイズが一番だよー」ミニスカサンタ服
ロブトレ「……用意したのは私ですが、もう少し丈の長いものを選んでも良かったのです?」
タイトレ「?でもこっちの方が動きやすいぞ」
マベトレ「こういうのもいいと思うなー。くすくす何を想像しているのかなー」
ロブトレ「何も想像していませんよ。皆さんがそれで問題ないならそれでいいですので」
マベトレ「うんうん、それでいいんだよー、それじゃ、二人とも頑張ってねー」
ロブトレ「あ、もう行ってしまいましたか……何かしていそうな気がしているのですが……」
タイトレ「大丈夫だって、マベトレが人が嫌がることはしないのはわかっているだろ?」
クリトレ(小)「そうですよ、きっと大丈夫ですよ」
ロブトレ「……そうですね、あの本格化前のこともあって心配しがちになってしまいますが、既にマーベラスと乗り越えていますし、きっと大丈夫でしょうね」
クリトレ(小)「はい!同期の会でも色んな楽しいことをしてくれていますし、大丈夫ですよ」
ロブトレ「……それは本当に大丈夫なのでしょうか……」
18二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 22:14:48
タボトレ(兄貴)「よーし、この位置でどうだ、キントレ?」
キントレ「……いや、もう少し横にずらした方がいいんじゃないか?そちらの方が見栄えが良くなるな」
タボトレ(兄貴)「おお、分かった。それじゃ、ここはこうだな」
キントレ「ああ、それでいいぞ。こっちもこれで良いか、いや一流ならもっと……」
タイトレ「おおー、キントレ、タボトレ、お疲れ様。頑張っているな」
マベトレ「二人ともお疲れー、飾りつけ進んでるー?」
タボトレ(兄貴)「おう、問題なく進んでいるぞ。キントレが結構こだわってくれているから想像以上にきれいに仕上がっているぞ」
キントレ「俺は一流トレーナーだからな。それにキングからも飾りつけも手を抜かない、って言われているしな」
タイトレ「なるほどな、クリスマスツリーの飾りとかも一とかにこだわっているのが伝わるな。凄いきれいだぞ」
キントレ「そうだろ?それに今回は皆に問題なくできることを示す場でもあるからな。一流としてはしっかり周りに示さないとな」
タボトレ(兄貴)「キントレのおかげでより良くなっているからな、流石だぞ」
マベトレ「くすくす、でもね、あそこも素敵なマーベラスだと思うよ」そう指差すと、より煌びやかに見えるものがある
キントレ「!!え、何をしたんだ!」
タボトレ(兄貴)「何だこれ、すっごいな!!」
マベトレ「くすくす、マーベラスを見つけたんだよー」
キントレ「俺も、負けてられないな!もっとよくすると、タボトレ」
タボトレ(兄貴)「ああ、そうだな!俺たちでもっとよくしていくぞ、俺についてこい!」
マベトレ「やったね、もっとやる気出したから、よりマーベラスになるねー」
タイトレ「はは、そうだな。どんなクリスマスツリーになるのか楽しみだな」
19二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 22:15:39
そして数十分後……
タイトレ「という訳で、無事にパーティ準備完了、お疲れさまー!」
「「「「「「「お疲れさま(です)」」」」」」」
ロブトレ「無事に準備も終わってよかったですよ」
クリトレ(小)「はい!みんなで力を合わせたから、とっても素敵なものになりましたね」
マベトレ「うんうん、とってもマーベラスなものになったね☆」
シャカトレ「この身体になってから時間もとても経過しましたから、全員この身体にも慣れた、というのもありますね」
リウトレ「慣れないものもあるけどね。でもみんなで準備するのも、嫌いじゃないわ」
キントレ「ああ、そうだな。それにこれで他の人たちにも俺たちは問題なく暮らせていることを示せれるならうれしいよな」
タボトレ(兄貴)「ああ!俺たちは心配されるばかりじゃない。俺たち自身の足でしっかり立てているんだからな」
タイトレ「ああ、そうだな。俺たちはみんな、ちっちゃくなってしまったトレーナーたちだ。最初は俺とロブトレ、クリトレ、マベトレの四人だったが、今ではこうして増えた」
ロブトレ「ええ、だからこそ、既に分かっていることをお互いに教え合い、支え合うこともできます」
タイトレ「まあ、何が言いたいかというと、これからもみんな、よろしくな、ってことだな、それじゃ、みんなにプレゼントを用意しているんだ、これで乾杯と行こうぜ」
タボトレ(兄貴)「だな、それじゃあ、全員にプレゼント配っていくぞー」
キントレ「確かこれはタイトレとマベトレが用意したものだもんな、プレゼント準備、ありがとうな」
マベトレ「くすくす、とってもマーベラスなものを用意したからね」
タイトレ「それじゃあ、みんな……」
「「「「「「「「メリークリスマス!」」」」」」」」パカッ
マベトレ「プレゼンとはマーベラスボックスだよー!みんなでマーベラース!」
ロブトレ「マベトレさん!!あなたは!」
その後、結果だけを伝えると、タイシンの性癖は破壊され、マベトレはわからされた。
何があったのかは、あなた達の頭の中に存在する。
≫87二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 07:26:06
「ふぅ……」
鹿毛が静かに揺れ、彼女は浴室に入る。
その体つきはおおよそ豊満といえるものであり、一糸まとわぬ裸体はその美しさを更に際立たせていた。
そうして彼女はシャワーを浴び始める。
その心地よい温度に、思わず声が漏れる。
多分、この光景を見せてこの声を聞かせるだけでルドルフは”愛してくれる”のではないかと一瞬思うけれども、それを無視して自らの身体を優しく洗っていく。
腕を洗い、ウマ娘の命である脚を洗う。あまり鍛えられてはいないそれだが、「私の仕事は担当を支えること」だからこれでいい、と割り切っている。
そうして、胸元を見る。
「前は、足元が見えてたんだけど……」
そう言いながら見るそれはしっかりと主張し、愛し愛された象徴なのだろうとも思える。今でも、自分より大きい人の方が少ないのだし。そもそも彼女の言う”前”がどれほど前なのかは親しい者くらいが知っているものであろうし、彼女とさして親しくなかった者は今の姿の方が馴染みがあるのだろう。でも、多分それでいいのかもしれないなんて思いながら優しく髪を洗っていく。
髪の毛がこわごわしてしまうと、みっともないトレーナーだと思われるから。
身体を洗い終えて湯船につかる。勿論、髪を浸さないようにしつつだが。
「……やっぱり、気持ちいいけど……なんだか、寂しい」
今や習慣化した二人の時間を思い返し、色々言いそうになるそれを見て、元々男だったなんて思える者はいないだろうな。と思う。
そんな入浴は、結局のんびり湯船に浸かり過ぎて少しほわほわした頭で出てくることになった。
≫97二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 08:07:33
「…うん、美味しい」
はむはむと小さな口でうな重をかきこんでいるのはサトトレ───いつもみたいなドレス姿で、汚さないように食べていた。
(朝からじゃなかったら…って別にいいや)
うな重に合わせて手早く作った味噌汁をのみつつ、こんなのを夜に届けてきたであろう人のことを考える。
「多めに作って余ったから持ってきたって、キタトレも大概だね…」
『キタの家からもらったうなぎをチームで食べたのだけど、消費しきれなかったから貴方にもあげるわね』
それをやばいとは思っても、まあそんなに…って考えてしまう当たり、僕も大分そこらへんの感覚が狂ってきてる気がしないでもない。
「…でも今更かなぁ」
箸をとめて、思い返してみる。例えばこのひらひらとした服装にしても、最近はつけていることに違和感なく感じるようになった。
恥ずかしさはあるけど、それ以上に男物をつけることにもやや抵抗感を感じる。だからといっても恥ずかしいものは恥ずかしいが。
(後はこの耳と尻尾…)
感情に合わせて動くウマ耳と尻尾。当初は邪魔なだけかなと思っていたが、今じゃすっかり馴染んでいた。
むしろ最近、なんで今まで尻尾がなかったんだろうと感じるくらいには体の一部分として認識していた。
後は所作も、女性らしい振る舞いも、競走バとしての姿勢とかも、ダイヤに教えてもらったことで染み付いてきた。
「…あはは、変わったね」
ふと、以前の僕からすればありえないくらいに変わっていることに、僕は疑問すらも持たないことに気がついた。
「…でもいいか、僕はどこまで行っても僕。ウマ娘で、トレーナーで、競走バな一人だから。」
昔と一番違うのは、やっぱり変化を受け入れられるようになったこと、多分それが僕がこうしてられる理由だと思う。
「…今日も頑張らないとね」
いつものように、僕はまた前を向く。なんてたって、僕はサトノジャッジ…ダイヤのトレーナー
だから!
短文失礼しました
無意識に染まってるサトトレです。ここまで来たのも本人の覚醒とダイヤちゃんの調k…教i…教えのお陰です。
今のサトトレには育成したダイヤちゃんもにっこりでしょう。もう彼はウマソウルと融合してる勢いではないでしょうか。
≫107二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 08:42:13
「おはようさん!邪魔するでトレーナー!」
「邪魔するなら帰ってー」
「あいよー、ってなんでやねん!(ん?なんかいつもと声が違わんか?)」ガチャ
「おはようタマ。俺ウマ娘になっちゃったよ」
「はあ!?何アホな事言うとるんやアンタ!大丈夫なんか!?」
「大丈夫大丈夫。ちょっとタマの2pカラーになっただけだ。ルイージみたいなものだよ」
「誰が配管工のオッサンやねん!……ほんまに体に問題はないんか?」
「ないなあ。皆あるものなのか?」
「そりゃ色んな問題が起こるやろ」
「んーでも料理も問題なく出来るしトレーナー業には問題ないと思うぞ」
「そんならええが…」
いやあしかしこうなったからにはしないとな、デビュー」
「ちょちょちょい!そんな簡単にできるもんちゃうやろ!」
「道が厳しいのは分かってる。まずは見た目が似てるし幽体離脱芸で売り出していこう」
「デビューはデビューでも漫才のデビューかい!」
108二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 08:42:28
タマトレ
【身長】140
【スリーサイズ】71-52-73
【髪の色】青鹿毛
【髪型】タマと同じ 髪飾りはタマの色違い(紅白)
【瞳の色】赤
【年齢】20代
【一人称】俺
【因子】タマモクロス
【好物】タマの作るたこ焼きやお好み焼き
【概要】
タマモクロスのトレーナー。
目が覚めたらなんかタマの2pカラーになっててたけどもう珍しい事でも無いし生活にも問題なさそうなのであんまり気にしてない。
見た目は黒いタマなのでウィッグ又は髪を染めてカラコンを付けるとタマになるが関西弁が使えないので話すとバレる。
料理が得意で食べる人の好みなどを徹底的に調べて殆ど食べられないような人でもちゃんと完食出来るような料理を作る事が可能。(栄養学も学んでいる為栄養バランスもいいが大量に作ることはできない)
漫才のポジションはボケ固定。
ブラは付けてる。
「…やっぱりブラは付けた方がいいよな?」
「当たり前や!!!」
「分かりました…タマトレブラ付けます…ところで俺の略称どうすればいいと思う?黒いしダーク・タマトレとかどうかな?」
「メタいしだっさいわ!何やねんその・!」
【担当との関係】
家族。タマの実家とも仲が良くチビ達にタマとの漫才を見せている。
タマの健康を第一に考え体作りの為にタマにご飯を作っている。
≫154二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 10:49:01◆ポッキーは美味しいぞ
「さすがに食べないよ……」
「そーだそーだ!トレーナーさんのイメ損だぁ!」
「地面に直置きされたのを食べるのはちょっと抵抗あるし」
「……皿に一本だけ置いてあった場合はどうなりますか」
「……」
「くわえて未開封のポッキーの袋があったら?」
「…………」
「目を逸らさず答えてくれません?」
「見られたらネイチャにバレる……」
「逸らした時点でバレバレだよいやしんぼ!!」
布教活動が実ってよかった。鼻が高いよ───フラト⚫︎
嬉々としながらモクモクと食ってる姿がな……女子というより齧歯類なんだよ───ブラ⚫︎レ
前にトレーナー室に行ったらすごい量の貯蔵があったなぁ。多分前世はハムスターだと思う───スズト⚫︎
気軽に分けてくれたっす。ブルーベリー味美味かったっす───2⚫︎2
安い菓子で簡単に釣られるのが正直すげー不安。釣るけど───侘⚫︎
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part583【TSトレ】
≫63二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 19:46:20
【ソシャゲステークス(タイトレ・ダストレ・ウオトレ202)】
「おっ、光った!」
「マジっすか?」
「うっわマジだ虹じゃん……ウワーッ、大当たり!」
「環境キャラじゃないッスか……えっウソまた???」
「おおおおっ! 2連続! タイシン、2連続だ!」タユンタユン
「デッッッッッッッ」
「落ち着くッス……落ち着くッス……これは故意じゃない……これは故意じゃない……魂の殺人じゃない……」ヒューッヒューッ
「あっまた最高レア引いた! タイシン、アレやろうアレ、代わりに引くやつ!」
「ウォアアアーッス!」
「ウワーッ、俺のトレーナーが殺意の波動に目覚めかけてる!」
「バカねウオッカ……いやバカなのはウチのトレーナーの方ね。何ガン見してんのよアイツ」
「……まぁいいんだけどさ。止めにいって貰っていいかなアレ。大惨事になりそうだし」
この後ダストレがウオトレに鷲掴みにされ巻き込まれたタイトレがダストレに鷲掴みされることによってギュムチィしたπの刺激でタイトレが声を上げてダストレとタイシンの性癖が破壊されてダストレはウオトレにぶん投げられた挙げ句キャッチしたダスカにシメられた
うまぴょいうまぴょい
≫66二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 19:56:38
スペトレ「ゲームですか……、安いスマホなのですぐ熱くなっちゃうので……、買い替えなきゃいけないかなあ……はあ……」(スマホ6年使用)
ドベトレ「『ゲームは1日1時間』って屋敷の奴らによく言われてたっけ。メイドさん今も元気にしてるかなあ……」(ソシャゲ未経験)
67二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 20:02:28
グラトレ「負けず嫌いの私がガチャガチャをしたらどうなるか分かりますよね?」
グラトレ「自制……大事です」
68二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 20:07:40
ブラトレ「まあ遊んではいる。ほどほどにな……お金突っ込みすぎると怖いからホントに程々に」
(周年記念とかの確定ガチャだけは突っ込んでる、普段はほとんど無償頼り)
ベガトレ「いまいちこの手の電子物じゃあ引きが悪いのよねえ。やっぱカードパックがなんぼよ」
(遊んでるけど完全無課金。物理のほうが引きがいいのよー)
バントレ「いえ、私は特に遊んでいませんね……あぁ、そういった抽選要素のないものであれば」
(広告解除くらいしか課金要素がないやつを遊ぶ)
70二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 20:11:30
ウオトレ(親父)「後輩に誘われてやってたりするんだけど、あんまり良いの引けてないっぽいんだよなぁ……(十連で4回に1回程度最高レアを引き当てる)」
↑運はそれなりに良いがそういうものに詳しくない上に、無課金なので運の良さを実感することが少ない。
親父「フッ、甘いな……(最低保証)」
↑そもそも運が悪い。デビュー戦で適性をミスられ、皐月賞でペースを間違えられ、NHKマイルカップで斜行された運を舐めてはいけない。といっても不運というレベルではないので時々最高レアを引く。
76二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 20:42:28
フクトレ
「まあ話を合わせるためのツールとしても優秀だしな。……隣でなんかむにゃむにゃ言ってるやつは気にしないでくれ。おいフク。今度は何教だ?」
(無課金。こつこつした作業は得意なのでデイリー消化も苦じゃない)
ファルトレ
「恥ずかしながら触ったことが無くて……。ですけどあのスケジュール感は学びになる部分もありますね。皆さんの季節感、行事の印象に大きく影響を与えているのは確かですから」
(やったことが無い。聞きかじったイベント情報でまた二のトレライブが明後日の方向に飛んでいく)
≫80[『どうして君は走るのか』]21/12/23(木) 20:53:29
[『どうして君は走るのか』]
「どうもイクトレさん。蹄鉄の注文しに来たんですけど時間空いてます?」
「👍️」
「イクトレさんの蹄鉄は評判が良いですからね。ウオッカの奴も目を輝かせてましたよ」
「😤」
「それで注文なんですけど、ウオッカの練習用で極軟鋼製の蹄鉄220gを6組とレース用のアルミ合金製蹄鉄を75gで3組。それと──」
「──俺の練習用で同じ重量で同じ素材の蹄鉄を頼む。極軟鋼製は8組、アルミ合金製は2組だ。ウオッカのとはサイズが少し異なるからそこは留意しておいてくれ」
「👌」
「ん、そりゃ良かった。イクノのの作る蹄鉄は全て手作りだからな。この数を頼んで大丈夫か俺もボウズも正直不安だったんだ」
「🏢」「❔」
「そりゃあ他所より腕が良いからさ。「腱断裂と骨折以外は全て装蹄で治せる」なんて言って実践できるのはお前とその師匠位なものだからな。会社も含めて蹄鉄を取り扱っているところは色々とあるが、正直お前が一番信頼できる。相棒も海外遠征の時イクノのの蹄鉄があって助かったと言ってるぞ」
「😳💦」
「事実なんだからそう照れることでもないさ。出来上がりは……そうだな、一月後までには頼めるか?」
「💪」
「『任せろ』ってか?よし、じゃあその時になったら受取に行く。邪魔をしたな」
81二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 20:54:51
──「👐」「❔」「①」
「? どうした。何か聞きたいことでもあるのか?」
『君はどうして走るのかな?』
「それは初めての時に……そういうことか。おい相棒、お前に対しての質問だぞこれは。聞かないでおいてやるから終わったら呼んでくれ」
「へいへい、わかったよギムレット。それで、イクトレさんはどうして俺に走る理由を聞くんですか?」
『ウオトレ君も走っているからね。私としてはその理由を聞いておくべきかなと思ったんだ』
「ああなるほど、そういうことですか。……うーん、どうして走るか、ですか。『カッコ良くなりたいから』からですかね?」
「❔」
「俺とギムレットってほら、こんな関係じゃないですか。それで、ギムレットの奴は走るのが抜群に上手いんですよ。ブラトレのレースとか、トレーナー達で走った時とかも予想だにできない走りで勝っちゃうんです。でも俺は同じ体だというのにアイツほど上手く走れないし、同じ体だからこそアイツがどれだけ凄いのかも全部わかってしまうんです」
「……」
「だからこそ俺も走るんです。だって、俺達は二心同体の相棒ですから。俺もアイツに並び立てる位速くなりたいんです。幸い、ギムレットの奴も協力してくれますしこの前も"領域"に到達する一歩手前まで行けたんですよ?」
「とまぁ、これが俺の走る理由です。……どうですかね?納得の行く答えだと良いんですけど」
『憧れているんだね』
「……そうですね。聞かれたら恥ずかしくて仕方ないですけど、俺はきっと、アイツに憧れてるんだと思います」
「😊」
「👟」「①」「👇」
「これは……俺用の蹄鉄を作ってくれるってことですか?」
「🙆」
「……! なんか照れ臭いですね。でもありがとうございます。楽しみにしてますよ」
「💪」
「じゃ、それも含めて一ヶ月後に受け取りに来ますね。イクトレさんも体に気をつけてくださいよ?」
「👋」
82二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 20:55:19
──しかしまた、随分と似た者同士だねあの二人は。
先程まで話していた相手が居なくなり、作業の手を暫し休めてそう思う。トレセン学園で蹄鉄師になってもう何年も経つが、十人十色という言葉がある通り走る理由もまたそれぞれだ。だが、あの二人は何の因果かそういったところまで似ていたのだ。
──『親の見栄ってヤツでな。走ると決めたからには不様を晒す訳にはいかないんだよ』
以前ギムレットから返された言葉を思い出す。字面だけならば単なる虚栄心の現れとも言い表せるが、込められた想いはそんな薄っぺらなものではなく、揺るぎない決意だった。
そして今、彼から言われた『カッコ良くなりたい』という言葉も思い返す。軽薄と受け取られかねないが、固い決心を感じさせる言葉を思い出す。
なんとまぁ似た者同士なのだろうか。言葉は勘違いされかねないことを言っている癖に、本当のところは誰かのためのことを自分のためにやろうとしているのだ。だからこそ自分は彼らの蹄鉄を作ることを快諾したのだ。
(彼らが共存したのも、そういった根本の部分が似ているからかも知れないな)
そんなことを思い、自らの仕事に向き直る。手に馴染んだ鎚を握りこむ時には既に雑念は頭の中から消え失せていた。
職人はただ腕を振るうだけだ。ウマ娘がファンからの期待に走りで応えるように、トレセン学園の蹄鉄師として寄せられた信頼に全力による最善の仕事で応えるのが自分のすべきことだ。
金属のぶつかり合うかん高く澄んだ音は、その日暮れるまで高らかに、その存在を証明するかのように工房に鳴り響いていた。
≫107二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 22:09:53
「…で、こんなものでいいかな?」
「助かるわタマトレ(中)。私もチームに振る舞うことはあるのだけど、中々食堂の代わりにって程は難しいのよね…」
某日、トレーナー室で机を挟んで話し合うのはモノクルを掛けた女性と黒いタマ…キタトレとタマトレ(中)であった。
「やっぱり敬語じゃないほうがしっくりくるわね。…慣れないかしら?」
「大丈夫だ、問題ない」
少しネタに振ってきたタマトレの返事にクスクスと笑っていたキタトレは、タマトレからの疑問に答えた。
「…でも教えてもらうにしても俺以外にもいたと思うけどなぁ…もしかして全員に断られちゃって仕方なくとか?」
「そんな訳ないわよ、…単に貴方から教わりたかっただけね。オグトレにはたまに料理の手際を見せてもらうし、タキトレとは栄養学とか話すの。…教えてもらう人は一人でも多い方が、皆に振る舞うことを考えると良いでしょう?」
そんな担当のためと言い切るキタトレに、納得な雰囲気を出しながらタマトレは問いかけた。
「なるほど、貪欲なんだな。…で、そのサンドイッチ美味しい?」
「…ん、美味しいわよ、流石ねタマトレ。」
…もぐもぐとサンドイッチを片手に食べるキタトレ。さっき料理を見せてもらった際に作ったそれを、愛飲のコーヒーとと共に頂いていた。
「私みたいな素人でも分かるくらいに、栄養バランスとかも考えられた凄い料理ね。なんというか給食みたいというか」
「…給食は栄養バランス考えてあるからな。後、俺の分かりやすいって訳ではない話についてこれるのに素人…?」
「…いわゆる専門の知識人ほどその分野のことをそこまで知らないって言うアレよ。実際私はそこまで知らないもの。」
目をちょっと細めながらほえ〜と言った反応をするタマトレ。黒いタマって風貌のせいで、なんというか関西人?らしかった。
108二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 22:10:15
「…ごちそうさまでした、とても美味しかったわ。今度何かお返しさせてもらうわね。」
キタトレの反応に笑顔を見せるタマトレ。…担当にそっくりなそれは、なるほど肝っ玉母さん的な印象を感じた。
───後日、キタトレが持ってきた返礼品(の値段)にタマとタマトレが驚いていたのは別の話。
短文失礼しました
久しぶりに新しいトレ書いた気がするということで、タマトレ(中)に料理を教わるキタトレです。タマトレが年上のキタトレに敬語外していますがキタトレが敬語無しでと言ったのと、このタマトレならそうするだろうって踏んだので。(なんか違うって感じたら言ってください、責任は取ります。)
所で今、新しいトレ概念を脳内でお前が始めた概念だろ派と私じゃなく他人が投げるべきだろ派が殺し合っております。どうしよう…
≫176すまんかった21/12/23(木) 23:20:32
「パーラパラパラ!久しぶりですね!パラシンちゃんです!」
タマトレ大「出たよ...帰ってくれ」
「酷い言い草ですね!タマトレ先輩!今貴方の略称をどうするかで皆さんが悩んでるんですよ?申し訳ないとは思わないんですか?」
「俺じゃないし人...ウマ娘違いだ」
「問答無用です!特徴があれば呼び名も定着するってもんですよ!波羅斗爆乳活殺拳!」
「あべしっ」
「パーラパラパラ!この技を食らった人は胸が大きくなります!良かったですね!タマトレ(F)先輩!パーラパラパラ!」
タマトレの胸は98に進化した
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part584【TSトレ】
≫13二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 00:01:10
『ガチャとは俄然散りゆくやるせなさ』
「いくぞダストレ……石の貯蔵は十分か」
「問題ないさブラトレ……今日は天井まで行けるくらい石貯めてるからな……」
「フフフ今日くらいはまともな引きだったらいいな……」
「そもそも最低保証ばかりで終わらなければいいな……!」
ウオオオオオオオ!ショウリノエイコウヲオレニ!
「何やってんだあいつら……」
「いや、ちょうど俺らの間でやってるソシャゲのPUが人権レベルでやべーやつだからな」
「あー……それで同時に引き合いでもしてるのか?」
「いや、先に引いたほうが夕飯おごってもらえるというデスゲーム」
ウワーッゼンカイピックアップ!マダヒケタダケマシダロー!
「アホだろ」
「まあアホだろうね」
ギャーマタサイテイホショウ!シッカリシロブラトレー!
「ちなみにマルトレはやってんのか?」
「あー、やってるやってる。結果については……まあ……天井叩いたとだけ……」
「あぁ……察したわ……」
ウォォォサイコウエンシュツ…カラノヤッパリマエピックアップ!ドロヌマガミエテキタ!
「フクトレはいいよなーそういう時に幸運パワー使えるんだろ?」
「バカ言え、そうポンポン引けたら苦労しねえわ。前環境のレアならホイホイ引けるんだがな」
「十分行けそうだけどなあその運勢」
「それだけ言うなら単発引いてみるか……あっ」
「あっ」
「……」
「……あの二人には内緒ね」
「……内緒だな」
アッピックアップキャラ オノレブラトレ!
14二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 00:01:29
「おいブラトレ……どうして俺はもう天井一歩手前になっている……」
「もうここまで来たら後には引けないねえ…まあもう投げ捨てた後だし対して変わりはないでしょ……」
「二人とも結構いいキャラ引けてるじゃん。……ダストレはまだPU引けてないのね」
「ここまで偏ったらもはや才能だな」
「運って偏るよなぁ。俺は恐怖を感じているよ」
「あー金額についてダスカに知られたらまずいな……」
「えっ、お前全部課金でか?」
「いや、半分くらい……むしろブラトレ何なの?何で有償石そんな少ないの?」
「だって俺夏と正月とかくらいしかお金入れないし……」
「お前結構貯めるタイプだったのか……じゃああれか、十分引けてるのか」
「まあ……PU1にすり抜け新規6と考えれば十分か?」
「十分すぎるわい!ええい次で決着つけてやらぁ!」
「ここまでたまった運が爆発するのか……!?」
「マルトレ、お前楽しんでるだろこの光景」
「まあそりゃ自分の懐が痛まないなら普通に喜劇だし?」
「……まあ俺も見て楽しんでるから人のこと言えんな」
「趣味悪いなーフクマルは……お?ここにきて複数最高レアだな」
「なんかもうここまでくると天井で手に入れるキャラより別の子が欲しいような気がしてきた……」
「おいバカそういうこと考えると……」
「「「「あっ」」」」
「……良かったね、Puキャラ3体同時とか好きなだけ重ねられるよ」
「いやだぁあぁぁああなんかすごい負けた気分ンンンン!」
「まあこのゲーム重ねるメリットあんまりないけどな……」
「切ない叫びが部屋に轟いた……」
その後、デスゲームはお流れとなり悲しみのダストレを励ます食事会が開かれたとかなんとか。
うまぴょいうまぴょい。
≫32二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 01:25:22
「メリークリスマス、トレーナー君」
「うん、メリークリスマス、ルドルフ」
そっと二人でそう話す。
「……さて、どうだろう。見回りがてら、散歩でもしないか?」
「いいね。行こうか、ルドルフ」
この時期の学園の中庭は冷える。といっても、二人でいたら和らぐ……なんてルドルフに言ったらどんな顔をするだろうか。
そんな中庭は綺麗な景色で、歩くだけで楽しい。
「……ところで、これは私の思い違いに過ぎないかもしれないが、最近浮かない顔をしていたようだが……」
「えっ?」
つい立ち止まる。いつ、そんな顔をしたっけ?
「……ええ、と?」
「寂しげな、悲しげな。そんな顔だった」
「そっか。なら、まさしくそう。なんとなく、寂しくて」
「……寂しい?」
「うん。なんとなく、前の私が忘れられて、薄れていって、今の私の方が馴染みがある人が増えていって。それで、なんとなく、寂しくて」
「……大丈夫だ、トレーナー君。私は、前の君を覚え続けるとも。それに……」
「それに?」
「あの二人や、同期の二人が、かつての君を忘れることはないだろう」
「……だよね!ちょっと年末だから日があまり出てなくて、忙しくて気分が落ち込んでたのかな?」
「ああ、きっとそうだろう」
「あ。ありがとうね、ルドルフ。ルドルフがいるから、今の私があるから。ちゃんと、しっかり前も見るからね」
「それでこそ君だ……おおっと」
空腹を示す音が鳴る。
「……たまにはカフェテリアに行こっか!あっちの飾り付けも見たいし!」
「わかった。君に、ついていこう」
こうして、二人はまた歩む。
その尻尾は、互いの愛を示すかの如く絡んでいた。
≫42二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 07:13:20
ぐるぐる。
俺はハヤヒデさんのクリスマス衣裳を目にしていた。
「……トレーナー君」
「はいィ!」
「いや……実は、君の分も用意して貰っている。よければ……」
「ハヤヒデさぁん!」
思わず抱きつく……なんてことはせず、ガッツポーズ。ハヤヒデさんの心遣いがありがたい。
~🕰️~
「うおぉ……」
鏡を見る。月毛と赤と白の色合いがヤバい。勿論、ハヤヒデさんの統一感には勝てないが。
「おお……」
目線を下にずらす。ボディラインが出てるが俺は86-55-80の美しい身体だから問題ないな!
そうして、更に目線をずらして俺自身の胸元を見ようとした瞬間
「トレーナー君?」
「あー、いや、ハヤヒデさん、何でもない……」
「そうか?……似合っているぞ、トレーナー君」
「ハヤヒデさんも似合ってるからなぁ……って、今更だけどこれペアルックじゃあん!」
「……君はそういうことになると察しがいいのか悪いのかわからないな」
まあ、こんなんやってても俺達のクリスマスはまだ始まったばかり!
≫51二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 08:13:01
「トレーナーさん、お背中流しますよー」
「ひぃやぁぁぁぁぁ」
トレセン学園職員寮の自室でアルトレがシャワーを浴びていたところに勢いよく飛び込んできたのは担当ウマ娘のメジロアルダンだった。
「あ、アルダンさん、なんでこんなところに飛び込んでくるんですか!?服を着てください!」
「お風呂に入るのですから服を脱いでいるのは当然ではないですか。冬至なので柚子を浮かべたお風呂に入ろうと思って持ってきたんですよ」
「いえ、そうではなくてですね、寮の門限も過ぎてしまっているでしょう?」
「外泊届は出してきましたから大丈夫ですよ。それに、えいっ」
アルダンの姿を見ないように目をつぶっているアルトレの背中に、アルダンはぴとっと抱き着く。
流れていたシャワーを浴びてアルダンの体が濡れていく。
「あー、しゃわーでぜんしんがぬれてしまいましたー。このままおいだされたらひえてかぜをひいてしまいそうですー」
「……もうすきにしてください」
「はーい」
52二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 08:14:27
かぽ~ん
アルダンの望むままにアルトレがアルダンの頭と背中を洗い──その際にもひと悶着あったのだが──現在は湯船につかっていた。
単身者用の寮の風呂は広いとは言えず、アルダンはアルトレに背中を預けて抱きかかえられるようにつかっていた。
「窮屈ではありませんか?なにも一緒につかることはないと思うのですが」
「トレーナーさんと一緒であることに意味があるのですよ」
もみもみ
「頭と背中だけじゃなくて、前もトレーナーさんが洗ってくださってもよかったんですよ。大好きなトレーナーさんになら、全部見られてもいいなって思っているんです」
「私もアルダンさんをとても大切に想っています。だからこそ、超えてはならないラインがあります。いえ、正直に言えば今この状況はすでにそのラインを超えてしまっていると思います」
「……大切にされているのはわかります。でも、少し距離を感じてもしまいます」
もみもみ
「……先ほどから柚子を揉んでいますけど、楽しいですか?」
「……わりと」
53二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 08:14:45
話題をそらすためのアルトレの問いに答えて、アルダンは両手から柚子を放す。
どちらも言葉を発することもなく時間だけが過ぎてゆく。
しばらくすると、アルダンが身をよじってアルトレと向かい合い、しがみつく様に抱き着いた。
「……もしも」
「…………」
「もしも貴方が私を求めてくださるのなら、私はいつだって…………いえ、何でもありません」
アルダンがアルトレの背に回していた両腕を解き、離れようとする。
その背にアルトレが腕を回し、強く抱き寄せた。
「私は貴女の脚を、貴女の走りを愛しています。貴女のお姉様よりも、貴女のお婆様よりも、誰よりも私が貴女の走りを愛しています。貴女が望む限り、私はいつだって貴女の傍であなたを輝かせます」
「…………」
「…………」
「…………のぼせてしまったみたいです。先に上がりますね」
「湯冷めしないよう気を付けてくださいね」
アルダンは立ち上がって湯船から出ていく。
脱衣所へのドアに手をかけ、アルダンは足を止めた。
「トレーナーさん」
「なんでしょうか?」
「この先、私がターフを走って、走って、走って、飽きるぐらい走り続けて、全部を出し切って、その先でターフを去る時が来たら、私たちの関係は変わりますか?」
「いつかその時が来たら、その時に私の答えを聞いてくれますか?」
「はい。いつか、その時が来たら」
そのあと、二人は寝支度を整え、互いの体温だけを感じるように一緒の布団で眠りについた。
≫63二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 08:55:38
──某日、朝
ややしかめっ面をしたファイン───いや、そっくりになったファイトレ(男)は、ベッドの上で思考していた。
(…どうしよう)
とうとう回ってきたウマ娘になるこの現象。前例だらけなことからいざって時に備えて覚悟はしていたが…
(ファインそっくりになるとは予想してなかった…困ったな…)
ベッドから起き上がり、ぶかぶかな服装を引きずりつつとりあえず適当なジャージかなんかにでも着替えようとした矢先…
「トレーナー、今日はどうするの…って、私のそっくりさん!?」
扉を開いた担当ウマ娘のファインに会った、慌てそうになる気持ちを抑えつつ、取り繕って話す。
「…あ、えっと…おはようファイン」
「!…もしかして、トレーナーだね」
…ファインはやはり聡明だ。すぐに状況を把握して俺から説明して信じてもらう手間が省けた。だが…
「殿下!どうなされました…か……って何者?!」
(ああ、もう…面倒なことになったな……)
当然のように駆け込んできたsp達を見ながら、俺はこの後面倒事になる未来が見えて、ため息を一つ吐いた。
「…なるほど、それで…」
SPの人達に説明し終えた後、困惑こそしているが一応納得はしてもらえたため、俺は椅子に座り込んだ。
「…でも、この後色んな所に説明と根回ししなくてはいけないのでは?」
「…トレーナー殿…とりあえずこちらで協議します。必要な時は呼びますので、暫くこの部屋でお過ごしください。」
「すみません…」
きっと俺と同様に頭痛がしているであろうspの人達に、後で差し入れの一つでも用意しようと思いつつ、ファインと向き合う。
「…ふふ、まるでドッペルゲンガーみたい。」
…俺を引き込んだそのキラキラとした眼。うちの殿下はどうやらこの事態でも興味津々らしい。
「ドッペルゲンガーか…仮に消えるなら俺の方だな」
彼女のために俺の人生をベットしたのだ、消されても文句を言うつもりはなかった。…ファインの顔がムスッとしている。
「…もう、キミは私のトレーナーだよ。勝手にいなくなるなんてこと、私は許さないからね」
「勿論です、殿下」
「殿下は駄目って前も言ったよね」
「…分かったよ、ファイン」
…満足してくれたのだろう。笑顔でうんうんと頷いたファインは、部屋の時計が丁度昼を指したことに気づいたみたいだ。
64二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 08:56:47
「…ってもうこんな時間!」
「じゃあ昼食は俺が作るよ、今日はチャーシューマシマシ醤油ラーメンでいい?」
「うん♪」
spの方達が気をきかせて持ってきたであろうジャージを着つつ、俺はあの店主から仕込まれた腕をふるった。
【略称案】ファイトレ
【身長】157
【スリーサイズ】77-57-82
【髪の色】鹿毛
【瞳の色】緑色
【年齢】24
【一人称/二人称】俺、私(公的な場)/貴方(目上や公的な場)、名前呼び捨て(同年代や親しい人)
【備考】
新人の男性トレーナー。性格自体はいわゆる好青年で、何よりも思い切りの良さとやばいレベルの覚悟ガンギマリを備えている。
ウマ娘になった際、担当であるファインととてもそっくりな姿になったことで、皆からよく間違えられるようになった。
(ファインとの外見の差異は、瞳の緑色と右耳だけの耳飾り、僅かな身長とスリーサイズ違いとそれくらいしかない。)
勿論ファインやその周りも当初困惑していたが、慣れてきてからはそれを生かして逆に色々されるようになっている。
所作や諸々はファインとその周りから色々教えこまれているため、本人の覚悟と相まってやろうとすればファインみたいな振る舞いが出来るように。カラコンや耳飾りの左耳への追加をすれば、ほぼファインである。いつもは表情がそんなに笑ってないことも多く、その点でいつもニコニコしてるファインと違うと言えよう。
他人に何かを教えることがとても上手で、また本人の物分かりもいいのと相まって教育者としての適性は非常に高い。
「こんにちは、私はファインモーション担当トレーナーです。これからよろしくお願いしますね。…え、堅い?」
「…こほん、俺はファインの担当トレーナーだ、よろしく。…ファインのイメージを損ないそうだな…」
「駄目だぞファイン、ニンニクマシマシラーメンは月に一回…」
「…だめ?」
「うぐっ…分かったよ…」
≫90二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 10:57:00
テイトレ「一発芸します。これはポッキー、俺の足は」(ポッキーを折りつつポキーンと擬音)「なんちゃって!」
テイトレ「………」(死んだ目でスクール水着を着せられたテイトレ)
義カフェトレ「モノマネ、ジャッジメントペナルティを受けた後のテリーマン」(義足を外して服を脱ぎ始める)
義カフェトレ「………」(テイトレの脇でフリフリゴシックを着せられ死んだ目をしている)
96二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 11:27:06
「テイトレも義トレも全く...一発芸ってのはこうやるんだよ!タマトレ!裸おd」
「......」(テイトレと義トレの脇でビキニを着せられ死んだ目をして吊るされている)
≫99二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 11:36:46
「でさー、タマトレさんを捕まえようと罠を仕掛けようって思ってザルと棒と紐とお酒を用意したの、スズトレちゃん」
「うん?ルドトレ、ちょっとタマトレ(大)に失礼じゃないかな」
「よーし、罠を仕掛けたよ……あ、お酒がある!」
「待って!?そういうキャラだっけ!?」
101二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 11:50:39
「そんな罠じゃ流石に...( ゚д゚)ハッ!」
(ルドトレが凄いキラキラした目でこっち見てる...)
「あー、コンナトコロニウマソウナサケガ、ッテウワーワナダッタカ」
「嘘でしょ!?本当に引っ掛かった!?」
「やった!捕まえたわ!」
≫102二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 12:00:13
「こんにちは、黒カフェです。……また一発芸ですか?」
「じゃあ……はい、鬼火出します」ボッ
「またお友だち使ってますわ!ちゃんとやれですわ!」
「えぇ……?僕何もやってなイヨ……?」
≫108二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 12:17:16
「一発芸だとよ」
「彫刻刀とスイカを持ってきて」
「これでいいか?」
「ええ、では。シリウスシンボリ担当トレーナー、一発芸します」
「やってるところは地味だな」
「ダンスでも踊って埋めといて」
「しゃーねぇな、あとで埋め合わせしろよ」
~⏰~
「―――というわけで、フルーツカービングです」
≫110二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 12:27:24
「えー先程はお見苦しい一発芸をしようとして申し訳ありませんでした、改めて一発芸します!DISK UP目押し100連発!行きます!」
「見せられても凄さが判りませんわ」
「絵面も地味」
「そもそも出来てるかの判別が出来ねぇ」
≫112二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 12:37:19
「不肖グラスワンダー担当トレーナー、一芸をお見せ致しましょう」
「知っていますでしょうか? 名人による名刀の一太刀は切り口を合わせると繋がると言われています」
「そこに有る林檎、それでお見せ致しましょう」
「…………はっ!」
「ふふっ、どうでしょうか?」
「……まるで切れて無いかの様?」
「ええ、ええ、当然です」
「切って無いですもの」
テイトレ、義カフェトレ、タマトレの横にブルマ姿で吊るされるグラトレ
≫113二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 12:37:23
「えー、これは事前に30人から録音させてもらったメッセージを同じ音量で一纏めにしたCD(製作:イクトレさん)です。」
「今からそれをスピーカーから流して、誰が何を言ったのか全部当てます。」
全部当てる。
≫114二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 12:44:04
「オグリキャップ担当トレーナー、一発芸をしよう」
「どんな一発芸なんだ?トレーナー」
「ここに特製のサンドイッチがあr―――消えてしまったな…」
「(もぐもぐ)」
「ここにもハンバーガーが―――これも消えてしまったな」
「(もぐもぐ)」
「作った料理が消える手品だ」
「(ごくん)それは美味しい手品だな」
≫115二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 12:44:32
「タキトレです。一発芸やります」
「光るネタは天丼になりますわよ」
「忘年会でやったネタを連続でしませんって。マクトレさん、こちらに手を」
「? わたくしの手首を掴んでどうしたのですか?マジックでもするのですか?」
「残念ながらそれよりは地味ですね。はい息を吸って~吐いて~、力を抜いて~──マクトレさん、最近少し太りましたね?」
「いきなり何を言うんですの!?」
「はい、『手首を掴んだら体重がわかる』一発芸でした。因みにマクトレさんは×××g位ふとっ」
「言わせませんわよ!?」
これ実際にできる人が居るの凄いよね…
≫116二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 12:56:03
「ライスシャワー担当トレーナー、一発芸をしよう」
「お姉さまは何をするの?」
「ヴァイオリンを演奏しながら、ささやかな祈りを歌うよ」
「ライスの曲!わくわく…」
「♪~~~~~~~」
「(お兄さまがライスの曲を…)(キラキラ)」
「―――ご清聴、感謝するよ」
≫118二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 12:58:47
「ダストレ、砲丸投げの砲丸役やりまーっす!」
「うーッス」
「あの二人がベロベロになるってどれだけ飲ませたんだよ!?」
「止めろ止めろ! 屋内で投げたらダストレが潰れたトマトになる!」
≫119二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 13:01:10
「実は最近やってることなんだが……ほら、トレーニングメニューに瓦割ってあるだろ?」
「あるなぁ」
「最近やれるようになってきたからやるわ。ブラトレ行きまーす」
「マジで?」
ガッシャァーン
「ほら行けたぞドベ助」
「行けるもんなんだな……ってこれよく見たら水あめ製じゃねえか!」
「実はこっちのほうが隠し芸ってな。本当の瓦も行けんことはない」
≫120二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 13:02:17
「ウオッカ担当トレーナー、だとどれかわからないか。えー、ギムレットじゃない方のウオトレです。一発芸やります」
「今からギムレットと入れ替わりながらウイニングライブの曲を歌って踊ります。どこでどっちがやってるか当てて見てください」
「当たったら何かあるの?」
「カラコンも入れてバレない自信がありますからね。なんでもしますよ」
「ほう」(沈黙のTさん)
「それは」(黄金のTさん)
「大層な自信がおありのようで」(麗らなTさん)
──ウオトレ(親父)はギムレット共々ミニスカチャイナで吊るされた
≫121二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 13:13:20
「エアグルーヴ担当トレーナー、歌いま~す!」
「!?(私だけの前でしか歌わないのではないのか…!)」
「♪√﹀╲︿╱﹀╲/╲︿_/╲▁︹_/﹀╲_︿╱▔」
「?(私に歌う時とまるで違うじゃないか、なんだこれは…)」
「♪√﹀╲︿╱﹀╲/╲♪~~~♪√﹀╲︿╱﹀╲/╲」
「(わざとなのか…?)」
「聴いてくれてありがと~!!」
(歌が上手い人が音痴の真似をするアレ)
≫127※似たような事は言ってる21/12/24(金) 13:26:59
「新入りの黒タマ、担当のモノマネします」
「最高速度でぶち抜いたr」
「別人やないかい!!」バシーン
「疾風迅雷やね」
≫129二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 13:37:52
「ナイスネイチャ担当トレーナー……ええっと、地味ではありますが一発芸を」
「ここにノーマル、テイスティー、極細、ブルーベリー味、アーモンドクラッシュ、つぶつぶイチゴがそれぞれ一箱ずつあります」
早食いかー? 無茶するなよー
「助手は……義カフェさんに」
「……僕?え、なんで?」
「あまり気心が知れた方だと不正を疑われそうなので……」
「然りとて全く知らない相手じゃない、程よい距離感ね。了解、何すれば?」
「ありがとうございます!……まずは私が目隠しをします」
ざわ… ざわ…
「……うん。ちゃんと目隠しできてる」
「それでは助手の義カフェさんは私に一つずつ、ランダムに箱を渡してください」
「今から持った時の重さと振った時の音だけでポッキーの何味か判別してみせます!!」
「トレーナーさんのああいうのを『ダメ絶対音感』っていうのかね……」と後にNN氏は呆れながら語った。
(終)
≫132二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 13:48:45
「マーベラスサンデー担当トレーナー、マーベラスな一発芸をするよー☆」
「種も仕掛けもないところからくるっと一回転すると……」
「ジャーン、フリフリな衣装にだいへんしーん☆」
「「「おぉー」」」」
「くすくすそして、もう一回転すると~~」
「露出度高め扇情的な衣装に早変わり~★」
「ふふふ、そーんなくぎずけになっちゃって~だめなんだよ~」
「あと私にはテイトレ達と違って恥ずかしい格好なんて効かないんだから★☆」
「まってー、さむいよおおおおおおおおぉぉぉぉ」
マべトレはその格好のまましばらく外で頭を冷やす(物理)された
≫134二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 13:58:06
「一発芸?前と違うの?……セイトレ、ゲームで吹っ飛ばされてる人やります」(右足を思いきり振り上げる)
「…………コッチミルナー……」(ミニスカチャイナを着せられ死んだ目で吊るされてる)
≫135二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 14:00:45
「ふふふ、私も一発芸を用意してきましたよフクトレさんにマクトレさん」
「なんですのバントレ、その肉めいたマスクは」
「いや肉めいたマスクて。キン肉マスクでいいだろ」
「どうぞ引っぺがしてみてくださいな」
「えっいいのかそれ」
「ではお言葉に甘えてベリーッですわ!」
「……やっぱ重ね着してたなコイツ」
「それはそうでしょうとも、でなければめくってよいとは言えませんよ」
「じゃああと10回ほどめくってみますわ」
~~~20回後~~~
「ま、まだ終わりませんのこれ……」
「何枚重ねだよ……」
「まあこれ以上は危険になるので退散いたしましょう」
「なんかすごい負けた気分ですわねこれ!」
≫138二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 14:03:08
「アイネスフウジン担当トレーナー、1発芸行くわよー。」
「まずはい、これウマ娘化前の服ね。」
「これを着て……ふんっ!!」(胸を張る)
ブチブチッ
「……まあ実は嘘でこうなるように作っといたやつだし中にもちゃんとした服着てあるんだけどね。ふっふっふ、ドキッとしたかしら?」
「……それにしてもさっきのブチブチ音は一体……」ボソッ
(服の隙間から落ちてくる破けたブラ)
「………………」
「……!?!?!?!?////」
≫151今も昔も21/12/24(金) 14:27:31
「私は……はあ……」
「スペトレため息ばっかだな〜、大丈夫か?」
「ドベトレさんは1発芸のネタ無限にあるんだからどーせわかんないですよーだ。ああ……!!もうすぐ回ってきちゃいますよおおお!!!」
「とりあえず落ち着けスペトレェ!!……マジで1つも準備してねえの?」
「してないんじゃなくて出来ないんですよ〜。密かに普通仲間だと思ってたダストレさんはあんなだし」
「あいつはなんか……こう、色々あって振り切れちゃったし、……しょうがねえだろ」
「私って昔から、地味で、気弱で、誰かを凌ぐ才能も特技も無くて……、それが嫌で頑張ってるのに、また大きな壁にぶつかって……」
「……そう、か」
「あ、あはは。ごめんなさい変な話しちゃって。
とにかく私は普通の事しか出来ないので普通にやりますね……」
「オレは尊敬してる。お前は、オレが目指す1つの形だ」
「……え」
「自分の力を正しく認識して、自分の弱さを受け入れて、誰に適わなくたって、ウダウダ言ってたって、
最後には必ず覚悟決めて、自分の出来ることをする。
それって、すっげえことだと思うんだよオレ」
「……」
「お、お前の順番回ってきたみたいだな」
「はい!!え、えっと、スペトレです!!あの……」
「今回はオレとスペトレの2人がかりでの1発芸だ!!」
「ドベトレさん!!?」
「……合わせろよ、相棒」
「……そ、そうでした!!それはもう超凄いですよ!!」
「おいてめえ!?ハードル上げんじゃねえよオイ!!」
───────────────────────
「いや、死ぬかと思った……」
「まさかブレイクダンスとは思いませんでしたよトホホ」
「お前も踊れてたじゃねえかよ。さては隠してたな?」
「いや、昔のドベトレさんが文化祭の出し物で教えてくれたじゃないですか!!……当日は行けませんでしたけど」
「……どうだったかなあ」
「『俺』にあの時、半年も教えてくれてありがと」
≫152二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 14:27:33
「はーいというわけでタイキシャトル担当トレーナーでした」
「……え?何をしていたかって?」
「やだなあ。何人も縛り上げて吊るしてたの、あれ自分だよ?ロープマジックロープマジック」
≫155二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 14:45:22
「先程は目押しなどという地味な一発芸をしてしまい申し訳ありませんでした。汚名挽回、名誉返上の為に一発芸をします...」
「貴方吊るされてませんでした?」
「縄抜けぐらい自衛官なら必須技能だ。まあ見てろって、そこに空き缶があるだろ?」
「縄抜けが一発芸でよろしいのでは?」
「...ハッ」
「空缶が吹っ飛びましたわ!」
「指弾って言ってな」
「凄い!跳弾で飛んだメダルがスロットの画面に突き刺さってる!」
「...へ?え?マジ?黒タマ?マジで言ってる?」
「マジマジ!ほら!すごい威力だな!」
「あらま」
タマトレはビキニ姿のまま割れたディスクアップを泣きながら寮まで持って帰った
≫157二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 14:52:50
「ギムレットだ。トレーナーかと言われたら怪しいが一発芸をやるぞ」
「ギムレットさん。たしかさっきまで吊るされていたはずでは……」
「縄抜けして脱出した。爪先で千切っても縄がほどけなかった時は流石に焦ったぞウララの。それで何をやるかだが、中国の茶芸をやろうと思う」
「……それは今の格好がそういうのだからですか?」
「いいや?偶然やろうとしてたのと被っただけだな。助手を頼むぞウララの」
「わかりました。良い演技を期待してますよ」
~~~⏰~~~
「っとまぁ、こんなもんよ」
「……! お見事でした。まさかここまでとは」
「これでもそれなりに小器用だからな。悪くない出来だったと思うがどうだ?」
「長い急須を手足と同様に扱えるのは本当にお見事ですよ。……それで、その」
「ん? どうした。何かダメだった部分でもあるのか?気にしなくて言って構わんぞ?」
「いえ、その……やっている最中にアクロバティックに動いていたものですから下着が……」
「~~~~~~!!!?!!?(声にならない声)」
「……後で慰めましょうかね」
≫161二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 15:55:49
「一発芸か…なら雷を発生させてみようか」
「…ファイトレ、左腕からケーブルがコンセントに繋がってるけど…」
「離れておけベガトレ…はぁっ!」バチバチィ!
「ええ……本当に出来ちゃうんだ…って焦げ臭くない?」
「ん?…ああ、左腕が一時的に焼けてるだけだよ、こういう時は…」ガチャガチャ(左腕を外して隣の予備の腕に変える)
「うっわぁ…凄く贅沢…」
「これでもう一度撃てるとも。…後で電気代確認しとくか(ボソッ」
≫163二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 16:15:03
「タマモクロスです。今日はな、ここで言うのもあれなんやけど、一個お知らせがあるんや。ウチのトレーナー、あと1ヶ月半で戻ってくんねや。やから、戻ってきた時、優しくしてあげてや。ウチが言うんもアレやし、筋が通ってないんも当然やけど、ほんま、よろしゅう頼むわ。
じゃ、一発芸するわ。しんみりしたんは終わり。ええか?完璧なのやったるけん、みときや?ほい、ナーバスになっとるウチ!どや?どや?」
タマモクロスは簀巻きにされた。
170二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 16:34:12
「先ほどブライアンのトレーナーから聞いたのだが……南極条約違反とは何だろう、トレーナー」
「南極条約違反?ああ、あれのことだな」
「うふふふー、ちょっと悪い子したタマちゃんにはあっつあつのおでんを用意してますからね~」
「ま、待てや!ホンマに熱々のやつを近づけるやつがあるかい!湯気だけでやけどするわ!」
「大丈夫ですよ~、ふーふーしてあげますからねぇ~」
「あ、アカン……これおでん食わされるついでに目一杯甘やかされるやつやないか!オグリィー!助けとくれやー!」
「……美味しそうだなぁ」
「オグリも食べるか?私とブラトレとムントレ、あとクリークで用意した奴だが」
「そ、それは是非食べたいな。違反といわれるくらいだ、きっと美味しいのだろう」
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part585【TSトレ】
≫20二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 17:13:18
─某日、トレセン学園の一角で。沸いたままの鍋から茹でられた麺入りのてぼを取り出して切る殿下…ではなくファイトレ(男)。
鍋の隣には大量の野菜が積み上げられ、こってりとしたスープが煮込まれていた。それを眺める四人のトレーナー。
「良いのかファイトレ(男)、確かに食べてみたいとは言ったが…」
「本人も構わないって言ってるし良いんじゃないかフクトレ?」
「あー、野菜の量凄いな…ブライアンは拒否しそうだ…」
「ブラトレも大変そうですわね…」
…いつもの四人、よく男子高校生かと言われる彼等だが、この光景で語るなら実際否定できなさそうなくらい男子高校生であった。
「仲良さそうだね四人共…元々昼食のつもりで用意してたから平気だよ。それにファインもその内来るだろうし。」
「…いつ見ても思うけど、担当とそっくりって大分なんというか…絵面が面白いっていうか…色々大変そうだな…」
「…それは私のことを言ってるんですの?」
「いやー、マクトレとファイトレさんだと深刻さが違うだろ、そっくりはそっくりでも一国の王女様だぜ?」
「…それで街とか出歩くのは大変だろう、大丈夫なのか?」
…事実、今の光景を客観的に見ればファインそっくりなウマ娘がラーメンを四人のウマ娘に振る舞う姿である。
(そこらへんのメディアにすっぱ抜かれたら、色々あることないこと書きまくられるんだろうなぁ…)
「まあ変装とかすればある程度はどうにかなるかな…お忍びで外に出るVIPの気分を味わう羽目になるとは思わなかったけど。」
そうこう話しつつも手早く盛り付けた4つのどんぶりを前に出すファイトレ、その手際は本物のラーメン店の店主のよう。
「いただきます………美味しい!」
「本気で弟子入りして学んだって言っただけありますわね…器具まで揃える思い切りの良さは流石ですわ…」
「え、アレ嘘じゃなかったのか?」
「おいテイトレ…それはそれとして、この二郎系ラーメン美味いな…」
そんな四人の反応に、うんうんと首を振りながらファイトレは微笑んだ。…それは、彼女ととてもそっくりな姿だったと言えよう。
22二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 17:14:07
───と、そこへ
「…トレーナー♪」
「来たねファイン、もう出来ているよ」
扉を開けて入ってきた担当であるファインに、彼女が座ったのに合わせて二郎系ラーメンをお出しするファイトレ。
…旨いラーメンに満足そうな顔をする5人に、ファイトレは嬉しさを感じた一幕であった。
短文失礼しました
DK4とファインに二郎系ラーメンを振る舞うファイトレです。二郎系ラーメン旨いよね、結構重たいから食べるのは大変だけど。
おらっ!男子高校生共も王女様も店主に仕込まれた腕で作ったラーメンを満腹になるまでいただいてこいや!
≫69二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 18:14:14
「…は?」
───ドベトレは困惑していた。目の前に広がる光景が一瞬理解出来なかったのだ。何故なら…
「…フク」
「あいただだだ!!!」
「えっと、似合ってますわトレーナーさん。」
「…ああ」
「なんでうちの勝負服の色違いがあるんや…」
「…どうだタマ、似合ってないかな」
「かわいいねトレーナー♪」
「うっ…そうだね…」
…勝負服と仕事の服を入れ替えて着た(約1名除き)4つのペアがいたからであろう。とりあえず近くにいたファイトレ(男)に話を聞いた。
「…ドベトレ、何か用ですか?」
「いや…なんで担当の勝負服を着てるんだよ…?しかもファイトレは口調が違うし…」
「こほん…簡潔に言うとファインが提案したらしいのだけど、フクキタルとマックイーンが乗って、タマモが巻き込まれたんだ。」
「ああ…つまり巻き込まれたってか…そいつはまた…」
「男性口調は駄目だよトレーナー?」
「ごめんファイン…と、言う訳なんだよね。」
「な、なるほどな…」
少し引き気味なドベトレ。とはいえ無理もないだろう。フクとマックとファインとタマ(?)が二人ずついるのだ。
…ここでファインがさらりと爆弾を投下する。
「あ!言い忘れてたけど、今日はこの服装で一日過ごしてもらうね」
「「「「…え?」」」」
「ふふん♪四人で決めて、もう皆に言ったことだから変えられないよ?」
…フクトレは顔をしかめ、マクトレは硬直し、タマトレ(黒)は呆けて、ファイトレは頭を抑えた。…しかも四人共勝負服姿である。
結果、まるで担当がいつもならしない顔で反応しているような光景になり、それを見た周りは…脳がバグったのだった。
───その日はあちこちでいつもとはやや違うフクやマック、ファインらが目撃されたらしい。
短文失礼しました
そっくりな四人で担当の勝負服を着せるネタです。割とクオリティが吹き飛んでいますがお納めください。
こういうのはこの四人だと引き受けてそう、特にタマトレは逆にノリそうだし、お願いされたらファイトレは逃げられないので…
≫90二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 18:39:07
タイキトレ「聞きましたかお嬢さん。AAAはヤバいんですってよ」
リウトレ「そこまでないわけではなかったので…」
タイキトレ「うっそーん。同じ平たい族だったじゃん」
リウトレ「…喧嘩なら言い値で買いますが!?」
タイキトレ「ちょっ、一周回って喧嘩売られてるのこっちじゃないかなぁ!?」
リウトレ「…不毛でした。別に昔も特に困ってませんし」
タイキトレ「まあ自分も今は十分実ったしいっか〜。……」
リウトレ「なんですか」
タイキトレ「そちらも随分立派だよなあって。…πタッチしたら怒る?」
リウトレ「シリウスを呼ぶ」
タイキトレ「ごめんて🙏」
違うんだ作者ご両人…浮かんでしまった情景なんだ…はっきりと像を結んだんだ…
107二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 18:58:58
「いや聞いてよ。男の胸揉むのはなんか違うのよ。たとえ今は女の身体でも、男だと分かってて触りにいっちゃうと、そこにエロスが介在するのは正直否めないじゃん。ちょっとジェンダー意識強すぎるって言われても、そこはもうそういう生き物もいるって分かってほしいのよ。
でさ。だからこそ、そこにある豊穣、神なる恵みに純粋な感謝と末長い繁栄を求めて触りにいくとしたら……リウトレちゃん。貴女に白羽の矢が立つのも道理ってもんじゃない?」
「シリウスを呼んだ」
「実行済み!?」
「……なんか良いですね。敬意を払わなくてよさそうな先輩ってのは」
「すんごい冷めた目してんねぇ!」
仮に触りたがるとしたらこれぐらいテキトーな事並べ立てるタイキトレ
≫123二のトレクリスマス1/321/12/24(金) 19:09:58
「ということで私たち『二の矢★トレーナーズ(仮)』もクリスマスライブを行うわ」
「まあ予感はしてました」
「アイドル的にはこの手のイベントは外せないもんね……でもだからといって心の準備が出来ているかと言われると話は別なんだよ?」
「大丈夫よ!わたしとファルトレで既にあなたたちのスケジュールはバッチリ抑えてあるから!」
「退路が塞がれてるって言うんだよなー」
「そういえば今回は5人揃ってるんだね」
「そうね。そしてあちらもフル・メンバー。熱きウマドル魂をぶつけ合うにふさわしい聖夜と思わない?」
「いやちょっと分かんないです」
「雪をも溶かすぐらいの情熱を!あなたに届けこの想い!ってやつね!?」
「流石。50フリオーソポイントを贈呈するわ」
「絶妙に興味が惹かれないポイント制度だ」
「さて、早速本題に入るわね。冒頭で私たちも、と言ったように逃げシスは今年もクリスマスライブを行う予定よ」
「そうだね。スズカに衣装を見せてもらったけど……中々攻めた衣装だったなぁ」
「マルゼンスキーがいつになくやる気なんだよな。クリ・カジの似合うオンナになるとかなんとか」
「クリ・カジ……いやクリ・カジかな……?フウのを見た感じ普通にアイドル~って雰囲気のミニスカサンタだったけど……」
「まあ何はともあれ、あれを私も着るとなると……流石に少し恥ずかしいというか……」
「ウマドルは肌を出してなんぼ……寒空に乙女の赤い肌が白雪とともに舞う……」
「急にポエミーになりましたね」
「俺たち乙女って年かなー」
「…けれど、それじゃあありきたりだと思わない?」
「うん。いつも通り嫌な予感がしてきた」
「平々凡々で何が悪いんです……?私たちはトレーナーですよ……?」
「私たち二のトレはこの露出至上主義の世界に異を唱えるわ」
「さっきから言葉選びがなんかやらしいんだよな」
124二のトレクリスマス2/321/12/24(金) 19:10:14
「二のトレは次のクリスマスライブ、アホほど着込むわ」
「アホほど」
「もう全員もっこもこのふわっふわになってもらうわ」
「…マフラーとかってこと?」
「ええ、手袋、ブーツ、ファーコート、さらにケープを倍プッシュ……シルエットも分からなくなるぐらいに全員着膨れスタイルよ」
「まぁ今の時期にへそ出しミニスカサンタよりはこっちとしては助かる…のか?」
「…いや、よく考えてください。私たちそれで歌って踊るんですよね?」
「確かに…厚底じゃあステップの感覚がいつもと違うし、衣装は重ねる分重く、動きにくくなる……あと多分単純に暑い」
「外から見ても全体的な印象が曲線的かつメリハリがないからダンスにキレを見出しにくそうね……」
「その通りよ。……けれど、そのハンディキャップをはね除けたパフォーマンスこそ、新たなウマドルの境地にたどり着き観客を熱狂させるに違いないわ」
「…じゃあ俺は当日用事があるから失礼して…」
「無駄よ。貴方たち全員のスケジュールは抑えてあると言ったはずよ」
「本当に退路が塞がれてることある?」
「それに心配はいらないわ。全てのダンスレッスンにおいてデジトレが指導してくれるもの。よろしくね、デジトレ」
ガラガラ「うん。通常ダンス衣装といえばボディラインを見せるのが基本。装飾もあくまで動きのダイナミクスを増強するものというのがスタンダード。けれどそのセオリーに真向から逆らう今回のチャレンジ。皆の出来栄えが楽しみだよ」
「ウワーッ!登場の仕方が最早演出じみてる!」
「その心配って出来への心配であってそれにしごかれる私たちの心配は含まれてませんよね!?」
「大丈夫。貴方たちなら成し遂げられるって信じてるわ。なんたってフリオーソポイント億超えの頼もしい仲間たちだもの!」
「ウソでしょ……知らない間にハチャメチャに溜まってる……!?」
124二のトレクリスマス3/321/12/24(金) 19:10:38
その後二のトレは地獄の特訓を乗り越え見事なもこもこキレッキレのパフォーマンスを披露した。
フウトレはがっつり着込んでも胸部装甲のショックウェーブが観測されたし、
マルトレは終了後に舞台裏でマルゼンの前で汗だくのインナー姿を見せたし、
スズトレはスズカのトレーニングに採用しようしたし、
ブルトレはタイキトレやベガトレにモフモフぬくぬくされたし、
ファルトレは寒さを誰にも見せないようにしていたファル子にコートをかけ、「私は貴方のパフォーマンスで暖めてもらえるかしら?」とマフラー二人巻状態で真正面から言い放った。
うまぴょいうまぴょい。
≫133二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 19:49:32
『ボロボロの裾に愛を込めて』
今日はクリスマス直前、トレセン周辺にて行われる冬イベントにウオトレとブラトレ、そしてウオッカとブライアンが参加することになったのだが……
「おうブライアン、その裾がワイルドになったサンタコートはどうした」
「アンタか、あのままでは動きにくいからな。こっちのほうがいい」
「……そうだな!なら良し」
「いやそうだなでいいのかこれ!?」
「いいんだよぉウオトレ、前から勝負服だってこういう風だったじゃねえか」
「いやまあそうだったけど……えっもしかしてあれ自前で破いてたの!?」
「知らなかったのか……意外と知られてないのか……?」
「ウオッカ!なんか言ってやれ、自慢の先輩だろ!」
「ブ、ブライアン先輩……その恰好、すげークールっす!」
「ふっ、お前も解るヤツの様だな」
「ウワーッ憧れパワーのほうが勝ってる!」
「でもよぉウオトレ。ちょっとビリビリってなったコート、俺らには見覚えがあるだろ…?」
「……ハッ!……確かにそう言われりゃ確かにかっこいいもんかもしれねえな……」
「懐かしいよな……」「ああ確かに……」
「「フォ〇テ……」」
「え、何の話だ?トレーナーにブラトレさん、教えてくれよ!」
「まあ後でな、後で。俺らの青春時代の話だから…」
「いや青春というにはあまりにも少年時代だけど。小学生時代まで行くんじゃないか?」
20年近い前の無駄話に花が咲いた少年二人であった。
≫151二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 20:27:00
アル、いいかい、よく聞いてくださいまし
この包みの中には、私の証言を収めたテープや証拠の品が入っています
このトレセンが、ぴょいの女神の目標になった訳を知る限りをお話ししましたわ
もし私が怒られたたら、これをモブトレさん達に届けてくれ
モブトレさんが本当だと信じてくれたら、次の即売会は救われると思います
私が直接即売会に参加しようかとも思ったんだがなんていうか……
そうするのが逃げるみたいに思えて
ここで戦うのをやめると、自分が自分でなくなるような……
私よりも大きいのが憎いとか、マルトレたちの仇を討ちたいとか、いうんじゃないんですの
上手く言えないけど、あいつと、ガンダムと戦ってみたくなったんだ
私が兵士だからなのか、理由は自分でもよく分かりませんの
アル、私はたぶんスイーツを禁止されるでしょうけど
そのことで、執行部の兵士やロボメカのパイロットを恨んだりしないでくださいね
彼らだって、私と同じで自分がやるべきだと思った事をやってるだけなんです
無理かもしれないけど、他人を恨んだり自分の事を責めたりしないでくれ
これは私の最後の頼みです
もし、運よく生き延びて戦争が終わったらさ、必ずトレーナーさんを揉みしだきますわ
もうちょっと聖夜の6時間を超えるくらい凄いことにしてみせますわ、約束です
これでお別れです、ご機嫌ようアル
元気で暮らせよ!クリスによろしくな
≫173二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 20:54:39
(ブラトレ、実はガンダムアニメの知識がそんなになかったりする。故にあのときエクストリーム何たらをノリノリで遊んでいたのは半分以上勢いである)
「うそぉ、ブラトレってあんまガンダム知らなかったのか……じゃあなんで収録時ノリノリで髭選んでたの?」
「通しで見たことあるのが∀とXだけだったからなぁ……」
「またずいぶんと癖のあるやつを……」
「あとは兄貴がただシミュレーションゲームというだけで買ってきたGジェネをかじって得たくらいの知識かな」
「いやそれ下手なアニメ見るより無駄な知識つくやつだろ……」
「グレートなジオングってアニメに出なかったんだなって後から知ったよ」