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このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart321~325)です。
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目次
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part321【TSトレ】
≫19二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 19:24:20
『あの時の言葉がいつか』
最近、私の中で暗いもやが渦巻いている。
私のトレーナーがウマ娘になり、2ヵ月ほど経過した。
あいつがウマになったとき、正直に言わせてもらえば、かなり衝撃を受けた。
今でこそ結構な人数のトレーナーがウマになってしまったわけだが、当初は私も無関係なものであると切って捨てていたのだ。
何なら、会長のトレーナーがウマになったことさえも無関係であると認識していたかもしれない。
だが、現実はそう甘くは……いや、あいつに関してはダダ甘だったかもしれない。
何分、顔つきが女性になった、声が女性になった、足が速くなった、ちょっと走るのが楽しくなった……
それくらいの影響だったのだ。他の例に比べれば実に些細な変化と言えよう。
オマケに私に張り合えるくらいのスピードを持つと来た。
練習効率も非常にアップしたし、チームのレベルもぐんと上がった。
そういう面でみれば、むしろありがたかったとも言える。
しかし、それだけのことがあっても、私としては悔やむべき部分があった。
──“あの時”の言葉は、もしかしてトリガーだったのではないのか?と。
もしかすれば、あいつがウマになってしまったのは、それが原因ではないか、と。
増え続けているウマとなってしまったトレーナー達を見るたびに、その記憶が私の心に重くのしかかっていた。
しかしそんなことを今さら考えても仕方がない、そう思っていた。
私は、この日トレーナーと共に夕暮れの公園で休憩をしていた。
なんてことはない、帰り際のトレーナーの買い物に付き合っていただけだ。
少々疲れが出ていたので向かい合わせのベンチで、ただただ無駄話をし続けていたのだ。
──後から思い返してみれば、この日の私はどこかおかしかったのだろう。
あの時の言葉がいつか、私たちの関係を崩してしまうかもしれないということに、怯えてしまっていたのかもしれない。
21二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 19:24:28
「しかし、耳の位置が違うと音の聞こえ方が違うってのがまだ違和感があるなぁ。当初よりは大分マシなんだが」
「ッ……、まあ、そうだろうな」
夏の足音が聞こえてくる時期の、夕暮れの公園。ほかに誰も周りにいない中での休憩中。
ブライアンとの雑談で何気なく口にした言葉が、彼女をかなり動揺させた気がする。何でだ?
「どうしたブライアン?何か考え事でもしてたのか?」
「い、いや……別に何でもない」
「うーん、そうか……?」
なんだか違和感を感じるが、表に出てこないということは仕舞い込んでるのだろうか。無理のない程度に探ってみよう。
「いや、どうも変だな?何か最近の練習で体に違和感があったりしたか?」
「何でもない……」
「練習メニューに問題でもあったか?なんか余計なことでも言ってしまっていたか?」
「ッ!──何でもないと言っている!」
「うおっ……す、すまん」
怒られてしまった。反省。
「あっ……い、いや、私も悪かった。……最近……おかしいんだ」
「……?おかしい?もしかしてメンタル面か?」
「い、いや……ち、違う……」
明らかに様子がおかしい。息を吐くペースがおかしく、過呼吸を起こしたようにも見える。
「おい、大丈夫か、ブライアン!?落ち着いてくれ、深呼吸をしてみろ!」
「あ、あぁ、……私が、わた……し……が……」
俯いてしまい、見る見るうちにブライアンの顔が険しくなっていく。
いや、険しいどころか、ここまで弱った姿はそうそうない。
この表情は、いつかのシニア期で見た気がする……
そう思った時、俺の体はすぐに動いていた。
22二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 19:24:35
それは、私がこの数か月で、ずっと仕舞い込んでいた感情。
私が己の罪としてしまい込んでいた、激情に任せて吐き散らかした言葉。
あの時、あんたがまだ私と契約を結んでいなかった時の言葉が、今の私に重圧をかける。
どうでもいい時に伝えておけば、これほど苦悩する必要はなかっただろうに。
ああ、もし、あの時。あんたにあんなことを言わなければよかったかもしれない。
ああ、もし、あの時。おとなしくあんたについていけばあんな言葉も吐かずに済んだかもしれない。
ああ、もし、あの時。そもそもあんたに会ってさえいなければ──
口を噤んでも、頭を抱え込んでも、心の中に閉じ込めようとしても、それは私の中で罪として残り続ける。
伝えてしまえば、楽になるとでも思っているのか?
私がその言葉をぶつけてしまったことには、変わりないのに?
こいつが絶対に気にしないことを、免罪符にでもするつもりなのか?
赦されたいのか、私は?
クソッ、涙腺が緩む。頭がぼんやりする。
呼吸が乱れ、心臓の音が嫌に大きく聞こえる。
「私が……わた……し……が……」
己の感情の行き場を失い、俯いてしまう。
レースでも、練習でも、こいつの前で無様に顔を伏せたことなどなかった。
何故だ。私はこんなに弱かったのか。
ああ、『無敵のブライアン』など、何処にも存在しなかったのだろうか?
(──私が、「ウマでもなんでもないやつが、私のことを解るわけがない」と、言ってしまったせいで、あんたが──)
「ブライアン」
そう呼ばれたとき。
トレーナーが、私の隣にいた。
23二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 19:24:45
優しく名前を呼び、明らかに様子のおかしいブライアンの隣に座らせてもらう。
すると、ブライアンは頭をこちらに寄こしてきた。
「無理はするな。言いたくないことくらい、誰だってあるさ」
「トレー……ナー……」
「もしかしたら、ブライアンは何か責任を感じているのか?」
「ッ……」
びくっと肩を震わせる。ああ、こんな時に俺の直感ってやつは。
「すまん、ちょっといいな」
そう言ってゆっくりとブライアンを抱き寄せる。
何も言わない。鼻をすする音だけが聞こえる。俺の心音が激しくなってくる。
「……もしもだ。もしも俺の知っている『ナリタブライアン』が、俺がウマ娘になってしまった原因だとしてもだ」
強く抱きしめる。ブライアンは嗚咽を漏らし、俺の服の上にぽろぽろとその感情のしずくを滲ませる。
「俺は断じて後悔なんてしない。何なら、それだって糧に変えてやるさ」
「ああ……とれーなー……」
「もしブライアンが責任を感じていたなら、それを察知できなかった俺が悪かった。すまん、トレーナーとして駄目だったな……」
「いや……そんなことはない……!」
ブライアンが体を離したかと思うと、こちらに抱き着いてきた。
「あんたが……あんたが私にとっての……一番の、最高のトレーナーだ……そんなことを言わないでくれ……!」
堰を切ったように、ブライアンの両眼から涙が溢れる。こうやって彼女の涙を見たのはいつぶりだろうか。
あの時は背を向けて、彼女の涙を見ないようにした。
今度は、彼女の頭を体でやさしく包む。
その震える背中に手を添える。
彼女の涙を隠すように。
彼女の悲しみを照らすように。
俺の胸の中にある、ちょっとした炎で照らしてあげよう。
すすり泣く声がすべて風の中に消えるまで、俺たちの体は重なったままであった。
24二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 19:25:00
「落ち着いたか?」
「……ああ、無様な姿を見せてすまない」
ようやく私の感情は落ち着きを取り戻した。ああ、格好の悪い姿だ。
喉はガラガラだし、きっと目も腫らしてしまっている。あまり見せたいものではないな……。
「再三言うがな?俺のこれはたぶん事故だ事故。最近見た、ぼんやりした夢で得た情報だから何とも言えんのだが……」
そう言うトレーナーの顔はいつもの様な、周りを安心させる顔をこちらに見せている。
「なんやかんやで俺の体に名前のないウマの子が憑依した!俺がウマになった!それだけの話よ。ほかに何か起きたわけじゃないさ」
相変わらずの説明の緩さだ。熱に浮かされた状態なのか、いつもよりも私のツボが浅い気がする。
「……ふっ、なんやかんやとは何だ」
「なんやかんやは、なんやかんやだ!」
「……そうだな。そういうことにしておいたほうがいいこともある」
どうせ難しいことが分かっても、こいつは軽く説明してくる。
悲しみがあんたの中にあったら口に出すし、喜びに溢れていたなら勝手に口が動く。
溢れる思いがあったなら、あの時のように真っ向からぶつけてくる。
そんなあんただからこそ、私はトゥインクルシリーズに足を踏み入れられた。
そして、私はトゥインクルシリーズで輝くことができた。
それだけだ。
あの時あんたと出会えなかったら、今の私はいなかった。
そして、私があんたと共にあるのであれば、きっと私は『無敵のブライアン』として過ごしていける。
それだけで、十分だろう。
25二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 19:25:13
「うーん、今からだとちょっと門限やばそうだな。フジさんに融通利かせてもらえないだろうかね?」
「……どういうことだ?」
「いや、もう大分暗いしこのまま一人で帰らせるのもあれだし……最悪俺の家で寝泊まりでも、と」
あれ?俺これ大分頭のおかしなこと言ってない?
「……ではあんたが代わりに「緊急措置としてトレーナー宅に泊まる」という連絡をしてくれ。私の喉はガラガラでまともに喋れんだろう」
「うーん……わかった!とりあえず電話だけ貸してくれ」
まあこれくらいはしょうがない、俺の相棒がそうして欲しいなら、やってやるさ。
(自分でもだいぶ頭のおかしいことをさせている気はする)
私は外出中に突発的な体調不良となり、頭がぼんやりして、喉がガラガラだということにしておいた。
(しかし、フジにこの姿を知られるのも癪だ。このことは、あんたと私、二人だけの秘密にしておきたい)
軟弱な考えだと、自分のことながら思う。しかし、体をこいつに預けることが、なぜかとてもしっくりくるのだ。
「よし、連絡終わったぞ。途中で体調を崩してしまったから担当トレーナーの自宅で看病するということにしておいた」
「……ああ、感謝する」
今度また商店街の福引でも当てたら、あんたと共に温泉旅行に行くのも、いいかもしれんな。
少々ふらつきながらも俺たち二人は自宅へと辿り着き、そこで一夜を過ごすことになった。
ブライアンには実際軽い熱があったようで、俺は消化のいいものを用意して、食べてもらった。その後はタオルで汗を拭いてあげて、予備の布団を用意して寝てもらう。
「何から何まで……すまん、トレーナー……」
「いいってことよ。俺たちは助けたり、助けられたりする関係なんだよ」
「……あんたを助けたことは、あんまり……なかった気がするが?」
ブライアンはキョトンとした顔をしているが、そんな事はない。
「俺の夢は、ウマ娘と一緒に輝くような夢を追いかけることだったからな。最高に助けてもらったよ」
それを聞くと、ブライアンはなんだか安心したような顔をして目を閉じた。
「そうか……あんたと出会えて、私は良かったが……あんたも……そうだったんだな……」
「ああ。……お休み、ブライアン」
静かに眠りにつくブライアンの頭を、優しく撫でる。
お休み相棒、また明日。
26二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 19:25:55
朝になり、私が起き上がると、すでにトレーナーは自らの布団から起き抜けて、朝の準備を行っていた。
「おはようブライアン。もうすっかり元通りのようだな!」
「ああ、トレーナー。問題ない」
いつもは朝のジョギングをしているようだが、今日はお休みしてホットミルクと焼き上げたパン、目玉焼きを用意してくれた。
それらを口にして、空腹を満たす。
「ブライアン」
「……どうした、トレーナー」
トレーナーがいつものような顔で話しかけてくる。
「まあこれは勝手な推測だが、ブライアンが昔俺に言った言葉で、俺が傷ついたかもしれないって話だろ?」
「……まあ、概ね合っている」
「だが、俺はあのときブライアンが言った『私をトゥインクル・シリーズへと連れていけ』っていう言葉によってようやく夢の第一歩を踏み出したわけだ」
「……そうだな」
「それなら、前に進むための擦り傷ってことで十分許容範囲さ。それに、まだ夢は終わってないだろ?」
「……そう言ってくれるなら」
「やっぱり、昨日のあれは結構つらかっただろ?」
「……」
「無理に話してくれなんて言わないが、もし抱え込んだものに押しつぶされそうになったらさ、頼ってくれよな」
やはり、あんたには敵わんらしい。
「……ふっ。そうさせてもらおう」
そう言うと、トレーナーは満面の笑みを浮かべた。
「やっぱり、俺はその顔が好きだな。ぶっきらぼうだけど、周りのことを大切に思ってる。そんな顔が好きなんだよ」
「……私の顔など大して面白くもないだろう」
私はそっぽを向いてしまった。だが、耳と尻尾の感情の高鳴りは抑えきれなかった。
今回の一件は、我ながら酷い醜態を晒したものだと思った。だが……
あの時の言葉がいま私たちの間で花開いている。それが分かっただけでも、意味はあったのだろう。
≫37二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 19:50:38
ある日のこと。
「シンボリルドルフ……なんか最近お疲れのようですから、"一度だけちょっと後悔する未来が見える目"をあげます……」
「ルナそんなのいらな」
「やる」
「いらない」
「うるさいもってけ」
……変な力を押し付けられる夢を見た。
そんな私は結局特に後悔せず何時も通りの業務(多忙だが最近処理速度が今まで以上に早くなってきた、決して手は抜いていない)を進めているとトレーナー君がやってくる。
「ルドルフ!シロクマ型のケーキ貰ったんだ!二人で食べよ!」
──「ルドルフ!ケーキ切るね!」「あ!中がラズベリージャムといちごムース!」「……これ脳……いや、何でもない」「え?」──
────私は、シロクマケーキの中身がグロ画像まっしぐらな未来を予見してしまう。
「……トレーナー君、私が切ろう。君はコーヒーを頼む」
「……まあいいけど……」
────こうして、とりあえずグロまっしぐらな未来を回避したルドルフ。その後ナイフを隠して"フォークでつまむ"ことで邪悪な未来を回避し、二人で幸せな一時を過ごすことに成功した。
あと、ケーキは美味しかった。
≫85二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 20:27:05
「……トレーナーさん、どうやらヤエノムテキさんとそのトレーナーさんが果し状を出して周っているみたいですよ」
「……グラス……来たる日の為に、より一層この槍の切れ味を高めないといけませんね……」
「…………そっちで合ってるのでしょうか?」
「辻斬りの様なモノと聞いてます、きっと合ってますよ」
「そうですか?」
……勘違いしたままグラトレ(独)の会話は終わりました。
≫86侘助21/10/26(火) 20:33:56
侘助「うわああああ!!兄貴脚見せすぎだって!!」
マクトレ「これくらいは今の娘なら普通ですわよ?」
侘助「でもさあ!!……その、スカートの下とか、さ」
マクトレ「見ます?」スカートガバッ
侘助「うわあああオレは何も見てない!見て……あれ?」
マクトレ「ドベ太郎ったら、ホントに初心ですわね……」
侘助「これは……スパッツ?」
マクトレ「そう。いわゆる『見せパン』ですわね」
侘助「び、ビックリしたあ〜」
マクトレ「ふふっ」
侘助「でもスパッツとお腹が見えてるのはえっちだぞ」
マクトレ「……女の子の裸を見たらどうなる事やら……」
侘助「……オレの女の子耐性……どうしたら……」
マクトレ「……!!ドベ太郎も着てみては!!」
侘助「オレはスカート絶対ヤダ!!スースーするもん!」
マクトレ「いいから着なさい!!」ナシクズシー
侘助「ああああああああ!!!!!」
─────────────────────────
マクトレ「思ったより……似合ってますわね」シミジミ
侘助「…………股が落ち着かねえ……////」
≫141二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 20:51:17
OK、なら投げるぜ
『forgive an angel』
…それは有り得る一つの世界線
ーーーその日、その競バ場は悲鳴とざわめきに包まれた。
ドリームトロフィーリーグの会場であり、丁度レース中だったそこは…
「「「1、2、3!」」」
「担架に載せました!」
「急げ!この傷じゃ長時間はまずい!」
「大丈夫ですか!…駄目です!脈拍、意識レベル低下してます!」
「クソ!頼むから持ってくれよ!」
…とあるウマ娘が脚を折ったことで惨事となっていた。
「…くそっ!」
珍しく感情をあらわにして拳を叩きつけるのはキタトレだった。
「…落ち着きなさい私、今出来ることは全てやったわ。」
…テレビの中継で脚が折れたシーンを目撃した彼女はすぐに関係各所に連絡をとった。
(今彼女はICUで治療してもらっているけど…)
意識が戻らず、予断を許さない状況にあった。
当然だろう。コーナーでバランスを崩した彼女はそのまま外ラチにぶつかり吹き飛んだのだ。
ほとんど動かなくなり血を流す彼女の姿は酷かった。
(チームメイトとダイヤちゃんに連絡はした。…メンタルケアしないと。)
「後は…会見か」
今後くるであろう記者会見のことでの発言内容を考える。
(あの子なら責任は全て自分で被るつもりでしょうね。…でも)
「私も被るわよ。貴方のトレーナーは私なのだから。」
そう呟きながら部屋から出た。
143二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 20:51:57
病院の治療室の扉の前で待っていた私とチームメイト、そしてダイヤちゃん。
集中治療室から出て来た彼女と医師に詰め寄る。
「…彼女の容態は?」
「とりあえず山場は越えました。後は自然回復次第です。」
「そうか…」
「…トレーナーさん」
ダイヤが点滴に繋がれた彼女にそっと縋る。
ダイヤの目からはポロポロと涙が溢れていた。
彼女に引きずられるようにチームの子達も泣き始める。
…重たい空気の中で私は彼女を眺め続けた。
とある病院の病室にて
私はチームメイトとダイヤを連れて見舞いに来ていた。
「今日で3日目ね…」
「ジャッジちゃんは起きるのかな…」
「私達が信じないでどうするんだ」
「そうだね…」
黙ってひたすら眺めるダイヤ。今日もまた起きないと思っていたが…
ーーー彼女の瞼が開いた。
「トレーナーさん…!」
ダイヤが真っ先に話しかける。
彼女は口を開く、飛び出した言葉は…
「…おはよう、皆。」
駄文失礼しました
…彼女の走り続けた結果がこれです。
今回はマジな方です。書いてる私も上げて大丈夫かと思うくらいには。
そしてこれで前編なので後編もあります。
流石にそこまで曇らないはず…
≫156ロブトレヒロイン概念21/10/26(火) 21:01:44
では、前スレの愛してるゲーム概念です
ロブトレ愛してるゲーム
「愛してるゲームですか、確かにそれは楽しそうですね」
「はい、トレーナーさんとでしたら、ぜひやってみたいです!」
いつもの流れで愛してるゲームをすることになりました。毎度のことながら、三女神や生徒会の方々には落ち着いてほしいところですが。
それはそれとして、愛してるゲーム自体はとても興味があります。それがロブロイとであるならぜひやってみたい。
「では、行きましょうか」
「はい、お願いします、トレーナーさん」
先行はわたし、ということで、こちらから言うことになりました。
お互いに向き合う。今の私たちは同じくらいの身長なので、自然と真っすぐと瞳が合う。
「ロブロイ……」
「トレーナーさん……」
愛してる……。
言葉にしなくても、自然と心の中に伝わってくる。
ロブロイ、先攻はわたしからなのに、もうその瞳が語ってくる。
『あなたのことを愛しています。一緒に歩んできた、そしてこれからも一緒に歩んでくれる、私だけのお姫様』
それに負けじとロブロイの瞳をまっすぐ見つめる。
他のものが全く見えなくなる、今、この世界にはロブロイと私しかいない。
『ロブロイ、あなたのことを愛しています。あなたと出会い、そして歩んできたからこそ、今の私はあります。これからもずっとずっと、一緒に物語を紡ぎましょう。私の最愛の英雄様……』
そのまま、どれだけたったことでしょう。まるで永遠の時を過ごしているような……時が止まってしまったかのような……
いいえ、時が動き続けているのなら、今この瞬間、時が止まればいいのに……。
「二人とも、早く戻ってこーい。っていうか、愛してるゲームなのに愛してるって言ってないんだけど」
「なるほど、これは既に勝敗が決まっているようだな」
「フクトレ、分かるのか?」
「これはあれですよ。真の英雄は眼で殺す、というやつです」
「なるほどな、お互い言葉は不要、ってことか」
「とりあえず、これはお互いドローだな」
「だな、二人ともお幸せにな」
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part322【TSトレ】
≫23二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 21:31:13
ーーーとある一軒家の中で
私は彼女達と久しぶりの休日を過ごしていた。
「マクトレ、後片付け任せていいか。」
「ああ、分かったフクトレ。」
「テイトレ〜。ジュース入れてくれない?」「はは、ちょっと待って。…Aは?」
『うん、なら私の分も頼むね』
もう太陽も沈み、月が出てくる頃合いだが。
私達の家も心もまだ明るかった。
「今日も楽しかったよな、全員でカラオケ得点勝負したし」
「カラオケはブラトレの勝ちだったな…」
「俺が歌がうまかったってことじゃね?」
「まあうまかったけどさ…」
『私は最下位だったし…』
「落ち込まなくていいよA。得点差ほとんどなかったから…」
「そうだぞ、ブラトレと2位の俺の点差は0.1点くらいだしな」
「正直どんぐりの背比べだよなあの点差…」
「なんか悲しくなってくるからやめて?」
『あはは、ごめんね。ブラトレの歌良かったよ。…それに皆のもね』
「う…なんか照れるな…」
「さらっと言ってくるよねA…」
『…駄目かい?』
25二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 21:31:24
「いや、大好きだよ。」
「いつも俺達のこと見てくれるのが嬉しいから。」
『うん、私は皆のことをいつも見てるよ。』
『…今日もまた皆を愛したいけどいいかな。』
ブラトレとテイトレが赤い顔で答える。
「っ!…うん。」「…うん、愛してほしい。」
『二人は?』
マクトレとフクトレも顔を赤くしながら頷いた。
『…じゃあ部屋に行こうか。』
『後のことは全部しておくから。…私に任せて。』
…4人が部屋に入り、私は後ろ手に扉をしめた。
ーーーその日は暖かい夜を過ごしたのだった。
駄文失礼しました
甘い日々を過ごすDK組です。
ちなみに特にAの性別指定等はないです。
仮称A、√クリアして四人と付き合うスパダリ。
四人のことを最期まで愛するつもり。
≫36二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 21:36:52
『この気持ち、まさしく愛』
「どうしてこうなったんだっけ」
「知らん、とりあえずやれと言われてしまった」
「……今更口にする必要があるのか?」
「さあな……」
「……その、愛してるぜ」
「ああ、私もあんたが好きだ」
「ブライアンがいてくれたから、俺が今の俺でいられる」
「あんたがいるからこそ、今の私がここにいる」
「お互い、会えなかった時のことはもう考えられんなぁ」
「ああ、同感だ」
「きっとブライアンじゃなければ、俺はここまで楽しい時間は過ごせなかっただろうな。最高の相棒だ」
「あんたが道を指示してくれたからこそ、この渇きを潤すことができた。もうあんた以外には考えられん」
「ブライアン……」
「トレーナー……」
「あれ……俺男女バディ物映画のクライマックスシーン見てたっけ?愛してるゲームだったよねこれ?」
「なんかもう、隣り合って座る姿が夫婦ですわ……テレテレする姿がほとんど見えませんわ……!」
「あいつらあんな関係だったのか……」
「色っぽい空気にしないと照れたりしないんじゃないのあれ!?」
「でも外から介入するのはなんか違いますわ!」
「ロブトレの時とは別の意味で勝負になってねえ!」
≫47二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 21:46:33
前スレのDKギャルのファンss的な
「マジテンアゲですわ〜」
「ウチらやりらふぃ〜この髪型キュンですー」
「い…いぇいいぇい!」
「き…きゃはっ…ラブ、ラブリー17さ…恥ずかしい…病むぅ…」
「ブラトレとテイトレは駄目じゃの…バイブスが上がりきっておらんわ」
「爺様…そんなこと言われても…というかなんであいつらはいいんですか!?」
「「うぇ〜い」」
「だってお主らの方がうぶな反応が見れて面白…指導のしがいがあるんじゃもん」
「今面白いって言いましたね大先生!」
「ほっほっほ…気のせい気のせい…そうじゃな…ピースしながら笑顔で星出してみ?」
「無理!無理です!」
「そんな事あるまいて。こうじゃよ☆ほれお主ら手本を見せてやってくれぃ」
「りょ」
「おけまる水産ですわ…いきますわよ」
「「綺羅星ッ!!☆」」
「違うじゃん!なんか違うじゃん!!」
「何が綺羅星だバ鹿バ鹿しい…」
「テイトレ。こっちを向いて手でハートマークをしてくれませんか?」
「なんで先生も止めてくれないんですか…こ、こうです…?」
「いいですよ…よく写ってます」
「…今までの全部撮ってんすか!?やめて!先生やめて!」
「ギャルっぽくお願いしなさいブラトレ、減点」
48二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 21:47:03
「ウワーッ!理不尽!」
「終わりだ…なにもかも…」
「ほっほっほ…愉快じゃのう…お主ら何飲んどるん?」
「スタバの新作です」
「御爺様方の分もございますので終わりましたらぜひ」
「上げ上げじゃーい…ミニのスカートを押さえて
恥ずかしがるのは絵面がちょっとあれじゃぞ」
「なん…なんかニーハイなのが余計恥ずかしくて…」
「ヘソ出しの服でタイツなの…が…あうぅ…」
「仕方がありませんね貴方達は…こちらに履き替えますか?」
「…?なんすか先生それ」
「えっと…先生…そんな防寒着みたいな白いの渡されても…」
「…え?」
「あ、知ってますわ!バッファローマンが腕につけてるやつですわね!」
「あれは黒じゃなかったか?あれだろ…事務作業で腕が汚れないようにする…腕アーム?」
「あれ…ギャルはこれを履くんじゃ…」
「お主…若い子はルーズソックスなんて分からんと思うぞ…」
≫56二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 21:51:45
いつものようにタバコやコーヒーを嗜むカフェトレ二人
そんな時、部屋の扉が大きな音を立てて開け放たれた
「見つけましたよお二方」
「げえっ、チヨトレ」
「またですか」
現れたチヨトレは分厚い本と紙束を持っている
「今日という今日は生活習慣を改善して頂きます」
「前から断ってると思うけど…」
「現状でも問題なくやれてるから別に良くないかな?」
「良くありません、トレーナーは体が資本なのです」
少しの間の話し合いの後、交渉は決裂(いつもの)
三人の追いかけっこが始まる
115二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 22:21:06
「見つけましたよお二方」
俺がいつもどおりタバコさんとコーヒーを嗜んでいると、部屋の扉の方から声がする。この声は……
うわ……チヨトレさんだ……
なぜか最近、俺らにやたらと健康がどうこうと言ってくる人。脇腹には分厚い本と紙束、まぁ……ろくな目には合わないだろう。
タバコさんに目配せをする、言葉をかわさなくても「逃げるぞ」と目で言ってるのを理解した。
「待ってくださいー!!今日という今日こそ健康に目覚めさせてやるんですからー!!」
後ろの方で声がする、三人の追いかけっこはまだ始まったばかりだ。
……にしても、恐らくタバコさんには見えてないんだろうが……
彼女の周りを渦巻いている“思念”のような黒い霧はなんなんだろうか、俺には知る由はない……
≫61二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 21:56:15
隊長、SSの順番いったいどうしましょう
隊長、とりあえず曇らせだけで上げましょう
待てーい!勝手に曇らせするんじゃない
曇らせエロ曇らせギャグで交互に並べ
隊長、パラシンが一人遅れてくるそうです
そうか、だったら
ギャグ 曇らせ エロ エロ 曇らせ 砂糖だ。
140 曇らせ 90 曇らせ 55 80 曇らせですね?
違うわ、よく聞け、こうやって並べ!
……すみません、先ほどのスレであったダークスカーレットを見てから男女の歌で、でこんな歌詞が流れて居るのですが……風呂に入っている間、これが流れて居るのですが……
≫66二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 21:58:31
夢を見た。
アタシはトレーナー室の扉の前に立っていた。中から、物音がする。
──ガラッ
扉を開ける。
「倒れたような音がしたけど大丈夫かい、トレ公?」
書類が積まれて少し散らかっている机。電源が入ったままのパソコン。料理本や走法についての本が入り混じった棚。床にはトレ公の鞄が口が開いたまま置かれている。
いつも通りの室内だ。1点を除いて。そこにいたのは寮長のアタシですら知らないウマ娘だ。この日常に本来居るはずのトレ公の姿は見えなかった。
口が勝手に動く。
「アンタは……誰だい?」
「……っ」
そのウマ娘は部屋を飛び出した。
「待った!何か用があるんじゃないかい!?」
彼女は制止も聞かず走り去っていく。
このときになって、ようやく気付く。あの服はトレ公が着ていたのじゃなかったか?最近、頻発しているトレーナーのウマ娘化現象じゃないのか?
つまり……彼女はトレ公だったんじゃないかい?
「後悔しても、終わったものは戻らない」
走り去る瞬間の彼女の酷い表情は忘れられそうにない。
「でも、起こる前のことだったら?
あなたのパートナーを大切にね」
ちょうどこの夢を見た日、トレ公はウマ娘となった。夢のおかげだろうか、あの表情は見ずに済んだ。
67二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 21:58:45
「……アマ!ヒシアマ!」
「うわあっ!何だい!トレ公!」
「並走トレーニング終わったら、ヒシアマがぼんやりしていたから……。何か気になるところでもあったか?それとも、どこか痛めたか?」
心配そうにのぞき込んでくる。
「大丈夫だよ、トレ公。アンタと走るのがあんまりにも楽しかったもんだからさ!」
「ほんとか!」
この笑顔は失わせない。あんな表情には絶対にさせない。
≫80二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 22:05:20
『虚飾の城-前編-』ドベトレの訪問シリーズ
「ようこそー☆私の家へー狭いけどゆっくりしていってー☆」
「悪いなマベトレ」
「泊まる家が見つからなくて転々としているんだってねーでもそれってマーベラスだよね☆。」
「どういうことだ?」
「家にはその人の私的な部分が現れる。普段は見れない一片がある。それと接することができる。ドベトレは色々な人の家に泊まれるからいろいろな一面が見れるってことそれはマーベラスなのさー☆」
「じゃあ、マベトレの家にも普段は見せないところがあるってことか?」
「??、私はいつもマーベラスだよ☆さあ入って入って!」
「ああ、そうか(何だ?今の間は……)」
「思ったよりも『ふつう』って感じの内装だな」
「そうー?」
「オレが想像してたのは目が潰れるような『マーベラス』な部屋だったからさ」
「あはは、そんなことしないよー☆もうー」
「あっても、ポスターや雑貨が少し多いとかだものな、逆にこういうのが普段見せないところってか。」
「もしかして、このポスターの裏とかをめくるとなにかあったりーとかお約束があったりするんじゃないか?。」
「あははー☆、どうだろうねーやってみる?マーベラスなものがあったりするかもだよー?」
「では、お言葉に甘えて……それっ」1/4
81二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 22:05:42
「どう?マーベラスなものは見つかったー?」
「……何もねーじゃねーか。」
「っと見せかけて隣のポス」
「そっちは駄目!!!!!」
急な大声と形相をするマベトレにニヤけていたドベトレの表情が固まる
「――――」
「――――」
今までの騒ぎとは打って変わって微かな静寂が流れる
沈黙を破り、その額に冷や汗をたっぷりとかいたドベトレがおそるおそると口を開く
「……おいおい、マベトレそんな形相でいきなり大声を出すんじゃねえ。……ほんとにまさか見てはいけないものでもあるのか?。」
カチャ☆
その言葉を合図にマベトレの表情が戻り、どこからともなくマベトレの手にあったカメラの音が鳴り響く
「いーや☆、こういうのはお約束でしょー本命の次が触れてはいけないものだってー。
ドベトレのその冷や汗だらけの表情マーベラスだったよ。みんなに共有しておくねー☆」
「おい、マベトレェ!!」
「じゃあ私は、夕食準備するからお客さんはそこでじっとしておいてねー、くれぐれも変なことしないように!」
「お前作れたのか!?って行っちまった」2/4
83二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 22:06:02
(しかし、演技だったのかさっきのは、演技にしてもできすぎだろじゃあ、このポスターは何が……?)
(いや、客人である身でありながらあまり詮索するのはいけない。しかし、さっきからマベトレの行動が気になる。ただてきとーしてるやつじゃなかったのか?。)
(この裏にはいったいなにが……)
ドベトレはそろりそろり音を立てずに台所の様子を伺う。
マベトレは鼻歌を歌いながら夕食の準備をしている様子があった。
「♪マーベラス、マーベラス」
(よし、まだ準備中だな)
(ドキ……ドキ……)
(いざとなったら緊張してきたな鼓動がなりやまねえ……)
(はぁ……)
(はぁ……)
(はぁ……)
(悩んでもしょうがないええい!!)
ドベトレが勢いよくポスターを剥がす
瞬間ドベトレの視界がスローに流れ始める
ゆっくり……ゆっくりと……
木の葉が落ちるようにポスターがめくれていく……
この裏にはいったい……
マベトレが乱す理由があるはずのなにかが……
かくされて……
かくされて…… 3/4
84二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 22:06:32
そこには何かの文字列が書かれていた
なんだ?
なんとかかれてある?
そこにはこう書かれていた
う し ろ を み ろ
うしろうしろはなんだ
ドベトレの鼓動は早く、早くなっていく
振り返ればいいのか
ドベトレはゆっくりと後ろを振り返る
後ろには一体何が?
あいつが隠そうとするものはなんなんだ……
なんだんだ……
一体どんな真実が……
ドベトレはふりかえる、
そこには……
そこには……
「みーーーーたーーーーなーーーー☆」
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
カチャ☆
再びカメラの音が鳴ったのであった。 4/4
≫103ガンギマリ頭スズトレ21/10/26(火) 22:13:29
「え、マーチトレも飲めないの?」
「ああ、どうやらウマ娘になってから酒が一切ダメになったみたいで…」
「そういえばオグトレがそんな話してたような…うわーごめん、店のチョイス間違えた。」
声のトーンを落とし、スズトレさんが言う。
今いるのはトレセンの近くの居酒屋。マーチの中央初勝利祝いにと昼に誘われ、二人で足を運んでいた。
「別に酒を必ず頼まないといけないわけでもないし、気にすることじゃない。…正直、俺はこうして祝ってくれるだけで嬉しいからな。」
「それもそうだね。じゃあ何頼むかさっさと決めちゃおっか。」
そうして店員さんに注文をしたあと。
「…私の走りのコツ?」
「ああ、マーチもスズトレさんも脚質が逃げだろ?それで参考にしたいんだ。…いずれ、オグリキャップにも勝つために。」
「…そういう事なら黙ってられないなぁ。今度合同トレーニングしよっか。芝とダートで違うから並走とかは無理だけどね。」
「…ああ!ありがとう!!」
頭下げる。スズトレが見せるあの走り、それを支えるトレーニングをマーチにも体験させてあげられるだけでも、きっと大きな経験になるはずだ。
…そう思った矢先に。
「あ、念の為だけど私のメニューじゃないよ?」
「えっ。」
106ガンギマリ頭スズトレ21/10/26(火) 22:13:48
飛び出た思わぬ返答に声が漏れる。
「…やっぱりスズカじゃなくて私の方だったか…
…マーチトレの言ってる私の走りって多分模擬レースとかで見せてるアレだよね?」
「そうだな。」
「…実を言うと、模擬レースとかで見せてるのはあくまでスズカの大逃げができるようになるまでの代替案なんだよね。
まだスズカみたいに走るにはスタミナが足りないから、耳で後続の状況把握して、ある程度離したとこでスタミナ温存してるの。」
…言われてみれば、スズトレさんはウマ娘の中でも群を抜いて耳がいいとどこかで聞いた気がする。レースで見せていたあの異常なほどの差キープはそんな裏事情があったのか。
「つまりスズトレさんの持つ聴覚がないと成り立たないから参考にならない、って事か?」
「そう。だからスズカのトレーニングの予定。…大逃げだから多分相当しんどいけど、それでもいい?」
スズトレが念押しする。…マーチはこれを聞いたらどう答えるだろうか。
…そうしたら、自然と答えはハッキリしていた。
「ああ、当然だ。マーチはもっと強くなる。それを支えるのが俺の仕事だ。だからスズトレさん、頼む。」
「分かった。じゃあ早速予定を…」
スズトレさんがそう言いかけた時、飲み物といくつかの料理が机に運ばれてくる。
「先に乾杯するか。」
「そうだね、まあ2人ともアルコールじゃないけど。
…マーチの中央初勝利を祝して!」
「「乾杯!!」」
≫132二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 22:32:44
グラトレ(独占力)の愛してるゲーム
「愛してる、と言って照れたら負けみたいだね?」
「取り敢えずルールは分かりましたが……何故そんな事を?」
「分かんない……まあ、しないと部屋から出れないみたいだけど……」
「仕方有りませんね……」
────ゲーム開始……
「愛してる」
「はい、ありがとうございます……愛してます」
「うん、嬉しいよグラス愛してる」
「ええ、トレーナーさん愛してます」
────10分経過……
「ふふっ、そろそろ照れても良いんだよ、愛してるグラス」
「そんなに照れて貰えないと傷付きますよトレーナーさん、とても愛してます」
────30分経過……
「……負けず嫌いだねグラス、そこも愛してる」
「……トレーナーさんには言われたく無いですね、そんなところも愛してます」
133二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 22:32:54
────1時間経過……
「…………拉致が開かない」
「…………ええ、そうですね」
「……1試合して負けた方が照れる……で、どう?」
「……演技になりませんかね? ……まあ、その条件で飲みます」
「……いざ」
「……尋常に」
「「……愛してますよグラス(トレーナーさん)!!」」
──最終的に閉まっていたドアが戦闘で吹き飛んで開きました! ヤッタネ
モニターのパラシン「ええ……」
≫147二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 22:47:46
とある病院の病室にて
「心配ばかりかけないでよ…お願いだから…」
「ごめんキタトレ…」
キタトレとサトトレはゆっくりと話し会っていた。
あの後、目覚めたサトトレは皆から泣きつかれキタトレからは小言を貰っていた。
今は皆疲れたのがベッドに体を預けるようにして寝ていた。
「本気で拙いと思ったのよ?貴方が倒れる姿を見てたら。」
「正直僕も死んだかと思ったよ。」
「よく重傷で済んだわね本当…」
ーーー事実、サトトレは肋骨や左腕の骨の骨折、内外を問わない出血十数箇所、全身打撲という状態であり、
彼女の脚に至っては両方が折れ、右脚は粉砕骨折という始末だった。
「折れた時より前はどうだったかしら?」
「いや、余り変わった感じはなくて、踏み込んだ瞬間に折れた感じだと思う。」
「…原因不明ね、私の見立てでは一年持つはずだったけど。」
「僕も分かんないかな。…そういえば記者会見どうしよう。」
「私が全部引き受けるから貴方はゆっくり養生しなさい。」
148二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 22:47:59
「でもそれだとキタトレに負担が…」
キタトレはいつもの五割増しで怖い顔で見つめて言ってくる。
「今の貴方に会見とか絶対にさせないわよ。…貴方は治すことに集中しなさい。」
「う…分かったよ。」
「ダイヤちゃんの代理トレーナーやドリームの引退とかの手続きは全て私がやるわ。…それに、貴方今から車椅子よ?」
…思い出したようにサトトレは言う
「そういえばそうだね…」
「…こんなこと言うのも何だけど、ダイヤちゃんに散々世話焼かれてるから抵抗はそこまでないでしょ?」
「…うん、そんなに変わる気がしないかな」
「…まあいいわ、医師からは貴方の怪我は全治一年とのことよ。」
「リハビリも込みでだっけ?」
「そうよ、後、例え治ってももう走らない方がいいらしいわ」
神妙な顔をした後、サトトレは笑顔で返す。
「せめて歩けるようになるなら十分だよ。」
「貴方ならそういうと思ったわ。…ダイヤちゃんはまだ暫く走るみたいだけど、あの子が引退したら貴方も辞めなさい。」
149二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 22:48:54
「うん、言われなくてもそうするよ。…いてて」
傷が痛むのだろうか、体を彼女は抑えた。
「喋りすぎたわね…ごめんなさい。」
「いやいいんだ、嬉しいから。こうやって話していられるのがさ…」
「ふふっ、そろそろお休み。疲れてきたでしょう?」
実際、彼女は疲れたのかふらふらとし始めており、瞼も閉じかかっていた。
「ごめん、お休みなさい…」
「お休み、いい夢を。…さて、私は仕事をするとしましょう。」
眠るサトトレ達を尻目にキタトレは端末を開いたのだった。
駄文失礼しました
二人の未来を語るだけのssです。
サトトレには車椅子属性がつきました。後傷だらけも
ssに出すときはどちらでもお使いください。
では私は寝ます
≫166二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 22:59:55
俺は今日、ここに泊まるのかと思いインターホンを押す。はーい、と簡単な返答の後、がちゃりと扉を開けて現れたのは……
「ドベトレちゃん!……お泊まり、だね?」
「……ルドトレ、世話になります。って、いつの間にちゃんづけになったんだ」
エプロン姿のルドトレだった。
「……お泊まりするんならちゃんづけかなー、って♡」
こっわ……
────
(……ヤバいなルドトレの部屋、女性的なものと男性的な物が混じってて頭が混乱する)
「……どうかしたかな?あ、ご飯は今作ってるところだから、適当に座って待ってて!ルドルフも今日"は"泊まらないから!」
しれっと失言しつつ台所に向かうルドトレ。
適当に椅子に座ると、いくつもの写真立てとそこに入った沢山の写真が目に入る。
「……ダート重賞取って喜んでるのはロマンパープル……だったか。比率的に皇帝サマが多いのは当然として、案外他のウマ娘も多いのになんでルドトレだけいな…あ、これ男の頃のルドトレか、くそ。認識がおかしくなる……」
「ご飯出来たよ!持ってくね!」
「お、ルドトレ。俺も手伝うぞ」
「ありがとー!」
"男の頃と全然違うよな?"という軽い疑問もルドトレの声に書き消される。あいつがあいつなのは誰もがわかってるのに。
「……カブの味噌汁とかぼちゃの煮物、おひたしと炊き込みご飯、そして鱈の西京焼きか……」
「味はオグトレちゃんに教えて貰ったものもあるから保証付きだよ!」
「ほんとだ、美味しい」
「でしょでしょ?ルドルフ以外の人にも美味しい、って言って貰えて嬉しい!」
「……よく食べさせてるのか?担当に」
「んー、チームの皆は手作りクッキーとかおにぎりとお吸い物とか、そういう簡単なのになっちゃうけどみんなに食べさせてあげることはあるよ?」
「あー、質問が悪かった。その口ぶりだとルドルフにはよく食べさせてる……のかな、と」
「……どっちの意味?」
思わず持ってた味噌汁の椀を落としそうになる。
「どっちって!」
167二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 23:00:04
「冗談冗談。ルドルフには私の手作り料理を出したりすることはあるよ?」
ああやっぱり、と返してから味噌汁を飲む。だしがしっかりきいてて、具も多めで食べごたえのあるいい味噌汁だ。
「……別に、チームを持ってたってそのリーダーに入れ込むのはおかしくないよ?他の二人だってそうだし……
まあでも、確かに私はアレだけど……」
そう言いながら、ひょいと、西京焼きを口に含むルドトレの仕草すらも、元男とは思えないな、と一瞬感じてしまった俺だった。
そうして、風呂に入った後、ルドトレが敷いた布団で寝る時。
「……あ、カマライゴン」ヨンダー?
「そうそう、なんか手に入れてから、時々抱いたりして寝てるんだー!」
「そっかー……」ワガトッケンココニアリ、カイチョーノキョカモアルゾ
ちょっと羨ましいなんて言ったら兄貴と皇帝に殺されそうだな、うん。
「……ところでルドトレ。そのブラジャーなんだ」
「……ナイトブラだけど」
「「……え?」」「するの?」「しないの?」
────この後、ルドトレに色々教えられてしまった。ナイトブラってなんだよ兄貴……
≫175二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 23:04:58
マルトレ「ウマ娘化したらお化けとか怖くなったわー辛いわー」
マルゼンスキー(ウマ娘になった当初は正直それどころの騒ぎじゃないくらいばいやーだったわよトレーナーちゃん)
試練女神(ウマ娘になって感情が出やすくなったのは事実ですがそれだけですから元からビビりなのでは?)
アホ(ひらめいた!)
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part323【TSトレ】
≫24二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 23:26:33
えっちっちーのよいよいよい
タイトレ3尺、小丘の上で
タ性壊踊りをさあ踊りましょ
うお……うおお…おおおお……
お…おお…お…うおお
うお…おおお…うおおお…
うお…うおお…
≫30二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 23:32:24
『虚飾の城-後編-』ドベトレの訪問シリーズ
マベトレのいたずらに見事に引っかかったドベトレとマベトレは鍋を囲みながら談笑していた
「もうだめだよー☆人の言うことはちゃんと聞かなきゃー☆」
「ハイ、モウシワアリマセンデシタ。」
「それにしても、料理できたんだな。この前のキャンプのとき変なきのこ取ってきたって話だが」
「見くびっては困るよー☆それに!お鍋はマーベラス!何でも受け入れるんだよー!!」
「変なもん入ってねぇよな!?」
何気ない会話をしていると突然ドベトレが辺りを見回す。
「ん?いまなにか誰かの視線を感じたんだが?」
「そう?私は何も感じなかったけどー?」
「気のせいか……?。」
その後何事もなく夕飯を終え、風呂の時間
「私は長くなるし、お客さんだしねドベトレからお先にどうぞー」
「ああ失礼するよ。」
1/7
31二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 23:32:39
サーー
風呂場という狭い個室にシャワーの音が鳴り響く
そこへヒタヒタと別の異音が混ざり始める
「おいおい、マベトレか?オレはまだ風呂のとちゅ――!?」
瞬間、強烈な寒気と視線がドベトレを襲った
慌ててシャワーを流し視界を確保し後ろを振り返るドベトレ
しかし後ろには何もなくポタポタと水音がたてる音だけがなる
水滴が頬を伝う
ドベトレは脱衣所まで確認するがそこにはウマっ娘ひとりいない
「マベトレのやつまた、オレをはめようとしているながそうはいかねぇぞ、次来たら覚えていろよ」
ヒタ……ヒタ……
再び何らかの異音がし始めた
「よし、きたな……覚悟しろマベt」
――そこで、世界から音が止んだ
ただ足音がなくなったのではない。本当に全てのドベトレが感じるすべての音が消えた。
外の音だけではないドベトレが発する声もシャワーの音も自身の呼吸や心音でさえも――
(――なんだなんだ、なにが……いったい……)
……
…
ザーーーーーー
勢いよく発するシャワーの水音でドベトレはっとする
永く短い時間を通して再び世界は音を取り戻したのだ。
その後、再び異音が発することはなく怪現象はなりを潜めた。
2/7
32二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 23:32:53
部屋でお菓子を食べならTVを見ているマベトレに風呂上がりのドベトレは突撃しにいった
「おい!!、マベトレさっきのはなんだ!?」
「どうしたのー?ドベトレーなにかマーベラスなことでもあった?」
「マーベラスも何もさっきのもお前の仕業だろ!カメラはどこだ!?」
「いやいや、しらないよードベトレー、私が仕掛けたのはポスターの件だけだしーそれ以上なことはしてないよー」
「ってことはあれか?心霊現象ってやつか?ここが事故物件ってことはないよな!?」
「そんなマーベラスなこと、少なくても私が契約したときにはなかったよー」
「じゃあマベトレ自身なにかあったりするか!?視線を感じたりとか!?」
「んー、マーベラス☆?」
「ごまかすな、オレはこんなところへいられるか!帰る!!」
「帰るってどこにー!?でもでももう夜も遅いし行く当てないと思うよー」
「クソッ、覚悟を決めるしかねえのか。」
3/7
33二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 23:33:13
その後余興時間を挟んだ後、就寝時間となり部屋の明かりは消えた。
すぅすぅと即就寝を決めて横で寝息を立てるマベトレ
それを聞きながら、なかなか眠れずにいるドベトレの姿が其処にあった
早く就寝に任せ意識を手放したいと願うがなかなかそうはさせてもらえない
刻々と時間は流れ、流れていく来るなら早くこい来ないなら来ないでそのままいろ横になっている。
すると、三再び『やつ』がやってきた……
ヒタ……ヒタ………音がなる………
ヒタ……ヒタ………音がなる………
ヒタ……ヒタ………音がなる………
ヒタ……ヒタ………音がなる………
ヒタ……ヒタ………音がなる………
続いて小さく遠くの方から別の音もし始めるやけに高い音鈴の音が
シャリン
シャリン
シャリン シャリン シャリン
シャリン
シャリン
シャリン シャリン
――――――
―――――
――――
―――
――
―音が止む――――――――――
4/7
34二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 23:33:32
ドベトレはすぐさま体を動かそうとするが体が一切動かないことに気づく。
俗に言う金縛りってやつだ
体が動かない手も動かない足も動かない肘先が動かない指先が動かない動かない。
ウマ娘のパワーでどうにかしようにもまるで、それを拒否するように体が動かない
動かせるのは唯一視線だけ動かせる目だけその目で部屋の様子を確認するがなにもない。
何も視認できないが気配だけは感じる。そこにはいるがいない
カフェの「お友だち」に似てるが全く違う異質な気配を感じる。
威嚇しようにも口が動かない
このまま朝まで耐久かと思ったが視界の端っこで黒いモヤが視認でき「てしまっ」た
何もなかった静音が途切れ微かに何かが話すよう声を聞い「てしまっ」た
黒いモヤが形を作り始め―――――
5/7
35二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 23:33:54
―――――
―――――
―――――
―――――
―――――
―――――
――――――――――――――――――――――――――――――
たたたたたたたたたたたたたたた
たたた!!!見見見!!!!!!!!!
たたた!!!見見見見見!!!!!!!
たたた!!!見見見見見見見!!!!!
たた!!!!見見見見見見見見見!!!!!!
たたた!!!!見存在を認識した見!!!!!
たたた!!!!見見見見見見見見見!!!!!
た たた!!!!見見!つ見見見見見!!!!
た!!!!見つ見見見見見!!!!!
た!!!!!見見見見見!!!!!!
―――――――――――――――――――――――――――――
―――――
―――――
―――――
―――――
―――――
―――――6/7
36二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 23:34:07
「おきておきてーはやくードベトレー朝だよー☆」
体を大きく揺さぶられる
まるで悪夢を見ていたかのように体が重い
うつろな目で起き上がる
「あぁおはようマベトレ朝から元気だな」
「あーおきた!!ドベトレー今日もマーベラス☆それよりも時計見て!!」
「んあ、もうこんな時間じゃねーか」
「ドベトレなかなか起きないんだもの早くしないと遅れちゃうよ!!」
「はやくいこーあ!朝食用のサンドイッチそこにおいてあるからー!私は先に行くよーカギはドベトレに任すね☆」
「おう、ありがとうなー」
こうしてマベトレのお宅訪問は終わったのであった
―――――なにかに見初められて
7/7
≫49二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 23:48:11
「担当無自覚破壊四天王を連れてきたよ」
「担当無自覚破壊四天王!?」
「レジェンドタ性壊タイトレ」「タイシン!?大丈夫か!?」バルン
「掛からせの鬼、ルドトレ」「ルドルフ、それ何も洒落になってないよ?」────ルドトレは監禁された
「スーパーカーペーパーロック寸前、マルトレ」「暑い……クーラーちょっとこっち向けさせて」(第二ボタン開けてそこに冷風を送り込む)
「一流の何か破壊者、キントレ」「俺は一流のトレーナーだ!!」
「マチタンの男性観こわれる、ムントレ」「雨に濡れていても君の輝きが消えることはない、それに惹かれたんだ」
「性癖無限付与装置、エルトレ」「あっエルごめん!?こっちが前見てなかったからっ」(衝突して胸に埋もれるエル)
≫55二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 00:05:50
こんにちは!言うっちまうスレのフリー素材!パラシンちゃんです!
今日は先輩達に連れられてメジロにプライベートビーチにやって来ました!
さぁ!大物釣りますよ!
え?海なら水着で泳ぐべきだって?
いや、私泳げませんし...人様に見せられるような身体してませんから...
そんな事より今日は先生もいますからね!ジャンジャンバリバリ釣りますよ!お願いします!先生!
「うむ、泳ごうと水着になったら何故か禁止令出されたタマトレだ!」
そりゃ男物の水着で泳ごうとすればそうなりますよ
自分の身体客観的に見てください
「この胸なら男に見えないか?」
はっはっはっ...笑えない冗談ですね?
「そうか...まあいい、釣りだったな」
はい!沢山釣って沢山食べますよ!
「とても悲しい事実を一つ教えてやろう」
え?なんですか悲しい事実って
「ここは釣り禁止何だ」
ちょっとぐら
「駄目だ」
....じゃあ!先輩方にセクハラするしかやることないじゃないですか!もういいです!先輩たちのビキニ剥いできます!パラシンダーシュ
「あっ!待ておまっ!はやっ!?」
────────
56二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 00:06:10
パーラシンシン!居ましたよ!獲物が!
辻剥じゃーい!
「え?...うわぁぁっ///」
へいへい!ドベ先輩脇が甘いですよ!
「このっ!?待ってやコラ!」
逃げるが勝ちです!代わりにこれ差し上げますね
つ昆布
────────
次の獲物じ...おいたわしやケツ上...
夏の日差しでダウンしておられる....差し入れです
つドベトレの水着(上)
───────
次!パラシン流忍法シュトゥルム・ウント・ドラング!
「ん?何それ!?かっけうわぁぁぁぁ///」
ドベトレ先輩!忍法は男のロマンですがそれに目を奪われたのが敗因です! 代わりです
つ貝殻ブラ
──────
次です!マクトレ先輩!ここで会ったが百年目です!お命ちょうだガシッ
「面を上げろ!侘助」
「てめぇ!」
「捕まえたぞ、大人しく俺の説教受けるか先生に怒られるか選べ」
もう追いついたんですか....
マクトレ先輩剥くまで待って貰えたり....
────────
🕳...やれやれ、またこのパターンですか
全く参っちゃいますね
パラぴょいパラぴょい 辻SS投稿じゃい
66二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 00:21:53
今回のボツネタ
マクトレ「さて...ドベ助達と同じ目にあって貰いましょうか?」
え?同じ目って脱がされちゃうんですかを
マクトレ「ここはプライベートビーチですから、私達以外居ませんわ?安心してください?」
先輩...それだけはご勘弁を...私の身体は人様に見せられるような...
マクトレ「問答無用で..すわ...貴女...それは...」
服...返して貰えますか...
マクトレ「あっ...すまん...」
いいんです...でも誰にも言わないでくださいね
これは私の問題ですから...私が悪い娘なだけだから
いつか自分で乗り越えないといけないものですから...
身体には無数の痣、火傷があるっていう裏設定
急に出しても意味わからんし重くなるからカット
ギャグキャラに重い呪縛があるのっていいよね
≫76二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 00:40:31
記念祭の打ち上げ
カンパーイ アハハハハ メジロカードマンデスワ!
「やあブルトレ。今日はお疲れ様。元気かい?」
「どうもムントレさん。私は元気ですよー...ん?その服は昔の?」
「そうそう、以前の一張羅さ。前のとサイズが違うだろうって?些細な事じゃないか」
「そうですね。...さっきから気になってましたがその大量の大根はまさか...?」
「これかい?私が作ったおでんの余りだよ。この前も一緒に作ったろう?今回もよく染みてるんだけど思ったよりウケなくてねぇ...よければひとつどうだい?」
「そりゃこういう所で大量に食べるようなものではないですし...まあいただきます。...やっぱり美味しいですね、これ」モグモグ
「そうだろうそうだろう!もっと食べてくれ!」
「流石にそこまでは要らない...そういえば次のトレ対抗レースに出走するそうですね」
「ああ、最近ウマ娘になったばかりだが私の走りを試してみたくてね。それに──楽しそうだろう?私も混ざりたいんだ」
「なるほど。貴方らしいですね。
そのレースですが私も出走しようと思いまして。勝負です、ムントレさん」
「望むところさ!いいレースにしよう、ブルトレ!では乾杯!」
「かんぱー...いやなんで枡でワイン飲んでるんですか」
「よく聞いてくれた!これはね─────」
78二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 00:41:26
───────────
───────
────
「...しかし貴方とは以前から会ってますがウマ娘化してもあんまり変わった感じはしないですねえ」
「ふふふ、何があっても私は私だよブルトレ」
「何があっても私は私...ですか。そうです。その通りですね。」
「君こそそんなに小さくなろうとも担当と共に歩み続けるという在り方、私はとても美しいと思うよ、ブルトレ」
「はいはい、相変わらず貴方はそういう事を言うんですから...もういい歳なんだから自覚を...あれ?貴方いくつでしたっけ?」
「ふふ、女性に年齢を聞くものじゃないよブルトレ。そんな事より君のパンチを僕にやってみてくれないか?どんな機械も壊せるというアレを体験してみたいのだが」
「貴方元は男でしょうに...え?アレをやってほしいんです?普通の人には普通のパンチですが...貴方は『普通』ですよね?」
「『普通』?もちろんさ。やってみてくれ」
「えー本当にやるんですか?...わかりました。...えいっ」ポス
「ぐうっ!」ガクッ
「!?どうしたんですか!?...まさか貴方も侘助さんみたいに!?」アワアワ
「ブルトレ...どうやら私はここまでみたいだ...タンホイザによろしく伝えてくれ...」
「もう一度、君とおでんを...食べ...たかった...」
「なんですその遺言!?ムントレさん!しっかりしてください!」
「...ははは、ちょっとしたムントレジョークさ!普通の軽いパンチだったよ。でも必殺技があるのはいいな!僕も考えてみよう。メテオとかどうd」
「ふんっ」ゲシッ
「ははは、普通に痛いぞブルトレ!」
「知りませんっ」
その後ムントレさんは本当にメテオ(大根)を降らせるようになるのですが──それはまた別のお話。
終わり
≫96注文のまるでなくとも金船軒21/10/27(水) 02:49:32
『うわーっ! 染みる! 染みちゃうー!』
「おや、ゴルトレ君じゃないか。そんな大きな鍋で一体何を漬けているんだい?」
「おうムントレ。活きのいいネズミが一匹掛かったんで、いっちょ揉んで、いや漬けてやろうってな」
『味のある奴にしてやるぜ、なんて看板に引っかかった俺がバカだった……シクシクグスン』
「ほう。しかしこうしてゴルトレ君が直接調理しているのを見るに、ここは山奥ではないんだね」
「そうですね。トレセン学園は山奥にある、と証明するには些か難解なロジックが必要になるでしょう」
『その声は! 助けてシャカトレさん! 俺このままじゃしみ大根ならぬ、しみダストレになっちゃう!』
「いえ、旨味成分の分子量は小さなMSGでも169あります。表層が一時美味しくなるだけですよ」
『真面目に分析してるぅ……もうダメだぁ……おしまいだぁ……』
「おや、それじゃあこのままダストレ君を漬けても味はそう染みこまないのかい?」
「はん、バカ言えってんだ。このゴルトレ様にかかりゃ一晩かからずヤマンバよ」
「ふむ。しかし真皮層の血管へ侵入できる分子量は100以下であるとされていますが」
「あ? 旨味ってのは瓶に詰めないで直接郵便受けに放り込むもんだろーが」
「成程、一理ある。下手に血管に入れば行方知れずか。染みこませる深度も大事だね」
『ひぃぃん……だれかたすけてぇ……』
「栄養バランスが気になる、なんて言われて来てみれば……何をやってるんだ君たちは」
「全く。どんな物質にも致死量があるんだ、万が一にも大量に染みたら大変だろうに」
「ありがとう……本当にありがとうタキトレさん……よっ、命の恩人! いやさ恩ウマ娘!」
「そもそも、わざわざ味付けをせずとも君には君の持ち味があるだろうに」
「え、本当ですか! タキトレさんから見て、俺の持ち味って何ですか!」
「うーん、ポットに入れたら美味しい紅茶が出来るかもしれないね」
「不思議の国の眠りネズミじゃあないですかソレ。タキトレさんまで俺をネズミ扱い……?」
「冗談だよ。そりゃあ、君の持ち味と言えば」「言えば?」
「人をよく見、陰ながら支える能力。言わば黒子力だ」
「……つまり地味ってことじゃないですかー! やだー!」
「はは。それに助けられる者がどれだけいるやら……さ、いい時間だ。ティータイムにしようか」
(了)
≫101二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 06:37:00
……相部屋のグラスが何故かベッドで寝袋を使ってマース。
グラスに聞いたら
「トレーナーさんの愛用品を借りてみましたが……トレーナーさんの匂いに包まれて凄いですよ、寮でも寂しく有りません!」
と、力説されたデース。
もうダメな盟友の話はともかく、なんでワタシの手元にトレーナーさんが使った寝袋が有るんデース?
確かにトレーナーさんにグラスが最近寝袋を使って寝ている話はしたデース。
それでどうして「トレーナー達のキャンプの時にしか使って無いけど」って寝袋を渡すんデース?
エルは別にグラスの真似をしたかった訳では無いデース!
エルは普通に寝マーーース!!
……せっかくトレーナーさんが渡してくれましたから、1回はちゃんと使った方が良いかもしれまセーン……
1回なら大丈夫デース!
……あっ、ダメ、ワタシ…………
エルの性癖が破壊された
≫114二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 07:34:01
ならどうぞ
…僕は病院のベッドの上でテレビを眺めていた。
『さあ最終コーナーだ!前を走るのはサイレンスアサヒ!』
『追いかけるのはシンボリマティリアル!』
テレビではウマ娘達が競い合う姿が流れる。
(皆輝いてるなぁ…)
ーーーウマ娘は本能的に走りたがるといわれるが、今の僕はそこまで惹かれることはなかった。
折れたあの時点で諦めがついたからだろうか?
(これはこれで助かるから良いんだけどね…)
「今頃キタトレは忙しくしてるだろうなぁ…」
そんなことを呟いていると病室の扉が開く。
「見舞いに来たぞサトトレ。」
…入ってきたのはテイトレだった。
「こんにちはテイトレ。…それは?」
「ああ、果物をいくつか持ってきたんだ。」「そっか、ありがとう。」
「いやいいんだ、…その」
テイトレは口を閉じてしまう。代わりに僕が開いた。
「多分脚のことでしょ?」
「…そうだよ。」
「大丈夫、一年で歩けるようにはなるらしいから。それまで車椅子だけどね」
「そうか…」
酷く苦々しい顔をする彼女。同じように歩けなくなったからだろうか。
「サトトレはいいのか、こんな終わりで…」
「…別にいいよ、最後まで足搔き続けて折れたウマ娘が一人ってだけだから。」
「そんなので納得出来るなんて訳…!」
「ううん、どうせこうなることなんて僕は気づいてたから。…それでも、走り続けたのは僕だよ。」
「だからこの結末に後悔はしてない。僕の選んだ道で、僕の責任だから。」
115二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 07:34:22
黙り込んでしまったテイトレに右手を伸ばす。
(ベッドの右側にいてくれてよかった。)
僕に近寄っていたテイトレの手を取って話す。
「だからそんなに心配しなくても大丈夫だよ。…それに」
「少しお腹が空いたかな、持ってきた果物むいてもらってもいい?」
「…ちょっと待ってくれ、すぐにむくから。」
あれから少ししてテイトレが帰った後、僕はむいてもらった果物を食べながら思う。
「『サトトレが寂しそうだから皆にお見舞いに来てもらう』か…賑やかになるなぁ」
僕はその光景を想像して思わず笑みが溢れた。
ーーー輝く羽根を失い、落ちた天使は眠る。
駄文失礼しました。
テイトレにはクリティカル入るかもしれないサトトレです。
サトトレ自身が選んだ結末なので是非はともあれ受け止めてはいます。
他人ではなく自分のだけのことならまだ受け止めれるんですよね。
≫134ガンギマリ頭スズトレ21/10/27(水) 07:58:58
「…愛してるゲームしないと出られない部屋ってさぁ…」
「いつもに増して露骨ですね…」
「ていうかなんでフクトレとマクトレはいるの?」
「見届け役にされて最初から閉じ込められてますの。」
「ちなみにブラトレもいるぞ。お前らの前のルドトレ達にKOされたが。」
「きゅう…」
「あまりに人の心がない…」
「まあともかく、全員終わればわたくし達も開放されるとのこと。手短に済ましてくれると助かりますわ。」
「…始めましょうか。」
「そうだね、まだまだ後が控えてるっぽいし。
…じゃ、私から。愛してるよスズカ、私のトレーナー人生は、スズカと出会ってから真に始まったようなものだから。」
「私も大好きです、トレーナーさん。トレーナーさんがいてくれたから私はどこまでも速くなれるんです。」
「大好きだよ、スズカ。あの夜に見た走りは今でも頭から離れないくらいに。」
「大好きです、トレーナーさん。私も並走した時に見たトレーナーさんの走り、忘れてません。」
「大好きだよ、スズカ。二人で────」
「────大好きです、トレーナーさん。ウマ娘になる前の大きな手の感覚が懐かしいです。」
「…うーん、ダメだ!降参!!もう言えることが思いつかない!!」
「私はトレーナーさんが男だった頃のとウマ娘になってからの二つがあるので仕方ないですよ。
鍵も空いたみたいですし、行きましょう。」
「あ、ホントだ。じゃあ三人も頑張ってね。」
ちなみに勝ったんだしご褒美とかいる?奢るよ?
…ホントですか!?なら私、学園の近くのあのスイーツ店がいいです!!
あそこね!前にネイトレと言ったんだけど──
「わたくし達は何を見せられてたんですの??」
「愛してるゲームは誰がやってもほわんほわんな雰囲気にはならんって証明だろ。見ろよ、10分以上互いのいいとこ言い合う惚けじみた事が続いてたのにブラトレが回復してる。」
「俺、復活!!!!」
「…本当ですわ…」
なおこの後来たフラトレによってブラトレはまたKOされた。
≫147二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 08:23:23
マルトレ「何やってんの用具倉庫で、ダストレ」
ダストレ「あ、良いところに助けてぇ!」
マルトレ「状況はわからんが……しょうがない任せておけって固く縛りすぎでしょこれ……んんんんんギギギ………!痛ぇ……(爪割れて)血が出た……」
ダストレ「だ、大丈夫マルトレ?」
マルトレ「舐めときゃ平気よ。こう言う時はやっぱウマ娘になったパワーを活かすときでしょ。ちょっと待ってなぬおおおおおおお!」
ダストレ「ぬぁぁぁ締まる締まってるよぉ!これダメだってぇ!?」
マルトレ「ダメか……ダストレのこれ(縄が)太すぎて俺じゃ無理かも」
ダストレ「なんかこう、潤滑剤みたいなのがあればいけるかも?」
マルトレ「待った探す……おっ何故かローションがあった」
ダストレ「なんで?」
マルトレ「さぁ……これでいけるんじゃない?さ、たっぷり塗って……」
ダストレ「うわぁベトベト……」
マルトレ「我慢だ我慢、よし、呼吸を合わせて一気に引っ張っていくぞ1、2の、3!」
ダストレ「むううううつ!!」マルトレ「ンギィいいいい!!」(床に落ちたローションで滑る)
「「あっ」」
ダスカ「ちょっとアンタ達一体何やって!?きゃぁぁぁぁ!?」
マルトレ「ん?」(仰向けM字開脚)
ダストレ「え?」(それに覆い被さる)
マルトレ「あ、ダストレ、(縄が抜けて)良かったよ」
ダストレ「こっちこそ手伝ってもらってありがとうって痛い!」
ダスカ「余韻に浸ってるんじゃ……無いわよおおおお!?」
ダストレ「なにがぁぁぁ!?」
≫152二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 08:28:38
間に失礼しますよっと
ダストレ「グスングスン...たすけてぇ...」
おはようございます!ダストレ先輩!
そういうご趣味があったんですね...知らなかったですよ
ダストレ「おはよう、俺の趣味じゃ無いし、出来れば助けてくれると嬉しいんだけど?」
いいんですよ?隠さなくても、人の趣味嗜好はそれぞれですからヨイショット
ダストレ「だから俺の趣味じゃ...?どうして俺を担いでるんだ?」
それは部屋に持って帰る為です、先輩にそういう趣味があるように私にも言ってない趣味嗜好があったりするんです
「いやァァァ!食べられるぅぅぅぅ!美味しく煮込まれて食べられちゃうぅぅぅぅ!」
大丈夫ですよ、人肉って美味しくないらしいですから
...でもウマ娘肉の話は聴いたこと無いですね
「いやぁぁぁ!!?助けてぇぇぇ!!!」
──────────
マクトレ「動くなですわ!え?」
タマトレ「手を上げて、両手を頭...は?」
マヤトレ「ダストレ!?無事...みたいだな」
すぅすぅ...むにゃむにゃ..せんぱぁい...あったかいですぅ...
ダストレ「静かに...抱きまくら代わりにされてるだけで何もされて無いよ...人肌が恋しかったんだと」
マヤトレ「拍子抜けですわ...撤収」
タマトレ「飯にするか」
マヤトレ「今日の当番は...オグトレじゃん!アタリだ」
ワイワイガヤガヤ
このあとむちゃくちゃ添い寝した
≫170二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 08:45:42
世界のみんな頭サイゲさ
話す性癖違うけれど
言うちに向かう心は
みんな同じ異常者だから
140-90-55-80 ハレルヤ
140-90-55-80 ハレルヤ
140-90-55-80 ハレルヤ
140-90-55-80 ハレルヤ
≫182二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 08:51:34
エルトレ「お、セイトレ。昼一緒に食べないか」
セイトレ「エルトレさん?良いですけど俺これだけですよ」ヘイソウザイパン、イッチョォ!
エルトレ「もう少し食べればいいのに、腰細すぎるよお前」
セイトレ「俺あんまり食べれないですからこれで十分なんです」
エルトレ「そう言われても、お前不健康で有名だぞ」
セイトレ「不健康で有名ってそんな事あります?俺より不味い人もいるでしょうに」 カフェトレサンタチトカー
エルトレ「それは否定しないけどさ。取り敢えず普段何食べてるのお前」
セイトレ「普段?コレと、朝はヨーグルト。夜はウィダーゼリーとビタミンサプリを」
エルトレ「もう駄目だよお前、今から日替わり定食取ってこいよ」
セイトレ「取ってきても食べれ切れませんよ…あ、最近もう一つ食べてます。深夜にコーヒーとシュークリーム」
エルトレ「余計駄目だよ!待て深夜って夜更ししてるのか?」
セイトレ「いや暗いとこで寝るの怖くて夜起きて朝と夕方暗くなる前寝てます。シュークリーム食べると朝熟睡出来ますよ」
エルトレ「夜更しやめろよ、ホントに体壊すって!」
セイトレ「普段から起きてるから夜更しじゃなくて習慣ですよ、大丈夫大丈夫」
エルトレ「お前の自信は何処から出てくるんだよ。風呂位ちゃんと入ってるよな?」
セイトレ「どんな心配ですかそれ。入ってますよ、寮暮らしになってから風呂の時間決まってるから大変です」
エルトレ「大変って何が?」
セイトレ「髪が解くと量がスゴくて、スカイにも手入れするように言われるけど適当に洗ってるだけで時間足りなくなるし」
エルトレ「纏めてるけど無茶苦茶長いよなお前の髪…待て、お前今寮暮らしなの?」
セイトレ「元から寮行くつもりでしたし、前居たマンションにはちょっと居られなくなって」
エルトレ「わかった、頼れる先輩方に色々報告しとく」
セイトレ「酷くないですか!?」
エルトレ「お前の生活習慣よりマシだよ!?」
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part324【TSトレ】
≫19二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 09:12:51
◆愛してるゲーム・ネイトレ編
「……」
「……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ねえ、この二人も見つめ合ってから動きがないんだけど」
「これもロブロイズ同様目と目で通じ合っていますの?」
「……たつじんのまあいかもなー」
「くっそどうでもよさそうな棒読みやめてくださいましフクトレ」
「……分かった。お互い先に口に出した方が負けるんだ。だから手番すら決められない」
「それはちょっとよわよわ過ぎない?」
「しゃーない発破かけるか……『テステース。おーい二人ともー!それでも学園公認カップルかー!恋愛つよつよレジェンドラブラブウマ娘の名が泣くぞー!!』」
「いつ聞いても長えなそれ」
《うるさーい!ブラトレさんの言葉でもこんなん無理ーー!》
《私もー!人前でやるもんじゃないでしょーー!?》
「案の定ガチだったよ……」
「元々人前でやる合コン用ゲームなんだけどなー」
「お互いに真剣に言う気満々過ぎてゲーム不成立と……『お二人がその気なら、三人目としてドベトレを投入する用意がありますわよ?』」
《……わかった。殺る》
《……二人でがんばってみよっか》
「これでよしと。さすがのドベ太郎、くぐらすだけでいい出汁出ますわ」
「ニュアンスがおかしいのいたぞ今」
20二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 09:13:19
「……じゃあネイチャ。腹を決めてやりますか」
「トレーナーさんは平気なの?」
「人前で言うのが平気だったら今まで黙ってなかったよ……」
「そうじゃなくて。いや、人前で言うのももちろんなんですけど……」
「何か他に引っかかることが?」
「……愛してるってさ、そんな何度もポンポン言う言葉じゃないじゃん」
「……あー」
「なんていうか、そんなに繰り返し言っちゃうと軽くなっちゃう気がする」
「たしかに特別感あるよねぇ……でも、私はネイチャのこと好きだよ」
「!……今のは耐えたよね?ちょっと!いきなりはズル!」
「これで終わるのは私も想定外だよ!?何が言いたいかって、『好き』とか『大好き』って言葉は割と言えるじゃない?」
「……うん。あたしもトレーナーさん大好き」
「…………危なかったぁ。つまり、愛してるも同じだよ」
「同じなの?」
「……自分の伝えたい気持ちがあって、それが受け止めてくれる相手も同じ気持ちだったら?」
「……言葉は軽くならない?」
「うん、逆に少し強くなる。……だから恋人同士でもやるゲームなんだよ」
「……おふくろさんがさせようとしてたのもそういうことなのかな」
「あれは酔っ払いの戯言。あと自分らがしょっちゅう愛してる言い合ってるからってのもある」
「あの二人そうなの!!?」
「……そんな家で育ったからね。実のところ言うだけなら、耐性は高いよ。多分」
「……じゃあ先攻どうぞ」
「そうきたかー」
21二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 09:13:51
じゃあ行くよ? ……愛してる
…………もっと
愛してるよネイチャ。 ネイチャは、愛してる?
……………………うん
言葉にして?
…………愛してます
意外と続けられそう?
……ねえ、これって相手に触ったりしちゃダメなの?
うん、もちろんハグもキスもダメ
……愛してるゲームって苦しいんだね。トレーナーさん
そうだね……ルール、破っちゃいそうだね
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「……モニタリングされてるの忘れてるのかな」
「いつまで見てんだテイトレ。撤収だ撤収」
「ええ!?見てかないの!?」
「ガチのイチャイチャが続くだけだ。なあブラトレ」
「……ノーコメント」
「自分で煽っておいてなんですのその憔悴しきった顔。あなたも大概なもの見せつけたのをお忘れですか?キューピッド」
「うるせーー!お前も半分共犯みたいなもんだろこの半キューピッド!」
(終)
≫108二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 11:42:49
むしろ「"また"君の顔を見上げ……いや、この場合キタトレの顔だから……」
「なに悩んでるのさルドルフ」
「ああ。気にしないでくれ。ふと昔を思い返していたところだ」
≫114二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 11:47:58
「トレーナーさん大丈夫?」
「大丈夫よ、この身体も慣れるとどうにでもなるわ」
「今日はトレーナーさんと身長が一緒くらいだから、不思議な感じだね!」
「屈まなくてもいいのは楽ね…胸の感覚も変わらないし」
こうなるか?
すまない…
少なくともファイキタサトトレのは全部消費された覚えがある
≫136二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 12:13:18
────今日もまた、慌ただしい日常が始まる。
生徒会室にやってきたのが、他のトレーナーの姿のトレーナー君だとしても。
「と、いうことでキタトレさんの姿になっちゃった!多分明日になれば戻ってると思うけど……モノクルってオシャレだよね~……」
普段の彼女の持つ雰囲気を完全に塗りつぶす中身。
どちらも美女ではあるが、全体的に隙のないキタトレに対し隙があるように思わせるトレーナー君……まあ実際の隙があるかは兎も角、周囲のイメージはそうなりがちである。
「ああ」
そう相槌を打ちながら、私はトレーナー君を見上げるという感覚を思い出す。
「……ルドルフ、大丈夫?」
「ああ、大丈夫だ。少し物思いに耽っていた」
「そっかー、それにしても、ルドルフより背が高いのも久しぶりだね……って、まさかルドルフも似たようなこと考えてたり?」
「……そのまさかだ」
「ならまあ、ゆっくりしよっか」
「ああ。たまには、二人でゆっくりするとしよう」
────そのまま、二人でゆっくりと過ごしたのだった。
≫155二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 12:37:47
キタトレのトレーナー室
そこにはキタとルドトレの姿があった。…いや、ルドトレの姿をしたキタトレだった。
「この身体にも慣れたわね…」
「私はすごく違和感があるけどね、トレーナーさん。」
「そうでしょうね…」
(後、妙に体の感度が高いけど…つまりそういうことよね。この程度なら問題ないけど。)
「でもトレーナーさんと身長が同じくらいなのはいいね!」
「そうね、屈まなくてすむのは確かに楽だわ、後バランス感覚もそこまで変わらないし」
「そういえばトレーナーさん、トレーニングはどうするの?」
「勿論見るわよ。さあ、行きましょうかキタ」「うん、トレーナーさん!」
いつもと違う身体でのキタとの軽いハイタッチ。
胸からいつもより強い感覚が走ったが、私は気にせずに歩き始めた。
ーーー普段のルドトレは隙のある美女という雰囲気だが、今日はキタトレが中に入ったことで隙がなくなった結果
「これはこれで…」という子が続出したのだった。
即興駄文失礼しました
あの体でこの対応…ファンが増えそう(確信)
何ならキタトレの方も増えてそうである。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part325【TSトレ】
≫44二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 13:08:46
『べたべたのべたなてんかい』
「まさかこんなことになってしまうとはねぇ…」
「ああ、アヤベの。実に奇怪なことだ」
「「廊下の曲がり角でぶつかって入れ替わってしまうとは」」
「テンプレート過ぎて逆に笑えてくるねぇ」
「しかも何故か入れ替わったのがアルとあいつだしな」
「普通二重人格の場合って主体のほうが入れ替わるんじゃないの?」
(知らねぇー!そもそも入れ替わり事態非常識的でしょうが!)
「さあな、アヤベの。だがよくわからんことが起きるのが今のトレセンだ」
(なんだか、お父さんって感じで落ち着きます……)
「はっ、まさか頭の中に娘ができるとは思わなかったがな。……さて、どうやって戻ろうか」
「……同じように思いっきり頭ぶつける?」
(えっちょっとやめて、痛覚共有してるからやめて!?)
「それしかあるまいな」
(だ、大丈夫かな…?)
「「せーのっ!」」
ガッチィーン
「今度は俺とギムレットが入れ替わっただけじゃねえか!アルちゃん俺の頭の中に残りっぱなし!」
(お引越しみたいでちょっと楽しい…痛いですけど)
「これ面倒な奴だねぇ!」
(ガチャするしかないな、アヤベの)
その後5回ほどぶつけまくってようやく戻ったそうな。
≫63二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 13:19:29
タイトレ&ロブトレ「「俺(私)たち、入れ替わってるー!」」
タイトレinロブトレの体「とはいっても、体格が同じだから安心だな」
ロブトレinタイトレの体「ん……でも、その、この体……敏感、過ぎませんか……ブラもしっかりつけれてなくて、こすれて……」頬を赤らめながら恥ずかしがる
タイシン「あ……」
タ性破
簡単にですが、こんな感じですかね
≫79二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 13:31:02
敏感四天王を連れてきたよ!
なんか設定されてたタイトレ!
「色々気を付ければ問題ないな!」
- 7の開発!ルドトレ!
「ルドルフ……」
女神の猛攻!マクトレ!
「ちょっと気合入れてれば素面で過ごせるでしょう」
初手設定!リウトレ!
「大丈夫、まだ大丈夫」
≫87二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 13:36:28
「別に何しても構いませんわ。変な跡とかつけなければ好きにしてくださいまし」
「ええ……」
「体が違っても何とかなるでしょうあなたたち」
「それは……そうなんだけど……」
89二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 13:37:48
(嬉しさとかよりドン引きのが上回って後手に回る会長)
(────ルドルフは食われた。)