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目次
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- おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part21【TSトレ】
- おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part22【TSトレ】
- おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part23【TSトレ】
- おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part24【TSトレ】
- おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part25【TSトレ】
- おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part26【TSトレ】
- おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part27【TSトレ】
- おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part28【TSトレ】
- おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part29【TSトレ】
- おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part30【TSトレ】
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part21【TSトレ】
≫112二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 13:14:10眩しいくらい白い砂浜、陽に照らされてキラキラと輝く海。聞こえるのは波風の音と知った声。
ボク達は海に来ていた。それも専用のプライベートビーチ。事の発端はトレーニングに変化をつけようとトレーナー達が計画した海での合宿。
学校主体のそれよりは緩めに、気分転換がメインのようなもので当然最初は一般の海水浴場に行く予定だったんだけど計画を聞いた理事長がほとんど強制的にビーチを用意してくれたんだ。
トレーナー達はそこまでしなくても大事な愛バに変な虫は付けません!とか担当が危険な目に遭わないように注意するとか言ってたけど心配してたのはそこじゃなくて、間違いなく自分の容姿を理解してないトレーナー達の身を考慮しての事なのはボク達みんなが分かった。最後の最後まで当人達は分かってなさそうだったけど。クソボケ?
そんなこんなで海にやってきてトレーニングをしてたのが昨日までのこと。練習に関してはトラブルも何も起きずにしっかりと成果を上げられた。そりゃまぁみんな実力のある指導者だもんね。
問題となったのが1日オフの今日。明日帰るし最後は目一杯楽しもうとみんなではしゃいでるんだけどもうびっくりするくらい問題しか起きない。
スイカ割りでブラトレのそのまま走れー!って言う悪ノリに乗ったタイトレが覆い被さるようにタイシンを押し倒すし。すごいよね頭がすっぽり埋まるんだもん。
BBQの時はブライアンとブラトレが二人で10人前くらい食べちゃったしね。フードファイターも真っ青だと思う…ブラトレが一生懸命野菜を食べさせようとしてたのは微笑ましかったけど。
誰が1番セクシーにポーズを決められるかなんてのもやってた。胸を強調して会長に流し目を送ったルドトレがどこかに連れて行かれてたけど。
スタイルのことを煽ったフクキタルがアイアンクローされてたのは…まぁいつもの事だよね。
≫113二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 13:15:00波に身体を揺らされながら浜辺に目をやる。おっきなパラソルの下にいるあの人に。
ボクの視線に気が付いたのか脚を投げ出して座るトレーナーが小さく手を振ってくれた。
トレーナーが着てるのは淡い色合いのパレオで、雰囲気も相まってその姿は幸薄などこかの御令嬢のよう…マックイーンよりも数倍はそれっぽい。
なんだかいても立ってもいられなくて砂浜に向かって走り、そのままの勢いでトレーナーのお腹に抱き着いた。
うぐぅと可愛い声で呻いてる間に膝に頭を乗せ、お話ししようと思い上に目を向けてボクは固まる。
…あれ?トレーナーお胸おっきくない?タイトレに麻痺させられてたけどおっきくない?主人公のエースカード位攻撃力ない?
「…どうしたテイオー、ちょっと疲れたか?」
そんなことを言いながらトレーナーが手櫛でボクの髪を梳く。小さくて細くて、柔らかくて温かい手。
一撫でされるたびに頭がぼーっとしていく。そのまま身体の力を抜いて黙り込んだボクに微笑んで手櫛を続けてくれるトレーナー。
2人して何も言わずに海を見る。遠くに聞こえるみんなの声。心地よく、幸せな時間をただただ噛み締める。
「ね、トレーナー」
「どうした、テイオー」
「後でさいっしょに海で遊ぼうよ」
「ん…それは…」
髪を撫でるのをやめた手を握ってじっと瞳を合わせる。
「浅いところでさゆっくり遊ぼう」
「大丈夫だよ、波に攫われないように支えるから。君がどこにも連れて行かれないように、ずっと手を握るから」
少し驚いたように綺麗な目を見開く。そしてすぐにトレーナーが笑う。嬉しそうに。
「…そうだな。君がそう言うんだ…身を任せてもいい?」
ボクも笑顔を返す、君が大好きなあの笑顔で。
「当然じゃん!だってボクは」
無敵のテイオー様だからね!
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part22【TSトレ】
≫105妄想をして怪文書で殴る21/09/24(金) 14:24:33どーもー、毎度お馴染みナイスネイチャでーす
トレーナーさん達にウマ娘化ってのが蔓延してるんだけど、アタシには縁遠い話だねー
だって、私のトレーナーさんは女性だし、見た目もそんなに派手じゃない。フツウーメンってとこ?
嵐を横目にしながら、一緒に他愛ないことで笑って、泣いて、そばにいて
万が一ウマ娘化してもそんな変わらない毎日になるんじゃないかなあ
なーんて、思ってたんだけどさ
ウマ娘化したらさ、変わっちゃった
なんか身長もすごく伸びてさ、178cmだっけ?スタイルも2割増しで抜群になっちゃって
顔もなんかすごく美人さん。クールビューティーって概念を絵で表したみたい
おかげで前は見向きもしなかった子や人がいっぱい来ちゃってさ
ヒューヒューキャーキャー言われてるの参っちゃうよね
あたしは綺麗になる前からずっと一緒にいたのに
トレーナーさんの一番は、アタシじゃなきゃ、イヤなのに>>
(作者は帰るまで待てませんでした)
≫144二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 14:38:33「……むにゃ……Zzz…」
やれやれ、と思いながら夜のトレーナー寮の廊下を歩むウマ娘────シンボリルドルフその人は、自らのトレーナーをお姫様抱っこしながら歩いていた。
なんてことはない。ただ飲み過ぎて寝てしまったトレーナーを自室まで送ろう、というだけであった。
が、ルドルフの思考はある一点にあった。
それは"トレーナー君の胸がまた育っている"ということであった。
確かに幾度となく触ったそれは確かに大きくなる理由はあったが、それにしても最初88のはずの胸が、今や目算95くらいになってるのではないか、とルドルフは内心疑っていた。
勿論、よく新しいブラジャーが購入されているのは知っていたとはいえ、流石にそのサイズを確認するタイミングを見つけられなかった彼女は、遂にその秘密を確かめることとした。
ベッドにトレーナーを横たえたルドルフは、そっと下着の入った引き出しを開け、中のブラジャー──黒のレースの勝負下着のタグを見る。
H65、つまりHカップである。
────シンボリルドルフは硬直した。
≫178二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 14:48:25フクトレの妄想垂れ流していい?いいよね
時折催眠がかかったようにいつもとは違う対応や行動をするみたいな概念があったじゃん?
姉の面影を感じさせないようにと変わらないフクトレがたまにいつもとは違うトロッとした瞳で手を開けながら言うんだよね
「おいで、フク」
って。最初は動揺してたフクなんだけど抱き合いながらした話の内容をフクトレが覚えてないことを知ってからはその状態になる度にたかが外れたように甘えるんですよね
こんな事があったよ、あんな事をしたよって子供のように。まるで姉に甘える妹のように。
抱きしめ合ってるからお互いの顔は見えないんですよ
幸せそうに笑うフクキタルと、寂しそうに瞳を伏せるフクトレ。
その色は、しっかりとしたいつもの輝きで。
そんな2人しか、1人しか知らない湿度が存在するのが私性合で読みたいので誰か書いてください。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part23【TSトレ】
≫179二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 16:11:44最近、当学園の一部のトレーナーがウマ娘になるという極めて常軌を逸した現象が流行していると聞きました。詳細を説明致しますと、「TSウマ娘化」は成年したトレーナーがウマ娘となり、担当ウマ娘へ悪影響を与えるという常識を超越した現象です。
当学園ではウマ娘とトレーナーが深い信頼関係の元、専属契約を結ぶ事を推奨しておりますが、これはレース指導において有用であるから推奨しているだけであり、プライベートの場においてはその限りではございません。
昨今当学園の風紀は極めて乱れており、ウマ娘とトレーナー間での不適切な行為が日常的に横行しております。本来このような事態で動くべき生徒会についても、すでに侵食されており、黙殺したまま動きがございません。事ここに至り、自主的に解決しうる状態ではないと私は判断しました。
担当ウマ娘との関係性の再確認、トレーナー諸氏におかれましては、医師の診察を受けて頂きたくお願い致します。基本的に任意の受診ではありますが、一部については強制と致します。
以上、よろしくお願い致します。
理事長代理 樫本理子
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part24【TSトレ】
≫54二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 16:36:27無自覚にカワイイを連発するカレントレ
カレンチャンは────耐えた
耐えてる様子がかなりカワイイカレンチャン
カレントレは────耐えた
≫80二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 16:47:33わたしは普通のハルウララトレ♀。
大災害に対して人はあまりに無力です。
昨日ネイトレさんがウマ娘になりました。凛々しさ際立つ容姿端麗な姿となった彼女は、しかし周りの変化に戸惑っているようでした。泣かないで下さい、私はこれからも友達です……。
≫87二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 16:48:50『スズカ、気づいたらでいいから部屋に来てくれないか。できればウマ娘用の服も持ってきてくれると助かる。』
それが、朝起きた時最初に見たメールだった。
何かあったのだろうか。そんな疑問を胸に抱きつつも私服をいくつか持ってトレーナーさんの部屋へと向かう。
「トレーナーさん、スズカです。ちゃんと服も持ってきましたよ。」
そう言いながら扉をノックする。
するとすぐに。
「お、来てくれたか!外に出ようにも服がどれも合わなくて困ってたんだ、助かる。」
と、返答が。しかしその声はとても高く…
扉が開いた時、そこにいたのはトレーナーさんではなく私より薄く褐色がかった芦毛の、初めて見るウマ娘だった。
「…えっと…どなた、でしょうか…?」
どうしよう、誰か全く分からない。というかまずなぜトレーナーさんの部屋に私以外のウマ娘が?
いくつものハテナが頭に浮かぶ。
暫しの沈黙、破ったのはウマ娘の方だった。
「…温泉旅行の一番の思い出は2人で夜空の下を歩いたこと。」
「!!」
それは、私が天皇賞・秋を取った記念で行った、2人だけの思い出。
それを知ってる、ということは…
「…もしかして…トレーナーさん…ですか?」
「…ああ。」
「…嘘でしょ…」
「嘘なら良かったんだがなぁ…」
2人のウマ娘のため息のように零れた言葉は、トレーナー寮の廊下に消えていった。
≫92二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 16:49:02≫87
「こんな感じでどうですか?」
「おお、これなら気にならないよ、ありがとう。何から何まですまないな。」
「いえいえ、急に髪が長くなったら誰だって大変ですし。」
そうスズカは言ってくれているが、トレーナーだと気づいてもらってから30分、色々と迷惑をかけた。
まず下着なしはダメだと部屋まで取りに戻ってもらって5分。
スズカの下着が合わなくて他の娘に借りに行ってもらって15分。
着るものが揃ったはいいが1人じゃ上手く着れずに5分。
トドメに長くなった髪をポニテにしてもらって5分。
そうしてできあがったのが今鏡に写ってる少女。
薄く褐色がかった芦毛の髪に新緑色の目、スズカより少しだけ背が高いウマ娘…私だった。
「本当にとんでもない事になったな…」
「ですね…何か心当たりはないんですか?」
「…ほぼ間違いなく最近頻発してるトレーナーのウマ娘化現象だろうな、自分がなるとは思いもしなかったが…」
「…え、他にもなった人いるんですか、これ?」
「ん?ああ、10人まではいってなかったと思うがそこそこな。フクキタルのトレーナーもなってたはずだが…」
「…そういえば最近フクキタルもそういえばトレーナーがウマ娘なったって言ってたような…」
「気にしてなかったのか…」
結構な騒ぎとなってるはずなのに今回のでやっと気づいたような様子のスズカに思わず苦笑い。まあそこがスズカのいいとこなのだが。
「しかしこれからどうするか…とりあえずたづなさんに頼んで新しく制服用意してもらうとして、あとはウマ娘の生活に必要なものを買い揃えないとな…スズカ、教えて貰えるか?」
そうスズカに意見を求める。トレーナーをしてる以上、ある程度は把握してるつもりだが万が一見落としがあって体調崩すとまずい、スズカに更に迷惑がかかる。
だが、スズカはそんな私の声も届かないほど考えており…1分ほど後に、こう聞いてきた。
「トレーナーさん、私と1回走ってみませんか?」
「せめて買い物終えてからにしてくれ。」
≫98二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 16:50:48≫92
「大丈夫そうですか?」
「ああ、だいぶ慣れてきた。こうしてなってみるとホントに速いな、ウマ娘。」
風にポニーテールを靡かせて、トラックを一周してきたトレーナーさんがそう話す。
時刻は買い物が無事終わり、日が沈み始めた夕方。
ジャージや靴を一式揃えたトレーナーさんと私の並走が行われようとしていた。
「一応聞くけど、手加減とかは?」
「当然なしです、先頭の景色は譲るつもりありませんから。」
「知ってた。成り立てでどこまでやれるかは分からないが、全力を尽くすよ。」
「はい、よろしくお願いします。」
そうやり取りをかわしながらスタート位置につく。
「2人とも準備OKよ、スペちゃん!」
「分かりましたスズカさん!」
レースは始まった。
早速いつも通りの大逃げで一気に差を広げようと走るが、思ったより足音が離れていかない。
トレーナーさんも逃げ適性なのだろうか、だとしたら運命を感じる。
だが結局はスピードに大きく差があるため、少しずつ差が開いていき…そのままゴールした。
「ふぅ…気持ちよかった。」
観客席にいるトレーナーさんを見れないのは残念だが、久しぶりに見た景色に、少し気分が上がる。
と、物思いにふけってる場合じゃないと我に帰る。
まだゴールしてないトレーナーさんの応援をしなくては。
そう振り返って────言葉を失った。
トレーナーさんがゴールを目指して走ってくる。
体勢は決して整ってないし、スタミナが切れてきたのか息も途切れ途切れ。とても褒められたものじゃない。
────だけど、その目は一切諦めていなくて。
その姿が、景色が、どうしようもないほどにキレイで。
先頭の景色と同じくらい、私は見惚れてしまった。
これが、ずっとトレーナーさんの見てきた景色なのだろうか。
だとしたらちょっと羨ましい、私もこの景色を何度でも見たい。
────何かが壊れる音がした。
≫100二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 16:51:09≫98
「はぁ、はぁ…」
やっとの思いでゴールを横切る。疲れた、というか飛ばしすぎた。
ウォーミングアップの時点で逃げが合うのは確かめていた、だから思い切ってスズカについていってみようと思ったのだが…まさかスタミナが持たないとは。
トレーナーなったばかりの頃に、大逃げのためにスタミナを増やそうと指導したのを思い出して少し恥ずかしくなる。
だけど、今はそれよりスズカだ。
「並走だからいつもと感じ方は異なっているだろうが…スピードもスタミナもそこまで落ちてない。
これなら本格的にトレーニング再開すればすぐ復帰できそうだ。」
ウマ娘だからこそ得られる視点、思いつくトレーニングもあるだろう。起こったことを悔やむのではなく活かしていこう。
そう決意を固めていると、スズカが寄ってきた。
「お疲れ様、スズカ。やっぱりお前の逃げ足は凄まじいな…全く追いつけなかった。」
「当たり前です。怪我明けとはいえ初めて走る人には負けられませんよ。」
そうだな、と互いに笑う。
スズカが笑顔になってくれるならこれからもときどき並走しようか。私もかなり楽しかったし。
「ところでトレーナーさん、1つ提案があるのですが…」
「ん?なんだ?」
「…トレーナーさん、正式にデビューしてレース走りましょう。」
「…は?」
「大丈夫です、私がトレーナーになるので。」
「待て待て待て待て、一旦冷静になろうスズカ。」
「安心してください、私は至って冷静です。せっかくウマ娘になった上に逃げ脚質だったんです。トレーナーさんも先頭の景色を見ましょう!私はトレーナーさんの景色を見るので!」
「何を言ってるんだ!?」
しばらくして、スズカに負けじと劣らずの大逃げを見せるウマ娘がデビューしたとかしなかったとか。
≫111二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 16:55:31ロブロイが何でも解決してくれるなら、ロブロイが喜びそうなものをやるのもいいのでは?
ということで、ウマ娘とTSウマ娘トレーナーによる劇が見たいです
≫120二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 16:59:11≫111
マルトレ「それじゃ一発芸やります」
マルゼン「はーいいくわよ!!せーの」
二人「なんでだろうなんでだろなんでだろなでだなんでだろう」
マルトレ「シャンプーした日の風呂上がり、耳が痛いのなんでだろ」
マルゼン「トレーナーちゃん、ゴメン耳栓今度買ってきてあげるね」
≫128二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:01:52≫120
マルトレ「悲しい時ーー!!」
マルゼン「悲しい時〜!」
マルトレ「マルゼンスキーにカウンタック運転させてもらったらクラッチ繋がんなくてエンストさせた時ー!」
マルゼン「練習すれば大丈夫よ!!」
≫133二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:03:25≫128
(大笑いするトレーナー陣とネイチャ)
(よくわかんないけど微笑んでるゼンノロブロイ)
(呆気に取られる生徒たち)
≫118二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 16:58:23≫44
オグリとトレ
最近トレーナーがウマ娘になってしまうという不可解な事が起こっているらしい。そう言えば、前にルドルフと並走した時にウマ娘が隣りに居たが、彼女はトレーナーだったのか、私と同じ編入生かと思った。
―――pipipi…トレーナーからの着信のようだ。
「おはよう、どうした?トレーナー」
「助けて…オグリ…」
知らない女性の声だった。
「君は誰だ?」
「お願い、トレーナーを助けて」
トレーナーの名が出た。彼女はどうやらトレーナーを知っているようだ。詳しく話を聞き、トレーナー寮の私のトレーナーの部屋へ向かった。
「トレーナー、入るぞ」
ノックをして部屋へと入る。
「オグリ!」
「君は誰だ?」
目の前に見知らぬ芦毛のウマ娘がいた。私を知っているようだが、私も有名になったのだな。
「俺だ、トレーナーだ!」
「トレーナーはウマ娘じゃないぞ」
不思議に思ったが、最近多い不可解な現象が自分のトレーナーにも起こったとしたら、目の前の彼女は私のトレーナーだ。
「オグリ、信じてくれ…」
「……少し話をしよう」
ダボダボなTシャツを着た目の前のウマ娘と話をした。昨日の出来事、トレーニングや公にしていない出走予定のレースの話、私とトレーナーしか知らないような内容を彼女は当たり前のようにしていた。確信だ、彼女はウマ娘になってしまった私のトレーナーだ。
「…信じてくれるか?オグリ…」
「ああ、信じる。服とかどうしようか、それに下着も」
困った事も多いが、周りもどうにかしているようだ。相談して私も柔軟に対応していこう。
「ありがとう、オグリ…!!」
ぎゅっと抱きしめられた。以前では絶対に無かったが、精神的にも女性的になるのだろうか。何故だろうか、胸の奥が少しだけ熱くなる。
「クリークに相談してみよう」
私ひとりでやるよりは良いと思った。彼、もとい彼女と向き合っていこう。私はスマホを取り出して連絡を取った。
≫130二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:02:13「いやー、トレーナーさん。大変ですね~……」
そう、やや大袈裟な手振りをついついするアタシ。
その目の前には合わなくなった衣服をさてどうするかと唸るトレーナーさん。
最近、少なくないトレーナーの間で起きているウマ娘化現象。
今までの被害者はみーんな男だ、って言うから安全だと思ってたのに、いざ自分のトレーナーがなってみると、ここまで非現実的なんだなぁ、って思ったワケ。
でもでも、顔はいいし、一流トレーナーだしで、性別以外はアリ?なのかな?とか……あー!アタシなに考えてるのさ!
目の前の相手が困ってるじゃん!
でも、トレーナーさんはアタシだけ見てる……よね?
≫160二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:14:41ブラトレTSの朝
目が覚めた時、なんか物凄い違和感があった。音の聞こえる位置、尻の辺りになんかついてる、よく考えたら左右の耳の感覚がない。
「…ははーん、これが噂のアレかあ…」
ついぞ俺も被害?にあったようである。声もだいぶかわいらしいことになっていた。
とりあえずタイトレに言われていたのは…
「担当のブライアンに連絡だ!」
「もしもーし」
「もしもし、トレー…いや、おいまさか」
「そのまさかなんだわ…」
スマートフォンの音声通話からカメラ通話に切り替える。スピーカー通話ならギリギリウマ耳でも使えるのは運がよかった。
黒っぽいような茶色っぽいような髪色に堂々と生えたウマ耳がブライアンにも見えたことだろう。
ブライアンが頭を抱えた。そりゃあそうだ俺だって何が何だかわからねえんだもん。
「とりあえず…服を持ってきてくれないかな?」
「ハア…仕方ない。適当に見繕ってやる。変わったばかりだろうしあまり動き回るなよ」
通話を切る。とりあえず待つしかないが…ふといつも使っているスーツを見る。
「いけるか…?」
行けなかった。まさか尻がでかくなっているとは思わなかった。そもそも着れたとして尻尾が邪魔だった。
とりあえずシャツでも羽織っておくかと寝巻に使っていた緩いズボンにシャツだけ羽織ったラフスタイルでブライアンを待つ。しっぽのせいで微妙に尻が収まり切れてない…
15分が妙に長く感じた。
≫163二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:15:49≫160
ブライアンが持ってきたのはいつぞやに話題にしていたスーツのようだった。
「流石にぴったりのサイズではないだろうが、その場凌ぎにはなるはずだ」
「いやーありがとうなブライアン。あとありがとうタイトレ…」
スーツを着る。どうも10センチ程度縮んでいるようで、ブライアンと同じくらいの高さだったら難なく着れたであろうスーツが微妙にダボついてしまう。
「まあこれは仕方ない仕方ない…トレセン行くかあ」
そう呟くと、ブライアンは深刻な顔をした。
「おい、本当に大丈夫なのか?」
「んー?いや別に?」
「…なら良い。行くぞ」
そういうとさっさと出て行こうとする。あっ
「ちょっと待てブライアン!」
「…どうした?」
「…ズボンの裾だけ直させて?」
「…仕方ない、私がやってやる」
その後移動だけでも妙な段差で突っかかったりこけそうになったりしたところをブライアンに助けられながらトレセンの校門へとたどり着いた。ついたころには動きには慣れていたが、だいぶ感覚が狂うな…
あとブライアンからなんか妹でも見るような目で見られている気がする…いや身長と体系的にはまあそんな感じだけど
≫166二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:16:55≫163
「再三確認するが、何の問題もないんだな?」
「ああ、現状問題なのは服がないくらいだな!」
「チッ…いや、心配事にならずに済んだというべきだな。」
舌打ちしつつもなんだかんだ優しいブライアンである。
ある程度安心するとなんだか走りたくなってきた。これもあれか、ウマ化による影響なのか?
「それじゃあ…ちょっくら走るわ!」
「お、おいトレーナー!待て!」
普段使っているトレーナー室へとダッシュダッシュキックエンドダッシュ。何蹴った俺。
ブライアンが慌てて走ってくるが、一向に追いつく気配がない。
「おお…おおお…!これは凄いぞ!これなら追走しながらトレーニングできるな!」
「何をバカなことを叫んでる!おい、待て!待てと言っている!」
「うわはははははー!楽しいなぁブライアン!」
こうして俺はウマ娘になった。いろいろ考えたが困ることは特にないな…ブライアンもいるし。
その後先んじてウマになったテイトレの精神がどんどん悪い方向になったりルドトレの被束縛がひっどいことになったりするちょっと前くらいの話。
≫169二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:18:43とあるバー。そこには一見美男美女──に見えるが、二人とも頭にはウマ耳がついている、つまりウマ娘二人が軽く飲んでいた。
「ネイチャさんのところも、大変ですね……ほら、皆に囲まれたりして」
「いえいえ。ルドルフさんの方こそ、早い時期になったことで苦労とかしてるでしょうし、何より>ナンパとかよくされてるし、よく行き先がわからなくなってるとも聞きますし……」
そう話す美男寄りのウマ娘が元々人間の女で、それに"互いに大変ですね"なんて話すウマ娘が元は人間の男など、普通の者には信じられぬことであった。
「……それにしても、私、こうなってからネイチャもなーんかジェラシー?感じてるのか距離が近いですし……」
「まあ、仕方ないと思いますよ。私もルドルフに、その……うん……」
「……なにか、あったんですか?」
「い、いや、なにもないんですけど……はい……」
そう言いながら、酒をちびりと飲むルドトレは、頬を赤く染めている。
「それにしても、ルドルフさんの方が大変かな、と。ほら、もともとの性別も違いますし」
「……そんなことないと思うけど……一つアドバイス、いいかな?」
そう、上目遣いで話す彼女は蠱惑的であった。
が、酒が入っているとはいえ、ネイトレは耐える。
「……なんでしょう?」
「担当の子と、ネイチャとしっかり向き合ってくださいね」
そう、にへー、と笑う彼女は、"会長を射止めたらしい"女らしい顔をしていた。
≫172二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:20:09≫44
グルーヴとトレ
「なぁー勘弁してくれよ…」
「まったく…」
会長やブライアンのトレーナーに起きた事が私のトレーナーにも起きてしまった。男の時の振る舞いをされても困るので、少し躾けていた。
「なぁ、グルーヴ…」
「たわけ、スカートを履いたまま脚を開くな」
服や下着を用意し、着させている。最初は恥ずかしがっていたが諦めたのか、恥ずかしがらなくなっていた。問題は男の時の癖がある事。今のようにスカートを履いたまま脚を開くのははしたない事だ。事情の知らない者にでも見られたらどうする。
「わかったよ…とうとう俺も女の子か……」
「俺ではなく、私だ。そう教えただろう」
「わ、私…戻れるんだろうか…」
「現状戻るかどうかもわからんままだ。女の作法を最低限度、貴様には知ってもらう」
耳を下げて悲しそうにする。とてもあのたわけとは思えない目の前の彼女に私はどこか胸が高鳴るのを感じていた。
「そうだよな、頼むよグルーヴ」
「当然だ、私を何だと思っている」
「俺…じゃなかった……皆の理想、そして…わ、私の大事な担当ウマ娘だよ」
「そうだ。女帝として、ひとりのウマ娘として貴様に叩き込む」
彼女の言葉に何故だか、満足している自分がいた。満たされている、以前にはない感情を彼女に抱きはじめているのだろうか。ただの吊り橋効果のようなものだ。私は平常心を取り戻し、彼女の躾を続けた。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part25【TSトレ】
≫19二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:34:54タイトレファンクラブ五箇条!
一、挨拶はきちんと
一、なるべく諦めない
一、よく寝て、よく食べる
一、悩んだら相談!
一、なせば大抵なんとかなる
≫21二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:35:43≫19
ロブロイ「はい、みなさん復唱!!」
≫36二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:39:19TSデジトレ
いつの間にか部屋に置いてあった小さな女神像。それに触れた瞬間、俺の身体はウマ娘の物と化していた。
…………ここ最近、同僚のトレーナー数人がウマ娘化する現象が起こってるのは知っていたがまさか自分もなってしまうとは。
「トレーナーさん、次のレースの事なんで……」
別の部屋に居た担当ウマ娘のアグネスデジタルが俺の姿を見て硬直する。
まあ当然だ。俺だって鏡に写った自分の姿を見て固まってるんだから。
「もしかして……トレーナーさん?」
「その通りだが、良く分かったな……」
「学園に居るウマ娘ちゃんは全員把握してますから。勿論ウマ娘ちゃん化したトレーナーさん達もね」
流石はウマ娘オタク。説明の手前が省けて良かった。
しかしこれからどうしたら良いのだろうか。
とりあえずたづなさんに事情を説明する為に机に置いてあるスマホに手を伸ばす。
「あっ!待ってください!」
「ん、どうした?」
「ウマ娘化したばかりのトレーナーさんは力の加減が難しくて苦労した人が多いそうなんです。なので下手にスマホを触ると壊してしまう可能性があります」
それはマズイ。大事なスマホが犠牲になる所だった。
「今はあまり物に触らない方が良いですね。破片で怪我をするといけませんし」
確かにウマ娘の力を上手くコントロール出来なければ自分もだが、周りにも迷惑をかけてしまうかもしれない。
≫40二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:40:23≫36
TSデジトレ続き
空いた俺の手をデジタルの小さな手がそっと包んだ。
そこで、自分の手が震えている事に気付いた。
「トレーナーさん。色々不安だと思いますけど何でも言って下さいね、アタシが力の限りお助けしますから」
「それは助かるが……平気なのかこの状態?いつものアレになりそうだが」
「勿論ウマ娘化したトレーナーさんも尊いですけど今回ばかりは非常事態ですしね」
「……それに、普段色々お世話になってるからこんな時ぐらいは頼られたいんですよ」
そう言って照れくさそうに笑うデジタル。
そんな彼女を見てると俺も思わず笑みが溢れた。
「とりあえず理事長に説明した方が良いですね。行きましょうトレーナーさん」
デジタルが俺の手を引いて歩き出す。
いつもより大きく見える彼女の背中に、頬が少し熱くなるのを感じた。
一方デジタル
(なんですかその笑顔!シャカールさん系統の凛々しい顔立ちでふにゃっと笑顔とかアタシを昇天させる気ですか!?)
実は結構取り繕ってた。
≫86二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:57:32フクトレの妄想垂れ流してもいい?イイヨ!ありがとう
夕日が差し込むトレーナー室で私、マチカネフクキタルと私によく似た姿のウマ娘になったトレーナーさんは抱き合います。それはトレーナーさんの知らない私だけの秘密の時間。
トレーナーさんがウマ娘になった時私は酷く狼狽えてしまいました。でもしょうがなくないですか!?お姉ちゃんにそっくりになっちゃってたんですから。
決別したはずの、断ち切ったはずのお姉ちゃんへの想いが抑えきれなくなった私はトレーナーさんにあれやこれやとお願いをしたのです。
一人称を私にして下さいと頼めば心底嫌そうな顔をされ、私服を着てもらおうとしたら顔面にアイアンクローをされる日々…前と違って手が小さくなったから一点突破の火力があるんですよね、>顔のパーツが全部真ん中に寄ったかと思う感じ。
諦めかけてたある日の事、部屋で待っていたトレーナーさんの様子がおかしかったんです。熱に浮かされた様にトロンとした瞳で、立ち方もいつもと違う柔らかい佇まいで。
慌てました。慌てふためきましたとも。ドッキリか病気なのかと問い詰める私に対してトレーナーさんは困った様に微笑むだけでした。
そしてそして、フリーズした私に向かって腕を広げてこう言ったんです。
「おいで、フク」
心臓が飛び跳ねました。その優しい声色は、お姉ちゃんそのものだったんです。
光に惹かれる虫の様にふらふらと近づいて、腕の中に収まるとトレーナーさんはフクのいろんな話が聞きたい、と言ったんです。
ああ、ドッキリでもいいや。後でアイアンクローされても構わないやと思って話をしたんです。たわいもない、些細な話を。
腕の力が弱まって距離を取るとトレーナーさんの瞳がすっといつもの輝きに戻りました。
先程までの事をトレーナーさんに聞くとフク…ついに幻覚まで…と憐れむ様に見られました。憤慨でしたがチャンスです!これもシラオキ様のご加護です!だってトレーナーさんに怒られずに優しいお姉ちゃんに甘えることが出来るんですから!
≫90二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 17:58:16≫86
それから私は何度も、何度もその経験をしました。誰もいないトレーナー室で、トレーナーさんが手を広げて、
「おいで、フク」
と優しく私を呼ぶのが合図です。しかも最近は私が寂しいと感じたら気を使ったかのようなタイミングで。
ぽつりぽつりと話をし、感極まってトレーナーさんをぎゅっと抱き締めて目を閉じ、大きく息を吸います。柔らかくて暖かい私の好きな匂い。
私は幸せ者です。厳しくても頼もしいトレーナーさんに、暖かく優しいお姉ちゃんに甘えられるんですから。
「好きです…大好きです」
「…私も、大好きだよ」
ああ私は、私達は本当に幸せです。
≫100二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 18:01:08≫90
俺はあの時、こんな事もう止めろと言うべきだったんだ。言わなければ、いけなかった。
ウマ娘になってしまった時に一番懸念したのがフクキタルの過去。決別したはずのお姉さんへの想いを刺激してしまうのではないかと恐れ、そんな嫌な予感は見事に的中した。
俺をお姉さんに似せようとする猛攻から逃げ、叱る。その度見せる寂しげな顔に心を揺さぶられながらも彼女のために。
…ウマ娘になってから偶に自分が自分でなくなるようなことがあった。決まって何もしていない時で害をなす事もなかったため気にしていなかったのだがある日、夢を見ている様に頭に霧がかかった。
2人のウマ娘が笑っている夢から覚めると、フクキタルが困惑した様に立っていた。的を得ない彼女の話にどうしたのかと問いかけても答えは返って来ず、その日はそのまま今後について話し合って別れた。
霧がかかるのが何度か続いたある日、意識だけはっきりとしたまま身体だけが勝手に動いた。
何をするのかと困惑しているとあろうことかフクキタルを抱きしめ優しく接し始めた。
まるで、彼女の姉のように。
話が終わり身体が離れてやっと自由を取り戻した俺はフクキタルを叱る為に目線を合わせて息を呑んだ。
フクキタルが、本当に幸せそうに笑ってたから。
それでも俺は言わなければいけなかった。彼女のために、俺達のために。
なのに俺は、言えなかった。口を閉ざしてしまった。
あの日からただの一度も霧がかかることはなかった。なのに俺は自分の意思で腕を広げて抱き締め合った。フクキタルの笑顔のために。
今日もまた道化を演じ彼女を招く。ぎゅっと抱き締められる感覚に息を呑み、瞳を閉じる。
俺は何をしているんだろう。傷つけないように、傷つかないように私を演じて。
「好きです…大好きです」
「…私も、大好きだよ」
そう言って頬を伝う雫は俺か私か。一体どちらのものだったのだろう。
ああ俺は、私達はなんて不幸なんだろう。
≫119言うたな貴公ら21/09/24(金) 18:17:06トレセンのお兄ちゃんは博学才穎、闘因狂の末年、若くして名をカワイイに連ね、ついでカワイイのトレーナーに補せられたが、性、狷介不屈、自ら恃むところ頗る厚く、カワイイに甘んずるを潔しとしなかった。いくばくもなく耐久の限界を感じた後は、故山、書置きを残しウマ仙人の山に帰臥し、人と交を絶って、ひたすら瞑想に耽った。うまぴょいをして長く膝をカワイイなカレンチャンの前に屈し担当に悪影響を及ぼすよりは、トレーナーとして引退までは何が何でも耐えようとしたのである。
しかし、鋼の意思は容易に揚らず、カレンチャンは日を逐うて掛かり気味になる。お兄ちゃんは漸く焦躁に駆られて来た。ある時、うまぴょいに堪えず、遂に節を屈しそうになりて、鋼の意思を見つめ直すことにしたのである。
一方、これは、己の理性に半ば絶望したためでもある。曾ての同輩は既に遥か高位(意味深)に進み、彼が昔、信頼していた同僚達がいまやうまぴょいしたりTSしてたりすることが、往年のお兄ちゃんの心を如何に傷けたかは、想像に難くない。彼は怏々としてうまぴょいせず、カレンチャンの理性も愈々抑え難くなった。
数日の後、お兄ちゃんが帰ってきてお預けを食らっていたカレンチャンが掛かっていると、遂に邪神の餌食となった。或夜半、急に顔色を変えて寝床から起上ると、何か訳の分らぬことを叫びつつそのまま下にとび下りて、闇の中へ駈出した。
翌日、カレンチャン、自らお兄ちゃんを探し、途にウマ仙人の山の地に宿った。次の朝未だ暗い中に出発しようとしたところ、フクトレが言うことに、これから先の道に怪異が出る故、旅人は白昼でなければ、通れない。今はまだ朝が早いから、今少し待たれたが宜しいでしょうと。
カレンチャンは、しかし、待ってられるかと恃み、フクトレの言葉を斥けて、フクトレマベサンを連れて出発した。残月の光をたよりに林中の草地を通って行った時、果して一匹のウマ娘が叢の中から躍り出た。ウマ娘は、あわやカレンチャンに躍りかかるかと見えたが、忽ち身を飜して、元の叢に隠れた。叢の中からウマ娘の高い声で「あぶないところだった」と繰返し呟くのが聞えた。惜しい。
≫123二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 18:17:22その声の感覚や気配にカレンチャンは聞き憶えがあった。驚懼の中にも、彼女は咄嗟に思いあたって、叫んだ。
「その声は、我がトレーナー、お兄ちゃんではないか?」
カレンチャンはお兄ちゃんと幼い頃に遊園地で出会い、孤独な夢を抱えていたカレンチャンにとっては、誰よりも大切な存在であった。温和なカレンチャンの性格が、優しいお兄ちゃんの性情と衝突しなかったためであろう。
叢の中からは、暫く返辞が無かった。しのび泣きかと思われる微かな声が時々洩れるばかりである。ややあって、低い声が答えた。
「如何にも自分はお兄ちゃんである」と。
カレンチャンは恐怖を忘れ、叢に近づき、そして、何故叢から出て来ないのかと問うた。お兄ちゃんの声が答えて言う。自分は今や異類の身となっている。どうして、おめおめと故人の前にあさましい姿をさらせようか。
かつ又、自分が姿を現せば、必ず君に畏怖嫌厭の情を起させるに決っているからだ。しかし、今、図らずも故カワイイに遇うことを得て、愧赧の念をも忘れる程に懐かしい。どうか、ほんの暫くでいいから、我がカワイくない今の外形を厭わず、曾て君のお兄ちゃんであったこの自分と話を交してくれないだろうか。
後で考えれば不思議だったが、その時、カレンチャンは、この超自然の怪異を、実に素直に受容れて、少しも怪もうとしなかった。それどころか今はお兄ちゃんでは無いとでも言うのかといきり立ったほどである。彼女はフクトレマベサンに頼んで一応結界を張ってもらい、自分は叢の傍に立って、見えざる声と対談した。
学園の噂、同僚のTS、カレンチャンが現在の地位、それに対するお兄ちゃんの祝辞。普段と何一つ変わらない、あの隔てのない語調で、それ等が語られた後、カレンチャンが、お兄ちゃんがどうして今の身となるに至ったかを訊ねた。草中の声は次のように語った。
≫124二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 18:17:39今から一日前、自分がカレンチャンに耐えていた夜のこと、一睡してから、ふと眼を覚ますと、戸外で誰かが我が名を呼んでいる。声に応じて外へ出て見ると、声は闇の中から頻りに自分を招く。覚えず、自分は声を追うて走り出した。無我夢中で駈けて行く中に、何時しか三女神像の前に立っていた。
するといきなりクソボケがーっ!という声が聞こえ、驚いて走りだした。何か身体中に力が充ち満ちたような感じで、軽々と岩石を跳び越えて行った。気が付くと、耳や尻のあたりに毛を生じているらしい。少し明るくなってから、谷川に臨んで姿を映して見ると、既にウマ娘となっていた。自分は初め眼を信じなかった。次に、これは夢に違いないと考えた。
どうしても夢でないと悟らねばならなかった時、自分は茫然とした。そうして懼れた。全く、どんな事でも起り得るのだと思うて、深く懼れた。しかし、何故こんな事になったのだろう。分らぬ。
だがその時、頭の中を一人のカワイイが駈け過ぎるのを見た途端に、自分の中の理性は忽ち姿を消した。再び自分の中の理性が目を覚ました時、どのようなことがあったか、それは到底語るに忍びない。ただ、山盛の自撮り写真だけが残っている。それでも、必ず数時間に一度は、理性が還って来る。
しかし、その、理性ある時間も、自撮りを取るに従って次第に短くなって行く。今までは、どうしてウマ娘などになったかと怪しんでいたのに、この間ひょいと気が付いて見たら、己はどうして以前、男だったのかと考えていた。これは恐しいことだ。今少し経てば、己の中の男の心は、カワイイとしての習慣の中にすっかり埋れて消えて了うだろう。
ちょうど、古い宮殿の礎が次第に土砂に埋没するように。そうすれば、しまいに己は自分の過去を忘れ果て、一人のウマ娘として狂い廻り、今日のように途で君と出会ってもトレーナーではなく同輩として振る舞うだろう。
一体、ウマ娘でもヒト息子とは何か他のものだったんだろう。初めはそれを憶えているが、次第に忘れて了い、初めから今の形のものだったと思い込んでいるのではないか? いや、そんな事はどうでもいい。己の中の男の心がすっかり消えて了えば、恐らく、その方が、己はしあわせになれるだろう。
≫125二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 18:17:55だのに、己の中のお兄ちゃんは、その事を、この上なく恐しく感じているのだ。ああ、全く、どんなに、恐しく、哀しく、切なく思っているだろう! 己がお兄ちゃんだった記憶のなくなることを。この気持は誰にも分らない。誰にも分らない。己と同じ身の上に成った者でなければ…いや割といるわこれ。ところで、そうだ。己がすっかり男でなくなって了う前に、一つ頼んで置きたいことがある。
カレンチャンはじめ一行は、息をのんで、叢中の声の語る不思議に聞入っていた。声は続けて言う。
他でもない。自分は元来カワイイに正直ちょっと憧れていた。しかし、業未だ成らざるに、この運命に立至った。今作るところの自撮り百篇、固より、まだ世に行われておらぬ。男だったころのウマアカの所在も最早判らなくなっていよう。ところで、その中、今尚撮せるものが数十ある。これを我が為にウマッターに上げたいのだ。
何も、これに仍って一人前のカワイイ面をしたいのではない。作の巧拙は知らず、とにかく、産を破り心を狂わせてまで自分が1日それに執着してしまったところのものを、一部なりとも世に残さないでは、死んでも死に切れないのだ。そこでハッシュタグをどうすればいいか先達として教授してほしい。
カレンチャンは思ったより余裕そうだなこれ、と呆れ1割ほっとする心9割だったが、とりあえずメモ帳を開き、叢中の声に随って書いた。お兄ちゃんの高い声は叢の中から朗々と響いた。確かに普段カワイイを間近で感じていると思わせるものばかりである。しかし、カレンチャンはちょっと素で感嘆しながらも漠然と次のように感じていた。
成程、お兄ちゃんの素質が一流に属するものであることは疑いない。しかし、このままでは、一流のバズリストとなるのには、何処か(非常に微妙な点に於て)欠けるところがあるのではないか、と。そもそもまだTSお兄ちゃんの姿どころか写真も見てない。
タグ案を吐き終った李徴の声は、突然調子を変え、自らを嘲るか如くに言った。
羞しいことだが、今でも、こんなあさましい身と成り果てた今でも、己は、己のカワイイがカレンチャンと隣に並べられてる様を、夢に見ることがあるのだ。山の中に横たわって見る夢にだよ。嗤ってくれ。カワイイに成りそこなってウマ娘になった哀れな男を。(カレンチャンは昔のお兄ちゃんの微妙に自身の無い癖を思出しながら、哀しく聞いていた。)
≫126二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 18:18:14二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 18:18:14
そうだ。お笑い草ついでに、今の自撮りのハッシュタグを即席に述べて見ようか。この浅ましいウマ娘の中に、まだ、曾てのカワイイの理解者が生きているしるしに。
カレンチャンはメモを取りながら聞いていた。そのハッシュタグに言う。
「#カレンチャンカワイイ #お兄ちゃんもカワイイ
#カレンの妹でーす♪
#いつかお兄ちゃんの姉と呼ばせてみせる!
#ウマ仙人の山で修行中☆ #鋼の意思のヒントを得た!
#トレセン学園のトレーナー
#トレーナー非公式広報部」
しっかりいたせ。
時に、残月、光冷やかに、白露は地に滋く、樹間を渡る冷風は既に暁の近きを告げていた。人々は最早、事の奇異を忘れ、粛然として、このカワイイの薄倖をたぶん嘆じた。お兄ちゃんの声は再び続ける。
何故こんな運命になったか判らぬと、先刻は言ったが、しかし、考えように依れば、思い当ることが全然ないでもない。ヒトであった時、己は努めてうまぴょいを避けた。人々は己をクソボケだ、クソボケだといった。実は、それが殆ど羞恥心に近いものであることを、人々は知らなかった。勿論、曾ての自分に、カワイイ心が無かったとは云わない。しかし、それは臆病なカワイイ心とでもいうべきものであった。己はトレーナーとしてカレンチャンを導こうと思いながら、進んで関係を結んだり、求めて切磋琢磨に努めたりすることをしなかった。いややっぱ関係は駄目だわ。かといって、又、己はカワイイの間に伍することも潔しとしなかった。共に、我が臆病なカワイイ心と、尊大な羞恥心との所為である。
己の珠に非ざることを惧れるが故に、敢てカワイイを磨こうともせず、又、己の珠なるべきを半ば信ずるが故に、碌々としてカワイイに伍することも出来なかった。己は次第にカワイイに堕ち、ボノトレの如く男と遠ざかり、憤悶と慙恚とによって益々己の内なる臆病なカワイイ心を飼いふとらせる結果になった。
人間は誰でも猛獣使であり、その猛獣に当るのが、各人の性情だという。己の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。ウマ娘だったのだ(風評被害)。これが己を損い、担当を苦しめ、同僚を傷つけ、果ては、己の外形をかくの如く、内心にふさわしいものに変えて了ったのだ。
≫128二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 18:18:41今思えば、全く、己は、己の有っていた僅かばかりのカワイイを空費して了った訳だ。人生は何事をも為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短いなどと口先ばかりの警句を弄しながら、事実は、カワイイの不足を暴露するかも知れないとの卑怯な危惧と、うまぴょいを恐れる童貞心とが己の凡てだったのだ。己よりも遥かに乏しい理性でありながら、それを専一に磨いたがために、堂々たるトレーナーとなった者が幾らでもいるのだ。
ウマ娘と成り果てた(酷い)今、己は漸くそれに気が付いた。それを思うと、己は今も胸を灼かれるような悔を感じる。己には最早男としての生活は出来ない。たとえ、今、己が頭の中で、どんなに…いや下品なのでやめておこう。まして、己の頭は日毎にウマ娘に近づいて行く。どうすればいいのだ。己の空費された過去は? 己は堪らなくなる。そういう時、己は、向うの山の頂の巖に上り、空谷に向って走る。この胸を灼く悲しみを誰かに訴えたいのだ。
己は昨夕も、彼処で月に向って自撮りした。誰かにこの苦しみが分って貰えないかと。しかし天に躍り地に伏して嘆いても、誰一人己の気持を分ってくれる者は…いやトレセン学園なら割といそうだが。ちょうど、ヒトだった頃、己の傷つき易い内心を同僚が理解してくれずもういいから押し倒せクソボケと言われたように。己の頬の濡れたのは、夜露のためばかりではない。
漸く四辺の暗さが薄らいで来た。木の間を伝って、何処からか、暁角が哀しげに響き始めた。
最早、現実逃避をしている場合ではない。覚めねばならぬ時が、(トレーナーに還らねばならぬ時が)近づいたから、と、お兄ちゃんの声が言った。だが、戻る前にもう一つ頼みがある。それはカレンのことに他ならぬ。彼女は今目の前で未だ混乱の最中にいる。固より、己の運命に就いては知る筈がない。しかしそれでも、どうか私をトレーナーとして、お兄ちゃんとして受け入れてくれだろうか。厚かましいお願だが、どうかいつも通りに接してくれるなら、自分にとって、恩倖、これに過ぎたるは莫い。
言終って、叢中から慟哭の声が聞えた。カレンチャンもまた涙を泛べ、欣んでお兄ちゃんの意に副いたい旨を答えた。というかこんなの聞くまでもないはずである。思ったよりお兄ちゃんは憔悴していたらしい。お兄ちゃんの声はしかし忽ち又先刻の自嘲的な調子に戻って、言った。
≫132二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 18:18:59本当は、先ず、この事の方を先にお願いすべきだったのだ、己がトレーナーだったなら。心配している担当のことよりも、TSした己の乏しいカワイイの方を気にかけているような男だから、こんな目にあったのだ。いや本当にマジで。
そうして、附加えて言うことに、カレンチャンが己の姿を見ても、決して失望しないで欲しい、その時には自分の容姿がカワイイをバカにしていると思うのかも知れないから。だが自分はこれでも真面目だったのだ。…答えるまでもないということなら、自分は今の姿を今一度お目に掛けよう。だから心の準備が出来るまでちょっと後ろを向いていて欲しいと。
カレンチャンは叢に向って、懇ろに肯定の言葉を述べ、じっと待った。叢の中からは、又、堪え得ざるが如き悲泣の声が洩れた。カレンチャンも幾度か叢を振返りながら、涙の中にええからはよせいと思った。
一行がしばらく待っていると、お兄ちゃんがようやく心を決めたのか、藪を揺らす音が聞こえた。そして、お兄ちゃんがもう振り返っても大丈夫だと言うと、彼女等は、言われた通りに振返って、先程の林間の草地を眺めた。忽ち、一人のウマ娘が草の茂みから躍り出たのを彼等は見た。ウマ娘は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って引きこもった。
どうみてもちょっと幼いカレンチャンだった。カレンチャンが激怒して藪に突入し無理矢理引きずり出すと、お兄ちゃんは顔を覆いながら今の俺は…まだカワイイに相応しくないと泣いた。なんだそれとカレンチャンは思ったが、よくよく考えると自分も似たようなことをいって書置きを残してウマ仙人の山に修行しに行ったことを思い出し閉口するしかなかった。
カレンチャンが頭を抱えていると、フクトレがふとなんだかカレンチャンの妹みたいと零した。お兄ちゃんはカレンチャンの顔をじっと見た後、言った。
「カレン…お姉ちゃん?」
そしてお姉ちゃんは…耐えた。
お兄ちゃんはしばらく妹と化した。
うまぴょいうまぴょい
ハッシュタグの部分の改行が上手くいかなかったので、原文から少し変更しています
≫164二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 18:34:28
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part26【TSトレ】
≫49二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 18:59:17
≫55二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 19:00:00
≫84二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 19:13:00≫67
わたしは普通のハルウララトレ♀。
パンデミックは今までにない勢いで進行中です。
ハルウララは見事がんばりました。お陰で講演会依頼に忙殺される日々を送ってます。貴方の望みはわたしでないわたしによってきっと叶えられるでしょう……。
≫93二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 19:17:26健全なルドトレ
ルドルフと生徒会室にいた。自分と彼女以外、この部屋には誰もいなかった。ソファーにかけ、>彼女の用意してくれた弁当に手を出す。すると、仕事が一区切りついたのか弁当片手に私の隣りに座る。
「終わったんだ?」
「まぁ、午前の分はな…なんだ、食べていなかったのか?」
彼女は開けていない弁当を見て不思議そうに言った。
「ふたりで食べたくて…だめだった?」
「……っ、ああ、ふたりで食べよう」
彼女はほんのりと顔を赤らめて嬉しそうに弁当を開けるので、私も弁当を開けた。朝の苦手な彼女が、作ってくれる弁当。茶色さに定評があるが、味は確かなものだ。
「今日のも美味しそう!」
「君の為に作ったんだ。さぁ、召し上がれ」
「いつもありがとう、ルドルフ。いただきます」
昼は基本彼女の作った弁当を食べるのが当たり前になっていた。この身体になる前は時々だったが、最近は毎日だ。以前、あまりにも続くので無理になってないか確認したことがあった。彼女は>自分の分も普段作っているから問題ないよ、と私に笑顔で返した。唐揚げをひとつ、箸で取り口へ運ぶ。ひとくち齧り、咀嚼する。冷めているのにとてもおいしい。
「今日のもおいしい…」
「そうか、それは何よりだ。私も作り甲斐がある」
嬉しそうに彼女も弁当を口にしていく。それを見て頬を緩ませつつも彼女の弁当をひとくち、またひとくち食べていく。
≫95二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 19:17:41≫93
「トレーナー君」
「なに?」
彼女に呼ばれ、向くと彼女が卵焼きをひとくち分箸で取り私に向けている。
「ほら、あーん…」
「あ、あーーん……んむ」
彼女に言われるままに卵焼きを食べる。これもおいしい。
「……ん?ルドルフ」
彼女が私をじっと見る。どうしたのだろう。
「……む、君も、私にするんだ」
「うん、いいよ」
ポテトサラダをひとくち箸で取り、彼女の口元へと運ぶ。
「あーん?」
「あーん……」
彼女がポテトサラダを口にしたので箸をまた自分で食べるように使っていく。
「君と食べるのは別格だな…」
「そうだね」
彼女とする食事は特別おいしい。何故だかはわからないが、彼女と居るとむねがあたたかくなるからだろうか。
≫113二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 19:30:14ブラトレ「最近みんな調子はどうだ? 担当以外の学園の子達との関係も良好か?」
タイトレ「バッチリだ」
マルトレ「……」
グラトレ「……」
フクトレ「二人はなんかあったのか?」
マルトレとグラトレは顔を見合わせる。
二人「「いや……メジロの、メジロマックイーンに」」
マルトレ「歩いてたら急に裏切り者ーーー!!って怒られた」
グラトレ「妙にスキンシップが激しくて怖かった」
≫122二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 19:36:13
≫130二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 19:39:09ブラトレと愉快なマックイーン
「おお、そこにいるのは間食院(まっくういん)ではないか」
「いや待ってくださいまし!?なんですのその呼び方!!変な当て字が聞こえましたわよ!?」
「いやだってティータイムと称しながら毎週何かしらのお菓子を食べまくってるじゃあないか」
「風評被害甚だしいですわ!!そこまで食い倒れてはおりませんわよ!!」
「いやあ済まない、つい変な呼び方しちゃって申し訳ないと思っとるよ」
そう私の前でけらけらと笑うへんてこなウマ娘…いや、元人間のブライアンのトレーナー。
私の所属するチームの優秀なトレーナーではあるのですが、トレーニング関連以外はどうもこう…考えが緩いというか…
ウマ化してからはなおさら考えがゆるゆるになっております。
「それで?まさか私を煽るために呼び止めたのではないのでしょう?」
「そうそう、本題はこっからなのよ。ブライアンの誕生日がそろそろ近いからいい感じのすいーつを用意したくてね」
どうやら本題は真面目のようです。
「ふうむ…では、最近デパートで売り出されているこのケーキなどは…?」
「ははーん、美味しそうだ…よし、これにしよう」
「あら、即決ですのね…」
「いやむしろ選択肢が多すぎると迷うからな俺は…よし、買いに行こうそうしよう。まっくういん、一緒に行くか?」
「また呼び方!…いえ、せっかくですから行きましょう。美味しいスイーツをもっと教えてあげますわ!」
その後味見と称しながらケーキバイキングに巻き込んでしまいました。
まあこれくらいなら…これくらいは…大丈夫ですわね。(太り気味になった!
暴走するだけではないマックイーン殿。ただしお菓子の食べすぎ…
≫149二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 19:54:40
≫159二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 20:01:48
≫160二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 20:02:04最近、沢山のトレーナーさんがウマ娘化されています。
最初、タイシンさんのトレーナーさんがウマ娘化されて私に服を貸してくれ、と言われた時は頭が真っ白になってしまいましたが、
今はそのおかげか、いろんなウマ娘化されたトレーナーさんにいろんな服を着せて楽しんでいます。
私と同じような体をされたタイシンさんのトレーナーさんにいろんな服を着せるのも楽しいですし、そこからいろんな方に来てもらうようになって、まさか和風メイド喫茶などもできるようになるまで大きくなるとは思ってもいませんでした。
最近は物語を読む時間よりもウマ娘になったトレーナーさんの服の用意をする時間の方が長く感じられますね
そんなことを考えながら、ミーティングのためにトレーナー室に入ると……
「トレーナーさん、失礼しますね」
「あ、ロブロイ、よく来てくれたね。実は私もみんなと同じような状態になってしまったようなんだ」
そこには一人のウマ娘がいました。
そのまま頭の中が真っ白になってしまいました。
このトレーナー室は私のトレーナーさんの部屋で、これからミーティングの時間だからここにいるのはトレーナーさんのはずで
でも、いるのは知らない人で、でも最近はこういうことが多く合って、でもそれはこの時間ではなくて……
ポンッ
頭が訳が分からないほど真っ白になっていると、と、優しく頭をなでてくれる感触が……
その温かさは、いつもと比べると小さい、だけどいつも私を落ち着かせてくれるトレーナーさんのもので……
「大丈夫だよ、ロブロイ。私はロブロイのトレーナーだよ」
「と、トレーナー、さん……」
本当は、トレーナーさんの方が大変なのに、落ち着いていて、とても安心させてくれる。
この状況は私の方が慣れているはずなのに、いざ自分のトレーナーがこういう状況になったら頭が真っ白になってしまった。
でも、この人がいるから私は私でいられる、英雄を目指す私に……
≫162二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 20:02:39「す、すみません、トレーナーさん。本当はトレーナーさんの方が大変なのに……」
「ふふ、良いんだよ、ロブロイ。こんなことになったらロブロイの方が大変だしね。それにね……」
そう言うと、優しく抱きしめながら私の耳元に近づき……
「これなら、私もロブロイ《英雄》のヒロインになれるよね」
その時、私の理性は壊れました。
その後、ロブロイは無茶苦茶トレーナーさんで着せ替えごっこをしました。
2スレ目いっていました、すみません
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part27【TSトレ】
≫13二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 20:22:52相談者 変幻自在なウマ娘担当トレーナー
同性だった同僚が次々とウマ娘になり困っています。どうすればいいですか
≫25二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 20:25:11≫13
回答者 春が守り人
どうにもなりません。気を確かに持ち続けましょう……。
≫51スズトレに狂ったマン21/09/24(金) 20:30:26≫13
回答者 逃亡者に付き添う者
担当のウマ娘にデビューさせられそうになるよりはマシだと思う
≫64二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 20:34:50≫13
回答者:英雄のヒロイン
どんなに姿が変わっても、心は変わらないです
私もどんな姿になっても変わらずに担当の子に寄り添うだけですよ
≫76二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 20:38:06
≫91二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 20:43:02≫83
フクキタルに触られてゾクっと来るけどそれを表に出さずにアイアンクローするフクトレは私の性癖に合っていますよ!
≫107二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 20:47:55≫91
「いやーそれにしてもトレーナーさん可愛くなっちゃいましたねぇ」
「似たようなもんだろ…あんまり触んなよ…」
「いやいや結構違いますってば!髪の毛の手触りとか耳の大きさとか…」
「ひゃぁっ…」
「…もしかして今の可愛い声トレーナーさんですか?これはジャクテンミツケタルで…あああぁ痛い!いつもの倍くらい痛ぁい!フンギャー!!」
≫112二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 20:49:22私のトレーナーさんがウマ娘になってしまわれたので、早速身長などを測ることになりました。
入った時に同じ目線、同じくらいの大きな胸だったので、きっと私と同じくらいかな、と思っていましたが、
「139㎝の、88-55-76、やっぱり私と同じくらいなのですね」
「そのようだね。これがロブロイの観ていた景色、ということなんだね。実際にロブロイと同じ目線になることでトレーニングに活かせそうですね」
そう言ってうれしそうに話していて、この人は姿が変わっても変わらない、その安心感がとてもうれしく思えました。
「でも、139㎝……ふふ、今は私の方が大きいのですね」
「あ、そのようですね、今の私はロブロイよりも小さいんだね」
そのことに気付くと、お互いに嬉しそうに笑い合いました。
英雄になりたい私と、ヒロインのようにになりたいといっていたトレーナーさん。
でも私の方がとても小さく気弱で、トレーナーさんの方が大きくてとても堂々とされていて、
どうしても、傍目から見たらそのように思われなかったかもしれません。
でも、今の私達なら……
「さあ、行きましょう、姫」
「ええ、エスコートお願いしますね、私の英雄様」
自然と、手を差し伸べ、トレーナーさんはその手を取ってくれました。
さあ、これから行きましょう、最初の冒険、着せ替えへ
……139㎝というので浮かんだものです、駄文ですがどうぞ
≫143二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 21:00:50
≫164二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 21:14:05≫110
≫116
≫117
「なんで身体測定を医者じゃなくて担当にやってもらわなきゃ駄目なんだ…おかしい…」
「まぁまぁいいじゃないですかトレーナーさん。サクッと終わらせておやつにしましょうよぉ……ってああ!!」
「!?ど、どうした?何か問題でも…」
「トレーナーさん!ちっちゃいんですよ!私よりも2cmも!」
「…は?」
「大変です大変です!私トレーナーさんに勝っちゃいましたよシラオキ様!今夜はお赤飯です!!」
「そりゃよかろうございましたね…何でもいいから早く終わらせてくれ…後そんなおっきな声でそんなこと言うんじゃありません…」
「おやどうしましたトレーナーさん?そんなに疲れたご様子で…!も、もしかしてそんなにショックだったんです!?」
「(深いため息)」
「落ち込まなくても大丈夫です。たしかに私の方が2cm、も!大きく私の方がスタイルが良いわけですけれども!」
「…」
「ご安心くださいトレーナーさん!シラオキ様直伝の体操がありますからご一緒に…おあぁぁがぁ!めっめり込んでます!指が!顔に!このままじゃ私ガンメンミサワタルに…ゴアアア!!ごめんなさい!ほんどに!!」
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part28【TSトレ】
≫118二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 22:03:16前スレで記憶喪失の話題が出てましたね…君の出番だ!テイトレ!
ご都合主義で自分がヒト耳だった概念とトレセン関係の記憶を無くしたタイトレ。病室に駆け込んだテイオーに向かってこう言ってしまうわけですよ。
「えっとあの…どなたでしょう?」
ウマソウルに引っ張られて女性口調になったテイトレ。看護師達が思わず目を逸らす中眉一つ動かさずに両手を握り、レース直前のような真剣な顔で、
「ボクはトウカイテイオー。君の、テイオー様だよ」
一度共に歩くと誓ったテイオーに困惑も懸念もなく、もう一度最初から歩き直せばいいと言う覚悟だけがあった。
車椅子の関係で、また生活を共にする二人。
「んぅー…!美味しいねテイオーさん!…あっ…テ、テイオー」
「うわぁ…うわぁ!すごいテイオー!すっごく速いんだね!…いいなぁ、私もいつか思いっきり走れるようになるかなぁ…」
「その時はねテイオー!私あなたの隣で走りたい!!」
そんなある日、もしかして私はテイオーの邪魔に、足枷になっているんではないか、私と言う存在が、あの子の未来を狭めているのではないかと恐慌に駆られて今度は首を切ろうとするんですよ。
飛び込んできたテイオーに初めて頬を叩かれて痛いやら怖いやらで泣き崩れる身体を優しく、強く抱き締めてこう言い切るんですよ。
「ボクはキミといるから前に進めるんだ。お願い、どうかボクを信じて待っててくれませんか」
大好きなテイオーを信じ切れてなかった自分が情けなくて、自分を抱き締める腕の強さに、暖かさにしゃっくり混じりの泣き声でこう返すんですよ!
「ずっと、ずっと待ってます。いつまでも…」
その後なんやかんやで記憶を取り戻した二人はこの経験をPart14.15のロブロイ和メイド喫茶概念の奇跡の再会シチュに生かされたわけですね。ここテストに出ますよ
最初のタイトレは誤字
≫126二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 22:05:49「バブリーランド?」
「そうよトレーナーちゃん、私が子供の頃から遊びに行ってるチョベリグなテーマパーク、それがバブリーランド!」
有馬記念でマルゼンスキーは見事、俺に宣言した通り、その足で一着をもぎ取った。あの時は取り乱して大泣きながらマルゼンスキーに飛びついてしまい恥ずかしい思いをしたがまあ、仕方ないことである。
「よし、大阪杯まで時間はあるし遊びに行こうか。健康管理は徹底していきたいしね」
「あいあいさっさ!それじゃすぐ行きましょうか!」
一旦家に帰ろうと思っていたのだが、マルゼンスキーはすぐにでも行きたかったようだ。連れられていくと、予想外なことに遊泳施設だった。温水プールなので問題ないが水着がない。
「さ!いいもの選びましょう!」
マルゼンスキーが選んでくれた水着を着ると、手を引かれいっしょに温水プールに水飛沫を上げながら飛び込んだ。水の中で見たマルゼンスキーは、まるで人魚のように見えて、泡になって消えてしまわないか不安になって、握っていたマルゼンスキーの手をより強く掴んだ。彼女もそれに応えるように握り返してくれた。バシャバシャと何も考えず好き放題泳ぎ浅いところで走り回り水辺で水の掛け合いっこをしてへとへとになって二人でその辺りのベンチに座った。
「……マルゼンスキー、ごめんな」
「んー?」
「有馬の後も俺が気が張っちゃってたの気づいたんだろ?」
「そんなことないわよ。お姉さんはただトレーナーちゃんとここにチョベリグな遊びに来たかったってだーけ!」
マルゼンスキーが頭を撫でてきたのでこそばゆさに少し身をひきそうになったが、それ以上に心地が良くて身を委ねた。撫でてくれる手へ思わず頭を擦り寄せてしまう。
≫127二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 22:05:59≫126
「そうだ、これ!トレーナーちゃんにプレゼント」
「プレゼントなんて、俺は君から貰ってばっかりで」
「そんなことないわよ。私もあなたから感謝しても仕切れないくらいいーっぱい、たくさんのものを貰ってるの。だから、これはそのお返し。私のこれとオソローよ!さあ開けてみて!」
箱を開けてみれば、不思議な形をしたサングラスだった。てっきりハートのサングラスかと思ったが、なんだかこれもマルゼンスキーと一体感があるなと感じた。早速つけてみた。
「どうだ、似合うかな」
「チョベリグよ!さあいっしょにあそこで踊りましょう!そのあとはざーぎんまでぶっ飛ばしてシースーキメるわ!」
「それは、今日1日で終わるかな!?」
「ふふ、今夜は寝かさないってやつよ!」
「望むところ!」
「マルゼンスキーさん妹おったんやなぁ」
「なぁ、マルゼンスキーさんも楽しそうだ」
バブリーランドの常連さんからはそんな注目を受けてるとは俺は知るよしもなかった。
≫144二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 22:14:56「次の企画はこんなものはどうですか?」
「いいですね、ならこの方に依頼してみましょう」
図書館の机の一つに、二人の小さな、でも一部大きなウマ娘が二人並んで本を開きながら話し合っている。
どうやら図書委員のゼンノロブロイとそのトレーナーのようだ。
最近、ゼンノロブロイのトレーナーもウマ娘になってしまったようである。まさかあのイケメンがこんな小さくてかわいい子になるとは……
楽しそうに話していて、気になったし、困っていることもあるかもしれないと思い、同僚として話しかけてみることにした
「よっ、なに話しているんだ?」
「お疲れさまです。今、ロブロイがルドルフ会長に企画を頼まれていてですね」
「は、はい、ウマ娘化したトレーナーさんの交流会で、コスプレを用いた催しを考えています」
「ぶっ!!」
楽しそうに話していたと思ったら、まさかのコスプレ企画についてであった。
さすがにそれは想像していなかった。それと同時に一つの疑問が浮かぶ。
「だけどそれ、お前は大丈夫なのかよ?お前、元々男だったんだろ?」
「?そのようなことはないですよ。ロブロイも楽しんでいますし、私も姿は変わりましたが心は変わりません。ロブロイが嬉しいのなら私もうれしいですよ」
「ふふ、私も、トレーナーさんと一緒に楽しめて、すごくうれしいです」
「いや、だけどな……、企画しているってことは、お前も着ることになるんじゃないのか?」
「ええ、そうですが、何か問題でもありますか?」
≫145二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 22:15:24何を当たり前のことを言っているのですか、と言わんばかりの顔に、驚きを隠せないでいる。
自分はまだウマ娘になっていないが、体が変わったら普通困惑するのではないのか。
「折角なので、何かいい案があったら教えていただけませんか?折角の交流会ですし、より良いものにしたいと思うので」
「あ、ああ、す、すまない、ちょっと頭痛がするから出るわ……」
「そ、そうなのですか、お体に気を付けてくださいね」
ゼンノロブロイが心配そうに言ってくるのを見ながら後にする。
俺が去った後も楽しそうに話している二人が見える。
ああ、俺はあの同僚のことを何も知らなかったのだ、と悟るのであった。
以上、ロブロイとロブロイトレーナーが企画している姿を見たモブトレでした
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part29【TSトレ】
≫29二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 22:53:33あ、この雰囲気懐かしいな…
とりあえずこれまで以上にお互いにチョコを用意した結果なんとしても相手にチョコが欲しいと言わせるために駆け引きをするカレトレ&カレンチャンや、ドイツのお菓子についてボノトレに聞いてお互い担当には内緒でちょっとつまみ食いしながらチョコ作りをするフラトレ&ボノトレコンビ、大人枠として配るチョコも作ろうと集まるオグトレグルトレフクトレライトレスズトレは見えた
≫59二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:14:07≫29で上がってた大人枠組の手際妄想
オグトレ量を作ることに関しての手際がいい。味も申し分なく安定した味の物を作れる
グルトレなんだかんだで手際よく働けるものの話に夢中になって手が止まる事がある
フクトレ意外にもちょっと手際が悪そう。それでもぶつくさ言いながら一生懸命手を動かすからちゃんと戦力になる
ライトレ手際は普通だけど最後のひと仕上げやラッピング等が抜群に上手い。コツはライスの事を想うことらしい
スズトレ担当に似て黙々と手を動かすのが得意そう。ほっといたら鼻歌とか歌いながらいつまでもチョコとかクリーム滑らかにしてる
カフェトレもこの枠に。なんか微妙に変な勘違いとかで場を騒然とさせるも休憩のタイミングや気遣いが上手
ちょっと作りすぎたかも…と誰かが呟いた瞬間にオグリとブラトレが影からにゅっと出てきて片付けてくれるんだ
≫43まず予告通りマルゼン21/09/24(金) 23:03:55「ねえマルゼン」
「あらどうしたのトレーナーくん?」
今タッくんの助手席に座っているのはトレーナーくん。ウマ娘になる前からも可愛い系ではあったけど、ウマ娘になって余計にそれに拍車がかかってるわ。なんていうかモーレツにおにかわになっちゃったの。アタシが男だったら絶対にパクっちゃうわ、なんてね☆
「プレゼントがあるんだ」
「あら意外!私目点よ!?」
トレーナーくんからのプレゼントがあるなんて、私まいっちんぐ☆
さて期待アゲアゲで見てみちゃうわ!
「まあ色々と支えてくれたお礼ってことで、ホラ」
そういって取り出したのは明らかに尻尾を使ったアクセサリー。ストラップかしら
一瞬それを見てハンドルを止めそうになる。けど、トレーナーくんそういうの詳しいタイプだったかしら?
いいえ、にぶにぶって言われそうなタイプだもの。そんなことはきっとないわね。
ってことは、げろげろー、ひょっとしてトレーナーくん
「尻尾を使った何かを送るのはプロポーズの一種だ、って知らない?」
「え」
うーん、トレーナーくん見事にパニクっちゃってる。やっぱりそうだったのね。
「駄目よー、そういうものはどういうニュアンスが込められてるか知った上でやらないと!雰囲気だけでプレゼントを渡すのはチョベリバよ」
「そっかー。気をつけないと」
結構ショックだったらしく、トレーナーちゃんは隣で項垂れてる
うんうん。こうやってすぐ反省できるのはトレーナーくんの素敵なところね。私感激!
「とりあえず、迷惑だったみたいだし返してくれていいよ」
「あら、せっかくだし貰っちゃうわ」
そう私が言うと、トレーナーくんは鳩が豆鉄砲食らったような顔になった。うんうん、予想通り驚いてるわね
「え、なんで?」
トレーナー君も知りたいだろうけど、いい女には付き物ってことで
「秘密☆」
≫64二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:17:49再びの温泉旅行
トレーニング終了後、トレーナー室で仕事を仕上げていると、ブライアンがトレーナーに歩み寄って言い放った。
「おい、今週の予定は空けておいてくれ」
「…いやあ、いつか聞いたセリフだなあ」
「…まあ、察しの通りだな」
聞けばブライアンがまたしても商店街で温泉旅行券を当てたらしい。
相変わらず引きが良いようだ。
「んー?あれ?…もしや?」
「そうだな、今度は同じ部屋でも構わんだろう」
「…お、お手柔らかに?」
そういった瞬間チョップがトレーナーの耳の間に降ろされた。
「私を会長と同じように見るんじゃない。妹を襲うわけがないだろうが」
「妹…いやまあいいか…」
そういったわけで、再び温泉旅館へと行くことになった。
思い返すと変化後に風呂に入ったケースは2回程度だった。どちらも髪の手入れの仕方を教わるために一緒に入っただけなので、温泉に入る、という確固たる目的の上で湯舟を共にするのは実際初めてだった。
「うはぁ…ここの温泉は素晴らしい…2回目だからこそよくわかる…」
「ああ…」
「しかしまあ再びここに来るとはなー…何があるか分かったもんじゃあないね」
その言葉にブライアンはだいぶ変な顔をしながら
「いや、お前の置かれている状況のほうがよっぽどわからん」と口走った。
「返す言葉もございません…」
担当バと湯舟を共にする。言葉だけで言うならなんとまあ愛に満ちた関係というべきか、信頼に満ちた関係というべきか。
しかして今ブライアンのトレーナーが置かれている状況はというと、自身がウマ娘になったうえで担当バと湯舟を共にしている。
だいぶヘンテコな状態である。状況に慣れすぎるのも考え物だ。
≫65二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:19:06≫64
「やはり戻る気配はないのか?」とブライアンは尋ねた。
「まあわかってたらこんな苦労は…いや言うほど苦労はしてないな…まあわかってたら適当なタイミングで戻るだろうなァ」
そもそも原因すらわかってないのだ。神のいたずらか悪魔のささやきか、よくわからない。
「まあ、これでも楽しんでるからなー…ほかのトレーナーには申し訳ないが、割とこの状況は面白いんだ」
関係性も変わらず、なんなら効率の良いトレーニングに関しては今まで以上だ。
「ふっ、まあお前はそれくらいでいいんだ。無理に変わられても私が困る」
ブライアンも勝手知ったように笑う。
「ははは、そんなに連れていきたいならお前のトレーナーバッジを捨てろーとか言ってたころとは大違いだな!」
「………その話はやめろ。私だって勢いで言い放つこともある」
ブライアンは恥ずかしがってそっぽを向く。若干黒歴史のようだ。
「ふう…俺は大して変わらなかったと思うが、ちょっとくらいは変わったところはあるんだよ」
「ほう?」
「一緒に走って、やっぱりブライアンの走りは最高だなって感じたわけだよ」
「…ふっ、お前は最初から私の走りに釘付けだっただろうに」
「まあ、一目惚れでもしないとバッジを捨てる覚悟は出なかっただろうな!っていひゃいいひゃいほほほひっはふは」
「さすがに怒るぞ」
「ほへんへ!…ふう」
また静寂が訪れる。心地の良い静寂。
「…今日はお前と温泉に来てよかったと思っている」
「俺もだよ、ブライアン」
「お前がもし戻るにしても、戻らないにしても…お前は私のトレーナーであり、家族のようなものだ」
「そうか。それは最高だな!」
「…ああ、最高だ」
月の光に照らされた奇妙なコンビは気のすむままに温泉を楽しんだ。
≫68二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:22:34≫65
「しかしお前…一緒の布団でいいのか?」
「んーまあいいんじゃあないか?ほら、家族だし」
「…そうだな。お休み、トレーナー」
「お休み、ブライアン…」
この後めっちゃぐっすり寝た。
以上!こやつらは死ぬほど健全です!
≫67二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:22:1410月末。
わたくしは菊花賞でライアンに敗北。最後少し、ほんの少しだけ追いつくことが出来ず、2着となりました。
後悔はありません。全力でぶつかり合い、そして敗れた。ライアンのクラシックへの思い、そして鍛錬にわたくしは届かなかった。ならば、これから追い越すだけのことと決めたのです。
負けた直後は、わたくしもトレーナーさんも少しだけ後ろ向きになってしまかけましたが、色々お話して、共にしっかりと前を向くことが出来ました。これから春、そしてその後の秋まで、二人三脚で天皇賞の勝利を目指す。意志を堅固にして邁進いたしましょうと。
それにしても最近、トレセンで妙な事が起きているとのこと。なんでも、ヒトがウマ娘になってしまうと。実際、ナリタタイシンさんやシンボリルドルフ会長のトレーナーがウマ娘になっているのをわたくしも目にしました。既に数人にその現象が起きており、問題の解明もできていないとのこと。一刻も早くこの問題が解決し、皆が本気でレースに挑めるようになると良いのですが。
≫69二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:22:39≫67
さて。
いつも通りトレーニングを終え、寮に帰ろうとしたとき。
女神像の前で、険しい顔をしているトレーナーさんが居ました。
「どうしました?」
「......おっと、マックイーンか。いや何、少し考え事をしていただけだよ」
「一体どんな?」
「あー......そうだな、菊花賞についてな」
「......そんなわけないでしょうに...」
「えっ」
どうやら思ったことが口に出てしまったようで、トレーナーさんは少し面食らった顔。ならば、このままわたくしの思いを伝えましょう。
「ええ、そんな訳が無いでしょう。あなたはわたくしのトレーナー、天皇賞を制するまで二人三脚で走り抜ける、あの後にそう決めたではありませんか。だから、あなたが菊花賞について気にしている筈はありません。きっとなにかほかの事で悩んでいたのではなくて?」
と。
勢いで、思っていたより多く言ってしまいました。
≫70二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:22:48≫69
すこしきつい言い方をしてしま──
「そうだ。すまんマックイーン。嘘をついた」
「ええっ!?」
想定外の返答に、今度はわたくしが面食らった顔をしてしまいました。
「少しな、不安になったんだ。俺はお前の速さについていけるかどうか。俺に何が起きても、俺はお前を支え続けられるのか。お前の背中を見続ける木偶の坊のようになったりしないかって。だけど、そうならないように努力して、お前を支え続けるのが俺の仕事だ、そんな弱音を吐いていられるか、そう噛み締めていたところだったんだ」
「そ、そうでしたか...」
トレーナーさんはそう、険しい、いや、凛々しい笑顔で言いました。それなら心配する必要はありませんでしょう。ならばわたくしも、同じように覚悟を示すのみ。
「ええ、そうですね。わたくしも決して諦めることはありません。何があろうと、共に天皇賞まで駆け抜けましょう!」
「──ああ!」
「ところで。先程わたくしに嘘をつきましたわね?」
「うっ」
「そう言えば近くのレストランで今、期間限定でダイエットスイーツのキャンペーンをやっているそうなのですが......」
「わかったわかった、一緒に行こう」
そんな話をしながら、わたくしとトレーナーさんは学園を後にしました。
≫72二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:23:08≫70
次の日。
「マックイーンさん!」
凛々しいイクノさんの声でわたくしは起こされました。
「んん......なんでしょう......」
「ちょっと、起きて玄関まで行ってください!すぐ!」
すべすべしたその手に引かれ、寮の入口まで連れていかれたところに、見知らぬウマ娘が1人立っていました。身の丈にしては少し大きな気がするジャージのウマ娘が。
「あの、どちら様で」
「俺だマックイーン。お前のトレーナーだ」
「はい?」
≫73二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:23:34≫72
寝ぼけ眼に映った彼女は続けました。
「最近トレセンのトレーナーがウマ娘になったりしているだろ?その話で、トウカイテイオーのトレーナーがウマ娘化する前に会長とオグリキャップの後ろ姿を見たと聞いた。そして昨日、俺が三女神像の前を通った時、頭の中に電撃が走った。お前と、見たことの無いウマ娘が走っていくのを見たんだ」
「ちょっ」
「それを見て、俺に何があってもお前を支えられるか、お前に置いて行かれないか心配になった。だが、それはその迷いを捨て、お前も何があろうと二人三脚で駆け抜けようと言ってくれた。俺は俺がウマ娘になってしまったとしてもその気持ちが変わることは無いと朝一で伝えに来たんだ。あとまあ、トレーニング直前に見せるより動揺が少なくて済むと思ってな。ちなみにこのジャージは昨日急いで用意しておいた。いつ何が起きても、お前のトレーニングに支障が出てはまた嘘をついたことになってしまうからな。お前の心にも芦毛にも迷惑をかける訳には行かないだろ」
わたくしはあまりの情報量にへたりと座り込んでしまいました。
≫96二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:34:31今日はバレンタイン。
お兄さま……もといお姉さまは、せっかく自分がウマ娘になったんだからとチョコをライスに作ってきてくれた。
可愛いラッピングに包まれたケースを開けると、中には色の違う9つの薔薇の形をしたチョコが入ってたの。
ライスが前のバレンタインに念のために一杯チョコを持ってきたのを真似したんだってはにかむ>お姉さまはチョコを薔薇型に成形した苦労を全然感じさせないようにしてくれていて。
「さ、好きなの選んで?」ってお姉さまがいうから、ライスは少し考えて、黒い薔薇を手に取った。
「あ、それはちょっと苦いかもだよ?」ってお姉さまがいうけど、ライスはこれが一番最初にもらいたかったから。
お姉さまの言った通り黒い薔薇は結構苦かった。でも、お姉さまが作ってくれたと思うと、これをライスに見てもらうことを期待してたって考えると胸の奥が甘さで満たされて。
それで、ライスはケースをお姉さまに差し出して。
「今度は、お姉さまに選んでほしいな。」
お姉さまは少しびっくりして。でもすぐにいつものよりもとびきり優しい笑顔を浮かべて。
2つの薔薇を残して他の薔薇を全部つまみ上げた。
残った薔薇は、赤と白。
ライス、顔があっつくて思わず俯いちゃったの。
でも、その時に撫でてくれたお姉さまの手は、チョコが溶けちゃうんじゃないかってくらい暖かかったの。
その後、「さすがに青は難しかったから」って青い薔薇のペンダントをかけてくれたのは、嬉しかったけどバレンタインとしてはお腹いっぱいかな?
9本の薔薇「いつも一緒にいてください」
黒の薔薇「不滅の愛」
8本の薔薇「あなたの励ましに感謝します」
2本の薔薇「世界に二人だけ」
赤の薔薇「愛情」
白の薔薇「深い尊敬」
遅れたけどバレンタインお姉さま(お兄さま)!
諸説ある薔薇の解釈違いはお姉さまパワーでなんとかするんだよ!
≫112二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:52:22へ...この手紙を見ているということは俺はもうこの世には居ないだろう、何故こんな手紙を託すのか俺が知る限りの情報をお前に話す、その後この事をどうするかはお前の自由だ
最近トレーナーがTSする事件が頻発しているのは知っていると思う、俺はURAからその事件の真相と原因の解明、無理そうならこれ以上犠牲者が出ないように対処するように言われて、ココ最近調査をしてたんだ。
そして先日この事件の原因は三女神像にある事を突き止めた俺は独断で女神像を破壊しようとしたんだ
無理だった...女神像を破壊しようとした時なにか特別な力によって俺は気を失ってしまった
気づいたときにはトレーナー室に寝てたんだ
その時から体の至るところに呪の様な紋様が出てな、これが全身に回ったら死ぬとハッキリ自覚できたよ
呪いを解くために色々な神社やシラオキ様も頼ってみたが駄目だった
この手紙を書いてる間も徐々に紋様が身体に回っていてあと顔だけなんだ
最後の姿をお前に見せたくないから俺は山でひっそりとくたばる
じゃあな、俺のことは忘れて元気に暮らせよ
って手紙があったのが3日前なんだがトレーナー、なにか心当たりはあるか?
ははは、死ぬと思ったんだがまさか幼女にされるだけで許されるとはな、いやー、お恥ずかしい
的なトレーナーTS導入
≫115二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:54:48勝負服コスプレ喫茶に無理矢理マヤトレが連れてこられて「待て! 俺はまだ男だ!」と叫ぶも無言でデジタル勝負服コスプレボノトレを指され一瞬閉口、その後「いややっぱあれは例外だしそもそもサイズも合わないって!」と再び叫び出すも「ちゃんとマヤノが測ってきたぞ」「くそっ!最近やたらと抱き付いてきたのはそれか!」と態々コスプレ衣装が作られてることに加えてTS同僚達が男の時の距離感そのままに掴みかかってきたため「あ、これ下手に抵抗したら色々当たってぶっ殺される奴だ」と確信しすべてを諦めたマヤトレ概念
≫116二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:55:28≫115
そして着せられたのがよりにもよってウェディングドレス(手作り)の方で「うっわぁ…」「きっつ…」「TSトレが着ててもヤバイのに…」「やっぱロリコン…」と次々に言われマジ泣きするマヤトレと写真を撮りまくるマヤノトップガン
その後流石に冗談だからとマヤノ(ノーマル)勝負服コスプレもちゃんと用意されていたのでマヤトレの機嫌は直り楽しそうにトムクルーズごっこをしていたが、冷静に考えたらこれただのトップガンコスプレなのではなかろうかと疑問に思うタイトレ達であった
なおマヤノトップガンはどっちの恰好もちゃんと写真を撮って友達とパパに送った模様
≫118二次元好きの匿名さん21/09/24(金) 23:57:13≫113、≫114、お前たちの言葉を信じる
バレンタイン=チョコで降りてきた
テイトレ・テイオー&タイトレ・タイシンによる階段グリコ遊び概念晒すね
若干幼女モードで凄い楽しそうなテイトレ
それに本気で応えるテイオー
それを見て何故か燃えながら途中参加するタイトレ
そしてタイトレに付き合わされるタイシン
何セット目かで
一番やる気のないタイシンがゴール手前で初めてトップに立つが、最後の最後に二番手のタイトレにチョキで負けてしまう
タイシンの眼下から近づいてくるのは当然、下から全力で階段を駆け上がってくるタイトレの姿で…
「チ」(…え)
「ョ」(ちょ…ヤバ)
「コ」(揺れ)
「レ」(近ッ…⁉︎)
「イ」(……)
「ト」(......)
頂上からめっちゃ笑顔で下三人を見下ろすタイトレ
真顔でゆっくり膝から崩れるタイシン
下からは何が起こったか全く分からなかった為
「タイシンチョー悔しがってるじゃん」
「タイシンちゃん、どんま〜い」と
慰めの言葉をかけにくるテイオーとテイトレ
「そんなんじゃない…そんなんじゃないからぁ💢」
と急に立ち上がりキレるタイシン
文章構成力が皆無だからほぼ箇条書き概念しか捻出できないけどこういう日常風景もすごいみたいなって
≫131二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 00:05:35子供の頃はよくやってたなぁ…って哀愁の念を抱きながらも今はこんな見た目だしよっしゃ楽しむか!って今日だけは童心に帰り公園で全力で遊ぶTSトレ概念?
よっしゃドロケイやろうぜ!とかケイドロだろとか色々言い合ったり空き缶蹴りしたり夕暮れの公園を走り回ったりするんだ…
私性合けどなんか想像してるこっちが哀愁の念に駆られてちょっと目から涙出てくるなこれ…
≫142二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 00:19:53≫131
ウマ娘の身体能力を確かめようという名目で公園に集まり、童心に帰り缶蹴りでウマ娘パワーで全力で蹴り飛ばして「割とマジで危ないやつ!」「すまん!」とやったりかけっこの途中でいきなり「はいお前鬼な!」「ずるくねそれ!」とやったり鉄棒でフルスイング決めてやっぱウマ娘の身体能力ってやばいなと再認識したりブランコに危ない乗り方したり滑り台を滑ろうとして前から滑ってしまい胸がクッションになるTSトレ達
しかし夕暮れになりラジカセから七つの子が「か~ら~す~」と流れ出したことで魔法が解け、ゆっくりと夕暮れを見つめた後、こんな体にはなってしまったけど、頑張っていこうと決意を新たにして、子供から大人に戻るトレーナー達まで幻視した
≫147二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 00:28:08バレンタイン ルドトレ
生徒会室で大量に贈られたバレンタインのプレゼントをルドルフと整理していた。かなりを数を終え、私は彼女からバレンタインのプレゼントを贈られた。
「君に魔法をかけよう」
そう言って彼女は手元のチョコレートを食べると私に思わず笑みがこぼれてしまう魔法をかけた。魔法の通り、このチョコレートを食べたら思わず笑みがこぼれてた。
「ありがとう、ルドルフ」
「良いんだ、このバレンタインの贈り物整理を手伝ってくれた。何より普段から君には世話になっているからね、そのお礼だ」
私の隣りで嬉しそうに彼女は微笑んだ。
「それなら、私も贈りたい物があるの」
「君からのバレンタインか、楽しみだ」
服のポケットから小さな箱を取り出し、手渡す。彼女は私をちらりと見たあと、小さな箱を受け取る。
「ありがとう、トレーナー君。今開けても構わないか?」
「もちろん」
彼女が丁寧に包装を取り、箱を開ける。箱の中のブレスレットを見て彼女は少し驚いた様子だ。
「これは、ブレスレットか…これ材質は」
「え、あの…材質は…私の、尾―――」
彼女に強く抱き締められた。
「―――の毛で……ルドルフ?」
「…放さない、君を絶対に手放すものか」
真剣で強い声色だ。私はそっと彼女を抱き締め返す。
「私はルドルフのものだよ、放れるなんてできるわけない」
彼女の肩に顎を乗せると首元のチョーカーが、私はこのヒトから放れることはないのだと思わせてくれる。
≫153二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 00:33:12わたしは普通のハルウララトレ♀。
これがカオスに目を背ける代償でしょうか。
慣れない講演会の連続に倒れてしまい入院した私。
ウララは勿論ですが、変わらない同僚も変わってしまった同僚もどんどん見舞いに来てくれるのは、素直に嬉しいです。姿形はさておき優しいところは変わっていないんだなと。
ただし、ゼンノロブロイさんのフリして揶揄いに来たロブトレさん。ゴスロリは興味の範囲外です……。
≫157スレを遡って遡ってリクを探して21/09/25(土) 00:34:46拝啓、残暑の皆様。未だに暑くない?
「あー、あっつい」
ウマ娘になっても別に暑さ耐性が出来るわけじゃなし、暑さはキツイものである
だが生理現象というやつは勝手なもので
「腹減ったー」
動きたくないのに腹は減るもんだ。仕方ない、なんか作るとしよう
エプロンを引っ張り出してつける。どうせ人も来ないだろうしズボンも脱いでしまえ
「さーてパスタでも適当に作るかな」
そういいながら戸棚を漁る。うん、確かここら辺にあったはず……
「おし、あった!さーて作るぞー」
そういいながら横を見ると
そこにはタイシンがいた。
「……いつからそこに?」
「忘れ物、取りに来た」
「鍵……」
「空いてた」
うん、すまんなタイシン。今の俺まるっきり痴女だよな。だから頼むからその凝視をやめてくれないかお願いだから
「やだーっタイシンのエッチー!!」
苦し紛れで行った一言でさらに空気が凍る
誰か助けてくれ。この沈黙は辛い。
そうしてこうして互いに動けずにいると、タイシンはいつの間にか壁に向き直っていた
「s-ッハーッ」
「あれタイシンどうした」
「セイッ!!」
ドゴッ!!
「ちょ、ちょっと待てタイシンどうした壁にいきなり頭突きして!!」
「アタシは大丈夫アタシは大丈夫アタシは大丈夫」
「タイシーン!!!???」
その後、タイシンに二度とあんな恰好をするなと口を酸っぱくして言われたのでした。チャンチャン。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part30【TSトレ】
≫34二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 01:09:30テイトレ御免な、でもよ、お前が悪いんだからな!そんな格好で昔みたいに接しやがって、こっちがどれだけ我慢してると思ってるんだ!あれだよな?誘ってるんだよな?
押し倒されるテイトレ、恐怖で抵抗出来ない
元同僚がテイトレの服をやぶき始める
あられもない姿になるテイトレ...
元同僚がテイトレに手を出そうとしたその時扉が蹴破られテイオーと生徒会面々その他トレーナー達が駆けつけた
テイトレは男性不信になり男を見るだけで怯えるようになる、そんなテイトレを慰めるよう毎晩肌を重ねるテイオー、次第に二人は依存しあい...
≫39二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 01:11:54トレセンの昼休み。昼食、スポーツ、読書など、各々がしたいことをする時間。
「ふんふふ〜......おっ」
面白いことがないかと歩き回っていたゴールドシップは、見慣れた後ろ姿を見つけた。薄紫の髪のウマ娘、なぜか惹かれるウマ娘、メジロマックイーンだ。
「マックちゃーん一緒に火星で見つかったゴールデンレコードの解読...でも...」
しかし後ろから飛びかかって、ゴールドシップは違和感に気付く。髪がいつもよりふわっとしており、抱きついた先の胸も何だか厚い。そして、いつものように「またですの!?」のような反応をせず、むしろ腕を掴んできた。
「マックイーン!」
「はァッ!」
「何何!?」
どうすべきか迷ったその一瞬で全てが終わった。そこには麻袋がひとつ転がっていた。
「よっしゃ!成功!」
「ですわ!」
マックイーンとほとんど同じ声とマックイーンの声がはしゃいでいる。
「ちょっどういうことだよマックイーン!てかそのそっくりさん誰だよ!」
「あら、知らないんですの?わたくしのトレーナーですのよ」
「はぁ!?トレーナーって......あっ」
そこでようやくゴールドシップは理解した。マックイーンのトレーナーは巷で噂のウマ娘化騒動に巻き込まれ、そしてマックイーンそっくりのウマ娘になった。それをマックイーンと誤認し、そこを狙ったマックイーンに捕まったのだ。
≫40二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 01:12:05≫39
「なんだよ〜そんな面白いことになってたのかよ〜なんでアタシにも教えてくれなかったんだよ〜」
「面白いでしょう教える前にこうした方が」
「復讐は何も生まないんだぞー、てかそろそろ出してくれよ」
「トレーナーさん、顔だけ出してあげましょう」
「わかった」
「顔だけかよ」
芋虫のような体勢になったゴールドシップは改めて2人を見る。確かにそこにはマックイーンと、>マックイーンに似たウマ娘が居た。違いといえば、
「......髪と体が少し違うな」
「デリカシーとかないんですの?」
「いや事実じゃん」
「まあまあ」
本当に似ている。仕草は全く、口調も全く違うが、根本的に何かが似ている。
だが、同じでは無い。マックイーンのトレーナーからは、何か別の、親しみのようなものをゴールドシップは感じた。
「どうしました?」
「いや、なんかおばあちゃんの安心感とは違うものを感じた」
「??どういうことですの??」
「てかほんとに頭だけしか出さないの?アタシこれからどうやって生きていけばいいんだよマックちゃんトレーナーちゃん」
「そうですわね、木とかにぶら下がってみては?」
「え?」
「中庭にでかい木あるよな」
「え?」
ゴールドシップは木に吊るされミノムシのようになった。
後日、マックイーンは倍返しされた。
≫41二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 01:12:18デジトレ怪文書上げるね
アタシことアグネスデジタルは、買い物をする為にトレーナーさんと街に出掛けていた。
ウマ娘化したトレーナーさんは前より身長が縮んだが、まだアタシの方が小さい。
「しかし凄いよなウマ娘の身体って。男だった頃の何倍も力が出せるんだから」
そう言いながら自分の手足を見ているトレーナーさん。
ウマ娘に成り立ての頃は上手く力をコントロール出来ず、触った物を壊してしまったりと苦労していたが、アタシや他のウマ娘トレーナーさん達の援助もあってか、今は大分落ち着いて来た。
「まだ完全に慣れ訳じゃないが、これなら今まで以上にデジタルのサポートが出来そうだ。色々と助け貰った分も返したいしな」
柔らかな笑顔を浮かべるトレーナーさんにアタシは心の中でのたうち回っていた。
(ヤバい、笑顔ヤバい。死にそう)
まず顔が良すぎるんです。
艶やかな青毛にエアシャカールさんを彷彿とさせるキリッと長い睫毛と三白眼。
そんな凛々しい顔立ちのトレーナーさんの笑顔の破壊力は凄まじい。
でも今はトレーナーさんを助ける為にも耐えるんだ。頑張れデジたん。
なんて事を考えてると後ろから来る気配に気付いたアタシは素早くトレーナーを自分の方へと抱き寄せる。
次の瞬間、一台の自転車がトレーナーさんの横をかなりのスピードで通り過ぎて行った。
「危ないぁ。ちゃんと車道走ってよ……」
既に遠くに居る自転車に文句を言うと急に抱き寄せられたトレーナーさんが目を白黒させていた。
「トレーナーさん、怪我は無いですか?」
「あ……うん。大丈夫だよ、ありがとう」
「ウマ娘がヒトより強いとは言え、当たり処が悪かったら直ぐ大怪我してまいますからね」
さっきみたいにならない様、トレーナーさんの手を引いて車道側から壁際に寄せながら歩き出す。
後ろを歩くトレーナーさんの頬に赤みが差している事をアタシは知らなかった。
≫53二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 01:22:44皆で事務作業してる日の会話的な。タイ・フク・テイ・グラ・ブラ・ボノ
「腹が減った!」
「…」
「お腹が空いたな!!」
「うるせぇ聞こえてないわけないだろ。急に大声出すから隣のテイトレ腰抜かしそうになってるわ」
「ほんとか!ごめんな!!」
「いや…大丈夫…うるさいから近寄るな…」
「どうしたんです?朝食でも食べ損ねたんですか」
「いや丼三杯食べてきた!」
「ウマ娘用のあの超でかいの?食いすぎだろ」
「俺五杯!」
「いや別にそこ張り合うとこじゃない…」
「代謝が良くなったからすぐにお腹空くんだ!」
「あー分かります。それに加えてご飯が美味しく感じるようになったんですよね」
「それにしてもだ。まだ10時越えたとこだろ」
「生理欲求には勝てん…誰かお菓子とか持ってないか!」
「全部食べた」
「俺はお店寄るのも一苦労なんだぞ…ない」
「保管してたのお前とブラトレが昨日全部食ったろ」
「この大福に手を出したら斬ります」
「マジか…うう…」
「お疲れ様ー…どうしたの?」
「あっボノトレ!お菓子!お菓子くれ!!」
「おうおう嬢ちゃんちょっとジャンプしてみろよぉ」
「えっ…ええっ!?」
「止めろ輩の台詞に対して見た目が釣り合ってないんだよ」
「俺にもなんかくれ。憐れんでくれー」
「痛い目を見たくなければ大人しくする事です」
「お前らもかよ!!あーツッコミきれんスズトレかカフェトレか誰でもいいから常識人組誰か早く来てくれ…!」
≫54二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 01:23:05プッチンプリンを皿に落とすだけで
無意識にタイトレを頭に浮かべてしまうくらい
性癖破壊が進んだタイシン概念ください
出来れば本人は無意識だから
その現状に気付いていない概念ならなお私性合です
タイシン「なんで今アタシボーッとしてたんだろ…食べよ食べよ」
≫57二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 01:24:36≫54
肉まんのあるレジの前で数秒脳停止するタイシン
チケゾーとファミレスに行った時にパフェに乗っていたゼリーを見て脳停止するタイシン
≫63二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 01:33:24≫57
「何ータイシン食べたいの?」
「…」
「タイシン?おーい」
「…‼︎」
「ゴメン、またボーッとしてた…」
「最近ボーッとし過ぎじゃ無い、大丈夫?
トレーナーの事で疲れてたりしない?」
「大丈夫だって。ほら、食べ終わったならさっさと行くよ」
「あちょ…⁉︎待ってよタイシンーーー」
≫78二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 02:03:44出張帰りマヤトレ&トレーナーズ概念
パラレル設定ガバガバ
マヤトレ「皆の者喜べ!帰ってきたぞ」
タイトレ「マヤトレじゃん、おかえり、今回は何処まで?噂ではマヤパパに拉致られてアラスカまでとか聞いたけど」
マ「誰が流したんだよその噂、今回はレースの下見でフランスとドバイ、あと上海だよ」
タ「で?土産は?」
マ「安心しろちゃんとお前らと担当ちゃんの分買ってあるから」
ボノトレ「惚れたわ、抱いて」
マ「声に心がこもって無いし女装野郎を抱く趣味はねぇ」
テ「んで土産って?」
マ「まずは担当の娘達に、現地の石鹸と香水、ナッツにコーヒー、小籠包と肉饅、お菓子、この辺は適当に担当が好きそうなの各々持っていってくれ」
タ「タイシンには肉饅持っていってやるか」
ボ「んじゃうちはお菓子の詰め合わせを」
テ「テイオーには香水かな?大人っぽいのに憧れる年だろうし」
マ「ルドトレは地下で監禁されてるから後で持っていくとして、お前らへの土産だが」
ボ「待ってました!」
マ「まずはシュールストレミングだろ、サルミアッキにカース・マルツゥ、バロット、それから現地のテナントだ」
テ「.....」
ボ「いいじゃん、俺は酒に合いそうなチーズ貰っていくぞ」
タ「俺はこの缶詰にしようかな」
マヤ「テイトレは?」
テ「俺は...サルミアッキにするわ」
マ「了解、んじゃ残りはフクトレ行きだな」
テ「...」
後日マヤトレはボノトレとタイトレにボコボコにされてタイトレと部屋を交換した
テイトレは興味本位でサルミアッキを舐めて足を折った
≫141二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 06:50:33「トレーナーさん、本で読んだのですが、こういうものもいいそうですよ」
「なるほど、なら早速やりましょう、お姉ちゃん」
二人で手を合わせてハートの形を作って
「「私たちの愛情で美味しくなーれ」」
二人で一緒におまじないをかける。
それは大好評であったが、同時にロブロイもそんな担当を見て、うずうずしだす。
今は同じ目線であるトレーナーさんに小さな声で
「……あの、トレーナーさん、今度、二人きりの時にもやってくれませんか?」
「ふふ、良いですよ、学園祭が終わった後に一緒にやりましょうね」
そんな約束を取り付けた学園祭の一場面
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